Author:まるのん |
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1.パフォーマンス ※ ( )内は月間パフォーマンス
年初来パフォーマンス (月間パフォーマンス)
まるのんPF : + 6.9% (▲2.5%)
TOPIX : ▲19.5% (▲ 8.7%)
日経平均 : ▲18.2% (▲ 8.7%)
東証2部 : ▲12.6% (▲ 5.4%)
JASDAQ : ▲ 8.1% (▲ 4.4%)
マザーズ : +13.8% (▲15.2%)
2.全体所感
今年はセルインメイはなかったわけですが、
セルインジュン(?)ということになりました。
セルインメイもセルインジュンも
結局そういうアノマリーなど後付けの表現でしかありませんね。
ブレグジット(英国のEU離脱問題)やらで相場が荒れて、
私のPFも瞬間的には年初来マイナスまで落ち込みました。
ここ最近一環してこのような事態は身近なことと
覚悟は出来ていたわけですが、
実際にこんなに早く現実のものとなると、
やはり割安さが増したと喜ぶ感情より、
この先どうなってしまうのかという不安な感情が勝っていたのは、
自分には嘘のつけない率直な感情です。
冷静に自分のPFにどんな影響があるかを、
よく考えて対処しようと努めないと、
一貫した自分のスタンスを継続出来そうになく、
まだまだメンタルが弱いな~と改めて今回の調整で実感しました。
大事なことはこの先相場がどうなるかではなく、
やはりこのメンタルをどう保つかということだと思います。
相場を読もうと思って、反発を期待して投機的な買いを入れたり、
極度な不安に煽られて狼狽売りをしてみたり、
そういうこととは縁遠くなければなりません。
相場がどうであるか、どうなろうとしているかを気にし過ぎず、
いい具合に力を抜いてやっていきたいと思います。
3.銘柄に対する所感
月間騰落の大きかった銘柄は以下の通りです。
◆上昇率上位
3844 コムチュア +10.9%
9090 丸和運輸機関 + 9.1%
3179 シュッピン + 7.6%
◆下落率上位 (月中組み入れ銘柄は除外)
9467 アルファポリス ▲24.2%
2152 日本管理センター ▲19.8%
1384 ホクリヨウ ▲17.4%
3277 サンセイランディック ▲14.9%
他の銘柄も含めた月間パフォーマンスは以下の表の通りです。

PF上位の日本管理センターやサンセイランディックの不動産2銘柄が
軒並み大幅下落となりました。
ブレグジットも為替もあまり関係しないと思うのですがね。
日本管理センターもPERは20倍を割れ、
サンセイランディックもPERは7倍台と依然軟調です。
コムチュアはPF上位群の中では救いの恵みですが、
特に見通しが大きく変わったわけではないので、
長くは続かないかもしれません。
こちらは目標株価までのGAPが縮まっているので、
相対的に割安性が低下してきているという認識です。
会社の成長スピードに対してスピード違反しない程度に、
ゆっくり評価されていってくれたらいいなと思います。
丸和運輸機関もやはりこの下落の中でも強かったです。
先月に堅調な決算、中計が開示され、
そこからじわじわと評価されているようですね。
アルファポリスは先月18%マイナス、今月24%マイナスということで、
まぁこの2ヶ月醜い動きとなっています。
まぁざっくり半額になったわけですからね。
もう散々所感を書いているのですが、
sunさんのこちらの記事が参考になります。
私は決算後に成長シナリオが崩れたとは思っていませんが、
リスクに対して自分の想定を超えて「見通ししづらい」状況になったことは事実なので、
決算直後PTSで売却をして比率を下げて様子見をしています。
ホクリヨウについては、公募増資があったことも起因していますが、
やはり足元の鶏卵相場が軟調になっていることもあり、
1Qまでの追い風の環境下から一気に逆風になっている認識です。
飼料価格も高止まりしているようですし、
2Qで少しネガティブな傾向が出てくるかもしれません。
それを先行している気もします。
ただ、円高による効果もあり、この点では追い風だと思います。
株価が正しいのか株価が誤っているのかわかりませんが、
まぁどちらでもいいです。
仮にネガティブな状況だったとしても長期的に見れば問題ないと思います。
ちなみに今の鶏卵相場の軟調は、
前にIRに電話した時に伺った際には、
一定程度会社は織り込んでいるように感じています。
つまり、市場が勝手に上方修正を期待しているとして、
それが単に剥落しているだけという感覚を持っています。
月中に新規組み入れをしたのは、
エンカレッジテクノロジーとソーシャルワイヤーです。
特にソーシャルワイヤーは悲惨な下落となっています。
ナンピンスカンピン状態とはこのことでしょうか。
まぁそれも運が悪かっただけと割り切っています。
それから、今月のパフォーマンスには影響はありませんが、
スターマイカが本日決算並びに上方修正、増配を発表しています。
こちらは私の予想は大幅超のサプライズです。
もちろん、そんなサプライズはどこへやら、
PTSは反応薄で横ばいです。
まぁ下がらないだけマシと思うことにします。
4.運用来パフォーマンスについて

2014年当初からの運用来パフォーマンスは+59.5%となりました。
日経平均は▲4.4%、TOPIXが▲4.3%となっています。
2014年からの私の運用来で見るとついに指数はマイナスに沈んでいます。
2014年当初から積み上げて日経平均は2万円を超過して、
イケイケドンドンだったわけですが、
随分下げてそんなお祭りも終わってしまったのでしょうか。
◆月初のポートフォリオ

◆月末のポートフォリオ

今月の取引は以下の通りです。
それぞれ取引のタイミングではツイートしていますので、再掲になります。
相場が大きく動いているので、取引も多くなっています。
トレーダかと思うほどですね。
なお、インバースETFは今月は先月に続いて売り越しとなっています。
買 2152 幼児活動研究会 (買い増し)
買 2475 WDB (買い増し)
買 3277 サンセイランディック (買い増し)
買 3276 日本管理センター (買い増し)
買 3682 エンカレッジテクノロジー (新規買い)
買 3929 ソーシャルワイヤー (新規買い&買い増し)
売 なし
詳細のPFの順位は以下の通りです。
********************
1位 3276 日本管理センター(1) →
2位 3277 サンセイランディック(2) →
3位 3844 コムチュア(3) →
4位 9090 丸和運輸機関(4) →
5位 3929 ソーシャルワイヤー(NEW!)
6位 2475 WDB(15) ↑
7位 2152 幼児活動研究会(14) ↑
8位 7164 全国保証(7) ↓
9位 2384 SBSHD(5) ↓
10位 2686 ジーフット(6) ↓
11位 3230 スターマイカ(8) ↓
12位 3179 シュッピン(10) ↓
13位 9414 日本BS放送(11) ↓
14位 9467 アルファポリス(9) ↓
15位 3682 エンカレッジテクノロジー(NEW!)
16位 1384 ホクリヨウ(12) ↓
17位 3910 エムケイシステム(13) ↓
18位 4245 ダイキアクシス(16) ↓
19位 2764 ひらまつ(17) ↓
- 1360 日経ベア2倍ETF
なお、2016年のパフォーマンス推移及び資産については以下の通りです。


最後にキャプチャも貼っておきます。

同社の株主総会は3期連続で3回目の出席となります。
会場も慣れたもので、いつもの新宿駅から徒歩5分程の場所です。
会場ではコーヒーやペットボトル飲料が用意されています。
会場には比較的大音量でピアノ協奏曲が流れています。
なぜあんなに厳かな感じを演出しているのでしょうか。
もう少し小さな音でもいいのではと思うのですがね。
毎年、地方の銘菓をお土産にしてくれており楽しみにしています。
今年のお土産は「おととせんべい」でした。
【今年】 おととせんべい
http://www.ototosenbei.com/
【昨年】 きんつば中田屋
http://www.kintuba.co.jp/main.html
【一昨年】 山田屋まんじゅう
http://yamadayamanju.jp/
いずれもセンスのよいお土産ですね。
今年はどうやって決めたのでしょうか。
今年は鈴木会長の緊張MAXのぎこちない議事運営ではなく
小野新社長の議事で従来よりはだいぶスムーズになりました(笑)。
とはいえ、小野社長もだいぶ緊張されているようで、
やや早口でしたが、一生懸命に務めてらっしゃいました。
アルバイトからマップカメラに入社して叩き上げの社長です。
株主総会と会社説明の2部構成も、
昨年までと変わらずです。
株主総会自体の説明は20分もかからずに終わり、
一応質問も何問か出ましたが、
総会そのものは30分ちょいで終了です。
休憩時間をはさみ、会社説明会と
活発なQAがありました。
全体的に質のよい質問が多いなという印象でした。
回答も小野社長を中心にしつつも、
途中、システム担当、経理担当など各々からの説明も入り、
かつ、自分の把握している中できちんと答弁されており、
この点もよい印象です。
事務局がいちいちメモを渡して棒読みみたいな
失態はありません。
いつもIR照会でお世話になっている方が、
今回新任取締役になられて、
ご挨拶も出来たので個人的にはとてもよかったです。
いつも電話だけでしたからね。
さて、前置きが長くなりましたが、
私の主観がバリバリ入って、
かつ聞き間違いもあると思いますが、
総会でのやり取りをメモを起こしましたので、ご紹介します。
毎度のことながら、あくまで私の主観ですから、
参考程度にお読み頂ければと思います。
また、長文になりますのでその点ご容赦下さい。
(私に更に以下をサマリするだけのモチベーションはありません)
※★がついているのは私が質問した事項です。
Q1
前期の実績について、売上に対して利益が伸びなかったのはなぜか。
A1
過剰なセールによる粗利率の低下が主因である。
Q2 ★
前期のセールに消費者が慣れてしまい、
今期に入っても消費者の動きが鈍いなどの影響が長期化していないか。
A2
元々、前々期までを見てもセールはある程度実施してきた経緯もある。
前期においては元々粗利率が低い商品までをセール対象としたことで、
全体の利益率を落とすこととなった。
今期では、再度従来通り、元々の商品毎の粗利率想定を鑑みて、
粗利率の高い商品群で比較的影響の低い範囲でセールを打っている。
従って、懸念している部分は問題ないと認識している。
Q3
セールが始まる際にサイトが重く、利用者目線で懸念を抱いた。
どのような認識を持たれているか。
A3
ご迷惑をかけた点は申し訳ないと考えている。
社内ではGoogle Analytics等のツールを用いて、
適正な機能を満たしているかチェックしている。
最低でも全表示が4秒以内になるように対処している。
(ん?4秒ってちょっと遅いような・・・画像多いし仕方ないのかな)
システム更改時は数ヶ月サイトが重いことを認識して対処をしてきたが、
今は改善されつつあると認識している。
改めて精査を行い増強を含めた対策を講じて満足度を高めて頂くようにする。
なお、最終的には費用対効果の面も考慮する必要があり、
どのような構成がベストかはシステム担当として鋭意検討していくつもりである。
Q4 ★
前期の業績未達によって業績連動賞与もカットされ、社員の労務費は前期比でも減少している。
この点を踏まえて、人材の社外流出や社内のモチベーションが気掛かりに感じているが、
離職が増えた、モチベーションが低下したといったネガティブサインは出ていないか。
A4
まず、社員には業績連動型である前提であることから、十分理解してもらえていると認識している。
また経営側から社員に対して、会長、社長がきちんと説明をして納得してもらえていると考えている。
むしろ前期不調だった分を取り戻して成果を出して改めてインセンティブを得ようと
全社一丸の機運が高まっているのが実態である。
当社は、小売業でありながらも個々の業績判断というより、
社内全体でインセンティブを得ようという考えも浸透しており、
懸念されているようなことはなくモチベーションはむしろ向上しているように感じている。
Q5
店舗(インバウンド)が不調だったように見えるが、
この店舗(インバウンド)比率を今後どのようにしていきたいと考えているか。
A5
元々の当社の方針でもある、EC主軸の軸はずらさずに今後もEC主軸で頑張っていきたい。
その上で、インバウンドの対策として、会計をスムーズにする(免税処理のことかな?)、
中国版のツイッターのようなチャネルへの広告なども進めてはいく。
ただ、あくまでEC主軸は変えるつもりはない。
Q6 ★
中期経営計画において、前々期のインバウンド織り込み前の17.3期見通しと、
今回インバウンドを剥落させた上での17.3期見通しとで、
利益面では30%以上の下方修正となっている。
また、前期の業績予想でも修正後の計画も未達という結果に終わっている。
「業績目標」はチャレンジングなものであることは個人的には否定しないものの、
東証1部に昇格もしたわけで、「業績予想」は精度あるものでなけれならないとも考える。
この点、どのように考えられているか。
また、「業績予想」と「業績目標」は分けて管理されたらどうか。
A6
業績未達、また下方修正という結果については大変申し訳ないと感じている。
今回の中計ではより現実味を帯びた形で策定している。
もちろん、自然体で楽に達成できるものではないが、
無理なストレッチはかけずに策定を行った点について理解頂きたい。
指摘の通り、前期においては修正後の予想も未達という結果となり、
不甲斐ない結果となったものの、
前々期までの予実管理においては概ね妥当な管理がなされていると考えている。
今後も精度向上に努めると共に、より投資家の方に理解頂けるように配慮していく。
Q7
情報セキュリティは当社の大いなる脅威と認識しているが、
どのような対策を取られているか。
A7
第一に社員教育が最重要と認識している。
社員数もまだまだ少ない少数部隊ということもあり、
個々の社員へのコミュニケーションを図り、
また教育体制も整えることで対処を継続している。
その上で、抑止力の面で個々の社員のPCは全ログを取得しており、
それを社員へも認識させることにも取り組んでいる。
Q8
株主優待について、株数に依存した形で単元株主だけでなく、
一定の株数を保有する株主にも配慮はないのか
A8
即答は難しいものの、貴重な意見として今後検討させて頂く。
(事務的な感じはしなかったな・・・つまり本気で考えるか!?)
Q9
株主優待について長期保有の優遇にも配慮して欲しい。
また、この4月にキヤノンからフラグシップが発売され、
下取買取を実施したものの、
前期の優待の有効期限は3月末で、
今期の優待は今後発送ということで利便性が悪いのだが、
改善を検討してもらえないだろうか。
A9
長期保有の件は、貴重なご意見として今後検討させて頂く。
また有効期限の件は、完全に当社の配慮不足であり、
通年で使用出来る様に、次回に向けてこちらも改善を検討させて頂く。
Q10
ユーザー数の増加対策についてどのように対処されているか。
また、長期目標のユーザ数75万人ということであるが、
売上高の伸長を見ると、1ユーザ当たりの売上は単純に減少することになるが、
これは単価が落ちるという意味か、
それともアクティブユーザーに限りがあるということか。
A10
まず現状のユーザー登録については、
実際に購入や買取などの取引をするときしか必要ない状況である。
ユーザー登録をせずとも商品閲覧も含めてほぼ全ての機能を使うことが出来るためである。
今後はマイページ機能をより充実させ、
欲しい物リスクへの登録によりCRMを活用したマーケティングや、
価格情報や在庫情報などもよりシームレスに連携できるようにしていく。
(現状でもお電話等で商品が入荷したら連絡欲しいなどの要望が多数ある)
また、カメラ愛好家や撮影を楽しむコアユーザーが、
情報サイトとして使って頂けるコンテンツの拡充も重要と考えて、
社員にブログなどを活用した情報発信を積極的に促している所である。
以上のような対策を講じることで、ユーザ数の拡大を継続させていけるようにしていく。
また、長期的な目標として75万のユーザ獲得とあるものの、
これには情報コンテンツが目的であったり、
そこから派生する情報サービスの利用者など、
直接的に商品の売買をするユーザだけではない想定である。
このため、1ユーザー当たりの売上は
単純なユーザー数の比例関係にはならないと考えている。
Q11 ★
ITを活用した今後の施策展開については、
全てを自社内のリソースで対処するというより、
うまくITベンダーを始めとして協業するということも視野に入れるべきと考えている。
特にAIなど最新技術も生まれている中で、
広い視点を持って事業に当たる必要があると考えるが、
この点どのように考えるか。
A11
指摘の通り、他社との連携についても色々機会を伺っているが、
一方で今の事業にシナジーを得られるような当社にとってゲインのある
本当に魅力のある施策というのにまだ直結する案件を纏められていない。
ただ、東証1部に指定替えをしたことで、
より広く様々なお話を頂けるようになったことは事実なので、
今後もチャンスを見出していきたいと思う。
(答弁の中で、ピクスタの名前なんかも出てきました、敢えて深掘りはしませんでした・・・)
Q12
リアル店舗を持つ優位性について語られていたが、
ビックデータを獲得できるリアルな場があるという点で具体的な取組みとして、
どのようなことを考えているか。
A12
リアルな店舗を持つことで、
一度来店された方が安心して頂けるという点や、
情報発信の基地局の意味合いからも強みになると考えている。
EC専業でリアル店舗を持たない企業もある中で、
価値ある物だけを専業で取扱い、
顔をの見えるリアル店舗があることは重要と認識している。
一方でビックデータという点から、例えば、現状リアル店舗において、
お客様がショーケースから商品を見たいとショーケースから出された回数なども、
現状ではカウントしていないので、
どの商品にどの程度のニーズがあるか正確性が高められていない点が、
課題である。
リアル店舗を持てば、そのような動向も獲得できるチャンスがあるわけなので、
優位性をより強められるように施策展開していきたい。
Q13
利益率を見ていく上でも、当社の経営安全性の面から、
在庫回転数について注視しているが、在庫管理への注力ポイント、
また具体的な在庫回転数はどの程度か。
A13
まず価値あるもののみに商材を絞っているために、
出来るだけ不稼働在庫を持たないということを意識している。
具体的には、仕入段階で本当に価値あるものかを大事に選定している。
現状約2億の在庫を抱えているが、
これは当社にとって貴重な原石であるし、
価値あるものを仕入れているので、全てがよい在庫と捉えている。
もちろん四半期毎には評価損処理をしている。
全体の在庫回転数は年間で約7回転で、
うちカメラ中古で9.8回転という状況である。
(ちょっと聞いた数値が正しいか怪しいです(私のメモの限界))
Q14
営業キャッシュフローの状況、特に仕入部分との兼ね合いについてはどのように
マネジメントされているか。
A14
前期は前々期に比べると営業CFは減少した。
しかし、当社のビジネスはやはり良質な在庫を常に抱えていく必要があることから、
現状の生み出した利益をほぼ仕入に充てるという傾向は当面続くと考えている。
この期間では出来るだけ営業CFがマイナスとならぬように配慮しつつ、
しっかりと仕入対応していきたいと考えている。
一方、非開示であるので詳細は割愛するが、
長期的に見た時に、もう少しビジネスモデルが確立してくると、
営業CFもだいぶ落ち着いて安定的になる目論みを社内では立てている。
Q15 ★
鈴木会長、小野社長は共に新たな役職で目線も変わると考えている。
これまでの説明で、今後もしっかりやっていくという説明があったが、
今後目線を変えて経営に当たる際に、
変えていきたいもの、また注力していきたいことなど豊富を聞きたい。
A15
(小野社長)
まずは長期目標である300億、75万人ユーザ獲得をいち早く達成するために、
どうすべきか知恵を出していきたい。
ECは小売業の商売をここまで楽しくさせてくれるツールであり、
今でもウキウキワクワクする事ばかりで楽しみでしょうがない。
考えれば考える程、可能性が広がるこの分野で
楽しんで商売をやっていきたいと考えている。
既存の発想に縛られず、自分自身も創造しつつ、
会社のリーダーシップを張れるようによく勉強してマネジメントに当たりたい。
(鈴木会長)
やはり任せると決めて小野にバトンを渡した。
明らかに長期的な目線でおかしいと思うことには、
遠慮なく意見をするつもりであるが、
基本的に任せたのだから自由にやらせるとう風土を作ることが、
私の役割だとも考えてる。
とにかくまだ小野も若いので、いくらでも走れるはずだから、
それを支えて今までにない発想をどんどん進めていけるように
サポートしていきたいと考えている。
とにかく以前の会社(ソフマップ)で失敗もしてきたことを踏まえて、
これまでシュッピンを立ち上げてきたし、
今後もまだ会社は過渡期なので、会社がうまくいくことが、
株主にも社員にも経営者にとっても重要なわけなので、
会社を良い方向に仕向けられるように努力したい。
というか、もう私もあまり失敗ばかりしていられないので、
失敗するわけにはいかないのだ。(ここで今日一番の会場一同笑い)
<その他センテンスメモ>
・時計分野はまだシェア率向上余地が大きいと認識。
・粗利率17.1%の予想は、概ねこの水準が当社、買取される方、購入される方の
満足感が最大化する居心地のよい水準と認識している。
・カメラ単価約7万円、時計単価約70万円
1.年初来パフォーマンス ※ ( )内は週間パフォーマンス
まるのんPF : +1.8% (▲3.9%)
TOPIX : ▲22.2% (▲3.0%)
日経平均 : ▲21.4% (▲3.4%)
東証2部 : ▲15.1% (▲2.7%)
JASDAQ : ▲11.7% (▲2.9%)
マザーズ : + 0.4% (▲6.7%)
2.全体所感
先々週、ここに年初来マイナスを覚悟と書いて、
先週、下落の煽りを受けてマイナス転落へ一直線と書いていたら、
今日は、一時、年初来マイナスまで沈み込み、見事に予想的中となりました。
(出来ることなら、良い予想が的中して欲しいものです)
引けにかけては少し戻していますが、
もう首の皮一枚状態となっています。
ただ、実はここに書いている程、
年初来プラスかマイナスかは気にしていません。
ブログやツイッターのネタとして、
その時のパフォーマンスを取り上げていますが、
最近、更に悟りを得たのか覚悟が決まってきている気がしています。
やはり中長期投資を心掛けているわけですから、
日々の積み重ねは大事かもしれませんが、
その日々の騰落に一喜一憂することがどれだけ意味のないことか、
身に染みて理解を出来てきているように感じています。
例えば、今週のパフォーマンスもTOPIXや日経平均に比べると、
先週に続いてアンダパフォームしているわけですが、
以前は、なぜだろう?何か原因があるのか?とか真面目に考察していましたが、
今では、そんなのたまたま、偶然と完全に割り切れるようになっています。
それだけも大きな成長だと実感しています。
さて、英国の離脱問題で大騒ぎになっていますが、
確かにEU経済圏が崩壊していくのではないかなどと、
だいたいこういう不安な時は不安が不安を助長して、
さも世の終わりかのように取り上げられてしまい、
私もついついその不安に踊らされてしまいそうになりますが、
やはり冷静に考えるべきなのだと思います。
また、そもそもマクロ経済なんて専門家ですら予測は難しいものと
理解をしていますから、
私がとやかく言ったところで何も実のある考察は出来ません。
確かにEU離脱が波及してEU経済圏が崩壊し、
それによって、欧州全体の経済がシュリンクしたり、
更にその結果、例えばよく取り上げられるドイツ銀行の信用問題など、
言い始めると不安な材料などいくらでも出てくるわけです。
しかし、では2年かけて今後英国の離脱に向けた調整がなされていくわけですが、
誰もハードランディングさせるとも思えず、
ソフトランディングさせるでしょうし、
ドイツ銀行に新たな懸念が直ちに生じるわけでもないと考えています。
そもそも英国は通貨も独自通貨でしたし、
様々な面で完全にEUと一体化していたわけではないようです。
今回離脱というショッキングな結果を受けて、
何もかもが変わってしまうと感じてしまいますが、
何が変わるのか、そしてその変化が、
日本経済にどれだけの影響があるのか、
またその結果、保有株にどう影響するのか、
こういうことを冷静に考えていく必要があると考えています。
確かにマクロ経済の視点から、個別企業の業績など予測することなど、
まず私には手に負えない位、難解です。
しかし例えば、丸和運輸機関のネットスーパー向けの低温物流が
無策になるのかといえばそうではないと思います。
感覚的に大変なことが起こりそうと報道がなされ、
周りが煽られている時こそ、冷静に本当にそうなのか?
という視点が必要だと思います。
今日は欧州市場、米国市場と大暴落でしょうから、
それを受けた週明けの日本市場もまだ荒れると思います。
ですが、そういう動きに対して感情的にならず、
現金比率やベアETF比率の目安を意識して、
あとは目標株価までのGAPを見て、個別を慎重に買っていくという、
今までのスタイルを崩さずにいきたいと思います。
これが、リーマン級の恐慌となれば、
私は数年来冬眠をすることもあるかもしれませんが、
それはそれで失敗をして学ぶしかないと理解しています。
3.ポートフォリオ
先週は新規銘柄を組み入れてPF構成に変化がありましたが、
今週は新規銘柄の組み入れこそありませんでしたが、
広く買い増しを行っております。
この暴落で買いが早すぎると思われるかもしれませんが、
私もそう思っています(笑)。
こういう時には少し様子見を決め込んで、
来週以降、落ち着いた時にゆっくり買っていくのがよいでしょう。
しかし、私は元々、現金とベアETFの構成比率をPFのPER水準や、
東証1部PER水準を元に目安を持っており、
現金がやや厚い状況だったこともあり、
暴落を前に買いの指値を取り下げずに約定していった結果です。
感覚的には待った方がよいし、
もう少し現金を厚くしておいた方がよいと強く感じていますが、
しかし、そういう感覚的なものにあまり依存しないと決めていますので、
目安に向けて早いとは思いつつ買いを入れています。
なお、今日の買いを受けても、まだ現金は厚い状況です。
<目安の比率>
※PFのPER11.3倍/ 東証1部PER13.5倍
現金:8%
ベアETF:3~9%
<実態の比率>
現金:15%
ベアETF:8%
ですから、来週以降まだ買う予定です。


サンセイランディックとソーシャルワイヤーの下落が大きいですね。
ただ、これもあまり根拠はないように思います。
まぁもしかすると、目先、悪材料でも控えているのかもしれませんが、
そんなことを気にかけていたら、何も保有出来ませんからね。
ソーシャルワイヤーは確かに世界経済が不確実性が高まると、
事業には一定の影響はあるかもしれません。
下がって欲しいエムケイシステムは下がらず、
PF上位でもうお腹いっぱいの銘柄が良く下がるわけですね。
しかも日本管理センターやサンセイランディックは、
6月が権利付きなので火曜日の落ち日に更に下がるのでしょうか。

上記表の詳細版は以下です。
※詳細版の保有銘柄一覧です。

念のため、ポートフォリオの構成をテキストでも残しておきます。
3276 日本管理センター
3277 サンセイランディック
3844 コムチュア
9090 丸和運輸機関
3929 ソーシャルワイヤー
2475 WDB
7164 全国保証
2686 ジーフット
2384 SBSHD
2152 幼児活動研究会
3230 スターマイカ
3179 シュッピン
9414 日本BS放送
9467 アルファポリス
3682 エンカレッジテクノロジ
1384 ホクリヨウ
3910 エムケイシステム
4245 ダイキアクシス
2764 ひらまつ
※評価額順に記載しています
1360 日経平均ベア2倍ETF
4.資産状況
資産は大幅に減少し、年初来でぎりぎりプラスの位置となっています。
ただ、ポートフォリオ全体のPERは年初で15.0倍だったものが、
今日時点で11.3倍まで低下しています。
私はそれなりに成長株にも投資しているという認識がありますので、
PER11倍程度というのはだいぶ割安な状況だと理解しています。
もちろん、今の景況感の悪化により、
そもそも利益が落ちればPERも減るわけなので、
その点は油断は出来ませんがね。
それから、マザーズがついにPFより下に落ち込みました。
優劣を言いたいわけではなく、マザーズがここまでボラティリティが高いということ、
ここをよく認識しておきたいと思っています。
間もなく、マザーズの先物が取り扱われますが、
まぁ最悪な状況でスタートすることになりそうですね。
ただ、これはある意味ではチャンスなのかもしれませんが。


5.さいごに
さて、市場は大変に荒れていますが、
私の周りの生活は何ら変わりません。
明日も子供と図書館に行って本を探し、
子供の洋服につけるワッペンを買いに行く約束をしています。
週末なので、少しおいしいお刺身でも買ってくるかもしれません。
この時期はかつおもおいしいですしね~
会社員としてのボーナスも支給されていますが、
この何日かで吹っ飛んでいますが、
それでも日常の生活は変わりません。
私にとっては余裕資金などありませんが、
ただ、日常の生活に支障を来さぬように、
今後も気に賭けながら、身の丈がどうかを意識していきたいと思います。
主力銘柄の一部について、
個別銘柄の銘柄分析シートをUPDATEしました
個別銘柄の一覧上からリンクをしています。
この銘柄分析シートでは、PER水準を付けたチャートを作成しています。
少し前にツイッターでも流行って以来、
私も作成してみています。(まだ活用出来ていませんが)
予想PERとその時点の予想EPSを元にして株価水準を出しており、
実際の株価上にプロットして近似線を引いてみました。
原則は、PERは中央値(=概ね私の評価PER)として、
上下に20%又は30%程度のスプレッドを持たせています。
(一部例外もあります)
ここでは、自分向けの整理も含めてこのチャートを貼付しておきます。
◆日本管理センター

→これを改めて見ると、昨年の夏の高騰時はやはりもう少し利益確定を出しておくべきでした。
目標株価だけでぎちぎちに固めてしまうのもよくないなとよい反省になった事例だと認識しています。
◆サンセイランディック

→私はPER15倍程度は評価されてもよいと考えていますが、
市場は10倍程度が妥当と判断されているようにみえますね。
ただ、同社の場合、まだ規模も小さく収益にブレも大きいので、
あまりPERの評価は参考にならないかもしれません。
◆コムチュア

→前述の日本管理センターの反省を活かすと、
上限域のPER20倍を大きく超えてきた時には、
目標株価に達していなくとも
利益確定をさせることも検討すべきだと考えています。
こちらは推移を見守りたいと思います。
◆丸和運輸機関

→2014年から2015年にかけて、
PERのレンジが一段上がった印象ですが、
だからといって、そこまで割高感がある印象もありません。
ただ、感覚的に、物流会社がPER20倍は私の中の評価PERでも
最大限の評価を反映したものなので、
少なくても目標株価の4000円を待たず、
目先、1年位で見ればレンジの上限を超えた3800円位がいい所かもしれません。
そういえば、最近リリースされた証券会社の目標株価もこの位でしたね。
◆ソーシャルワイヤー

→まだ期間が短いので傾きはあまり意味のあることではありません。
今回新規組み入れはPER15倍の下限まで待ってもよかったのですが、
買えないリスクも考えて(エムケイシステムの反省も活かし)、
ある程度、勇気をもって買いました。
◆WDB

→さぁ、どこまで下がるのでしょうか(笑)。
人材派遣業ということで、目先不安&業績悪化のダブルパンチという可能性もあり、
やはり市場からは見放されますかね。
◆SBSHD

→ここもどこまで下げるのでしょうか(笑)。
インド子会社の件で年末年始にかけて暴落したわけですが、
その騒動も収まっているわけですが、
なかなか回復して来ないですね。
こちらも目先の景況感やインバウンドの落ち込み懸念など、
色々ややこしいのかもしれませんね。
こういうものを作っているとなかなか面白いわけですが、
作ったことで、何かをやった感が得られますが、
実はそういう達成感は独りよがりのこともありますからね。
少なくても今のようなやり方は効率的ではないと思いますしね。
1.年初来パフォーマンス ※ ( )内は週間パフォーマンス
まるのんPF : +5.6% (▲6.0%)
TOPIX : ▲19.2% (▲5.2%)
日経平均 : ▲18.0% (▲5.3%)
東証2部 : ▲12.4% (▲5.0%)
JASDAQ : ▲ 8.8% (▲5.5%)
マザーズ : + 7.1% (▲24.3%)!
2.全体所感
先週、ここに年初来マイナス転落も覚悟していると記載しましたが、
まさにそこに向かって一直線といった1週間となりました。
来週も同じ位下がれば、その覚悟も現実のものとなります。
(ってどんな前提なんだかわけがわからないわけですが)
果たして私のメンタルは耐えられるのでしょうか・・・。
というか耐えるしかないわけですがね(笑)。
為替の動向、国内政局、英国のEU離脱問題、
またFOMCや日銀の対応などとにかく様々な要素を取り上げて、
この下落の解説がなされていたように思いますが、
そんな解説は私にとって何の役にも立ちません。
確かに為替は多くの大手企業の業績予想前提である
110円/ドルより大きく円高進行となっております。
ですから、日経平均EPSは今後、より下がる方向になるかもしれません。
もちろん、今の一時的な断面だけを見て、
そんな議論を鵜のみにして極度に不安視する必要もないわけですが、
今の日経平均PERは13倍割れ寸前だから割安だと
安易に判断するのは危険だと感じています。
ただ、そんなことより大事なことは、
今の為替や政局など様々な要因として取り上げられている事象が、
自分の保有株のEPSにどの程度影響を与えるのかだと考えています。
もちろん経済は全体を巡るわけですから、
完全に日経平均採用銘柄と切り離せるわけではありませんが、
その拠り所のない不安を過度に警戒する必要もないと考えています。
こういう全体相場が大きく調整する場面では、
それがなぜだろうと突き詰めても答えも出て来ませんので
あまり意味のある事とは思えません。
もちろん、そう考えて巡らすのは私もやってしまいますが、
元々不毛なことだと割り切っていると少しは楽になれると思います。
こういう場面で注視しておくべきなのは、
今のポートフォリオの構成が、こんな不安定な相場の中でも、
信じていられるかといういうことだと思います。
本当に自分のポートフォリオの銘柄がしっくりきていれば、
一旦逃げておこうかとか衝動的な発想を行動に移すことはないと思います。
この件は、私がいつも勉強させて頂いている、投資の先輩であるゆうゆーさんが
共感出来るツイートをして下さっています。
こういう相場の時に損を出してでも真っ先に手放したくなるのは、信念なく保有している銘柄だと言えるかもしれません。そういう銘柄が無いのなら、全て自信を持って保有している=良い投資ができている、ということだろうと思います。
— ゆうゆー (@yuyutoushi) 2016年6月14日
かくいう私はそういう銘柄、ありますよ(笑)ブログ外ですが。
私は今回下落が怖いな~とは思っていますが、
だからといって、安易に手放そうと思った銘柄はありませんでした。
アルファポリスだけは相対的に自信が低下していたので、
こういう機会に改めて見つめなおし、IRにも照会した結果、
ホールドを決めました。
もし売却するにしてもポートフォリオ構成をきちんと見つめて、
自分の中できちんと納得感を持って対処していきたいと思います。
全体相場の流れですが、全くわかりません(笑)。
まだまだ下がる気もしますし、そろそろ反転するのかもしれません。
なんともいい加減ですね。
英国のEU離脱問題と、民進党のあまりにも酷い公約を掲げた選挙など、
相変わらず不安なことばかりですが、
自分の保有銘柄への影響をきちんと精査しておきたいと思います。
3.ポートフォリオ
今週はポートフォリオが大きく動いています。
(動かしていますと書いた方が適切ですかね)
まず新規銘柄として2銘柄追加しています。
どこまで銘柄数増やすつもりだと突っ込まれそうですね。
見る人が見るとダメな典型例のようなものかもしれません(笑)。
それだけ、自信がないということですよ。
新規銘柄は、3929ソーシャルワイヤーと3682エンカレッジテクノロジーです。
いずれも監視銘柄として、具体的にエントリしていたものでした。
エンカレッジテクノロジーは1年以上前にエントリし損ねて、
その後の高騰を指を咥えて傍観し、
ようやく縁あって組入れることが出来ました。
ソーシャルワイヤーは直近IPO関連で目を引いたので
組み入れてみました。
同社は銘柄分析シートは作成済でUPしていますが(→こちらのリスト参照)、
分析記事はまだ書けていません。
そして、相場のボラティリティが大きかったこともあり、
基本的に前日に指値を段階的に置いていじらずに放置したこともあり、
見事に串刺しになりしかも串焼き丸焦げ状態になっています。
ソーシャルワイヤーはもう少しゆっくり買ってもよかったかなと思わなくもないですが、
一応合理的に指値を置いたつもりなので、よしと納得しています。
また既存銘柄を広く買い増しをしています。
買い増しは、日本管理センター、サンセイランディックの主力を更に買い増した他、
目標株価までの上値ギャップなどをみて、
WDB、幼児活動研究会をPF下位から中上位へ上げています。
ホクリヨウは増資の影響もあり少し指値を相当下に置いておいたので約定せず、
(というか無理に買い向わなくても鶏卵相場も軟調そうでまだ買い場がありそう)
エムケイシステムはもう一段下落が欲しいといった感じでした。
この他、コラボスなどいくつか新規にも買いを入れていましたが、
こちらはまだ無理をしたくなく保守的に注文したので、
今週は結局様子見となりました。
まだ、この期間で目安比率を定めていることもあり、
ベア比率を落とす必要があるので、インバースETFを段階的に売却しています。
こちらはあまり考えず、粛々と目安比率の中央値に概ねなるようにコントロールしています。


以下が銘柄一覧の概要部分です。
下落を示す青色真っ青です。
そんな中、かろうじて週間で1円高のスターマイカが輝いています(笑)。
昨日上方修正が開示されていますので、その影響でしょうか。
たった1円、されど1円ですね。
残りの銘柄はもう語るのも嫌になる位、残酷な状況です。

上記表の詳細版は以下です。
※詳細版の保有銘柄一覧です。

なお、直近で記憶に新しい暴落を記録した2月12日の週間パフォーマンスを示した
銘柄一覧を再掲しておきます。
◆2016年2月12日週の銘柄一覧

まぁどちらが深刻かはあまり論じても意味がありませんが、
2月12日の時は確かにPF下位が醜いですが、
PF主力の日本管理センターが希望の星として逆行高しており、
少し希望もありましたね。
今回は、希望はありません。
強いていえば、スターマイカの1円高ですからね(笑)。
まぁこんなことをうじうじ論じても意味がありませんね。
ネタだと思ってくださいませ。
念のため、ポートフォリオの構成をテキストでも残しておきます。
3276 日本管理センター
3277 サンセイランディック
3844 コムチュア
9090 丸和運輸機関
2475 WDB
3929 ソーシャルワイヤー NEW!
2686 ジーフット
2384 SBSHD
7164 全国保証
3230 スターマイカ
2152 幼児活動研究会
3179 シュッピン
9414 日本BS放送
9467 アルファポリス
3682 エンカレッジテクノロジ NEW!
1384 ホクリヨウ
3910 エムケイシステム
4245 ダイキアクシス
2764 ひらまつ
※評価額順に記載しています
1360 日経平均ベア2倍ETF
4.資産状況
先週は目標の年利回りの15%も少し視野に入りつつ、
そこへ到達は難しいという見解を示していましたが、
まぁここまで短期で半減するとは正直思っていませんでした。
グラフのマイナス傾きが大きいですね。
ちなみに2月12日の週間マイナスは▲7.6%ですから、
今週の▲6.0%はそれよりはマシということですが、
まぁ似たようなもんですね~酷い下げですが、
投資の道の百戦錬磨の方のツイートなどを拝見していると、
相変わらず、こんな下落は序の口ということですから、
私にはまだ「覚悟」が不足しているのでしょうね。
そしてマザーズのこの急落にはやはり言及しておかないわけにはいきません。
2月12日のマザーズの週間騰落は▲13.9%でした。
今週は▲24.3%ですので今回の方がきついようですね。
まぁあれだけバイオで盛り上がっていたので、仕方のないことですかね。


資産残高も大きく減りました。
とはいえ、ちょうど、4月8日の頃と同じです。
となると、まぁ2ヶ月位時間が巻き戻ったということになります。
別に私のPFだけが被弾しているわけではなく、
TOPIXも4月8日時点で▲16.8%でしたから、
現状の▲19.2%なので、更に下落がきついことになります。
まぁだからなんだということなわけですがね。
さて、ここで今回はかなり荒れたという認識をしていますので、
(こんなの荒れたうちに入らないという見解の方もおられるでしょうが)
簡単に銘柄の所感を改めて整理しておきます。
(買い煽りでも売り煽りでもありません)
◆3276 日本管理センター
管理戸数の増加が弱いということもあってか、
ここまで下がるのかという程、下落していると感じています。
1Qの決算では勝手に上方修正期待していましたが、
今度は勝手に未達懸念でしょうか。
私は上方修正も未達もなく想定通りの着地だと思っていますが、
私は保守的に会社予想より若干未達(EPS70.4)を想定しています。
これは単純に前期20%成長と見ているからです。
私の想定EPSから見れば、PER20倍を割り込んでいます。
私はこの水準は安いと感じています。
◆3277 サンセイランディック
低PERなら下落は限定的というのは幻想ですね。
しっかり下落していますからね。
少なくても会社は15%程度の成長の継続を表明しているわけですが、
PERは8倍割れです。
目標株価までの上昇余地は144%です。
こちらも安いと感じますが、同社は収益計上がやや不安定なので、
その点は割り引いてみておきたいですが、それでも安くなったなと思います。
◆3844 コムチュア
こちらもがっつり下がっていますが、
これまでの上昇が強かったので、
特に今回の下落で割安になったという認識がありません。
目標株価に近づいていたので、利益確定を出来ていないのが残念ですが、
まぁ仕方ありませんね。
◆9090 丸和運輸機関
こちらもコムチュアと同様です。
直近で高値を取っていたので、この程度下落しても、
特に割安になった印象もありません。
コムチュア同様、上値余地は30%台ですね~
◆2475 WDB
だいぶ比率が上がりました。目標株価までの上値余地から見ると、
妥当な対応だと認識しています。
こちらもPER10倍割れですね。
ただ、海外投資を今期仕向けているので、
利益水準もやや不安定になる可能性もあり、
あまりPER面からの評価は意味がないかもしれません。
◆3929 ソーシャルワイヤー
今回新規組み入れして、直ぐに比率が上がりました。
というか結果的に上がったといった方がいいかもしれません。
3段階に置いていた指値がみるみる刺さっていきましたからね。
いつもなら、指値をキャンセルしてしまうのですが、
今回は事前の決断を敢えて貫くために動かずにいました。
いきなり含み損ですが、それでも納得しています。
◆2686 ジーフット
優待パワーなのか、もはや売りたい人がいないのか、
何の期待もないのか、まぁ良くも悪くも放置されているのですね(笑)
少しポジションを減らしてもいいかなと撤退方向も考えているのですが、
店舗変革、商品改革など色々変化の兆しもあります。
今日ももう何度目かという機構改革のリリースがあります。
◆2384 SBSHD
施設流動化の一過性収益の計上や、
原油高などのネガティブ要因もありますから、仕方ないのですかね。
こちらもPER6倍台で割安に感じています(目標までの余地87.8%)が、
不況耐性や成長力、財務安定性の観点から、
この位の比率が妥当と認識しています。
◆7164 全国保証
こちらはあまり下げていませんね。
今日、株主総会に行って、問題なしと判断出来たので、
今後も継続保有です。
別途、総会レポートを書くかもしれません。
(割愛するかもしれません(笑))
◆3230 スターマイカ
上方修正が出ていますが、通期は2Q決算時ということで、
ここの決算精査記事で改めて言及したいと思います。
◆2152 幼児活動研究会
こちらもPER10倍割れですね。
特に業績面で心配なこともないわけですが、
株主施策が弱いので、もう少し考えて欲しいですね。
あとはM&A含めた成長戦略をもう少し具体化して欲しいですね。
◆3179 シュッピン
こちらも下がっていますが、
まぁこんなもんかなという印象。
月次は好調ですが、あとは決算で利益率をきちんと見たいと思います。
目標までの上値余地も53.4%とそこまで大きくもなく、
買い増しの妙味も相対的に低いと感じています。
◆9414 日本BS放送
騰がりもしませんが、下がりもしないのですね。
どんどんビックカメラ優待をもらい続け、
何か大きな家電でも買えるまで放置かな。
◆9467 アルファポリス
この記事のコメント欄で sunさんとやり取りさせて頂いた通り、
当面継続保有します。
それにしてもよく下げますね。
会社見解をある程度信じられれば、買ってもいいように思います。
◆3682 エンカレッジテクノロジー
1年越しの保有ですが、人材投資増が心配ですが、
私はIRにも電話した結果、一時的には減速もあるかもしれませんが、
長期的に見れば、同社にとってはよいことだと認識しました。
まだPERも低くもないので、人件費高騰理由に伸び悩むと、
買い場がまだありそうに感じています。
◆1384 ホクリヨウ
新株発行による希薄化通りに下落しています。
私は苦しい言い訳には聞こえましたが、
許容できると判断しています。
本州進出の本格化とM&Aなど案件を色々検討している雰囲気はあり、
そのための準備という見解を信じれば長期で見れば、
よい増資になるかもしれません。
1部昇格時、又は新事業リリース時にセットでやっていた方がよかったですが。
◆3910 エムケイシステム
あともう少し下落して欲しいですね。
何せ買い集める前に跳ねていたので、
格好のチャンスと捉えています。
◆4245 ダイキアクシス
戒めのための保有ということもあり特に見解はありません。
◆2764 ひらまつ
優待目的のため、見解なし。
但し、決算内容などを見てみると、普通に買ってもいいかもと思い始めている。
ただ、現金の問題もあるし、今から買い増すか少し考える。
本当はまったりと新四季報の印象などを記事に連ねていこうと思っていました。
四季報夏号は3月期決算銘柄の情報が更新され、
更に翌々期の見込みも開示されるので、
個人的にはとてもお気に入りの号なのです。
(もっともこの情報の信憑性は別物ですが)
ところが、私はメンタルが弱いので、
ここ2日で資産も急減して、気が気でないのが実態です。
(年初来マイナスも覚悟していたので、まだメンタルは平常ですが)
そんな市場の急落などどこ吹く風で、
粛々と四季報をまったりと読むような姿勢を堅持することが、
私の投資への向き合い方の理想です。
しかし、ここで右往左往して焦って冷静さを欠いてみたり、
衝動的に何かの銘柄に飛びつくとか
すぐにでもやってしまいそうになる自分に嫌悪感を抱きます。
理想の自分と現実のギャップにゲンナリするわけですが、
そこで悲劇のヒロインを演じていても何も進みません。
あの時にああしていればとか過去から今の自分の至らなさを並べても、
それは今の自分の解説にはなりますが、
将来を形成する建設的意義のある話ではありません。
私が陶酔しているアドラー心理学において大事にされているのも、
「では、これからどうするか」ということです。
資産を大きく減らしたという結果からみた原因分析に注力するのではなく、
今ある自分がどういう目的を持ち、今後どう進んでいくのか、
ここに注力をすべきだと捉えています。
とはいえ、私はメンタルが弱いわけですので、
気が気でない現実には目を向けず、
未来だけをみていくという理想通りにはいきません。
では、どうするかということですが、
その一歩は「現実を早く把握する事」だと思っています。
私が日々の騰落を気にしないと言いつつも、
基本的に毎日騰落を記録してチェックし続けているのも、
「過去から現在までの把握のため」ではなく、
「では、明日どうするか」ということを判断する上で、
自分の気持ちを落ち着かせることを主目的としています。
日々の騰落を気にしないようにすると言われても、
気になりますよね。
今日の騰落どうこうより、未来に成長している銘柄を発掘することに注力し、
それだけに専念していればよいという自分なりの理想は理解をしていますが、
その理想通りに行動出来ないのも弱い自分がいるからと諦めています。
ですから、気になるならきちんとそれに目を向ければよいと思うのです。
あぁ、今日は随分減ったよな~2%マイナスいや3%マイナスと
頭の中で暗算してみて頭の中が負のスパイラルになるわけですが、
いざ計算して、今日はマイナス2.3%でしたと
はっきりと定量的に把握することで、案外冷静になれるものだと思います。
(それは規模に依るのかもしれませんが)
そして私には個別銘柄に対する所感を目標株価という定量化したデータや、
ポートフォリオの比率をガイダンスする目安比率を設定しています。
もちろん目標株価や目安比率は非完全なものですが、
しかし、現状を数値でズバっと認知し、
今の水準から目標株価と目安比率によるガイダンスが揃えば、
少なくても自分なりに納得性のある明日どうするかの示唆を与えてくれます。
それを元に最終的に、具体的にどう明日行動するかは、
自分が選択をするわけです。
「では、明日どうするか」を判断する上で、
過去や現実には早く目を向けて認知することがその第一歩だと思います。
さて、こんなことを考えながら
保有銘柄の所感等も整理しておきます。
◆3276 日本管理センター
5月月次(管理戸数)が弱く、地合いも手伝い大幅安。
管理戸数の動向は大きな問題とは捉えていない上に、
リソースシフトが要因と認識しており、
構造的な問題はないと判断している。
そのリソースシフト側の新たな事業に期待を寄せている。
PER20倍割れから買い下がりを始めようと思い、
今日は第一弾の指値が約定。
◆3277 サンセイランディック
特段の理由なく下落。
既にPER評価も低く、かつ業績面でも特段問題なし。
仕入の問題は注視必要なものの、こちらも買い増し。
◆9090 丸和運輸機関
特段の理由なく下落。
直近で証券会社の目標株価の上方修正のために
堅調だった分もあって下落が強い。
特にファンダメンタルズの見通しに変調はない。
目標株価までのギャップも小さくこのまま放置
◆3844 コムチュア
特段の理由なく下落。
先週の謎の強さもあって、
この地合いだと利益確定が出るのもやむなし。
特にファンダメンタルズの見通しに変調はない。
目標株価までのギャップも小さくこのまま放置
◆2384 SBSHD
特段の理由なく下落。
先週までIPO関連で材料があったせいか、
強かった分の反動も出ているのかなという印象。
今期予想PERは6倍台へ。
ただ先行きの景況感の影響なども警戒する必要もあることと、
今期予想は資産売却の一過性もあり実態はもう少し高いPERということ、
また現状でそれなりの保有比率になっている点から、
目標株価までの上値余地はそこそこあるものの、様子見スタンス。
◆2686 ジーフット
相対的に保有銘柄の中では下落限定的。
やはり優待パワーは絶大?
ただ、成長性を含めて銘柄への自信は小さくなっているのも事実で、
一部売却してから暫く様子見をしていたものの、
更に縮小に向けて検討中。
◆7164 全国保証
こちらも優待パワーか?、下落は相対的には小さい。
特にファンダメンタルズの見通しに変調はない。
目標株価までの上昇余地等を考えても買い増してもよいかな。
ただ、単元の金額が大きいので、一気に比率が上がってしまうのが難点。
◆3230 スターマイカ
特段の理由なく下落。
こちらは優待パワーも虚しくそれなりに被弾。
目標株価までの上昇余地も踏まえて買い増し候補。
但し、現金比率や他銘柄への投入状況も踏まえて慎重に。
◆3179 シュッピン
先週の月次を受けての反落ということを考えれば、
妥当な調整かなという印象。
ただ、収益性など注視すべき点がまだはっきりしていないこともあり、
今の低位で継続。
◆9467 アルファポリス
諸々芳しくない状況を踏まえて随分下落。
半分しょうがないという気持ちと、
半分はそろそろいい頃合いではないの?という複雑な心境です。
中計の修正を待っているので、それまでは何もしない予定。
下期のゲーム事業の成否が判断つきにくいという点で、
無用なリスクを敢えて取らなくてもいいかなという印象。
◆9414 日本BS放送
これまであまり騰がっていない分、下落も限定的。
というかそれでも2%程度下げているのかー。
ここも今のまま放置の予定。
◆1384 ホクリヨウ
新株発行による希薄化でほぼその分下落。
IR電話した印象では私の判断はニュートラル。
なんでいきなり資本政策変更した、
というか今の低金利でこんなことする!?のマイナス面と、
財務基盤をより強固にしておきたい、
その裏にはM&Aや本州本格進出で更なる中長期的な資金ニーズとの兼ね合いもあり、
判断したという納得できるようなできないような説明に加えて、
収益できちんと答えていくという前向きな姿勢、
まぁプラス面を全て評価出来ないし、
マイナス面を全て消し去ることも出来ないのでニュートラルです。
ただ、目標株価は結果的に変えていないので、
(希薄化前の上方修正を暫定的に織り込んでいない分と相殺)
相対的に上値余地は広がり、
ここから更に下がれば買戻しスタンス。
◆2152 幼児活動研究会
特段の理由なく下落。
目標株価までの上値余地も広がり、
買いが早いと認識しつつも買い戻し。
株主還元などに積極的になって欲しいんだよな~
◆2475 WDB
特段の理由なく下落。
四季報見てても地味過ぎるし日の当たらない銘柄。
海外展開に期待。
SBSHDの海外進出失敗を踏まえて、
あまり海外への固定資産などの投資を伴わない、
人的投資が中心であることも考慮して打診買いから
このタイミングで目標のPF中位まであげていく。
◆3910 エムケイシステム
もっともっと暴落して欲しい銘柄(笑)
まだまだ高いので、結局買えないかな。
気長に縁を待つ。(たぶん私のところへ来ないかな)
1.年初来パフォーマンス ※ ( )内は週間パフォーマンス
まるのんPF : +11.6% (+2.5%)
TOPIX : ▲14.0% (▲0.4%)
日経平均 : ▲12.8% (▲0.2%)
東証2部 : ▲ 7.4% (▲0.1%)
JASDAQ : ▲ 3.3% (+0.5%)
マザーズ : +31.4% (+3.1%)
2.全体所感
週の前半は上昇し、後半でその上昇分が調整してマザーズ以外は
微減という結果となっています。
為替や外部要因でどう動けばよいか迷っているといった具合でしょうか。
今後FOMCや日銀などのイベントが控えており、
月末には英国のEU離脱が決まるなど、
リスクが高い状況が続くと思われ、
なかなか動きづらいということかなと感じます。
もっとも、私にはそんな動向を予見できませんし、
そもそも予見出来たとしても、どう対応してよいかわかりません(笑)。
早速今、日経先物はまだ大きく下落しているようですが、
これも朝起きたらどうなっているかもわかりませんし、
結局指数の騰落に一喜一憂しても仕方ないことがよくわかります。
マザーズは相変わらず強いですが、
外国人もマザーズを買い越しているなんて言われますし、
そろそろ危ないとみんなが思っている間はまだまだ強いのかもしれませんね。
まるのんPFは後述しますが、個別に強い銘柄がありました。
しかし、これだけ分散させているので効果は限定的です。
ただ、それでも週間で2%を超える騰落となっているので、
個人的には十分な域と感じています。
今は10%前後で落ち着いていてくれていれば、
十分過ぎると思っていますし、
まだ年初来マイナスを本気で覚悟しています。
3.ポートフォリオ
PFの中下位で少し値動きで順番が変わっていますが、
全体のPF構成に大きな変化はありません。


今週は一部の銘柄で上昇が大きい銘柄がありました。
コムチュア、丸和運輸機関、シュッピンですね。

コムチュアははっきりいって上昇のきっかけはよくわかりません。
中計で言及のあったAIやIoTなどテーマ性が再評価されたとかなのでしょうか。
そもそも中計は私は想定通りですが、前回開示より下方修正していますけどね。
不可解な上昇ですね。19年3月期EPSを元に算出している目標株価までの上昇余地が、
20%を切っていますから、目標株価ぴったりまで引っ張るのか、
少し早目に半分利益確定を出すかちょっと悩ましいです。
概ね、目標株価まで持てば買値の2倍達成なので、
半分売りも合理的ですね。さて、どうするか・・・。
丸和運輸機関は、モルガンのレーティングで目標株価が3700円に上方修正されています。
私の19年3月期を想定した目標株価は4000円ですから、
これに肉薄するレポートです。
そもそもレーティングの目標株価は3年後まで見てないでしょうから、
もう少し短いスパンでこの株価を見ているとすると、
やはり強気だなとは思います。
ただ、こういうレーティングの目標株価ってあまりあてにならないですからね。
って、私の目標株価はもっとあてにならないわけですが・・・(笑)
あてになるかならないかより、自分が納得できるかできないかが重要です。
そのあてにならない自分の目標株価までの上値余地も、
まもなく20%をきってきます。さて、どうしましょうか。
シュッピンですが、こちらは月次が評価されたのでしょう。
EC売上高が引き続き30%超の伸長を見せています。
特に5月は全般小売りが弱い印象がありました。
高額中古品ではコメ兵も弱かったですしね
(コメ兵は単にインバウンドの問題かもしれませんが)
全体の売上が6%程度と1桁増と一見すると弱い印象ですが、
これはまだ前期の免税売上の反動がありますが、
過去にそんなことお構いなしに暴落したので、
また同じようになるかなと見ていましたが、
さすがに市場もそんなことは織り込んで冷静な対応となったようです。
むしろ、EC売上の好調さを評価しています。
ただ、私は逆に現時点でここまで高騰するのにも疑問を持っています。
やはりセールをどれだけ売って利益率を犠牲にしての結果なのかが、
まだなんともいえません。
これで1Qの利益率が前期のセール乱発から回復していれば、
安心してよいと思いますが、
まだそれがはっきりしない以上、この月次でここまで買われるのは、
違和感があるということで、どうせ来週には大きく調整すると思います。
ってホルダーなのに売り煽りみたいになっていますが、
別に煽るつもりもなければ、悲劇のヒロイン?になる気もありません。
ただ、所感として印象を書いていますし、単なる個人の戯言です。
今週の値動きは小さかったですが、
ホクリヨウが新株式売出のIRを出しています。
借入で賄う方法もあったと思いますし、
実際設備投資は借入と自己資金でやることになっていたので、
この数ヶ月でどういう「変化」があったのか、
ここは確認が必要だと感じています。
ホクリヨウの経営層は銀行出身も多く、
ファイナンスにはある程度知識はあるはずなので、
なぜこういう方針変化を意思決定したのか、
この表面的な決定事実だけで判断せずに
色々思考を巡らせたいと思います。
いずれにせよIRへ電話が必要かもしれません。
※詳細版の保有銘柄一覧です。

念のため、ポートフォリオの構成をテキストでも残しておきます。
(速報版につき、先週時点の情報のままです。)
3276 日本管理センター
3277 サンセイランディック
3844 コムチュア
9090 丸和運輸機関
2384 SBSHD
2686 ジーフット
7164 全国保証
3230 スターマイカ
3179 シュッピン
9467 アルファポリス
9414 日本BS放送
1384 ホクリヨウ
2152 幼児活動研究会
2475 WDB
3910 エムケイシステム
4245 ダイキアクシス
2764 ひらまつ
※評価額順に記載しています
1360 日経平均ベア2倍ETF
4.資産状況
資産は再び年初来+10%を超えました。
といっても今のポートフォリオだととてもここから大きく飛躍するとは思えません。
では改善すればいいのではと思わなくもないのですが、
残念ながら、今の私にはそこまでのスキルもリスクテイクのモチベーションも働いていません。
より自信を持てる銘柄にシフトしてパフォーマンスを追求するのが、
正統派と十分理解していますが、その勇気と決断ができない、
つまりスキルがないのです。
そういう時に無理をしてそうあるべきだけで行動せず、
自分が納得出来る対応が取れるまで待つ勇気も必要だと思いますので、
気長に行こうと思います。


先週、ここにランドセル探しの件を記入しましたが、
ツイッターやコメント欄で色々アドバイスを頂きました。
ありがとうございます。
そろそろ決めたいと思います。
鞄工房山本、土屋鞄、黒川鞄、大峡鞄、中村鞄、ガルソンが候補です。
買ってしまえば、それが一番よいということになるのですが、
決めるまでにはあれやこれやと色々悩みます。
銘柄探しでも選択過程では悩みますが、
どれかの銘柄に決めたとしても、
私なんて選択した後もそれ以外の銘柄にも目が行ってしまうわけで、
隣の芝生は青く見えてしまう現象はなんとかならないかなといつも思っています。
我が家ではランドセル探しが本格化して、
週末も様々な鞄工房のお店を歩き回ってきました。
子供の事となると単に安いものというだけでなく、
品質が良いもの、職人さんの想いが伝わってくるもの、
6年間を楽しく子供が使ってもらえそうなものと、
様々な観点があって、選ぶのも楽しいわけですが、
当の息子はあまり興味がないようで、
大人の方が本気になって探しているという滑稽な状況です。
ランドセル商戦はなかなか奥深いもので、
何かと付加価値をつけたり、
有名な子役などを使って宣伝広告を強化してみたり、
本当にそこまでの材料が必要なのかと思われるような材質をふんだんに使っていたり、
様々な部分で差別化をしており、それが価格転嫁されているわけで、
我々消費者にとっては、何を重視するのかが非常に悩ましい状況になっています。
私は基本的にはケチな性格なのですが、
自分が納得出来る部分について惜しまないでお金を使ってもいいと思っています。
この納得出来る部分というのがミソで、大きく自分の価値観に依拠しています。
まず、過度な広告宣伝や店舗運営における販売管理費が
価格転嫁されているものは私は敬遠する傾向にあります。
中には、○○シリーズというネームバリューがある方が、
ステータスや安心感などが違うとここに価値観を持つ方もおり
それは全く否定しませんが、私はなぜそのブランディングや管理費のごくごく一部とはいえ、
それを価格転嫁されているものには抵抗があります。
それより無名ながら品質やものつくりに拘っており、
その高い技術力に対する工賃が上乗せされているという意味で、
価格転嫁されているものであれば、喜んで支払いたいと考えています。
各ショップを回ってみると、
手渡されるカタログ、店舗形態、店頭スタッフの量など、
見てみると、それぞれのお店のスタンスがよくわかります。
見た目は地味でも確かな意思を感じて、
それが自分の価値観と合致するお店の商品は、
それだけでときめきを感じます。
投資家としての立場に立ってみても、
企業を見る際に、この企業はどういうスタンスで事業をしているのかを
よく見て、自分の価値観と合うことも大事な要素ではないかと思います。
もちろん、事業内容そのものが自分の趣味志向と合う合わないという、
短絡的なものではなく、その事業を営む上で大事にしているスタンスという意味です。
企業にはマインドがあって、
それは企業理念やら行動指針とやらで明文化されていたりもして、
これは理想形の標語のような抽象的なもので、
投資判断を下す際には私は流し読みをしてしまっているわけですが、
もう少し企業へ投資をするという際には、
その企業の理念やマインドが自分の価値観に合うかどうかというのも、
気に掛けるようにしたいなと感じました。
ビジネスモデルに優位性があるのかとか、
継続的に成長を続けていける環境が見据えられるかとか、
そもそも株価は適正な価格に比べて安いのかどうかとか、
当然ながら投資判断を下す上では欠かせない要素は手を抜けませんが、
そこばかりに目を向けるのではなく、
その企業がどういう企業なのかを俯瞰する視点というのも大事だと思います。
そういう俯瞰してみえてくる、
その企業のマインドは例えば「人」に対する姿勢にも表れてくると思います。
「人」を大事にしているといいながら、
ただ大量採用して使い捨てに近いようなことを平然とする企業もあれば、
徹底的に教育をする(不器用なのでそれが所以でなかなか利益が伸びないケースもありますが)企業もあります。
株式投資で儲けるためには、こういった抽象論の部分に目を向けていると、
銘柄選定の効率や勝率が下がるのかもしれませんが、
自分の価値観にフィットする企業へ投資していた方が、
気持ちも穏やかになるし、多少のことに一喜一憂せずに冷静にいられるのではないかと思います。
(別に穏やかで冷静さを保つために投資をしているわけではないのですが・・・)
ランドセルと同様、その時の流行廃りや周囲の評判に流されずに、
自分がいいなと思うものを素直に所有し、
そして末永く大事に保有する気持ちというのを大事にしていきたいなと思います。
それにしてもランドセル、どうしようかな。。。
文章を記載して本記事として最新化しました(6/5 21時)
1.年初来パフォーマンス ※ ( )内は週間パフォーマンス
まるのんPF : +9.1% (+0.3%)
TOPIX : ▲13.6% (▲0.8%)
日経平均 : ▲12.6% (▲1.0%)
東証2部 : ▲ 7.3% (+0.8%)
JASDAQ : ▲ 3.8% (+1.1%)
マザーズ : +28.3% (+5.2%)
2.全体所感
今週は後半になって相場全体が崩れて
週間ではややマイナスとなったようです。
私のPFは先週まで指数対比で弱含んでいたこともあり、
そこまで大きな下落にはなりませんでしたが、
元々今週は中小型株は堅調に推移した印象ですので、
結局、今週も私のPFは戻りが弱いということだったと理解しています。
ツイッターなどのSNSを見ていると、
良い銘柄をきちんと見極めて、
先見性と意思を持って投資をされている方が多く、
私も頑張らねばと思う一方で、
自分が出来る範囲で、出来ることをやればいいと考えています。
身の丈にあった運用を目指していきたいと考えています。
なお、先物が暴落している関係で、
いきなり明日からの週初は悲観から始まりそうですが、
私は出来るだけ冷静に事前にイメージを描いた通りに、
行動していこうと思います。
米国の雇用統計がサプライズだとか、
それを受けて利上げがどうなる、
日銀がどう出るとか予想など出来ないので、
そういう難しいことの予測にエネルギーは割かずに、
いきたいと思います。
(ただ単に私が無知で、エネルギーをどう割いてよいかわからないだけなのですが)
3.ポートフォリオ
ポートフォリオに大きな変化はありません。
ですので、特に特記すべきこともありませんが、
5%を超える比率の銘柄がたった4銘柄しかなく、
これで高いパフォーマンスを求めるのはナンセンスなんですよね。
本当はきちんと的を絞って、
ある程度リスクを取らないといけないわけですが、
再三自分にも言い聞かせていますが、
今年はこれでいいと許容しているので、
特に買える必要性には駆られていません。
もちろん、結果的に今後PFを整理していくこともあるかもしれませんが、
そうなるとしたら、また別の理由によるものだと思っています。


今週は幼児活動研究会とWDBを買い増ししています。
(タイミングは出来るだけリアルタイムにツイートしています)
いずれも地味な銘柄で、
なんで?という銘柄だと思いますし、
事実、私もあまり株価が騰がる気がしていません(笑)。
そんないい加減でいいのかということなのですが、
まぁいいでしょう。
幼児津活動研究会は、株主還元など株主側のことをもっと考えてくれたら、
と思うのですが、この会社にはその素養はないのかもしれません。
多くの方が、同銘柄に触れている印象を見聞きさせて頂くとそのように感じますが、
私は、IR担当の方とたった1回だけですが、メールでやり取りさせて頂いた印象では、
そこまで酷い対応ではなく、むしろ好感を持ったものでした。
WDBは人材確保が喫緊の課題で、
はっきりいって、今の人材獲得環境が非常にタイトな中、
また景況感の先行きが危ぶまれる中、
このような銘柄は避けるべきと心のどこかで思いつつも、
総合的に考えて、PFに組入れてみるチャレンジに踏み切りました。

※詳細版の保有銘柄一覧です。

念のため、ポートフォリオの構成をテキストでも残しておきます。
(速報版につき、先週時点の情報のままです。)
3276 日本管理センター
3277 サンセイランディック
3844 コムチュア
9090 丸和運輸機関
2384 SBSHD
2686 ジーフット
7164 全国保証
3230 スターマイカ
3179 シュッピン
9467 アルファポリス
1384 ホクリヨウ
9414 日本BS放送
2152 幼児活動研究会
2475 WDB
3910 エムケイシステム
4245 ダイキアクシス
2764 ひらまつ
※評価額順に記載しています
1360 日経平均ベア2倍ETF
4.資産状況
資産は年初来10%前後を往ったり来たりしていますが、
これは前々からここでも書いている通り、
私の実力と運からしてみたら、出来過ぎなのです。
通年を通して+15%という目標すらとても高いものと理解しているので、
この時点ではややスピード違反の感覚です。
もちろん、株価の動向は、緩やかに線型で上昇していくものではなく、
階段上にある時に一気にシフトアップしたりするので、
一概に今の水準が良いと判断してもいけないのかもしれませんが。


今週末は、金曜に家族サービスで終日お出掛けをして深夜帰宅、
土日はランドセル探しに奔走していて、
更新がだいぶ遅れた上、ろくな中身のない更新となり、申し訳ありません。
サンセイランディックの企業理念の中で、
「不断」というキーワードが出てきますが、
私はこの理念に共感するものがあります。
自分が投資に向き合う中でも、
念頭に置いておくべき大事な考えだと認識をしています。
「不断」とは、
「永久に存続するため、八分の力で邁進する」
という意味が込められています。
同社は不動産セクターに属していますが、
リーマンショックの頃に、
レバレッジ経営でイケイケドンドンだった会社が
軒並みノックダウンしていくのを見た創業者が、
不動産を扱うからこそ、
「不断」の精神を大事にしようと掲げられたそうです。
「八分の力」というところがミソだと思います。
「全力」ではないのです。
ともすると、全力でがんばれよ、と揶揄されるかもしれませんが、
事業運営をする立場からすれば、私はこの感覚でいいと思っています。
見方によっては、
「全力でない」という逃げ道を残すことで、
結果が思うように出なかった時にも、
自分自身への言い訳が出来るように守っているなんて言われるかもしれません。
自分自身を省みても、
例えば仕事において、何かの作業に当たる時に、
わざわざ、まぁ出来る範囲でやってみます、といった具合で、
自分で敷居を下げることにより、
その後の姑息な言い訳の余地を残そうと試みたりします。
これは個人が個人の体裁を保つために、
いやらしい人間の性が所以だと思います。
つまり、個人は周囲からの評価や承認欲求に溢れており、
その更に先には自分の周囲から見た際の尊厳(体裁)を守りたいと考える事で、
アイデンティティを堅持することに固執する行動を取る傾向にある。
最近私が夢中になっているアドラー心理学に学べば、
また違う境地でこういった感情に対して
楽に解釈する方法を受け入れられるかもしれません。
もちろん、企業であっても社会から評価を受け、承認されることが
重要な関心事ではあるわけです。
しかし、個人が個人の感情として感じるものより、
もう少しそのトーンは柔らかくなる、
つまり特定の個人の尊厳に直結的に結びつくようなものではなくなる分、
敢えて敷居を下げて逃げ道を用意することへの意識は薄まると考えます。
むしろ、あらゆるステークホルダーに全力で頑張っています、
とアピールした方が心象もよいので我が社は全力で事業に当たります
と宣言する会社が多数だと思います。
中には値下げ要請にもう出精値引です、限界ですという
パフォーマンスを演じる必要性があることもあるでしょうが。
いずれにせよ、企業は全力で事業に徹するというのが多数だと思います。
こんな中で、全力ではなく、八分の力でやるということを、
宣言することは多くの懸念も生みます。
株主へのアピールが欠如したり、社員へのモチベーションが低下するなどですね。
全力であたっても少し無理な位のノルマがあって
初めて燃えるという人も多いでしょうからね。(私は違います)
ただ、サンセイランディックはこのメッセージを短絡的に手を抜くとは捉えておらず、
いわば、八分の力でベストを尽くすということを実践していると感じています。
ベストを尽くすのはその時の全てを捧げて全力で頑張ることに近しいわけで、
一見矛盾をしているようにも思いますが、
「八分の力でベストを尽くす」が私の理想形だなというわけです。
私は駆け出しの投資家として、
常にベストを尽くすのは当然のことと理解しています。
こんなんでも日々ベストを尽くしているつもりです。
(まだまだ改善点は無数にありますが)
しかしベストを尽くすというのは、
自分の身丈ほど、もしくは背伸びをして対峙することではないわけです。
資金面でいえば、フルレバレッジをかける、
もしくは信用枠を安易に使うとか、
もしくは特定銘柄へ集中投下するとか、
そういう資金配分の対応ひとつとってみても、、
全力を尽くすことが、
知らぬ間にリターン至上主義にすり替わっていて、
それが故に気が付いたら身丈を超えるリスクを取っていたという事では、
それがベストなやり方であるわけがないのです。
アキュセラの問題もありますが、常に全力で前のめりになると、
ついつい知らぬうちに身丈に合わないリスクを取っていたということが、
特に私のような初心者には起こりがちです。
銘柄選定においても、より値動きが良い銘柄を
きめ細かく追いかけてその流れに乗るということも、
一見するとリターンを求めるためのベストを尽くす事かもしれません。
ツイッター等のSNSで優秀な投資家の方が、
まさに成果を挙げられている勢いのある銘柄を日々チェックして、
その流れに乗って、とにかくリターンを最大化しようと努めていると、
確かに勝率は上がるのかもしれません。
しかし、それが「不断」の精神で見た時に本当に相応しいのか。
その優秀な投資家がいなくなったら?もしくはそこで失敗をしたら?
常に全力で他投資家や騰がりそうな材料を探し求めることに躍起になり、
そこにベストを尽くすているつもりになっていても、
実はそれはいくら全力を注いでも自分のベストなやり方にはなりえないと思うのです。
私は今はまだ道半ばですが、
自立した投資家にならねばなりません。
そして受容出来るリスクも限られています。
その中で決して高望みし過ぎないリターンを求めていく必要があります。
(年率15%は十分私には高いハードルです)
末永く「不断」の精神で対峙していくためにも、
「全力」でなく「八分の力」がとてもマッチするのです。
資金も100%フルレバレッジを張るのではなく、
相場環境にもよりますが20%程度は現金として持っておくとか。
どんなに自信がある銘柄であっても、
そこに全力買いをするのではなく、
多少の機会損失は甘んじて受け入れて(20%の自信は捨てて)、
適度な比率で資金投下する(80%の気持ちで)とか。
私は現金比率やベア比率に目安ルールを設けていますが、
これも全力で死守するというようにせず、
多少の緩さ(80%の決め事)を許容していくとか、
全てにおいて肩の力を抜いてやっていくことが大事だと思います。