十分な教育資金と老後資金のために


1.パフォーマンス   ※ ( )内は月間パフォーマンス

            年初来パフォーマンス  (月間パフォーマンス)
 まるのんPF : ▲0.3%   (+2.5%)
 TOPIX    : ▲16.1%   (▲8.7%)
 日経平均   : ▲15.8%   (▲7.8%)
 東証2部   : ▲10.9%   (▲5.6%)
 JASDAQ  : ▲11.4%   (▲5.1%)
 マザーズ   : ▲5.5%   (+0.8%)


2.全体所感
年初から波乱相場が続いていますが、
この2月についても特に大型主力銘柄を中心に軟調に推移したようです。
また日銀の追加緩和の影響もあり、特に金融業などではネガティブに捉えられて、
時価総額の大きなメガバンクなども大きく時価総額が失われ、
月間でも日経平均で8%近い下落となっています。
これで2ヶ月で16%のマイナスとなり、これは少なくても私にとっては波乱相場です。
百戦錬磨の玄人であれば、こんなことはよくあることとやり過ごせるのかもしれませんが、
私には到底無理な芸当で、内心はびくびくしながらも、
出来るだけ冷静にマイルールに照らして対処するように心掛けています。
そのため、特に現金比率、ベア比率においては機械的に処理をしていることもあり、
少し機械的な感じの取引も増えていますが、
当面このボラティリティが高いうちは仕方ないと思っています。

景況感が不安定になってきて、
政局も色々変化があり選挙に向けて色々な政策的な動きも出てきそうです。
海外の外部要因は原油動向、中国や欧州の経済状況、
そして米国での大統領選へ向けた動きなど、
更に北朝鮮や中東の地政学的なリスクなど、
今後もとても不安定な動きになるものと認識しています。

ただ、だからといって私が為すべきことはいつも自分に言い聞かせている通り、
何ら変える必要もないし、変えるべきものではありません。
引き続き、自分で納得できることを大事にして取り組んでいきたいと思います。


3.銘柄に対する所感

10%を超える月間騰落の銘柄は以下の通りです。

 ◆上昇率上位
  3276 日本管理センター +33.6%
  1360 日経平均ベア2倍 +13.5%

 ◆下落率上位
  2749 JPHD        ▲16.8%
  9414 日本BS放送    ▲14.7%
  2139 中広         ▲12.9%
  2152 幼児活動研究会  ▲12.6%
  2686 ジーフット      ▲11.8%
  2384 SBSHD      ▲11.7%

 他の銘柄も含めた月間パフォーマンスは以下の表の通りです。

20160229_保有銘柄月間パフォーマンス


上昇が際立った日本管理センターですが、1月の騰落も比較的下落幅が少なかった割に、
今月の戻りはとても大きなものとなりました。
決算は未達懸念がありながらもぴったり計画通りの着地に加えて、
次期も今までのペースでの増益予想となっていて、
ある意味で社長も言うようにサプライズのない内容なのですが、
株価の方がだいぶサプライズのある動きになっています。
このため、暴落局面で少し拾った分も含めて調整して今月は少し売りました。

日経ベアについては特に触れないでおきます(笑)。

愉快は話は以上で、以下下落の上位たちです。

JPHD、幼児活動研究会はいずれも幼児教育の銘柄ですが、
決算は特に可もなく不可もなく、で双方の決算評価は「3」(想定通り)です。
幼児活動研究会は1月の下落がやや小さかった(といっても7%台の下落)なので、
こういう銘柄の戻りは弱いことも多く当面が仕方ないでしょう。

日本BS放送は戻りが弱いといいたくなるのですが、
実は1月の騰落は+8.8%ですからね。
トータルで考えれば年初来で6%程度の下落でしょうか。
こう考えれば指数に対しても妥当なところではないでしょうか。


中広も1月の下落は控え目でしたので、こちらもあまり気にしていません。
決算も評価は「3」です。特に大きく問題視はしていません。
評価は「3」でしたがやや「2」に近い内容なのですが、今のところは軽微な問題です。


ジーフットは元々PF上位でしたが、
2月に少しずつ売却をして中位まで下げました。
こちらは想定していた通りです。
強いて言えば優待権利取りの動きでもう少し高いところで売れて欲しかったですが。
ジーフットの成長力という点で、IRの方との意見交換や月次の状況、PB化率や、
都市型店舗の拡大、オムニのことなど、様々な面を考慮した時に、
少し成長が一服するのではないかなと思い、
主力に置いておくには気になるようになりました。
その上、目標株価までの上値GAPも小さくなっていましたから、
期待値が相対的に魅力低下してきていたので、
この対処は良い判断だったと思います。
少し判断が遅かったかなというのは否めませんが。


SBSHDは決算遅延の開示もあり、大きく不安がある中で、
元々1月もチャート的にも弱く、きっとこの後に悪材料が控えているのだろうと、
なんとなくきな臭い匂いがプンプンしていたわけですが、
私は敢えてそのまま決算を持ち越しました。
もちろん、今の比率で持ち越して被弾しての影響もきちんと精査していましたが、
まぁ案の定、悪材料が出てきたわけで、PTSで暴落です(笑)
IRにも即日照会して非常に真摯に対応して頂きました。
こちらは、改めて決算精査記事としてUPする予定です。
PTSで1枚だけナンピンをかましました(笑)。
こちらは今日の月次には反映していません。
きっとこのパフォーマンスも明日には毀損することになります。

このほかの銘柄で特記すべきは、サンセイランディックです。
騰落こそ平凡な上昇にとどまっていますが、
日本管理センターと同様に未達懸念が台頭する中で、
よく頑張りました。
そして次期の見込み、また中計の開示など私は非常に評価をしています。
同社の場合まだ四半期単位では不安定な業績推移があるでしょうから、
なかなか握力が試されますが、
基本的に上位で保有を継続していきたいと思います。
但し、今は既に比率も大きいのでそのウエイトには十分留意していこうと思います。



4.運用来パフォーマンスについて

20160229_運用来推移




2014年当初からの運用来パフォーマンスは
+48.7%となりました。
1月の下落分はほぼ取り戻したことになりますが、
これはたまたま良いニュースがいくつか続いただけのことです。
運がよかっただけです。
事実、明日にはSBSHDでやらかす予定なので、
こんなパフォーマンスに一喜一憂はしないようにします。



◆月初のポートフォリオ
20160129_PF内訳



◆月末のポートフォリオ
20160229_PF内訳



 今月の取引は以下の通りです。

 買 2152 幼児活動研究会 (買い増し)
 買 2384 SBSHD (買い越し(月中売買あり))
 買 3277 サンセイランディック (買い増し)
 買 1384 ホクリヨウ (買い増し)

 売 2686 ジーフット (一部売却)
 売 9090 丸和運輸機関 (一部売却)
 売 3179 シュッピン (一部売却)

 売買同数 3276 日本管理センター
 売買同数 1360 日経平均ベア2倍



詳細のPFの順位は以下の通りです。

********************


 1位 3276 日本管理センター(2) ↑
 2位 3277 サンセイランディック(3) ↑
 3位 9090 丸和運輸機関(1) ↓
 4位 9467 アルファポリス(5) ↑
 5位 2384 SBSHD(7) ↑
 6位 3844 コムチュア(8) ↑
 7位 2152 幼児活動研究会(11) ↑
 8位 2686 ジーフット(4) ↓
 9位 3179 シュッピン(6) ↓
10位 7164 全国保証(9) ↓
11位 3230 スターマイカ(10) ↑
12位 1384 ホクリヨウ(14) ↑
13位 9414 日本BS放送(12) ↓
14位 2139 中広(13) ↓
15位 4245 ダイキアクシス(15) →
16位 2764 ひらまつ(16) →
17位 2749 JPHD(17) → 
-   1360 日経ベア2倍ETF



なお、資産については以下の通りです。

20160229_資産残高推移表

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1.年初来パフォーマンス   ※ ( )内は週間パフォーマンス

 まるのんPF  : ▲0.3% (+3.5%)
 TOPIX    : ▲15.3%  (+1.3%)
 日経平均   : ▲14.9%  (+1.2%)
 東証2部    : ▲11.3% (+1.9%)
 JASDAQ   : ▲11.9% (+1.0%)
 マザーズ    : ▲6.8% (+3.8%)


2.全体所感
今週は日々のボラティリティこそ相変わらず大きかったですが、
週間で見てみると1%台の推移となっており、
そろそろ落ち着いて欲しいと思っている立場としては、
とりあえず一息といった週でした。

ただ、これもG20など外部動向の見極めを待っているとかも言われますし、
来週はまた波乱な相場がやってくるかもしれません。

なにせ、為替相場も不安定ですし、
他にも原油、イギリスのユーロ離脱問題、米国大統領選、中国経済、
東南アジアや北朝鮮などの地政学的リスクなど、
とにかく材料には事欠かない状況が続いていますから、
全体相場は引き続き、不安定に推移するものと認識しています。

こういった不安心理が台頭しているせいか、
今週は現金比率を向上させています。
これはポートフォリオPERが少し向上して割安感が相対的に減ったことによる、
比率調整ともいえますが、それでも投資方針に掲げている目安から見ると、
やや現金が多い状況です。
感覚的には引き続き、現金がまだ不足している気がしているのですが、
この不安心理とルールの厳格さとの間で悩ましい日々が続きそうです。

相場が波乱になれば、当然自分のPFだけが耐性があるなんてことはなく、
がっつりやられると思うのですが、
そういうことになっても耐えられるようにしておかないとなりません。
今は殖やすことを意識しつつも守ることを重視して安全運転に徹するべきなのでしょう。
特に私のような新興初心者投資家にとっては大事なことだと認識しています。


3.ポートフォリオ

※クリックすると画像が大きくなります。

20160226_PF内訳


20160226_セクター内訳


20160226_保有銘柄一覧



まず、増配、優待新設という材料が出たコムチュアですが、
とりあえず12%の上昇ということで市場は反応しました。
昨今の還元姿勢が評価される局面においては、
このような評価になるのは自然なことなのでしょう。
私は先週から繰り返していますが、いまだにしっくり来ていません。
次に会長にお会いした時にはきちんと質問したいと思います。

シュッピンはなぜこんなに高騰しているのかわかりません。
下方修正前の水準まで戻してきています。
下方修正なんて想定されていたはず、という持論通りに
株価はきちんと戻ってきてくれました。
もちろんこの想定有無なんて後付けの説明でしかありません。
なんでこんなに急に戻したのかはよくわかりませんが、
私は悩みに悩んだ上に、本日、一部売却をしています。
本来、下方修正を想定していたわけで、
その発表前の水準に戻ってきただけなので、
ここで売るのなら、修正開示前のどこかで、
このバリュエ―ションで売っていても良かったわけです。
下方修正の内容、幅も想定の下限側だったとはいえ、ほぼ想定通りです。
ですから、何ら動じることはないはずなのですが、
なぜか売っているのです。説明がつかないですよね。
でもこれでいいと悩んだ結果判断したので、後悔はないです。
例え売却後に更に高くなったからといって、僻みません(笑)。
シュッピンについては、目先の事でいえば、
2月月次は相応に悪いものとなっていると思います。
IRに照会した時にあまり芳しくなかったので。
ですので、それを見て、更にもうひと押しあるかもしれません。
そこで更に拾うということも少し意識しています。
もちろんそうならずに拾えなかったとしてもそれは諦めます。

日本管理センターについても週初にさすがにポジション調整のために、
一部売却を行っています。
が、こちらも結果的には早過ぎました。
だいたい自分が売れば騰がるのです、諦めるしかありません。
このポジション調整を経た上で保有比率が12%ですが、
PF1位にしては目標株価までのGAPが縮小傾向にあります。
これ以上更に騰がるようであれば、
更に売却を検討しなければなりませんが、
現状の同社への価値を諸々総合判断するとなかなか決断出来なそうですね。

サンセイランディックはとりあえず一服です。
先週の高騰を見ればよく耐えたとも思いますが、
一方でその前が下がり過ぎていただけとも取れるので、
私はまだまだ安いと感じています。
引き続き応援していきます。

アルファポリスは最近ゲームリリースも続いていて、
ランキング上位になったとか逐次IRメールが飛んできているので、
それを材料視しているのか、日中のボラティリティも大きくなっています。
今週は一時3000円台を回復していますからね。
ゲームのダウンロード数とかはまああまり収益には関係ないので、
課金比率と、書籍販売へのインパクトがどの程度出ているか、
これは結果を見てみないとなんともいえませんので、
過度な期待はせずとも期待して見守りたいと思います。

ジーフットは今週更にポジションを縮小させています。
優待権利取り前にもう少し戻るかなと思っていたのですが、
あまり戻らなかったのですが、それでも権利落ち前に軽くしました。
当然権利落ち前に騰がっていないのだから、
権利落ちなんて無風で通過という淡い期待を持っていましたが、
見事にがっつり下がりました。
他のイオン系列は既に権利落ち分は埋めているわけですが、
ジーフットだけ倍返し以上に喰らうという罰ゲーム状態です。
とりあえず上値余地もだいぶ縮小しましたし、
今期(16年2月期)は未達っぽいので、こういう動きも仕方ないかもしれません。
中長期目線でも自分の中でやや踊り場感が台頭してきており、
少し自信度が下がっていることを反映してポジションを落としました。

全国保証は3000円切ったところで欲しくてうずうずしていましたが、
みるみる株価は戻しています。
現状で買い増しをすると、PF上位まで来てしまうのですが、
銘柄の魅力度的にはよいのですが、目標株価までのGAPを見ると、
ちょっと上位まで持ってくるには躊躇してしまいます。
おとなしくしていろってことかもしれません。

日経ベアETFは今日少し買い増しをしています。
こちらは目安の調整もあり今の東証1部PERから見て、
少し比率を上げておきたいという思いからで予定通りです。

全体として相変わらず分散しすぎであることは十分認識しています。
これではリターンが抑制されてしまい、
銘柄チェックの費用対効果も落ちてしまいますが、
それも承知の上でこれを維持しています。
どこまでこのような異常状態を続けるかはまだ未定ですが、
当面はこのままかもしれません。



念のため、ポートフォリオの構成をテキストでも残しておきます。

 3276 日本管理センター
 3277 サンセイランディック
 9090 丸和運輸機関
 9467 アルファポリス
 2384 SBSHD
 3844 コムチュア
 2686 ジーフット
 2152 幼児活動研究会
 3179 シュッピン
 7164 全国保証
 3230 スターマイカ
 1384 ホクリヨウ
 9414 日本BS放送
 2139 中広
 4245 ダイキアクシス
 2764 ひらまつ
 2749 JPHD
 ※評価額順に記載しています

 1360 日経平均ベア2倍ETF



4.資産状況

※クリックすると画像が大きくなります。

20160226_パフォーマンス推移表


20160226_資産残高推移表


今週はシュッピンの謎の高騰とコムチュアに助けられ、
運に恵まれてPFは続伸しています。
日本管理センターもだいぶ危なっかしい水準までするすると騰がっていますが、
これらの偶発性の重なりでなんとか年初来トントンレベルまで回復しています。
実は今日の場中には一時年初来プラスへ浮上する局面もありましたが、
そんな一刻のことで喜んでいるのも未熟者ですね。

ポートフォリオPERは12.1倍と依然として割安な状況です。
年初では15.0倍でしたからね。
そんなにびくびくする状況ではないのですが、
今後の決算でEPSが大きく目減りすればこの水準も変わってしまう、
儚い指標ですからあまりこの数値だけで過信しないようにしないとなりません。

資産は年初来水準まで回復してきましたが、
年初の時の今年も年利15%頑張るぞ!という気力はもはや残っておらず、
なんとか微増で終われれば御の字というメンタルです(笑)。
これではいけませんね。
ただ、暴落局面でもそうでしたが、その目標に向けて慣れないことをして、
一発逆転を狙いにいったり、ルールを度外視してリスクを取りすぎてしまうことのないように、
よく留意しないといけません。
年初来トントンレベルまで戻したことは喜ばしいことではありますが、
きっと暴騰している銘柄の反落に近く見舞われるでしょうし、
この2ヶ月の遅れを取り戻そうとエンジンをふかし過ぎてオーバヒートを起こさぬよう、
あくまでマイペースを遵守していきたいと思います。

2月も残すところ、あと1日です。
2月の月間パフォーマンスは今のところ+2.6%です。
終わってみれば、対して動いていないのですが、
そんな一言では終われない位、色々なことがあった月でした。
1営業日早いですが、とにかく精神面では色々疲れながらも、
勉強になった1ヶ月でした。

週末はまた子供といっぱい公園で遊びたいと思います。
と同時にそろそろ四季報のことを考えねばなりません。
四季報オンラインでは既に先行配信が始まっているようですが、
私は有料会員ではないのですが、この際有料会員になって、
週末に少し見てみようかと悩んでいます。
そもそも有料会員になって先行配信見ても、
私の好みそうな中小型の銘柄なんて全く情報がないのなら意味ないなと思います。
使っている方、どうなんでしょうか?
日経225採用銘柄を中心とした大型株だけとなると、
私にはあまり価値がないのですが・・・。
(そもそも四季報の記事に価値があるかどうかは置いておいて)


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IR担当への照会は重要なことだと考えています。

開示内容や外部環境において不明なことや懸念がある場合、
私は出来るだけIR担当へ照会をするようにしています。
確かにIR担当の方にご負担をかけることになるので、
むやみやたらに照会を行うことは一定の遠慮をすべきかもしれませんが、
きちんと調べて自分の見解や聞きたいことのポイントを絞った上で、
照会することには前向きなスタンスです。

このIRへ照会を行うという行動には、
否定的な見方があることも理解しています。
IRへ照会しても開示事項以上のことは原則教えて頂けないものであるし、
仮に何かを教えて頂いたとしても、
インサイダーの可能性も含めて、ルールは遵守しなければなりません。
ですから、照会をしてもメリットは少ないですし、
開示されている事項のみから想像力を働かせて判断することこそ、
投資家としてあるべき姿だというご意見もあるでしょう。

一方で機関投資家の中でも私が注目している
ひふみ投信や鎌倉投信では会社訪問を重視しており、
いい会社を精査してそれを投資判断にも生かしている印象です。
IRだけでなくビジネスそのものとも密接に向き合って、
よりその会社のことを知った上で投資されている点で、
私はそこまでやれることを羨ましいなと感じています。
人と人とが触れ合ってその事業の魅力を深掘りして投資判断を下すということは、
私にとっての投資活動の理想でもあり、
本来はそこまでやりたいとも思いますが、
兼業投資家でかつ弱小個人ということもあり限界がありますので、
せめて自ら疑問に思うことや知りたいと思うことは、
IRへ照会することに積極的になろうというモチベーションとなっています。



IRへ照会する上で注意しているポイントがあります。


まず回答内容を鵜呑みにしないということです。
ある質問をしたとして、その回答が全てとばかりに受容しないということです。

単純な話として、利益率や売上想定から算出すると、
どう考えても計画未達になりそうだという懸念から、
そのリカバリ方策について具体的な施策内容や
それによる足元の効果について質問したとします。
その回答として、
「○○の状況で計画達成は問題なく達成したいと思います」
という回答を得たとして、そうか、IRがそういうなら大丈夫かと
ついつい考えてしまいがちなわけです。
(そんなお人よしはいないですかね)
ただ、そう言われたことで、
プラスのバイアスを無意識に抱いてしまう危険はあると思います。

そんな時にはその回答が合理的なのか客観視した時にもうなずけるものか、
更にいえば、それが必達目標なのか、堅いベース値なのか、
このあたりは会社の色やIR担当の個人の属性にも依ってくると考えます。

ですから、そういう回答を受けた時に、
ではその「○○の状況」を踏まえた上で想像力を働かせて、
改めて独自に利益率などの算出パラメーターを調整したりして、
ごりごりシミュレーションする必要があります。
そこで導き出された結果、やはり未達であれば、
未達を想定しておくべきなのです。
結局、IRからの回答というのは、
自分の考えているシナリオをその時点で最善を尽くして
チューニングするためのインプットでしかなく、
結論としてのアウトプットのための材料ではないのです。


私は自分の稚拙なシミュレーションを
少しでも向上させるために、
自分の中では色々なアンテナを張っていますが、
それをより補完するためにIR照会という行動を取っています。

これは私の大事にしている納得感にも繋がります。
ここまで確認をしていて、そしてその上で最善を尽くして
投資判断を下していたのであれば、
それが失敗してもまだ受け入れられると思うわけです。


次に注意をしたいのは、
自分だけが得られる情報などないということを意識することです。
IRに照会してここだけの話・・・と仮に何か情報を得られたとしても、
それは「ここだけの話」ではなく周知の事実として認識すべきだろうということです。
そもそも「ここだけの話」を期待して照会するのであれば、
それはルール外のことをしようとしていることを意味するので、
即刻、相場から退場すべきでしょう。

私が知りたかったり、確認をしようとしていることは、
「ここだけの話」を捻出することではなく、
現状や将来をどう会社が認識しているか、
それが自分のシナリオと比較して大きな乖離がないのか、
この辺りを注視するようにしています。

中長期視点での成長シナリオを自分なりに組み立てていくと、
いくつかの仮説や懸念や期待が折り重なるわけですが、
それを会社としてどう認識されているのかを聞くこと、
またそこにGAPがあった時にそれが自分の判断にとってネガティブなのか、
ポジティブなのか、そんなことを想像しながら分析を深めていくことは、
とても楽しいことです。


内容を鵜呑みにせず、
また自分だけが出し抜いて情報を得ようとするのではなく、
自分の投資判断を自分なりにアレンジするために、
会社としての展望や見解を聞いて、
それを中長期に活かしていくということ、
これこそがIR照会の醍醐味
だと思います。


もちろんこれは理想形なわけで、
実態は足元の状況が気になってしまって、
そういうつまらない質問をしてしまうことも多々あります。
これはこれでまだ自分が未熟なのだと割り切っていますが、
IRへの照会は何より自分の勉強にもなるので、
とてもよい機会と捉えています。

IRへ照会するとなると、短信を読む目も変わりますし、
より想像力を使って考えるようになりますし、
深く勉強しないとならないわけですからね。


今期で言えば、サンセイランディックなどではとてもよい経験が出来ています。
このブログやツイートでも共有していましたが、
恥ずかしながら四半期毎の業績の波に一喜一憂して、
足元の状況や懸念点などを率直にぶつけていましたが、丁寧にご対応頂きました。
このプロセスを経て、私は前期の計画達成をある程度信じていられましたし、
開示された中計の誠実さも前から認識していた通りの結果となっています。

日本管理センターについても、同じようにIR担当への照会が、
私の判断に相応に良い影響をもたらしてくれました。


ジーフットではIRフェアで対面でお話しさせて頂きましたが、
やはり私の感覚と同様、今期の業績達成が危ういということだけでなく、
翌期以降の成長継続にも少し懸念もあるような印象も残りました。
もちろん、全般的にはポジティブですし、
あまり過度な心配はしていませんが、対面でお話しすると見えてくる、
良い部分、課題な部分がよく整理されます。


当面の懸念であるSBSHDの暴落と決算遅延に絡んでは、
今日も改めてIRへ照会しています。
今の所、単に作業上の遅延だけであり、大きな懸念に発展する事態にはなっておらず、
私は今の水準のまま決算を迎えようとしていますが、
この決算持ち越しも失敗に終わるかもしれませんが、
ここまできちんと確認してベストを尽くしたのであれば、
そういう結果になってもやむ得ないと思います。


これまでもIR照会の結果は出来るだけ、
ブログやツイートを通して共有しておりますが、
今後もそのように対処していきたいと思います。

それによって、その内容をどう見るかで、
読者の方とも違った見解になった時に議論が出来ても勉強になるなと感じています。


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コムチュアから株主還元政策において材料が出ています。

配当予想の修正(増配)に関するお知らせ(PDF)

株主優待制度および四半期配当制度の導入に関するお知らせ(PDF)


・増配
・優待新設
・四半期単位の配当実施


開示の一覧を見て、私は???となりました。

直近の業績について、
3Q決算を踏まえて今期の計画達成がやっという状況で、
4Qはそれなりのハードルがあると認識しています。
ですから、業績の修正も伴わずの増配には少し戸惑いがあります。
(元々それなり配当性向も高かったですからね)

更に違和感といえば、優待新設です。
過去に何度もIRフェアに足を運び、
都度、向会長には優待新設の件は確認をしていました。
その際には、機関投資家などメリットを享受できないこともあり、
配当で報いたいという方針で、優待新設は全面否定されていました。
ですからこのタイミングでの新設には相応の驚きがあります。


一般的には増配+優待新設ですから好材料と受け取られますが、
私は必ずしも手放しで喜んでいる状況でもありません。


やはりなぜこのタイミングなのかということです。


ひとつの可能性として今期の計画未達、
もしくは次期以降での減速傾向を会社として認識し、
これに対する事前エクスキューズではないかということです。

但し、その場合、わざわざ事前に発表するのも場合によっては心象も悪くしますし、
出すなら悪材料と一緒、もしくは悪材料を出してからやるのが順当な気がするのです。
そもそもエクスキューズだというなら、もっと株主総会を意識した時期に対処するとも思われ、
このタイミングでエクスキューズ目的の開示をするのは可能性が低いと感じています。
(結果的に計画未達が残されていることに変わりはありませんが)
そもそもエクスキューズするなら、
他にも自社株買いで見かけ上のEPSを上げるなどの対処も取れたわけです。
増配はともかくこれまで理由があって否定していた優待にまで手を出したのか、
この点は気になっています。
そして仮に今期未達とか業績懸念が台頭しているとすると、
配当性向は更に高まるわけです。
今の計画ベースで見ても配当性向は優待込ですと50%を超えることになります。
配当性向100%超の会社もある中では別にそんなに異常なことではないともいえますが、
私には相当奇異にみえます。ですから現時点で未達が台頭しての、還元増も考えにくいと思います。


もうひとつの可能性として、内部留保を抱える必要性が薄まったことにより、
より還元姿勢を前面に出そうということになったのではないかという点です。
私は還元より内部留保させてそれを中長期的な成長に使ってもらった方が、
ありがたいと考えています。
配当として税金を引かれて入金された上で自分で運用することを考えるより、
期待して投資している会社がそれを投資に回して、
更なる成長に使ってもらった方が、効率的だと考えているためです。
クオカードは確かにもらえば嬉しいですが(笑)、
基本的にはそれよりは成長に回してほしいというのが私の感覚なのです。
ですから、こういう材料を目の当りにしてしまうと、
むしろ内部留保を抱えて成長投資をするに足る案件が減っている?
つまり成長余地が狭まっているのか?
とも読めなくないわけです。

するとこの増配、優待新設というのも少し景色が違って見えてきます。
今期はM&Aの話が社内で進捗していたようで、
私も会長とお話しさせて頂く中で、その難しさは感じていましたが、
それでもよい案件の話がまとまれば
更に同社の魅力も向上すると期待を寄せています。
しかし、直近で話を伺った時には、やはり色々壁が高いような、
向会長としては珍しく弱気な発言もあったので、
きっと当面はないのかななんて感じていたわけです。
そんな中で、より還元を鮮明にしたとなると、
益々資金を使っての成長へのシフトが
緩まっているのではないかと懸念が大きくなっても仕方ありません。


社内に内部留保をしていてもなかなかタイミング的にも有効活用出来ない、
それならば思い切って還元しよう!という発想は私は間違っていないし、
良い判断だと思うわけですが、
それが私の一番重視する成長力の慢性的な低下を招くような事態となっていると、
投資前提が崩れるので由々しき事態です。
ROEを高く維持するためには、
適正な成長と適正な還元の上に継続されるべきものと思いますが、
それが歪んだ還元政策の上に実現されているものだとしたら、
その高ROEの評価も少し厳しめにみないとならないかもしれません。


いずれにしてもこの還元政策が出てきたことを元に、
ファンダメンタルズがどうかなんて考えてみても何も浮かばないので、
立場はニュートラルにして決算を待ちたいと思います。


四半期配当というのはあおぞら銀行などで実施されていることを認識していますが、
あまり私は知り得ません。
配当などおまけだと感じているので、そのタイミングが半期だろうか四半期だろうか、
私には関係ないことですが、株価が動きやすいタイミングが増えることは、
少し憂鬱ではあります。


今回の材料は一般的に見ればポジティブなものだと思います。
しかし、私が感じているのは相応の違和感です。


なぜこのタイミングなのか、
なぜ業績が想定ライン上(と思われる中)で敢えてやるのか、
成長投資への内部留保とのバランスはどうするつもりなのか、
この辺りが少し不安に感じています。



好材料であっても不安になるなんて、
贅沢な悩みと指摘されてしまうかもしれませんが、
私はこの開示を見た時からずっとモヤモヤしています。

しかし優待はやらないという会長の発言には
だまされたなぁ~(笑)
せっかく新設したのにこんな言われようでは本望ではないと思いますが。


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1.年初来パフォーマンス   ※ ( )内は週間パフォーマンス

 まるのんPF : ▲ 3.8%  (+8.3%)
 TOPIX    : ▲16.5%  (+6.2%)
 日経平均   : ▲16.1%  (+5.3%)
 東証2部   : ▲13.2%  (+4.8%)
 JASDAQ  : ▲12.9%  (+4.0%)
 マザーズ   : ▲10.6%  (+14.1%)
 

2.全体所感
今週は、先週金曜日の総悲観の下げから一転して反発しました。
しかし、日々の動きを見るとだいぶボラティリティが高い状況が続いていて、
特に主力大型株は為替の動きなど外部要因で大きく振らされている印象です。
このボラティリティの波を好機と捉えて、
利益を積み上げている上手な方もおられるでしょうが、
私はこの週もあまり動いていません。
相場の先行きも正直、全くわかりません。
下にも行きそうな気もするし、上にもう少し回復していくような気もします。
相場の行方を知りたい方はきっとご覧になっているブログを間違っていると思います(笑)。

日経VIの指数は私も最近見るようになりました。
恐怖指数とも言われて心理状況を指数化していて、
不安が大きくなると上昇するわけですが、
現時点で36位なので依然高い状況にあるわけです。
つまり市況参加者の多くがまだ不安の中でどう振る舞うべきかに悩みがあり、
これがボラティリティの大きさに繋がっていると思われます。

最大の弱点はこの指数を見ても、
私が注視すべき保有銘柄のファンダメンタルズの先行き予想には
何も活かせないということです。
日経VIが乱高下したからといって、
保有株の業績が左右するなんてありません。
ですが市況全体がどういう状況かを客観的に見る上で、
完全無視ではなく、横目で見ておくくらいはいいかなと考えています。

確かに年初からの暴落局面で底をついた時には、
比較的総悲観に近い状態(日経VIが40超)あたりで反発してきてきます。
これも偶然かもしれませんが、
単に日経平均がいくらになっただけで、市況を把握するのではなく、
最近ベアETF比率の目安算出に使っている東証1部PERでバリューエーションを見たり、
日経VIで市況全体の雰囲気を定量的に見て見たりすることも悪くないかなと思っています。

その意味では日経平均はだいぶ下がったけど、
今週はそこそこ戻ったけれども、依然市況は不安定であると共に、
バリューエーションを見るとPERは15倍水準であり、
次期の成長見通しが下ブレしてきている中では、
決して割安にはみえないという印象です。

つまり割高ではないものの、次期のことも想定すると決して安いわけでもなく、
ボラティリティも大きそうなので、
ちょっとした外部要因でいくらでも上下に動きそうだなという所感です。
どちらかにいくかがわかれば儲けられるのですが
そんな邪念は捨てた方がいいのでしょうね。



3.ポートフォリオ

※クリックすると画像が大きくなります。

20160219_PF内訳



20160219_セクター内訳


20160219_保有銘柄一覧


主力の1位、2位がそれぞれ21%、31%の反発をしながらも、
マザーズ指数に負けているのは解せませんが、
それでも保有銘柄は今週よく戻してくれたと思います。
マザーズは特定の銘柄(そーせい等?)の寄与が大きかったのだと、
割り切ってみるようにしたいと思います。

全体を見渡すと、不動産セクターの保有比率が30%を超えていること、
そのうち日本管理センター、サンセイランディックのツートップが、
共に大幅上昇をしている中で各銘柄の保有比率が10%を超えています。

普通に考えればナンピン分だけでも少し軽くしておくべきだと思いますが、
もう少し悩みたいと思います。
現時点で現金比率は感覚では不足していますが、
今のPERバリュエ―ションの中にあっては
目安として定めている比率としては妥当ということになっています。
ですから、仮にナンピン分だけを軽くして、10%程度まで落としたとして、
これを他の銘柄に振り分けることになりますが、
では、積極的に入れたいと思う銘柄がないことも事実です。
(このツートップと比べてという意味です)

ただ、今はまだ誤差の範囲の範疇でありますが、
仮にここから更にPF内格差が広がった場合には、
当然対応を考えねばなりません。


さて、ボラティリティも大きいですから、
個別銘柄の所感も連ねていきます。(長くなりますが)


日本管理センターは好決算というより、
今までの通りのことを粛々とやっているだけなのですが、
息長く評価が続いているようです。
仮に決算好感といってもそれは1日か2日で終わりそうなのですが、
今回はまた違うパターンのようです。
武藤社長の動画を通しても特に今までの変調はありません。
強いていえば、TVCMについては経費大丈夫?というのは気になりました。
民泊についてはコストをかけないという前提の、
ポジショニングに特徴があり(日本人向けにする)これは面白く、
また武藤社長らしいなとも思いました。
以前は目標株価近辺まで一気に上昇して手前で垂れてしまいましたが、
今回はゆっくりと目標株価に近づき、
また期が進み目標株価も上昇してまたそれに時価が追い付いてくるということで、
時価総額1000億をゆっくりと達成してくれれば御の字です。


サンセイランディックは通期の達成というサプライズ
(私的にはサプライズではないのですが)に加えて、
増配、15%成長のコミットメントを含んだ中計開示ということで、
それはこの程度は上昇するよねという印象です。
もちろん、開示後は完全なる不信心理状況に支配されていて、
これでも下がるのかもと心配していました。
これで下がるなら更に買い増すつもりでしたが、
さすがにこれは叶わずに上昇していますが、
まだどうなるかわかりませんね。
どうしても四半期単位に見ると不安定ですから、
また1Qあたりで不安を抱かれると、
ぎゃふんと言わなければならないかもしれません。
ただ、私は今回の中計開示及びストックオプション発行は、
これまで口頭では長い目で見て欲しいということを説明されてきたことを、
IR上できちんとコミットしたことと等しく、
高く評価しています。
今の比率は私にはやはりチャレンジングな部分ではあるのですが、
本来主力というのであれば、この程度は普通なのでしょう。
引き続き、応援したいと思います。


丸和運輸機関は戻りが相対的に少し弱い印象もありますが、
次期への不安があるのでしょう。
インバウンドによるマツキヨ寄与だって不透明でしょうし、
原油価格などコスト面も今より更に良化も計画には織り込みずらいでしょう。
また記念配当が落ちることで、
配当利回りが下がることもその一派のことを考えると
株価にはネガティブかもしれません。
一方で丸和運輸機関は次期決算では中計を開示してくるはずです。
私は同社のCAGR(年間平均成長率)を8%程度と見ていますから、
その水準であればコミットメントとして満足ですが、
問題はその定性的な戦略が気になっています。
株主へ体育会系で報いる誠意ある会社だと認識しているので、
この中計にも期待したいと思います。
ただセンター新設など投資期にもなるでしょうから、
一次的な減益もあるかもしれません。
これにはびっくりしないようにしたいと思います。


ジーフットは当面踊り場になると認識しています。
単純な従来型の出店による底上げには限度があって、
都市型店舗や海外店舗を模索するわけですが、
IRとの会話の中でもはっきりとした道筋が見えない部分もあります。
PB化による利益向上もまだ少し余地はあると思いますが、
徐々に効果は希薄化していくはずなので、
今後の展開が楽しみではありますが、
少し注意が必要だと感じています。
優待権利取り前に株価が戻るところでもう少し軽くしておきたいのですが、
さて、どこまで下げようかと悩んでいます。
もしかしたら、このまま突っ込むことにもなるかもしれません。
とりあえず、今週少し減らしましたが。


アルファポリスですが、
今週は小説投稿用のスマホ向けアプリをリリースしていますが、
これは誰が使うんでしょうか(笑)
スマホの文字入力のしにくさの壁を越えてまで、
スマホで小説を書いて投稿したいという人がいるというのが、
自分の感覚では信じられないのですが、
まぁ自分の感覚だけで投資判断をしていたら、
ライトノベルもアニメも全く興味のない私はそもそも同社には投資していないはずなので、
あまり自分の価値観で照らさないようにしないといけません。
そして触れておかねばならないのは、リモンスターという人気作品の
ゲームがリリースについてです。
なにやらリリース日には人気ランキングの上位に入ったとか、
口コミを見るとバグがあるだの色々混沌としていますが、
行く末を見守りたいと思います。
とりあえず会社側がどの程度の売り上げを見込んでいるかわかりませんが、
その売上未達リスクはある程度は計画に織り込んでいるそうなので、
(これに加えてリリースに向けた原価計上もあり4Q単計は保守的になっている)
お楽しみということで。


SBSHDは一体どうしたのでしょうか。
先週の下落もピカイチでしたが戻りは鈍いという、
よくあるある系に陥っています。
PBR1倍割れはもうずいぶん前からその状態なのですが、
PERも6.2倍です。
私はCAGR12%成長を見込んでいますが、来期ではPER5.5倍です。
確かに今期は不動産売却益が乗っていますが、
過去の年度を見ても何度もこの不動産売却を乗せています。
というか、同社の場合、タイミングの問題もありますが、
何かしら不動産の流動化もビジネスモデルのひとつにしているので、
仮に四季報のいうように
次期計画にそれが織り込まれていなかったとしても、
私はそんなに大きな問題ではないと考えています。
ここで決算が悪いといって更に暴落して、
PER4倍、3倍と下がっていくのでしょうかね・・・。
物流大手企業のひとつとして残りたいという鎌田社長の願いとは裏腹に、
市場は残酷な評価を下すのかもしれませんが、
まぁそれもまた仕方のないことですね。
とりあえず優待でも新設すれば変わるのでしょうかね。
私は別に要りませんが・・・


シュッピンは下方修正を出して下げてから、
だいぶSNSなどでは非難もされていましたが、
ようやくその非難の声も薄れて(忘れられ)、
株価も落ち着いたのでしょうか。
今のPER20倍近辺というのはまあいいところなのかもしれません。
私は下方修正は織り込んでいると思っていましたが、
こういうGAPは常に付きまといますからね。
相互リンク先のすぽさんが速攻で買い向かっているのを見て、
やはりビジネスモデルをきちんと見て、
成長性と割安かどうかとう自分の指標をきちんと持っている方は、
判断のスピードが違うなと思いました。
私はなかなか今これ以上に買い増す勇気がないのですが、
別に同社への見立ては何も変えていません。
早く中計のインバウンドもげろって、
リスタートを切ってもらいたいものです。


全国保証は先週大きく下げていた割には、
私の中ではこれでも戻りが弱いと感じています。
どう考えても同社には今の金融政策は追い風にしか映りません。
何度かIR担当の方と今週やり取りさせて頂きましたが、
やはりその認識に相違はありません。
金融セクター全般が大きく売り込まれる中で、
銀行とは異なり運用リスクの低下が招く影響は、
極めて限定的ですし、むしろ金利政策は同社にとっては
需要増につながるわけで好機なはずです。
私は3000円割れで本当に注文画面まで行くくらい、
欲しかったです。
この時、現金比率のこれ以上の低下を許容できなかったので、
泣く泣く諦めました。


ホクリヨウはまさかのこのタイミングでの東証1部昇格発表となりました。
東証2部への新規上場後ちょうど1年ですが、
私はもう少し先だと思っていました。
またこれで保有銘柄の東証1部の比率があがります。
もう少し東証2部とかJASDAQ、マザーズを入れたいのですが。
一応、鶏卵相場は毎日チェックしていますが、
堅調に推移しています。
http://www.jz-tamago.co.jp/souba/quote
飼料価格は高止まりからやや低下ということですから、
同社にとっては追い風です。
元々鶏卵価格(売上)は2%の低下、
飼料価格(費用)は1%上昇を計画前提としていますが、
今の所鶏卵相場は前期比微増、飼料価格は前期比微減の様相なので、
ポジティブになっていると思います。
但し1Qの好調にはIRに照会した結果、たまたま雛の仕入がなかったことで、
原価が低くなった効果もあるということだったので、
2Qでの雛の仕入状況によっては1Q比で悪化したと
みられる可能性もあるかなとは思います。
その時に売り込まれていたら買い増しをと思っていましたが、
今回の東証1部指定替えで気配が反応していなかったので、
思わず1単元だけ優待用に買い増しをしてしまいました。
もちろん納得しての購入です。
決して優待に踊らされたわけではありません(笑)。


ダイキアクシスはこの決算&中計で上昇するというのは
ホルダーとしてあるまじき考えかもしれませんが、
イマイチしっくり来ていません(笑)。
従来は経常利益で15%成長を掲げていましたが、
今回の中計では手元で計算すると13%~14%程度の成長なのでしょうか。
問題はこの誤差ではなく、その戦略の曖昧さです。
前期もそうでしたら、建築機材部分でなんとか堅調さを維持しているものの、
上下水のインフラやインドネシア事業、風力機器などは寄与しておらず、
むしろ上下水インフラはあまり伸びていないようにみえます。
また中計でもこの部分に具体的な戦略がなく、
インドネシア事業をどうするのかもビジョンがあまり前面に出ていません。
風力発電もとりあえず特別損失を前期に計上していますが、
では今期以降、どう収益化していく目論みなのかも曖昧です。
とりあえず足元の数値はまだなんとか増益基調を保っているものの、
その内容が個人的には残念でした。
特にこの中計は半年位前に、鋭意作成中との回答をIRからもらっていたので、
一体どれだけたいそうな計画が出てくるのかと
期待値が大きすぎたのかもしれません。
現時点で残念ながら1単元までポジションを縮小させているので、
これも処分してとっとと反省文を書いてもいいのですが、
含み損が20%というのを眺めて、反省するぞという意気込みというか、
戒めのために敢えて持っていてもいいかなと思っています。
ただ、現金比率の問題もあるので、どこかで撤退も含めて対処する予定です。
同社のIRは照会した時の印象があまりよくなく、
やはりこの感覚というのは案外重要なのかもしれません。


ひらまつは木曜日に下方修正を出しています。
こんなに悲壮感のないポジティブさを感じる下方修正も珍しいです。
下方修正なのに、どこか前向きになってしまう平松マジックが仕込んであるのでしょうか。
ホテル・オーベルジュ戦略で先行投資が嵩んでいるのですが、
これをどう見るかですね。
来期に見込んでいた投資の前倒しなのか、今期に見込んでいた費用増なのか、
コストだけでなく進捗度も併せて評価しないとあまりいい悪いが言えないですね。
アーンド・バリュー・マネジメントの手法を使って可視化しても面白いと思うのですが、
まぁそこまでやりませんね。
ここまで開示してくれるともっともっと安心できるんですがね。
自己株買いもありますが、とりあえず素直に目標株価は今回見直しておきました。
但し、同社の目標株価は自分で算出しておいてなんですが、
アテになりません。
ホテル・オーベリュジュがどうなるかで
天と地ほどの差が出ると思うからです。
とりあえず修正文書にも29年3月期は飛躍の年になると書かれています。
ということは28年3月期は我慢してねという意味でもあります。
とりあえず優待で株主フェアでおいしいものを頂きながら、
その時を待ちたいと思います。
こちらも保有比率は極めて小さいので、遊びの範囲です。




念のため、ポートフォリオの構成をテキストでも残しておきます。

 3276 日本管理センター
 3277 サンセイランディック
 9090 丸和運輸機関
 2686 ジーフット
 9467 アルファポリス
 2384 SBSHD
 3844 コムチュア
 3179 シュッピン
 2152 幼児活動研究会
 7164 全国保証
 3230 スターマイカ
 1384 ホクリヨウ
 9414 日本BS放送
 2139 中広
 4245 ダイキアクシス
 2764 ひらまつ
 2749 JPHD
 ※評価額順に記載しています

 1360 日経平均ベア2倍ETF



4.資産状況

※クリックすると画像が大きくなります。

20160219_パフォーマンス推移表


20160219_資産残高推移表



年初からはまだだいぶマイナスですが、
先週の10%超えのマイナスから見るとだいぶ回復しました。

もちろんタイミング的に日本管理センターやサンセイランディックと、
上位主力銘柄の好材料が続いたことが寄与しており、
運が良かった要素も強いと思います。

ただ、これは結果論ではありますが、
やはり自分が信じている銘柄を、
先週のように大きく下がったからと、
感情的になって投げてしまったり、
そこで更にヤケを起こしてポジションを変えてしまうことは、
危険だなと感じました。
戻りの恩恵を享受できないという損益レベルの話だけでなく、
投資家として自分のスタンスを曲げてしまったという事実に、
納得感が得られず精神的につらいだろうということです。

改めて思うことですが、
利益を増やすことが最大目的ではあるのですが、
そのプロセスでは常に利益の最大化ばかりを追いかけるのではなく、
自分が納得できるように振る舞えているかも大事な気がします。
納得性が伴わない手法で仮に私でいえば投機的な手法で利益を上げても、
それは利益としては残りますが、私のスキルとしては何も残りません。
また今後も継続的に対応していける保証がないために、
あまり価値のある振る舞いとは思えません。

それより、自分が納得できることを繰り返して、
結果利益面ではマイナスになることも経験しながらも、
トータルで平均で年利15%を出せばいいのです。
あまり戻り局面やボラティリティの高い時に、
勝負!とばかりに変なことをしないようにしたいものです。

2月は消費が落ち込むときと言われますが、
確かに我が家でもなんとなく週末も出かけることなく、
自宅近辺でのんびり過ごしていることが多いように感じます。
家にいるからと、アマゾンでいっぱい買い物をして
散財しないようにしたいと思います。
それにしてもアマゾンフォトは容量無制限でかつROWデータもいけるというのが、
画期的ですね。
私はプライム会員に遂に手を染め、
アマゾンのビジネスモデルの泥沼に飲まれてしまいました。。。

よい週末をお過ごし下さいませ。


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前回の記事で、
2016年の年初からの暴落局面において、
2つの気づきについて記事にしました。


1) 暴落局面でパニックにならないために必要なこと

2) 暴落局面では一息ついてみることも大事


いずれも精神的なものですが、
この感情を抑えるためのメンタルをいかに保つかということは、
株式相場と対峙する上では欠かせないテーマであると考えています。

私のような初心者はちょっとした工夫や、
一見するとくだらないと思えることでも、
その落ち着きを維持するためには有益なことも多々あると考えます。

このブログを運営することもそのひとつです。
自分で決めたルールに大きく逸脱することになった時、
私は成功も失敗も全てをあからさまにしていますから、
皆さんに情報を開示するということが、
自分を抑制する事にも寄与するわけです。
またコメント欄やツイッターでの交流によって、
自分だけが苦労をしているわけではないということをより強く認識出来て、
それがまた前を向いていこうと思えるきっかけにもなっています。


さて、話は変わりまして、
先週金曜を底に週明けから反発を試す市況となっていますが、
この記事では、定量的なデータを基に、
この暴落から感じていること
を確認してみたいと思います。

たった1ヶ月半の騰落を見ても、
実はあまり意味のないことなのかもしれませんし、
私のPFの中のごく限られた銘柄を元にして評価・議論しても、
真実とは異なるのかもしれませんが、
日々やられた~という負の感覚の積み重ねを
よりリアルに体感して正しく認識するためには、
定量的に可視化して自分自身がそこに向き合うことが大事でしょう。

12日時点の全体の資産騰落については、
週間パフォーマンス記事の通りですし、
週間の銘柄毎のパフォーマンスはその記事内にも触れています。

ここでは、年初から2月12日までの騰落について、
個々に見ていきたいと思います。

まず全体として、TOPIXの▲22.7%に対して
まるのんPFは▲12.2%と約10%アウトパフォームしています。

暴落暴落暴落・・・と辛い目に遭ってはいるけれども、
PFの状況は市場全体から見ればまだマシであり、
自分の銘柄選定眼も含めて少しはまともな運用が出来ているな、
という所感を抱いて表面的な評価をしてしまいそうですが、
当然、そんなはずはありません。
初心者の私がそんな本質的な強みを持っているとは思えませんし、
それを客観的に、「もうぬぼれだ」と認めるために、
個々の銘柄の騰落を確認してみます。
(本当はこんな負の真実と目の当りにするのは怖いし嫌なものですがね…)

全ての銘柄が年初から2月12日までマイナスですが、
騰落率上位(つまり下落率が小さかった順)に並べてみます。
()内の倍率は私の算出していた年初時点の今期予想PERです。





1位 日本管理センター   ▲ 8.6%(27.5倍)
2位 日本BS放送      ▲10.8%(14.1倍)
3位 ホクリヨウ        ▲11.7%( 8.7倍)
4位 スターマイカ      ▲15.9%(13.2倍)
5位 ひらまつ         ▲18.3%(13.3倍)
6位 ジーフット        ▲20.9%(13.8倍)
7位 丸和運輸機関     ▲22.0%(16.2倍)
8位 中広           ▲22.4%(15.5倍)


------ TOPIX ------  ▲22.7%

9位 サンセイランディック ▲23.2%( 9.4倍)
10位 コムチュア      ▲23.4%(14.2倍)
11位 ダイキアクシス   ▲26.0%( 9.8倍)
12位 全国保証      ▲27.1%(16.2倍)
13位 幼児活動研究会  ▲27.9%(11.0倍)
14位 シュッピン      ▲28.8%(22.3倍)
15位 アルファポリス   ▲32.5%(27.4倍)
16位 SBSHD       ▲32.6%( 8.6倍)
17位 JPHD        ▲32.9%(22.7倍)






この定量化したデータを基に、
この暴落を通して感じたことを残しておきたいと思います。

ここでは、以下のことに触れたいと思います。


1)自分の銘柄は強かったは幻想である

2)銘柄の値もちの良し悪しなど関係なく暴落局面では不条理に連れ安する

3)PERと騰落に強い相関はない




まず、パフォーマンスが市場をアウトパフォームしていたのは、
自分の銘柄が相対的に強かったからだということは、
この順位だけ見ても、幻想であるということがよくわかります。
もちろん資金比率などの兼ね合いもあり、
やや幸運に恵まれたということはあったと思いますが、
自分の銘柄が強いなどということはなく、
市場並みにありがたく暴落の裁きにあっている
ということがわかります。

私が全体のパフォーマンスでTOPIXをアウトパフォーム出来ていたのは、
その半分以上の効果がベアETFのヘッジが効いただけのことです。
ヘッジ目的の保有がたまたま奏功しただけで、
銘柄選定がよかったわけではありません
手元で計算するとざっくり6%程度の効果です。
残りの4%は完全にまぐれでしょう。

私は私なりに銘柄選定に力を注いできたわけで、
自分を正当化させたいのが人情ですので、それを否定することは困難なわけですが、
定量的に可視化してみると、別に私の保有銘柄が強かったということはないことがわかります。
まずはそういううぬぼれの感情は排除せねばなりません


次に、自分の中でファンダメンタルズに優れたと評価して
たとえ暴落局面が訪れても値もちがいい銘柄を選んだつもりというのも、
今回のような暴落の前にはなす術もなく暴落の波にされされます

ファンダメンタルズがよいとか、ストック性が高いビジネスモデルを有しているとか、
不況耐性に強いとか、様々な観点で銘柄選定を行う上で加味しているわけですが、
(これでも結構色々気を配っているつもりなのです)
結局のところ、今回のようなパニック的な暴落の前には、
合理的な判断抜きに全部が売られるのだということです。

よく自分の銘柄はこんな暴落局面でも強くて、
やはり値もちがいい銘柄は違うな~などとニヤニヤしながら
陶酔してしまいがちなのですが(陰湿ながらそんなこともありますよね)、
値もちの良し悪しなどショック安の暴落局面においては全く無視されていると感じます。

これは逆を言えば、仮にショック安で暴落しているからといえ、
その銘柄のファンダメンタルズが損なわれたとか、
ストック性の高い安定的なビジネスモデルへの信頼が薄まったとか、
不況耐性に揺らぎが生じたというような
見当違いな評価をして感情的な取引をせず、
じっと放っておける勇気が必要だともいえるのだと思います。

ショック安の時というのは、
猫も杓子も売りだぁ~とまさにショック状態で売り込まれている状況なので、
そこにファンダメンタルズだとかストック性だとか不況耐性だとか、
そんな合理的な判断が出来ない状態で株価形成されているわけで、
不条理に連れ安することは受け入れねばならないということです。

もちろん、中長期的に見ればこういった合理的な判断が市場でなされていくことで、
期待する株価形成に繋がり、ひいては期待するリターンが得られるということなのでしょう。
ですから、ショック安の時に、過信はいけませんが、
過度に不安になったり、まして感傷的になって取引をしてしまうことは、
厳に慎まなくてはならない
と改めて今回の暴落を通して自覚いたしました。



最後に、PERと騰落との相関についてです。

まず前提として私はPER水準については、
従前からずっと以下のような認識でおりました。

高PER銘柄はそれだけ高い成長を期待してより長い期間の利益成長分までを加味して、
株価が形成されている。
これは期待値が大きいことの表れであり、
市況や景況感など同社のファンダメンタルズにさほど影響しない外部環境の変化であっても、
大きく株価形成に影響を与えて、大きく値下がりするリスクを内包している。
低PER銘柄はより目先の利益分しか考慮されておらず、
低い成長、場合によってはマイナス成長までもが想定されており
期待値が小さいことの表れである。
このため仮に市況や景況感などに変調があっても、
また同社の成長が目減りしたとしても、
元々の期待値が低い分値下りリスクは限定されている。



つまり、高PERは期待値が大きい分下がる時は大きく下がり
低PERは期待値が小さい分下値も限定されるという認識です。


このような認識が強く脳裏に焼き付けられているため、
典型的なのかもしれませんが、
私が株式投資を始めた当初はより下値が堅いと考える、
低PERの割安だと思う銘柄でPFを構成していました。


しかし、最近ずっと考えていたことがあり、
このPER水準と騰落に関する相関は真実かということです。

専門的な統計データやもっと体系的に整理・考察されている方は、
いくらでもおられるでしょうし、その証跡データもあると思います。
真実により迫りたいということでしたら、
こんな稚拙なブログではなく、
もっと専門的な有識者の方を訪れてもらった方が得策かと思いますが、
ここではやはり自分のPFの中でそれを実感しないと
なかなか自分の理解として認識出来ないので、
今回PER水準と騰落を並べてみたわけです。

相関ということで、散布図を描き近似線を描写してみたり、
偏差を計算してみたりしましたが、
まぁデータ量も少ないですし、強い相関は確認出来ませんでした。

つまり、PERが高くても下値が堅い銘柄もあれば、
PERが低くても余裕で下値を突っ込む銘柄もあればという状況です。

PERが低ければ下値は堅いというのも、
PERが高ければ下落が大きいものになるというのも、
全て根拠のないものなのではないかと改めて示唆される実績です。

もちろん冒頭でも記載の通り、
これだけのサンプル数で議論しても意味のないことかもしれませんが、
事実として私のPFで起こったことです。
高PERは危険だからそこそこにしておこうとか、
こういう不安な局面だからより低PERの銘柄にシフトしておこうとか、
全て曖昧な根拠の中での判断だなと思うわけです。


高PERであってもその成長への期待が揺るぎなく継続する場合には、
その高い利益成長分の比較的高い成長分をリターンとして享受できます。
一方、低PERは構造的にその業界に対する評価が低く、
一時的な利益成長を果たしてもそれを十分に評価してもらえずに
思ったようなリターンに繋がらないということもありえるわけです。

今回改めて実感したところでは、
あまり高PERがハイリスク、低PERがローリスクという
思い込みをせずに、各銘柄の成長性や
その業種や会社としての姿勢といった市場評価というものを加味して、
単に絶対値の大小だけで評価しないようにしよう
ということです。


暴落を通して色々自分への気づきが得られて、
良い機会だなと思います。

相変わらず足元のパフォーマンスは大きく凹んだ状態ではありますが、
中長期的にこの局面で色々なことを学び、
今後に生かしていきたいなと思います。


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週明けの今日、日本株式市場は大きく反発しています。
今回の一連の暴落について振り返るのは時期早尚ですし、
そもそもこの後もまだだらだらと下げ続けたって何ら不思議ではありません。
(というか、早速今日の引け後では先物が下がっていますね)

ですが、この暴落の中で色々感じていることを、
記憶が鮮明のうちに書き留めておきたいと思っています。

大きくこの記事では以下2点のことに言及してみます。


1) 暴落局面でパニックにならないために必要なこと

2) 暴落局面では一息ついてみることも大事




まず今回の暴落を前にパニックにならなかったこと、
これには大きな手応えを感じています。
(ツイッターではだいぶ取り乱しましたが…)

日経平均が20%以上も年初から急落して、
しかもそれが1ヶ月半という短期の間に形成した調整局面ですが、
これはアベノミクス後から本格的に投資を始めた私にとっては、
間違いなく異次元の状況です。
私のPFも指数ほどはマイナスでなかったわけですが、
それでも10%以上の目減りを受けて、
パニックにならなかったというのは、
玄人でこれまで幾度となくショック安を潜り抜けて来た方からすると、
当たり前の所作かもしれませんが、
私のような初心者にとってはこの当たり前の所作さえも
大変な試練であるわけです。


これにはいくつか要因があるように思います。

まずひとつは、私が拠り所としているのは、
各企業の業績や成長性を加味したファンダメンタルズであったということです。
そしてそれに大きな変調見通しを認識する必要がなかったことです。
つまり、ファンダメンタルズは不変であるということを信じ切れているということです。
不況耐性なども考慮してファンダメンタルズを予め評価出来ていたことで、
その信じる心をなんとか失わずに済んでいます。
チャートや需給といったテクニカル指標などを使っていると、
いくつものありえない転換シグナルとかが出現して、
不安に不安が増長されていくことになると想像しますが、
そういう追って迫りくる恐怖感と無縁でいられたというのは大きいです。

この暴落の中、主力の日本管理センターは好業績を継続して、
株価は逆行高を演出してくれました。
これがPFを下支えしてくれていたわけですが、
これは単にPFのパフォーマンスを下支えしてくれたという事実以上に、
私のメンタルを、つまりファンダメンタルズさえよければ大丈夫、ということを、
強く印象付けてくれるメンタルの拠り所として機能してくれました。
そもそも日本管理センターのPF寄与など、主力であっても、
この暴落局面では焼け石に水状態だったわけで、
PFのパフォーマンスの貢献以上に、メンタル面での貢献に感謝している次第です。

ファンダメンタルズさえよければ大丈夫、これを強く信じられたことが、
第一のパニックにならなかった要因
だと捉えています。


それから第二の要因として、
投資スタンスの中に今年から現金及びヘッジ目的のベアETFの比率に対して、
理想的な目安を客観的なPER指標を基に設けていた
ことです。
私にとってはこれは試行的にやってみたところが強かったわけです。
きっかけは、相互リンク先のゆうゆーさんから学ばせて頂いている中で、
ゆうゆーさんは各銘柄の割安度を算出して保有比率をリバランスしたり、
現金比率を調整されたりしているのを拝見したことです。
私もこれまで感覚に頼っていたところを、
少なくても拠り所となる目安という位置づけで、
まずは完全なる感覚ではなく一歩踏み込んでモデル化してみようと思ったのです。

今年に入っていきなり実践でここまで使うことになるとは思っておらず、
この目安が妥当であるのか大きな不安がある中で、
運用を余儀なくされたことはもっと早く試行しておけばよかったと後悔しましたが、
それでも感覚で調整していた昨年に比べれば冷静に対処が出来る拠り所となったことは、
この運用を試行段階とはいえ対応しておいてよかったと思いました。


私は相場の上下やPF全体の割安さをモニタリングすることはこれまで対応しておらず、
各銘柄の目標株価までのGAPという形で個別最適で可視化していましたが、
全銘柄が軒並み暴落する局面ではフリーズしてしまうこと必至だったわけです。
しかし、指数が暴落したというけれど、明日騰がる下がるではなく、
指数全体のPERを眺めてどのくらいのバリュエ―ションにあるのかを客観的に眺めて、
ベアETFの比率を主にチューニングし、
PF全体の割安さをPERで測定して、それを基に現金比率をチューニングし、
更に全体を眺めてこの現金とベアETFのバランスを見て
えいやーで作った目安はその妥当性はさておき、
相応に自分の冷静は判断の助けになったと改めて実感しています。

課題はもう少しこのモデルを精緻化するというか、
経験や実績に基づいて理想的な比率やモデリング方法を独自に改良していき、
より拠り所として目安としての機能性を高めることだと思いますが、
それはこういう相場の波を何度も乗り切ることで対応出来ていくものだと思いますので、
今の市況にはメンタルの維持と自分自身のリスク度合いに見合ったモデル構築という面で、
好機と捉えていきたいと思います。


未完成であるし試行段階だったとはいえ、
相場全体のバリュエ―ションを基に目安となる比率を拠り所にして
日々対応出来たことが第二のパニックにならなかった要因
だと捉えています。



パニックにならなかったという当たり前の所作ですが、
他にも細かな要因はいくつかあるのでしょうが、
2つの要因を挙げてみました。
そしてこの2つの要因がうまく融合出来たことが大きかったと考えています。

つまり資金を投じているそのポートフォリオは、
各企業に投資をしているというミクロな見方と、
総資金の何%を株式として保有していてリスクを負っているというマクロな見方と、
両面の問題が混在しています。

不安は保有している個別の株価が下がったらどうしようというミクロの焦りと、
こんなに株式に資金を投じていて毎日毀損していく資産を見て全体が減っていくというマクロな焦りと、
両面があるのだと思います。

個別の値下りに対する焦りは、
個別のファンダメンタルズがしっかりしているのだから落ち着けと自分を制止させ、
全体の資産毀損に対する焦りは、
現金やベアETFでのヘッジや保護の目安を割安性を基に決めているのだから、
どこまでも減り続けることは可能性として高くないだろうという呼びかけとが
うまく全体の不安を抑制してこられた点にあるのだと思います。

今後まだ相場全体が軟調に推移していく可能性は私も相応に可能性として高いと感じていますが、
相場の動向云々は予想できないので
どういう相場の動きになったとしてもパニックを起こさずに生き残り続けることが大事だと思いますので、
この2つの要因をよく心に留めて対応していきたいと考えています。






次にこの暴落の中で気が付いたことですが、
下落局面ですぐに買いを入れなかったことです。

昨年までのエボラショックだとかチャイナショックだとか言われた時というのは、
暴落するとすぐに手を出していました。

その時の自分を弁明するようですが、
確かにその時々でも目標株価は定めていて、
それが合理的にGAPが大きくなり上値余地が広がったと判断してのアクションなので、
決して今でも誤りだったとは思いませんが、
少し前のめりの拙速感があったことは否めません。

これは結果論ですし、そう期待通り動かず機会損失になるケースもありそうですが、
暴落局面の時こそ、一歩踏みとどまってから買いを入れるというのが、
タイミングとしてよいという感触があり、
そのこれまでの学びを少しだけ活かせたような気がしています。

確かに今回の暴落局面で、買いを入れていますが、
全部が底値で買えるなどというイリュージョンなどありえません。
あったとしてもそれはまぐれでしょう。
底値で買えたかどうかより、
相場のボラティリティが大きい時には、
普段は無視をしている需給など複合的な要因で、
オーバシュートしやすい環境があることも事実なので、
我を通し過ぎてそんなことお構いなし、
すぐにでも買いを入れていくというやり方だけに固執しないで、
一歩待つということもよいのではないか
と改めて実感しました。


よく落ちるナイフには手を出してはいけない、
などと言われます。
コツンと音が聞こえてから買うとも言われます。
私は金曜日にコツンの音は聞こえませんでしたが(笑)、
一歩待って買うの「一歩待った上での指値買い」は今日だけの結果を見れば奏功しています。
ただこれも明日以降どうなるかわかりません。
コツンの音とかナイフの話はどうでもよく、
やはり自分が安い、買えると思えば個別を買えばいいのですが、
それをあまり拙速に前のめりにならず、
少し肩の力を抜いてやるということも大事なのだろうなということです。
暴落が続くとついつい頭がかーっとなってしまうのですが、
今後もこういう展開があるでしょうから、
そういう時こそ、一度深呼吸をして一息置くというのが大事だと思います。


長くなったので、また別の機会に、
何かメモを残しておこうと思うものがあればこの暴落の局面で感じたこと、
勉強になったことを書き留めておきたいと思います。

【追記】
その2をアップしました。 こちら

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【決算精査】 3277_サンセイランディック(15年12月期_4Q決算)

銘柄分析シート


1.サマリ
総合評価:「4」 (☆★★★★)
※総合評価は5がポジティブ、3がニュートラル(想定通り)、1がネガティブの5段階レーティング

3Q決算がネガティブな印象を与えて、
通期業績達成に黄色信号ならぬ赤信号の評価がなされて、
株価は低調に推移してきました。
私はその時の決算精査でそこまでネガティブ結論とはしておらず、
なんとか通期業績を達成してくれると認識していました。

とはいえ、その記事でも触れていた通りハードルは高いものでしたから、
不安がなかったわけではありません。

しかし、IR電話での対応、自分なりの定量評価などを重ねていけると考えていたので、
金曜日の暴落で割安さが更に高まり、
もはや多少の未達は許容できる水準まで見て指値を置いておいたものが、
約定していたので、短信を開く時にはドキドキ感が半端なかったです。

実績差分のリリースがおまけでついていないことにまず大幅未達がなかったことに安堵し、
短信を開いて計画をやや超過した結果を見て、鳥肌が立ちました。
本当にうれしかったです。
もちろん、結果は悪い方にも転んでいた可能性もあり、
表裏一体のようなものでもありますが、素直に計画達成におめでとうと言いたいです。
ただ、当初の計画通りに達成しただけなのですが、
こんなにハラハラそして悩みながらも信じていくことの大変さ、
そこに株価が軟調に推移して追い打ちをかけていくので
我慢していくことの重要さを教えて頂いている印象です。
もちろん、この決算を受けても更に暴落の可能性も十分考えられますが、
今回の順調な決算を受けて、
自分の見るべきものがこれでいいと改めて手応えを得たので、
株価が短期的にどう評価しようとも、
私はファンダメンタルズが良好な限り、この銘柄に関わらずについていこうと思います。

決算短信の記載をざーっと目を通してみても、
各物件が順調に販売が行われており、
また仕入も順調に進んでいるということで、
順調の一言だと思います。

また次期の見通しの中でも、
近畿圏など新たな地域への基盤構築という件にも触れられており、
エリア拡大型の成長シナリオも継続していると思います。

そもそも相続や復興などで権利調整や空き家増加の社会問題化などで、
需要が旺盛であることは確度が高いと認識しており、
事業環境は万全です。
しかし、一方で同社の成長性はCAGRで私の想定と同じで、
15%程度と見ています。
この無理をしないという経営がここにも出ている気がします。


順調の業績は私の想定していたEPSと比べてやや上振れでの着地で、
次期見通しも2%程度上側でのガイダンスとなっています。
この程度であればほぼ想定通りとなりますが、
中計の誠実さも含めて考えて、
総合判断は「4」(ややポジティブ)とします。



2.定量情報の確認

2桁の増収で、8%の営業増益となりました。
売上高から各利益について全て計画を超過して着地となりました。
私は同社へのCAGRは15%を期待しているので、
純利益ベースではほぼ想定通りの結果となっています。
但し、増資の影響もあり、EPSは横ばいとなっていますが、
この増資が有効に今後の事業展開のために使われているのであれば、
何の問題もありません。

3277_決算短信表紙(15年12月期_4Q)



(1)売上の推移

3Qで測量の関係で引き渡しが遅延した分があったとはいえ、
4Q単計での実績数値は目を見張るものがあります。
58.7億ですからね。
3Qで14億だったことを考えると、
いくら四半期毎に引き渡しのタイミングによる偏重があるとはいえ、
にわかに信じられない数値となっています。
この後、居抜き、底地別の販売状況の詳細も見てみたいと思います。

3277_サンセイランディック(FY15_4Q)売上推移


(2)営業利益の推移

通期達成のためには、営業利益率で13.%台後半が必要であるという理解でしたが、
やや売上高が超過したことで13.6%と素晴らしい結果となりました。

3277_サンセイランディック(FY15_4Q)営業利益推移


(3)純利益の推移

営業利益からの差異といえば、前期に上場関連費用や引当金繰入などがあり、
営業外費用がその分優位に働いています。

3277_サンセイランディック(FY15_4Q)純利益推移


(4)次期の見通し

次期の予想についても今期と同程度の成長を予定していますが、
注目は売上高の伸長率が凄い点ですね。
これを利益率の低下とみるのか、何か投資をして売上高の伸長ほどに、
利益がついてこないということなのか、
色々な見方が出来ますね。

3277_決算短信表紙(15年12月期_4Q)


(5)その他

仕入と販売のスパイラルが重要な確認ポイントです。
特に今後の収益の柱となる販売用不動産がきちんと積み上がっているかも重要です。

◆仕入状況
3277_サンセイランディック(FY15_4Q)仕入推移

仕入は4Qでは件数は減っていますが金額が上がっています。
同社は無理な仕入はしないという方針ですから、
それに変調がなければ、無理な価格で仕入をして金額があがったということはなく、
扱う物件が大型になったとみればよいのでしょう。

特に居抜きの仕入がが大きく伸長していますので、
この辺りは、空き家が増えているという社会情勢もありなるほどとなります。
所有権が増えているのも相続の影響も出ているのでしょう。
一方で同社の特徴である底地については、横ばいですね。
底地が一番利益率が高いはずなのですが、
一方で権利調整など扱うリスクも高いわけで、
そのリスクが低下している一方で利益率が伸びなくなるのはこのような仕入状況を見ても、
まぁそんなものだろうということになります。

ちなみに紫色の折れ線グラフがBS上の販売用不動産の額になりますが、
3Qで積み上がった分からは減少していますが、
それでも過去最高水準を維持していますし、
きちんと売れる在庫を沢山抱えていることになりますので、
安心できるなという印象です。

同社のビジネスはストックビジネスではなく、
フロービジネスなので、常に新たな物件を仕入れなければならず、
ストック性より安定性に欠けますので、
こういう指標で当面のビジネスの動向を注視していくしかありませんから、
今後もこの推移はきちんと見定めていきたいと思います。


◆販売状況
3277_サンセイランディック(FY15_4Q)販売推移

一番注目したのは4Qでの棒の高さもさることながら、
底地の割合が高いです。
これは2Qでも同様で、2Qの営業利益率も17.3%と高いものでしたので、
やはり底地が高い利益率を牽引しているものと思います。
平均販売金額を見ると、底地は低く、居抜きが大きいのですね。


3.定性情報の確認

まず、同時にリリースされているストックオプションからです。


<読者の方からのご指摘により加筆しています>

発行価格1,500円で、行使価格は713円です。
将来の中期的な成長の果てに株価の上昇があった際に、
それを従業員や役員らにも報いる策として対応されるものです。

私は以下で株価が1,500円になることを前提に
それだけ高い目標を評価しているような表現がありましたが、
完全に勘違いの無知のさらけ出し状況です。
戒めのためにも以下の文章は残しておきます。
所詮、これくらいの知識しかないということです。
ご指摘頂いた方にはこの場をお借りして御礼申し上げます。
(お気を遣って頂き、非公開コメントで頂いたので、当ブログで明示的な返信は控えます。)




発行価格1,500円、経常利益において今期から3期に渡って
累計額が42億を超過が行使条件となっています。
仮に全部が行使されても4%程度の希薄化です。

これは私は相当ポジティブに捉えました。
社長にお会いした時にとにかく長期で応援してくださいと
訴えていらっしゃいましたが、
これは今はまだ四半期単位では浮き沈みもあったり、
まだまだ安定さはないものの、
緩やかであっても成長していくからということなのですが、
それを社員、役員を含めて共有したいという意思に感じます。
特に今回の中計を開示して、
その中計をきちんと達成するということを
よりコミットメントを強めてアナウンスしていると思います。

しかもその価格は1,500円というのもいいですね。
今の価格から見れば2倍以上の水準です。

希薄化云々指摘してネガティブに捉える方もおられるかもしれませんが、
私は大いにやって頂いていいと考えています。



中計についてこのタイミングで開示したのは、
これも同じように株主に対する中長期的な視点でみてもらいたいという、
会社からのアナウンスと思います。

内容は数値面では15%CAGRの想定をほぼ踏襲してくれている、
私にとっては想定通りの内容です。

環境分析や戦略も特に違和感はなく、
サプライズ的な要素はありませんが、
それでいいと思います。

不動産は一見派手ですが、
特に同社のやっていることは極めて堅実で地味なものだと思います。

ただ、民泊も含めた不動産諸問題への取り組み意欲が触れられていたり、
業績の安定さの追求などにも意欲が示されていて、
株主としてみれば、安心出来る内容です。

中計なのでどうしても派手でぶちかますようなものを開示されるケースもありますが、
そうではなく地に足のついたものをきちんと開示してくれた会社に感謝です。


4.目標株価の確認

従来の目標株価は1,770円です。
算出根拠は、17年12月期EPSを118で評価PERは15倍です。

12月本決算ですので、今回算出起点を18年12月期にシフトし、
18年12月期EPSで予想EPSで置き換えます。

前期(15年12月期)の実績EPSは90.1となり、
今期(16年12月期)の予想EPSは104.6となっています。

まずCAGRは中計のガイダンスにも倣って従来通り15%の見立てのままにします。
すると、18年12月期EPSは138となります。
評価PERは15倍を適用します。

ここで目標株価を計算すると、
2,070円となりますが、
ストックオプションの行使などで多少の希薄化を考慮したいと思います。
ということで4%程度目減りさせると1,987円です。
まぁややこしいんで、目標株価は2,000円とします。
約13%程度の上方修正となります。

何より、現在の時価である株価646円から見ると
上値余地は210%です。
つまり3倍強になることになります。
これはこれまでの中では最大の上値余地があることになります。


5.さいごに

自分が信じていて、それが期待通りとなるというのは、
株価が騰がる下がるということより嬉しい気持ちになります。

この決算を受けてPTSではやや高評価のようですが、
はっきりいって今の市況ではどうなるか全くわかりません。
いきなりS高にいくかもしれませんし、
10%超のマイナスに見舞われることもあるでしょう。
明日の株価の動きなど気にしていたら、
特に今のような市況ではやってられなくなります。

それより、今回の中計でも開示のあった通りに
業績がきちんと成長してくれていて、
ファンダメンタルズがしっかりしていてくれていれば、
きっと数年後にはきちんと株価も応えてくれると思います。

少なくてもそれを信じて対峙していくしかないですからね。
これからも同社は四半期毎に浮き沈みしていくことになると思うので、
ハラハラドキドキすることになると思いますが、
長期的なファンダメンタルズの見立てが変わらない限り応援していきたいと思います。

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1.年初来パフォーマンス   ※ ( )内は週間パフォーマンス

 まるのんPF  : ▲12.2% (▲7.6%)
 TOPIX    : ▲22.7%  (▲11.2%)
 日経平均   : ▲21.4%  (▲9.8%)
 東証2部    : ▲18.0% (▲10.2%)
 JASDAQ   : ▲16.9% (▲8.6%)
 マザーズ    : ▲24.8% (▲13.9%)


2.全体所感
今週は木曜までは週初から2%台の下落でなんとか耐えていましたが、
金曜日の今日、大きくやられる結果となりました。
結局日々の一喜一憂など意味のないことだと毎日ひしひしと実感しています。

相場全体としては、とにかく弱いの一言で、
週間で2桁%の大幅下落となっています。
明らかにこれまでのチャイナショックと呼ばれた下落や、
エボラショックなどとは一線を画す下落です。

為替の影響や世界各国の経済不安から、
特に製造業などに下方修正が相次いで、
相場全体のEPSが下がっていますから、
目先のファンダメンタルズ環境は悪化していますので、
その影響かと思われます。

その上、外部要因の不確実性が高まっている中では、
不安も何倍にも増強されている状況と認識しています。

底値をアナリストらが予想を出されていますが、
はっきりいってもうここまで来るとどこまでいくのかわからないというのが、
率直な感想です。

そうなると、わからないことをこねくり回しても、
ストレスが溜まるだけなので、
日経平均がどこまで下げ留まるのかなどということを
考えるのを意識的に思考停止したいと思います。
その代わりに個別企業の決算を精査して、
ファンダメンタルズをよくよく観察することに注力したいのです。

週明けにどうなるかなど、
わかりませんし、チャートやテクニカル指標を読める方は、
また違った見方があるのかもしれませんが、
私にはどう考えても想像もできません。


3.ポートフォリオ

※クリックすると画像が大きくなります。

20160212_PF内訳


20160212_セクター内訳


20160212_保有銘柄一覧


ポートフォリオは上位はあまり変わりませんが、
中下位で少し動きがありました。

これはPF全体で日々指値がバシバシ刺さっていったことで、
ナンピンスカンピンの結果です(笑)。

ちなみ今週だけで以下の取引を実施しています。
ほぼ今日に約定したものです。

<買い>
2152 幼児活動研究会
2384 SBSHD
3277 サンセイランディック
3276 日本管理センター
1384 ホクリヨウ
2686 ジーフット

<売り>
1360 ベア2倍ETF


念のため、ポートフォリオの構成をテキストでも残しておきます。



 3276 日本管理センター
 3277 サンセイランディック
 2686 ジーフット
 9090 丸和運輸機関
 2384 SBSHD
 9467 アルファポリス
 2152 幼児活動研究会
 3179 シュッピン
 3844 コムチュア
 7164 全国保証
 3230 スターマイカ
 9414 日本BS放送
 1384 ホクリヨウ
 2139 中広
 4245 ダイキアクシス
 2764 ひらまつ
 2749 JPHD
 ※評価額順に記載しています

 1360 日経平均ベア2倍ETF


それにしても不動産セクターが重くなってきました。
年初では少し小売、物流、不動産を減らし、
ITを増やしたいと思っていたのですが、
とてもそんな気になれません。
このあたり相場環境の影響で感情に左右されているようで、
あまりいけてないのですが、
あまり堅いことを考えずに少し緩さを許容したいと思います。


気になる銘柄について一言コメントを残しておきます。

・日本管理センター
決算は着地、見通し共に順調に推移。
何の心配もなし、株価は決算好感分を帳消しにしたので、買い増し実行。

・サンセイランディック
決算は着地、見通し共に順調に推移。
また中計も高評価といっていいと思う。
決算は大丈夫と信じていたので、今日買い増しておいた。
週明けどう出るかわからないけど、仮に下がっても今日の買いは納得。
なお、決算精査記事は別途UP予定。(週末中にはなんとか)

・ジーフット
本来優待権利前に売りをだしておこうと思ったものの、
全く戻す気配がなく、どんどん下がるので、
とりあえず家族分で優待取るために1単元のみ買戻し。
月次もまぁよかった。ただ通期は厳しいと思う。

・丸和運輸機関
決算は順調に推移。株価だけが暴落状態。
現金があれば買戻しもしたいが・・・

・SBSHD
信用取組による需給面でも売りが出やすいのかな。こちらも暴落。
決算遅延リリースはすかさずIR電話で確認。
インドで手間取っている模様。
特に会計上の疑義などでややこしいことではないことを確認。

・アルファポリス
決算順調に推移。こちらも暴落し過ぎ(笑)

・シュッピン
まぁ決算悪かったし、こんなもんかな。
もう少しで今日指値かかったんだけどな・・・(たられば)
もう1回位2月の月次あたりで暴落するかな。
もしくは再下方の時か。

・全国保証
金融政策などの影響をIR照会中。
こんなに下がるのかな。
むしろ少し追い風ではないかと思っているんだけど。

・ホクリヨウ
鶏卵相場は今日も安定した高値で取引。
飼料価格はトウモロコシ価格の低下もあり、
同社においては追い風。
とりあえず家族分で買って優待2枚ゲット。


4.資産状況

※クリックすると画像が大きくなります。

20160212_パフォーマンス推移表

年初から用意していたグラフのスケールですが、
これまで上下20%を取っていましたが、
今週から下側で20%超の下落となった指数もあり、
残念ながら年初2ヶ月目にしてスケールを拡大する必要が出ました。

私の資産も昨日の木曜日までは年初来で▲6.9%でなんとか堪えていたわけですが、
今日の金曜日だけで▲5.3%となり崩壊しました。
ただ、これも仕方のないことですね。



20160212_資産残高推移表


棒グラフの高さで資産が順調に減っていることがわかりますが、
私が注目をしているのは、青色の折れ線グラフ(ポートフォリオPER)です。
成長株にシフトをしている最中なのですが、ポートフォリオPERは10.4倍です。
もちろん全ての銘柄に2桁成長を期待したポートフォリオではないのですが、
20%水準の成長を期待している日本管理センターやシュッピン、
アルファポリスなどを組入れているにも関わらず、
このPER水準はポートフォリオ全体が割安性に富んでいると考えています。

そりゃ、サンセイランディックやSBSHD、など6倍水準ですし、
他にも7倍台の銘柄も複数あります。
PERは利益がぶれるとその水準も変わってしまうわけですから、
当然割安だと思っていたらあとから利益が修正されて、
実は割安なんかではなかったというのはありがちな展開です。
ですから、常にファンダメンタルズの状況には注視をしているつもりです。

緑色の折れ線グラフですが、
こちらは東証1部PERです。
東証1部指数より私のポートフォリオの方が下落率は限定的なのですが、
PERの低下はポートフォリオPERの方が大きいです。(つまりよりPERが下がっている)

これは東証1部EPSが下がっていることで、
東証1部指数が下がっていても、
PERはそこまで下がってこないという状況を捉えています。

ですから、指数が今週も大きく下がっていますが、
そもそもEPSも下がっているので、ここには留意が必要なのでしょう。
日経平均についても同様で、
今週だけで1,900円弱の下落となっていますが、
その額面(騰落率)だけを見て割安さは高まったと見る事は出来ないでしょう。

一方で私のポートフォリオはEPSもやや伸長し、
ポートフォリオの縮小分だけ割安性が増しているように感じています。


このように考えるとそこまで焦らなくてよいかと考えています。
ただ、このようにファンダメンタルズ的に合理的に動いているわけではなく、
むしろ短期ではそんなファンダメンタルズなんて関係なく、
高いボラティリティを伴い動いているので神経は使います。
本当は自分なりに合理的に考えて納得出来ているのであれば、
短期での評価に振り回されたくなのですが、こればかりは仕方ありませんね。


日経平均がこんなに下がっても、
明日もショッピングモールには人が通い、
スポーツをやる人、電車に乗って出かける人、
それぞれの週末があるでしょう。
もちろん土日お仕事の方もおられるでしょう。

社会の日常は明日も回ります。
あまり相場のことばかり気にしていないで、
家族と買物に行ったり、公園に行って遊んだりと楽しい週末を過ごして、
リフレッシュしたいと思います。


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【決算精査】9467_アルファポリス(16年3月期_3Q決算)

銘柄分析シート


1.サマリ
総合評価:「3」 (☆☆★★★)
※総合評価は5がポジティブ、3がニュートラル(想定通り)、1がネガティブの5段階レーティング

先日、既に業績予想の修正(PDF)を発表していましたから、
特段のサプライズもありませんが、順調な業績推移を確認することが出来ました。

特に漫画の売れ行きが絶好調です。
前期まではライトノベルに偏重しており、
ここから新たな成長ドライバとしての漫画にリソースをシフトする戦略が奏功し、
狙った通りの結果となっていると思います。

前期では漫画は僅か10%弱の売上比率だったものが、
今期では25%程度まで急上昇しています。

ゲートの効果が支配的なのだと思いますが、
足元の状況は非の打ちどころがない結果です。
一方でゲートの効果を除いた場合に、
同社の潜在的な成長率をどう読むかがポイントになりそうです。

基本的にビジネスモデルが投稿(多くの閲覧者の口コミ)で
事前に十分なマーケティング機能を果たしたフィルタを通して生み出される商材は、
失敗リスクが少ないとはいえ、ではここまで爆発的なヒットが、
今後も継続出来るのかというのは、絶好調の時だからこそ気に留める必要がありそうです。

いずれにせよ、現時点で想定通りのプロセスでまた数値面でも実績が積み上がってきていますから、
総合評価としては3(想定通り)としたいと思います。


2.定量数値の確認

売上は35%、営業利益は36%と3割以上の増収増益となっています。

9467_決算短信表紙(16年3月期_3Q)



(1)売上の推移

9467_アルファポリス(FY15_3Q)売上推移

今期に入って順調に前期を上回って推移してきたわけですが、
3Q単計の結果はまたひとつ頭を飛び出るような伸長ぶりです。
具体的には、45.5%の増収となっています。
(累計にすると短信表記通り35%となっています)

当然ながらゲートが好調というのは想像通りですが、
ゲート以外の漫画も好調というコメントが決算説明資料(PDF)のP5表記されていますから、
注力してきた漫画が見事に奏功しているとみればよいと思います。

この伸長率がゲートの特需による効果と、
ゲート以外の漫画全体の底上げによる効果とどの位の寄与率なのか、
ここが少し気になります。

ゲートの特需の効果が圧倒的に強いということであると、
漫画の底上げが多少は寄与したとしても、
今の成長率は継続出来ないことになります。

また仮にゲート意外のRe:Monsterなどの漫画が好調だったとしても、
それはゲーム化とのシナジーによる瞬間風速の可能性もあります。

これらの点は少し留意しておく必要があるなという印象です。
心配し過ぎでしょうかね。
なにせ高PERの評価を得ているので、より慎重にみておきたいです。


(2)営業利益の推移

9467_アルファポリス(FY15_3Q)営業利益推移

利益についても3Q単計で見ると、
83%近い増益率となっています。
こちらも売上で記載した点と同じ観点を気にしています。


(3)純利益の推移

9467_アルファポリス(FY15_3Q)純利益推移

特記事項はありません。


(3)利益の状況と今後の見通し

修正後の通期会社予想から、
4Qでの単計の予想は以下の通りとなります。

 売上高  : 812百万円
 営業利益 : 181百万円 (22.3%)
 当期純利益 : 106百万円 (13.1%)

前期の4Q単計の実績は以下の通りです。

 売上高  : 822百万円
 営業利益 : 264百万円 (32.2%)
 当期純利益 : 123百万円 (15.0%)

前期の4Qはゲートの販売も継続して伸びていた状況です。
ライトノベルは、栗田出版のドタバタの前ですので、
頂点の状況でした。

ゲートは第2クールやゲーム化の動きもあり
引き続き好調を維持すると思われます。
ライトノベルもそこそこは回復してくるのではないでしょうか。
(栗田出版の影響は徐々に緩和していることもあり)
漫画の好調は前期でも見られましたが、
今期3Qを見る限りそれは戦略がうまくいって加速度的に伸びているので、
4Qで急激に凹むというのはあまり想定出来ません。

つまり、ゲートとライトノベル合算でほぼ横ばい、
漫画で前期よりやや伸長するとみています。

すると、今の会社計画の売上はやや保守的ではないかと思います。
1Qで+26%、2Qで+34%、3Qで+46%ですからね。
それが急に4Qで-1%となるという計画は違和感があります。

刊行タイミングの問題などがあれど、+10%位はあるのではないでしょうか。

また営業利益率で見ても、24%程度ではないかと思います。
(特に根拠はありませんが、見通しとして過去実績の30%前後の数値は採用しにくいです)
当期純利益率についても15%程度かなと妄想しています(もはや妄想です)。


以上、超ざっくり皮算用から、4Qでは以下の数値位かなという想定です。

 売上高  : 900百万円
 営業利益 : 216百万円 (24.0%)
 当期純利益 : 135百万円 (15.0%)

このことから年度着地は以下となります。

 売上高  : 3,388百万円
 営業利益 : 936百万円 (27.6%)
 当期純利益 : 603百万円 (17.8%)

修正後の会社計画は以下です。

 売上高  : 3,300百万円
 営業利益 : 901百万円 (27.3%)
 当期純利益 : 574百万円 (17.4%)


売上で2.7%、営業利益で3.9%、純利益で5.1%程度の計画上振れを想定します。



(4)その他
月次のメーリングリストで前月と比較した発行部数などを
作品別になんとなく比較して読んでいますが、
それを統計的に処理していないので、
今回のように想像以上に漫画がいけてたのかと後付けで気が付くという状況です。

本当は作品別に色々数値をいじればもっと面白いのでしょうが、
なかなかそこまで出来ていないですね。
というかそこまでやらなくても、同社の成長はある程度理解していたので、
なかなか重い腰があがらないというのが正直な怠けている理由です。


3.定性確認の確認

ゲームがリリースされていて、
私は口コミなどを見ていますが、あまり評判はよくないようにもみえます。

ただ、こういう口コミって実は批判的な意見が多いものでしょうし、
そもそも投稿数が少ないということもあり、
課金モデルがどの程度機能して収益が上がるのかも含めて、
もう少し長い目でみないと何も評価できないでしょう。

その他気になることはきちんと決算説明資料(PDF)に整理されているので、
ここに改めて何か特記すべきことはありません。


4.目標株価の確認
従来の目標株価4,450円を変える予定はありません。


5.さいごに

最近ゲーム事業の立ち上がりから、
たった2名でどうやってやっているのか、
気になっていたのですが、
相互リンクさせて頂いているsunさんが、
当件をIRに照会した結果を記事にしてくださっています。

こちら

ありがたい限りです。
また、そのIR回答も安心出来るものでよかったです。

相場は荒れていますし、
高PERで怖さがないといえば嘘になりますが、
結局高PERでも低PERでも下がっていますから、
あまり気にし過ぎることなくいきたいですね。



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