Author:まるのん |
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1.パフォーマンス
まるのんPFは年初来で +24.8% となりました。
前月比は +3.5% で推移しました。

2.全体所感
自分がどれだけのリスクを取っているか、
それがリターンを見る上では大事だと思います。
SNSでは高値更新の声が相次いでいますし、
びっくりするくらいのパフォーマンスを記録されている方もおられます。
ついつい結果である「年初来●%」ばかりに目が向きますが、
そのプロセスとしてリスクをどれだけ取っているか、
そのリスクとどう向き合い対処してきたか、
その判断やマインドこそに学びがあり、
そこに注目すべきなのだと思います。
結果ばかりに目を向けずに、
投資家としての学びを得るために
本質的なことを見誤らないようにしたいものです。
全体相場の状況ですが、
日経平均が弱く、TOPIXが横ばいと冴えない一方で、
中小型銘柄はとても堅調な状況が続いています。
マザーズ指数も一部の銘柄の騰落で大きく続落となっていますが、
個別にみると総じて堅調という印象です。
これを素直に眺めてみると、
大型銘柄はここから更なる先行きの明るさがあるというより、
先行き不透明な印象が台頭しており、
これ以上なかなか評価がされにくいということでしょうか。
東証1部PERも15倍台と決して高くはない印象ですが、
それはアベノミクス期待先行していた頃と比較すればの話です。
期待感が同じであれば割安ということになりますが、
期待感は高まりにくい状況だと感じています。
となると今の動きは妥当にも思えてきます。
もちろん、先行きの値動きなど予想できないので、
そもそもこんな考察、どうでもいいのですがね・・・。
一方で期待感ということでいえば、
中小型の銘柄ではまだまだ先行きへの期待感が
高いという要素もあるかもしれません。
業績面で見ても、進捗も好調な会社が多く、
中小型指数が好調だと更に期待感が高まりという循環で、
堅調な相場が形成されている印象です。
多くの個人投資家がウハウハな状況だと推察しますが、
そういう期待感の高まりの循環の中で、
今の状況が形成されていることを改めて自覚せねばならないと思います。
前述の通り、リターンの結果だけでウハウハになるのではなく、
現状のリスクの状況や今後の対処方法が
身の丈になっているのか改めて棚卸しをして
自惚れることなく粛々と見守っていけるようにしたいと思っています。
3.銘柄に対する所感
各銘柄の月間パフォーマンスは以下の表の通りです。

今月は準主力銘柄を中心に堅調に推移しています。
日本管理センターやサンセイランディックは不動産セクターへの
資金流入のタイミングなので好調でした。
ただ資金流入出はその場その場で状況も変わるので、
同じ位9月に調整をすることもありえるかもしれません。
短期的な動きはまぁどうでもいいですが、
2社とも業績面も想定通り順調に推移していますので、
引き続き見守るでよいと思っています。
なお、日本管理センターは決算通過後に調整したところで、
買い増しを行っています。
ソーシャルワイヤーは最近相次いでリリースを出しており、
主に顧客基盤の拡大に資する内容で、
月末恒例の社長コメントでも言及されており期待を持てる内容です。
株価はだいぶ急伸しており、まぁやり過ぎだと思います。
私の保有銘柄では一番高いPERであり、
このような銘柄が準主力の一角に居座っていることは、
なかなか珍しいことなんですよね・・・。
アイドマMCはずっと軟調な動きです。
目先材料もないですし、業績面でも平凡ですから
今後も当面はこんな調子かもしれません。
私は今の水準は長期目線で見れば、
そこそここなれていると認識していますから、
今月の安い所で買い増しをしました。
WDBHDは続伸、IRジャパンは決算通過の下落は何だったのかという上昇ぷりです。
丸和運輸機関はアマゾン社の件は棚上げで、
分割やひふみ投信の買いによる人気化に加え、
逆日歩に驚いた空売り勢の買戻しの継続での需給の動きで上昇しています。
以下銘柄の騰落も多くがノイズだと思います。
シュッピンの下落は大きいですが、特に材料もなく、
元々ボラが大きい銘柄なのでこんなもんかなと。
ホクリヨウは最近鶏卵相場も戻り基調でこれから冬場にかけて
どの程度堅調に推移するのかですね~
4.運用来パフォーマンスについて

まるのんPFは運用来(2014年年初対比)で+101.5%となりました。
同期間のTOPIXが+24.2%となっています。
運用来で3年8ヶ月でひとつの目安である
総資産ベースで2倍に達しました。
私の投資方針やリスクの取り方、またその目標ペースからみれば、
実績のペースが速いという印象を持っています。
実際、運用当初に定めていた長期資産シミュレーションでは、
この2倍達成見込みは2019年末頃を想定していたこともあり、
5年程度で2倍というペースを目安にしていました。
1年余り前倒しで一旦はそのラインに乗せたのは、
市場の気まぐれに助けられたという一言に過ぎると思います。
決してリスクを過大にテイクしたという認識はありません。
ということで、調子に乗らず、これからも許容リスクを常にチェックし、
あとは市場の気まぐれに一喜一憂しないことを念頭に置いて、
マイペースにやっていきたいと思います。
◆月初のポートフォリオ

◆月末のポートフォリオ

8月月間の売買は以下の通りです。
■買い
3276 日本管理センター(買い増し)
9466 アイドマMC(買い増し)
9795 ステップ(買い増し)
■売り
なし
■優待クロス
ここでは割愛します。 → こちらの記事
なお、資産の状況及びポートフォリオの各指標については、
それぞれ以下の通りです。


私の投資方針では、
株主優待の権利取得目的のクロス取引は許容はしているものの、
あくまで「おまけ」という位置付けでした。
実際これからも優待投資家に転身するつもりもありませんし、
そもそもこの世界で極めた方々おり、
私のようなにわか者が出る幕もありません。
しかし、毎月少量とはいえ、
せっかく権利取得を細々と楽しんでおり、
一定のニーズもありそうですので、
今後優待の権利取得などの話題についても
気軽に記事にしていきたいと思いました。
※従来は私にとってメインではないので自粛していましたが、
まぁそんなかたっぐるしいことを考えるのをやめました。
なお、優待に自惚れてこんな記事をあげるくらいなら、
銘柄分析のひとつでも多くやれよ、というツッコミは、
ありがたく頂戴したいと思います。
銘柄分析はこれからも記事の有無に寄らず、
今後も継続していきたいですし、
それをメインにする事に変わりはありません。
と長い前置きはこれ位にして早速
今月の優待取得状況を整理したいと思います。
なお、妻が取得した分も明細を分けて記載しています。
(念のため記載しますが、妻は妻の意思に基づき自身で取引しています。
借名取引ではありません)
1.取得実績
■現物
・9414 日本BS放送 100株 ※長期保有優遇あり
ビックカメラ商品券 2000円
・1384 ホクリヨウ 100株
たまご券 500円
■一般クロス(強制決済)
・3387 クリエイトレストランツHD 100株
自社商品券 3000円(概算コスト:770円)
・8185 チヨダ 100株
自社割引券20%×5枚 2000円(概算コスト:1150円)
総計10000円の靴購入で換算
・9861 吉野家HD 100株
自社商品券 3000円(概算コスト:800円)
・9861 吉野家HD 100株
自社商品券 3000円(概算コスト:800円)
・3396 フェリシモ 100株
商品詰め合わせ 3000円(概算コスト:780円)
■一般クロス(現渡)
・7545 西松屋 1000株
自社商品詰め合わせ 5000円(概算コスト:1660円)
※8/20権利付確定
※売建5日
・7545 西松屋 1000株
自社商品詰め合わせ 5000円(概算コスト:1660円)
※8/20権利付確定
※売建5日
・7581 サイゼリヤ 500株
自社商品詰め合わせ 10000円(概算コスト:2090円)
※100株を売建5日、400株を売建3日
・7581 サイゼリヤ 100株
自社商品詰め合わせ 2000円(概算コスト:670円)
※売建5日
・7630 壱番屋 200株
自社商品券 2000円(概算コスト:1380円)
※売建5日
・7630 壱番屋 200株
自社商品券 2000円(概算コスト:1380円)
※売建5日
・8251 パルコ 100株
自社商品券又は映画券 1000円(概算コスト:430円)
※売建5日
・2735 ワッツ 100株
自社製品詰め合わせ 1000円(概算コスト:430円)
※売建5日
・4668 明光ネットワークジャパン 100株
クオカード 1000円(概算コスト:420円)
※売建4日
・4668 明光ネットワークジャパン 100株
クオカード 1000円(概算コスト:420円)
※売建4日
・9946 ミニストップ 100株
ソフトクリーム引換券 1250円(概算コスト:570円)
※平均250円/個で換算
※売建3日
・3046 ジンズ 100株
自社商品券 5000円(概算コスト:1050円)
※売建2日
・8278 フジ 100株
自社製品詰め合わせ 1500円(概算コスト:560円)
※公式は2000円だが評価額で換算
※売建2日
・8267 イオン 100株
オーナーズカード 1000円(概算コスト:400円)
※3%CBとラウンジ使用を評価
※売建2日
2.取得できず
・8200 リンガーハット 500株
自社商品券 6480円(概算コスト:1700円)
※在庫不足
・2686 ジーフット 100株
自社商品券 1000円(概算コスト:350円)
※在庫不足
・3048 ビックカメラ 100株
自社商品券 1000円(概算コスト:430円)
※優先度低&在庫不足
3.コメント
・クリレスは、フライングでも瞬殺。時報と共に連打でも1名義しか取れず。
・吉野家は、フライングしなくてもいけた。通常売建5日で早々に在庫切れ
・チヨダは、フライング不要。ずっと在庫わずかだったが、売建2日でもいけた。
・サイゼリヤは、売建2日でもいけた。100株のみ保険で早めに建てて、あとは売建2日でもいいかな。
・壱番屋、パルコはフライングは不要。売建5日で▲となり早目対処が必要。
・ワッツは、売建5日で早々に瞬殺。
・明光ネットワークジャパンは、売建5日で瞬殺も、その後在庫が回復。よくわからん。
・ミニストップは、売建2日で余裕。
・ジンズは、フライングでも瞬殺も、その後在庫が復活し謎。
・ビックカメラは、売建5日は余裕も、売建3日位で在庫消滅。
・リンガーハットは、フライングでも瞬殺。
・ジーフットは、売建5日で瞬殺。
4.一般信用売の在庫状況
今月の状況を総合的にみて、
かつ私が把握・認識した主観に基づき整理してみました。
あくまで断片的な主観的な整理であり、
まだ手探りな状況なので精度はご容赦下さい。
(もし認識が違えばぜひ、ご意見を頂ければ幸いです。)
あとは、この熾烈な在庫状況と実際に
自分が欲しいもののバランスで決めていくのがいいかなと思います。
3387 クリエイトレストランツHD
3396 フェリシモ
8200 リンガーハット
-----【難易度S】 フライングで瞬殺-------------------------
3046 JINS
2735 ワッツ
2686 ジーフット
4668 明光ネットワークジャパン
-----【難易度A】 売建5日で瞬殺(フライング推奨)------------
7545 西松屋
9861 吉野家HD
-----【難易度B】 売建4日で競争激化(売建5日中推奨)-------
7630 壱番屋
8251 パルコ
3048 ビックカメラ
-----【難易度C】 売建2日で競争激化(売建3日まで推奨)-----
8185 チヨダ
7581 サイゼリヤ
-----【難易度D】 最終的に在庫余裕なし(売建2日早めが推奨)----
9946 ミニストップ
8278 フジ
8267 イオン
-----【難易度E】 最終的に在庫余裕あり(売建2日余裕あり)---
1.パフォーマンス
まるのんPFは年初来で +22.7% となりました。
前週比は +1.4% で推移しました。

2.全体所感
北朝鮮情勢や北方領土、トランプ政権の解任や壁問題など、
世界では色々なことが起こっていますが、
株価指標は案外冷静に推移しているようです。
各指数は、東芝指数と化している東証2部指数を除くとほぼ横ばいです。
ジャクソンホールでどのようなことが議論され、
世界経済、とりわけ為替がどのような反応をするのか、
またその後、様々なアナリストがああだこうだと論評されると思いますが、
それを踏まえてどういう方向に織り込まれていくのか、
注目なのでしょうが、どうも注目する気になれません(笑)。
というか私自身がこういうたいそうなトレンドを
主体的に捉えることができないので、
自分の力量のなさとやる気のなさだと感じています。
ただ、そもそも必要性を感じていないのです。
ジャクソンホールでイエレンさんがどういう話をするか、
それで為替のトレンドが形成されたとして、
では保有株のファンダメンタルズにどのように影響をするのか、
もしくは長期的な経営にどう影響するかなど、
あまりにかけ離れたことで合理的な判断が出来ません。
結局、自分の投資法では、
こういう難しい世界経済のトレンドを全て主体的に把握していなくても、
もっとシンプルに考えられるべきとも思っているのです。
ですからもちろんニュースには目を通しますし、
自分なりに解釈する努力はしていくつもりです。
実際白川総裁時代には、このジャクソンホールがきっかけで
日銀の政策決定にも影響があったという事実もあります。
しかし、そのジャクソンホールの解釈をより深めようとしたり、
精度をあげようというモチベーションがありません。
マイペースにやっていきたいと思っています。
3.ポートフォリオ
本日時点のポートフォリオ内訳は以下の通りです。

先週に続き、今週もそれなりに買い注文を入れていました。
しかし、結局指値が約定せず、唯一、ステップの最初の買いのみ約定で、
やや保有比率があがりました。
現状で各銘柄(新規銘柄を含む)への配分比率を決めて、
その比率に中期的にもっていけるようにと、
指値を決めているのですが、まぁ思うようになりませんね。
指値にスケベ心が強すぎるのかもしれませんが、
各指値がかかった後の取得単価のバリューエションをみて、
納得ができるかという観点で決めているので、
どうしても安易に指値を妥協しないし、
そういうプロセスを入れているので妥協しにくくなるように仕向けています。
保有銘柄の週間騰落は以下の通りです。

アイアールジャパンHDが高値を更新して強いですね。
何故なのかわからないんですよね。
先日の1Q決算では勝手な期待に応えられずということで、
失望で株価も下がってたんですけどね。
私も失望どころかやや期待感も大きくなったので、
そこで多少は買い増しをしていますが、
もう少しヨコヨコからじり安で買い増しチャンスと思っていたのですが、
まぁそういう値踏みするようなことをしているとろくなことがありません(笑)。
こちらもマイペースでゆっくりいきます。
あいホールディングスは決算を受けて下がっています。
四季報などの予想から見ても今期予想ガイダンスが弱いということで、
もう少し売られるかなと思っていましたが、
思っていたより下がりません。
決算前までに3000円台を超えて堅調だったので、
その反動もあるだろうと思っていたのですが、
2000円台後半くらいで落ち着きそうな気配です。
個人的には思い切って2000円割れ位まで調整してくれてもいいのですが、
まぁそれは高望みでしょうし、
私は同社を主力まで上げるつもりはないので、まぁどちらでもいいです。
また週間騰落では横ばいですが、
じり安となっているステップですが、前述の通り買い増しをしています。
同社への見立ては変わっておらず、
成長率が低い分、より長期目線でみての買いで、
であるならば、まぁ少しずつ買い増しておきたいとずっと考えておりました。
少し脱線しますが、
私は取引履歴を出来るだけリアルタイムでツイートしているのですが、
そこで現在はブログを休止中であり、
私が投資に向き合う上で、いつも学ばせて頂いているゆうゆーさんから、
コメントを頂けたことが嬉しかったです。
同銘柄はあまりにも退屈であり個人投資家界隈でも
一切話題になっていない中で(話題になってもらわなくて上等ですが(笑))ので、
このようなやり取りが出来たことを嬉しく感じました。
だからなんだってことなんですけどね。
この銘柄に限らずですが、
他の投資家の方のコメントは多いに参考にしつつ、
自分で主体的な判断が出来ると確信している銘柄だけを残し、
そうでない、誰かの判断やコメントに依存していると感じたら、
きちんと売却して清算をするようにしたいとも思っています。
投資判断では、著名な方の意見に拠り所を求めると、
その時はどこか大船に乗った気になり楽になりますし、
実際それで成功することもあるかもしれませんが、
そうなったら全てがおしまいだと思っています。
保有銘柄の各指標は以下の通りです。

特にコメントはありません。
随時、目標株価を修正検討しているものを反映していきたいと思います。
4.個別銘柄トピックス
■サンセイランディック
決算説明資料並びに決算説明会の動画が開示されています。
細かな内容は割愛しますが、
やはり地に足のついた活動を想像させます。
建築事業の回復がまだ道半ばですが、
そういう点にもきちんと説明をすべきではないかと考えていましたが、
説明会ではきちんと言及があり良かったと思います。
採算性も重視した受注というのは、
良くも悪くもあるかなとニュートラルに捉えましたが、
そもそもこの事業にそこまで期待を寄せていないので、
まずは黒字化に向けて頑張って欲しいです。
主業の底地などの不動産販売事業では、
外部環境だけで救われているのではなく、
内部の販売体制の付加価値向上が具現化している様相もあり、
引き続き楽しみですね。
また障がい者支援に関する内容は、
同社の貢献主義のようなものを感じさせる活動だと感じます。
現状では業務提携で千葉の船橋での一部試験的な活動ですが、
今後、こういう求められる活動が事業として確立していければよいですね。
ただ儲けを出そう(いや、それがとても大事だと思うのですが)というノリだけではなく、
意義あることをやろうという姿勢が鮮明で好きなところです。
強面だけど実はとてもやさしい(実際社内でもやさしい社長で通っているらしい?)社長の
前のめりのプレゼンですが、
新中計の策定を進めている中で、
今の市況も反映されてくると思うので、
それなりのものを出してくれると感じているところです。
ただ、本質的には、市況に右往左往するのではなく、
もっと長い視点でみていかないといけないと思っているところです。
■アイアールジャパンHD
ホームページがリニューアルしています。
特に中身のコンテンツは変わり映えしません。
というかデザイン以外で何がどう変わったかイマイチわかりません(笑)。
■丸和運輸機関
株式分割が発表されました。
というか発表されてしまいました。。。
私の想定では、アマゾン関連の売上増や追加投資、体制強化の先行コストを含めた
業績予想の修正をやるタイミングで分割かなと思っていました。
ただ、同社は過去にも分割を続けて実施しており、
この位の株価水準であればやってくるということは、
ある程度市場も織り込み済だったのではないでしょうか。
なお、ひふみ投信から大量保有が出ています。
同ファンドの責任者である藤野氏の著書の中で、
地方銘柄への脚光を向ける中で同社の名前もあがっていましたが、
このタイミングで大量保有をするというのは、
率直なところ、あまり理解ができないでいます。
アマゾン荷量の参入を単純に評価した買いではないでしょう。
業績予想から見ると今期にはネガティブなはずです。
立ち上げコストだけでなく、
一部で炎上している遅送への対策費も計上せざる得ない状況でしょう。
まさかそういうシナリオをファンドが認識していないことはないでしょうから、
それを踏まえても買いということと思いますが、
あまりファンドが買ってくるのがイメージ出来ないんです。
どうせなら、今期にげろった後でよいのではないかと思うのですがね。
実際、私もげろった後を狙っているわけですが。。。
まぁ皆が思う事をやっていてはだめということですかね。
■全国保証
例年恒例となっている住宅ローンキャンペーンを実施とあります。
リフォームなども対象なのですね。
例年恒例なので、業績予想にも織り込まれているでしょうし、
まぁ静観してみていればよいニュースですね。
5.資産状況
資産の状況は以下の通りです。

特にコメントはありません。
6.雑記
今週は8月権利確定の優待権利獲得のための
クロス取引の対応をしていました。
これまでこの優待クロスは私の投資方針上は、
許容はしているもののメインではないし、
当ブログの投資方向性ともかけ離れているため、
意識的に記事をあげていませんでしたが、
自分のためにも今後は記事をあげていきたいと思います。
ところで、職場で少しだけ変化があったのですが、
変化を楽しめる人と、変化を不安に捉えてしまう人といます。
もちろん私は後者であり、少しだけストレスを感じているところです。
この不安は何で生まれるかということなのですが、
この先にどんな業務やなすべきことが待っているのか、
「わからない」ことが起因しています。
自己啓発本などをみれば、
それを如何に乗り切るかを様々なアプローチで書かれていますが、
多くが頑張るとか様々な状況を受け入れるとか、
精神論に帰着していて結局気の持ちようということになり、
イマイチすっきりしないのです。
(なので、自己啓発本はあまり乱読したくないんです)
それで、まず今後起こりうる良い事、悪い事、
様々なことが起こった時、
しかし、それは私や家族にとって存続危機になるものでもないし、
そうなることが予見されたら、KYでも逃げればよい、
という大前提に立つことです。
その上で、「わからないこと」の中で、
自分で対処できることとそうでないことを明確にわけることです。
ある業務があったとして、
それをやるかやらないかの意思決定権は私は持ち合わせてなければ、
それをやるかやらないかどちらに転ぶかわからない状況を、
ああだこうだいっても仕方ありません。
自分で対処しようのないものを明確に意識することで、
この無用な懸念から来る不安を軽減させることが出来ます。
一方でその業務を自分でやるか更にアウトソースするかは
自分が選択できる余地があります。
自分でやれば周囲から崇められるかもしれませんが、
誰かにアウトソースすれば場合によっては
丸投げする奴だと陰口をたたかれるかもしれません。
自分が周囲から受ける眼差しという形で
自分の言動への責任を負う必要こそあれ、
やり方に一定の裁量があるわけです。
ですから、その時々の状況を踏まえた言動をしていけば、
自分が許容できる不安はコントロールできます。
自分でできないことは悩まず受け入れ、
自分でできることはその時々で自分が居心地よい、
もしくは妥協できる範囲で行動していけば、
わからない状況から来るストレスと解消されるかもしれません。
これは株式相場でも同じようなことがいえます。
明日株価が下がるか騰がるかということは、
Mr.マーケットのご機嫌によるかもしれませんし、
今であれば、北の将軍様の口先、
もしくはトランプさんのツイッターによるかもしれません。
自分ではどうする事も出来ません。
しかし、家計を脅かさない範囲で保有するとか、
それに危機感を感じたら現金にしてみるとか、
自分出来る対処はいくらでもあります。
年利10%の目標ですら私にはハードルが高いのですが、
それは私がわからないことに対して自分が対処出来る範疇で
わからないことへの許容度が低いという事に他なりません。
リターンはリスクによる決まるといわれますが、
本当にその通りなのだと思います。
新たな業務でも株式運用でも、
あるいは子育てでもなんでもそうなのですが、
今後の未来への不確実性への不安を感じた時、
自分でできる事の中で、どう対処すべきかだけに意識を集中して
居心地の良さを見出しながら、
肩に力を抜いて生きていきたいなと思います。
1.パフォーマンス
まるのんPFは年初来で +21.2% となりました。
前週比は +0.5% で推移しました。

2.全体所感
北朝鮮に関する問題や、
テロ問題など世界情勢の喧騒の中、
国内市場は右往左往しているようです。
米国の指標がどうだとか、
各中央銀行の動向に注目がされたり、
とりわけ米国の足元の指標にやや先行き不透明感が出るとなると、
利上げペースが遅れ為替が動くとか、
まぁ相変わらず忙しなく海外市況も不安定です。
というか安定していることなんでないですがね。。。
そんな中、国内市場も大きく調整するのかなと思わせておきながら、
あまり調整するわけでもないようです。
資産が減らずに済んだと目先の短期的なことに嬉しいと感じたり、
買い増しが想定通りに進まず悲しいやら複雑な心境だったりします。
ただ、そんな一喜一憂の煩悩こそ、
私のような中途半端な初心者投資家には大敵ですので、
目先の「株価の動き」に惑わされないようにしたいと思います。
3.ポートフォリオ
本日時点のポートフォリオ内訳は以下の通りです。

ポートフォリオに大きな変化がありません。
今週は少し厚めに買い注文を出していましたが、
まだ、そうそう簡単には買わせてくれないようですね。
保有銘柄の週間騰落は以下の通りです。

週内での浮き沈みはそれなりに大きかったですが、
終わってみれば、平穏な週だったと思います。
保有銘柄の各指標は以下の通りです。

前々から検討してきたサンセイランディックの目標株価を修正しました。
20.12期EPSを147としました。(CAGR7%成長を維持)
更に評価PERは12倍としています。
4.個別銘柄トピックス
■ソーシャルワイヤー
福岡市のスタートアップカフェ会員企業向けの
アットプレスサービスの提供を行う旨のリリースがありました。
福岡市といえば、スタートアップ企業に
積極的という記事を多数見て来ました。
改めてスタートアップ企業数等どこかに定量データがないか探してみたのですが、
すぐに見当たらなかったのですが、
コンパクトシティであったりベンチャー企業への支援に積極的ということもあり、
どうやらアツイ都市らしいです(なんだか俗っぽいですが・・・)。
同カフェでは会計や広報、クラウドシステムなど
様々なツールを利用できる特典があるようで、
実際、プレスリリースについても、
既にPRTIMESのサービスも月1回配信が出来るサービスが提供されています。
この度、同社からも改めて地域創生という
巧みで便利な言葉を用いたリリースとなっています。
当リリースが何か目先の業績や価値の見通しを変えるものではありませんが、
福岡といえば、アジア進出の際にも優位ですし、
同社の顧客ターゲット層にもマッチしている内容ですから、
引き続き頑張って欲しい、その程度の感想です。
株価は相変わらずややボラティリティが大きく、
投資家や投機家の様々な思惑が交錯しているようですので、
あまりそこに飲まれずにいきたいと思っています。
■あいHD
決算が出ています。
精査記事まであげるかこれから考えますが、
順調ではないでしょうか。
今期見込みが四季報などと比較して弱いので、
売られるでしょうが、今期見込みを当てるゲームに
参加しているわけではないので、どちらでもいいのです。
5.資産状況
資産の状況は以下の通りです。

特にコメントはありません。
6.雑記
今週は週央に短い家族旅行に出掛けていました。
旅行ブログならその旅行記を詳細に語りたいところなのですが、
まぁそれは割愛します(笑)。
ところで、私の周りでは株式投資に対して、
仕事中も旅行中も株価が気になって落ち着かないという方が多いです。
そしてそれが理由で資金運用にネガティブな意見を抱かれています。
私も投資を始めた3年余り前の初期では、株価の動きが気になり、
一日に何度も株価や騰落をチェックしていたりしました。
実際それで感情的に売買をしてみたり、
雰囲気で根拠ない戦略でその場凌ぎのことをしてみたり、
確かにそういう時期を過ごしてきたので、
その落ち着かないという感覚はとてもよく理解しているつもりです。
3年余りが経って今となっては、
意識的に自分の感情を仕向けているというのもありますが、
だいぶ落ち着かなさはなくなりました。
というか、落ち着かない要因を招く銘柄は
保有しないか、落ち着く程度に比率を下げることにしています。
今の私のリスクヘッジのやり方は、
まだまだ自己流で、その場で試行錯誤しているもので、
強い根拠があってこのようにしているものでもありません。
なので、この先、必ず訪れるだろう下落相場を前に、
どこまで自分が平穏を保てるのかはわかりません。
少なくても今回の家族旅行の間は、
株価やSNSからも距離を置いて、
完全に放置をしていましたし、
それで旅行中になんらストレスを感じず平穏にいられました。
長期投資が前提だからこそなのかもしれませんが、
仕事や家族との時間と両立をして、
どっしりと構えられる可能性があるこのスタイルこそ、
私には受け入れやすいやり方なんだろうと、
改めて実感しました。
【決算精査】 3277_サンセイランディック(17年12月期_2Q決算)
銘柄分析シート
決算説明資料(会社開示)
1.サマリ
総合評価:「4」 (☆★★★★)
※総合評価は5がポジティブ、3がニュートラル(想定通り)、1がネガティブの5段階レーティング
1Qでは仕入も増勢に転じていたものの、
まだそこまで強いという印象はなく、
上期は予想線で着地し、それまでに仕入れを稼ぎ、
下期挽回をもって計画達成してくれたらいい、
そのように捉えていました。
ところが7/28に修正開示が出て、
上期のみですが、上方修正したのには少し驚いたわけです。
しかも単なる期ずれということでもなく、
人材が育ち、オペレーション効率の向上施策も奏功し、
利益面で底上げしてきています。
この辺りは修正開示時にIR担当に照会をして、
私なりには下期も堅調なものになると判断していました。
その裏付けを得るためにも、
2Q決算では仕入の状況が肝だと認識しておりました。
結果として仕入は順調に進捗していると判断出来ましたので、
今期の業績予想は、決算説明資料にも記載の通り、
ある程度堅いところまで来たかなという印象を受けます。
それどころか、多少バッファをもっている認識で、
今の状況が続けば、通期の修正も射程ということになると捉えています。
細かな点としては、
今期から役員も派遣して立て直しのテコ入れを図っているという
建築事業の回復がまだ見られない点でしょうか。
引き渡しの時期の兼ね合いもあり、やや偏重になるために、
今の数値はあまり重要でないかもしれませんが、
それでも回復は見て取れません。
セグメント利益は相変わらず水面下です。
また受注の状況も決して今後を楽観できる内容ではありません。
ただ、当セグメントの情報は直ちに全社への影響があるものではありませんので、
敢えて言及すればというくらいのものです。
業績面で修正通りの結果とはいえ、
この修正を含めて評価しますと、
仕入の堅調さもあり、想定より堅調な状況だと理解します。
従いまして、総合評価についてもややポジティブ「4」とします。
(修正開示があったので、それを前提としれば想定通りでしょう)
2.定量数値の確認
(1)売上の推移
◆2Q累計

◆2Q単計

同社は四半期単位にブレが大きいのがネックです。
1Q、2Q共に前期の伸長が大きかったので、
そこから見ると減収です。
元々これは想定通りですし、むしろ修正されている通りに
計画超過ということになっています。
(2)利益の推移
◆2Q累計(営業利益)

◆2Q単計(営業利益)

1Qでは前期から期ずれした一部の物件について、
利益率を落として販売したことともあり利益も赤字でしたが、
2Qでは利益率が大きく改善して大幅増益となっています。
修正文書では経費削減がメインで語られていますが、
私の印象ではもちろんその効果があるにせよ、
人材育成の成果、特に販売の際に、
多様性のある提案や付加価値創造に尽力出来た結果で、
よりプラスに感じています。
◆2Q累計(純利益)

◆2Q単計(純利益)

純利益については前期に事務所移転費用の一過性費用を営業外費用に計上しており、
その反動で経常利益以下は前期比増益となっています。
まぁ特に論点ではないでしょう。
(3)通期予想について
上期実績と据え置いている通期予想を逆算すると、
下期の数値見込みは以下の通りとなります。
■FY17(今期)下期 計画
売上 8,896M
営業利益 976M(利益率:11.0%)
純利益 668M(利益率:7.5%)
2Q末時点 販売用不動産 7,874M
■FY16(前期)下期 実績
売上 6,365M
営業利益 919M(利益率:14.4%)
純利益 610M(利益率:9.6%)
2Q末時点 販売用不動産 7,050M
■FY15(前々期)下期 実績
売上 7,279M
営業利益 905M(利益率:12.4%)
純利益 513M(利益率:7.0%)
2Q末時点 販売用不動産 7,276M
単純に2Q末のBSの残高(概ね半年前後で収益計上)が
下期の売上計上のトレンドを形成すると考えると、
今期の売上見込みはまだ楽ではない状況だと思います。
ただ、これから仕入が引き続き堅調そうな気配ですので、
この辺りの寄与もあれば、
まぁ計画線でいくのかもしれません。
一方で利益率は営業利益ベースでいくと、
数%程度の良化余地があると見えます。
純利益でも相応の期待が出来ます。
物件個々の想定利益率をきちんとマンジメントしている会社ですから、
まだ皮算用すら難しいですが、
計画線から利益はやや強い推移といえると思います。
(4)仕入・販売状況
◆仕入金額推移

仕入は順調です。
特に直近では居抜きの伸長が大きいですね。
会社側の決算説明資料にもある通り、
仕入ルートの多チャネル化も促進しており、
また案件が沢山出てくるようになったようですので、
無理をしないでもらいたいですが、
精査を従来通り進めて、良い仕入をしてれると嬉しいですね。
◆販売金額推移

販売状況も1Qでの玉切れ状態から回復しています。
全般、堅調に推移しているとみてよいと思います。
3.IR照会
今回は修正の際に照会させて頂いたので、
今回は今の所、照会の予定はありません。
但し、決算説明資料については、
前回よりだいぶ改善され嬉しくなったので、
改めて何かご提案できることがあれば、
IR担当へ照会をかけたいと思います。
4.株価推移
株価の動向ですが、想定PERを元に仮想株価を引いた表は以下の通りです。

赤色が買い、青色が売りです。
昨年後半で下値で売っていますが、
これは当時の記録によると、PF全体の現金比率の確保のためと、
仕入挽回中でありその具現化リスクを踏まえて、
泣く泣くとった行動です。
今年に入って、この時より高く買い戻すことになっているため、
もう少し慎重に判断しないとなりませんね。
特にこういう息の長い我慢が求められる銘柄ではなおの事です。
目標株価ですが、今回修正をかけます。
従来の目標株価は
19.12期EPS130 × 評価PER =1560円 でした。
今期EPSを5%程度上振れ着地を見込みます。
そこを起点に7%成長を堅持して計算してみます。
17年12月期EPS120×1.07×1.07×1.07=20年12月期EPS≒147
評価PERは12倍のまま変えません。
・目標株価(20.12期想定)
147×12=1760円 →時価総額想定 約146億(現状74億)
というわけで、2~3年で株価は概ね倍になる想定です。
この辺りの見立ては特に変わっていません。
5.さいごに
1Qから決算説明資料を開示してくれるようになったのですが、
その際に、色々個人投資家の1人として同社を応援したく、
IR担当の方へ色々ご意見をさせて頂きました。
※前回記事 の抜粋
・四半期進捗率はあまり意味のない情報ではないか
(むしろ四半期ではなく半期・通期の目線で見てもらえる工夫が必要ではないか)
・居抜き物件の前期期ズレの要因分析や再発しない言及はもっとあってよいのではないか
(今後は通常利益率になるの根拠が薄く読めてしまう)
・仕入の状況は予実の開示も含めて開示を検討できないのか
(なんでも開示すればよいものではないかもしれないが、重要な指標である認識)
・財務状況の言及は、棚卸資産にフォーカスを当てれば十分ではないか
・数値だけでなく、各取り組み状況やトピックスにもっと言及があってもよいのではないか
例えば進捗率は敢えて削除されたり、
各取り組みの概況がコメントでより補われたりしました。
また上記で貼付している、
銘柄分析シートを丸ごとIR担当にお送りしたのですが、
その中で、仕入と販売の状況のグラフはよりわかりやすい形で
リニューアルされて開示頂けたりと、
とにかく一歩ずつ改善されていることがわかりとても嬉しくなりました。
私のような弱小個人株主の一人でも、
外から様々な形で同社の事を応援出来るという機会は、
素晴らしくもあり感謝したいと考えています。
このような姿勢を持つ会社は、
やはり末永くお世話になりたいと思います。
資産形成のスピード感やその伸長率だけでみれば、
もっと値動きがよい銘柄に張るのがいいかもしれません。
ただ、私は投資活動の中で、
納得感やこういったプロセスを楽しみたいと思ってるので、
ゆっくりとやっていきたいと思います。
~なお、当記事は私の主観に基づき記載されていますので、
投資判断をされる際にはご自身の尺度で十分検討を行って頂くようお願いします。~
1.パフォーマンス
まるのんPFは年初来で +20.8% となりました。
前週比は ▲1.2% で推移しました。

2.全体所感
先週はマザーズがやや下落しましたね~なんて書いていましたが、
先週の同程度下落しています。
その割には個人投資家から悲壮感も感じられず、
今年が如何に堅調な相場であるのかよくわかるな~と感じています。
全体相場は、また北朝鮮に絡む地政学リスクとやらで、
なんだか不安定な展開となったようです。
ですが、まぁこういうのは恒例行事のようなもので、
定期的に訪れる相場をかく乱するイベントのようなものです。
巷では、小沢一郎氏が政権批判のツイートをすると反発するという
都市伝説のようなものもあるようですが、
まぁその程度のことでしょう。
(株式投資の世界ではない、
国際情勢や外交面の真面目な事はここでは置いておきます)
そんなわけのわからないものより、
ファンダメンタルズを重視する投資家の端くれとしては、
やはり決算シーズンなのですから、
こちらの方が余程重要ですね。
結論としては、保有銘柄は総じて期待通りの決算推移を確認出来ており、
また一歩前進したんという感覚があります。
株価もいつものように勝手に期待からの勝手に失望という
展開が見られず、穏やかに過ごしており、
トリを飾る主力の日本管理センターの決算も想定通りで
今回の決算はまぁよかったね~なんて思ってたら、
今日は同社の株価は大きめの下落に見舞われて、
まぁただでは終わってくれないよねと冷静になりました(笑)。
内政面では内閣改造も終わり、
経済面もきちんと仕切り直して頑張ってもらいたいな、
なんて思っている矢先に、
今度は解散かもとかにわかに慌ただしくなってきています。
政局に動かされるのではなく、
とにかく腰を据えて意義ある活動を早くやってもらいたいです。
3.ポートフォリオ
本日時点のポートフォリオ内訳は以下の通りです。

5%以上の準主力以上の銘柄は
日本管理センター、サンセイランディック、ソーシャルワイヤー、アイドマMCと
特に布陣は変わっていません。
予備メンバーとして利益確定を進めた
WDBHDと丸和運輸機関が控えています。
下位ではアイアールジャパンHDとステップを上げたいのですが、
なかなか思うようにいきません。
現金は引き続き40%と比較的厚い状況となっています。
保有銘柄の週間騰落は以下の通りです。

決算を受けて、日本管理センター、全国保証あたりが
売られています。
全国保証はなかなか好調で、
一時は5000円台もつけたのですがね・・・。
日本管理センターはまぁいつものやつですね。
そろそろこういうのも終わって平穏かなと思っていたら、
そんなことはなく、華麗に下落してくれました。
というわけで、指値の1発目が引っ掛かり買い増しと相成りました。
シュッピンの下落はまぁその前にだいぶ上げましたからね。
日本BS放送は今日のザラ場で急落しています。
大人の方が少し纏まったロットでも売ったのでしょうかね。
上昇側は丸和運輸機関ですが、
これは空売りの方々が逆日歩がついたりで大騒ぎのようで、
その買い戻しでしょうか。短期的な需給に伴うもので、
目先は下方修正を踏まえて、3000円台前半までを想定しています。
WDBHDは決算が引き続き評価される格好で
上昇が続いています。
特別利益が乗っているEPSなのですが、
PERは18倍を超えてきています。
実力的には20倍を超えている水準です。
いやはや、という感じです。
保有銘柄の各指標は以下の通りです。

4.個別銘柄トピックス
■日本管理センター
決算は至って普通です。 → 決算精査記事
■サンセイランディック
事前に修正が出ていたので、注目は仕入でしたが、
事前の観測通り、順調に仕入が進捗していました。
別途、決算精査記事をUPします。
なお、決算説明資料へ要望をお伝えしたのですが、
少しずつではありますが、確実に改善をしています。
嬉しいことであります。
5.資産状況
資産の状況は以下の通りです。

資産規模が1200万円台がみえてきました。
と先週書いて、週央で一旦超過しました。
そしてそれを天井に反落しました。
だいたいこういう調子のいいことを言い始めたら
フラグなんですよね(笑)。
6.雑記
私は敢えてネガティブな声を聞くようにしています。
某巨大掲示板もそうなのですが、
SNSなどでも耳の痛い声こそ受け入れて、
その上で自分の考えを深めたいと思っています。
今週はツイッターで見かけたのですが、
1億程度の資産を目指すと宣言して、
ブログやSNSをやっている人に対して、
そんなSNSになんぞ手間をかけないで、
投資手法を磨いたり、銘柄分析に集中すべきだというものです。
全くもってその通りです。
特に私のように全くの素人で、
ろくに投資本も読まず不勉強な者ならなおの事、
名著をあたり、様々な手法を体得し、
自分のスタンスを構築していくことは、
投資家たる上で大事なことだと思います。
そういう大前提の上に億の資産を目指すとか、
いうべきなのかもしれません。
がむしゃらなに努力をするからこそ、
結果を享受できるチャンスを得られるわけです。
今すぐに時間や手間がかかるSNSから手を引く、
つまりこのようなブログもやめて、ツイッターもやめて、
ひたむきに勉強と実践をする姿へ転換しようと一瞬考えてみました。
ただ、私にはやはり無理だなとすぐに悟りました。
結局私には本気さが足りず、
ストイックに投資を極めたいなんて思っていないのです。
家族との時間を最重視し、
仕事も窓際族ではありながらも基本は日々通勤もするし、
同僚とゆっくりランチをしたりもします。
ツイッターで好きなことをつぶやき、
ブログのような手段がないと、
ついつい決算精査やパフォーマンス記録もサボってしまうかもしれません。
投資本を読もうにも通読したり、
ましては何度も繰り返し読み重ねるなんて経験はほとんどありません。
結局ストイックさが足りないのです。
ただ、そんな体たらくな私のような者でも、
相場の片隅で自由に株式を売買することも出来ますし、
それを自分のSNSで発信したり、
その中で小さな輪が出来て交流を持たせてもらえたりするのは
自由にできることなのです。
ストイックさがないのでプロを目指す事なんてできません。
目を見張るパフォーマンスでいち早く資産を築く事も出来ません。
そもそもそんなことをしようなんて微塵も考えていません。
ストイックでない普通の窓際サラリーマンが
家族との時間を大事にしつつ、
その傍らで自分なりのペースで好きなようにやって、
ちょっとずつでも資産を築けて、
30年経てば、1億円になればいいね、というノリなのです。
ですから、株式取引を勝負だ、なんて思ったことはありませんし、
そういう世界から距離を置くべきだと思っています。
株式相場には様々な方が参加しています。
そのスタンスによって取るべき行動も異なります。
私も自分が取っている言動と、
求めるものが釣り合っているかはよく観察しないといけないと思いました。
いち早く億資産を築きたいと思っているのに、
今の私のような姿勢は頂けませんのでね。
ネガティブで耳の痛い言葉を受け入れて、
自分なりにどう解釈するかを考えて、
少しでも自分がこれでいいかなと思える言動が取れるように
していきたいなと思います。
【決算精査】 3276_日本管理センター(17年12月期_1Q決算)
銘柄分析シート
1.サマリ
総合評価:「3」 (☆☆★★★)
※総合評価は5がポジティブ、3がニュートラル(想定通り)、1がネガティブの5段階レーティング
サブリースの管理戸数の月次情報が芳しくない中、
今回もサプライズなく着地するのか注目していましたが、
見事に会社計画水準で着地をさせました。
各事業の詳細は短信からだけだと伺いしれませんが、
採算性を重視した物件管理を推進させたり、
他事業とのバランスなどをとりながらリソース配分を行ったりと、
その裏では泥臭い営業活動とそのマネジメントの苦労があったことは、
想像に難くありません。
計画通りに着地させるわけなので、
市場参加者の大好きなサプライズもないため、
目新しさはないわけですが、
外部環境が変わり、自社の事業領域にも変化がある中で、
毎々計画通りとすることは並大抵のことではないと捉えています。
なお、今回BSに販売用不動産が計上されています。
今後下期以降に売却する物件の調達となりますので、
これで今期の業績も堅くなったものと思います。
(元々、同社の計画は堅いものと認識していますが)
全般的に見て、計画通りに推移しているため、
評価も想定通り「3」ということになります。
2.定量数値の確認
(1)売上の推移
◆2Q累計

◆2Q単計

会社計画20,865Mに対して、実績20,276Mとなっています。
約3%弱の未達ですが、後述の通り利益は若干超過しており、
調整の範疇だと思われます。
2Q累計で+3.4%の増収となっています。
同社を成長銘柄として位置付け、
更にこの表面数値だけみると弱いという印象も抱きますかね。
なにせ2桁成長をずっと続けていましたからね。
2Q単で見ると約6%の増収です。
1Q単では前期の販売用不動産の底上げ分を控除すると+7%程度の増収で、
ほぼ同じトレンドです。
(2)利益の推移
◆2Q累計(営業利益)

◆2Q単計(営業利益)

粗利率が11.2%まで上がりました。
販管費率はほぼ横ばいということで、
営業利益率はやや好転して6%台となっています。
1Qの前期の販売用不動産の売却による反動減による減益があり、
累計で見るとわかりにくいですが、
2Q単で見ると25.1%の営業増益となります。
◆2Q累計(純利益)

◆2Q単計(純利益)

純利益ベースも特に変わった点は見受けられません。
(3)今期予想について
まず売上についてですが、
上期で7%程度の増収トレンドがこのまま続くとすると、
下期で積み上げ可能な売上は210億程度と思われます。
(前期下期の売上が195億で)
上期の実績を足して通期目途は412億となります。
会社計画の435億からみると5%程度の未達ということになります。
2Qで販売用不動産が計上されていますが、
たかだか3億程度ですので、このままですと
あと20億程度のGAPがあるように感じます。
今後多少の積み上げや営業努力があるでしょうから、
通期の売上は420億前後と見るのが妥当かなと思います。
利益面ですが、
2Q単で粗利率が向上している一方で、
販管費率は横ばいとなっています。
この粗利率の向上が続き、ある程度の販管費率抑制に本気を出せば、
通期予想の営業利益率5.6%より若干好転させる余地があるように思います。
5.7%とすると営業利益は23.9億、5.8%とすると24.4億となりこれで会社予想通りです。
細かな構造こそ皮算用となりますが、
まぁ要するに今回もサプライズなき決算に向けて順調ということだと思います。
(4)月次指数
月次指数として、
ストック性収入の基盤となる管理戸数と、
今期から新たに家賃滞納保証件数が開示されています。
◆管理戸数&家賃滞納保証件数

もう月次開示やめればいいのにと思いますよね。
業績予想の前提に管理戸数を掲げるのもやめた方がいいように思います。
それ位、同社の定量結果との相関がなくなっているように思います。
特に直近のトレンドと変わらず、
管理戸数の推移は軟調、家賃滞納保証件数は堅調です。
(5)パートナー企業数
同社は全国各地のパートナー企業との協業が
成長の礎にもなっているため、その推移にも注目しています。

こちらも期によって浮き沈みがあります。
タクトを振ってリソースを適正に配分するマネジメントをしているようですので、
まぁ細かな動向を素人がとやかく言う必要はないと思います。
総じて見れば緩やかに加盟店が増えていっているわけですしね。
3.IR照会
計画通りということですし、特に違和感はありません。
細かくは、どういうタクトを振って、月次管理戸数の軟調さをカバーしているのか、
聞いてみたいのですが、野暮というもんでしょう(笑)。
4.株価推移
株価の動向ですが、想定PERを元に仮想株価を引いた表は以下の通りです。

赤色が買い、青色が売りです。
下手くそな取引をしていますが、
今の水準はだいぶ中計の落ち着きも織り込み、
買い増すにはいい頃合いだなという印象です。
私の場合、ここから更に買い増すかということもあるのですがね。
目標株価ですが、
特に変更はありません。
・想定EPS(19.12期)
91.52×1.15×1.15≒120
・評価PER
22倍
・目標株価(19.12期想定)
120×22=2640円 →時価総額 約500億
5.さいごに
武藤社長のプレゼンが恋しくなってきました(笑)。
やはり定期的に洗脳されたい欲求に駆られます。
日本管理センターといえば、
一時期は個人投資家を魅了し、
決算があれば、その期待感先行から、
翌日には株価は暴落して、
なんで?なんで?と騒いだのが恒例でした。
(初心者の私がただ騒いでいただけかもしれませんが)
今となっては、中計もおとなしくなり、
他のテーマが注目されたりする中で、
同社への期待もいつしか注目されなくなりました。
だからというわけでもないのですが、
平穏な株価形成を期待したいと思います。
もちろん暴落してもそれはそれで大歓迎なのですが、
暴騰もいらないので、注目されない人知れぬ中で、
ゆっくりとが理想です。
いずれにしても、主力銘柄の決算として、
期待通りに無事通過しましたので、ありがたいことだなと感じています。
~なお、当記事は私の主観に基づき記載されていますので、
投資判断をされる際にはご自身の尺度で十分検討を行って頂くようお願いします。~
【決算精査】7164_全国保証(18年3月期_1Q決算)
決算説明資料(PDF)
1.サマリ
総合評価:「3」 (☆☆★★★)
※総合評価は5がポジティブ、3がニュートラル(想定通り)、1がネガティブの5段階レーティング
決算説明資料に記載の通り、
総じて順調な事業が継続しているようです。
将来の営業収益のストックとなる保証債務残高も堅調でありながら、
コストとなる代位弁済が低位に推移することで、
堅調な定量結果が出ています。
一方で1Q足元のでの新規保証実行件数が減少に転じており、
業績予想の前提では当指標は前期比増となることから、
これが一時的なものと判断するかどうかはなど注視が必要かと思います。
また、BSで、「金銭の信託」の解約があり、
その分で「有価証券」や「現金」が増加しています。
より安定的な運用にということなのか、
今の市況を考えてより安全サイドにということなのでしょうか。
どこまでも安全重視なオペレーションだと感じます。
代位弁済が低位となっており、
全般的に会社計画より強く推移しているものと思いますが、
現時点では特段驚くようなものでもないため、
総合評価としては「3」想定通りとなります。
なお、同社については、
決算説明資料のみで十分状況把握が可能であることから、
銘柄分析シートは作成していません。
2.定量数値の確認
(1)営業収益の推移
営業収益は保証債務の伸長に伴い、
順調に伸長しています。
特に問題ありません。
(2)利益の推移
営業利益は前期の強い伸長から
更に2桁成長となっています。
売上が伸長しているにも関わらず、
与信関連費用が▲25%と大幅減となっていますからね。
純利益では前期に有価証券評価損の
特別損失の計上があったため、
相対的に伸長率が大きくなっています。
(3)上期予想について
1Q実績と上期予想の差額から、
2Q単の計画を逆算します。
営業収益(売上) 7,890M(1Q比+8.3%)
営業利益 5,525M(1Q比+7.0%)
利益率がほぼ1Q並で営業収益のみが伸長するという見込みです。
新規保証受付件数(実行件数の先行指標)が1Qできちんと伸びていますので、
多少ショートするかもしれませんが、
利益面では概ね計画線という判断でよいかと考えています。
(4)セグメントの状況
同社は単一セグメントであるため、
特に記載することはありません。
3.IR照会
営業収益の源である、
新規保証実行件数が減少に転じています。
業績予想では増加見通しであるため、
これが会社計画通りであるのか確認したいと思い、
IR照会を実施しました。
私の主観に基づきメモを残しておきます。
なお、一部やり取りで記載残すべきでないことは
割愛しています。
まるのん
新規保証実行件数が減少しているが、
どのように捉えているか。
IR
前期の同時期はマイナス金利などの影響で、
借換需要が大きく膨らむなどして
実行件数の伸長が大きかったこともあり、
元々会社計画においても1Qでは減少を見込んでいた。
会社計画通りであると共に、
その先行指標である受付件数は堅調であることからも、
今後も計画通り推移し、通期予想の前提通りに
進捗していくものと考えている。
まるのん
BSで金銭の信託が減少しているが、
これはどのような理解をすればよいか。
IR
金銭の信託は、当社の保証料を安全性を十分考慮しつつ、
その一部を委託運用をしているが、
今回それを手仕舞いする判断をした。
そのために減少しており、1Q末ではまだ残高があるが、
今後完全にクローズする見込みである。
その分、より安全性の高い、社債や現金化している。
まるのん
保証料の利回りが低下している点は
収益性からネガティブと捉えている一方で、
安全性を最重視するという命題もあり難しい判断と認識している。
今の市況などをみるに手仕舞いしたという判断は尊重したい。
IR
悩ましい状況でありながらも、
何より保証料は今後の収益になる源泉であり、
それを毀損するようなことは絶対にあってはならないため、
このような判断を行った。
まるのん
代位弁済が低位に推移し、1Qでは見通しより強い推移と理解している。
そのような理解でよいか。
IR
そのような理解で相違ない。
代位弁済は保証債務の総量が増えており、
同じ発生率であれば増加するために
計画もロジカルに算出すると見通しは増加ということになる。
しかし、実態は雇用が強いなどの状況のため、
引き続き発生率は低位でコストが低減できている。
今後も代位弁済の発生率があがり、
コスト増になる要素は認識していないが、
引き続き注視していきたい。
いつもやり取りさせて頂いているIR担当の方で、
とても明確でこちらの意図を汲んでコミュニケーションが取れます。
IRが優秀だと嬉しいですね。
まぁそういう優秀な方を配置しているのだと思いますし、
そういう会社は応援したいと思わされますね。
4.株価推移
決算を受けて、一時5000円台を付けた後、
華麗な寄り天で一気に決算前の水準を割り込んでいっていますね。
確かに代位弁済の低減でやや強い数値ではあるものの、
そこまで驚く内容でないことと、
既に株価にも織り込まれていたとも思うので、
私は完全に傍観者となりました。
PERで15-16倍程度でほぼ妥当な水準ではないでしょうかね。
~なお、当記事は私の主観に基づき記載されていますので、
投資判断をされる際にはご自身の尺度で十分検討を行って頂くようお願いします。~
【決算精査】 9466_アイドマMC(18年3月期_1Q決算)
銘柄分析シート
1.サマリ
総合評価:「3」 (☆☆★★★)
※総合評価は5がポジティブ、3がニュートラル(想定通り)、1がネガティブの5段階レーティング
四半期決算で特に特筆すべきこともない平凡な決算です。
(この後の記載も特に目新しいことはありません)
増収増益決算ではありますが、
売上伸長もそこまで大きくないですし、
当然サプライズもないため、
株価は一時的には売られる展開ということで、
想像通りの反応となっています。
前期には薬王堂の仕事を手掛けることになったなど、
一部で盛り上がりもありましたが、
そんなに定量面で急拡大するわけもなく、
よからぬ期待(?)をされた方にとっては、
失望感に強い内容だったでしょうか。
私は会社業績予想を支持していますし、
そのトレンドに沿った推移と認識しており、
特に可もなく不可もなくで想定通りの推移と判断しています。
個別には、CASHBACKアプリの全国展開のリリースという
内容もありますが、既に発表されていたのと、
そもそもまだこの事業に疑心暗鬼で期待をしていない状況なので、
特に何か判断を変えるようなものではありません。
以上のことから、本決算については想定通り「3」の評価となります。
2.定量数値の確認
(1)売上の推移
◆1Q累計

5%程度の増収です。
成長期待銘柄としては力弱いものではありますが、
一方で同社の営業や事業拡大の進め方からすると、
この程度という事になろうと思います。
顧客との量を爆発的に伸長させることに重きを置いているというより、
個別の顧客からの信任を得るために、
質を向上させ、段階的に強化をしていくような印象ですので、
強い基盤を構築しながら伸ばせるならこれでいいかなと思っています。
(2)利益の推移
◆1Q累計(営業利益)

利益率からしても特に変調はありません。
販管費率がピタリと同じになっていますので、
それなりにマネジメントされているのかなとは思います。
特に論点はありません。
◆1Q累計(純利益)

特に営業利益と異なるトレンドは見当たりません。
敢えて言えば、少額とはいえ、BSに有価証券が計上され、
それによるものと思われる受取配当金による営業外利益が計上されています。
全体からすれば無視出来るものですが・・・。
(3)上期予想について
同社は上期着地を開示していないため、
皮算用も割愛します。
(4)セグメントの状況
同社は単一セグメントであるため、
特に記載することはありません。
3.IR照会
特に必要性を感じなかったため、
照会は実施していません。
4.株価推移
株価の動向ですが、想定PERを元に仮想株価を引いた表は以下の通りです。

少し上で買っていますが、現状から600円台前半くらいであれば、
買付単価を上げてもいいかなと考えています。
少し買い増しを行った後での買付単価で622円ですから、
もう少しゆとりがあると考えています。
20.3期基点での目標株価で1200円としていますので
そこから21.3期基点に見直すタイミングで1300円台半ば程度の水準に
なるものと思っていて、2倍水準を意識した時に600円後半となりますので、
買付単価としては600円台前半であれば十分と捉えています。
同社の場合、時価発行新株予約権の仕組み導入も開示しており、
それも念頭に置きつつ、私も比率を調整していきたいと思っています。
~なお、当記事は私の主観に基づき記載されていますので、
投資判断をされる際にはご自身の尺度で十分検討を行って頂くようお願いします。~
【決算精査】 3179_シュッピン(18年3月期_1Q決算)
銘柄分析シート
1.サマリ
総合評価:「3」 (☆☆★★★)
※総合評価は5がポジティブ、3がニュートラル(想定通り)、1がネガティブの5段階レーティング
カメラ、時計共に順調に推移しています。
額が小さい筆記用具も順調です。
自転車は相変わらず・・・な状況です。
カメラは前期1Qにキヤノンから新製品が出て新品売上の規模が大きく、
その反動があるかなと思っていたのですが、月次からも順調さを認識しており、
その通りの内容となっています。
時計は免税売上が貢献しているようですね。
再びインバウンドが復調しているんですかね。
今度こそ、その一過性と思われる需要に見誤らないで、
EC主軸の基本戦略を見失わなようにお願いしたいですね。
中古品率がやや向上していますが、
これも免税の時計新品売上の計上によるものでしょうかね。
以前にインバウンドでは新品率が上がると聞いた記憶がありますので。
BSの仕入の状況を見ても特に中古品に
品薄感はなく問題ないかなと思います。
全般堅調な内容で問題ないかと思います。
月次で既に確認もしていたので、想定通りの内容と思います。
総合評価は「3」の想定通りとなります。
以上から、総合評価は「3」(想定通り)となります。
2.定量数値の確認
(1)売上の推移
◆1Q累計

増収ペースは月次の通り順調です。特にコメントはありません。
(2)利益の推移
◆1Q累計(営業利益)

利益についても順調です。粗利率も微増、販管費率は微減ということで、
トータルでは利益率は0.3%前期より改善しています。
◆1Q累計(純利益)

純利益も同トレンドです。
(3)上期予想について
1Q実績と上期予想を元に2Q単を皮算用します。
■2Q単 予
売上 6,169M(前期比+14.6%)
営業利益 267M(前期比+21.4%)
売上、利益共に以下の資料を見ると、
計画超過で1Qが着地しているようですから、
少し2Qが楽になるということでしょうか。

売上、利益共にやや伸びるかもしれませんが、
こちらも上方修正を期待するようなほどでもありません。
想定通りの内容ということでしょう。
(4)セグメントの状況
セグメント情報として銘柄分析シートにも記載していますが、
以下の決算説明資料の方がわかりやすくまとまっています。

カメラは前期の新品増を受けての増収なので、好調だと認識しています。
時計は免税が寄与しているので、まぁ普通でしょうかね。
自転車はいい加減にしてほしいですね(笑)。
3.IR照会
特に実施していません。
4.株価推移
株価の動向ですが、想定PERを元に仮想株価を引いた表は以下の通りです。

だいぶ売りたくなってくる水準ですね。
私は下手くそな取引で既に保有比率を落とし済ですので、
特にやることはありません(笑)。
5.さいごに
同社のIR担当の方はとても優秀で、
話をさせて頂いてもとても明瞭にコミュニケーションを取ることが出来ます。
決算説明資料も丁寧ですので、これだけフォローし、
あとは株価の乱高下に耐えられればいいわけですね(笑)。
直近の月次情報でも順調さが確認取れています。
特にユーザー数の増加基調が継続しており、
単なるインバウンドの復調というだけでないところがいいですね。
~なお、当記事は私の主観に基づき記載されていますので、
投資判断をされる際にはご自身の尺度で十分検討を行って頂くようお願いします。~