投資方針に忠実に退屈な投資で資産形成

【決算精査】 3929_ソーシャルワイヤー(17年3月期_4Q決算)

銘柄分析シート


1.サマリ
総合評価:「3」 (☆☆★★★)
※総合評価は5がポジティブ、3がニュートラル(想定通り)、1がネガティブの5段階レーティング

3Q決算時に前期業績を下方修正をしましたが、
その見通しに対しては売上はややショートしていますが、
利益はそこから上回る結果となりました。
4Qにだいぶ頑張った印象を受けました。
ただ、売上はほぼ計画線ということで、
どちらかというと経費の効率化が主体の印象です。

前期の下方修正並びに成長が横ばいとなった要因については、
3Qの時に十分精査をしていますし、
IRにも照会をして判断しています。
結論として、事業構造に何らか毀損しているとは判断しておらず、
まぁちょっとやらかした(経費コントロールの部分で)という程度の認識ですから、
特にこれ以上言及するつもりはありません。

今期の予想については、2桁の増収増益基調へ戻るものとなっており、
概ね想定通りの数値内容です。
しかも前期の下方修正の反省からボトムアップで数値を作り、
保守性を考慮したもので策定したいということをIRから聞いているので、
実際にどこまで真摯に作成されたものかは興味があります。
(だからといって、正面切ってIRに確認すうような野暮なことはしませんでした)

また数値の前提となる指標ですが、
ニュースワイヤー事業における未使用チケットの残高の伸長や、
インキュベーション事業の国内稼働席の増加(増床効果)をみると、
増収トレンドはこれでもやや保守的ではないかとさえ思います。
いずれにせよ、主要2事業の状況は色々な課題(価格設定等)があるにせよ、
状況はとてもよい状況にあると感じられます。
あとは景況感が高止まりになっていたり、
オフィス空室率が低くタイトな状況にあることなど外部環境も
追い風になっている状況なので、
これが反転する可能性は常に念頭に置いた上で、
今後の成長継続がみられるかをモニタリングしていくことになると思います。

18年3月期の数値面の見通しは概ね四季報ラインでもあり、
概ね想定通りのガイダンスにみえます。
定性的な情報としては、ニュースワイヤー事業で大企業の獲得とあり、
これは何か見込みがあってのことかと気になっています。
そもそも大企業でこういったアウトソースのニーズがあるのか否か、
まだよくわからないでいますが、事業の安定性という点では期待されます。

この他、運営効率の向上やビックデータ分析といった
キーワードは具体的にどのようなものか興味があります。

前期の下方修正は残念ではありましたが、
概ね自分の想定通りの状況のように読めますし、
今後が期待される内容に感じました。
指標面で高PER状態となっているため、
この程度では目先の株価は失望ということになるかもしれませんが、
私の評価としては想定通り「3」の評価となります。



2.定量数値の確認

既にあまり論点がないことが見通せたのですが、
一応本決算ですので、
前期実績について確認しておきます。


(1)売上の推移

◆4Q累計
3929_ソーシャルワイヤー(17年3月期_4Q累計)売上推移



◆4Q単計
3929_ソーシャルワイヤー(17年3月期_4Q単計)売上推移


売上だけを見ていると増収基調が明確であり、
かつ後述のセグメント情報で見ても、
主要2授業が共に順調に推移しており、
安心出来る内容と感じます。



(2)利益の推移

◆4Q累計(営業利益)
3929_ソーシャルワイヤー(17年3月期_4Q累計)営業利益推移




◆4Q単計(営業利益)
3929_ソーシャルワイヤー(17年3月期_4Q単計)営業利益推移


前期の1Qと3Qの落ち込みにやはり目がいきますが、
1Qは人材投資の先行部分が顕著に出たもので、
ここは会社の当初計画通りだったと思います。
やはり想定外だったのは3Qで2Qで先行投資の効果が見え始めて、
それが最大化すると思いきや、そうならなかったことに加えて、
販促費を積み増したり、一過性費用の計上などの影響が重なったことで、
このように見えています。
4Qではとりあえず回復しているので一安心ですが、
その効果のひとつとして販管費の抑制が奏功しているため、
それが継続的なものか、一種の緊縮財政によって一時的に利益化出来ただけなのか、
成長投資と緊縮による抑え込みの効果との狭間で、
まだ楽観はできないとも思います。




◆4Q累計(純利益)
3929_ソーシャルワイヤー(17年3月期_4Q累計)純利益推移



◆4Q単計(純利益)
3929_ソーシャルワイヤー(17年3月期_4Q単計)純利益推移


貸倒引当金の計上がある分、
更に純利益ベースでは減益傾向が強まっていますが、
このこと自体は別にふ~んという感じです。
下方修正時点で認識していますので、今更騒ぐものではないと思います。


(3)今期予想について

前にIR照会した際に、
反省の弁として計画精度の向上、特にボトムアップで積み上げ、
保守性にも考慮して・・・とのことだったのですが、
それが今回の開示にどの程度反映されているかは気になります。

その上で、先行指標であるチケット残高の状況などを見ると、
増収率としてはもう少し上があるのではないかと感じます。
この辺りにも保守性を重んじられているのではないかなと
根拠なく漠然と感じます。

今期予想の前期比だけみると、
営業利益ベースで見ても22%増益で、おっ!となるのですが、
前々期からの伸長でならしてみると10%程度となるので
やはり短期的にみれば少なくても今の高PERを許容出来ないかな、
そんな風に感じているのが、私が今の比率に落としている所以です。
長期の期待感は依然高いので、
本当はもう少し比率を上げたいのですが、
やはり今の方針等に照らすとなかなか思い切れません。


定性的な情報としては、決算説明資料P22に注目しています。

ニュースワイヤー事業の大企業顧客の獲得ですが、
大企業は大企業というだけで発信力があることが多いため、
そもそもこのサービスにニーズがあるのかどうか。
大企業の発信力に勝るなにかが同社のサービスに潜在力があるということか、
単に大企業取れればいいなのノリの延長で書いているのか、
この辺りは気になるところです。

また前期で価格設定や前売り構造など色々運営に変化を与え、
試行錯誤したわけですが、その効率性を向上させることを掲げています。
まだまだ効率性を向上させる余地はあるということでしょうし、
そのためにビックデータをAIで処理することにあよる可能性もあるということでしょうか。
具体的な施策のリリースが待たれます。

インキュベーションは良と質の両面での付加価値向上が謳われています。
増床効果を狙うということは、それだけ引き合いがあるということなのでしょうが、
同社は既存の稼働率が70%程度を維持出来る事を増床判断の目途にしていると記憶しており、
増床させるということは、開設済の稼働率を向上させる必要があります。
そのためには差別化要素を明確にして選ばれるものにする必要があります。
翻訳サービスを足掛かりに様々なオプションを今後付加して、
不況耐性にも立ち向かえる構造構築に期待したいです。


また短信を読むと、インキュベーション事業で、
国内で契約見込みの確度が高い案件も含めた算定の結果、
大幅増を見込んでいるようです(海外は微増)。
単価は同水準ということで、では大幅増となるはずなのですが、どうなるでしょうか。


中期で見ていくと、まずは今期予想がどう進捗するかなのですが、
いずれにせよ、今の高い株価水準を考慮すると、
なかなか評価が難しいと感じます。
一方長期でアジアBPOプラットフォーム企業としての成功を視野に入れると、
今の取り組みはまだまだスタートラインに立っているにすぎません。
この辺りをどこまで織り込むかですが、今後の行く末を見守りたいと思います。



(4)セグメントの状況

セグメントの情報は決算説明資料にわかりやすく
記載があります。

◆ニュースワイヤー事業
3929_ソーシャルワイヤー(17年3月期_4Q)ニュースワイヤー事業

ニュースワイヤー事業の推移を見ると右肩上がりのトレンドを継続していますし、
未使用チケット残高も急伸しています。
セグメント利益も回復傾向にありますから、
今後の推移が楽しみです。



◆インキュベーション事業
3929_ソーシャルワイヤー(17年3月期_4Q)インキュベーションー事業


インキュベーション事業では新設によるコスト増で一時的な落ち込みがあります。
今後も同様のことが断続的に起こりえると思います。
また国内稼働率が下がっているのも、増床の影響によるものなので、
今後はこれが再び向上していけるかをみていくことになります。
そうなればまた増床余地が出てきてよいスパイラルになります。
但し、類似サービスもありますし、オフィス空室率など低位に推移しているものの、
今後はどうなるかわからないということも念頭に置いておく必要もあります。



3.IR照会

現時点ではIR照会は実施していませんが、
今後IR説明会も行われるようですので、
その参加も含めて検討したいと思います。



4.株価推移

株価の動向ですが、想定PERを元に仮想株価を引いた表は以下の通りです。

3929_ソーシャルワイヤー(17年3月期_4Q)株価推移


私の保有銘柄で同チャートをプロットすると、
ほぼ予想PERを元にした仮想株価のトレンドは右肩上がりになりますが、
残念ながら今期は減益になったこともあり、やや右肩下がりのトレンドとなっています。

やはりPER20倍は割れないとなかなか買いにくい一方でPERが30倍を超えてくると、
売りたくなるといったまた守備範囲の狭い感じになっています(苦笑)。


ちなみに、3年後業績目安を元に独自に算出している目標株価は2000円に修正しています。
なお、目標株価の算出は以下の概算で算出しています。

・想定EPS(20.3期)
60.71×1.15×1.15≒80
・評価PER
25倍
・目標株価(20.3期想定)
80×25=2000円 →時価総額想定 約55億(現状43億)


評価PER25倍は私の中では控えめに見ています。
というのも、やはり下方修正後からの立ち上がり期であり、
もう少し様子見期間が必要かなというのと、
アジアBPOプラットフォームという位置と
今の取り組みにまだまだ乖離があるようにも思い、
この辺りがもう少し具現化してくると期待感を反映して
PER30倍位までは許容してもよいかなと感じています。
ただそれは今のタイミングではないかなと感じています。



5.中計について

中期成長戦略としてGET50は従前から変わっていません。
売上50億、営業利益5-10億ですから
今期予想の売上26.5億、営業利益2.7億からみるとまだまだ
何個も壁を超えないと達成できませんね。
一応FY20に達成するような記載ぶりなのですがね。
この辺りも真意を聞いてみたいところです。


~なお、当記事は私の主観に基づき記載されていますので、
投資判断をされる際にはご自身の尺度で十分検討を行って頂くようお願いします。~



【決算精査】 9466_アイドマMC(17年3月期_4Q決算)

銘柄分析シート


1.サマリ
総合評価:「3」 (☆☆★★★)
※総合評価は5がポジティブ、3がニュートラル(想定通り)、1がネガティブの5段階レーティング


3Qまでの進捗で先行投資がない皮算用で
売上77億、営業利益9.5億水準で計画より若干の上振れを想定していました。
一方で先行投資なども考慮すると、結局計画線での着地となるシナリオでしたが、
全体感を見るとその通りの印象の着地となりました。
一応会社予想や四季報予想などから見てもやや上振れということで、
サプライズもないですが悪い印象も与えない
(上方修正を期待している立場では失望でしょうが・・・)想定通りの内容となりました。

中身の取り組みも、九州地方や東北地方でそれぞれ地場ドラッグストアとの
取引開始などの成果もあり、バロー一辺倒から徐々にでも幅出しを見る内容として、
総じて評価出来るものと感じています。
但し、ドラッグストアとの取引においては、
従来のスーパーとは販促手法が異なることもあり、
マーケティング力の付加価値創造型の高利益率なビジネススタイルというより、
即時性や省力性によるコスト優位性のための低利益率なスタイルの要素もあり、
収益貢献が線型的に見えてくるわけではない点には留意が必要です。

実際、新規顧客の立ち上げがありながらも、
今期予想が増収増益でありながら、
2桁成長ではないあたりからも納得出来る見通しと感じます。

還元面でも配当は記念配当がなくなるものの、
総額の配当は維持する計画である点と、
短信内でも、当該配当を基本として、
実際の業績に応じて調整される旨の記載があり、
色眼鏡で見ると、やや保守的な計画で、
更なる増配余地があるようにも読めます(笑)。
ただ、この表記の方法だと、単純に利益が下振れした際には、
配当も減額される可能性があるとも読めるため、
結局あまり考察すべきではないでしょう。
そもそも配当目当てではありませんからね。


事業環境においては、スーパーやドラッグストアでの広告を使った販促活動は、
今後も継続されると考えています。
その上で、昨今の働き方改革の時流もあり、
効率化への要請も強いため、
同社の広告作成の効率性向上や、
折込自動化取組など一応はマッチしていることになると思います。

スーパーでは、バローが圧倒的規模であり、ライフも徐々にという感じですが、
同社の独自のマーケティング活動のサポートという付加価値を付する活動では、
相応の手間をかける必要もありその稼働面から見て、
急拡大はないと思いますが、
事業基盤として安定的かつ徐々に右肩上がりに推移することが期待出来ます。
ドラッグストアでは、九州や東北(コスモス薬局や薬王堂)における開拓が、
徐々に進むと思われますのでまずはこれらを順調に立ち上げ、
拡大に向けた礎を作る活動になると思いますし、
同様のニーズは業界全体に見られるため、
同社のサービスがデファクトのようになっていってくれると嬉しいですね。

全般、事業環境やその成果として見える数値の状況、
更に還元姿勢や今後の活動の方向性など網羅してみると、
どれも驚きもない平凡な活動の連続ではあるものの、
想定通りのシナリオだと感じます。

以上のことから、本決済については想定通り「3」の評価となります。


2.定量数値の確認

既にあまり論点がないことが見通せたのですが、
一応本決算ですので、
前期実績について確認しておきます。


(1)売上の推移

◆4Q累計
9466_アイドマMC(17年3月期_4Q累計)売上推移


◆4Q単計
9466_アイドマMC(17年3月期_4Q単計)売上推移


比較が前々期との2期なのであまり参考になりませんね。
4Qはやや他の四半期と比べると控え目の売上ですが、
そもそも前々期からみれば増収となっているので
この程度なのかもしれません。
小売りにとっては2月は消費が落ち込む時期と言われますが、
その時期、つまり同社でいう4Q期間は
販促費は抑えるのか、敢えて消費が落ち込むから販促費を投入するのか、
そこはよくわかりませんが、
恐らく全社なのかなと数値面ではみえます。



(2)利益の推移

◆4Q累計(営業利益)
9466_アイドマMC(17年3月期_4Q累計)営業利益推移




◆4Q単計(営業利益)
9466_アイドマMC(17年3月期_4Q単計)営業利益推移


4Qは前述の通り、売上が減少する傾向のようで、
営業利益率も四半期単位で見ればその通りです。
累計としては前述の通り計画超過となり特に違和感があるものではありません。
新規開拓やO2O投資などもある中で、
前々期から見ても営業利益率0.8%向上しており、
徐々に売上規模が拡大する上で効率化が上がってきているのかなと思います。



◆4Q累計(純利益)
9466_アイドマMC(17年3月期_4Q累計)純利益推移



◆4Q単計(純利益)
9466_アイドマMC(17年3月期_4Q単計)純利益推移


特に営業利益と異なるトレンドは見当たりません。


なお、償却費を定額法へ変更していることで、
若干ですが利益の押上げ要素となっており、
たまたまですが、この効果を除くと、
ほぼ当初の業績予想通りであったことがわかります。



(3)今期予想について

元々、同社への投資を検討する中で、
IR照会した際に、CAGR10%は保守的なラインであり、
また既存ビジネスの延長上で実現できるものである
という見解でした。
今回の増益予想は純利益ベースで概ね10%であり、
この点からもやや保守的なのかなと根拠のない想定をしています。





(4)セグメントの状況

同社は単一セグメントであるため、
特に記載することはありません。

今後、スーパー事業やドラッグストアという業態別や、
東日本、西日本などの地域別など、
複数の軸で数値が出てくると嬉しいですが、
まだバロー一色で実態は見えてこないかもしれませんね。



3.IR照会

今回は本決算ではありますが、
特に違和感がある内容でもないので、IR照会は不要と考えました。
本当は細かな事で聞きたいことは沢山あるのですが、
(例えば、投資有価証券の取得のこととか、キャッシュバックアプリの状況とか・・・)
お忙しいIR担当の方も考慮すると、
優先度として低いと思いますので、遠慮することにしました。


4.株価推移

株価の動向ですが、想定PERを元に仮想株価を引いた表は以下の通りです。

9466_アイドマMC(17年3月期_4Q)株価推移

赤色が買い、青色が売りですが、
やはり予想PERで15倍位は買いたいなと感じているのは、今も同じです。
一方でPERが20倍を超えてくると、
今の状況だと売りたくなるという典型的なチキンで
腰の座っていない感じであります(苦笑)。

今の市場の雰囲気からすると
同社の成長率を鑑みれば、
別にPER20倍超なんて全然割高にはみえないのですが、
冷静に考えてみると、
PER20倍超というのは、相応の利益成長がないと
私は正当化されるものではないと考えています。
(元々PER10倍以下が投資対象と認識してた位です…(これの是非は脇に置いておいて))
現状の予想PER20倍水準は株価にして835円くらい、
つまり直近で株価がスピード違反と感じて売っている青色がPTSで840円ですから、
まぁやはり妥当な判断だなと今振り返っても感じているところです。

但し、3年後業績目安を元に独自に算出している目標株価は1200円に修正しており、
その事も視野に今の保有比率とも相談しながら対応を検討していくことになります。

なお、目標株価の算出は以下の概算で算出しています。
(すみません、いつもながらかなりザックリいい加減ですね)

・想定EPS(20.3期)
45.86×1.14×1.14≒60
・評価PER
20倍
・目標株価(20.3期想定)
60×20=1200円 →時価総額想定 約160億(現状98億)



5.中計について

同社は中計の開示はされていません。
今後、策定及び開示に期待したいところです。



~なお、当記事は私の主観に基づき記載されていますので、
投資判断をされる際にはご自身の尺度で十分検討を行って頂くようお願いします。~




1.パフォーマンス
まるのんPFは年初来で +6.3% となりました。
前週比は +1.4% で推移しました。

20170428_パフォーマンス推移表






2.全体所感

相変わらず朝鮮半島の緊迫した状況が続いていますし、
欧米においても政治的な動きが目まぐるしく動いているようで、
市場は右往左往しながらも、
今週は為替の動きから反発を見せています。
日経平均やTOPIXの年初来マイナスから回復をしており、
一旦、一連の調整も反発局面に入ったかのような雰囲気です。

私はそうなのかな~と疑心暗鬼でもあるのですが、
そもそもそういうよくわからない動きは出来るだけ
気にしないというスタンスですから、
動向は気にはなりますが、
だからといって投資行動を変えることはしません。

既に保有株でも決算開示がありましたが、
これから本格的に決算シーズンに入りますし、
その動向の方に私は注目をすべきだと考えていますので、
自分が見つめるべきものとそうでないものは意識的に分けて捉えて、
自分の立場を明確にして臨みたいと思います。

ところで決算シーズンですが、
まだ本番はこれからですが、ここ数日の状況を見ていると、
進行期である足元の状況の予想数値を見ていると
総じて弱いかなという印象を受けます。
私は別に悲観論者でもないのですがね。。。
もちろん、ペッパーフードなどの外食勝ち組や、
エスエムエスなどのITプラットフォームを持つデファクト企業や、
スタートトゥデイのような強力なEコマース企業など
絶好調の会社も散見されますが、
一方でこれらの銘柄も含めて今の株価指標は
相応の成長性を織り込んでいると思われるため、
横ばいや微増益の企業もそれなりに多い中で、
どこまで市場の雰囲気が楽観を許容してくれるのか観察したいと思います。



3.ポートフォリオ

本日時点のポートフォリオ内訳は以下の通りです。

20170428_ポートフォリオ内訳


全体の株式がやや上昇したことで、
相対的に現金比率が少し下がりましたが、
それでも目安と比較するとまだまだ現金が厚い状況です。



保有銘柄の週間騰落は以下の通りです。

20170428_保有銘柄一覧(週間騰落)


今週は平均的に各銘柄が微増という結果でした。
シュッピンは唯一週間マイナスですが、
一時高値更新した反動で利益確定売りに押されていますが、
当然の調整だと思います。



保有銘柄の各指標は以下の通りです。

20170428_保有銘柄一覧(指標)


アイドマMCとソーシャルワイヤーが本決算通過で各指標をUPDATEすると共に、
全体の見通しを指標として反映しました。

アイドマMCは15%成長から14%成長と微修正しています。
事業性の評価を変えたというより、
直近期の見通しを鑑みて平均成長率として少しマイルドにしようと思ったのと、
目標株価算出の際にある程度区切りのよいEPS算出を行うことも念頭に、
このような見通しに更新しました。(本末転倒かもしれませんが)
目標株価も更新していますが、この辺りは別途UPする予定の決算精査記事で
皮算用したいと思っています。

ソーシャルワイヤーは平均成長率は見直さず、
見通し期が進行したこともあり、目標株価も修正しています。



4.個別銘柄トピックス

決算シーズンに突入しているので、
各銘柄のトピックスは各決算精査記事で言及することとして、
ここでの記載は割愛します。


5.資産状況

資産の状況は以下の通りです。

20170428_資産残高推移表



6.雑記

4月は株価もそれなりに動いたわけですが、
終わってみればそこまで驚くようなものでもありませんでしたし、
この底で買っていればなぁ~とかたらればになりがちですね。

私も含めて個人投資家の多くの方がパフォーマンスを開示していますが、
この4月の騰落をうまく切り抜けて、年初来で数十%という驚きの方も
多数いらっしゃいます。

一方で市場をただ傍観し、今回の調整から戻れない銘柄を多く保有している
私のような立場だと苦戦ぶりが顕著です。
そうなると益々、あの時に買っていればという思考になりがちなのですが、
そういうことではないと思うのです。

今回の下落で買うか、放置するかは、
その後とりあえず戻ったという現状を見て、正しい選択だったと評価することは、
何の意味もありません。

むしろこういう時だからこそ、投資家としての自分が目標として掲げるものを踏まえて、
何が合理的なのかをじっくり腰を据えて考えることが大事な気がしています。

私の場合、今年の年利回り10%が目標です。
確かに今の6%台の進捗状況は、
敏腕投資家の中にあってはまさに平凡なわけですが、
一方で目標を照らしてみた時に、
無理をする局面ではないという判断になるのです。


結局人は人、自分は自分ということに尽きるのだと思います。

さて、この後、月間パフォーマンス記事に加えて、
アイドマMCとソーシャルワイヤーの決算精査を進めていきたいと思います。





1.パフォーマンス
まるのんPFは年初来で +4.8% となりました。
前週比は +1.9% で推移しました。

20170421_パフォーマンス推移表






2.全体所感

先週までの弱気で悲観的な雰囲気は後退し、
反発する中でSNSなどをざーっと拝見している限りでは、
その戻りに安堵と楽観ムードが再び、という感じでしょうか。
一方で外部環境は地政学リスクなども含めてあまり変わっていないとも感じ、
疑心暗鬼の一面もある、そんな印象の週となりました。

ただ、そんな自分の印象などどこ吹く風で
相場は時に合理的に、時に非合理的に動きますし、
その騰落にああだこうだいったところで、
何も自分に示唆を与えてくれるものではありません。

これから3月期本決算のシーズンに突入しますが、
今期予想がどの程度のガイダンスになるかに注目していますが、
今の日経平均やTOPIXの水準を考えてみると、
相応の増益基調の期待を織り込んでいると思われますので、
全体相場の雰囲気がまずどういう方向に傾いていくか、
横目ではきちんと把握することを努めたいと思います。

その上で大事なことは日経EPSのトレンドではなく、
個別企業、とりわけ保有銘柄や監視銘柄の動向ですので、
何が変わり、何が変わらないのかをよく観察していきたいと思います。



3.ポートフォリオ

本日時点のポートフォリオ内訳は以下の通りです。

20170421_ポートフォリオ内訳



ポートフォリオの構成は変わりません。
ここに最近いつも「変わりません」と書いていることは、
私にとっては概ねよいことだと解釈しています。
構成的には現金比率については、
目安比率より高めである状況が継続している点は指摘しておきます。


保有銘柄の週間騰落は以下の通りです。

20170421_保有銘柄一覧(週間騰落)


今週もまちまちの騰落となっていますが、
総じて見れば相場の恩恵もあり弱いながらも反発しているようです。
先週の下落が大きかったソーシャルワイヤーがやや強めの戻りで、
あとは目先の好調さが垣間見れるシュッピンが強いでしょうか。
シュッピンは目標株価までのギャップも再び小さくなってきています。



保有銘柄の各指標は以下の通りです。

20170421_保有銘柄一覧(指標)

シュッピンの目標株価接近によりだいぶ評価が高くなりつつあります。
予想PERベースでも30倍を超えており、対応を検討すべき所に来ています。
但し、私の場合、既に準主力未満の優待保有目的の比率まで落としているため、
あまり今からどうこうしようとは考えていません。
ただ、そういう状況認識をしておくというだけだと今は考えています。

個々のPEGレシオを見てみると2倍近傍まで高まっている銘柄もあり、
やはり私の中ではポートフォリオも決して胸を張って割安状態とは
言い切れない状況と認識しています。
とはいえ、ポートフォリオPERは13倍台ですので、
一応は10%~15%の年利回りを想定している立場からすれば、
許容してよい水準感であるとも感じています。




4.個別銘柄トピックス


■ 3179 シュッピン

4/20に写真の共有サイトがリリースされました。
本格的なコンテンツ提供ということで
写真愛好家の集客やコミュニティ育成に期待が持たれます。
既に他にもメーカー主導サイトや、GANREFなどのSNSに近しいサイト等、
色々類似したサイトもある中で後発となりますが、
地図データと紐づけている点を個人的には今後期待しています。
写真愛好家にとっては、機材の情報や撮影テクニックはさておき、
肝心の撮影地情報の共有というのはあまり機能的な情報源がなく、
そういうものを探せるきっかけになると嬉しいな、と思います。
地図データと社員のリンクといえば、
例えばGoogle検索でも写真の確認は出来ますが、
そもそも趣旨というか目的が異なるため、
あまり競合としては認識する必要はないと思います。
今後のコンテンツ内容の拡充を期待したいと思います。
なお、フィスコから業績予想レポートが出ており、
18.3予想EPSは75.2となっています。
ちなみに四季報は79.4、私の予想は68.2ですね。
まぁ数当てゲームではないのですがね。


■ 9466 アイドママーケティングコミュニケーション

会社からのリリースは東証1部昇格及び増配発表以降静けさが続いています。
個人的にはIR説明会でもどこかでやって欲しいのですが。
一度も会社と接点もなく一度対面で会社説明会を受講した上で、
質問もしてみたいなと思っています。

小売においてコンビニ事業に次ぐ規模を持つドラッグストアの台頭が注目されています。
ウェルシアの成長が食品など日用品の幅出しのような動向が明確になっており、
差別化が難しい薬商材だけでなく、差別化がやりやすいドラッグストア分野を、
単に効率化に寄与するだけでなく、バローで獲得してきた、
食品や日用品に係る商材扱いで攻めの提案活動をぜひ実現してもらいたいですね。

株価がだいぶこなれてきて、
直近の分売価格も割り込むなど、
そろそろ相場から忘れされていくフェーズになると思うので、
内容次第で再び買い戻しをしたいと思っています。


■ 3929 ソーシャルワイヤー

会議室を撮影スタジオとして利用する専用プランの開始だそうで、
確かに雰囲気があるスタジオというには絶好の使途だと思います。
一方で懸念しているのは、こういった撮影スタジオとしての利用は
スポット利用の比率がとても高いと思います。
ですので、収益の安定性という意味ではあまり受け入れ難い印象を持っています。
あくまで空室の場所をただ空けておくだけではもったいないし、
実際にそういう引き合いがあるのであれば、
正式なメニューとしてやろうという事だと思うので、
別に困ることはないし、今までやってきたことと変わらないはずですが、
ストック性や長期契約に重点ヲ置く経営からすると少し変化が見られたな、という印象です。



5.資産状況

資産の状況は以下の通りです。
20170421_資産残高推移表


資産もやや反発しました。
まぁ何もコメントはありません。




6.雑記

4月に入って子供が小学校に入学し、
子供のケアに注力していることもあり、
投資に割く時間が大幅に減っています。

なにかに理由をつけて、投資への配分が下がっているということは、
客観的に見ればうまく結果が出ないから、
嫌になっているのではと思われるかもしれません。
私個人としてはそのような認識はしていませんし、
別に今の足元の結果は良いとも悪いとも感じていませんので、
あまり影響を受けているとは考えていません。

この週間パフォーマンス記事は、
せめて週間での定点観測位は時間を作ってやろうと、
是が非でも続けていくつもりですが、
それ以外は効率化と放置しても差し支えないやり方を、
より追求しないといけないなと思っています。

決算短信から如何に楽に銘柄分析シートへ展開するか、
それを如何に把握、認識をするか。
ブログで形式化するプロセスをどこまで継続するか、
もしくはそこは諦めて割り切るかの検討も必要です。

もう少し考えて試行錯誤してみたいと思います。


いつも子供ネタで恐縮ですが、
小学校に入学して親としては
学校生活に困っていないかとか、
きちんと先生の話を聞けているか、
友達の関係構築はどうかなど、
気掛かりな点を挙げればキリがありません。
親としてついつい優等生のようなふるまいを期待してしまいますが、
実際、それは子供の問題であるため、
友達の量で充実度を測ったり、先生の話をきちんと聞けて問題にも答えられる姿を
期待してしまったりしますが、
そんなものは親のエゴであり、
子供にとってみれば害の方が大きいと思っています。
親が根掘り葉掘り学校でのことを聞けば、
子供ながらにプレッシャーを感じるでしょうし、
日々の学校生活の状況を聞いて親として一喜一憂するのも、
短期的な目線に立ったものと感じます。

特に私は父親としてもっとどっしり覚悟を決めて
学校での小さな問題も内心ではやきもきしたとしても、
表面的には動じず大丈夫だと勇気づけをする役割を果たせねばなりませんし、
それが長期的に見て子供のためになると信じているので、
そのように振る舞いたいなと思っています。

それにしても育児というか教育というのは、
とても難しいなと思います。

これから年次があがっていくと、
成績の問題やその先には受験の問題など競争が待ち構えています。

ただ、本当の競争相手はきっと自分自身なんだと思います。
もはや良い高校に入り、良い大学に入ることは、
その後の成功のストラテジーとして唯一のものではありません。
そもそも成功の定義も多様化していますからね。

私も時節柄、サラリーマンとしての仕事で、
新卒採用面談の対応を行うこともあるのですが、
新卒学生も多様化しており、
確かに総合的に感じる学生の魅力度と学歴に
相関がないといえば嘘になると実感しますが、
とはいえ、それが前提条件であるようなことは全くありません。
それだけ各自の学歴だけでは推し量れない
経験値や物事への取り組み方など、
バックグラウンドがとても重要です。

自分の子供にも単に優等生を期待して、
寄り添うのではなく、
敢えて回り道をしたとしても、
様々な経験やその経験から人との繋がりにも広がりを持つことで、
人格的に豊かになってもらえる環境を用意してあげたいと思っています。

そのために親として出来ることは、と色々調べたり、
一緒にイベント等に参加したりしていると
どうしても投資に割く時間比率が下がってしまうのです。

言い訳のように聞こえるかもしれませんが、
改めて感じるのは、そういう限られた時間でも
ある意味日々の値動きは放置出来る位の
スタンスで運用方針を定めてその通り行動するという合理化が
私のような初心者投資家が気軽に相場に参加するエッセンスかなと思います。




1.パフォーマンス
まるのんPFは年初来で +2.9% となりました。
前週比は ▲1.3% で推移しました。

20170414_パフォーマンス推移表





2.全体所感

今週も相場は続落となり弱気ムードに包まれています。
とはいえ、総悲観というわけでもなく、
中途半端に反発を見せることもあり、
なかなかストンと落ちないでずるずるいく形となっています。

私は相場の経験が浅いので、
いまいち感覚がつかめないのですが、
こういうダラダラとした下落はなんとなく嫌なものだなと感じています。

背景としては地政学的リスクということで、
今回は日本の隣国を巻き込んでのことなので、
もし有事の事があった時に、
どの程度、実体経済に影響があるのか見通せないため、
対応に苦慮してしまうものです。
有事なんてないだろうという立場もあれば、
いやいやあるかもしれないよという立場もあります。
そのどちらに転ぶかにベットするような投資スタンスではないので、
ここで右往左往する必要はないはずですが、
初めての経験なので自分なりに色々シナリオを想定して
考えてみますが、考えた所でなかなか見通せませんね。

地政学的リスクとしては朝鮮半島のことだけでなく、
フランス選挙や米ロの関係など様々な外部環境の変化が
目まぐるしく、私のような素人には解釈しようと思っても、
そうそう簡単ではないんですよね。



3.ポートフォリオ

本日時点のポートフォリオ内訳は以下の通りです。

20170414_ポートフォリオ内訳


今週も取引をしていませんので、
なんとなく全体が下がったものの、
ポートフォリオの構成そのものに大きな変化はありません。


保有銘柄の週間騰落は以下の通りです。

20170414_保有銘柄一覧(週間騰落)


週間騰落をみるとまちまちですが、
4月からの月間で見ると、
準主力以上では、日本管理センターとコムチュアあたりが
下落率が大きいです。
それ以外ですと、一部利益確定をして5%未満に落としていた
アイドマMCやソーシャルワイヤーが大きな調整を強いられています。
どちらも騰がった反動という理解をしており特に割安になったと
心底思えるような水準ではないと認識しています。


保有銘柄の各指標は以下の通りです。

20170407_保有銘柄一覧(指標)


日本管理センターの下落ぶりは先週もここに書きました。
PEGレシオも1倍を切ってきており買い増しを検討したいものの、
現状の比率や事業のリスクなどを考えると、
なかなか思い切って手を出せないでいます。
先週の記事でもここで「慎重に判断したい」と自ら言っていて、
そういう意味で思い切って手を出すという愚行に出なかったのは
まずは良かったと思います。
とはいえ、慎重に判断して行動を起こすことも大事なので、
よく考えたいと思います。
目標株価までのGAPも1桁%まで縮小していた銘柄が複数ありましたが、
WDBホールディングスのみになりました。

この辺りからも、総じてみると
やはり下落して割安になったというより、
上昇していた部分が調整しているに過ぎないという感覚です。





4.個別銘柄トピックス


■ 3276 日本管理センター

管理戸数と滞納保証の月次が開示されています。
管理戸数が明らかに鈍化していますが、
このこと自体は別にどうでもいいですし、
市場もだいぶ冷静に受け止めてくれるようになったなと思います。
滞納保証の伸長は目覚ましいわけですが、
この辺りは実際、どの程度収益化されるのかはまだよくわかりません。

同社の1Q決算が開示されてくるわけですが、
前期ではイーベストの収益計上でQ単位では大幅増益となっており、
その反動から、1Q単では減益決算想定ですので、
決算短信のみ見て失望売りがでないかなと、
安易に狙っています(笑)。



■ 3277 サンセイランディック

役員に対してインセンティブとしての新株式発行の詳細情報が出ました。
業績成長を共有するために一層邁進してもらいたいものです。
特に内容に文句はありません。


■ 3929 ソーシャルワイヤー

会議室のリニューアルオープンのリリースが出ています。
今回のリリースに限らず会議室の付加価値を保つために、
様々な細かな対応を行っています。

そして同社は3月決算ですが、早い決算開示スケジュールを引いており、
そろそろ来期の予想が出て来ますので、楽しみですね。
株価水準が今期の下方修正を受けてもあまり軟調にならず、
こちらも対応が悩ましいです。



5.資産状況

資産の状況は以下の通りです。
20170414_資産残高推移表


ジリジリ減っていますが、
今の増減にはあまり気を奪われることなくいきたいなと思います。



6.雑記

こういう相場局面では、
素人の私も人並みに怖くなりますし、
不安に苛まれることもあります。

ただ、怖くなって保有株を投げるとか、
いやいや戻すでしょ~という感覚で買い戻すとか、
そういう感情で取引をすることはなくなりました。

結果的に下落の波に飲まれてしまい、
目先ではネガティブな結果になるかもしれませんが、
そもそも私は常に相場との付き合い方を勉強している立場ですから、
失敗してもよいと割り切っています。

失敗を受け入れられることは
とても大事なことだと私は思っています。


子供が小学校に入学し、
あれはできるか、これは大丈夫かと、
自分の子供がいかに失敗せず無難に学校生活を
スタート出来るかばかりに気を奪われ気味ですが、
私はどんどん失敗してこいと送り出しています。

実際に上履きを履き忘れて教室に行ってしまったり、
水道の蛇口を回し過ぎて濡れてしまったり、
上着に名札をつけたまま上着を脱いでしまって、
名札がない状態で写真撮影に臨むことになったりと、
数日で沢山の失敗をやらかしているようです。


そんな時に、目に涙をためながらも
必死に学校生活を送っているようで、
そんな些細でありながら本人にとっては偉大な試練を
親としては励まして次に繋がるというメッセージを送り、
本人がより強くなれるようにしています。

なんでもっとしっかりできないんだ、と怒っている親御さんもおられますが、
子供にとってはしっかりやっているつもりなのだと思いますし、
多くのプレッシャーをかけて規律正しくさせることは、
まだまだ時期尚早だと思っています。

自分で考えて行動出来るようになるためにも、
出来るだけ、あれはだめ、こうしなさいというアプローチは
しないようにしたいと思っています。


もちろん、そのように付き合うことは、
周囲に配慮をしてもらうなど協力を頂くことが前提なので、
担任の先生や周囲の大人達にも温かく見守ってもらいたい旨、
頭を下げてお願いするのが親の務めかなと勝手に思って行動しています。


相場はなんだか雲行きが怪しいわけですが、
日常の最近の私は入学した子供に出来るだけの時間と配慮をもって過ごしており、
そういう夢中になることがあると案外相場で資産を減らしていることの
ストレスも忘れられるなと思います(笑)。



1.パフォーマンス
まるのんPFは年初来で +4.2% となりました。
前週比は ▲2.8% で推移しました。

20170407_パフォーマンス推移表




2.全体所感

3月までの楽観ムードが嘘のように、
4月に入った途端に調整が始まりましたね。

テロの問題、北朝鮮やシリアの地政学的リスクの台頭、
米国金融政策の行方など、まぁこの時とばかりに
リスクだリスクだと騒ぎ立てて、
この調整を解説しようとされていますが、
結局どれもしっくりこないし、
しっくりしたとしても自分のスタンスでは何も対応出来ないために、
考えること自体が無駄だなと思ってやり過ごしています。

厳しい下落だなんて言われていますが、
そもそもこれまでが異常に騰がっていたので、
この程度の下落でいちいち騒ぎ立てるようなものではないと捉えています。
(願わくば、この上昇の恩恵で私ももう少し余裕を持っていたかったですが…)

実際に週間で3%程度の下落なんて、
昨年をみても何度もあったことですし、
全く珍しいことではありませんし、
なんちゃらショックという時には10%を超える下落をしてきているので、
今週の下落なんて、まだ序の口だと感じます。

確かに外部環境は騒がしいですから、
来週以降も下落が続くことも十分想定されますし、
それにより、10%や20%の下落なんて局面も来るかもしれません。
そういった時に、自分が如何に冷静かつ、
自分の投資スタンスに則った行動を取ることが
とても大事なことだと思います。

逆張りの指標で急に騰落レシオだとかVIXだとかを持ち出して
それを意思決定の重要な論拠とするとか、
それが正解か以前に自分の投資スタンスと異なることを急にやりださない、
そういうことを肝に銘じて臨みたいなと思います。



3.ポートフォリオ

本日時点のポートフォリオ内訳は以下の通りです。

20170407_ポートフォリオ内訳


今週は総じて保有株は下落したと思いきや、
実は騰落はまちまちだったこともあり、
売買こそしていないものの、
準主力銘柄達で多少順位の入れ替えがありました。
とはいえ、意図的にリバランスをかけたわけでもなく、
構成が大きく変わらない状況です。


保有銘柄の週間騰落は以下の通りです。

20170407_保有銘柄一覧(週間騰落)


準主力銘柄以上で見ると、
これまでずっと軟調だった丸和運輸機関は下落しませんでしたが、
それ以外は総じて5%超の下落となっています。
にも拘らずこの程度で済んでいるのは、
元々警戒して現金比率を高めていたことと、
WDBや全国保証など中位銘柄でプラスの銘柄もあり、
なんとか耐えたといった印象ですね。

アイドマMC、ソーシャルワイヤー、シュッピンなど
これまでの上昇ピッチが速かったものは、
やはり厳しい展開となっていますね。
ただ、株価ではなく業績面に着目していきたいため、
例えば今日のシュッピンの月次も好調ですから、
こういった動きをきちんとトレースして納得いく資金を
置いていきたいなと思います。



保有銘柄の各指標は以下の通りです。

20170407_保有銘柄一覧(指標)


日本管理センターは指標面で見ても魅力が高まっているように思います。
業態としての不確実性というのもありますし、
既に資金比率も高いので、ここから買い増しをしたい中でも、
より慎重に判断したいところです。





4.個別銘柄トピックス


■ 3276 日本管理センター

JPMCセンターデポのサービス開始がリリースされています。
この施策は最近目にするようになったもので、
資材高などを背景としてパートナー企業やオーナーにとっての付加価値向上として、
寄与出来るものだと思います。
この商流構築という仕組み自体は別に新しい創出というものでもないので、
このことが収益となるわけではないと思いますが、
同社がポストプレハブメーカーとして対峙していくために、
最低限の共同調達の仕組みの確立は必至ということなのでしょう。
パートナー企業の獲得などやや数値面では停滞している面もみられるので、
テコ入れとして新鮮なアイデアではないものの、
一定の効果はあるのかなと思います。




■ 9090 丸和運輸機関

会社からのリリースはありませんが、
シリアの情勢悪化によって原油の動向には
少し注視が必要なのかもしれません。
前にIRイベントで、原油の反転が今後更に進んだ際には、
来期以降の成長性予測に少し影響を与えるかもしれないという
趣旨のコメントをされていました。
まぁ可能性の話を言ったらそれはそうでしょう、となるわけですし、
物流網は原油の動向如何に関わらず、
毎日動くわけですからあまり原油の動向如何に
過敏になる必要はないと思いますがね。。。



■ 2475 WDBホールディングス

埼玉県と高知県にそれぞれ新規支店を開設したようです。
まだまだ支店を作る≒ビジネス機会があるのだなと感心します。
また中堅証券会社からレーティングがついたようですね。
目標株価1800円らしいですね。



■ 3179 シュッピン

月次開示が出ています。
これで通期の売上がほぼみえましたが、
通期予想から2%ちょいの未達となりますが、
利益率を考慮しても利益は
若干の上振れとなると思われます。
但し、修正が出る程でもないですし、
もしかすると前年に賞与をカットしている反動で、
多少従業員にも還元するかなとも考えています。
その意味では多少利益率を落として、
利益も予想ラインで着地させるかもしれないかなとも思います。
そして、株主にも増配をしていますし、
ユーザー数の増加トレンドを見る限り
来期も期待が高まりますね。
保証サービスも開始していますし、
今後は増加するユーザー数を背景に、
更に成長が続くかなとみています。
もちろん、株価はそれをある程度織り込んでいますが。


■ 3179 シュッピン

まず貸借銘柄への指定という内容がリリースされています。
こちらは私のスタイルとしては全くどうでもいい話ですね。
それより、本日より、いよいよMapCameraにおいて、
「いつまでも安心保証」のサービス開始となりました。
商材が高額であり、かつ精密機器ということもあり、
愛機を大事にするために加入する率が
一般の家電に比べると高いと思われますので、
よい制度だと思います。



■ 3929 ソーシャルワイヤー

まずKPI情報ですが、
リリース配信数はやや頭打ちになっています。
一方で先行指標となる未使用チケットは順調に増加をしています。
これが営業努力によるものでありプラスの増加なのか、
実は未消化で滞留が起こり不良在庫のように未消化チケットだけが
積み上がっているネガティブなものかはよく注意しないとなりませんが、
これまでのアフターフォローの姿勢などを垣間見ていると、
チケットを売りっぱなしにするような愚行をしているとは考えにくく、
真っ当な内容であると解釈しています。
一方でレンタルオフィスの可動席は順調に積み上がっています。
ちょうど、渋谷の新規入居キャンペーンなんてものもやっていますね。

それから決算開示スケジュールが丁寧に案内されています。
そしてオンライン説明会だけでなく、
少人数制のMTGも予定されているようですね。これは楽しみです。




■ 9414 日本BS放送

一応、銘柄分析シートのみUPしていますが、IR照会の結果、費用の期ズレなのか、意図的なのか、場当たり的なのか、
いまいち回答が曖昧でしたが、
とりあえず、4月の改編でコンテンツ拡充と認知度向上という
基本シナリオを継続しながら緩やかに成長を続けています。
既に優待目的保有に切り替えて比率を調整済なのでまぁ放置ですね。




5.資産状況

資産の状況は以下の通りです。
20170407_資産残高推移表

まぁ少し減りましたよね。
時価なんてほんとうに水物ですね。



6.雑記

子供の春休みもいよいよ終わります。

この春休みも仕事を休んだり、
相場を放置したりで子供と向き合う時間を沢山持ちました。

何をしたかも大事ですが、
どれだけの時間を共有したかが子供との時間では
とても大事だと思うのです。

〇〇へ行ったというコトの共有は、
昨今のコト消費にも注目が集まっていることもあり
それはそれで重要なのですが、
コトより子供へどれだけ興味関心のベクトルを向けて、
一緒の時間を共有出来たかが、
自分の満足感にも影響しているように思います。

特に私の子供のようにまだ小さい場合は、
遠くにある初めて訪れる〇〇より、
近くのいつもいく公園の方が嬉しかったりもするような気がします。

両方をこの春休みにもふんだんに企画してやってみた結果、
実感としてもそう思うのですよね。

いよいよ小学校に入学に当たり、
親としては楽しみより不安の方が大きいのが情けない所ですが、
それでも小学生になるわけですから、
希望ある子供の将来のために、
親としてやれることはやり、
またやらせていただきたいなと思います。


株式市場が調整していますね。

私はずっと楽観視されていた相場に
一抹の不安を抱えておりました。
そのため、自分の投資方針に掲げた目安の現金比率以上に
現金を確保していますが、
それでも下落の波には逆らえませんね。

そもそも株価など雰囲気で10%程度の下落なんて、
茶飯事のものですから、このこと自体は仕方ないか、
と思っているわけですし、
この程度の下落で不安に苛まれるくらいなら、
とっとと現金100%のポートフォリオにするべきなのでしょう。

幸運にして私のメンタルも少しは鍛えられたようで、
お金が減っていくこと自体は残念ですが、
それをありのままに受け入れることが出来ています。
株式相場に対峙するにあたり、
そういう通常のメンタルを持ち続けられることは、
とても重要なことだと感じています。


普段は全くといっていいほどチェックしていないのですが、
せっかくなので、少し状況をメモしておきたいと思います。


まず、調整しているというものの、
どの程度安いのか、新安値銘柄数です。


今週に入って4/3から4/6までの間の新安値更新銘柄ですが、
以下の通りです。

268 → 394 → 307 → 644

ちなみに新高値更新銘柄は以下です。

46 → 45 → 29 → 18

直近の調整局面は16年6月のブレグジットショックですね。
その時の新安値更新の最大数は716で新高値更新は14です、

この時は新安値更新後の日経平均の底は1週間位後で、
この期間の下落幅はざっくり10%程度でした。
今回は日経平均だけみるとまだ2%程度の下落です。
一番大きい下落幅となっているマザーズでも6%程度です。


更に前となると2016年2月のチャイナショックですが、
この時の新安値更新銘柄数は最大で1023で新高値は0です。
この時はざっくり日経平均は20%下落しています。



今回は日経平均の調整というより、
中小型株の楽観モードからの寄り戻しということで、
上記のようなデータを見てもいまいち状況が違うかもしれません。

それに結局これを見ても自分の判断に自信が持てない面もあります。
確かに新安値更新銘柄数を見ると、
一旦ブレグジットショックの時の状況位までは調整が来ている印象もあります。
ただ、今回そこで止まるのかどうかなんてわかりません。
そもそも中小型銘柄は元々高値を更新していたわけで、
この程度の調整が割安になったともいえない面もあります。

というわけで、結局相場全体の流れで投資行動の判断を下すというより、
個々の銘柄の状況によって対応を検討するという
当たり前の結論になります。


ざーっと、保有株をチェックしていくと、
私が割高から割安にシフトしているな、と感じるのは、
日本管理センター、サンセイランディックくらいなんですが、
既に2銘柄ともそれなりの比率を配分しているのと、
不動産銘柄ということもありどこまで比率を上げるのか悩ましい面もあり、
結局なかなか買い増し決断が出来ないでいるわけです(笑)。

とはいえ、明日以降に更に下落していく局面があれば
検討には値するかなと考えているところです。


次に監視銘柄等のいくつかをチェックします。

例えばエイジアなど下落しているだけでなく、
主力商品の導入費が補助金対象となり、
昨今の自動化取り組みというテーマ性もあり、
再評価出来るかなと思いました。

しかし、確かにかつての主力銘柄だけあり魅力もあるのですが、
やはり元が十分に高く評価されていたこともあり、
足元でいくら調整しているとはいえ、
単純にPERなどを見てもなかなか買付する水準でもないな、という感じです。

他の銘柄でも同様のことがいえて、
確かに値幅だけでみるとそれなりに下落はしているものの、
なかなか手が出ない、それが率直なところです。


というわけで、もう少し今晩はまじめに銘柄をさらっていこうと思いますが、
冷静に捉えていきたいなと思います。


雑感のような記事ですが、
せっかく相場も動いているので、記事をUPしてみました。



3月は週末と月末が一致していたうえに、
更新のタイミングによってこの月末記事のUPが遅れました。
そのため、既に鮮度が失われていますが、
粛々と定常的に記載している月末記事をUPしておきます。
(記録用ですので、読者の皆様は適宜スルーして頂ければと思います)



1.パフォーマンス
まるのんPFは年初来で +6.9% となりました。
前月比は +3.2% で推移しました。

20170331_パフォーマンス推移表




2.全体所感

今月はやや軟調な動きから反転しつつあり、
瞬間風速では年間目標の10%に迫る動きもありましたが、
その後、失速してしまいました。
それでも十分過ぎる内容だし、
むしろ割安性が薄まっていることへの危機感を呈する形で、
3月を終えました。

特にマザーズや東証2部の中小型株に資金が集中していく中で、
参加者に楽観ムードが広がる中で、
少しずつ利益確定による現金比率の向上を続ける形となりました。

実はこの記事は週末に家族旅行に出掛けた後に記載しており、
その後、4月1週目の前半に調整局面が来ており、
その下落でここでのパフォーマンスも幻となった中で、
イマイチ鮮度が損なわれている中で、
毎月続けていることであり、自分の旅行のせいで
割愛するのは自分に許容出来ずに書いています。
もう少し現金比率を大胆に高めておくべきだったというのは
後の祭りだし、一応目安となる現金比率以上に高めているわけで、
既に若干弾力的運用の範疇になっていることもあり、
後悔はありません。

明日以降、戻すのかもしれませんし、
追証や今の高値を許容出来ない売りが
更に続くのかもしれません。
そんなことはわかりませんので、どうでもいいことです。

自分のスタンスを曲げずに貫くことだけをやればいいと思っています。




3.銘柄に対する所感

各銘柄の月間パフォーマンスは以下の表の通りです。

20170331_保有銘柄一覧(月間騰落)


ここは週末パフォーマンス記事と重複するため、
詳細は割愛します。

月間で見てみると、まず主力PF1位の日本管理センターは、
鳴かず飛ばずの横ばいですね。
一方で10%台で上昇しているもののうち、
WDBやソーシャルワイヤーは5%以上の比率があったことと、
目標株価に接近又は超過していることも踏まえて、
利益確定を進めたことがわかります。
この辺りは、利益確定が早かったかなと思う一方で、
適正な取引だったとも思っています。



4.運用来パフォーマンスについて

20170331_運用来推移


まるのんPFは運用来で+72.7%となりました。
TOPIXが+16.1%となっています。




◆月初のポートフォリオ
20170228_ポートフォリオ内訳

◆月末のポートフォリオ
20170331_ポートフォリオ内訳



なお、資産の状況については以下の通りです。


20170331_資産残高推移表


1.パフォーマンス
まるのんPFは年初来で +6.9% となりました。
前週比は ▲0.1% で推移しました。

20170331_パフォーマンス推移表




2.全体所感

今週は為替の動きがやや不安定となり、
それにつれて大型株を中心にやや上下の値動きが大きい週でしたかね。
ただ、総じて見ると方向感がないような展開というやつでしょうか。
私は自分の方向感を見失わないようにだけ、注意していこうと思います。

総会シーズンに突入しておりますが、
やはり影響の大きいのは東芝でしょうかね。
コアコンピタンスである半導体事業を分社化・売却という流れですが、
やはり結果で示される経営層の責任は重いですね。
私は単なる野次馬でありますが、
一連の対応を見ていても責任逃れのような真摯さが不足しているように感じ、
不正会計からこれまでの出来事も必然だったのかなと感じます。

私は経営者の姿勢を一定程度考慮して銘柄選定をしていますが、
色々と考えさせられる出来事だと感じています。



3.ポートフォリオ

本日時点のポートフォリオ内訳は以下の通りです。

20170331_ポートフォリオ内訳


後述の通りに個別銘柄の利益確定を進めており、
さらに現金比率が高まっています。
投資方針に掲げている現金比率の適正目安は、
28%から31%程度となるのですが、
それよりやや厚めの現金比率となっており、
それなりに保守的に傾いているといえます。

この状況については、
今の相対的な割安さへの対処という面では納得できるものですが、
一方でそんな中でも有望な銘柄をなかなか発掘出来ていないという
ネガティブな要素も持ち合わせており、
単純な良し悪しで評価が出来ないものと捉えています。

無理に買ってポジションを維持するのもいかがかと思いますが、
総じて買えるものがないと、現金ばかりを厚くしたまま放置することも、
また問題だと思いますので、うまくバランスを取っていきたいなと思います。


保有銘柄の週間騰落は以下の通りです。

20170331_保有銘柄一覧(週間騰落)


今週はWDBホールディングスが高値更新しており強かったです。
人材派遣業の株価が特に堅調のようですが、
そんなに安易に高い成長は禁物とも思っています。
同社も今期は業績で修正こそないものの上振れ着地と認識していますが、
その分来期のハードルが高くなり伸長率という面では
だいぶマイルドになるのではないかと勝手に予測しています。
2~3年後を見据えた目標株価もついに更新してしまいましたので、
追加で利益確定を進めています。
結果的にPF比率が5%未満となり、いわゆる準主力銘柄からも外れました。

その他の銘柄はまちまちでしたし、
そもそも株価の動きなど水物ですからどうなるかわかりませんね。


保有銘柄の各指標は以下の通りです。

20170331_保有銘柄一覧(指標)


日本管理センターはずっと株価が伸び悩み、
今のサブリース業界への見られ方や、
ローンの規制などの問題もあり業態としての評価が低く、
ずっと予想PER15倍程度で甘んじています。
将来的にこのような不確実性の一部顕在化により、
成長性が減速するなどの懸念が付きまといますが、
それでも東証1部平均のPER指標よりも評価されていないなんて、
ちょっとにわかに信じられないわけです。
ただ、それは私のバイアスのかかった(洗脳された)思考によるものであり、
実際には半年くらい先になって様相が変わっているのかもしれませんね。

この他の銘柄でもPERを見てもだいぶ高まっており、
目標株価までのGAPが少ない銘柄では、
より伸長に検討が必要と認識しています。


4.個別銘柄トピックス


■ 3276 日本管理センター

同社は、今週株主総会でした。
私は都合により残念ながら出席が出来ませんでしたが、
一部の親切な方が情報をシェアしてくださいました。
ありがたいことですね。この場を借りて、改めて御礼申し上げます。

今年はお菓子のお土産があったようですが、
ここまで配当1本で合理的に対応されてきたにもかかわらず、
お土産を用意したのはなぜなのだkなと思いました。

アパートローンへの規制など、
ストック乱立させるのいい加減にしろよ、という趣旨だと思います。
武藤社長は元々、近くこういう情勢を踏まえた上でプレゼンされており、
十分折込済ではなかろうか、と思っています



■ 3844 コムチュア

体制変更と人事が開示されています。
クラウドシステムの好調さのための新規部署の創設や、
AIoTに特化した展開体制も見直されています。
この他新規企画セクションを拡充しています。
また間接部門の強化も謳われています。
普通、このご時世であれば、
間接部門の固定費は抑制方向のはずですが、
これだけ人数が増えている点と教育とを照らして
むしろ強化仕様の流れということですね。、
いいのではなかと思いました。
だいぶ株価は高騰しており、いい加減に判断しないとなりませんね。
ただ、人はそんなにすぐに増えないので、
あくまで体系的な整理ということでしょうかね。
中長期的にみて、シナジーがより発揮しやすい組織になったことを、
期待していたいと思います。



■ 7164 全国保証

今期修正および中計開示についての
説明動画がUPされています。 →こちら(PDF)

いつも思うことですが、堅い会社ですね(笑)。
見通しが堅実なのですよね。

決して某銘柄のように引き込まれるような洗脳系のものではないですが、
石川社長は安定的なプレゼンですね。

金利上昇局面が来た時にも一定程度の借換え需要があるかもしれない、
とのことですが、現状の変動金利の選択が多い中で、
金利が本当に上がる局面があれば、少なくても一時的には
同社が特需の状態になるものと思います。
もっとも、そんな借換えをローリスクで見ることは出来ないため、
結果としてそこまで利益は伸びないという意味ではその通りかもしれませんが。



■ 3929 ソーシャルワイヤー

いくつか小さいリリースが続いています。
受付業務のロボット設置に関する実証実験です。
こちらは短期的な業績というより話題性や、
今後の発展を見据えたまさに実験なのでしょう。

また貸会議室をクライアントの働き方改革のサポートと
いかにもテーマ性に沿ったアピールとも読めますね。
まぁでもそういう環境下をうまく使って入居を進められるのであれば、
それはそれでいいかなとも思います。

そして恒例の月末社長挨拶ですが、
今月は色々と示唆に富む内容ですね。
定量面には言及できない(開示前のため)ようで、
少し曖昧さを残していますが真面目に
記載されているトーンを読んだ方がよさそうです。
印象としてはなかなか良いのではないかなと思う一方で、
やはり来期の予想は控え目に出てくると思います。
(同じ轍を踏まないわけですからね)
数値が出てくるとより具体性を増した言及が出来るでしょうし、
個人投資家向けのIRもいよいよ本格着手するようですから、
益々楽しみですね。私は既に多くを利益確定済ですが、
記載内容の精査も含めてゆっくりと今後を検討したいと思います。



■ 3179 シュッピン

まず貸借銘柄への指定という内容がリリースされています。
こちらは私のスタイルとしては全くどうでもいい話ですね。
それより、本日より、いよいよMapCameraにおいて、
「いつまでも安心保証」のサービス開始となりました。
商材が高額であり、かつ精密機器ということもあり、
愛機を大事にするために加入する率が
一般の家電に比べると高いと思われますので、
よい制度だと思います。


5.資産状況

資産の状況は以下の通りです。
20170331_資産残高推移表




6.雑記

先週は卒園でセンチメンタル?なことをここに書きましたが、
そんな感慨深さが嘘のように、子供は春休みを満喫しています。
既に4月を迎える前に、親はくたくたですが、
出来るだけ今しかできない子供へ付き合っていきたいなと思っています。

春を探そうと 携帯型の顕微鏡(アマゾンアフィリエイトリンクです)を買い与えて、公園などを散策してみると、
葉っぱや花などを片っ端から大きく見えるととても楽しいみたいです。
大人もついつい見入ってしまいますね。
こういう観察体験は何の意味もないかもしれませんが、
子供と時間を共有することだけで幸せなんですよね。

小学校に入学するにあたり、文字の読み書き位できないと困ると思い、
勉強も一緒にするのですが、
困るのは本人なので、困ってからやる気へ導けばいいものを、
ついつい親が先回りして、「困らないように」とお節介を焼いてしまうあたり、
どうも親としてはまだまだ覚悟が足りないなと思うのです。

親は色々子供を心配してしまうのですが、
当の本人はそんなに心配していないし、
むしろ楽観しているようなので、変に不安を感じさせることなく、
希望をもって入学を迎えその後を過ごせるように
親としては寄り添いつつ先回りし過ぎに
適度な距離をもっていきたいなと思います。


何事もそうですが、この適度な距離というのはとても重要ですね。
子供との関係性についてもそうですが、
投資の世界でも仕事の世界でも全てです。


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