十分な教育資金と老後資金のために

Author:まるのん
30代イクメンサラリーマンです。
将来の教育資金と老後資金を形成するため、中長期視点で現物日本株へ投資しています。投資初心者の日々の状況を公表していきますので、叱咤激励のコメントを頂ければ幸いです。
年初来:+20.8%(2017/8/10時点)


【決算精査】 3277_サンセイランディック(17年12月期_2Q決算)

銘柄分析シート

決算説明資料(会社開示)

1.サマリ
総合評価:「4」 (☆★★★★)
※総合評価は5がポジティブ、3がニュートラル(想定通り)、1がネガティブの5段階レーティング


1Qでは仕入も増勢に転じていたものの、
まだそこまで強いという印象はなく、
上期は予想線で着地し、それまでに仕入れを稼ぎ、
下期挽回をもって計画達成してくれたらいい、
そのように捉えていました。

ところが7/28に修正開示が出て、
上期のみですが、上方修正したのには少し驚いたわけです。
しかも単なる期ずれということでもなく、
人材が育ち、オペレーション効率の向上施策も奏功し、
利益面で底上げしてきています。
この辺りは修正開示時にIR担当に照会をして、
私なりには下期も堅調なものになると判断していました。
その裏付けを得るためにも、
2Q決算では仕入の状況が肝だと認識しておりました。

結果として仕入は順調に進捗していると判断出来ましたので、
今期の業績予想は、決算説明資料にも記載の通り、
ある程度堅いところまで来たかなという印象を受けます。
それどころか、多少バッファをもっている認識で、
今の状況が続けば、通期の修正も射程ということになると捉えています。

細かな点としては、
今期から役員も派遣して立て直しのテコ入れを図っているという
建築事業の回復がまだ見られない点でしょうか。
引き渡しの時期の兼ね合いもあり、やや偏重になるために、
今の数値はあまり重要でないかもしれませんが、
それでも回復は見て取れません。
セグメント利益は相変わらず水面下です。
また受注の状況も決して今後を楽観できる内容ではありません。
ただ、当セグメントの情報は直ちに全社への影響があるものではありませんので、
敢えて言及すればというくらいのものです。


業績面で修正通りの結果とはいえ、
この修正を含めて評価しますと、
仕入の堅調さもあり、想定より堅調な状況だと理解します。
従いまして、総合評価についてもややポジティブ「4」とします。
(修正開示があったので、それを前提としれば想定通りでしょう)



2.定量数値の確認



(1)売上の推移

◆2Q累計
3277_サンセイランディック(17年12月期_2Q累計)売上推移



◆2Q単計
3277_サンセイランディック(17年12月期_2Q単計)売上推移


同社は四半期単位にブレが大きいのがネックです。
1Q、2Q共に前期の伸長が大きかったので、
そこから見ると減収です。
元々これは想定通りですし、むしろ修正されている通りに
計画超過ということになっています。



(2)利益の推移

◆2Q累計(営業利益)
3277_サンセイランディック(17年12月期_2Q累計)営業利益推移



◆2Q単計(営業利益)
3277_サンセイランディック(17年12月期_2Q単計)営業利益推移

1Qでは前期から期ずれした一部の物件について、
利益率を落として販売したことともあり利益も赤字でしたが、
2Qでは利益率が大きく改善して大幅増益となっています。

修正文書では経費削減がメインで語られていますが、
私の印象ではもちろんその効果があるにせよ、
人材育成の成果、特に販売の際に、
多様性のある提案や付加価値創造に尽力出来た結果で、
よりプラスに感じています。



◆2Q累計(純利益)
3277_サンセイランディック(17年12月期_2Q累計)純利益推移





◆2Q単計(純利益)
3277_サンセイランディック(17年12月期_2Q単計)純利益推移



純利益については前期に事務所移転費用の一過性費用を営業外費用に計上しており、
その反動で経常利益以下は前期比増益となっています。
まぁ特に論点ではないでしょう。


(3)通期予想について

上期実績と据え置いている通期予想を逆算すると、
下期の数値見込みは以下の通りとなります。

 ■FY17(今期)下期 計画
 売上 8,896M
 営業利益 976M(利益率:11.0%)
 純利益 668M(利益率:7.5%)
 2Q末時点 販売用不動産 7,874M

 ■FY16(前期)下期 実績
 売上 6,365M
 営業利益 919M(利益率:14.4%)
 純利益 610M(利益率:9.6%)
 2Q末時点 販売用不動産 7,050M

 ■FY15(前々期)下期 実績
 売上 7,279M
 営業利益 905M(利益率:12.4%)
 純利益 513M(利益率:7.0%)
 2Q末時点 販売用不動産 7,276M

 単純に2Q末のBSの残高(概ね半年前後で収益計上)が
 下期の売上計上のトレンドを形成すると考えると、
 今期の売上見込みはまだ楽ではない状況だと思います。

 ただ、これから仕入が引き続き堅調そうな気配ですので、
 この辺りの寄与もあれば、
 まぁ計画線でいくのかもしれません。
 一方で利益率は営業利益ベースでいくと、
 数%程度の良化余地があると見えます。
 純利益でも相応の期待が出来ます。

 物件個々の想定利益率をきちんとマンジメントしている会社ですから、
 まだ皮算用すら難しいですが、
 計画線から利益はやや強い推移といえると思います。




(4)仕入・販売状況

◆仕入金額推移
3277_サンセイランディック(17年12月期_2Q累計)仕入推移


仕入は順調です。
特に直近では居抜きの伸長が大きいですね。
会社側の決算説明資料にもある通り、
仕入ルートの多チャネル化も促進しており、
また案件が沢山出てくるようになったようですので、
無理をしないでもらいたいですが、
精査を従来通り進めて、良い仕入をしてれると嬉しいですね。



◆販売金額推移
3277_サンセイランディック(17年12月期_2Q累計)販売推移


販売状況も1Qでの玉切れ状態から回復しています。
全般、堅調に推移しているとみてよいと思います。


3.IR照会

今回は修正の際に照会させて頂いたので、
今回は今の所、照会の予定はありません。
但し、決算説明資料については、
前回よりだいぶ改善され嬉しくなったので、
改めて何かご提案できることがあれば、
IR担当へ照会をかけたいと思います。


4.株価推移

株価の動向ですが、想定PERを元に仮想株価を引いた表は以下の通りです。

3277_サンセイランディック(17年12月期_2Q)株価推移




赤色が買い、青色が売りです。
昨年後半で下値で売っていますが、
これは当時の記録によると、PF全体の現金比率の確保のためと、
仕入挽回中でありその具現化リスクを踏まえて、
泣く泣くとった行動です。

今年に入って、この時より高く買い戻すことになっているため、
もう少し慎重に判断しないとなりませんね。
特にこういう息の長い我慢が求められる銘柄ではなおの事です。



目標株価ですが、今回修正をかけます。


従来の目標株価は
19.12期EPS130 × 評価PER =1560円 でした。

今期EPSを5%程度上振れ着地を見込みます。
そこを起点に7%成長を堅持して計算してみます。

17年12月期EPS120×1.07×1.07×1.07=20年12月期EPS≒147

評価PERは12倍のまま変えません。


・目標株価(20.12期想定)
147×12=1760円 →時価総額想定 約146億(現状74億)

というわけで、2~3年で株価は概ね倍になる想定です。
この辺りの見立ては特に変わっていません。


5.さいごに

1Qから決算説明資料を開示してくれるようになったのですが、
その際に、色々個人投資家の1人として同社を応援したく、
IR担当の方へ色々ご意見をさせて頂きました。

前回記事 の抜粋
・四半期進捗率はあまり意味のない情報ではないか
 (むしろ四半期ではなく半期・通期の目線で見てもらえる工夫が必要ではないか)
・居抜き物件の前期期ズレの要因分析や再発しない言及はもっとあってよいのではないか
 (今後は通常利益率になるの根拠が薄く読めてしまう)
・仕入の状況は予実の開示も含めて開示を検討できないのか
 (なんでも開示すればよいものではないかもしれないが、重要な指標である認識)
・財務状況の言及は、棚卸資産にフォーカスを当てれば十分ではないか
・数値だけでなく、各取り組み状況やトピックスにもっと言及があってもよいのではないか



例えば進捗率は敢えて削除されたり、
各取り組みの概況がコメントでより補われたりしました。
また上記で貼付している、
銘柄分析シートを丸ごとIR担当にお送りしたのですが、
その中で、仕入と販売の状況のグラフはよりわかりやすい形で
リニューアルされて開示頂けたりと、
とにかく一歩ずつ改善されていることがわかりとても嬉しくなりました。

私のような弱小個人株主の一人でも、
外から様々な形で同社の事を応援出来るという機会は、
素晴らしくもあり感謝したいと考えています。

このような姿勢を持つ会社は、
やはり末永くお世話になりたいと思います。
資産形成のスピード感やその伸長率だけでみれば、
もっと値動きがよい銘柄に張るのがいいかもしれません。
ただ、私は投資活動の中で、
納得感やこういったプロセスを楽しみたいと思ってるので、
ゆっくりとやっていきたいと思います。


~なお、当記事は私の主観に基づき記載されていますので、
投資判断をされる際にはご自身の尺度で十分検討を行って頂くようお願いします。~



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1.パフォーマンス
まるのんPFは年初来で +20.8% となりました。
前週比は ▲1.2% で推移しました。

20170810_パフォーマンス推移表



2.全体所感

先週はマザーズがやや下落しましたね~なんて書いていましたが、
先週の同程度下落しています。
その割には個人投資家から悲壮感も感じられず、
今年が如何に堅調な相場であるのかよくわかるな~と感じています。

全体相場は、また北朝鮮に絡む地政学リスクとやらで、
なんだか不安定な展開となったようです。
ですが、まぁこういうのは恒例行事のようなもので、
定期的に訪れる相場をかく乱するイベントのようなものです。
巷では、小沢一郎氏が政権批判のツイートをすると反発するという
都市伝説のようなものもあるようですが、
まぁその程度のことでしょう。
(株式投資の世界ではない、
国際情勢や外交面の真面目な事はここでは置いておきます)

そんなわけのわからないものより、
ファンダメンタルズを重視する投資家の端くれとしては、
やはり決算シーズンなのですから、
こちらの方が余程重要ですね。

結論としては、保有銘柄は総じて期待通りの決算推移を確認出来ており、
また一歩前進したんという感覚があります。
株価もいつものように勝手に期待からの勝手に失望という
展開が見られず、穏やかに過ごしており、
トリを飾る主力の日本管理センターの決算も想定通りで
今回の決算はまぁよかったね~なんて思ってたら、
今日は同社の株価は大きめの下落に見舞われて、
まぁただでは終わってくれないよねと冷静になりました(笑)。


内政面では内閣改造も終わり、
経済面もきちんと仕切り直して頑張ってもらいたいな、
なんて思っている矢先に、
今度は解散かもとかにわかに慌ただしくなってきています。
政局に動かされるのではなく、
とにかく腰を据えて意義ある活動を早くやってもらいたいです。





3.ポートフォリオ

本日時点のポートフォリオ内訳は以下の通りです。

20170810_ポートフォリオ内訳

5%以上の準主力以上の銘柄は
日本管理センター、サンセイランディック、ソーシャルワイヤー、アイドマMCと
特に布陣は変わっていません。
予備メンバーとして利益確定を進めた
WDBHDと丸和運輸機関が控えています。

下位ではアイアールジャパンHDとステップを上げたいのですが、
なかなか思うようにいきません。

現金は引き続き40%と比較的厚い状況となっています。



保有銘柄の週間騰落は以下の通りです。
20170810_保有銘柄一覧(週間騰落)

決算を受けて、日本管理センター、全国保証あたりが
売られています。
全国保証はなかなか好調で、
一時は5000円台もつけたのですがね・・・。
日本管理センターはまぁいつものやつですね。
そろそろこういうのも終わって平穏かなと思っていたら、
そんなことはなく、華麗に下落してくれました。
というわけで、指値の1発目が引っ掛かり買い増しと相成りました。

シュッピンの下落はまぁその前にだいぶ上げましたからね。
日本BS放送は今日のザラ場で急落しています。
大人の方が少し纏まったロットでも売ったのでしょうかね。


上昇側は丸和運輸機関ですが、
これは空売りの方々が逆日歩がついたりで大騒ぎのようで、
その買い戻しでしょうか。短期的な需給に伴うもので、
目先は下方修正を踏まえて、3000円台前半までを想定しています。


WDBHDは決算が引き続き評価される格好で
上昇が続いています。
特別利益が乗っているEPSなのですが、
PERは18倍を超えてきています。
実力的には20倍を超えている水準です。
いやはや、という感じです。



保有銘柄の各指標は以下の通りです。

20170810_保有銘柄一覧(指標)



4.個別銘柄トピックス

■日本管理センター
決算は至って普通です。 → 決算精査記事

■サンセイランディック
事前に修正が出ていたので、注目は仕入でしたが、
事前の観測通り、順調に仕入が進捗していました。
別途、決算精査記事をUPします。
なお、決算説明資料へ要望をお伝えしたのですが、
少しずつではありますが、確実に改善をしています。
嬉しいことであります。



5.資産状況

資産の状況は以下の通りです。
20170810_資産残高推移表


資産規模が1200万円台がみえてきました。
と先週書いて、週央で一旦超過しました。

そしてそれを天井に反落しました。
だいたいこういう調子のいいことを言い始めたら
フラグなんですよね(笑)。




6.雑記


私は敢えてネガティブな声を聞くようにしています。
某巨大掲示板もそうなのですが、
SNSなどでも耳の痛い声こそ受け入れて、
その上で自分の考えを深めたいと思っています。

今週はツイッターで見かけたのですが、
1億程度の資産を目指すと宣言して、
ブログやSNSをやっている人に対して、
そんなSNSになんぞ手間をかけないで、
投資手法を磨いたり、銘柄分析に集中すべきだというものです。

全くもってその通りです。
特に私のように全くの素人で、
ろくに投資本も読まず不勉強な者ならなおの事、
名著をあたり、様々な手法を体得し、
自分のスタンスを構築していくことは、
投資家たる上で大事なことだと思います。
そういう大前提の上に億の資産を目指すとか、
いうべきなのかもしれません。

がむしゃらなに努力をするからこそ、
結果を享受できるチャンスを得られるわけです。

今すぐに時間や手間がかかるSNSから手を引く、
つまりこのようなブログもやめて、ツイッターもやめて、
ひたむきに勉強と実践をする姿へ転換しようと一瞬考えてみました。


ただ、私にはやはり無理だなとすぐに悟りました。
結局私には本気さが足りず、
ストイックに投資を極めたいなんて思っていないのです。

家族との時間を最重視し、
仕事も窓際族ではありながらも基本は日々通勤もするし、
同僚とゆっくりランチをしたりもします。
ツイッターで好きなことをつぶやき、
ブログのような手段がないと、
ついつい決算精査やパフォーマンス記録もサボってしまうかもしれません。

投資本を読もうにも通読したり、
ましては何度も繰り返し読み重ねるなんて経験はほとんどありません。

結局ストイックさが足りないのです。


ただ、そんな体たらくな私のような者でも、
相場の片隅で自由に株式を売買することも出来ますし、
それを自分のSNSで発信したり、
その中で小さな輪が出来て交流を持たせてもらえたりするのは
自由にできることなのです。

ストイックさがないのでプロを目指す事なんてできません。
目を見張るパフォーマンスでいち早く資産を築く事も出来ません。
そもそもそんなことをしようなんて微塵も考えていません。

ストイックでない普通の窓際サラリーマンが
家族との時間を大事にしつつ、
その傍らで自分なりのペースで好きなようにやって、
ちょっとずつでも資産を築けて、
30年経てば、1億円になればいいね、というノリなのです。


ですから、株式取引を勝負だ、なんて思ったことはありませんし、
そういう世界から距離を置くべきだと思っています。


株式相場には様々な方が参加しています。
そのスタンスによって取るべき行動も異なります。

私も自分が取っている言動と、
求めるものが釣り合っているかはよく観察しないといけないと思いました。

いち早く億資産を築きたいと思っているのに、
今の私のような姿勢は頂けませんのでね。

ネガティブで耳の痛い言葉を受け入れて、
自分なりにどう解釈するかを考えて、
少しでも自分がこれでいいかなと思える言動が取れるように
していきたいなと思います。



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【決算精査】 3276_日本管理センター(17年12月期_1Q決算)

銘柄分析シート


1.サマリ
総合評価:「3」 (☆☆★★★)
※総合評価は5がポジティブ、3がニュートラル(想定通り)、1がネガティブの5段階レーティング


サブリースの管理戸数の月次情報が芳しくない中、
今回もサプライズなく着地するのか注目していましたが、
見事に会社計画水準で着地をさせました。

各事業の詳細は短信からだけだと伺いしれませんが、
採算性を重視した物件管理を推進させたり、
他事業とのバランスなどをとりながらリソース配分を行ったりと、
その裏では泥臭い営業活動とそのマネジメントの苦労があったことは、
想像に難くありません。

計画通りに着地させるわけなので、
市場参加者の大好きなサプライズもないため、
目新しさはないわけですが、
外部環境が変わり、自社の事業領域にも変化がある中で、
毎々計画通りとすることは並大抵のことではないと捉えています。


なお、今回BSに販売用不動産が計上されています。
今後下期以降に売却する物件の調達となりますので、
これで今期の業績も堅くなったものと思います。
(元々、同社の計画は堅いものと認識していますが)


全般的に見て、計画通りに推移しているため、
評価も想定通り「3」ということになります。




2.定量数値の確認



(1)売上の推移

◆2Q累計
3276_日本管理センター(17年12月期_2Q累計)売上推移


◆2Q単計
3276_日本管理センター(17年12月期_2Q単計)売上推移


会社計画20,865Mに対して、実績20,276Mとなっています。
約3%弱の未達ですが、後述の通り利益は若干超過しており、
調整の範疇だと思われます。

2Q累計で+3.4%の増収となっています。
同社を成長銘柄として位置付け、
更にこの表面数値だけみると弱いという印象も抱きますかね。
なにせ2桁成長をずっと続けていましたからね。

2Q単で見ると約6%の増収です。
1Q単では前期の販売用不動産の底上げ分を控除すると+7%程度の増収で、
ほぼ同じトレンドです。



(2)利益の推移

◆2Q累計(営業利益)
3276_日本管理センター(17年12月期_2Q累計)営業利益推移


◆2Q単計(営業利益)
3276_日本管理センター(17年12月期_2Q単計)営業利益推移

粗利率が11.2%まで上がりました。
販管費率はほぼ横ばいということで、
営業利益率はやや好転して6%台となっています。

1Qの前期の販売用不動産の売却による反動減による減益があり、
累計で見るとわかりにくいですが、
2Q単で見ると25.1%の営業増益となります。



◆2Q累計(純利益)
3276_日本管理センター(17年12月期_2Q累計)純利益推移



◆2Q単計(純利益)
3276_日本管理センター(17年12月期_2Q単計)純利益推移


純利益ベースも特に変わった点は見受けられません。



(3)今期予想について

まず売上についてですが、
上期で7%程度の増収トレンドがこのまま続くとすると、
下期で積み上げ可能な売上は210億程度と思われます。
(前期下期の売上が195億で)
上期の実績を足して通期目途は412億となります。
会社計画の435億からみると5%程度の未達ということになります。

2Qで販売用不動産が計上されていますが、
たかだか3億程度ですので、このままですと
あと20億程度のGAPがあるように感じます。

今後多少の積み上げや営業努力があるでしょうから、
通期の売上は420億前後と見るのが妥当かなと思います。

利益面ですが、
2Q単で粗利率が向上している一方で、
販管費率は横ばいとなっています。
この粗利率の向上が続き、ある程度の販管費率抑制に本気を出せば、
通期予想の営業利益率5.6%より若干好転させる余地があるように思います。
5.7%とすると営業利益は23.9億、5.8%とすると24.4億となりこれで会社予想通りです。

細かな構造こそ皮算用となりますが、
まぁ要するに今回もサプライズなき決算に向けて順調ということだと思います。



(4)月次指数

月次指数として、
ストック性収入の基盤となる管理戸数と、
今期から新たに家賃滞納保証件数が開示されています。

◆管理戸数&家賃滞納保証件数
3276_日本管理センター(17年12月期_2Q)月次推移


もう月次開示やめればいいのにと思いますよね。
業績予想の前提に管理戸数を掲げるのもやめた方がいいように思います。
それ位、同社の定量結果との相関がなくなっているように思います。

特に直近のトレンドと変わらず、
管理戸数の推移は軟調、家賃滞納保証件数は堅調です。



(5)パートナー企業数

同社は全国各地のパートナー企業との協業が
成長の礎にもなっているため、その推移にも注目しています。

3276_日本管理センター(17年12月期_2Q)加盟店推移


こちらも期によって浮き沈みがあります。
タクトを振ってリソースを適正に配分するマネジメントをしているようですので、
まぁ細かな動向を素人がとやかく言う必要はないと思います。
総じて見れば緩やかに加盟店が増えていっているわけですしね。


3.IR照会

計画通りということですし、特に違和感はありません。
細かくは、どういうタクトを振って、月次管理戸数の軟調さをカバーしているのか、
聞いてみたいのですが、野暮というもんでしょう(笑)。

4.株価推移

株価の動向ですが、想定PERを元に仮想株価を引いた表は以下の通りです。

3276_日本管理センター(17年12月期_2Q)株価推移



赤色が買い、青色が売りです。
下手くそな取引をしていますが、
今の水準はだいぶ中計の落ち着きも織り込み、
買い増すにはいい頃合いだなという印象です。
私の場合、ここから更に買い増すかということもあるのですがね。


目標株価ですが、
特に変更はありません。

・想定EPS(19.12期)
91.52×1.15×1.15≒120
・評価PER
22倍
・目標株価(19.12期想定)
120×22=2640円 →時価総額 約500億



5.さいごに

武藤社長のプレゼンが恋しくなってきました(笑)。
やはり定期的に洗脳されたい欲求に駆られます。

日本管理センターといえば、
一時期は個人投資家を魅了し、
決算があれば、その期待感先行から、
翌日には株価は暴落して、
なんで?なんで?と騒いだのが恒例でした。
(初心者の私がただ騒いでいただけかもしれませんが)

今となっては、中計もおとなしくなり、
他のテーマが注目されたりする中で、
同社への期待もいつしか注目されなくなりました。

だからというわけでもないのですが、
平穏な株価形成を期待したいと思います。

もちろん暴落してもそれはそれで大歓迎なのですが、
暴騰もいらないので、注目されない人知れぬ中で、
ゆっくりとが理想です。


いずれにしても、主力銘柄の決算として、
期待通りに無事通過しましたので、ありがたいことだなと感じています。



~なお、当記事は私の主観に基づき記載されていますので、
投資判断をされる際にはご自身の尺度で十分検討を行って頂くようお願いします。~



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【決算精査】7164_全国保証(18年3月期_1Q決算)

決算説明資料(PDF)



1.サマリ
総合評価:「3」 (☆☆★★★)
※総合評価は5がポジティブ、3がニュートラル(想定通り)、1がネガティブの5段階レーティング


決算説明資料に記載の通り、
総じて順調な事業が継続しているようです。

将来の営業収益のストックとなる保証債務残高も堅調でありながら、
コストとなる代位弁済が低位に推移することで、
堅調な定量結果が出ています。

一方で1Q足元のでの新規保証実行件数が減少に転じており、
業績予想の前提では当指標は前期比増となることから、
これが一時的なものと判断するかどうかはなど注視が必要かと思います。

また、BSで、「金銭の信託」の解約があり、
その分で「有価証券」や「現金」が増加しています。
より安定的な運用にということなのか、
今の市況を考えてより安全サイドにということなのでしょうか。
どこまでも安全重視なオペレーションだと感じます。

代位弁済が低位となっており、
全般的に会社計画より強く推移しているものと思いますが、
現時点では特段驚くようなものでもないため、
総合評価としては「3」想定通りとなります。


なお、同社については、
決算説明資料のみで十分状況把握が可能であることから、
銘柄分析シートは作成していません。



2.定量数値の確認


(1)営業収益の推移

営業収益は保証債務の伸長に伴い、
順調に伸長しています。
特に問題ありません。


(2)利益の推移

営業利益は前期の強い伸長から
更に2桁成長となっています。
売上が伸長しているにも関わらず、
与信関連費用が▲25%と大幅減となっていますからね。

純利益では前期に有価証券評価損の
特別損失の計上があったため、
相対的に伸長率が大きくなっています。


(3)上期予想について

1Q実績と上期予想の差額から、
2Q単の計画を逆算します。

営業収益(売上) 7,890M(1Q比+8.3%)
営業利益 5,525M(1Q比+7.0%)

利益率がほぼ1Q並で営業収益のみが伸長するという見込みです。
新規保証受付件数(実行件数の先行指標)が1Qできちんと伸びていますので、
多少ショートするかもしれませんが、
利益面では概ね計画線という判断でよいかと考えています。



(4)セグメントの状況

同社は単一セグメントであるため、
特に記載することはありません。


3.IR照会

営業収益の源である、
新規保証実行件数が減少に転じています。
業績予想では増加見通しであるため、
これが会社計画通りであるのか確認したいと思い、
IR照会を実施しました。

私の主観に基づきメモを残しておきます。
なお、一部やり取りで記載残すべきでないことは
割愛しています。


まるのん
新規保証実行件数が減少しているが、
どのように捉えているか。

IR
前期の同時期はマイナス金利などの影響で、
借換需要が大きく膨らむなどして
実行件数の伸長が大きかったこともあり、
元々会社計画においても1Qでは減少を見込んでいた。
会社計画通りであると共に、
その先行指標である受付件数は堅調であることからも、
今後も計画通り推移し、通期予想の前提通りに
進捗していくものと考えている。

まるのん
BSで金銭の信託が減少しているが、
これはどのような理解をすればよいか。

IR
金銭の信託は、当社の保証料を安全性を十分考慮しつつ、
その一部を委託運用をしているが、
今回それを手仕舞いする判断をした。
そのために減少しており、1Q末ではまだ残高があるが、
今後完全にクローズする見込みである。
その分、より安全性の高い、社債や現金化している。

まるのん
保証料の利回りが低下している点は
収益性からネガティブと捉えている一方で、
安全性を最重視するという命題もあり難しい判断と認識している。
今の市況などをみるに手仕舞いしたという判断は尊重したい。

IR
悩ましい状況でありながらも、
何より保証料は今後の収益になる源泉であり、
それを毀損するようなことは絶対にあってはならないため、
このような判断を行った。


まるのん
代位弁済が低位に推移し、1Qでは見通しより強い推移と理解している。
そのような理解でよいか。

IR
そのような理解で相違ない。
代位弁済は保証債務の総量が増えており、
同じ発生率であれば増加するために
計画もロジカルに算出すると見通しは増加ということになる。
しかし、実態は雇用が強いなどの状況のため、
引き続き発生率は低位でコストが低減できている。
今後も代位弁済の発生率があがり、
コスト増になる要素は認識していないが、
引き続き注視していきたい。


いつもやり取りさせて頂いているIR担当の方で、
とても明確でこちらの意図を汲んでコミュニケーションが取れます。
IRが優秀だと嬉しいですね。
まぁそういう優秀な方を配置しているのだと思いますし、
そういう会社は応援したいと思わされますね。



4.株価推移

決算を受けて、一時5000円台を付けた後、
華麗な寄り天で一気に決算前の水準を割り込んでいっていますね。
確かに代位弁済の低減でやや強い数値ではあるものの、
そこまで驚く内容でないことと、
既に株価にも織り込まれていたとも思うので、
私は完全に傍観者となりました。
PERで15-16倍程度でほぼ妥当な水準ではないでしょうかね。




~なお、当記事は私の主観に基づき記載されていますので、
投資判断をされる際にはご自身の尺度で十分検討を行って頂くようお願いします。~



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【決算精査】 9466_アイドマMC(18年3月期_1Q決算)

銘柄分析シート


1.サマリ
総合評価:「3」 (☆☆★★★)
※総合評価は5がポジティブ、3がニュートラル(想定通り)、1がネガティブの5段階レーティング

四半期決算で特に特筆すべきこともない平凡な決算です。
(この後の記載も特に目新しいことはありません)

増収増益決算ではありますが、
売上伸長もそこまで大きくないですし、
当然サプライズもないため、
株価は一時的には売られる展開ということで、
想像通りの反応となっています。

前期には薬王堂の仕事を手掛けることになったなど、
一部で盛り上がりもありましたが、
そんなに定量面で急拡大するわけもなく、
よからぬ期待(?)をされた方にとっては、
失望感に強い内容だったでしょうか。

私は会社業績予想を支持していますし、
そのトレンドに沿った推移と認識しており、
特に可もなく不可もなくで想定通りの推移と判断しています。

個別には、CASHBACKアプリの全国展開のリリースという
内容もありますが、既に発表されていたのと、
そもそもまだこの事業に疑心暗鬼で期待をしていない状況なので、
特に何か判断を変えるようなものではありません。

以上のことから、本決算については想定通り「3」の評価となります。


2.定量数値の確認


(1)売上の推移

◆1Q累計
9466_アイドマMC(18年3月期_1Q累計)売上推移


5%程度の増収です。
成長期待銘柄としては力弱いものではありますが、
一方で同社の営業や事業拡大の進め方からすると、
この程度という事になろうと思います。
顧客との量を爆発的に伸長させることに重きを置いているというより、
個別の顧客からの信任を得るために、
質を向上させ、段階的に強化をしていくような印象ですので、
強い基盤を構築しながら伸ばせるならこれでいいかなと思っています。


(2)利益の推移

◆1Q累計(営業利益)
9466_アイドマMC(18年3月期_1Q累計)営業利益推移

利益率からしても特に変調はありません。
販管費率がピタリと同じになっていますので、
それなりにマネジメントされているのかなとは思います。
特に論点はありません。



◆1Q累計(純利益)
9466_アイドマMC(18年3月期_1Q累計)純利益推移


特に営業利益と異なるトレンドは見当たりません。
敢えて言えば、少額とはいえ、BSに有価証券が計上され、
それによるものと思われる受取配当金による営業外利益が計上されています。
全体からすれば無視出来るものですが・・・。



(3)上期予想について


同社は上期着地を開示していないため、
皮算用も割愛します。



(4)セグメントの状況

同社は単一セグメントであるため、
特に記載することはありません。


3.IR照会

特に必要性を感じなかったため、
照会は実施していません。


4.株価推移

株価の動向ですが、想定PERを元に仮想株価を引いた表は以下の通りです。

9466_アイドマMC(18年3月期_1Q)株価推移


少し上で買っていますが、現状から600円台前半くらいであれば、
買付単価を上げてもいいかなと考えています。
少し買い増しを行った後での買付単価で622円ですから、
もう少しゆとりがあると考えています。

20.3期基点での目標株価で1200円としていますので
そこから21.3期基点に見直すタイミングで1300円台半ば程度の水準に
なるものと思っていて、2倍水準を意識した時に600円後半となりますので、
買付単価としては600円台前半であれば十分と捉えています。

同社の場合、時価発行新株予約権の仕組み導入も開示しており、
それも念頭に置きつつ、私も比率を調整していきたいと思っています。


~なお、当記事は私の主観に基づき記載されていますので、
投資判断をされる際にはご自身の尺度で十分検討を行って頂くようお願いします。~



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【決算精査】 3179_シュッピン(18年3月期_1Q決算)

銘柄分析シート


1.サマリ
総合評価:「3」 (☆☆★★★)
※総合評価は5がポジティブ、3がニュートラル(想定通り)、1がネガティブの5段階レーティング

カメラ、時計共に順調に推移しています。
額が小さい筆記用具も順調です。
自転車は相変わらず・・・な状況です。

カメラは前期1Qにキヤノンから新製品が出て新品売上の規模が大きく、
その反動があるかなと思っていたのですが、月次からも順調さを認識しており、
その通りの内容となっています。

時計は免税売上が貢献しているようですね。
再びインバウンドが復調しているんですかね。
今度こそ、その一過性と思われる需要に見誤らないで、
EC主軸の基本戦略を見失わなようにお願いしたいですね。

中古品率がやや向上していますが、
これも免税の時計新品売上の計上によるものでしょうかね。
以前にインバウンドでは新品率が上がると聞いた記憶がありますので。
BSの仕入の状況を見ても特に中古品に
品薄感はなく問題ないかなと思います。

全般堅調な内容で問題ないかと思います。

月次で既に確認もしていたので、想定通りの内容と思います。
総合評価は「3」の想定通りとなります。




以上から、総合評価は「3」(想定通り)となります。



2.定量数値の確認


(1)売上の推移

◆1Q累計
3179_シュッピン(18年3月期_1Q累計)売上推移


増収ペースは月次の通り順調です。特にコメントはありません。


(2)利益の推移

◆1Q累計(営業利益)
3179_シュッピン(18年3月期_1Q累計)営業利益推移

利益についても順調です。粗利率も微増、販管費率は微減ということで、
トータルでは利益率は0.3%前期より改善しています。



◆1Q累計(純利益)
3179_シュッピン(18年3月期_1Q累計)純利益推移

純利益も同トレンドです。


(3)上期予想について


1Q実績と上期予想を元に2Q単を皮算用します。


 ■2Q単 予
 売上 6,169M(前期比+14.6%)
 営業利益 267M(前期比+21.4%)

 売上、利益共に以下の資料を見ると、
 計画超過で1Qが着地しているようですから、
 少し2Qが楽になるということでしょうか。

 3179_シュッピン(18年3月期_1Q)決算説明ハイライト推移

 売上、利益共にやや伸びるかもしれませんが、
 こちらも上方修正を期待するようなほどでもありません。
 想定通りの内容ということでしょう。


(4)セグメントの状況

セグメント情報として銘柄分析シートにも記載していますが、
以下の決算説明資料の方がわかりやすくまとまっています。

3179_シュッピン(18年3月期_1Q)決算説明セグメント情報


カメラは前期の新品増を受けての増収なので、好調だと認識しています。
時計は免税が寄与しているので、まぁ普通でしょうかね。

自転車はいい加減にしてほしいですね(笑)。


3.IR照会

特に実施していません。


4.株価推移

株価の動向ですが、想定PERを元に仮想株価を引いた表は以下の通りです。

3179_シュッピン(18年3月期_1Q)株価推移

だいぶ売りたくなってくる水準ですね。
私は下手くそな取引で既に保有比率を落とし済ですので、
特にやることはありません(笑)。



5.さいごに

同社のIR担当の方はとても優秀で、
話をさせて頂いてもとても明瞭にコミュニケーションを取ることが出来ます。
決算説明資料も丁寧ですので、これだけフォローし、
あとは株価の乱高下に耐えられればいいわけですね(笑)。

直近の月次情報でも順調さが確認取れています。
特にユーザー数の増加基調が継続しており、
単なるインバウンドの復調というだけでないところがいいですね。

~なお、当記事は私の主観に基づき記載されていますので、
投資判断をされる際にはご自身の尺度で十分検討を行って頂くようお願いします。~



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【決算精査】 2475_WDBホールディングス(18年3月期_1Q決算)

銘柄分析シート


1.サマリ
総合評価:「3」 (☆☆★★★)
※総合評価は5がポジティブ、3がニュートラル(想定通り)、1がネガティブの5段階レーティング

有効求人倍率などの外部環境の追い風もあり、
人材サービス事業は引き続き絶好調です。
元々同社の事業領域では有効求人倍率に
一喜一憂するものではありませんが、
強い需要と信頼に支えられて事業が好調である点が確認出来ます。

また利益面では良いことばかりではなく、
CRO事業では先行投資期間が継続しており、
コスト先行となり減益となっています。
ただ短信の記載を見る限りは、受注も堅調に推移しているようで、
慎重に事業拡大に尽力中であるという判断は維持出来る内容です。

収益面では柱となる事業で大きく稼ぎ、
新たな領域への投資も怠らず、好循環が続いていることになります。

利益の伸長が大きく、営業利益ベースでも前期の2割増益を受けての、
26%増益ですから強い数値が確認できています。
利益率で見ると約1%改善しており
粗利率が微増し販管費率が低下している効果が出ています。
同社は季節変動があまりないため、この利益率が継続すると、
上振れ着地も期待出来ます。
ただ、どこかのQで少しコストを出し、
先行投資を加速してもらってもよいとも思っているため、
どちらでもいいです(笑)。

純利益ベースでは増益率は大きいですが、
これは前期に開示のあった不動産売却益ですから、
今更特筆すべきことではありません。

また今回ようやく配当政策について明文化されました。
株主総会でも5年後を目途に段階的に配当性向30%へ引き上げるという
方針も示されていたので、今回、開示があった点はよかったなと思います。

優待新設を前期に実施し、配当政策もコミットメントを出されたので、
より株主への配慮を考慮しているなと感じているところです。

全体として業績面では明らかに強気継続、配当政策の開示など
私にとってはポジティブなものが継続しているため高評価の決算です。
一方で今の時価や目標株価を超過している状況を踏まえると、
この程度の高評価は十分織り込んでいるともいえます。

総合評価としては、ややポジティブな内容ではありながらも、
現状の状況を俯瞰すると総合評価としては「3」の想定通りとしました。



2.定量数値の確認



(1)売上の推移

◆1Q累計
2475_売上高推移(18年3月期_1Q)

売上は2桁成長ということで、
かつ各事業がそれぞれに好調なので心強いです。

規模としては人材サービス事業が大きなウエイトですが、
新たな事業のCRO事業が独自研究開発分野のその他セグメントの伸長も大きいものです。



(2)利益の推移

◆1Q累計(営業利益)
2475_営業利益推移(18年3月期_1Q)


利益ベースでも先行投資が続くCRO事業を除き、
特に主力の人材サービス事業は28%弱の伸長を見せています。
その他セグメントは額が小さいためですが、利益が2倍超に拡大しています。
CRO事業は額面ではほぼ影響はないものの、微減益となっています。
こちらは理由が明確かつ、受注/売上環境は堅調ですので、問題ありません。



◆1Q累計(純利益)
2475_純利益推移(18年3月期_1Q)

固定資産売却益により大きく伸長しています。
これは前期に開示のあったものですので新たな観点はありません。



(3)上期予想について

1Qの実績と2Q累計計画の差額から、
2Q単の予想数値を逆算します。

 ■2Q単計
  売上 8,919M(前期比+11.8%)
  営業利益 734M(前期比▲11.8%)
  純利益 514M(前期比+31.8%)

売上は1Qより増収幅が抑制され、
営業利益については前期比で減益になる見込みです。
利益率が前期の10%水準から落ち込み8%台になり、
これは前々期の9%水準より更に下です。
こんなことはないでしょう(笑)。

売上については、同社の過去トレンドを見ると、
1Qより2Qが落ち込んだのは、2010年3月期の
経済混乱時の時以来となります。
過去3期から4期の1Qと2Qの差を見ると、
概ね1%~2%伸長していることがわかります。
外部要因は引き続き好調であることもあり、
このトレンドは継続するものと考えます。

従いまして、2Q単では1%増を予想し
売上は9,113M位ではないでしょうか。

また利益率も2Qで落ち込むことは
過去数期ではなかった一方で、
一つの目安として10%水準を意識してきた事も想定すると、
ここから大きくは伸長しないと保守的にみます。

多少コストを先行させることもあるかもしれず、
利益率は10%台半ばの10.5%程度でみておきます。
すると2Q単では営業利益は1,042Mとなります。

当期純利益は1Qに特別利益が計上されているので、
ちょっとよくわかりません(笑)。

以上の皮算用を元に2Q着地を予想してみます。

 ■2Q累計(皮算用)
 売上 18,136M(会社計画比+1.1%)
 営業利益 2,048M(会社計画比+17.7%)

というわけで、同社は開示基準に則った対応をするようですので、
売上10%、利益30%の基準には抵触せず、
普通に上振れ着地をする見込みという判断をしました。

マーケットの上方修正期待からの失望という流れが、
今から予想できますね(笑)。
上方修正はないと思いますよ~


(4)セグメントの状況

前述の通り、人材サービス事業及びその他事業(研究開発事業)は増収増益です。
CRO事業は増収減益です。
詳細は、銘柄分析シートにもご参照下さい。


3.IR照会

特に実施していません。
疑問点や懸念点も特にありません。
忙しい社員の方の時間を取ってもらってまでというのはありませんでした。

4.株価推移

株価の動向ですが、想定PERを元に仮想株価を引いた表は以下の通りです。

2475_株価推移(18年3月期_1Q)


今回基準となるPERのラインを変えました。
元々中央ラインをPER15倍(下限12倍、上限18倍)としていたものを、
PER20倍(下限14倍、上限26倍)としました。

基準を上げたのと、上下限幅を20%から30%に広げました。

評価PERをあげるというのはとても慎重に判断したつもりです。
楽観的になり過ぎでは?とか、バブルっぽいなと思われると思いますし、
実際それがないといえば嘘になるかもしれません。

今回株主総会への出席やその時の経営や会社のポテンシャル、
また今回の数値や配当政策へのコミットメントを見るにつけて、
ずっと考えていた判断の変更を決めました。

なお、目標株価水準は20.3期EPS基準でPER16倍としていますが、
これもずっと見直しを検討していますので、近く修正したいと思います。


それにしても、売りのタイミングが下手くそ過ぎますね(笑)。
当時の判断はその時の最善を尽くしているので後悔はないですし、
スケールがわかりにくいですが、
最初の売りでも概ね買値の2倍となっていますので、
悲観する必要もないのですがね。。。
ただ、ここから学びを得たいとは思っています。
どうしてもその時々の目標株価を基準にした時に、
それをどこまで厳守するかという判断に左右されますが、
今、目標株価を超過しても比率を小さくして保有を継続しているのも、
このような判断の中で試行している要素があります。
目標株価という定量数値は様々な判断を客観視してくれるので
あくまでこれをベースにしつつ、
企業の様々な面を定性的に評価したものを
組入れるべきだと思っています。

こういうことを言っていると
なんでもかんでも許容してしまう甘さを助長することにもなるので、
十分注意を払い今後も自分の対処に客観的にモニタリングしたいと思います。


6.さいごに

銘柄分析シートを更新していて気が付いたのですが、
同社の従業員情報の箇所に変化が見られました。
従業員数が1809名から1890名に増加し、
平均年齢が若干下がった(41歳→40歳)一方で、
平均年収は549万から580万に向上しています。
子会社化の影響もあると思うのですが、
特に平均年収があがっているのは良い傾向だと思っています。


同社への見立ては銘柄に惚れてはいけないという格言に対して、
真っ向から反する立場でみていることもあり、
なので、意識的にネガティブな視点でみないといけないと意識しています。
ただ、今回の決算も特にネガティブな要素はなくて、
こういう記事になってしまいました。。。

同社はツイッターやブログなど、SNSを見ても一向に情報がなく、
ずっとなんでだろうと思っています。
同業でもJAC、ウィルグループ、ヒトコミュニケーションなど、
多数人気銘柄があるのですが、
私は引き続き同社に優位性があると認識しており、
株価はだいぶ高い評価になってしまいましたが、
細々と保有を継続していたいと思います。




~なお、当記事は私の主観に基づき記載されていますので、
投資判断をされる際にはご自身の尺度で十分検討を行って頂くようお願いします。~



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# 旅行帰りのため最低限の更新とします。
 追って未記載のコメントを追記して再UPします。

→追記しました(2017/8/5 AM3時頃)




1.パフォーマンス
まるのんPFは年初来で +22.0% となりました。
前週比は +1.6% で推移しました。


20170804_パフォーマンス推移表



2.全体所感

今週はなんといっても新興市場、というかマザーズ、
というか一部のゲーム関連銘柄を中心に株価が崩れて、
やや悲観ムードが台頭する週だったようです。

新興市場に危うさがあると認識するや否や、
業績面など関係なく、特に株価形成が強かったものも、
やや調整を強いられる状況となりました。

また決算シーズンということもあり、
余程のサプライズがない限り、
またはちょっと短信を精読すれば順調に思えるもの銘柄でも、
ちょっと気掛かりなことがあると無慈悲な売りが先行する、
不安定な株式市場だったかなと感じています。

ただ、個人的な事で恐縮ですが、週の半ばから、
今のさっきまで山に籠っていて株式市場から距離を置いていた事もあり、
とても平穏に過ごす事が出来ました。
不安定な時は、距離を置くというのも悪くないものです。
今回はたまたま決算シーズンと旅行が重なり、
少し慌ただしくもありますが、
これから週後半に開示があったものはチェックしていきたいと思います。

なお、ツイッターでも触れていますが、
マザーズが不安定だろうか、反発しようか、下値を掘っていこうが、
私の投資スタンスにはまったくもって関係のないことです。
ですので、通常時と同じように冷静な判断で対処をしていきたいと考えています。


3.ポートフォリオ

本日時点のポートフォリオ内訳は以下の通りです。

20170804_ポートフォリオ内訳


今週はいくつか買い増しを行いました。
サンセイランディックを買い増しにより、10%程度まで引き上げると共に、
ソーシャルワイヤーを準主力に返り咲きさせるべく買い増しをしています。
(といっても高値水準なので、やや割安性を犠牲にした点は重々承知しています)
またアイアールジャパンHDを買い増ししています。
本来、準主力まであげたいところなのですが、
更なる買い増しは焦らずにもう少し下でと決めていたことなので、
安易に指値をあげるようなことはしませんでした。
(こういう対処が機会損失になるのですが、それもやむ得ません)

現金比率については、、
現在のポートフォリオPERを投資方針ルールに照らすと、
適正水準は約30%ですが、実態は41%と引き続き現金が厚いことがわかります。
ただ安易に買いを入れることはしたくないので、
そういう状況であることを認識した上で、
どう対処するかは、株価を見て決めるのではなく、
企業への期待値を推し量り冷静に決めたいと思います。




保有銘柄の週間騰落は以下の通りです。
20170804_保有銘柄一覧(週間騰落)




保有銘柄の各指標は以下の通りです。

20170804_保有銘柄一覧(指標)


目標株価からの超過はWDBHDと丸和運輸機関です。
いずれも大部分を利益確定を済ませておりますが、
目標株価超過してでも保有継続している特別ロジックが必要です。

もちろん、その理由は明確になっており、
納得しているうえですので、これは引き続き許容していきます。

ソーシャルワイヤーはSBグループとの提携や
好決算(?)に支えられて上値GAPは小さくなっていっています。
そんな中、買い増している私はやはり頭がおかしいかもしれません。
ただ、目標株価が20.3期基準のままなので、
ここに修正余地があると認識していますので、
近く改めて精査したいと思っています。




4.個別銘柄トピックス

■アイドマMC
詳細は決算精査記事をUPする予定ですが、
総じて普通に順調という内容だったと認識しています。
CASHBACKアプリが沖縄でのパイロットが終わり、
いよいよ全国展開というリリースとセットですが、
もちろんこれにはあまり期待していません。
ですので、まぁ当たればラッキー位の感覚ですが、
それ以外の主業も徐々にジワリ拡大という感覚で
私にとっては想定通りなのですが、
株価は普通決算のみにやや失望して下落という
素直な反応でしたね。


■ソーシャルワイヤー
決算精査記事をUPしました。 → こちら
決算以外では、クロスコープ事業とアットプレス事業のシナジーのために、
クロスコープの利用顧客へ、アットプレスを無償提供するというキャンペーンです。
まぁ3回分ということでお試しということでしょう。
何度も耳にしている通り、アットプレスのサービス品質に自信がある証拠でしょう。
事業や今後の方針は順調ですね~
株価は騒がしいようですがね・・・(苦笑)。


■全国保証
LIFULL HOME’S 住宅評価サービスへ参加するとのリリースが出ています。
新規物件へのローン保証だけでなく、
中古物件へのローン保証へ幅出しを進めるために、
その業容拡大をより視野高くするための活動と思われます。
住宅ローン保証という枠組みはきちんと遵守しつつ、
新たなチャネルを取り込むことで機会の拡大を図るようです。
この参加が直ちに業績に変化をもたらすわけではありませんが、
中長期的にひとつの可能性を模索する上で、
有益な内容と理解しました。

決算ですが足元は好調ですね。
但し、新規保証実行件数が減少に転じており、
業績予想の前提基準である7.4万件はやや苦戦するかもしれません。
もっともこのパラメータが直ちに今期予想に影響は限定的だと思いますが、
借換需要が落ち着いたというのは金利動向にもよるでしょうし、
もう少し様子見が必要かもしれませんね。
こちらも決算精査記事を別途UP予定です。


■WDBホールディングス
決算精査記事はこれからUP予定ですが、
決算は極めて順調に推移しています。
もちろん、予想しやすい銘柄ですので、
私としてはそこまで驚きはありませんが、
嬉しい推移となっています。
更にようやく配当政策について
明文化したものが開示されました。

株主総会でも配当性向を30%まで段階的に引き上げるということで、
今のままの推移でみていくと、なかなか楽しみだなと思っています。
配当性向30%は今となっていは並ですが、
しかしCRO事業など成長投資とのバランスを熟考した上での、
コミットメントですので評価したいなと思います。


■アイアールジャパンHD
決算後急落した所を買い増ししました。
決算の内容そのものは順調だと判断しています。
詳細は決算精査記事にUPしています。 → こちら


■シュッピン
決算精査記事は今後作る予定ですが、順調ですね。
株価がだいぶ高い水準にあるので、
サプライズがない分、評価は厳しいかもしれませんが、
そんなことはどうでもいいです。

月次を見ても、特に店舗、とりわけインバウンドが復調しているようです。
ただ、Eコマース部分の主軸も20%以上の伸長がみられますので、
まぁとにかく順調だと認識しています。


■丸和運輸機関
決算精査記事をUPしています。 → こちら
AMAZON社の影響は限定的とはいいながら、
それなりに先行投資の一部が利益を押し下げている気配です。
業績予想の修正は見送られましたが、
この内容である程度織り込むかと思い、
実際株価も軟調に推移しましたが、
再び元の位置に戻りつつあります。
空売りもだいぶ入っていたようで、需給面で難しくもなってきそうですね。



5.資産状況

資産の状況は以下の通りです。
20170804_資産残高推移表


資産規模が1200万円台がみえてきました。
億り人を多く輩出しているこの相場で笑われてしまう規模なのですが、
まぁ私はこの規模で運用していますので、
それはそれでよいとして、
運用開始時に定めた長期資産シミュレーション(30年プラン)上では、
2017年末目標ラインは1008万、2018年末で1109万、2019年末で1220万となっています。

私は基本的に年利10%程度を目標としており(3年スパンで強気と弱気を繰り返すシナリオ)、
これは私にとっては安定的に出すパフォーマンスとしては、
十分高いものと認識していますので、
それを超過するペースであることにやや戸惑いを感じています。

だからどうするということもないのですが、
そういう状況であることを踏まえて、
無理をしたり、他人と比べて今をどうこうしようと考えるのは
やめたいと思います。

2015年末時点の長期資産シミュレーション




6.雑記

今週はお休みします。すみません。





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【決算精査】 3844_コムチュア(18年3月期_1Q決算)

銘柄分析シート


1.サマリ
総合評価:「3」 (☆☆★★★)
※総合評価は5がポジティブ、3がニュートラル(想定通り)、1がネガティブの5段階レーティング

既に全株売却をしていますが、
引き続き監視は継続していますので、
簡単なメモを残しておきます。

全体的に至って順調だと思いますが、
粗利率が人材育成強化によりやや低下しています。
敢えて突っ込むとしたらこの部分なのですが、
特に1Qで新入社員への教育なども
量質ともに充実していたということなのだと思いますので、
特段懸念する必要はないと考えます。

それより、トップラインの伸長が大きくて、
これは評価が出来ると思います。
もちろん同社が手掛ける領域でのIT投資意欲は旺盛で、
外部環境にも支えられているという面もあります。
同社のささやきをかたちにするという地道な活動が、
引き続き奏功している結果でしょう。

セグメント別にみても、ネットワーク事業の利益成長が大きく、
子会社寄与やクラウド化移行の需要が大きいことがわかります。

株主総会も終わり決算を迎えるこのタイミングに
株式分割が行われることは想定通りでした。
本当にはこの時まで売却を待ちたかったですし、
実際私の現金の厚みから考えるとそれでよかったのですがね・・・。

1:2と思っていましたが、株価も大きく伸長しており1:3となりました。
優待は単元維持で実質拡大を想定していましたが、
ここは3単元ということになっています。
1単元と3単元で傾斜をつけてもよかったのではないかなと思いますが、
元々、機関投資家への配慮から優待に消極的であった同社なので、
まぁそうなるかといったところです(笑)。

ジェイモードの売却はなぜこのタイミングかと思いましたが、
利益で数値を積み上げておきたいということなのかもしれません。
もちろん、記載の通りの背景もあると思いますし、
高く売れるなら絶好の売り時だとは思います。
タイミングから見てもよい判断ではないかなとも思います。

全体好調ですが、特に利益は表面的にはブレーキがかかっている印象もあり、
とはいえ、それは人材育成のための前向きな理由とも思えることもあり、
総合的に見れば、評価は想定通り「3」となります。



2.定量数値の確認

キャプチャの貼付は割愛します。
冒頭のPDFの分析シート内に表記しています。


(1)売上の推移

売上はこんなにいったか~という程、堅調です。
特にコメントはありません。


(2)利益の推移

粗利率が2%落ちています。販管費率は微減で
営業利益率は2%弱の悪化となっています。
要因は人材育成のためだけであれば問題ありません。
プロジェクトの原価率がどの程度で推移しているのかわかりませんが、
今の所、特に懸念はありません。

各利益項目も同様のトレンドです。



(3)上期予想について

上期の業績達成のためには、
売上で3180M、営業利益で430M、純利益で296Mです。
売上は2%増収、営業利益は+28%、純利益は+30%です。
この場合の営業利益率は13.5%となり前期の10.8%から伸びないとなりません。

現実的に見てみると、まず売上はもっといくでしょう。
1Qを見る限り+20%程度も射程かもしれません。すると2Qで3740M位となります。
この場合に営業利益430Mを出すためには利益率11.5%となりほぼ前期並みです。

というわけで、上期着地としては、売上が上振れし、
利益はぴったりくらいではないでしょうか。



(4)セグメントの状況

割愛します。


3.IR照会

特に違和感や疑問を大きく感じる点はありませんので、
今回はこのタイミングでのIR照会は実施していません。



4.株価推移

株価推移も冒頭のPDFの最終ページに貼付してあります。
なお、目標株価は5000円でしたので、既にここを超えており、
私が売却している根拠でもあります。
目標株価を超えた後で保有継続する特別ロジックは、
同社に適用していませんので。

分割や今後ジェイモードの利益貢献などもあり、
更に材料が出てくるようなので、
まだまだ楽しみな銘柄なのですね。


~なお、当記事は私の主観に基づき記載されていますので、
投資判断をされる際にはご自身の尺度で十分検討を行って頂くようお願いします。~





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【決算精査】 3929_ソーシャルワイヤー(18年3月期_1Q決算)

銘柄分析シート


1.サマリ
総合評価:「3」 (☆☆★★★)
※総合評価は5がポジティブ、3がニュートラル(想定通り)、1がネガティブの5段階レーティング

決算説明資料が充実しているので、
特に追記すべきことがないのですが、
まぁ順調ですね、、、


ストックビジネスの追求という、
私に大好物な表記が説明資料P1に大々的に踊っています(笑)。

インキュベーション事業はもちろんですが、
プレスリリース事業においても定着がより強くみられることから、
このような表記になっているものと思います。

またAI活用による生産性向上は、
社長コメントにもある通り、プチサプライズだったようですね。
こういうツールというのはだいたいすぐに形骸化して使われなかったり、
特に立ち上げ期は逆にマイナスになることもあるのですが、
現場主義が浸透している効果なのか、
よくこんなに早く顕在化させることが出来ましたね、という印象です。
社長のトップマネジメントというより、
執行役員以下の管理職相当が自発的にやれる雰囲気があるんでしょうね。
大企業のようにやらされ感ではないので、モチベーションも高く
浸透も早いのかもしれませんね。いずれにせよ良いニュースだと思います。


アットプレスの先行指標が前期比+30%超と絶好調ですが、
リリース配信など発信側も2桁成長を続けており、
ここにAIの業務改善が効果発現しているため、一気に利益化できたということですね。
また大企業にも引き合いがあるというクリッピングも2桁成長に乗せてきているので、
全体としても好調さが際立っています。


AIの効率化を単なるコスト削減施策として位置付けておらず、
そのリソースを新規開拓にきちんと配置し、
量も増やしていこうという姿勢はよいですね。
SBグループとの提携などもこの一環なのですね。
ずっとどういう趣旨なのかわからずにIR照会もして、
決算説明を待てと言われて待っていましたが、
ようやく理解できました。

SBグループの将来性というかシナジー効果がどの程度あるかは、
まだ未知数ですし、
実際に優待価格適用でどの程度使ってもらえるかわかりませんが、
効率化施策も発現する中で、量を増やしに行くと、
ディスカウントしたとしても更にストレッチが期待できますね。


インキュベーションも席数を大幅に増やし、
その初期コストも吸収していますし、
稼働率なども高水準で推移しています。
特にシンガポール新設の根拠にもなっている通り、
海外が好調です。


進捗率が表記されていますが、売上で25.4%はよいでしょう。
同社の場合、徐々に利用者が増えていっている構造のため、
下期に向けて緩やかに収支が立ちやすいという構造を持っていますから、
1Qで25%の水準を超えているのは好調サインと思います。

また利益については、これはAIの効率化の発現が
早かったなどの効果かと思いますが、
前期の下方で計画をコンサバで見ているという事もあろうかと思います。


短信表紙では営業利益がほぼ倍額などとなっていますが、
前期は人材先行投資(これが前期の下方修正の引き金になる)があって、
落ち込んでいたことと、そもそも母数が小さいので、比率でみるとこうなるということで、
そこまで驚くようなものではないと思います。


全般浮足立った感じですが、
新規開拓に舵を切った時に、
調子乗ってできない量や質の仕事を取らないようにするなど、
経営側で十分な配慮をもっていき急ぎ過ぎにやって欲しいと期待したいと思います。


最後にクラウド翻訳の事業で黒転しているのは朗報です。
ずっと水面下にあり手当をしてきたものが、とりあえず効果が出て嬉しいですね。
まだ収益貢献とまではいかないですが、一歩一歩ですね。


全体の評価としてはポジティブな要素が多いものの、
一方で同社の株価水準や私の見立て上、
それを大きく超えるポジティブさがあるわけでもないため、
総合評価は「3」の想定通りとします。


2.定量数値の確認


(1)売上の推移

3929_ソーシャルワイヤー(18年3月期_1Q累計)売上推移

20%弱の増収です。
しかもストックの積み上げが定量的にも確認出来る内容です。


(2)利益の推移

3929_ソーシャルワイヤー(18年3月期_1Q累計)営業利益推移

利益率で見ると営業利益利で12.9%となり、
上場後の最高となりました。
前期では人材の先行投資の影響もあり、10%割れが続いており、
ようやくその水準を脱却し、
上場直後の10%超水準に戻してきました。

今後、新規先で提携などによるディスカウントなどもあり、
多少粗利率を落とすかもしれませんが、
一方でAIの生産性向上も寄与してくると思うので、
どちらが支配的になっていくかというのと、
販管費とのバランス(特に新規先獲得に向けて)でどうなるかですかね。


3.IR照会

決算説明資料に社長コメントにKPIと充実しており
今回は特に疑問も解消されたので、改めてのIR照会は不要と判断しました。



4.株価推移

株価の動向ですが、想定PERを元に仮想株価を引いた表は以下の通りです。

3929_ソーシャルワイヤー(18年3月期_1Q)株価推移

今日の買いはツイッターでも反省の弁を述べましたが、
割安性を犠牲にした買いだと認識しています。
元々比率を下げていたのは下方修正でその後の回復がきちんとみえるまで、
無用なリスクを回避するために保有比率を落としていたのですが、
今1Qで回復確認が出来ると見込めていたのと、
決算前に投機的に株価が動いていたので、
拾っておきたいという気持ちとの交錯で対処しました。

現状の目標株価は20.3期EPSを元に算出しており、2000円としています。
しかし、他の銘柄同様に21.3期断面まで伸ばすと、
現状の延長だとしても、2300円~2400円程度まで伸長する皮算用です。
すると今日の買値からでも50%程度の上値余地があることになり、
一定の合理性はあるかなと考えてはいます。

ただ、やや買うための後付け理由のようにもなっているので、
戒めのためにも慎重を期した対処をしていきたいと思っています。



~なお、当記事は私の主観に基づき記載されていますので、
投資判断をされる際にはご自身の尺度で十分検討を行って頂くようお願いします。~



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