Author:まるのん |
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【決算精査】 3929_ソーシャルワイヤー(18年3月期_1Q決算)
銘柄分析シート
1.サマリ
総合評価:「4」 (☆★★★★)
※総合評価は5がポジティブ、3がニュートラル(想定通り)、1がネガティブの5段階レーティング
何か揚げ足を取ろうと思って粗探しをしていたのですが、
全般的に文句の付け所がない好決算だと思います。
総合評価としては、サプライズというわけではないため、
(1Qや月次等の状況である程度想定できたという意味で)
「5」とはせず「4」としました。
同社のことを改めて見つめてみて、
やはり一番好感が持てるのは、IR姿勢です。
確かにビジネスモデルやそこから出てきている足元の数値にも満足です。
しかし、それに勝る投資家目線で嬉しいのは、
その好調さや今後について、
投資家に誠意をもって説明しようとする姿勢が顕著なことです。
その誠意を持ち今後の野心を感じさせる姿勢が、
短信だけでなく、決算説明資料や社長コメントに色濃く滲み出ていて、
「まだまだやってくれる」という期待が持てます。
ファンダメンタルズを重視する投資家としては、
そういう「感覚」や「期待」には流されず粛々と対応する必要があるとも思いますが、
このようなパッションを共有しながら応援することは、醍醐味だなと思うわけです。
売上面ではニュースワイヤー事業の顧客開拓や先行チケットの営業が奏功し、
十分な増収幅をもっています。
但しこの17%程度のセグメント増収は居心地がよいとも思います。
これ以上大きいとサービスの質にも影響が出る気もしますし、
いくらAI活用といっても人手がかかる面は特に新規開拓で必要と思います。
従って正当な事業の中での成長基軸と感じます。
インキュベーション事業はストックで徐々に稼働が積み上がるモデルで、
急伸するようなスタイルでもないため、この18%セグメント増収というのも、
いい塩梅だと感じます。
増床を行い、それが緩やかに埋まっていくことは、
顧客目線に立った時にもよいと思います。
増床してもいわゆる在庫がないのと同じで空席が瞬時にないとなると、
印象も悪いですからね。瞬時の満席は一気に増収要素となりますが、
そうなっていない点は、うまく需給のバランスをみて、
無理な増床をしていない表れでもあると思うわけです。
実際に増床の意思決定は相応に慎重を期している印象を、
依然の説明会で感じたので、ここでもなるほどな、と思うわけです。
利益面ではインキュベーションの先行投資(増床コスト)を吸収し、
ニュースワイヤー事業がカバーして、
というかカバーにもあまりある効率性が奏功しているので、
うまくバランスしているなと感じます。
このAI活用の効率性がこんなに順調に発現するのは、
個人的にはサプライズなんですよね。
AIというツールだけではこんなに効率が上がらないと思うのですが、
どういう施策や社内文化を醸成しているのか気になります。
そして2Qを受けて、通期の業績を修正し、増配ですね。
業績予想の修正はほぼ四季報ライン(四季報より少し上)ですから、
市場からはそこまでサプライズもないでしょう。
また、前期に下方修正を受けて、今期の業績予想は積み上げ形式で、
無理ない計画になっている認識でしたから、個人的にもそこまで驚きはありません。
2.定量数値の確認
(1)売上の推移
■累計

■単計

前述の通り、各セグメントでいい塩梅の増収となっています。
(2)利益の推移
■営業利益(累計)

■営業利益(単計)

粗利率を見ると実は1Qから前期比で下落しています。
この理由は人件費の増加もあるでしょうが、
インキュベーション事業の増床など先行投資の面も大きいと思います。
理由も明快なので何も気にしませんが、
販管費率をうまくコントロールして営業利益率はきちんと出ています。
会社の決算説明資料上でも販管費率を抑え、営業利益率を出しているという
スライドが出ているので、意識してやられているのでしょう。
■純利益(累計)

■純利益(単計)

特に特異なトレンドはありませんね。
セグメント利益でその他(翻訳事業など)が1Qに続いて黒字を確保しているのは、
地味に嬉しいですね。
これからこの事業も十分収益貢献してくれそうなので、楽しみですね。
一応全体を通して下期の皮算用しておきます。
売上は下期で+18%~+20%程度の増収とみて、1,450~1,480百万円で、
通期見てみると2,820~2,850百万円となります。
これで今回の修正数値比で+2%程度となるため、概ね修正後計画通りでしょうか。
少し上振れするかもしれせんが、売上面では再修正という感じではないですね。
増収率をやや上期より強くみたのは、
インキュベーションの更なる稼働席の上積み分と、
ニュースワイヤー事業の豊富な先行チケット残を受けての判断です。
営業利益ですが、効率化した効果は早々簡単に剥落しないですし、
増床コストの吸収もより進みますので利益率は改善する方向です。
一方で、今回増配幅も抑制し、内部留保を厚くしただけあって、
今後の投資も積極的でしょうから、そこまで利益率が改善し続けるというのも
楽観し過ぎでもあります。
ということで、営業利益率としては12%前後で推移するのではないでしょうか。
ということで、下期の営業利益は概ね、175百~178万円位で。
通期で見ると、354~357百万円となります。
こちらも修正後の計画比とほぼ同額となります。
以上から、今回の修正開示通りにいくのではないかな、
というのが今の見立てです。
3.IR照会
情報開示も十分であり、改めてのIR照会は不要と判断しました。
4.株価推移
株価の動向ですが、想定PERを元に仮想株価を引いた表は以下の通りです。

さて、これだけ褒めちぎっているだけあって、
株価水準は高いです(笑)。
ルールの逸脱を限定的に認めて継続保有していた分も更に減らしています。
短期的には株価は出尽くしなどで売られるかもしれませんが、
ここから多少売られても、やはり高い株価であることには変わりありません。
こういう水準でもこれだけ自信があるのなら、
もう少し長く付き合えないものか、
来年以降の投資方針で改めて整理したいなとも思います。
ただ、今の相場が安直さをもたらしている点もありそうなので、
重々注意しないといけないな、と思っているところです。
~なお、当記事は私の主観に基づき記載されていますので、
投資判断をされる際にはご自身の尺度で十分検討を行って頂くようお願いします。~
※決算精査記事は順次UPする予定ですが、
全銘柄網羅するのはやめようと思います。
1.パフォーマンス
まるのんPFは年初来で +31.1% となりました。
前月比は +1.6% で推移しました。

2.全体所感
10月も引き続き堅調な相場となり、
全指数が大きく上昇しています。
月間騰落で全指数がここまで並んで上昇しているのは、
私が投資運用を始めて以来のことだと思います。
これまでも月間騰落で大きい月もありましたが、
日経平均が強い時にはマザーズ指数が弱いとか、
その逆だったりと相応のバランスが見て取れました。
10月は確かに日経平均が一番強いですが、
新興市場の各指数も相応に上昇していますので、
やはり相場全体が高揚している感じかなと思います。
実際、SNSで聞こえてくる個人投資家もウハウハの方が多いです。
一部では個人は売り越している傾向もあり、
そこまで個人は盛り上がっていないなんてことも言われているようですが、
そんなことを感じさせない勢いがあるように感じます。
まぁ私がフォローさせて頂いている投資家さんは、
みんな敏腕なので、当然といえば当然なのでしょう。
それで私はというと、まぁ冴えません(笑)。
現金比率を高め、銘柄選定やそこへの資金配分も完全に守りに入っているため、
それは当然の結果ですし、これでも十分満足です。
こんなに指数に負けていても満足というのも変なのですが、
そもそも、週間はもちろん月間の騰落ですら
一喜一憂するものではないと思うので、こんな感想になります。
所感として、今後どうなるのかなんてものもわかりませんし、
あまり興味がありませんので、全体相場への言及などしないでおきます。
3.銘柄に対する所感
各銘柄の月間パフォーマンスは以下の表の通りです。

主力の不動産2銘柄がこんな体たらくですからね(笑)。
日本管理センターはこのままずっとゆらゆらするんですかね。
目先でなかなかエキサイティングな展開が想像できないですからね。
アイアールジャパンHDは決算前の期待感が高揚しているんでしょうか。
1Qでは表面的にはあまりポジティブさがみえないながらも、
IR照会で好調さを推察できる内容でしたから2Qも楽しみにしているのですが、
なんだかこんだけ株価が先行してしまうと少し憂鬱になりますね。
中位銘柄も横ばいで、案外超保守的銘柄のステップが珍しく上昇しています。
決算もまるで論点のない平凡な内容ですが、
今の自分にはとても安心出来る嬉しい銘柄なのです。
そして丸和運輸機関はまぁよく調整してくれました。
今回はたまたま下落の前に比率を下げることが出来ましたが、
引き続き応援をしていますので、頑張って欲しいですね。
想定通り足元でアマゾンへの対応での先行コストで減速感が出ていますが、
・・・握手をしてしまいましたからね(笑)。
なお、決算については、この後順次記事に出来たらUPしたいと思います。
4.運用来パフォーマンスについて

まるのんPFは運用来(2014年年初対比)で+111.7%となりました。
同期間のTOPIXが+35.6%となっています。
◆月初のポートフォリオ

◆月末のポートフォリオ

アイドマMCを決算直前に比率を下げました。
決算そのものは私には想定通りにみえますが、
IR照会の結果を踏まえて微調整を行いました。
この他、ソーシャルワイヤーや丸和運輸機関など、
長期目線では売りたくなかった銘柄も
比率調整で売却を進め、現金比率が更に向上しています。
10月月間の売買は以下の通りです。
■買い
なし
■売り
3929 ソーシャルワイヤ 一部売却
9090 丸和運輸機関 一部売却
9466 アイドマMC 一部売却
■優待クロス(全てSBI一般)
ここでは詳細は割愛します。 別途優待記事をUPいたします。
取得銘柄だけ書いておきます。
4666 パーク24
3038 神戸物産
なお、資産の状況及びポートフォリオの各指標については、
それぞれ以下の通りです。


1.パフォーマンス
まるのんPFは年初来で +30.8% となりました。
前週比は +1.7% で推移しました。

2.全体所感
日経平均の連騰で陽気に満ちた株式市場ですが、
日経平均だけでなく、各指数が堅調でした。
特にJASDAQやマザーズ指数も強かったようで、
相場全体がウハウハ状態になっていますね。
選挙までは官制相場等ともいわれていましたが、
選挙が終わっても相変わらず強い株価推移です。
そして決算シーズンに突入し、
今後は相次ぐ上方修正を伴う堅調な企業業績で、
株価の堅調さを裏付けるような業績相場の様相も呈してきました。
こういう堅調な時というのは、
その波に乗れているか否かでだいぶ受け止め方も変わります。
日経平均が連騰しているというニュースは、
最近では否が応でも耳にするようになりましたし、
SNSでは超絶好調な声を目にするようになります。
そのような中で自分が自分を保つために、
どうあるべきかは常に注意を払わないとなりません。
これからいよいよ決算発表が本格化してきます。
今の株高の期待感を超える決算が出るのか、
事実が出た今が一旦天井をつけるのか、
それはよくわかりません。
大事なことは、退屈ではありながらも、
その決算が自分の想定通りの範疇で推移していることであり、
その期待感に応じた居心地よいPFの維持を管理することだと思います。
またこの決算で全てが決まるわけではありません。
従って、今回の決算が軟調な銘柄もあるかもしれませんが、
それで一喜一憂するのではなく、中長期での期待度を測り、
のんびり対処を決めることが大事だと思います。
3.ポートフォリオ
本日時点のポートフォリオ内訳は以下の通りです。

ポートフォリオの構成は特に変化はありません。
アイアールジャパンHDが買い増しを出来ていないながらも、
値上がりが続き、保有比率5%を超えてきそうです。
5%を超えてどうなるものでもありませんが、
なかなか買い増しのタイミングがなくて苦労しています。
保有銘柄の週間騰落は以下の通りです。

サンセイランディックの上昇がやや目立ったでしょうか。
WDBHDやソーシャルワイヤーは反発です。
ソーシャルワイヤーは板が薄いのかボラティリティが大きいですね。
シュッピンは上方修正がありましたが、
発表後は見事な寄り天となり、
その後はズルズルと利益確定に押されています。
まぁそれはそうですね。まだ現時点のバリュエーションでみれば
安くなっていないので、まだまだ下値があるかもしれませんね。
(値動きは全く予見できませんが)
保有銘柄の各指標は以下の通りです。

シュッピンがようやく目標株価まで下落してきました。
といっても2~3年後を見据えた目標株価なので、
その水準ということはまだ安いわけではない、
いやむしろ短期目線が日に日に多くなってきている中では、
まだ高いという判断です。
4.個別銘柄トピックス
保有銘柄に関して、トピックスがある銘柄のメモです。
■ソーシャルワイヤー
LIFUL HOME'Sの顧客にアットプレスのサービスを提供するようです。
LIFULの顧客層は多岐に渡るため、
同サービスの認知度を業界内で上げるにはよい効果がありそうです。
一方で不動産仲介業にアットプレスのサービスがどこまでニーズがあるのか、
そのあたりはよくわかりません。
顧客基盤の拡大に向けての一環として、
業績面でのインパクトは軽微だと思いますが、
認知度を上げていくひとつの通過点として頑張っているな、という印象です。
■日本BS放送
決算説明資料が開示されています。
特に目新しい情報はありません。
中計は2年後ろ倒しなのですね。
もはや優待がメインになっていることと、
今の比率ということもありそこまで精緻にチェックしていません(ダメじゃん)。
5.資産状況
資産の状況は以下の通りです。

特にありません。
6.雑記
ツイッターでフォローさせて頂いている方からのツイートで知ったのですが、
マネックス証券のツールで銘柄カウンターなる機能があるようです。
ValuationMatrixを使ってますが、
(実際にはGMOクリック証券のツールとして使っています)
PERなどの指標の過去推移などもトレースできて、
業績の安定性や市場評価のトレンドなどを確認するのに有用かもしれません。
少し真面目に使ってみようと思います。
出来れば業績安定業績の推移や市場評価の安定している部分を
スクリーニングしたいのですが、
関数で数式化出来るようなものだとなかなか新たな発掘がないので、
視覚的にみて判断するのもよいかなと思っています。
■3762 テクマトリックス 東1
巷ではAI、IoTといったIT系銘柄は人気となっている。
同社も情報インフラの構築とアプリ開発を生業にしている成長志向会社。
クラウド型にも強みがあるようだが、このような会社に対して強みは何か。
AIやIoTの可能性という一般論としては可能性が拡がるのは定説だが、
一方でこの領域を生業にしている会社は中小ベンチャーも含めると数多あるからこそ、
本質的な会社の強みがどこにあるのか。
同社の場合、少し資料や動画を視聴すると、
「クラウド」、「医療」、「セキュリティ」辺りが挙げられそう。
医療分野のクラウド型サービスは、黒字化してきたということで、
クラウド型という事から考えると今後収益は急拡大する可能性がある。
しかし、医療分野での電子カルテなどの広域医療情報システムは、
CEホールディングスなど専業もある中で、どうも凹凸がある。
医療法人は案外、設備投資には消極的な印象があって、
高齢化という医療ニーズが増す中で成長しそうでありながら、
どうも先行きに自信が持てない部分がある。
セキュリティは同社の起業の頃からの注力領域ということで、
今も一定の優位性はありそうだが、一方で今はセキュリティなくしては
情報基盤構築などありえないので、圧倒するものがないと評価が難しい。
結局、キーワードに挙げた部分で一定の強みがありそうだが、
どこまでのポテンシャルがあるのかは確信が持てないという印象。
ただ、社長の動画の様子やWebのメッセージなどをみていると、
創業からのサクセスストーリーや中計へのコミットメントもあり、
どこかコムチュアを思わせる。
今期のガイダンスは中計未達を示唆しているものの、
そのトレンドに沿ったものという説明も動画であり、
数値へのコミットメントがどこまであるのかも少し気になるところ。
いずれにしても、もう少し真面目に各商品・サービスの優位性評価をしないと、
詳細な分析が不能。
市場からの需要が引き続き堅調であることもあり、
当面は高成長で推移しそうであるが、
CAGR20%は少し強気かとも思う。
時価総額が400億~500億の会社が更に倍となり
1000億の規模になるとすると、
何せ人材育成などの投資も益々増加するだろうし、
会社のガバナンスコストも一層高まるところとも思う。
CAGR15%程度でみておくのがよさそう。
その目線で目標株価を算出してみると、
22.3期EPSは140で評価PERは20倍~25倍くらいとすると、
2800円~3500円で中央値の3150円となり、
今の株価から4年後に2倍までいくかどうかといったところ。
医療分野のクラウドサービスが黒字化した後に、
どの程度のスピード感で拡大していけるのかという点と、
セキュリティ分野でAIやIoTというテーマを背景に、
同社の商品サービスがどこまで優位性を持って導入していけるのか、
このあたりの進捗状況次第では大きく化けそうではある。
コムチュアと同じ匂いがするんだけど、
金融分野に強みがあるコムチュアであれば、
医療に強みのあるテクマトリックスという印象。
もちろん、金融や医療だけではなく、
他業態や領域に進出しようというのも同じ流れ。
コムチュアはNRIへの売上が大きいが、
テクマトリックスはNECへの売上が大きい。
NECは大手ベンダー系のSIerの中では劣勢という認識があり、
一方でNRIは金融に強みがあり、
顧客基盤という面からも少し心配もあるかなー(気にし過ぎかな)。
過去業績の安定性の面からもコムチュアに軍配。
■4595 ミズホメディー JASDAQ
臨床試薬の器具、消耗品、検査薬などを扱う。
インフルエンザ検査に関する商材は既にデファクトスタンダードとなっていて、
機器の更改販売のフローと消耗品が継続的に発生。
またインフルエンザ以外にも肺炎など様々な感染症に対応するための
商材ラインアップを拡充中。
更に簡易的に検査が出来る機器も独自開発。
そもそも、同社は技術屋会社で一貫した自社製品開発など、
拘りがとても強い。なので、社長もどこか口下手な印象。
佐賀の地方会社でアクのある拘りある系の会社なので、好みの会社。
インフルエンザの流行期になると物色されがちだが、
インフルエンザ以外の様々な新商品の投入や、
既存商品の検体検知力の向上など付加価値向上型も魅力。
遺伝子レベルの検査への対応など、
今後も研究開発や生産ラインの投資も継続的に必要なこともあり、
成長率からするとややマイルドか。
CAGR15%程度で21.12期EPSは184、評価PERは25倍とみると、
目標株価は4600円。4年で+60%程度の上値余地ということで、
今がやはり手が出しにくい価格帯という判断。
なお、需給面で目先JASDAQから将来的に東証1部へ昇格期待もありそう。
(東証2部経由かな)
■3724 ベリサーブ 東1
ソフトのデバック(ソフト検証)を行う会社です。
ゲームソフトにおけるデバックとしては、
ハーツUGやポールトゥウィンなどがありますが、
これらの検証とは違い、
電子機器や車載搭載機器に実装するソフトの検証を行います。
ソフトの構築で人手が足りないことは周知のことですが、
IoTという時流の中で、益々需要は旺盛になっていく分野だと思います。
ソフト構築は工程別に求められるものも異なりますが、
下流になればなる程、人力技という印象です。
従って製造工程(いわゆるプログラミング)や試験工程は、
どうしても労働集約型になりがちであるという点と、
設計工程で実装した内容をチェックしていくわけなので、
上流の設計工程をマネジメントしているキーマンがいないと、
試験工程で品質を網羅出来ない構造があるという点が肝です。
このようなことを念頭におくと、
まず労働集約型であるという点についてですが、
昨今ではテストの自動化というツールが有用になっており、
試験データの作成やその走行をある程度自動化することが出来ます。
同社においてもこのようなツールを活用しているようですし、
その一環として特化型ワークフローで効率を重視している様子は伺えます。
但し、同社ならではという強みまではなかなかすぐには発掘出来ませんでした。
相応のSIer会社であればオフショアやツール適用など、
様々な施策の中で効率を求めて、
出来るだけ労働力に頼らないやり方は既にやられており、
この点で差別化要因があるようには感じません。
(決して劣っているというわけでもないので、良くも悪くも普通という印象)
また2点目の設計工程への寄与度という点では、
開発フェーズからの参画で実績という内容が触れられています。
しかし、同社が開発フェーズで強い優位性がある、
つまりSIerとしての優位性がどこまであるのかは未知数です。
推測ではありますが、SCSKから独立した会社で、
未だ筆頭株主という事を考えると、
要するにSCSKが手掛けるプロジェクトに参画しており、
その中で特にテスト工程に強みのある会社として
請負をしているということなのかなと感じました。
(完全なる推測なので違っていたらすみません)
それであればSCSKの工程分担会社という見方も出来るかもしれません。
そもそもSCSK自体もSI業界の堅調さの中で成長していくでしょうから、
その流れに同社も乗って一定の成長は期待出来るかもしれません。
営業利益率がこの業界としてはやや高く10%を超えています。
固定資産が少なく償却費が少ない構造であることで原価率も低いのですが、
研究開発費なども低く(それでいいのかな?)、販管費率も抑制されています。
とざっくりビジネスの状況を把握した上で同社をみて感じることです。
まず、現金そんなにため込んでどうするの?ということです。
財務は岩盤で現金を還元するなり投資するなりしないとなりませんが、
どうするつもりなのかということです。
投資に回すつもりがあるにせよ、還元姿勢が極端に弱いので、
もう少し見直すべきだと思います。
次に経営姿勢についてです。
SCSKから独立したという会社ですが、大株主には経営陣が一切いません。
この時価総額であればもう少し役員が株式保有でもって
株主の方を向いた経営があってもいいのかなと感じます。
IR活動もかつてはセミナーや資料開示もあったようですが、
直近ではそれも消極的になった印象です。
経営への意欲や株主への姿勢などやや消極的かなという印象を持ちました。
良い点としては、従業員の給与水準ですが、
41歳で平均年収640万は、悪くはない水準です。
こちらも想像ですが、SCSKはホワイト企業に邁進する会社ですから、
その文化をうまく継承できているとすると、
この年収数値以外の従業員の定着という面で良い面はあるかもしれません。
ただ、離職率など定量データで裏どりしたいところです。
株価水準ですが、PER水準は10倍台後半で、
この相場にあって見た目はそこまで高くないかなという印象です。
成長性については、需要は旺盛ながらも対応出来るキャパという観点もあり、
CAGRは10%程度が現実的だと考えています。
22.3期EPSは290、評価PERは20倍くらいとみると、目標株価は5800円位ですかね。
5年で+60%程度なのでまぁ微妙かなと思います。
CAGRがやや控え目でかつ評価PERも20倍程度と控え目で見たのは、
安定性、還元性において低い評価であることによります。
収益構造がフロー型が主体で安定性に凹凸があると思われ、
今でこそ他案件でカバーできているのですが端境期の存在も考慮すると、
CAGR水準もこの程度で、かつ還元姿勢も含めて考えると、
評価PERもこの程度かなと思います。
受注状況の定量データもあるのですが、
試験工程を中心とした領域であることを考えると、
売上計上までの期間はそこまで長くないと思われ、
安定性評価の際の助けになるかといわれるとそこも微妙かなと思い、
やはり安定性評価でもそこまで高い評価が下せません。
ちょうどsunさんのブログで取り上げられていたこともあり、
埋没していた監視銘柄リストからピックアップして、
改めて簡易的な所感をメモしてみました。
1.パフォーマンス
まるのんPFは年初来で +29.1% となりました。
前週比は ▲1.3% で推移しました。

2.全体所感
日経平均の連騰記録が話題になっているようです。
選挙による官制相場であるとか、
海外勢の買いが強いだとか、色々解説されていますが、
やはりやや強引に指数をあげたいというようにみえています。
ただ、指数動向の状況や選挙後にどう相場が推移するかなんて、
考えてみてもよくわかりません。分かったら苦労しませんしね。
従ってそんなことに時間を使うくらいであれば、
監視銘柄のひとつにでも多くメモを付けていく方がいいですね。
何事も初心に戻ることですね。
それで、日経平均の連騰に比べて、
自分のポートフォリオは全くついていけていない感触が強かったわけですが、
定量的に見てみるとこんなもんだったのかとちょっと安堵しました。
週間パフォーマンスなんて短期的な結果なんて、
何の意味もないのですが、漠然として不安はないわけではなく、
実際に数値を見ると良くも悪くも冷静に受け止められます。
私の資産は前週比で▲1.3%と減っていますが、
体感よりかなりマイルドな下落と感じます。
一方で、日経平均が連騰で騒いでいるわりには、
日経平均は前週比で+1.6%となりこちらもマイルドに感じます。
結局のところ、自分の感覚なんてものはあまりあてにならないということですね。
これから決算シーズンに突入していきますが、
続々と修正開示が出ています。
こういうものにきちんと目を光らせて、
何か変化があることはないか、
違和感がヒントになりますので、
私もマイペースにチェックしていきたいと思います。
3.ポートフォリオ
本日時点のポートフォリオ内訳は以下の通りです。

丸和運輸機関を更に売却し、
遂に下位銘柄に転落となりました。
その他は大きな変化はありません。
保有比率5%以上の銘柄は引き続き3銘柄となり、
今後が心配になります。
そろそろ来年以降の事も念頭に置かねばならないわけですが、
今後を牽引してくれる銘柄をきちんと入れておかねばなりません。
ただ、一方で妥協をすると納得感が損なわれるので、
無理をすることはしないですが、悩ましいですね。
保有銘柄の週間騰落は以下の通りです。

騰落を見てみると、WDBHDと丸和運輸機関がやや大きめの調整です。
どちらも目標株価を既に超過しており、
なるべくしてなっている、という感覚です。
時点でソーシャルワイヤーとシュッピンのマイナス幅が大きいです。
目標株価超過銘柄がきちんと調整しています。
これは偶然なのですが、まぁ受け入れやすい内容です。
マイナスを受け入れやすいっておかしいんじゃないかって思いますが、
まぁそんなもんでしょう。
保有銘柄の各指標は以下の通りです。

丸和運輸機関の売却により、
ポートフォリオ全体のPERは15倍超で推移していましたが、
とりあえず14倍台後半までやや下がりました。
シュッピンとWDBHDが目標株価超過でありながら、
準主力手前の比較的上位になっていますが、
もう少し様子見かなと思っています。
4.個別銘柄トピックス
保有銘柄に関して、トピックスがある銘柄のメモです。
■日本管理センター
月次が開示されていますが、株価は無反応です。
引き続き、見た目の悪い管理戸数の状況が続いていますが、
だいぶ期待感も剥ぎ落とされてきた印象を持ちます。
人気投票という側面からの株価形成期待の上では、
見切られたという要素が強い印象もありますが、
私は元々トレンドに乗るために同社へ投資しているわけでもありません。
良好な配当姿勢と決算の安定性や経営への信頼という点に
なんら変わりがあるわけではないので、
引き続き、放置かなと考えています。
但し、同社の保有比率がやや大きい点と、
全体相場の危うさから見ると、
少し比率は調整してもいいかなとも考え始めています。
ただ、目先の相場のトレンドみたいな視点で取るべき行動としては、
私の投資スタンスとやや相違する部分でもあり、悩ましいなとも思っています。
それから、NHKのニュースの特集の中で、
サービス付き高齢者住宅に関する問題が報じられていました。
ヘルパーが実際には対応していないメニューまで対応したことにして、
補助金などの不正受給を行っている事業者があるといった趣旨です。
なんでも悪いことを考える人は出るものです。
この事例で悪いのはサービス提供事業者ですが、
日本管理センターがふるさぽで拡充している中で、
このような問題がより社会問題化してくると、
そもそもの構造でトバッチリを受けることも多少気に掛けておかねばなりません。
とはいえ、このリスクはある程度受容するしかないでしょうね。
■サンセイランディック
同社の業績に関わる部分ではありませんが、
ユニークな優待(パンの缶詰)を頂いたので、
調子に乗って記事をUPしました。
相場の福の神を名乗られている某氏による推奨記事のせいなのか、
株価は週初こそ幸先よくスタートしましたが、
ズルズルと弱含みました。
なかなか理解されないニッチな領域ですし、
まぁそう簡単に1000円台にはさせてくれなそうですよね。
来年の中計発表までは少なくてもヨコヨコかもしれませんね。
短期的な動向より、同社もまたIR姿勢がステキなので、
応援していきたいと思っています。
なお、同社の事業への影響は軽微ですが、
大田区で民泊を6泊以上という前提から
2泊以上ということで緩和されるようです。
少しずつですがモラルを担保しつつ規制が緩和していく方向だと思いますが、
だからこそ、真っ当に法の中でやろうとしている同社のような事業に、
より光があたるといいなと思います。
■アイドママーケティングコミュニケーション
週前半にやや出来高が増えていたので、
何かあったかなと思っていましたが、何もなかったようです(笑)
決算シーズンを控えて、有望な銘柄に上方修正が相次いでおりますが、
本来であれば準主力位の位置づけである同社には、
それに続いて欲しいとも思いますが、
主要顧客のバローHD等の状況を見てもまぁ期待できないですね。
だったら期待出来る監視銘柄と入れ替えた方がいいかなとも思うのですが、
まぁ上方修正の当たりを引くゲームをやっているわけでもないですし、
何か投資前提が崩れるような事象のリスクを感じているわけではないので、
まったりいこうと思います。
■丸和運輸機関
コーポレートWebページにスポーツ活動の紹介ページを開設されました。
(どうでもいいですかね(笑))
ラグビー部だそうで、写真などを見ると、まぁそれはそれは・・・なわけです(笑)。
こういう社風なので、頑張って頂きたいですね。
本社にクラブハウスまで作って気合も十分です。
で、本題ですが、日経新聞に業績観測記事が出ました。
私の記憶だと日経新聞に同社の観測記事が出るのは初めてではないでしょうか。
(違っていたらすみません。)
それで内容ですが、売上こそ10%程度の増収とのことですが、
求人費の支出で利益項目は横ばい圏とのことです。
営業利益で21億円前後とのことで、2Q単では11.5億程度ということになります。
前期の2Q単が11.9億ですから、2Q単では減益になったことと思います。
私の率直な感想では、「この程度で済んでいるのか」という印象です。
一方で記事によると、今回の記事ではあくまで「求人費」の発生による利益圧迫です。
今後も慢性的な人材不足は続くでしょうから、引き続き求人費は発生するでしょうし、
そこで獲得した人件費は更にストックで積みあがってきます。
いくら同社が個人事業主の連合体という形式だったとしても、
それなりに継続性のある人件費となると思われます。
記事によると、下期では効率化の奏功とアマゾンの荷量の増加による
トップライン向上により修正は必要なく挽回できるというシナリオのようですが、
未だ一部都内では配送が輻輳していたり、
「丸和氏ね」などの声も収束しておらず(もっともこのような口コミは話半分に捉えていますが)、
効率化による収益改善にはまだ時間がかかり、
結局下方修正になる可能性は拭えないと考えています。
上場直後からずっと応援しており、今後もその気持ちは変わりありませんが、
このアマゾン配送のボトルネックをうまくマネジメントできるかは、
相応のリスクも孕んでいることもあり、
今の株価水準から冷静に受け止めると更に比率を下げざるえないと考えて今週対処をしました。
タイミングとしては、元々、分割前の高いところで対処したかったのですが、
既に保有数も単元まで落としていたこともあり、
売り切りとはしたくなかったことと、
決算前には対処を済ませたかったということで、
分割後の対処ということで、今週ということになりました。
残り1枚はアマゾンの対処と共に応援する気持ちでホールドしたいと思います。
なお、一応IRに照会しました。
細かなやり取りは割愛しますが、
日経記事には言及しないこと、
既に回復傾向はあり効率化の効果は出ている、
更なる拡充のために今後も求人費が発生する、
それでも効率化やトップライン向上と既存3PLの堅調さで挽回可能である、
ということです。
解釈は難しいですが、私は今の株価水準でニュートラルに見た時に、
今の比率に落とすという判断は、やはりしっくりくる対応だと感じているところです。
それにしてもどこかできちんと買い戻したいとは思うわけですよね。。。
■全国保証
同社の業績や株価は良くも悪くも安定しています。
直近でも記事には取り上げていませんでしたが、
金融機関との小さな提携は適宜進んでいます。
同社の成長はやはりメガバンクの保証をどこまで受け入れできるか、
そのためにどれだけの事務効率化が図れるかにかかっています。
一朝一夕にはイノベーションは起き得ないので、
こちらものんびり応援型となります。
外部環境としての景況感の変化や金利動向の変化により、
代位弁済率の上昇などがリスクですが、
そのあたりをよく注視しながらの対応になっていくかなと思います。
ところで、同社は保証会社ですが、
貸付をメインにしている日本モーゲージサービスという直近IPO銘柄が、
最近値動きがよいようです。
リスクは保証に係る事務をアウトソースしたいという
金融機関の大きなトレンドは認識してますが、
住宅ローンで細く長く取引をしてもらい(その上で薄利もゲット)、
メインバンクとして取引をしてもらうという金融機関のモチベーションは、
一定程度あると思うのですが、なぜ独立系の貸付業務を生業にして成長していけるのか、
違和感があるのです。
ただ、実際には株価も買われているということもあり、
何か自分の見えていない視点があるのかもしれません。
全国保証そのものの内容ではありませんが、
気になったので関連としてメモを残しておきました。
■ステップ
IRの情報はとても少なく過疎状態ですが、
直近でもSTEPキッズの説明会のアナウンスなどリリースは頻繁に出ています。
事業そのものは活性的のようです。
幼児教育無料化などで一部の銘柄ではテーマ性でもてはやされていますが、
そういえば、ステップは全くもてはやされませんね(笑)。
これは逆にチャンスではないかと思ったりもするのですが、
買い注文の指値をあげるかどうか悩ましいなと思っています。
STEPキッズで新たなマーケットは魅力ではあると思いますが、
それに適した人材をはじめとしたリソース確保は必要で、
テーマでもてはやされるような爆益なんて期待できないと思っています。
緩やかに成長すればいいので、何もそんなにいき急いで買い付けなくても、
と思ってしまうのですよね。
■ソーシャルワイヤー
翻訳に続き、今度は取引先チェック機能の拡充のリリースがありました。
既に簡易的には既存顧客の付加価値向上の側面で提供されていたものを、
正式に製品販売することにしたようです。
こういうかゆいところに手が届くサービスを
クリッピングサービスの延長で手間なくやれるのであれば顧客のためにも同社のためにも
良い効果になりそうですね。
それから、日本テクノロジー Fast50で今年度も成長性を評価されて受賞したようです。
他の企業も見ると、上位はベンチャーが多いですが、
中位以下を見ると、結構知っている会社も多く、
しかもマザーズで頑張っている会社も多いですね。
ベガコーポとかテラスカイとか色々あって、
ちょっとまじめにエントリー会社を見てみようかなと思いました。
■日本BS放送
上場名の略称を「BS11」から「日本BS放送」にするそうです。
そんなリリースが出るのですね。
理由は何をしている会社か想像しにくいからだそうです。
っていまさらですか!?とも思うのですがね(笑)。
企業価値向上に繋がるそうで、であればもっと早くやって頂ければと。
11チャンネルという浸透は一定程度できたということなんでしょうかね。
5.資産状況
資産の状況は以下の通りです。

策定している長期資産シミュレーション上では、
今の資産規模は、2020年半ばくらいの水準となっています。
3年前倒しということになります。
素直に喜べばいいのかもしれませんが、
やはりそれよりは警戒感を抱いてしまいます。
いずれにせよ、よりリスクには敏感になって、
守ることに注力しないといけないという思いが強くなっています。
6.雑記
私は冗長な文章を書くのがとても得意です。
端的にコンパクトに書くことが能力的に出来ないのです。
そういえば国語が苦手でした。
小学生の頃から文章題で、主人公の心情を選択させる問題でも、
自分は確信をもって答えているつもりでも不正解とか、
論説でも構成が下手とダメ出しばかりでした。
大人になってもそう簡単には変われません。
これは仕方のないことだと諦めています。
そんな私ですが、違和感がある文言があります。
株式評論家などからよく聞かれる言葉なのですが、
「〇〇してもおかしくはない」
ですね。
日経平均の連騰ぶりをみて、
「年末までに2万5千円まで高値を追ってもおかしくはない」
とかいうやつですね。
評論家、とりわけマーケットに携わる方にとっては、
パーソナルな信頼性が大事ですからね。
仮に主張が実現しなかったとしても逃げ道を用意したいという
心情が滲むもので、私には違和感があります。
おかしくはないの他にも不思議ではないとかも類語ですね。
可能性をあげたら、
それは上が不思議ではなければ、下だって不思議ではないですし、
ものの言いようですから、
そんなことを言われてもふ~んとしかならないんですよね。
こんな玉虫色の表現をする位ならば、
わからない将来について言及しなければいいのにと思うのですがね。
個人が勝手に自分の思いをSNSなどで主張するのと違い、
アナリストとしてどこぞやの会社の看板をしょって
発言をするわけなので、もう少し信念をもって発言されたらいいのにな、
といつも思うわけです。
信念がない言動は何事も引き込まれないですね。
アナリストの発言しかり、政治家の選挙活動しかりです。
私は例え、稚拙な主張だったとしても、
信念をもって言動出来るようにしていけたらいいなと思っています。
監視銘柄が大量になってきて、
少しずつですが、表面的なメモを残しているのですが、
せっかくメモをするのであれば、とりあえず記事にしてあげてしまおうと、
そのままUPしてみます。
他にも機会があれば、またUPしたいと思います。
目的は買い煽りではなく(というか私も買ってないですし)、
もし銘柄にお詳しい方がおられれば、
色々意見交換をさせて頂いたり、
自分の知見の不足している部分の参考にさせて頂きたいとの思いです。
ですので、もしお気づきの点など、
率直なご意見を頂けると嬉しいです。
■3655 ブレインパット 東1
データ分析のアナリスト業務を手掛ける。
専門人材が必須でありこの業界で先駆的でありながら、
足元では人材獲得競争の激化の影響が見られる。
意欲的中計への達成のためには、
人材確保とその戦力化が鍵となる。
ビジネスの旺盛なニーズは不変と思われるが、
リソース面がネックになり今後の成長性評価が大きく分かれる。
1人当たり売上高/利益共に下降トレンドであり、
今後、人材獲得の上、案件の大型化などでパーヘッドの拡大化も必要か。
中計達成を前提としない場合の21.6期EPSは50程度。
PER30倍とすると目標株価は1500円。
中計達成を前提とすると、21.6期EPSは90程度で目標株価は2700円。
中計達成前提なら上値余地は十分だが、
人材獲得とパーヘッドの向上の双方を前提とするのはやはり楽観的か。
■3987 エコモット 札幌
IoTへの対応を進める北海道地場で強い企業。
積雪データの自動計測監視から始まり地場産業の印象だが、
デバイスの自社開発への拘りや、
ゼネコンと組み様々な監視ソリューションを提供することで、
東日本、西日本へ進出本格化のエリア拡大戦略と、
ゼネコン等の中堅・大手との協業姿勢も顕著で販路拡大中。
東証への鞍替えにも意欲はあれど、まだ時間を要する印象。
ストック比率は現状では20-30%程度でまだ収益の安定性確保は過渡期。
競合優位性としても、IoTにおけるワンストップ対応が可能な点があり、
特に最適な計測デバイスの自社開発やそのOEM提供は強みと認識。
IoT関連でもあるテラスカイが大株主にいたり、
協業姿勢からも今後事業性は楽しみな銘柄と感じる。
社長の起業までのストーリーや独自なスタイル、地場を大事にする会社からも、
なかなか見どころがある。
但し、指標面で割高であることは否めず。
目標株価は、22.3期EPS105、評価PER30で3150円。
流動性が極めて低い点も留意が必要。
■3933 チエル JASDAQ
学校への教材ツールなどをクラウドスキームで提供し、
小学校から大学までの幅広い領域に商品を投入。
但し、小学校への導入はやや足元で軟化しており、
この要因や今後の動向はやや気掛かり。
また、今後の成長戦略も10%程度の成長とやや力不足を感じるが、
これが保守的なものなのか、現実ラインなのかはよくわからず。
事業領域やポジショニングは面白く、
教育分野に関心を持っている事もあり興味はあれど、
今の株価指標からすると、成長率が会社アナウンス通りだと心許ない。
CAGR12%程度と見ても、22.3期EPSは約72で、評価PER25~30倍でみると、
ざっくり目標株価は2000円位。
この分野はまだ競争がそこまで激化していない印象で、
今のうちにクラウド型でのデファクト化が図れると強いか。
■3277 サンセイランディック 東証1部
準主力銘柄として長期保有中のサンセイランディックの優待です。
アキモトさんが販売している、
備蓄用のパンの缶詰詰め合わせというユニークな優待です。
かつてIR説明会や株主総会などで、
パンは要らないからクオカードがいい等という意見も聞きましたが、
私はユニークだし、アキモトさんの取り組みへの共感という点からも、
同社らしい優待だなといつも楽しみにしているところです。
保有株数や保有期間の長短で以下のように頂ける缶数が変わります。

週末にその缶詰がゆうパックで届きました。
底地くんのキャラクターが刻印された箱が2箱です。
夫婦で長期保有で500株以上ということで、
ブルーベリー2缶、オレンジ2缶、いちご1缶の5缶×2箱で計10缶です。


昨年から変わった点は、賞味期限が1年の缶と3年の缶の混在から、
全ての缶が3年となりました。
それから、優待の内容のお知らせの他、
事業概要説明がわかりやすく纏まったリーフレットが入っていました。
わかりにくいビジネスモデルですが、
理解をしてもらおうという姿勢が表れています。
これも同社らしいな、と思います。
前回までに頂いた缶詰は賞味期限が到来したら
順次入れ替えていくと、我が家の災害用ストックとして常に
缶詰が10缶程度在庫出来るのはありがたいです。
ちなみに入れ替えの時に普通にトーストして食べてみると、
普通においしいパンでした。
なくてもよいのだけど、
備えておくと嬉しい感じが、同社の事業にも通ずる気もします。
(こぎつけだけど)
クオカード等に変更せず、
同社らしい優待を今後も継続してくれると嬉しいなと思います。
市場価格(AMAZON)によると、1缶当たり約500円相当のようです。
500株で5缶なので2500円相当でこれに配当が15円×500株で7500円。
総合還元額は10000円となります。
本日の終値が936円なので、総合利回り(時価)は2.1%となります。
私の取得単価は778円なので、総合利回り(取得単価)は2.6%となります。
まぁ決して高くありませんが、優待や配当が主目的ではないので問題なしです。
【決算精査】 1384_ホクリヨウ(17年8月期_4Q決算)
銘柄分析シート(PDF)
1.サマリ
総合評価:「3」 (☆☆★★★)
※総合評価は5がポジティブ、3がニュートラル(想定通り)、1がネガティブの5段階レーティング
ホクリヨウは、1年ぶりの決算精査記事です。
四半期決算をサボってしまいました。
鶏卵相場はここ数年の高値からやや落ち着きをみせて単価下落しているものの、
飼料価格の低減や生産数(販売重量)が堅調だったことで、
増収増益決算となりました。
今期予想ガイダンスは7か月の変則決算ということで、
単純比較は出来ませんが、
事前にIR照会していた通り、鶏卵相場は更なる下落をし、
飼料価格が上昇するという保守的な予想となっています。
但し、販売重量は引き続き堅調に推移するという前提であり、
それだけ東北地域の鶏舎立ち上げも堅調ということでしょう。
CFからみても、固定資産投資が旺盛で、
今期はついに営業CF以上に投資CFの支出が見られ、
こんな地味な会社でありながら、
なかなか攻めているな~という印象です。
私は本州への本格進出を更に進捗することで、
更なる成長をしていく可能性をメインシナリオに置いており、
前期に進出した加工卵の周辺系の開拓も多少寄与して、
今の低PERの中では引き続き応援に値するかなと感じているところです。
目標株価には肉薄してきているものの、
既に比率を下げていることと、
変則決算ということでやや目標株価の更新が見通ししづらいこともあり、
一旦は据え置きしています。
今期の配当は前期と同額15円で、
期間が短い中でも同額を配当してみらえる事は嬉しいのですが、
もう内部留保厚くしてどんどん投資を進めてもらってもいいのにな、
と個人的には考えています。
IRへの電話照会の時にも、
設備投資には意欲が高いため、
うまく還元とバランスを取ってのことだとは思うのですが、
もう少し展開にスピード感をもってもいいかなと思っています。
2.定量数値の確認
(1)売上の推移
増収規模は小さいですが、
鶏卵相場が前期に比べると軟調にしている中、
よく増収を確保したな、という感覚です。
北海道の天候不順による旅客減少による影響もあったと思いますし。
まぁ特にそれ以上のコメントはありません。
(2)利益の推移
営業利益率は前期と同様に9.5%を確保しています。
設備投資の償却費や、鶏卵相場の単価下落による影響もあったと思うのですが、
粗利率ベースで利益率は好転しています。
修正開示にもあった通り、鶏卵相場の安定基金からの特別利益もあり、
純利益ベースでは大きな増益率になっています。
(3)今期予想の状況
7か月の決算なので、比較が難しいです。
9月~3月ということですが、
ざっくりいえば、9月~10月は鶏卵相場が上昇傾向にあり、
11月から12月に天井をつけ、1月の年明けに一気に底をつきます。
2月~3月は徐々に回復しますが、低迷期となります。
9月~10月が並、11月~12月が好調、1月~3月が低調ということで、
ざっくりならせば、期中平均か少し割れる位の推移とみればよいのではないでしょうか。
前期の通期の売上は159.8億でこれを12か月で割って7ヶ月分とすると、
93.2億となります。
同様に営業利益は、8.9億となります。
一方で通期予想は売上91.1億、営業利益は8.3億です。
ということで、保守的な計画と期中平均から少し割れる位の推移という感覚からすると、
まぁこんなもんじゃないでしょうか。
個人的にはもう少し保守的なものになると思っていましたが、
案外、まともな計画ではないでしょうか。
保守的なので今期に上方修正があるかもしれませんが、
それもおでん需要がどうかとかケーキ需要がとか、
様々な需給も絡むことですし、
それにBETしているわけではないので、
ゆっくりと見守りたいと思います。
※超大雑把な決算精査となりました。
1.パフォーマンス
まるのんPFは年初来で +30.5% となりました。
前週比は +0.8% で推移しました。

2.全体所感
日経平均が20年ぶりの高値ということで、
夜の普通のニュースでも株高が解説されていました。
選挙を前に経済面でも「うまくいっている」ことを認知させるためにも、
官制相場の様相もありますが、
いずれにしてもどこまでも楽観的な相場が続いているようです。
日経平均もだいぶ堅調という雰囲気ですが、
実は年初来でみても、ようやく10%を超えている程度です。
東芝指数のような東証2部はともかく、
JASDAQ指数は30%以上のパフォーマンスとなっており、
中小型銘柄の方がより強い推移ということになります。
官制相場だとか、海外勢の買いによるものだとか
様々な解説がなされていますが、
そんなことはどうでもいいですし、
これからどうなるかも全くわかりません。
自分としては、引き続き、納得感のあるスタンスを貫くことに徹し、
周囲の雰囲気や言動に惑わされぬように、
マイペースにやっていきたいと思います。
3.ポートフォリオ
本日時点のポートフォリオ内訳は以下の通りです。

ソーシャルワイヤーが更に売却したことにより、
下位銘柄に転落しています。
現金比率は40%となっており、
現時点のバリュエーションを元に投資方針に定めている
現金比率目安は30%となりますから
10%程度現金が厚い状況が続いていることになります。
今の楽観過ぎる状況とこの10%が合理的かどうかを
推し量っていますが、なかなか画一的な判断が下せずにいます。
はっきり認識していることは、
やはり無理をしないということです。
保有銘柄の週間騰落は以下の通りです。

シュッピンが月次を受けて再び高騰しています。
ボラティリティが大きいですが、
そういえば、かつては同社のようなジェットコースターに
気疲れしたものですが、最近はそういうこともなくなりました。
ソーシャルワイヤーはようやく調整モードになったでしょうか。
ただ、直近の高騰ぶりから考えると
まだ誤差の範囲の値動きだとみえます。
私はツイートもしている通り、PTSで更に売却を進めており、
残りをどうするかは悩ましい状況です。
保有銘柄の各指標は以下の通りです。

4.個別銘柄トピックス
■シュッピン
先週見落としていたのですが、
新卒第一号の内定式の様子がUPされていました。
なんだかほのぼのする内容です。
女性も多いようですし、頑張って欲しいですね。
■ソーシャルワイヤー
AI型の校正機能付きの翻訳ツールの提供というリリースが出ています。
翻訳サービスはようやく収益貢献が見えてきた中で、
攻めの姿勢が鮮明になってきたと思います。
自動翻訳はそれこそGoogle先生もあるわけですが、
AI型であること、カスタマイズ性を高めることで、
専門分野にもフィットできることなど、
いくつかの特色があるようです。
校正機能もあることから、より効率化に則したツールのようです。
気になるのは操作性や効率化余地がどの程度あるのかです。
それから当該ツールを大企業向けに販売とあり、
これはちょっと驚きです。
同社の顧客基盤はどちらかというとベンチャー企業が主体ですからね。
確かに海外拠点では国内の大手製造業の会社も顧客基盤としているため、
翻訳サービスの利用としては大企業も存在していると思いますが、
どういうチャネルでツールを販売していくのか楽しみです。
■ホクリヨウ
本決算が出ています。
前期実績は事前の修正開示の通りですので、
特に論点はないでしょう。
今期予想ガイダンスは実はまだこれから詳細を見るところですが、
7か月の変則決算という事で単純比較は出来ませんが、
鶏卵価格や飼料価格の見通しを相変わらず保守的にしている点や、
一方で販売重量は施設増強も奏功して増加を見込んでいる点は、
評価が出来るかなと感じました。
同社への期待は設備投資を進め、
エリア拡大を進める事による成長です。
そのためにも設備投資がどの程度行われているかにも注目していますが、
CFからも設備投資は旺盛に推移していることがわかります。
短期的な目線で見れば、事前のIR照会通り、
引き続き、償却負担も増加するでしょうから、平凡な推移となりますが
そもそも指標面から期待は低いとも思いますので、まぁ個人的には保守的予想でありつつ、
無難に決算を通過したという印象です。
5.資産状況
資産の状況は以下の通りです。

6.雑記
「何かを得る時には、何かを失うことでもある。」
私が小学生の頃、塾の先生がお話していたことが
今でも脳裏に焼き付いています。
大人になってみれば、この言葉の意味することも、
なんとなく理解出来るのですが、
当時の小学生の私には到底理解は出来なかったのです。
理解できなかったというより、不思議だったのです。
努力をすれば得られるものは蓄積され、
失うものは極小化出来ると信じてやまなかったわけです。
私は平凡でありながらも恵まれた少年時代を送らせてもらえたこともあり、
そんな純粋な気持ちだったのです。
しかし、その後の進学や就職、
また人間関係など様々な選択を迫られていく中で、
得るモノもあれば、失うモノもあるということが
徐々に理解し、実感することになります。
会社員としても、キャリアを積んだ出世という道を得るのか、
違う道を得るのかという面があります。
双方を両立するということもなくはありませんが、
やはり人生は選択なのです。
投資家としても同様です。
投資家としてパフォーマンスという結果を追求していくことは、
当然のことですが、そのプロセスとして何を得て何を捨てるのか、
選択を迫られると思います。
正解があるわけではないと思うのですが、
やはり何を得て何を失うかという損得を考えるより、
そういうものなのだと受け入れる覚悟と
選択の納得感だと思うのです。
私が投資家として自分自身に納得感を持てることを重視している
その背景にはこういう一面があるからなのかもしれません。
私は大学受験でも挫折をしていますし、
会社員のキャリアという面でも道を外れたわけですが、
それぞれの岐路で今から振り返っても納得出来る選択をしていると考えています。
今後も、様々なミスを犯すと思いますし、
結果として失うものの方が大きいという経験も出てくると思います。
しかし納得感をもってそれを受け入れることが出来れば、
長期的視点で見れば、自分のためになると信じています。
ですので、投資家としてもそういう思考プロセスを大事にしていきたいと考えています。
堅調な相場が続いています。
個別銘柄の株価を見ていると、
私の保有銘柄、監視銘柄、過去保有銘柄、
他の投資家に人気のある銘柄もない銘柄も、
とにかく株価は楽観的に推移しているようです。
個人投資家はみんなウハウハですかね。
私は悲観主義者ではないのですが、
危機感というか違和感をとても強く感じている所です。
なにせ、私の今年の目標利回りは+10%です。
しかし、今日時点で+30%を超えてきています。
年初に目標を定めた時に、大きく上下に乖離する場合は、
無用なリスクを取り過ぎていないか、
現金比率は適正にマネジメントされているか、
もしくは投資方針に合致しない銘柄がメインになっていないか、
よく観察する必要があると指摘をしています。
今のところ、特に投資方針に合致しない行動は
とっていないものと考えていますが、
目標株価を超過している銘柄を、試行的に保有継続しているなど、
一部試験的に対処をしていることもあり、
自分の行動にはより一層、注意を払う必要があると考えています。
さて、週末にソニーの最新のヘッドフォンを購入しました。
※リンクはアマゾンアフィリエイトとなっていますのでご留意ください。
私はこれまで2、3千円程度の有線イヤホンを使っていました。
通勤中にスマホに繋いで、音楽やラジコなどを聴いていますが、
断線したのかやや不安定になったので購入を検討しました。
私にとっては有線から無線になったことに加え、
最先端のノイズキャンセル機能もついていて、
1日にしてスマホ連携していじくっているだけで嬉しくなります。
学生の頃に、世界を凌駕したウォークマンを、
初めて手にした時のウキウキ感があります。
たかだか3万円台のヘッドホンですが、
それでも所有する喜びがあるのです。
専門的な音質などのレビューは他に譲りますが、
とても満足いく品質と機能です。
この品質や機能でウキウキする商材というのは、
成長商材なのだろうと思います。
私はイヤホンなど消耗品で斜陽商材だと認識していましたが、
ツイッターでありがたいツッコミを頂きまして、
確かに成長商材だなと考えを新たにしました。
実はこのヘッドフォーンを購入した時に、
家の切れた電球も併せて購入したのですが、
店員さんと話す中で、もうメーカーも減ってしまって、
私の欲するタイプの電球は2社からしか出ておらず、
減ってしまったのですと嘆いていました。
電球という商材は淘汰されてしまっているわけです。
しかし電球にもLEDタイプで長寿命とか、
明るさの程度や光束の広がり方、
また色味や調光機能の有無など、
様々な機能や品質が存在しています。
しかし斜陽商材になってしまいました。
ヘッドフォンと電球を比べるなと言われてしまいそうですが、
決定的に違うのは、品質や機能の優劣だけでなく、
ウキウキ感がある商材かどうかが
重要なファクターなのかもしれません。
電球は確かに様々な機能や品質がラインナップされていますが、
所有することにウキウキ感を感じる人はごく限られます。
しかし、復活を果たし魅力的な商材を投入しているソニーのヘッドフォンは、
当時のウォークマンの時のようなウキウキ感があるのです。
買ってきたその商材を愛でるような感触があるのです。
シュッピンが扱うカメラや時計といった商材も、
一見すると斜陽商材のような様相ですが、
しかし、デジタル一眼レフ市場は、
かつて一眼ブームがあって以来、
今も緩やかに成長しているようですし、
そこには持つ喜びがあるのです。
GINSの眼鏡も眼鏡という斜陽商材を
見事に成長商材に転換しましたが、
ファッション性や機能性で持ってみたい、
ウキウキ出来る要素があったことが
うまく訴求出来たからと考えています。
JINSの場合、更に統一価格や即時提供など、
より魅力があった事で爆発的な人気になりました。
私は、製造業のようなモノを扱う会社への投資は
どちらかというと苦手としているわけですが、
今後モノを扱う会社を評価する時に、
品質や機能ということだけでなく、
ウキウキ感を演出できるポテンシャルがあるのかどうか、
この点が帰路だと感じたので、今後の分析のひとつの視点として、
備忘録としておきたいと思います。
一見すると斜陽商材というのも、
今回のイヤホンのように自分の眼鏡だけで評価せず、
それが成長商材へ転換するポテンシャルがないか、
スルーせずによく観察するようにしたいと思います。