投資方針に忠実に退屈な投資で資産形成


1.パフォーマンス   ※ ( )内は月間パフォーマンス

            年初来パフォーマンス  (月間パフォーマンス)
 まるのんPF : ± 0.0%   (▲ 4.7%)
 TOPIX    : ▲14.1%   (+ 0.4%)
 日経平均   : ▲11.3%   (+ 1.7%)
 東証2部   : ▲ 7.5%   (+ 2.5%)
 JASDAQ  : ▲ 6.8%   (▲ 0.1%)
 マザーズ   : + 1.9%   (▲ 1.9%)


2.全体所感

3ヶ月連続で続落となり、
年初来トントンまで戻される結果となりました。
すごろくで言うところの「ふりだしに戻る」状態ですが、
ゲーム上の「ふりだしに戻る」に止まった時の絶望感ほどは
絶望していません(笑)。

長期投資家としてはむしろ喜ぶべきなのかもしれません。
年初でのポートフォリオPERは15.0倍でしたが、
今日時点のポートフォリオPERは11.6倍です。

エナフンさんのブログ記事の言葉を借りれば、
リスクプレミアムが大きく乗っていることになり、
多少のリスクが顕在化したとしても、
それをある程度は補ってもらえる状況なわけです。
(私は無知なので解釈が異なっているかもしれませんが・・・)
8ヶ月という時間軸を使ってしまっているわけですから、
その点はもう取り戻せませんが、これから何年もあるわけですからね。

確かにPERだけで語ることなど出来ません。
今期の下方修正や成長シナリオが想定通り進捗しないなどで
見込みEPSが下振れすれば、PERにも直結しますからね。

ツイートでも散々自分に言い聞かせていますが、
やはり株価の動きには鈍感であるべきだと思います。
(あくまで、私の稚拙な投資手法の範疇での話ですが)
含み益が増えた/減ったなど論じても実に退屈なことなのです。
他人の損得に興味を持たれている方もおられ、
ブログの読者の方の中には、
それを羨んだり、嘲笑ったり、反面教師にしようと学ばれている方など、
様々なことを感じられる方もおられるかもしれませんが、
当人である私にとっては今の結果というのはドライにやり過ごすのがよいのでしょう。

日経平均やTOPIXは随分好調だなという感触があったのですが、
数値で見ると、実はそこまで強いわけでもないようです。
むしろマザーズはさておき、2部指数にも強いものも出ており、
中小型株が弱いというより
単にスピード違反気味だった私のポートフォリオの銘柄が、
是正されている過渡期にある
ような様相です。
そう考えると確かに今の私のパフォーマンスのこともそんなものか、
と納得させられます。

先行きなんてわかりません。
素人の私がわかろうと思ってもわかるものでもありません。

イエレン議長が利上げの方向性を示し、
為替が反応し、日経平均も堅調となっています。
そもそも、ドル円が100円近辺まで円高進行しても、
そこまで日経平均は下がっておらず、
素人ながらに歪を感じていたわけですが、
それが2、3円の円安になるだけで、
こうも雰囲気が好転するものなのか解せません。
しかし、個人の雰囲気を見ると決して楽観的なものではなく、
私程ではないにしても足元では不安や懸念を持たれている方も多いようです。

このような不安と期待の交錯によって、
株価は常に動くわけですが、
やはり自分が見つめると決めたものを、
冷静に粛々と見つめ続けて判断していくしかありません。
その判断を誤ってもそれはやむ得ないことです。
それが今の実力ですからね。
問題なのは、納得出来ないような行動を取ることです。
そのことを肝に銘じておきたいと思います。




3.銘柄に対する所感

各銘柄の月間パフォーマンスは以下の表の通りです。

20160831_保有銘柄月間パフォーマンス


相変わらず騰落率が大きいです。
投資する銘柄選定の観点のひとつに安定性を考慮しているはずなのですが、
株価の値動きは安定的とは真逆です。
毎月、こうも値動きが激しく、
しかもPFのほとんどの銘柄が10%はおろか20%以上の騰落を示すのは、
○○ショックと名前が付いた瞬間風速以外では、投資歴3年で始めてのことです。



月間騰落の大きかった銘柄は以下の通りです。

 ◆上昇率上位
  2384 SBSHD +40.1%
  2475 WDB  +34.0%
  3179 シュッピン  +11.3%
 
 ◆下落率上位
  9090 丸和運輸機関  ▲27.3%
  3682 エンカレッジテクノロジ  ▲23.7%
  3276 日本管理センター ▲13.2%
  3929 ソーシャルワイヤー ▲12.6%
  

SBSHDは元々昨年度の海外投資の失敗からの信用失墜により、
株価はもうズタボロなものでした。
私は何度かIRに照会して総会でのやり取りも踏まえて、
買い戻しを進めていました。
一方で直近で証券会社のレーティングが出され、
不動産売却益も計上して見た目上はV字回復もしており、
株価は急速に戻しています。
私の目標株価は1350円ですから、
まだ上値余地は残されています。
一方で直近のIR照会も踏まえると、
来期の見込みはやや不安を残すものでもあります。
あくまでポートフォリオ内での相対的な話であり、
そこまで不安が高いものでもないのですが、
ポートフォリオのメリハリをつけていこうという方針も踏まえた
総合的な判断により、保有枚数を半減させています。
決して銘柄の魅力が下がったというわけではないです。

WDBについては、決算が好感された最近では稀な動きをした銘柄です。
だいたい私の保有株なんて好決算→暴落が常ですから、
逆に戸惑いますね。
元々、あまり期待されていませんでしたから、
やはり期待されていない銘柄は、
ストレートに評価されることもあるのですね。
ただ、同社への期待はもう少し先のCRO事業の収益化や、
人材不足への対応とまだまだ見守っていくべきものが残っています。
目標株価までのGAPは縮小傾向にはありますが、
ここはもう少し前述の事項を見守り動向をトレースしていきたいと思っています。
もちろん現時点の判断ということですが。

丸和運輸機関は下落が強いですね。
決算発表後に約30%下落しています。
私は決算精査記事の最後に、
株価は下がるでしょうね~と軽く書いていました。
この時のノリとしてはまぁ10%位の下落かなくらいの
軽い気持ちでした(笑)。
まさかこんなことになるとはね、、、という感じです。
決算は精査記事にも指摘している通り、
新規施設の立ち上げコストが想定超というのがネガティブ要素です。
そりゃ、新規のことをやれば想定超のものなんて
いくらでも起こるでしょうから、
それが中長期的な同社のポテンシャルに影響するのかどうかが大事です。
余りにも株価が下がるので(動機が不純ですね(笑))、
改めてリカバリ策の進捗状況などをIRに照会しました。
新規施設のコストリカバリはベテラン社員を配置し
プロジェクトチームを結成して順調に改善している点を確認しました。
また、セブンアンドアイの閉店影響については、
近隣店舗に引き継ぐセブンアンドアイの方針もあり、
純減にはならず、影響は軽微のようです。
インバウンド需要の全体的な停滞感も、
同社の主要顧客であるマツモトキヨシの荷量には特段の変化はないようです。
更に中国進出の件も今期は子会社作りなど収益には特に影響はしないようです。
この他、熊本地震の影響で九州地域では荷量が落ち込んでいるものの、
他地域で十分カバー出来ている(つまり他地域は上振れしている)ようです。
これらのことを総合的に判断し、こちらはちょうど月末の今日、買い増ししています。
底なし沼とか、丸和はもう終わったと言われていますが、
私の中では終わっていませんのでね・・・
(自分だけが気付いていないだけかもしれませんが)


日本管理センターは不動産の先行き感不透明とか言われて、
実際、管理戸数動向も弱含んでいることもあり、まぁ醜いものですね。
こちらもIR照会、決算説明などを踏まえて、
なんら見通しを変えていませんから今月の買い増しも妥当な判断と考えています。





4.運用来パフォーマンスについて

20160831_運用来推移


2014年年初からの運用来で再び50%を切っていますが、
そもそも50%というバーもあまり意味のあるものではありません。
年利15%平均の利回りをこの3ヶ年の目標としているので、
その目標ラインとしては今年の末には52%が必要です。
まぁ、それも一断面の目安ですから、
それより上か下かは本質的な問題ではないでしょう。
そもそもあと4ヶ月でどうなるかわかりませんしね。


◆月初のポートフォリオ
20160729_PF内訳

◆月末のポートフォリオ
20160831_PF内訳


PF上位の構成銘柄には変化はありませんが、
順位が若干入れ替わっています。
来年に向けてポートフォリオにメリハリをつけて、
銘柄を絞る方向を少しずつでも出していきたいと思っております。
優待枠を別枠にしたりと色々考えていますが、
どう対処するかはもう少し時間をかけて考えてみたいと思います。


 買 3276 日本管理センター (買い増し)
 買 9090 丸和運輸機関 (買い増し)
 売 2686 ジーフット (一部売却)
 売 2384 SBSHD (一部売却)
 売 9467 アルファポリス (全部売却)
 買/売 3929 ソーシャルワイヤー (買い越し)
 買/売 1360 日経平均ベア2倍 (売り越し)

詳細のPFの順位は以下の通りです。

********************

 1位 3276 日本管理センター(1) →
 2位 3277 サンセイランディック(2) →
 3位 2475 WDB(6) ↑
 4位 9090 丸和運輸機関(4) →
 5位 3844 コムチュア(3) ↓
 6位 3929 ソーシャルワイヤー(5) ↓
 7位 7164 全国保証(7) →
 8位 3230 スターマイカ(8) →
 9位 3179 シュッピン(13) ↑
10位 2686 ジーフット(10) →
11位 2384 SBSHD(9) ↓
12位 2152 幼児活動研究会(11) ↓
13位 9414 日本BS放送(12) ↓
14位 1384 ホクリヨウ(14) →
15位 3910 エムケイシステム(17) ↑
16位 3682 エンカレッジテクノロジー(16) →
17位 2764 ひらまつ(18) ↑
-   1360 日経ベア2倍ETF



なお、2016年のパフォーマンス推移及び資産については以下の通りです。

20160831_パフォーマンス推移表



20160831_資産残高推移表




1.年初来パフォーマンス   ※ ( )内は週間パフォーマンス

 まるのんPF  : + 1.0% (+2.0%)
 TOPIX    : ▲16.8%  (▲0.5%)
 日経平均   : ▲14.0%  (▲1.0%)
 東証2部    : ▲ 8.8% (+0.5%)
 JASDAQ   : ▲ 7.2% (+0.7%)
 マザーズ    : + 0.8% (▲2.2%)


2.全体所感

全体相場の方は膠着感の高い動きのようですが、
マザーズ指数の動きのように、
中小型銘柄を対象としている個人投資家にとっては、
私も含めて引き続き先行きに不安が残る動きが続いています。

とはいえ、目先の動きがどうであろうと、
各銘柄に対して自分が見込んでいる成長シナリオに、
特に変調が見られなければ、基本的に放置でよいはずです。

もちろん、今週も対応した通り、
ナンピン買いなどで厚い比率になったところは、
細かな調整こそしていますが、
これは自分としてはスイングではなく、
あくまで中長期を視点とした調整の範疇と認識しています。
まぁどんな認識かを議論すること自体は、
あまり意味のあることではありませんが。


決算開示シーズンも終わり、
最近は自己株買いなど低迷する株価への対策と思しきIRが散見されます。
個々の対応の是非はいちいち言及していませんが、
基本的にこのようなニュースにはニュートラルと捉えています。
確かに自己株買いには、EPSを押上げPER指標面からは割安性が高まるとともに、
将来的にMA含めた様々な活用も考えられますが、
それも形になって初めてスタートラインに立つだけのことです。
(例えばそのMAが本当に収益化するかなんてわからない)
私の保有株でもソーシャルワイヤーが自己株買いを発表していますが、
影響としては大したことはなくとも、
急騰したりするわけですが、あまりこれは歓迎する動きではありません。



3.ポートフォリオ

※クリックすると画像が大きくなります。

20160826_PF内訳




20160826_セクター内訳



ソーシャルワイヤーとSBSHDについて、
高騰が続いていたことと、ナンピン買いを実施してきたこともあり、
一部を利益確定させたことで、比率がそれぞれ落ちています。
SBSHDはさておき、ソーシャルワイヤーはもう少し比率を高めたいのですが、
いずれにせよ焦らずにいきたいと思っています。

セクター別でも不動産が相変わらず比率が高く、
今の不動産の先行き不透明感も相まって下落している中、
よくこの比率を維持しているなと自ら感心しています(笑)。
確かに先行きの不動産は漠然とした不安に苛まれていますが、
日本管理センターの武藤社長のプレゼンを視聴しましたが、
きちんとそのことを踏まえて経営していることに改めて
安堵しているところです。
もちろん、だからといって同社の業績が確約されたわけではありませんが。
ただ、主力として上位にしておくには十分な魅力を持ち合わせていると認識しています。



20160826_保有銘柄一覧(概要)




念のため、ポートフォリオの構成をテキストでも残しておきます。

 3276 日本管理センター
 3277 サンセイランディック
 3844 コムチュア
 2475 WDB
 3929 ソーシャルワイヤー
 9090 丸和運輸機関
 7164 全国保証
 3230 スターマイカ
 2686 ジーフット
 2384 SBSHD
 3179 シュッピン
 2152 幼児活動研究会
 9414 日本BS放送
 1384 ホクリヨウ
 3910 エムケイシステム
 3682 エンカレッジテクノロジー
 2764 ひらまつ
 ※評価額順に記載しています

 1360 日経平均ベア2倍ETF


※詳細の銘柄一覧です。
20160826_保有銘柄一覧




4.資産状況

※クリックすると画像が大きくなります。

20160826_パフォーマンス推移表





20160826_資産残高推移表


とりあえず年初来プラスに回復していますが、
そんな瀬戸際のプラスかマイナスかなんてどうでもいいのです。
株価は今後も浮き沈みをするでしょうが、
私のスタンスであれば、今後長期的に業績さえ成長してくれればそれでいいと
思えるような点の連続であればいいのです。


PCデポについてだいぶ考えさせられています。
私はたまたま買っていませんでしたが、
監視銘柄には入れていましたし、
ストックの安定性に一定の評価をしていたことは事実です。

今回の件で、色々なことを考えるきっかけになっていますし、
それを活かして自分の行動指針にどう活かすか、
ここはゆっくりと考えていきたいと思っています。


夏休みも終わります。
子供と家族と充実した日々を過ごす事が出来ました。
沢山の思い出が出来たことが、かけがえのない夏の価値となりました。




【決算精査】2384_SBSHD(16年12月期_2Q決算)

銘柄分析シート

1.サマリ
総合評価:「3」 (☆☆★★★)
※総合評価は5がポジティブ、3がニュートラル(想定通り)、1がネガティブの5段階レーティング


開示から随分時間が空いてしまっていますが、
粛々と決算精査記事をUPしていきます。
今日はPF中位で中途半端なポジションとなっているSBSHDです。
ちょうど、本日決算説明会が開催され、
説明資料(PDF)も開示されています。

同社については、既に決算前に上方修正の開示がありましたが、
それを更に上回る内容となりました。
但し、その主因は同社の保有する物流施設の売却益によるものであり、
かつ、元々の計画にも織り込まれていたわけで、
そこから若干取引価格が上振れしたことに起因するものであり、
そこまでサプライズがあるわけでもありません。
増して、毎期このような売却益が計上出来るわけでもありませんから、
特にポジティブな評価とは捉えていません。

もっとも同社の物流施設の開発ノウハウはそこそこスキルがあるようで、
これまでも相場の助けもあってうまいこと売買での収益も計上出来ていますから、
同社は物流会社というより不動産会社と見てもよいような気もします。
実際、利益ベースでは影響力がむしろ大きいですからね。

物流事業で国内は荷量が鈍いものの業容拡大で増収を確保しており、
その点は評価できるかなと思います。
海外分が落ち込むのは前期比で見ればやむ得ず、
全体でここまでの減収幅で済んだとみるべきなのでしょう。
また物流事業における利益についても拠点立ち上げによる費用までカバーできず、
これも計画通りということですから、引き続き行く末を見守るだけかなと思います。

不動産事業はまぁ多少上振れしてよかったねとなりますが、
そもそも一過性のものなので、あまり評価しても仕方ないかなと思います。

物流拠点の立ち上げコストに注視が必要な状況ですし、
荷量がより減少した時の落ち込みも懸念ではありますが、
思ったより2Qで健闘した印象ですから、
なんとかまずは計画達成に向けて頑張ってもらいたいと思います。
総合評価は「3」(想定通り)となります。


2.定量数値の確認(実績)



(1)売上の推移

◆2Q累計
2384_売上高推移(16年12月期_2Q累計)
◆2Q単計
2384_売上高推移(16年12月期_2Q単計)


海外の落ち込みがあるものの、施設売却の効果もあり、
2Q単では増収となっています。
国内の物流事業でも増収を確保したようで、この点は良かったかなと思います。
今後、更なる荷量が減った際にどこまで業容拡大で凌げるかですかね。
セグメント別のデータは、前述の銘柄分析シート内に表記しています。




(2)営業利益の推移

◆2Q累計
2384_営業利益推移(16年12月期_2Q累計)

◆2Q単計
2384_営業利益推移(16年12月期_2Q単計)


2Qで施設譲渡益(36.7億円)を計上していますから、
その影響で突き出ています。単純にこの効果がなければ減益となります。
海外の連結が外れたことと、施設立ち上げを継続していることもあり、
元々計画線ということを考えると特にネガティブな内容ではありませんが、
立ち上げの今後の動向などにも引き続き注視は必要なのでしょう。


(3)純利益の推移

◆2Q累計
2384_純利益推移(16年12月期_2Q累計)

◆2Q単計
2384_純利益推移(16年12月期_2Q単計)


特に営業利益の傾向と変わりませんが、
通期の着地見込みと2Q累計着地が肉薄しています。
下期を余程固くみているのか、やはり費用先行ということになるのか、
どう解釈すればよいのかよくわかりません。
しかし、市場からの信用をまずは取り戻すということで
計画必達を掲げていますし、まずは今期の行く末を見守ることになると思います。



(4)IR照会

本日の決算説明資料も開示されたことなので、
IRに照会をさせて頂きました。
主観的にサマリしておきます。

まるのん
通期予想に対して上期実績の進捗率が高いように感じているが、
下期に特段のコストを想定しているものか、
それともこれまでの経緯を踏まえて堅くみているということか。

IR
これまでの経緯を踏まえて必達目標を掲げる必要があると認識しており、
堅めの見通しに基づき、現時点では据え置いている。
3Qが終わった頃を見て修正が必要であれば開示するが、
より慎重に見極めたいとの思いから、開示ルールの30%以上の乖離は
現時点では認識していないため、修正は出していない。

まるのん
上期において荷量が鈍く推移しているものの、
拠点数の増加の要素でカバーしている構造にみえているが、
今後の景況感の停滞が長引くことで
荷量が引き続く鈍ることによる影響を懸念している。
下期においても一定の拠点数の拡大が寄与するとは思うが、
会社としてどのように捉えているか。

IR
ここ数年下期に荷量が落ち込む傾向が続いており、
今の状況を踏まえるとやはり下期の状況は
ネガティブにみておく必要があると認識している。
指摘の通り、前期に比べれば拠点数も増えていることから、
各拠点の荷量が落ちても全体の総量でカバーして
そこまで悪影響が顕在化するとは考えていないが、
より慎重な立場に立つ必要があると認識している。


まるのん
そのような不安要素があるから、通期予想を様子見で据え置いていると
そのように理解すればよいか。

IR
そのとおりである。
現予想から少しでも上積み出来るように頑張る所存である。


まるのん
本日開示の説明資料では、中計のゴールは変えないとあるが、
今更M&Aの寄与は望めないと考えているがどのように理解すればよいか。

IR
誤解を与える表記で申し訳ないが、中期計画として一旦2000億/80億は凍結し、
自立成長分にどれだけ積み増せるかを来期予想までに精査を行う予定である。
海外含めたM&A戦略も来春まできちんと精査した上で、
反省を踏まえて仕切り直したいと考えている。


まるのん
自立成長分となると1550億/62億となると、
今期予想の利益66億を下回り減益もやむ得ずというようにも感じるが、
やはり今期の施設譲渡益の跳ね返すのは難しいという理解であるか。

IR
元々現中計は過去に立てたものであるので、
当然そこから物流施設の立ち上げも国内では順調に推移しており、
現中計の数値からどれだけ積み増せるかということだと理解しており、
なんとか今期よりも増益という形を作れるように鋭意検討を行っている。
そのキーとしては、やはり今期に立ち上げている5万坪の施設の収益化が、
肝となるため、オペレーションを含めて、
早期に高収益化出来るように、日常のオペレーションの改善を進めており、
その進捗は計画通りに推移している。

まるのん
とはいえ、施設譲渡益の利益率と物流事業の利益率とでは雲泥の差があり、
これだけの譲渡益でかさ上げされた状況から、
来期増益基調に持っていくのは並大抵のことではないと考えているがどうか。

IR
繰り返しになるが、今期の立ち上げ施設のオペレーションを含めた
収益化が実現されれば、横ばいから増益には持っていけると考えている。
ただ、逆に今期に想定超の積み上げが実現してしまうと、
その分ハードルも上がるので、会社としてはその辺が悩ましいとは考えている。
あくまで安定的な成長によって市場の信頼を取り戻すことが
急務と捉えているので、そのような業績面でまずはしっかりやることが
大切だと考えている。



私は今期EPSは現会社予想と同じ108、
来期EPSは譲渡益計上の反動があると考えて101と見ているため、
多少の減益であれば許容できると考えていますが、
その辺も真摯に検討をしているようなので、まずは安心しました。
まぁ来期EPSを当てるゲームをしているわけではないので、
あくまでトレンドを把握するための皮算用でしかないわけですが。



3.その他

決算開示後、株価はだいぶ戻してきていますが、
これもまた不可解だなと感じます。
確かに一過性の譲渡益がやや想定より上振れたということはあり、
かつそれが2Qに期ズレしただけなのですが、
こうも評価が変わるのかなと思います。

足元の主業である物流事業において、
荷量の落ち込みなどネガティブな要素も孕んでおり、
目先で見ると、決して明るい感じでもないと思うのですがね。
まぁしかし、それを割り引いてみても、今の株価水準は十分安いとは思うのですが。



1.年初来パフォーマンス   ※ ( )内は週間パフォーマンス

 まるのんPF  : ▲ 1.0% (▲2.9%)
 TOPIX    : ▲16.3%  (▲1.8%)
 日経平均   : ▲13.1%  (▲2.0%)
 東証2部    : ▲ 9.3% (+0.3%)
 JASDAQ   : ▲ 7.9% (▲1.0%)
 マザーズ    : + 3.0% (▲3.0%)


2.全体所感

主力の日本管理センターが大きく調整したことで、
PFは続落しており年初来パフォーマンスはマイナスへ転落となりました。
週末ベースで割り込むのは2月の暴落時以来なのですが、
実はマイナスかプラスかということより、
やはり全体相場の方向性に敏感になっています。

為替が再び円高進行してもなぜか日経平均は底堅いのも不気味ですし、
私の保有株だけでなく不動産関連は特に売られている状況も、
今後の市況を先読みした動きなのかと根拠のない不安を感じてみたりしています。

不動産関連だけでなく、ここ最近は特に中小型成長銘柄が
幅広く売られている印象も受けており、
試練が続くな~と感じています。

と切迫した感じなのですが、
日常の言動は至って相場から離れており、
今日も青春18切符を使って始発電車で出掛け、
家族ともどもとても充実した1日を過ごしました。
先ほどようやく帰路について、
慌ててこの記事を書いているわけです。

もっとまじめにやらないといけないのかもしれませんが、
暴落しようが年初来のパフォーマンスがマイナスに転落しようが、
家族と楽しく夏休みをエンジョイできるのは、
とてもありがたいことだなとつくづく感じていますし、
そのくらいの距離感がちょうどよいということなのでしょう。
(と思うようにしている節もありますが(笑))



3.ポートフォリオ

※クリックすると画像が大きくなります。

20160819_PF内訳



20160819_セクター内訳



今週も日本管理センターの調整にお付き合いして買い増しをしており、
益々不動産比率が高まっています。
不動産市況などで怪しい空気を感じるニュースも散見される中で、
このポジションが本当に正解なのかわかりませんが、
根拠のない不安を頼りにはせずにいたいので、
きちんとリスク管理は必要ですが常に最善を尽くしているつもりです。




20160819_保有銘柄一覧(概要)



念のため、ポートフォリオの構成をテキストでも残しておきます。

 3276 日本管理センター
 3277 サンセイランディック
 3929 ソーシャルワイヤー
 3844 コムチュア
 2475 WDB
 9090 丸和運輸機関
 7164 全国保証
 3230 スターマイカ
 2384 SBSHD
 2686 ジーフット
 2152 幼児活動研究会
 9414 日本BS放送
 3179 シュッピン
 1384 ホクリヨウ
 3910 エムケイシステム
 3682 エンカレッジテクノロジー
 2764 ひらまつ
 ※評価額順に記載しています

 1360 日経平均ベア2倍ETF


※詳細の銘柄一覧です。
20160819_保有銘柄一覧




4.資産状況

※クリックすると画像が大きくなります。

20160819_パフォーマンス推移表






20160819_資産残高推移表



今週は(も?)記事を手抜きしています。
明日は家具探しです。また出費に繋がる話ですが、
必要なものなので、慎重にかつ楽しく選んできたいと思います。





【決算精査】 3910_エムケイシステム(17年3月期_1Q決算)

銘柄分析シート


1.サマリ
総合評価:「3」 (☆☆★★★)
※総合評価は5がポジティブ、3がニュートラル(想定通り)、1がネガティブの5段階レーティング


夏休み期間で家族との時間を優先しており、
精査記事のUPが遅れ、かつ記事も簡略化しています。

今回の決算は数値面では人件費の増加などの影響か、
特に販管費の増加により営業利益以下で伸長率が低く推移しています。
従って短信1ページ目の印象はあまりよいものでもなく、
実際、この販管費増加が今後どう推移するかが気掛かりといえばそうですが、
実際、売上の伸長が目覚ましく
特にストック部分の伸長が大きいこともあり、
想定通りに進行していると判断しています。

定性情報としてもAPI連携を活用した同社主力製品と電子政府基盤との連携を実現するなど、
商品価値向上に継続的に努めている姿も確認出来ます。
また、セミナーによる販促も活況の様子もあります。
一方で一部製品の販売停止という文言もありますので、
こちらは少し念頭に置いておく必要があるかもしれませんが、
元々、同社には、製品販売より月額課金によるストック部分の伸長を期待しているので、
大きな問題とは認識していません。

従って、総合評価は「3」(想定通り)となります。



2.定量数値の確認


(1)売上の推移

売上の伸長は素晴らしいものです。
その中でも、ストック部分の売り上げは33%の増収となっています。
製品販売に係るフローは落ち込んでいますが、
元々ストックの比率が圧倒的に大きい(9割程度)ですし、
ストックに注目しているので、総じて堅調だと認識しています。
但し、ではポジティブかというと、
会社上期計画に対する進捗率は概ね50%弱となっており、
計画線ではないかと考えています。

3910_売上高推移(17年3月期_1Q)




(2)利益の推移

粗利率は前期1Qが70.2%に対して、今期1Qは70.9%となり、
ほぼ横ばいです。
一方で販管費率は38.8%→43.9%と大きく上昇しており、
これが中途採用の人件費増加の他、どのような要因によるものかは、
少し気にはなります。
人件費の増加は今後より収益化されていけるのか、
またその他の要因が惰性で支出継続となると、
収益性が低下することになります。
ただ、それでも営業利益率は27.0%(前期31.5%)ですから、
十分高い水準にあります。
こちらは上期予想に対する進捗率は46.4%ということで、
50%にやや足りないのでもしかするとやや上期予想未達かもしれませんが、
まぁ誤差の範囲でしょう。


◆営業利益推移
3910_営業利益推移(17年3月期_1Q)



◆純利益推移
3910_純利益推移(17年3月期_1Q)





(3)利益の状況と今後の見通し

1Qの結果を踏まえて上期予想の実現可否を皮算用したいと思います。
(長期スパンで見るのであればほとんど無意味であるわけですがね・・・)

<今期2Q単会社予想>
売上 289百万円
営業利益 82百万円(28.4%)
純利益 51百万円(17.6%)

<前期2Q単実績>
売上 208百万円
営業利益 66百万円(31.8%)
純利益 42百万円(20.4%)


利益率は前期より落ちることになりますが、
まぁ妥当なところだと思います。
一方、売上については、39%程度の伸長が必要なので、
ややハードルが高い印象です。
当1Q対比で見れば9%程度の増加ですので、
全く無理ではないとは思いますが、
まぁ概ね近しい値になるのではないでしょうかね。

いずれにせよ、何か判断を変える必要性は感じません。







【決算精査】 3276_日本管理センター(16年12月期_1Q決算)

銘柄分析シート


1.サマリ
総合評価:「3」 (☆☆★★★)
※総合評価は5がポジティブ、3がニュートラル(想定通り)、1がネガティブの5段階レーティング

会社計画に対して売上、利益共にやや上振れして着地しました。
1Qでは販売用不動産の売却という一時的な収支計上がみられ、
やや計画に対してポジティブかもと思いつつ、
私は想定通りの着地を想定していました。
数値面で見れば、上振れでの着地ですから、まぁ順調かなという印象です。
ただ、それでも何かサプライズがあったわけでもなく、
そもそもサプライズを同社に求めるのは野暮だとも認識していますから、
総合評価は、「3」(想定通り)となります。

なお、月次の管理戸数の推移についても同時開示されていますが、
春からやや弱含みにも見える動向となっています。
新規に注力しているイーベストや金融事業などへリソースをシフトしているためとも
考えているものの、少し今後の不動産収入にも関わる可能性もあり、
少し気にはかけておく必要がありそうです。
ただ、かねがね少なくても利益については
きちっと合わせて着地させるというのが、
同社IR姿勢のポリシーにもなっていますから、
特に大きな懸念を抱いているわけでもありません。
今後、不動産事業の売上動向や、入居率の推移など、
各パラメーターには注視をしつつも長期で見ていくスタンスに変わりはありません。



2.定量数値の確認



(1)売上の推移

◆2Q累計
3276_日本管理センター(2016年12月期_2Q累計)売上推移

◆2Q単計
3276_日本管理センター(2016年12月期_2Q単計)売上推移


1Qは比較的大型の物件売買が計上された兼ね合いで、
前期比で見ても大きく伸長しており、
累計だけをみていても少しわかりにくいため、
四半期単計(3ヶ月)毎の動向もグラフ化しています。

これを見ると今2Qについても同期間の前期比で10%の増収となっており、
特に違和感があるものではありません。
前2Qの伸長がやや大きかったことも考慮すれば、
この水準は総じて見れば、順調ということでしょう。
更にセグメント毎の売上も開示されていますから、
こちらもチェックしておきます。


◆セグメント別売上推移
3276_日本管理センター(2016年12月期_2Q)セグメント売上


主力事業でもあり、一番大きな売上規模を誇る不動産収入については、
順調に右肩上がりとなっています。
加盟店収入も1Qでは落ち込みもみられましたが、
2Qでは回復しています。
パートナー企業も順調に増加トレンドへ回帰しており、
1Qでやや気掛かりな点があったものも
その不安も和らぐものとなりました。


◆パートナー企業
3276_日本管理センター(2016年12月期_2Q)パートナー企業増減推移


パートナー企業の推移ですが、
この2Qでは介護系パートナーの伸長がやや大きいように見えます。
だからなんだというわけではないのですが・・・。


(2)利益の推移

利益については、前2Qの伸長がやや弱かったところもあり、
今2Qの伸長は大きいようにみえますが、
総じて見て、見通し通りの順調な成長を続けていると考えています。
利益率は1Qと比べると落ちていますが、これは売上構成の変化によるものでしょう。
やはり大型物件を売ればそれだけ高い利益があげられるのです。
但し、その分のリスクも大きくなるわけですがね。


◆2Q累計(営業利益)
3276_日本管理センター(2016年12月期_2Q累計)営業利益推移

◆2Q単計(営業利益)
3276_日本管理センター(2016年12月期_2Q単計)営業利益推移


PL上、純利益まで見ても特段論点があるわけでもなく、
同じようなグラフになります。


◆2Q累計(純利益)
3276_日本管理センター(2016年12月期_2Q累計)純利益推移

◆2Q単計(純利益)
3276_日本管理センター(2016年12月期_2Q単計)純利益推移




(3)今後の見通し

BSの販売用不動産は1Qで売却後、新たなストックはないようです。
仕入から販売までのリードタイムはどの程度かは不明ですが、
今期に計上するストックはあまりないのかなという印象です。
不動産市況に怪しさが増す中で無理な仕入をして
高値掴みをされる方が痛いので、妥当な判断だと思います。
問題は、ではその他収入の助けなく、
従来の収支構造から得られる収支だけで、
下期計画を達成できるのかは過度な期待は禁物かもしれません。
実際私の銘柄一覧上の今期見込みEPSは70.4です。
会社予想は76.5ですから約10%程度の未達は元々覚悟しています。
(とはいえ、利益はぴったり合わせるの姿勢に期待はしていますが)

不動産市況が高く、
景況感の影響も停滞感が出てきていますし、
外国人の買いなどにもそこまで力強さが続いているとも思えません。
この辺りの不動産全体の雰囲気が悪くなることによる
影響については相対的にましだとは思っているものの、
よく考えて判断していかねばなりません。

また同社の肝ともなる管理戸数の動向に
やや力不足感があるのも今後に与える影響はやはり気にはなります。

3276_日本管理センター(2016年12月期_2Q)管理戸数推移


管理戸数だけが増えればよいわけではなく、
最終的には入居数が大事なので、
入居率が高ければそれで事足りるわけですし、
コストのかけ方とバランスをみれば、
利益優先でコントロールしていくのは合理的な判断だと思います。

私は管理戸数の伸びを期待しているのではなく、
そこから挙げられる売上に興味があるし、
最終的にはそこからいくらの利益を出せたかが重要だと認識しています。
この辺りを鑑みながら経営に当たってくれているものと考えています。
(IRへの照会でもそのような雰囲気が伝わってきました)

また、今回上期着地が上振れているものの、
それも最終的には着地は想定通りに着地を合わせていくことになるとも
IR照会から把握したので、やはり変な上方修正期待もせずに
淡々といくことになると思います。

一方で前期の下期にはイーベストの収支計上など、
ややハードルが高い状況にあります。
特に4Qはこの傾向が顕著ですから下期にどう攻略して、
中計最終年度の目標達成を果たしていくのか、
ここには注目はしていますが、
一方でこのことにあまり一喜一憂しても仕方ないと思います。


(4)さいごに

同社の株価はいつも決算前に期待して騰がり、
そして決算後に猛烈な売りが出るというのが常です。
PTSでは誤発注もあったようですが、
私は目先の株価については横ばいかやや下落位かなと思っています。
ただ、目先のことなどどうでもいいです。
いくつかある懸念を認識しつつ、そのリスク許容度と株価の割安さの程度と、
保有比率(PF比率)をトータルで考えて、
今後の対応も整理してみたいと思っています。





【決算精査】 2475_WDB(17年3月期_1Q決算)

銘柄分析シート


1.サマリ
総合評価:「3」 (☆☆★★★)
※総合評価は5がポジティブ、3がニュートラル(想定通り)、1がネガティブの5段階レーティング


夏休みでサボリ中だからというわけではないのですが、
短信上からも特に読み取れる情報にも限りがあるものの、
定性的な説明文書、定量数値を見ても総じて順調な決算です。

これでもう少し丁寧なIRをしてくれれば最高なのですが、
そういうことをしないので、相変わらず評価は低いわけですが、
本来そういう姿勢の会社は敬遠するのですが、
こちらの記事 で分析した通り、
私はなかなかよい会社かなという印象を持っていますので、
今後も応援していきたいと考えています。

主力の人材サービス事業は約10%の増収に、
20%超の増益となっています。
CRO事業やその他事業での減益を跳ね返しています。
特にCRO事業は海外展開も含めて新たな事業への投資期ということもあり、
額としては大したことはないのですが減益幅も大きいです。

社長のあいさつ において以下の文言があります。


結果として、これから1~2年のグループの利益は、
大きくは伸びないということになります。
従来の事業だけであれば、売上高700億円、
経常利益率10%の会社になることは見えています。
しかしながら、さらに企業価値を高めていくためには、
一時的に利益率を下げてでも、将来への投資を大きくすべきだと判断しました。



今後この投資した事業が花を咲かすのか、
失敗に終わるのか未知数ですが、
うまく人材サービス事業の収益を新たな種まきにまわすという考えは、
合理的だと思います。
しかも、全くシナジーがない多角化というわけではなく、
広義的な人材派遣サービス業の領域だと理解しています。

この1Qの結果だけを見れば、
短期的にはポジティブだと思いますが、
一方でCRO事業が花開き、本当に風呂敷を広げたCAGR30%の成長に、
少しでも近づけるのか否かを私は期待していますから、
その長期的な成否を考える立場からいえば、
この決算は別に想定通りの範疇です。

というわけで、私のスタンスからみれば、
総合評価は「3」(想定通り)です。
但し、短期スパンで見れば「4」(ややポジティブ)となります。



2.定量数値の確認


(1)売上の推移

売上は順調に推移しています。
特にCRO事業として新たに立ち上げているセグメントで20%超の増収率を実現しています。
かつこのセグメントでは受注も好調に推移しているようで、
とりあえずコスト面はさておき、立ち上がりは順調なのかなという印象を受けます。
人材サービス事業も10%程度の増収ということで、
全体が堅調に推移しているようです。


2475_売上高推移(17年3月期_1Q)




(2)利益の推移

営業利益率が10%台となり、
これは2009年3月期の記録を付けてから初めてのことです。
今1QはCRO事業の先行投資もありながらのことですから、
想定以上に進捗しているようにみえます

上期予想通りと考えると、
上期予想は7.8%程度の営業利益率の予定なので、
余程、2Qにコスト先行が台頭することになるわけです。
この辺りはIRに照会しようか悩んでいますが、
とりあえず様子見です。

ちなみにこの営業利益率の好転は、
粗利率向上と販管費率減少の双方が寄与しているので、
それぞれがどういう要因かを含めてIR照会してもよいのですが、
機会をみて聞いてもようかなとこれを書いていて考えています。



◆営業利益推移
2475_営業利益推移(17年3月期_1Q)


◆純利益推移
2475_純利益推移(17年3月期_1Q)




(3)利益の状況と今後の見通し

1Qの結果を踏まえて上期予想の実現可否を皮算用したいと思います。
(長期スパンで見るのであればほとんど無意味であるわけですがね・・・)

<今期2Q単会社予想>
売上 8,247百万円
営業利益 462百万円(5.6%)
純利益 315百万円(3.8%)

<前期2Q単実績>
売上 7,331百万円
営業利益 665百万円(9.1%)
純利益 422百万円(5.8%)

前期比で約12.5%の増収となり、
利益面では、大幅な減益となる予想になります。

営業利益率が5.6%に落ち込んだのは、
過去を振り返ると2011年3月期の5.3%や
2009年3月期の5.0%ですね。
リーマンショックなどで生産研究活動が冷え込んだ頃です。
さすがにここまで下がることはないでしょう。

確かに景況感の冷え込みから
トップラインが落ちる可能性もありますが、
いずれにしてもやや上期予想は上振れするのではないでしょうか。
ただ、そんな短期的なことはどうでもいいことなのです。




(5)さいごに

前述の社長のあいさつは以下のようにも記載されています。

「利益率は下げますが、毎年の増収、増益は死守していきたいと思います。」

この利益率の低下はこの2Qから生じるのかもしれません。
ただこれも四半期という短いスパンというより年次決算レベルで語られていることと思います。
私はこのあいさつに記載の2020年構想をあまり信じていませんし、
市場は相変わらずPER1桁台の評価をしているわけで、
全く期待していないどころか悲観しているのでしょうね。
さすがに決算発表後は多少是正されてPER10倍を回復しているようですが、
元々人材派遣という評価が低くなりがちな業種なので、
これ位がいい所と見る向きも多いでしょう。

株式投資は人気投票なので、
どうせ人材派遣業に投資するなら、
もっと人気のあるヒトコミュニケーションやウィルグループなどが
よいのかもしれませんが、まぁ私はこれでいきたいと思っています。







1.年初来パフォーマンス   ※ ( )内は週間パフォーマンス

 まるのんPF  : + 1.9% (+1.0%)
 TOPIX    : ▲14.5%  (+2.8%)
 日経平均   : ▲11.1%  (+3.5%)
 東証2部    : ▲ 9.5% (+2.5%)
 JASDAQ   : ▲ 6.9% (+0.7%)
 マザーズ    : + 6.0% (+2.6%)


2.全体所感

いやー夏休みで完全にツイッターもブログもサボっています。
仕事をしているとつい昼休みに値動きをチェックしたり、
SNSやニュースなどに目を通してるわけですが、
子供と過ごす夏休みは昼休みなんてありません。
今日も朝からずっとプールに行っていて
ザラ場に開示していたPF中位のSBSHDの決算も、
ホクリヨウの微妙な上方修正も全て今しがた知りえたわけです。

決算精査についても、分析シートの更新と最低限のIR照会こそしているものの、
ブログへの記事アップも遅れています。
というより、自分の夏休みを優先し、記事UPを劣後させています。
ブログをやっている身としては、
そんな体たらくでいいのか?と思わなくもないです。

ただ、それも案外悪くないものだと思います。
市場との距離の取り方の問題でしょうが、
私はどうしてもメンタルが弱く、
ついつい近視眼的な付き合い方になってしまいますが、
過去にも仕事の繁忙や読書への集中で、
日々の相場が気にならなくなった時がありましたが、
今回も夏休みということでそういう事態になっています。

所感としては、相変わらず日経平均は強いな~というところでしょうか。
それに引き換え、私の保有株は相変わらず鈍い動きのようです。

またツイートなどを纏めて見返してみると、
やはり材料に飢えているなという感覚があります。
ヒロセ通商を個人投資家で有名な五月さんが大量保有を出したとなると高騰したり、
他にも著名な投資家の買いが買いを呼ぶ展開となっているようです。

まぁ今に始まったことでもないと思いますし、
実際こういうコンサバ投資は有望な銘柄を発見する機会でもあり、
私は肯定派ですが、敢えて私は失敗をしながらマイペースでやっていく所存です。


3.ポートフォリオ

※クリックすると画像が大きくなります。

20160812_PF内訳


20160812_セクター内訳



今週も特に構成が大きく変わっていません。
ツイートもしていますが、今年はこの分散を許容しているわけですが、
もう少しメリハリを持たせていきたいと思っていますが、
なかなかうまく対処出来ずにいます。
焦らずにいきたいと思います。



20160812_保有銘柄一覧(概要)


エムケイシステムとエンカレッジ・テクノロジー、そしてアルファポリスが大きく下落しています。
エンカレッジ・テクノロジーは元々このような先行投資が嵩むことが見えていたので、
私の中では想定通りなのですが見た目も悪く大きく下落していますね。
ここで買い増すことを想定していたのですが、慎重に見極めている最中です。
エムケイシステムは何の心配もしていません。
アルファポリスはやはりS安まではいきませんでしたね。
決算は悪いですが、ゲートの返本に係る影響、ゲームの苦戦も
既に本決算開示時にはそのトレンドは見えていました。
それが更にネガティブになっていることは事実でありますが、
今回の決算で構造的な変化を認識するよう事がないことも事実です。
(私が鈍感過ぎるだけでしょうが)
特に見立ては変えているつもりはないのですが、
そこまでのリスクをとってずっと付き合っていく、
しかもたかだが1単元のみで、
という事を考えると精神衛生上も売り切りをしてもいいかなとも考えています。

WDBは決算は順調でしたが、とはいえ想定内の動きでしょうから、
こういう株価の反応となるのも意外です。
どれだけ期待されていないかと思います。
しかも人材派遣系は多くが決算後に好決算でも売り込まれている感触ですからね。

SBSHDも決算後に高騰していますが、
こちらも不可解です。
確かに会社見通しより若干上振れしていますが、
不動産売却が大きく寄与していることも事実です。
これは元々わかっていたことですから、なぜ急騰するのかと思います。
ということは長続きしないのでしょう。




念のため、ポートフォリオの構成をテキストでも残しておきます。

 3276 日本管理センター
 3277 サンセイランディック
 3929 ソーシャルワイヤー
 3844 コムチュア
 2475 WDB
 9090 丸和運輸機関
 7164 全国保証
 3230 スターマイカ
 2384 SBSHD
 2686 ジーフット
 9414 日本BS放送
 2152 幼児活動研究会
 3179 シュッピン
 1384 ホクリヨウ
 9467 アルファポリス
 3910 エムケイシステム
 3682 エンカレッジテクノロジー
 2764 ひらまつ
 ※評価額順に記載しています

 1360 日経平均ベア2倍ETF


※詳細の銘柄一覧です。
20160812_保有銘柄一覧





4.資産状況

※クリックすると画像が大きくなります。

20160812_パフォーマンス推移表





20160812_資産残高推移表



来週には日本管理センターの決算が残っていますが、
今週の動きを見ていると出尽くし~とかいって売られそうですね。
しかも個人的にはやや計画未達になると考えていますから、
今からガクブルですね(笑)。もちろんそんな恐怖心で比率はいじらず、
甘んじて下落するならそれを受け入れます。

来週真ん中まで休みが続きますから、
毎日お出掛けの日々です。
投資のことでもゆっくり考えればいいのでしょうが、
やはり子供と過ごす事でたくさんの経験を共有していきたいなと思っています。
虫取り、プール、工作、海レジャー、水族館に忙しいです。
投資はどうもイマイチ芳しくない方向そうなので、
せめて充実した8月になるように子供と沢山思い出を作りたいです。








【決算精査】3277_サンセイランディック(16年12月期_2Q決算)

銘柄分析シート

1.サマリ
総合評価:「3」 (☆☆★★★)
※総合評価は5がポジティブ、3がニュートラル(想定通り)、1がネガティブの5段階レーティング


主力の決算ですので、先に開示されている銘柄と順番を入れ替えて、
優先して精査記事をUPしています。
(先に発表している銘柄も順次こちらの一覧上で分析シートは更新しています。)


決算のPL情報より気になるのは、
毎度のことながら仕入状況です。

短信上の最終ページに詳細データにて記載がありますし、
BSの販売用不動産の積み上がりをチェックするのが最初にすべきことです。

仕入の状況は1Qに引き続いてやや想定より進んでいない印象ではありますが、
この程度のブレは当然想定している範疇であり、
あとは内部で何か問題が起こっていないかを念のためIRに確認をします。

結論としては、私は特に問題はないと判断しました。

足元の業績面では1Qに続いて、まぁ良いのではないでしょうか。
売上がやや未達という反面、主に販管費の削減が奏功した形となり
利益面では上振れしているようです。
ただ、直ちに上方修正を期待するようなものでもないですし、
仮にそれが修正に繋がったとしても
あまり構造的にポジティブとなったわけでもないと判断しています。

従って、総合評価は「3」(想定通り)となります。


2.定量数値の確認(実績)



(1)売上の推移

3277_サンセイランディック(2016年12月期_2Q)売上推移


売上は堅調に推移しているようですが、
会社予想との比較という点では
上期の予想はやや未達(3%程度)ということになりました。

これは別に咎めるようなものでもないと感じますので、
計画線に乗っているとみてよいと判断しています。




(2)営業利益の推移

3277_サンセイランディック(2016年12月期_2Q)営業利益推移


累計期間で見ると、前期比で増益ですが、
2Q単で見ると減益となっています。
これは前期の2Qの積み上げが大きかった反動ですし、
そもそも四半期のブレの大きな銘柄ですから、
こういった比較はあまり意味がありません。

会社計画との比較という点では約24%の上振れですから、
それなりに大きな乖離となっています。

やや大きいブレですから少し中身を見てみます。

・粗利率(1Q単→2Q単)
 32.8% → 28.2%

・販管費率(1Q単→2Q単)
 24.8%→18.7%
 

累計期間で見ますと計画では営業利益率が7.0%予定だったところ、
実績は8.9%と計画比で良化しており、
それは販管費の低減のためとわかります。
この理由はIRに確認したいところですが、
急に販管費率が構造的に下がるようなことはないと考えているので、
この実績を過大に評価すべきでないことはすぐにわかります。


(3)純利益の推移

3277_サンセイランディック(2016年12月期_2Q)純利益推移


営業外で事務所移転費用がやや大きな額計上されていますが、
特に営業利益ベースと論点は同じかと思います。



(4)仕入・販売状況

前述の通り、やや仕入が不安かなと感じます。
ただ、1Qから比べると仕入状況も好転している兆しも見えます。
前期は前期の下期にリカバリするために仕入を強化していた時で、
一気に仕入を進めていたこともあり、
余計に前期比の仕入落ち込みが大きくみえますが、
グラフでみてみると、1Qはともかく2Qでは
そこまで軟調という感じでもなさそうです。
ただ、いずれにせよここが肝ですから、IRに確認します。

◆仕入の状況
3277_サンセイランディック(2016年12月期_2Q)仕入推移


◆販売の状況
3277_サンセイランディック(2016年12月期_2Q)販売推移


というわけで、IRに電話です。
(私の主観に基づき記載していますので、ご了承下さい)

まるのん
仕入の状況についてですが、1Qに引き続き軟調に推移している印象だが、
会社としてはどのように状況を認識しているか。

IR
指摘の通り、計画に比べてやや出遅れている状況ではある。
但し、少なくても今期の業績面からいえば、
販売用不動産も引き続き積み上がっているため、
特に心配は不要と認識している。
今の仕入の弱さが今後も続いた際の影響としては、
次期の2Qあたりとなるが、現在次期の見通し策定にも着手しており、
その中で見極めていくこととなる。
現状の仕入の状況については、社内でも様々な角度から分析を行っているが、
そこから見えてきたのは、大型の物件を中心に
いわゆる売り物になっていないようなものが多いことがわかってきた。
不動産市況が強気に推移している中で、
売主の打診的な動きであったり、かなりの強気価格設定のために、
いわゆる買える仕入環境がない状況があった。
このような状況のため、これを他社も含めて買えていないこともあり、
実際謄本チェックなどを施してそのことを確認している。


まるのん
1Qから続いている状況はどのくらいの期間続くとみているか。

IR
詳細は申し上げられないが、7-8月において再度大型物件も仕入が出来ており、
回復傾向は見て取れている。
但し、あくまで短期間での浮き沈みがあるものなので、
今後も安定的な仕入のために頑張っていきたい。


まるのん
エリアリンクなど他社では仕入れが順調とみえる内容も見聞きしているが、
そのことについて、どのように捉えているか。

IR
元々のボリュームが少ないこともあり、
過去からの増減だけではなんともコメントがしづらい。
エリアリンクのIR動画なども拝見しており、
先方のやり方については諸々承知していて・・・(ちょっと割愛します)・・・。
※要するに現時点で脅威ではないという解釈


まるのん
仕入が軟調に推移している中で、
従来の仕入条件を変えるようなことはやられているか。
(利益率の確保の条件など)

IR
稟議のために独自の基準を設けているが、
これを変えたり、利益率を落とすような判断をすることはない。

まるのん
仕入の状況として売主の様子見スタンスや、
売り物のタイミングなどの外部要因のものであり、
それは足元では回復の傾向がみられ、
特に内部に課題があったり業界として変調がみられるということではないと理解した。

IR
その認識で問題ない。足元の回復の状況は、
これから契約手続きに入るものもあるので、
完全に回復しているとは断言できないし、
今後も確約されるものではないが、そこまで悲観している状況ではなく、
これから幹部が集まり色々な将来の議論をするところであるが
そのような議論の中で、現状の課題も踏まえて議論する予定である。


まるのん
2Qの利益の上振れは主に販管費の低減によるものと理解しているが、
どのような理由によるものか。

IR
人件費に関わる部分で労務管理や採用人数の差分などによるものである。

まるのん
採用人数の差分によるコスト下振れということは、
計画に比べて採用出来なかったということなのか。

IR
当初の計画より少なかったというのは事実であるが、
体制面で懸念が生じているわけではない上に、
下期でも体制強化のコストは見込んでおり、
全体として体制面で特に懸念が生じているわけではない。

まるのん
2Qの利益上振れというのは、コストの繰り延べなどの要因ではなく、
単純な上振れということで、通期計画に対して好転して推移していると理解すればよいか。

IR
はい、その通りの理解で問題なし。



まぁ概ね想定通りですね。
仕入の状況をどう判断するかですが、文章では書ききれませんでしたが、
きちんと分析を社内で深掘りしている印象で、
かつそこまで悪い雰囲気を感じるものではありませんでした。
もちろん、IR担当の方も指摘の通り、今後も推移は注視が必要とは思いますが、
それは今に始まったものではありません。
そういう覚悟がないとなかなか付き合えないと思います。

2Qの販管費の低減は少し体制面で気にはなります。
とりあえずどこまで会社側の見解を信じるかですかね。
少なくても上振れ=ポジティブとは直ちに評価はしづらい内容です。



4.その他

相変わらず株価は軟調です。
全く持って人気がないのですね。

3277_サンセイランディック(2016年12月期_2Q)株価推移


今度は仕入が軟調とネガティブ視されてまだまだ下がるのでしょうか。
株価を見ても仕方ないのですが、
チャートはこの先の悪材料を織り込んでいるともいわれますし、
何か悪材料が控えているのでしょうかね。


さいごに相互リンクで懇意にさせて頂いている、すぽさんのブログで、
同銘柄が紹介されていました。

とても参考になり、勉強になりました。

こちらの記事









1.年初来パフォーマンス   ※ ( )内は週間パフォーマンス

 まるのんPF  : + 1.0% (▲3.7%)
 TOPIX    : ▲17.3%  (▲2.8%)
 日経平均   : ▲14.6%  (▲1.7%)
 東証2部    : ▲12.0% (▲2.0%)
 JASDAQ   : ▲ 7.5% (▲0.8%)
 マザーズ    : + 3.4% (▲0.4%)


2.全体所感

今週も大幅に続落という結果となりました。
不安でないといえば嘘になりますが、
今日も保有株の決算が相次いで発表されていますが、
良くも悪くも今の所、想定の範囲内で推移しており、
特に大きく見立てを変えねばならぬような事態には陥っていません。

そもそも四半期決算で見通せることなど限りがありますので、
言いも悪いも言えないわけですが、
投資判断のシナリオは不変と認識していますから、
特にやることもありません。
割安さが増していると考えているので、
慎重にナンピン買いをしていけばいいと思いますが、
現金も少なくなっていますから、
本当に何もアクションを取れなくなりつつあります。

週明けも今日の決算を通過した
エンカレッジテクノロジーやエムケイシステムでやらかす予定なので、
まだまだ試練の時が続きそうです。
めげずにやればいいですし、
そもそも今週から来週にかけて1回目の夏休みを取っていますので、
とっとと決算精査をして明日に備えたいのです。

というわけで、以下の形式的なものはサクッと終わらせます。


3.ポートフォリオ

※クリックすると画像が大きくなります。

20160805_PF内訳



20160805_セクター内訳


特に構成は変わっていませんが、
ソーシャルワイヤーのナンピン地獄にPF上位にどんどんあがってきています。
PF保有数が多いことは年初から許容してきていますが、
少しずつメリハリをつけていきたいと思っています。
何を上位に上げて、何を切るのか、よく考えているところです。



20160805_保有銘柄一覧(概要)


成長株(と勝手に解釈している銘柄)を少しは入れているはずなのですが、
ポートフォリオ全体のPERは11倍台となっています。
恐らく、成長株と捉えている自分の判断が誤りなのでしょう(笑)。
まぁここまで評価が下がっているにも拘らず、
よく今のパフォーマンスで済んでいるなというのが率直な印象です。



念のため、ポートフォリオの構成をテキストでも残しておきます。

 3276 日本管理センター
 3277 サンセイランディック
 3929 ソーシャルワイヤー
 3844 コムチュア
 9090 丸和運輸機関
 2475 WDB
 7164 全国保証
 3230 スターマイカ
 2686 ジーフット
 2384 SBSHD
 2152 幼児活動研究会
 9414 日本BS放送
 3179 シュッピン
 1384 ホクリヨウ
 3682 エンカレッジテクノロジー
 9467 アルファポリス
 3910 エムケイシステム
 2764 ひらまつ
 ※評価額順に記載しています

 1360 日経平均ベア2倍ETF


※詳細の銘柄一覧です。
20160805_保有銘柄一覧





4.資産状況

※クリックすると画像が大きくなります。

20160805_パフォーマンス推移表




20160805_資産残高推移表



ここまで含み益が削られ、
ナンピンスカンピン状態となると、
典型的な失敗事例になるのでしょうが、
そういう失敗を繰り返さないと、私は馬鹿なのでなかなか学ばないようです。

精神衛生上はそろそろ反発して欲しいなと思わなくもないのですが、
どうやらエンカレッジテクノロジーなどのPTSを見ていると、
週明けも絶望的になるのだと思います。
幸い、私は1Q決算後は下がる可能性が高いと考えていたので、
同銘柄の比率をまだ上げていなかったわけで、
この下がった所で徐々に逆張りしていこうと思っていました。
ただ、本当にそれに足る内容かはよく決算を精査せねばなりませんし、
そもそも現金を大事に使わないとならない状況なので、
慌てて買う事はないようにしたいなと思います。

夏休みに本格突入して、
会社にも行かず、徹底的に家族と楽しい日々を送っています。
熱中症に気を付けながら昆虫採集にザリガニ釣りにと忙しく、
株のことを忘れられるひと時です。
ただ、夜になると否応にも決算と向き合わねばならず、
今日もこれから決算みていきたいと思います。

ちなみに、本当に表紙をサラッと呼んだだけですが、
シュッピン、全国保証、WDBはまぁ良かったかなという印象、
エンカレッジテクノロジー、エムケイシステムは見た目悪いものの想定通り、
そんな印象です。

個人的に驚いたのは、依然保有していたチャームケアコーポレーションの
今期予想の大増益ですね。
介護業界の特有の構造などに見切りをつかたわけですが、
これには、「きつい一本」を取られました(笑)。


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