Author:まるのん |
---|
1.パフォーマンス ※ ( )内は月間パフォーマンス
年初来パフォーマンス (月間パフォーマンス)
まるのんPF : +19.4% (▲4.2%)
TOPIX : +9.2% (▲8.7%)
日経平均 : +8.3% (▲9.7%)
東証2部 : +8.4% (▲7.2%)
JASDAQ : +9.2% (▲8.9%)
マザーズ : ▲10.2% (▲16.2%)
2.全体所感
今月は既にご存知の通り、
相場は暴落と言っていい状況に見舞われ、
まるのんPFも大きく調整をしています。
と言いたいところですが、
月間で4.2%の下落ははっきりいって、
これ位のことは覚悟しておくべき水準だとも思います。
なにせ、前月の月間パフォーマンス記事で以下のように
私自信が記事を書いています。
~~ 抜粋 ~~
そして中国リスクについては、
引き続き、危なっかしい推移を続けており、
明日どうなってもおかしくないような雰囲気だと感じています。
しかしだからといってそのことを気にしすぎるばかりになってしまうと、
何も出来なくなるので、
保有銘柄への影響を引き続きよく見定めて、
今後もうまく相場と付き合っていきたいものです。
~~ ここまで ~~
明日どうなってもおかしくない状況が、
早速訪れまして、
そしてうまく相場と付き合うための対策は、
焼け石に水のインバースの保有ということで、
結局相場の下落にお付き合いすることになりました。
ただ、この程度の調整はやはり覚悟をしているべきだし、
これ位でお付き合いする覚悟を捨てるべきではないのでしょう。
一方、相場は週明けの今日も相変わらず不安定な状況で、
楽観、悲観の入り混じる展開で、
結局それを予想しても意味のないことはよくわかりました。
所感といっても、相場の動向の展望など、
私は描けないので、信念をどれだけ貫き通せるか、
その中で、現金比率が下がっている現状に対して、
どうリスク管理の対処を行うか、
それだけを粛々と考えていきたいと思います。
3.銘柄に対する所感
銘柄毎に月間のボラティリティのうち、
5%増減したものをいつもここに列挙していますが、
今月は全銘柄が該当しますので、
後述で貼付している銘柄一覧をご覧下さい。
その中で特に大きいものは以下の通りです。
◆上昇率上位
9090 丸和運輸機関 +48.9%
3277 サンセイランディック +24.8%
◆下落率上位
9467 アルファポリス ▲33.1%
3276 日本管理センター ▲28.0%
他の銘柄も含めた月間パフォーマンスは以下の表の通りです。

今月は2銘柄を除いて、
ほぼ全銘柄が10%以上の暴落に見舞われています。
たまたま丸和運輸機関とサンセイランディックがあったからこそ、
月間パフォーマンスは相対的に影響は限定的のようにみえますが、
これは偶然といえるでしょう。
それにしても、この下げ方は尋常ではないですね。
アルファポリスや日本管理センターは高PERですので、
計画比上振れや計画通りの決算では、
この相場環境とも相まって、
ここまで毀損するのか、と驚きます。
さて、暗い空気ばかりなのですが、
丸和運輸機関の強さには脱帽です。
今日は6000円で高値引けで、買付単価は1500円ですから、
ちょうど、4倍達成ということになります。
これは嬉しい反面、やはりもう少しゆっくりと評価していってもらいたい
そのように考えています。
これだけ高騰すると、どこかで大きく調整を覚悟しておいた方がよく、
来月はこの文書を抜粋して、反省文を書くことになりそうです(笑)。
ただ、私の修正後の目標株価は6500円ですから、
一応ここを目途に考えています。
ただ、現金比率のことなどを考慮すると、
いいところでそろそろ利益確定を考えてもよい水準です。
分割した時に、一部を処分ということもしやすくなるので、
まぁ色々慎重に考えることにしようと思います。
4.運用来パフォーマンスについて

まるのんPFの運用来パフォーマンスは+48.8%となりました。
1年8ヶ月目で一旦50%の大台を超えたものの、再び割り込みました。
パフォーマンスについても前月末の記事で以下のように記載していました。
~~ 抜粋 ~~
しかし、足元の決算で一部銘柄では減速か?と思われる内容もあり、
8月はまた苦しい月になる予感がします。
(その予感は、月初初日で現実のものになりそうです)
年前半でも苦しい場面でスタンスを変えずに乗り切ってきていますし、
粛々と自分のスタンス通りに行動することのみが、
長く相場とお付き合いしていく術だと思います。
~~ ここまで ~~
決算で減速と思われる内容ではない好調な銘柄ほど、
よく下がったなという印象ですが、
その予感はたまたま当たったようです(涙)。
しかも想像を超える影響力でもってです。
ただ、スタンス通り冷静にすることだけしか出来ることはないので、
本当にメンタルだけは崩さずにいきたいと思います。
◆月初のポートフォリオ

◆月末のポートフォリオ

今月はPFを大きくいじりました。
といっても新規銘柄はなく、既存銘柄の買い増しをしています。
それに伴い、現金比率を少しでも維持するために、
やむなく売却もしています。
ただ、それだけではリスク管理が不足しているので、
インバースもだいぶ買い増しを行いました。
買 4245 ダイキアクシス (買い増し)
買 9467 アルファポリス (買い増し)
買 1357 日経ダブルインバース (買い増し)
買 3179 シュッピン (買い増し)
買 2384 SBSHD (買い増し)
買 2139 中広 (買い増し)
売 9414 日本BS放送 (一部売却)
売 3079 DVx (全部売り)
売 2352 エイジア (全部売り)
現金比率は、16.4%まで低下しています。
ただ、インバース分が全体PFの4.3%となっているので、
まだ許容範囲だと思っています。
(上記円グラフは海外投信分が考慮外のため、割合評価が異なります)
ここから、まだ下げるようであれば、
また買い増しを検討していますが、
ただ、本当に気を付けないとなとも思っています。
なお、上記取引の中で反省は、
結果を見たから言うわけではないですが、
アルファポリスの買い増しは早過ぎた&一気に2単元いったところが、
やや冷静さに欠けたなと思っています。
一応買い増し後のPER水準がどうなるかを考えて行動したのですが、
買い増し後の単価でPER水準を評価していたのですが、
買付の単価そのものの水準でもう少し慎重に判断することも出来ました。
この辺りは、少し反省しないといけません。
それ以外は、その後も損を出しているものもありますが、
後悔はしていません。
詳細のPFの順位は以下の通りです。
********************
1位 9090 丸和運輸機関(2) ↑
2位 2686 ジーフット(1) ↓
3位 4245 ダイキアクシス(3) →
4位 9467 アルファポリス(9) ↑
5位 1357 日経ダブルインバース(8) ↑
6位 3277 サンセイランディック(5) ↓
7位 3276 日本管理センター(4) ↓
8位 1413 コムチュア(6) ↓
9位 3179 シュッピン(12) ↑
10位 9414 日本BS放送(7) ↓
11位 2384 SBSHD(11) →
12位 2139 中広(13) ↑
14位 2764 ひらまつ(15) ↑
今月は本当に厳しい月となりました。
私も記録を付け始めて1年8ヶ月の間、
月間マイナスは今年の2月の▲1.0%が最大下落でした。
(これが恵まれていただけなんですよね)
それが今月5%近い下落に見舞われて、
初心者投資家の私が冷静を保つのは容易ではありません。
ですから、こうやって一生懸命、
自分に言い聞かせて冷静さを保つように努めています。
他の投資家の方も苦労され、我慢されていることと思います。
自分だけではないと思うことで、
少しは癒されますし、また頑張ろうとも思えます。
投げ出さずにこれからまた頑張っていきたいと思います!
日経IR・投資フェア2015 に参加してきました。
といっても、前後の予定があり、
土曜日の午後からの参戦で、
限られた時間でした。
最初に、美容室へのトリートメント剤などを製造・卸をしている、
4923コタのブースを訪れました。
当社は鎌倉投信のいい会社 の中で始めて知った銘柄です。
美容室、トリートメントというと、
もう斜陽産業で成長性もなく魅力が低いと感じていました。
人やものつくりに関する拘りは、
サイトを見ていて見知りしていましたが、
今回ブースが出ていたので、楽しみにしていました。
私が疑問に思っていた、
成長性に関する部分ですが、
当社の一番の強みは製品の魅力もさることながら、
顧客の美容室が堅実に経営してくれることを、
まず第一に考えたコンサルシステムだと思います。
旬報店と位置付けた重点顧客へは、
コンサルとして近い距離で顧客と接しています。
そのコンサル料金は無料で、
その分がトリートメントなどの料金に反映されています。
コンサルというとどこでも聞くものですが、
当社のコンサルは1人あたりが持つ顧客を20~50店舗と、
一般的な美容室営業における1人当たり200店舗超という規模感の、
10分の1程度できめ細かい点が特徴であるようです。
その上、営業データを日次で集信して、
独自ロジックで改善提案に活かすという、
緻密で地についたコンサルには定評があるようですね。
旬報店の推移が開示されていますが、
5%ちょっとの堅実な成長となっています。

それに従い、業績推移も以下のようになっています。

増収の安定感が抜群でこの時点でおっ!と思いました。
と同時に、2010年-2013年の利益面で
何があったのかなと思って質問しました。
工場新設の費用および償却費とのことでした。
一過性の費用ですし、成長のための前向きな減益ですし、
何より、売上が伸長し続けているので問題なしです。
また、今後もこういったことがあるのかと聞いたところ、
特に大きな設備投資の予定はなく、
当面は設備投資を終えた工場で十分だということでした。
リーマンショックも震災もどこ吹く風で、
堅実な成長を続けているところに驚きです。
美容室やトリートメントは出費が
抑え込まれやすいと思っていたのですが、
女性の美意識が高い点と、
それだけ当社の商材や当社が担う美容室がよいのかもしれません。
これだけ安定性のある銘柄ということで、
ディフェンシブとしても面白いなと思いました。
最後に株価ですが、以下のようになっています。

予想PERで23.6倍です。
一方で成長性はいいところが10%でしょうか。
但し、安定感も高く、かつ財務面でも無借金であり、
自己資本比率も77%と高いです。
ただ、これらをポジティブに捉えても、
はっきりいって今のPERではなかなか買いにくいです。
ただ、今後暴落してきたときに、
リーマンや震災を無風で切り抜けている当社は、
ぜひ覚えておきたい銘柄だなと思いました。
さて、次に訪れたブースは、
保有銘柄の3844コムチュアです。
向会長のプレゼンの時間に合わせてブースに訪れました。
プレゼン前に、向会長に株価が大変なことになっていますね~なんて
ちょっとふっかけてみました。
中国などで不確実性があるからね~と仰ったので、
すかさず、中国のリセッションが混乱が、
コムチュアには影響するのでしょうか?と聞いてみました。
すると直接的な影響はないものの、
大手企業を多く顧客にしていることで、
間接的な影響はあるかもね、というような認識でした。
慎重な回答で、逆に拍子抜けしました。
会長のブックマウスからして、
全然問題ないと断言して終わりだと思いましたが、
案外慎重な見通しでした。
また1Q決算についても総観を尋ねると、
やはり利益が少し足りなかった認識ではありましたが、
想定範囲内で、十分業績予想の達成には自信がありそうでした。
プレゼンが始まると、滑らかな口調でしたが、
大きくビックマウスが見られることはありませんでした。
相変わらず質問を促す口調も自信がある証拠だと思います。
M&Aでの成長にも触れられていたので、
終了後に個別に質問してみました。
私が気になったのは、資金調達についてで、
やはり公募増資も含めて、その時々の状況で
銀行から調達するか、市場から調達するか考えるということでした。
市場に上場している限り、これは当然なわけですが、
すぐではないかもしれませんが、
増資リスクもあるのだな、と改めて当たり前のことを実感しました。
なお、優待については、やはり機関投資家へのメリットも考慮し、
現時点では全く考えていませんね。
前回と同様に個別に聴いた時に名言していました。
次に、最近、目標株価を超えてしまい、
泣く泣くルール通りに売却をした9787イオンディライトの
会社説明会へ参加しました。
いつもこの手の対応は社長が対応しますが、
今回は専務が対応していました。
説明は従来通りの内容で特に見立てが変わることはありません。
強いていえば、注力中の病院関連のビジネスが、
順調に推移しているようで自信漲る様子でした。
今後も業績は緩やかに成長を続けると思います。
また終了後に個別にお話をさせて頂いた時に、
分割の話になり、だいぶ含みのある言い方をされていましたので、
どこかで分割はありそうだなと思います。
どこかで暴落してまた買える価格になれば、
ぜひ拾いたい銘柄のひとつです。
今の時点では多少の調整ではなかなかまだ高いので、
難しいかもしれませんね。
次にアサザイなどで活躍されている、井上氏の講演です。
私はあまりアナリストなどの講演は話半分に聴きますが、
井上氏の講演はあまり知られていませんが、
私は個人的に勉強するのにとてもよいと感じています。
というのも需給面の観点で市場を評価することもあり、
この辺りは私は全くの無知なので、
そういうものかと参考になります。
もっとも、私は自分のスタンスでそれを投資行動の判断には
使わないと思いますが、ファンドマネージャの経験から語られる、
これらのスキルは、そういう立場の人もいるという点で、
勉強にはなりますね。
今回、上海総合指数が暴落しているわけですが、
これは売買代金との相関を見ると興味深いという点です。
暴落開始直前の6月頃の売買代金は、
50兆円に迫ろうかという水準まで膨らんでいました。
日本の20倍程度ですが、時価総額は2倍です。
信用の買い残も40兆円超と日本の4超弱と比べると、
10倍以上です。
ここで暴落が始まり、
当局が20兆円の資金を投じてもすべて溶かされました。
これはGPIFの1年間の投入想定額が7.5兆円程度だそうで、
その規模感は3倍弱ということで、
上記の水準感から見ると控え目です。
暴落前の売買代金の状況を見ると、これらの投入は、
規模は大きいものの、
相場の方向へ影響を与えるには限定的だったようです。
一方で中国では資金1000万程度を超えた投資家でないと、
正規ルートでの信用取引は出来ませんか、
1000万未満の投資家でも国内にあまた存在する
非正規の証券会社ルートで買いを入れていて、
(売り建てできないんですね)
それらの多くが投げている状況のようです。
一方で、PERを見ると10倍水準まで落ち込んでいます。
日本でも暴落して15倍程度、アメリカでは18倍弱という状況からも、
ここから上海が多く売られることはないのではという考察でした。
また、先週の月曜、火曜の暴落局面では、
アムロ証券やCTAといったヘッジ系ファンドが大暴れしたそうです。
(個人投資家にはどうでもいいことですが、そういうことを見ている人がいるんですね)
1日の間に信じられない売りを入れてきて、
その日のうちでどこかでまた買い戻すと。
こうやって市場を振らせてかく乱させているんですね。
結局買い、売りのポジションは1日が終わってもほぼ変わっていないんですって。
井上氏は結局こういうことは個人ではどうしょうもないし、
そういうかく乱してえげつなく利益を取ってくる手法に対して、
個人は狼狽しないことが大事といいます。
確かにこういうわけのわからない筋の動向で、
個人が投げさせられたりするのは、
彼らの思うツボですし、
そういう世界とは無縁でありたいなと思います。
NYダウはリーマンショック後、
PERは18倍から16倍の間で推移しており、
2013年のバーナンキショックの時に
(日本でもGW明けに影響受けましたね)
一度だけ16倍割れしているものの、その1回だけのようです。
そして、日本やドイツ、フランスの指数は、
概ね14倍から16倍で推移しており、
だいたいNYの2くらい低いところで推移してきたようです。
しかし、今年に入って、NYダウは18倍を超え、
日経も16倍を超え、
上限域を超えてきていたようですね。
そんな中で、今回ガツンとやられて、
一気に日本は14倍水準まで切り下げてきています。
PER14倍水準は日経平均は1万7667円、
16倍水準で2万0191円です。
となると、今回の反発や戻り目途についても、
こういったテクニカル的な観点からみると、
なかなか面白い評価だなと思いました。
ただ、これらの考察は聞いていて面白いですし、
そういう世界を否定するわけではありません。
実際にこういう分析が的を得ているのではないかとも思います。
ただ、実際に自分でそういう分析が出来ない以上、
これらは聞きものとして参考にする程度がよいのだと思います。
この後はROEやROAの考え方の勉強会です。
ROA≒経常利益÷総資産で
これが支払利息÷有利子負債の負債利益率より大きければ、
その財務レバレッジの成長性可能という結論ですね。
この辺りは改めて復習です。
それから配当に関しては、
配当性向よりDOEを重視すべきということです。
配当性向は結局利益水準が一時的に落ち込んで100%性向なども
可能性としてありえますが、
その大小があまり意味をなさないこともありえます。
ところが、株主資本の何%が配当に回されたか、
言葉を変えれば、自分が投入した株主資本が
何年で回収されるかを評価可能です。
DOE5%といえば、1÷5=20年です。
配当で回収可能な期間ということです。
このほかイチネンHDやコンドーテック、乃村工藝社、日本空調サービスのブースで、
時間切れとなりました。
この他にも行きたいブースがありましたがね。
どの企業も魅力はあるのですが。
こういうイベントなので、どうしても魅力的な部分ばかりが
目立ちやすくなるのですが、そこには慎重さを忘れぬようにしたいものです。
1.年初来パフォーマンス ※ ( )内は週間パフォーマンス
まるのんPF :+17.6% (▲2.9%)
TOPIX :+10.1% (▲1.6%)
日経平均 :+9.7% (▲1.7%)
東証2部 :+8.1% (▲1.7%)
JASDAQ :+8.6% (▲3.3%)
マザーズ :▲10.8% (▲3.7%)
2.全体所感
今週は暴落からの反発ということで、
とりあえず後味のよい形で週末に入ったのではないでしょうか。
これだけのジェットコースターのような動きに、
翻弄されてしまいそうにもなりますが、
今週は冷静を崩さないこと、
我慢をすることをとにかく言い聞かせて、
なんとかそれを貫くことが出来ました。
指数全体がこのまま上昇していくのか、
もう一発下落があるのか、
誰も知る由もありませんが、
私としては、ここから先はリスクヘッジに重きを置いて、
指数においていかれてもよいという割り切りで
運用をしていきたいなと思っています。
3.ポートフォリオ
※クリックすると画像が大きくなります。


週の半ばまでPFの週間騰落率は、
すべての銘柄で10%以上の下落を食らっておりました。
その一覧を夜中に眺めて、冷静に冷静にと言い聞かせていないと、
やけになっていたと思います。
こういう時に自分がどういう基準で投資をして、
どうなることを期待して保有しているのか、
その期待は、今のこの市況のショックを受けてもなお、
不変であるのか、
色眼鏡になっていないか、
何度も言い聞かせて、継続保有でよいことを、
多角的に判断していました。
日次でブログの記事に文章に落とすことで、
その日に考えたことや明日どうするかを、
前夜に冷静なうちに立場をある程度明確化しておくことは、
私にとってはとてもよいものでした。
PFについては週間プラスは丸和運輸機関です。
しかも今日、高値更新していますので、
この一連のショック安を一旦帳消しにしていることになります。
高配当・高業績ということですので、強い動きが続いていますね。
逆にそれ以外はボロボロです。
一時の10%越えの下落から見れば、
反転していますが、ダメージは大きいです。
念のため、ポートフォリオの構成をテキストでも残しておきます。
9090 丸和運輸機関
2686 ジーフット
9467 アルファポリス
4245 ダイキアクシス
1357 日経ダブルインバースETF
3277 サンセイランディック
3276 日本管理センター
3844 コムチュア
3179 シュッピン
9414 日本BS放送
2384 SBSHD
2139 中広
2764 ひらまつ
※評価額順に記載しています
4.資産状況
※クリックすると画像が大きくなります。


先週から今週にかけて大きく資産を落としていますが、
それでも年初来パフォーマンスは17%台ということで、
既に年間の目標を達成した高い水準で推移しています。
今回のショック安を受けて、
額が減ったことに怖さを感じたというより、
それだけ急落してしまうポートフォリオ構成だったことに、
改めて怖さを実感したわけで、
資金管理を徹底することは本当に重要だと思いました。
現金比率を高めることが一番シンプルですが、
単に現金を多くしてしまうと運用益が得にくいので、
取れるリスクとリターンの自分にとってのよい心地の部分で、
運用すべきだなと思います。
年初来20%を超えたあたりで、
その危機感はより大きくなり、インバースなどでヘッジをしていますが、
規模が小さく、結局、下落が始まってから
インバースを買い増すことになりました。
損得ではなく、保険なので、適量を保有していくことがいいと思っています。
今後は指数や他の投資家に置いて行かれてもよい、と割り切り、
もう少し余裕のあるポートフォリオを構成していきたいと思います。
自分は自分、他人は他人、指数は指数ということで、
これまで以上に割り切れてきたように思いますので、
よい授業料だったと思います。
今日も続伸という結果になりました。
日経平均で高値と安値の1日の値幅は324円です。
以前としてボラティリティが大きく、
前日比では続伸といった結果になっていますが、
まだまだ到底予断を許さない状況だと理解しています。
引き続き、日次の状況を記録しておきます。
日次の動向については、
原則は触れないようにブログを運営していましたが、
ちょっと落ち着いたなと思うまでは、
自分もアンテナを張っておきたいので、
この形態で記事をあげていきます。
【本日のPFの状況】
PF総資産 : 8,670,358円
前日比(額) : +104,753円
前日比(%) : +1.2%
年初来(%) : +15.4%
現金比率(%) : 16.9%
【本日の印象】
本日も前日のNYもようやく終値ベースで反転し、
大きくプラスで寄り付きました。
多くの銘柄で買い気配をつけており、
その後、PFは前日比で3%近くまで上昇しました。
結局、後場に入り、指数もやや売られて下がりましたが、
それでも続伸という結果となりました。
今日の日経平均は前日比+1.1%ということですから、
ほぼまるのんPFは日経平均と同調したことになります。
昨日も不安の心情を表明した通り、
やはりなかなかリスクヘッジというのも、
思い通りにならないなと思っていました。
ただ、このようなリスクヘッジは、
私の投資スタンスと同様に、
ある程度の期間でならして評価せねばならないわけで、
その日その日の結果を見て、
安易にヘッジがうまくいっていないかもしれないとか、
過剰過ぎるとかを評価するのは、
間違っているなと昨日の自分の見解にダメだしをしておきます(笑)。
昨日も、今日も単に相対的にマザーズなどの
中小型株の下げがきつかった分が大きく戻しているに過ぎず、
相対的にインバースより個別銘柄の方が強かったというだけです。
しかも、昨日と今日がそうだったということにすぎません。
このことだけでああだこうだいうのは、恥ずかしいなと思いました。
今日の後場開始後に、
指数が伸び悩む局面があったようです。
これはようやく指数も落ち着き、
暴落局面で急いでつかんでしまったポジションを、
短期的にやれやれ売りをしているのかもしれません。
今後チャートが読める人であれば、
節目節目で戻り売りが出やすいとか、
ここは真空状態だから一気にレンジを切り上げるとか、
色々予測が出来るのかもしれません。
それにより効率的にかつ多角的に評価出来ることは素晴らしいスキルですね。
ただ私にはそのスキルはないし、そもそもまだだファンダの基礎知識すら
経験も知識も浅いので、浮気せずにまずは自分が学び経験すべきことに
集中したいと思います。
【本日の取引】
買い
2139 中広
売り
なし
今日はNISA残枠処理として、
中広かひらまつを追加しようと思っていましたが、
結果、中広を選択しました。
来期予想PERで12倍を割れてきていますが、
今期の業績は見た目は悪いですが、会社計画通りです。
現在の中国経済の落ち込みが日本の製造業にも打撃を与えてくると、
不安が大きくなり、
巡り巡って当社の広告費用が落ち込むということも、
考えていましたが、
そもそもそのような図式が成立した時点で
リセッション入りしているのでしょう。
そしてそもそも後退局面でも行けると思っている銘柄なので、
NISA残枠分がちょうど合致していたということもあり、
中長期では魅力はあるだろう、そのように考えて買い増ししています。
クロスでインバースを更に買い増さないのかという点ですが、
こちらも実は迷いました。
結論としてはこの中広に入った資金は全体の0.6%程度です。
ですので、この現物の増加分を売りポジションに持っておくというのも、
悪くはないのですが、さすがに手数料を払ってまで、
そこまで厳密に買い付けなくてもよいと思いとりあえず見合わせました。
【明日に向けて】
指数が上昇したとか、下落したとか、
どっちに振れそうという思惑に捉われないように、
引き続き、予め整理しておくことで、
冷静さを少しでも保てるようにしたいと思います。
基本的には昨日と同じ水準を想定しています。
買い
9467 アルファポリス 1875円以下(前日比▲21.1%)
※S安 予想PER14倍割れ水準
3277 サンセイランディック 800円(前日比▲20.7%)
※予想PER9倍水準
3276 日本管理センター 1400円以下(前日比▲13.8%)
※予想PER25倍水準
3844 コムチュア 1600円以下(前日比▲19.7%)
1357 日経ダブルインバース 上記買付状況に応じて適宜
合計 想定キャッシュ 57万
売り
※上記買い付け成立目途が立った時にクロスで現金捻出
9414 日本BS放送 (想定キャッシュ:17万)
2384 SBSHD (想定キャッシュ:25万)
合計 想定キャッシュ 55万
明日はどうなるかわかりません。
わからないことは怖いと思っていましたが、
明日のことなどわからなくとも、
保有銘柄の数年後を思い描き順調そうな姿が想像出来れば、
それでいいのです。
自分だけが上昇に置いていかれるかも。
自分だけがマイナスに転じるかも。
あるいは指数にお付き合いして自分も暴落するかも。
色々な●●かもには一切屈せず、
冷静に見るべきもの(株価の動向ではなく、ファンダ)を
見失わずにいきたいと思います
今日は反発していますが、
これまでの下落を考えると軽微な反発です。
とはいえ、値幅で見ると、
今日も大きく相場は動いていますので、
引き続き、短期的な内容ですが、
今週はずっとこんな調子かもしれません。
【本日のPFの状況】
PF総資産 : 8,565,605円8,273,677
前日比(額) : +291,928円
前日比(%) : +3.5%
年初来(%) : +14.0%
現金比率(%) : 17.9%
【本日の印象】
本日は前場は様子見で若干プラスで推移していましたが、
後場になって一気に高騰していきました。
何が材料なのかわかりませんが、
確かに後場で上海指数もあがっていたようですからね。
ただその後、上海指数はダレて終わっていますが、
日本株はダレずに高値水準で引けたようです。
私は今日は仕事の関係で、
あまり市況を眺めていられなかったのですが、
ツイッター等を見ていると、
皆さんこのリバでようやく一安心といった
楽観ムードが漂っていたように感じました。
ただ、指数を見てもその反発はまだまだ限定的ですし、
一度顕在化しつつある中国リスクが、
落ち着いたとは到底思えません。
利下げの発表があり下支え効果がある中で、
今日もマイナスで引けていますしね。
私は全く持って楽観などできないなという印象です。
ただ、私がそう思っているということは、
まだまだリバウンドがあるのだとも思います。
つまり、指数が上に行こうが、下に行こうが、
私には正直よくわかりません。
そして保有銘柄のファンダメンタルズがしっかりしていれば、
それでいいのです。
あとは、昨日のブログでも整理した通り、
今のボラティリティの高さを抑制させておいて、
大きく成功もしなければ、
大きく失敗もしない状況でなんとか今の状況を切り抜けられれば、
落ち着きを取り戻した時に、
しっかりしたファンダメンタルズの銘柄をそのまま持っていれば、
緩やかに資産も増えるはずだと思っています。
このように考えていたので、
正直、今日のまるのんPFの反発にはとりあえず良かったと思う一方で、
不安はより大きくなりました。
概ね、指数と同期している時に、
上下双方向のボラティリティが約半分になるように対処をしています。
今日で言えば、TOPIXは前日比+3.2%ですので、
+1.6%程度に落ち着くはずなのです。
ところが、冒頭の通り、今日のまるのんPFは+3.5%と
TOPIXを若干ですが上回っています。
確かにマザーズなど新興株が強かったといえばそれまでですが、
今日はたまたまこれが上側に触れたので、
一見、「とりあえず良かった」になるのですが、
逆回転でマイナスになった時に、
せっかくヘッジしたつもりなのに
それが機能しないことを示唆するわけです。
もちろん、あくまで前提付きのシミュレーションですし、
そんなに思うようにリスクをコントロール出来るわけではありませんが、
単純にプラスでよかったと評価するのは、
今の私としては誤った表面的な評価だと感じるのです。
とはいえ、短絡的にまだまだインバースが足りない!っと
躍起に買い増せばよいというものでもないので、
この辺りの対処は実際には今日の結果だけを見て
どうこう言うことでもないのですが、
結果オーライではなく、自分が想定していることとの乖離を、
きちんと見極めて、出来るだけコントロールされた状況の中で、
運用をしていけるように今の経験をOJTとして大事にしていきたいと思います。
【本日の取引】
買い
なし
売り
なし
昨日と同様に、インバースの効果について試算をしておきます。
日経ダブルインバースは、
今日時点のPFの約8.5%となり
PF全体の影響度は約17%相当の影響となります。
ざっくりPF全体が指数と完全に同期するという前提で
(そんな前提おかしいというのはおいておいて)
仮に今後指数が5%下落した場合の影響を概算してみます。
PF全体を100として
現時点の配分は以下の通りです。
①現金 17.90
②インバース 8.5
③現物株 73.6
合計 100
5%下落後の評価は以下の通りとなります。
①現金 17.90(変わらず)
②インバース 9.35(約10%増)
③現物株 69.22(5%減)
合計 96.47
以上から指数が5%下がった際の
私のPFへの影響は3.53%ということになります。
これは概算でざっくり現金比率で30%程度を確保して感覚となります。
(繰り返しになりますが、指数とPFが同期して動いた場合のシミュレーション)
こんなシミュレーションも自己流で
実は見る人が見れば全く見当違いのことをやっているのかもしれませんが、
それでも自分で色々考えてやってみています。
このブログは元々、自分自身の練習記録のようなものなので。
【明日に向けて】
指数が上昇したとか、下落したとか、
どっちに振れそうという思惑に捉われないように、
引き続き、予め整理しておくことで、
冷静さを少しでも保てるようにしたいと思います。
買い
9467 アルファポリス 1850円以下(前日比▲17.4%)
※予想PER14倍割れ水準
3277 サンセイランディック 816円(前日比▲15.5%)
※S安 予想PER9倍水準
3276 日本管理センター 1400円以下(前日比▲13.3%)
※予想PER25倍水準
3844 コムチュア 1600円以下(前日比▲17.2%)
1357 日経ダブルインバース 上記買付状況に応じて適宜
合計 想定キャッシュ 56.5万
売り
※上記買い付け成立目途が立った時にクロスで現金捻出
9414 日本BS放送 (想定キャッシュ:17万)
2139 中広 (想定キャッシュ:13万)
2384 SBSHD (想定キャッシュ:25万)
※このほかNISA残枠をどこで消化するか検討
合計 想定キャッシュ 55万
現時点でNYは上昇、
日経先物はほぼザラ場引け値水準となっています。
一旦反発が見られていますが、
安堵に浸っているような感覚はないのですが、
だからといって不安ばかりを助長しても意味もありませんし、
結局目先の方向感を考えても答えなど導き出せませんので、
明日もとにかく冷静に冷静にいきたいと思います。
だいぶ雰囲気が明るくなっていますが、
引き続き、皆さんでこの荒波を乗り越えていきたいと思います!
当面、短期的な話題ばかりで恐縮ですが、
市場が大きく動いていますので、
日次での状況整理の記事で恐縮です。
【本日のPFの状況】
PF総資産 : 8,273,677円
前日比(額) : ▲153,700円
前日比(%) : ▲1.8%
年初来(%) : +10.1%
現金比率(%) : 18.5%
【本日の印象】
昨晩はNYダウが戻しを試したものの、
結局最後は大幅続落ということで、
覚悟を決めて(実際には覚悟なんて出来ていない!?)、
寄り付きを確認しますが、
想定通り、全銘柄売り気配。
ここで、予め昨晩仕込んでおいたアラームに託し、
仕事をとっとと片づけることにします。
ところが、実際には仕掛けておいたアラームも、
だいぶ下で指しておいた約定通知も来ずに、
前場引け前にチラッと状況確認すると、
プラ転しているではありませんか!
一瞬、含み益のあろ銘柄の損益を見たのかと思いましたが、
確かにPFはプラ転していました。
この時の私の思考は恥ずかしながら、
まずはどこまで戻すだろう、
年初来で何%まで戻ったか、
頭の中で概算している自分がいました(笑)。
その後、この後どこまで戻すかなと
皮算用をしていましたが、
そもそも、それがあまりに無意味なことと
気が付きました。
それより過去のショック安の際には、
一度反発した後に、
結局更なる下値をつけにいく傾向が強いというのは、
過去の経験やチャートからも認識していましたし、
やはり今、本質的に元凶となっている
中国市場も何らリスクは後退していないと判断し、
この浮かれ時間は一瞬で終わりです。
引き続き個別銘柄は売りたくない、
しかしリスクの高まりには備えておきたいという発想で、
昼休みにさらにインバースを買い増し、
更なる下落へ備えることとしました。
(といってももはや現金が少ないのでごくわずかですが)
そして後場引け前に改めてチェックすると、
もう指数はまた暴落しているではありませんか!?
てか、本当によく下がるな~といった印象で、
正直もう打つ手はなしという状況です。
ここまで乱高下があると、
この波にうまく乗れた人、乗れなかった人で
明暗が分かれるわけですが、
はっきりいって、それを可能としたかどうかなど、
運がほとんどだと思います。
もちろん運も実力、
運をたぐりよせるための緻密な手法があるのかもしれませんが、
私は無縁ですので、これを自分と比較して、
悲観したり楽観したりすることもまた無意味だなと思います。
今日の動きなどを見ていても、
株価は合理的な動きはしておらず、
完全に心理で乱高下を繰り返しているように思います。
こういう時こそ、とにかく冷静に、冷静に、
企業のファンダメンタルズ評価と株価のGAPをモニタリングして、
必要なところでリスクを取って買っていくのが良いのだと思います。
市場全体の出来高もだいぶ膨れているので、
そろそろ投げられる分は投げられたと思いたいのですが、
はっきりいって、海外も含めて落ち着きを取り戻すまでは、
どうなるかなんて全くわからないのでしょうね。
特に短期的に今週、来週、今月がどうなるかなんて、
予想しても仕方ないし、
その結果だけで一喜一憂しても仕方のないことだと思います。
【本日の取引】
買い
1357 日経ダブルインバース
売り
なし
日経ダブルインバースは、
今日時点のPFの約9.5%となり、
皮肉にもPF上位となっています。
実際にはダブルインバースなので、
PF全体の影響度は約19%相当の影響となります。
ざっくりPF全体が指数と完全に同期するという前提で
(そんな前提おかしいというのはおいておいて)
仮に今後指数が5%下落した場合の影響を概算してみます。
PF全体を100として
現時点の配分は以下の通りです。
①現金 18.5
②インバース 9.5
③現物株 72.0
合計 100
5%下落後の評価は以下の通りとなります。
①現金 18.5(変わらず)
②インバース 10.45(約10%増)
③現物株 68.4(5%減)
合計 97.35
以上から指数が5%下がった際の
私のPFへの影響は2.65%ということになります。
ですので、10%指数が下がれば、5.3%の下落、
20%指数が下がれば、10.6%の下落と
概ね今のPFのバランスは、
全体の下落の半分程度をヘッジしていることになります。
これはあくまで私の現物株が、
指数と連動した場合ですので、あくまで概算です。
私のPF全体のPER水準は本日時点で13.8倍であり、
日経平均よりやや下の水準であり、
普通に考えればそこまで乖離はしないと思うのですが、
成長性を重視して組入れている銘柄もあり、
この辺りの期待度が剥がれると、
これまで日経平均をアウトパフォームしてきたのと逆回転となり、
大きく売られる可能性もあります。
そうならないように銘柄選定しているつもりですが、
こればかりは市場が決めることなので、どうしょうもありません。
ただ、このように指数と同じ動きをするという大きな前提はついていますが、
約半分までヘッジが出来ていることは、
少し精神安定に向けて効果的な試算でした。
もちろんこの結果はプラス側でも同じことがいえ、
指数が5%増えたとしてそれに同調した値動きをしたとしても、
PF全体ではその約半分しか効果を享受できないことになります。
双方向にリスクをヘッジしている意味では当たり前ですが、
今回のボラティリティの大きさを見て、
改めてこういうリスク管理が重要だなと感じました。
【明日に向けて】
前述の通り、色々外部要因をこねくりまわしてみたり、
ツイッターやYAHOO掲示板などを眺めていても
合理的な判断が出来ないことは、
今の心理面で乱高下していることで自明なわけです。
ですから明日、騰がるかもしれないからとか、
続落するかもしれないからという前提で、
どう取引をするかを考えても無意味だと思います。
ですので、単純に自分が見るバリエーションから見て、
十分中長期で魅力だと感じる部分に
投資を仕掛けていきたいと思います。
それを踏まえると、昨日とそんなに変わらないところで、
取引をしていきたいと思っています。
買い
9467 アルファポリス 1850円以下(前日比▲11.1%)
※予想PER14倍割れ水準
3277 サンセイランディック 800円(前日比▲10.4%)
※S安 予想PER9倍水準
3276 日本管理センター 1400円以下(前日比▲7.1%)
※予想PER25倍水準
3844 コムチュア 1600円以下(前日比▲13.2%)
1357 日経ダブルインバース 上記買付状況に応じて適宜
合計 想定キャッシュ 56.5万
売り
※上記買い付け成立目途が立った時にクロスで現金捻出
9414 日本BS放送 (想定キャッシュ:17万)
2139 中広 (想定キャッシュ:13万)
2384 SBSHD (想定キャッシュ:25万)
合計 想定キャッシュ 55万
現時点で日経先物は18,300円所で、
NYダウも反発をしていますので、
このままいけば明日は・・・と思うわけですが、
そんな値動きも実際にどうなるかわかりません。
明日朝起きたら、あれ?大幅マイナス?ってこともありえますしね。
ですが、株価はゼロになることはないはずですので、
メンタルをしっかり保ち、冷静に、冷静に対峙していきたいと思います。
皆さん、頑張りましょう!
暴落を受けて、
私のPFも相場より強めの調整を強いられています。
確かに先週の下落が指数に比べて、
やや影響が限定的だったこともあり、
それに追いつくがごとく、
今日はがっつり逝ってくれました。
今週1週間はボラティリティも高く、
ついつい感情的になってしまいがちなので、
今日の雑感と明日の対策について整理しておきます。
あくまで自分向けのメモ書きになりますので、
読者の皆様には退屈をさせますが、
ご容赦ください。
また、こんな1日1日の動きを記憶して、
自分へ印象付けることが必ずしも得策でないのですが、
目を背けず、間違った判断をしないためにも、
現実を直視するようにと思っています。
見苦しい点もご容赦ください。
また、この散々たる状況を笑ってみてやってくださいませ。
【本日のPFの状況】
PF総資産 : 8,427,377円
前日比(額) : ▲625,527円
前日比(%) : ▲6.9%
年初来(%) : +12.2%
【本日の印象】
寄り付き後に日経平均で▲500円前後で推移。
この時点で中国を待っているのだなという印象。
はっきりいって、中国がダメなことがわかっていたので、
もう一段も二段も下があるだろうと読んでいましたが、
そんな読みには合理性もないし、
そもそも自分はそんな予測に基づいた
投資行動を取るスタンスでないので、
そのまま放置。来るなら来いと(笑)。
そして予想通り来たわけですね。
私は日経平均で▲1000円位はあるかなと
漠然と考えていましたが、
そこまではいきませんでした。
ここまでわかりやすく暴落してくれると、
投資スタンスもくそもなく、
一旦ポジションを外すという選択がよかったのでは、
とずっと今でも頭を過っています。
ですが、スタンスを堅持することは何より大事だし、
やはり大きく売却していくための
根拠が自分でも納得いくものがなく、
やはり行動に移せません。
こんな時に、投資スタンスも根拠もなく、
とにかく逃げるが勝ち、そのように考えられたら、
どれだけ楽だろうかとも思います。
しかし、ファンダメンタルズを見て、
自分が期待する企業の成長性を買っているわけで、
そのシナリオが崩れていないのに、
売るというのは、どう考えても合理的でありません。
確かに外部要因も最悪な状況なのかもしれませんが、
それを踏まえても、私の保有する銘柄に、
大きく業績を毀損するようなものはありません。
あったとしても一過性でしょうし、
そういう耐性を一定程度考慮して組入れているつもりです。
こんな葛藤をしている時点で、
既に中長期投資家失格かもしれませんが、
そんな葛藤をしつつも、投資スタンスだけは守れた、
これは自分の中でまず認めてあげたいなと思います。
後述しますが、
今日も概ね、事前に決めておいた通りの対処を取りました。
全体としては、もうファンダメンタルズもテクニカルも関係なく、
全銘柄が容赦なく売られたという印象です。
よくもここまで売る人がいるものだと思う程、
次から次へと売り玉が出ていたようです。
とにかくパニックで売りが売りを呼び、
底がわからぬままにとにかく下落していく、
まさに落ちるナイフ状態だったわけです。
私はこういうパニックの経験がほぼなく、
エボラ、ギリシャ、中国の各ショックを、
ここ1年~2年程度の間で経験したわけですが、
それまでのショックとはどうも規模も影響も違うようです。
(それ自体も本当にそうなのかよくわかっていませんが)
それはVIX指数などの水準を見ても、
だいぶ違うのではと思うわけですが、
一方で、では、その対処法はどうなのかと自問しています。
リーマンの時に徹底的に売り込まれた時は、
その下落局面では、
ずっといつかは戻る、いつかは戻ると言っている間に、
一気に半分以下に資産が目減りしたわけですが、
う~ん、今回もそうなるのでは?と言われてもいますが、
こればかりはわかりませんね。
とにかく今日は訳もわからず売られた、そんな一日でした。
そして明日もきっと今日と同じ程度までの
下落幅は覚悟しておく必要があると考えます。
ですので、この底なし沼がどこまで続くのかわからないというのが、
今日の印象で、これは不安をより助長させる状況なのですが、
これをそのまま感情論で閉じていると、
明日、また投機的な取引に手を染めてしまいそうなので、
必要以上に冷静に、冷静にを心掛けたいと思います。
結果的に手遅れになって、年初来マイナス転落も、
覚悟を決めたので、(本当か!?)
投資スタンスを堅持すること、
これを第一に考えたいと思います。
そしてそれを年末に振り返り、
スタンスそのものがダメな部分はダメな部分として反省し、
改善するようにして数年後までを見据えて、
自分の投資家としての血肉となるよう、
今回の暴落をポジティブに捉えようと思います。
【本日の取引】
買い
4245 ダイキアクシス
1357 日経ダブルインバース
3179 シュッピン
売り
9414 日本BS放送
2352 エイジア
シュッピンの買い増し(買い戻し)以外の取引は、
いずれも決めていた水準で決めた通りに処理を行いました。
日本BS放送は本来は買い増ししたいくらいなのですが、
現金を確保するために、泣く泣く一部を売りました。
またエイジアについは、
既に残株を様子見で保有継続していましたが、
相対的に中途半端なポジションになっていたので、
こちらも現金確保のために売りました。
この2取引は想定通りです。
ダイキアクシスは26日には決算説明資料が出るので、
本来はそこを見てからと思いましたが、
既にPER10倍割れの水準ですし、
私の個人的な期待度が、
やや前のめりになっていることを踏まえても
1000円割れは買いを入れておきたいと思いました。
中国リスクを現在懸念されていますが、
国内では影響は軽微でしょうし、
インドネシア事業については、
確かに新興国不安で影響はありそうですが、
では生活や事業に必要となる上下水道インフラが、
もう永続的に設置見合わせ
という事態にはならないと考えています。
(事業推進が遅れることで、今期目減りはあるかもしれませんが)
日経ダブルインバースはダイキアクシスとシュッピンの買い増しにより、
より買いポジションを増やしているので、
それに備えて売りのポジションを持ちました。
といっても、既に現金も少ないので、
ほとんど保険として機能していない程、軽微な買い増しです。
シュッピンについてですが、
インバウンド銘柄と認識されていて、
中国リスク→インバウンドだめだめ→シュッピン業績ボロボロ
という感じなのでしょうか、
とにかく直近で売り込まれているのに加えて、
今日もだいぶ売られていました。
一方で私の目標株価は成長率17%で18.3期EPS84
評価PER30倍で目標株価は2520円としています。
問題はこのEPS予想がインバウンドが剥落すると、
甚大な影響を及ぼすのかどうかということですが、
私はこれには否定的です。
足元のEコマースの状況は更に拍車をかけるように、
成長していることがわかります。
一方、新品販売の比率が高く、
利益率が低いインバウンド販売が落ち込んだとしても、
私は成長シナリオに変調はないと考えています。
これは元々そう考えていましたし、
今後もそれは変わりません。
そのことを踏まえて、
今の成長性を踏まえて、買い増ししたいと思いました。
ただ、マザーズがここまで冷え込み、
やはり市場からはインバウンドダメダメと思われていることを踏まえると、
まだ下値はあるかもしれません。
それも覚悟の上、決断しました。
アルファポリスみたいにならないといいなと思いますが、
こればかりはどうしょうもないですね。
【明日に向けて】
現時点で、日経先物は今日の現物終値より▲900円程度です。
とういうわけで、このまま世界的な不安が落ち着かない限り、
明日も今日並の下落を覚悟する必要があるでしょう。
ただ、指数がどうなろうと、相場の心理がどうなろうと、
私はファンダメンタルズをメインに買うのかどうかを判断し、
その上で、リスク面を考慮して、
現金やインバースをどうするかセットで考えることにします。
そのためには、相対的な評価でやむなく売却を進めることも決断します。
ですが、なんでもかんでもとにかく売るということは、
今の所するつもりはありません。
この前提に立ち、明日のシナリオを想定しておきます。
買い
9467 アルファポリス 1850円以下(前日比▲15.5%)
※予想PER14倍
3277 サンセイランディック 800円(前日比▲15.8%)
※S安 予想PER9倍割れ
3276 日本管理センター 1400円以下(前日比▲10.4%)
※予想PER25倍割れ
3844 コムチュア 1600円以下(前日比▲15.2%)
1357 日経ダブルインバース 上記買付状況に応じて適宜
合計 想定キャッシュ 56.5万
売り
※上記買い付け成立目途が立った時にクロスで現金捻出
9414 日本BS放送 (想定キャッシュ:17万)
2139 中広 (想定キャッシュ:13万)
2384 SBSHD (想定キャッシュ:25万)
合計 想定キャッシュ 55万
買いが成立してほしいような、
成立してほしくないような、
複雑な心境ですが、一気に年初来マイナスも視野に、
覚悟を決めて臨む必要がありそうです。
というわけで、心理面は辛いですが、
皆さん、頑張りましょう!
前回の記事 で私は企業業績の成長性と業績面に対する
期待度で株価形成がなされていると考えている点を、
改めて整理しました。
ということで、現時点で暴落したPFの個別銘柄が、
どんな状況であるか、一度保有銘柄のサマリをしておきます。
週末パフォーマンスの記事 の再掲になりますが、
まずは保有銘柄の一覧の画像です。

では、資産額順に簡単にサマリしていきます。
なお、私のPFの個別のサマリメモのようなものです。
自分向けの記事で恐縮です。
◆9090 丸和運輸機関
PER(今期 → 翌期) 20.6 → 19.6
分割発表と業績好調で中長期の見通しは良好。
今期はもしかすると上方修正があるかもしれない。
現時点の評価はだいぶいいところまで評価されており、
目標株価までの上値余地も縮まる。
今回の調整の煽りも受けていないことから、
後から被弾は想定しておく必要がありそう。
一単元が大きく、分割後にリバランスの対象として、
少しポジションを落とすことも想定しつつ、
現時点では、調整の波が遅れてやってきても、ホールド継続。
◆2686 ジーフット
PER(今期→翌期) 12.3 → 10.9
月次はなんとかプラスを維持。
売上より利益重視の姿勢なので、
正直、決算が出ないとなんともいえないが、
客足低下は気になるものの、計画線では推移可能と思われる
名証から東証への昇格も視野に入っており、注目要素と思われる。
中国天津の影響も懸念されているかもしれないが、
そもそも閉鎖中は1店舗で、かつ保険にも入っているので、
はっきりいって業績には影響はないでしょう。
ここから一段の上値は決算進捗を見ないとならない。
優待もあり、そもそも売りが少ない状況と思われるが、
如何せん流動性も低いので、まとまった売りが出ると、
一気に株価が動くので、今後も不安定な株価形成になりそう。
こちらも特に懸念が台頭しているわけではなく、
下落しても死んだふりするつもりです。
◆9467 アルファポリス
PER(今期→翌期) 19.2 → 16.7
直近高値が4000円ところなので、
40%弱の値下がりに見舞われる。
初回の目標株価3750円にタッチした時に、
一度利益確定を出しておけばよかったと後悔しても
後の祭りなのだが、目標株価を見直したのは、
自分の中では長期的には合理的判断と思っているので、
仕方ないと思っている。
先週の買い増しもやや早く、結果的に含み益をすべて溶かしてしまったが、
私の現在の買付単価は2626円で
今期予想PER20倍、来期予想PER17.5倍で保有するように買い付けた。
この水準感は当社を成長株として位置付ければ、
慎重に判断したとしても、十分魅力的と感じている。
ただ、当社への投資はハイリスクハイリターンであることは認識している。
今のビジネスモデル上、例えば投稿者が減ることで、
魅力的なコンテンツが継続して生み出せない可能性や、
着手しているゲーム事業では一般的には失敗することも多い。
PERも決して低くないわけであり、
今は失望に失望、不安に不安が助長されてきて、
もうどこまで突っ込むのかという状況と思われる。
既に配分はリスクに対してやや高い状況であり、
ここからの買い増しは自分の中では厳禁としておきたい。
一方でリスク管理の面から、
泣く泣く少し縮小させることも検討しなければならないが、
ここはどこまで覚悟を決めて、当社に付き合えるか、
それがものをいうと思う。
2000円割れとなっても黙ってホールドしていられるか。
◆3277 サンセイランディック
PER(今期→翌期) 12.6 → 10.9
この調整局面で、まさかの週間プラスで、
高値更新を続けている。
決算はよかったし、ようやくまっとうな評価に向けて、
株価修正中の認識であるが、
一旦は短期的には調整を強いられるかもしれない。
ただ、今の資産配分は概ね満足しているので、
こちらもそのまま放置。
次回の決算で積み上がった販売用不動産がどう収益化したか見ていけば、
更なるファンダメンタルズの評価が出来そうなので、
それまで買い増しはお預けしておく。
◆4245 ダイキアクシス
PER(今期→翌期) 10.3 → 9.4
決算後、こちらも暴落しているのだが、
私はそこまで悲観するような決算ではないと捉えている。
確かに、下期から風力発電システムの販売状況や、
インドネシアの海外事業は不確実性も高く、
どうなるかわからないといえば確かにそうだが、
そんなことは前々からわかっていたし、
どうなるかわからないから投資しないといったら、
投資なんてできないからな。
当社は現在の保有銘柄の中で目標株価までの上値余地が一番大きく、
期待値も大きく、PER水準も低いので、
もう少し割合を高めておきたいのだが、
如何せん、現金がない。
1100円割れは買っていきたいと想定していたが、
現金比率のこともあり、より慎重にいくために、見合わせている。
1000円割れ(今期PERで10倍割れ)が見られれば、
買い増しを発動するかな。
◆3276 日本管理センター
PER(今期→翌期) 30.5 → 24.4
決算後、大暴落銘柄の一角(笑)。
直近で30%程度の下落かな。
期待が大きいとサプライズのない当社の決算は売られるのだが、
そもそもサプライズが起こりにくいビジネス形態であり、
勝手に期待、勝手に失望の展開だと思われる。
上期業績はほぼ会社計画通りと平凡なものと捉えられているが、
決算説明などを見れば、順調であることは揺るぎがない。
成長性も継続する算段が強いと思っており、
武藤社長の手腕をみるに継続して自信度A(強気)としている。
目標株価までの上値余地は55%ということで、
個人的には買い増しをしてもよい水準まで来ていると考えている。
ただ、個人投資家の冷え込みや、
そうはいっても依然としてPEE30倍が続いているので、
そのタイミングは難しいなと思う。
無理をして買い増す必要はないので、
来週の更なる下落を見ながら、
拾えると思えば拾いたいな。PER25倍に向けてかな。
◆3844 コムチュア
PER(今期→翌期) 12.9 → 11.1
こちらも今回の調整の煽りを受けて上値余地は大きくなっている。
事業の成長性は継続していると思われるので、
なかなか株価が付いて来ずに苦戦しているが、
ここはこのまま放置でよいかな。
成長率とPER評価を見ると、明らかに乖離しているのだが、
また不採算案件が出るかもしれないという点などを想定しておくと、
過度に一極集中させる程の自信があるわけでもなく、
現時点で自信度はC(中立)としているので、
それに照らすとよいところかなと思う。
万が一PER10倍割れとということがあれば検討しようかな。
◆9414 日本BS放送
PER(今期→翌期) 16.3 → 14.2
当社は概ね成長性は認知度向上による成長を期待しているが、
今後も認知度向上のために、
広告宣伝費を継続的に計上する戦略を取るだろうということで、
成長率を15%から12%に下方修正する。
これに伴い、目標株価算出時のPERを18.5倍として、
目標株価を1610円に下方修正。
自信度もB(やや強気)からC(中立)へと修正する。
上値余地は60%程度ということになる。
元々の目標株価2000円からの大幅下方修正なのだが、
元の目標株価では上値余地的にも即座に買い増しを検討してもよかったが、
そういう感触でもなく改めて精査をしてみると、
これくらいの評価ということで、妥当な配分という結果になった。
そもそも需給がかなり偏っていて、
なかなか戻らないというわけだが、これはある意味ではチャンスでもある。
ただ、実はPERもそこまで小さいわけでもなく、
成長性15%程度とみると、今の水準でも妥当という感触である。
もちろん数年後までをみれば間違いはないと思うが、
今の現金比率を高めて備えておきたい局面で、
少し売っておいてもいいかなという気さえしている。
◆2384 SBSHD
PER(今期→翌期) 10.2 → 8.6
当社も金曜の暴落局面で調整しなかったが、
決算後に十分に調整していたし、
PER水準から見ても、下値は限定的なのではないかと思う。
ただ、今回の調整の煽りをまだ受けていないので、
短期的には、金曜の分も含めて
まだ調整の波を受ける可能性はあると考える。
2倍達成時に半分は利益確定済なので、
あとは、悠々と構えていたいと思う。
確かに指標面からは買い増しをしてもよいのではという水準なのだが、
M&Aの効果などで若干不透明さが残っていることもあり、
あまり勝負に出なくてもよいかという感触です。
原油安の効果も全く当社には評価を与えてくれていないが、
また忘れた頃に業績に反映されて気が付くのだろうか。
◆3179 シュッピン
PER(今期→翌期) 26.5 → 22.6
ここはインバウンド銘柄と思われていて、
中国の景気悪化懸念という大義名分のもとで、
大きく調整が続いていると思われる。
当社のEコマースの成長性企業としてみれば、
十分投資妙味がある水準まで落ちてきていると思われる。
一方で、仮にインバウンド効果が剥落してきたとしても、
影響は限定的ではないかと思う。
事実、月次乖離を見ていても、Eコマースの成長に揺るぎはない。
自信度B(やや強気)で上値余地は55%なので、
買い増しを検討してもよいが、
マザーズ市況も荒れているし、
既に優待恩株状態なので、このまま放置かな。
◆2139 中広
PER(今期→翌期) 15.3 → 13.5
足元の決算はやや期待より下振れしていたものの、
その後のIRへの確認の結果、何ら問題なしと判断している。
優待新設もあり、いよいよ1部昇格が視野に入るが、
圧倒的に株主数が足りないので、
今後、分売や更なる対策が出てくるかもしれない。
ただ、これらは私の主体とした評価方法ではない。
ファンダメンタルズ的に見ると、
今の水準で買い増しは検討出来ないし、
だからといって売却する水準ではない。
このまま放置かな。
なお、IR確認結果などを踏まえて、
自信度をD(やや弱気)からC(中立)に修正します。
◆2352 エイジア
PER(今期→翌期) 15.5 → 13.5
既にこちらもほぼ利益確定を実施済で
残りは様子見しているが、
現金確保のためにも売却を検討してもよいかもしれない。
別に成長シナリオは不変でなんとなく継続保有しているわけではないのだが、
相対的に現金確保のためには、売却を検討してもよいかもと思っている。
◆2764 ひらまつ
PER(今期→翌期) 12.8 → 11.1
将来性の見通しとして、
私はホテル事業如何によると思っている。
足元では、決算も私は順調だと思っているが、
インバウンド効果を期待した、市場からは失望されている模様。
そもそもインバウンド効果といっても超限定的だと思う。
中国を始めとした外国人旅行者が
食費や宿泊費にはあまりお金をかけないと言われていて、
(実際にファストフードや簡易宿泊所や民宿などが流行っています)
わざわざ日本にやってきて、
予約が必要でかしこまった食事をするとも考えにくいと思っている。
もちろんそれなりに需要はありそうだが、
業績に大きく表れるような効果は限定的なのではないか。
実際にそのような決算だったと思うが、
十分その実績は出してくれていると思う。
当社は優待も魅力だし、水準もホテル事業が化ければ、
大きな値上がりが期待できるとも思っているし、
継続保有かな。あとはNISA残高の端数がちょうど、
そろそろ買えそうな値段になってきたので、
もしそこまで落ちてくれれば買い増しをしようと思う。
さて、以上をまとめると、以下のようになる。
<買い増し検討>
3277 サンセイランディック ※次回決算後に検討
4245 ダイキアクシス ※1000円割れで検討
3276 日本管理センター ※1400円~1500円あたりまで買い増し検討
3844 コムチュア ※1900円割れで買い増し検討
※買い増しのタイミングではセットでインバースの保険を追加してリスクヘッジを調整
※別途NISA残枠分で中広かひらまつを1枚どうしようかな。
<売却検討>
9090 丸和運輸機関 ※分割後に水準感で判断
9414 日本BS放送 ※現金比率確保のために一部売却を検討(権利落ち前がよいか)
2352 エイジア ※現金比率確保のために残り1枚の売却を検討
というわけで、明日暴落しても少なくても狼狽売りはしません。
(本当か!?)
あとは全体として、目標の年利回りの15%ラインに到達した時に、
一旦今年の目標分を確定させるために、
全株処分するかどうかということも色々悩んでいます。
ただ、その水準まで下げるということは、
相対的にその時のPFの魅力はあがっているわけで、
(もちろん各企業の収益見通しが不変という前提ですが)
今は継続保有だろうと思っています。
ただ、悩んでいることは事実であり、もう少し考えたいと思います。
株価形成というものは、様々な視点から評価されるものです。
テクニカルに基づいた思惑でも動きますし、
需給面でも大きく株価は変動します。
抵抗線を下抜けてトレンドが変わるから売りだ~とか、
買い残が積み上がり、
売り圧力が強まるだろうという思惑だったり、
はたまた優待新設で、
いわゆる優待族の方々が殺到したりという感じです。
これらに起因した株価形成については、
私はその存在は否定もしないですし、
実際そういう思惑で大きく動くものと理解しています。
ですが、これらを起因とした株価形成は、
いずれも短期的なものであると捉えています。
需給面がずーっと悪化しっぱなしということはなく、
悪化していることを理由にポジションを変える人が増え、
それによって株価は動きますが、
需給面では改善をしてくるわけです。
また優待族の方々が殺到したとしても、
落ち着けば、マクロで見れば無風状態に戻るわけです。
また新たな短期的な材料や状況が生まれれば、
それはそれで短期的な株価形成に影響を与えるわけですが、
はっきりいって、その動きを捉えて、
波乗り出来るほど、私には経験もスキルもありません。
本当はこういう波に乗れた方が、
短期的に『効率よく』運用が出来るわけですが、
そもそもその効率性にうつつをぬかし、
身の丈に合わないことをするとろくなことがないと思うのです。
ですから、私は株価形成を見ている中で、
この短期的な要因に基づくものには、
出来るだけ右往左往しないように努めているつもりです。
もちろん努めていても、
右往左往してしまうわけなので、
この1週間の暴落を前に、
わけのわからないツイートをしていたりします(笑)
今日は月給分が吹っ飛んだなとかね・・・。
そして私は株価形成でもうひとつの視点での評価を、
重視しています。
それは企業業績の成長性とそれに対する期待度によるものです。
株価とは要するにその会社の価値を値付けされているわけで、
いわゆる時価総額の単元あたりの価値であるわけです。
企業の価値とは何で決まるのか。
企業が事業活動を通して利益を創出すること、
その収益で決まりますし、
それは単に今これだけの収益を上げたという実績だけでなく、
または、これまでの実績で積上げた、
キャッシュなどの資産規模だけでなく、
将来に渡ってそれらを蓄積していける
力を成長性として評価されるものだと理解しています。
私は収益を1株当たり利益(EPS)で定量的に捉え、
その何倍(何年分)の利益までを見据えて評価されているか、
これがPERなわけですが、この指標を大事にしています。
株価は、EPSの水準感とその成長性を期待してそのEPSの何倍まで
評価されるかを示すPERとで決まるわけで、
このロジックで割り出される株価については、
短期的なものではなく、中長期的な株価形成を評価するのに、
とても納得感があるものです。
EPSを伸ばすためには、
ビジネスモデルがしっかりしていないとなりません。
ビジネスモデルが不安定だと、
一過性の事象に良くも悪くも振り回され、
そんな不安定なビジネスを市場は評価しないでしょう。
そうなるとPERも一般的には下がるでしょう。
一方でビジネスモデルがしっかりしていて、
着実に成長を続け、
今後もその成長が続くと自信がある場合、
また過剰な期待が既に織り込まれていない場合に、
投資妙味があるのだと思います。
ビジネスモデルを見極め、
自分がその企業の成長イメージをしっかり持てて、
実際にそのラインで進捗していれば、
あとは自分が十分評価されたなと思うまで、
黙ってホールドしておけばいいわけです。
もちろん人が判断することなので、
ビジネスモデルの強さや成長シナリオの読みが、
想定と異なる状況になる場合もありますが、
その時はその時のベストを尽くして評価して、
最善の策を講じていく。
失敗もしますが、我慢してこれを継続していけば、
きっと成功確率は上がり、
そして資産も目標ラインには乗せられると思うわけです。
さて、自分の株価下落に対する狼狽ぶりを整理するために
改めて自分が捉えている株価というもの、
そしてそれの扱いについて書き連ねました。
当たり前のことなのですが、
このように何度も文章にしてみると考えが整理されます。
私のような初心者は常に自分を見失わないように、
このような整理は続けていきたいと思います。
そして、このことを念頭に置いて、
PFの個別銘柄の状況も整理しておきたいと思います。
なにせ、月曜も大暴落のようですからね。
今のうちに、「覚悟を決める」ためには、
よく考えておかないとなりませんので。
個別銘柄の記事については、
また明日にでもあげられればあげようと思います。
1.年初来パフォーマンス ※ ( )内は週間パフォーマンス
まるのんPF :+20.5% (▲3.6%)
TOPIX :+11.8% (▲6.5%)
日経平均 :+11.4% (▲6.2%)
東証2部 :+9.7% (▲4.0%)
JASDAQ :+11.9% (▲3.4%)
マザーズ :▲ 7.1% (▲6.1%)
2.全体所感
今週は大きく調整しました。
リーマンや震災の暴落を経験していない、
初心者投資家である私にとっては、
この程度の調整であってももう生きた心地がしません(笑)。
ザラ場中に、みるみる株価が下がっていき、
含み益が風船から空気が抜けるが如く、
どんどんしぼんでいき、
多くの銘柄で気が付いたら含み損という
1週間だったわけですが、
それでもこうやってブログを書いて、
おいしい夕飯と家族に囲まれていられるのは、
きっと現物取引のみだからなのでしょう。
こういう状況を目の当たりにすると、
改めて、信用取引を駆使してよりリスクを取るというのは、
私の性分にも合わず、また自分の身の丈でないなと
再確認させられます。
さて、改めて相場に目を向けてみますが、
今日も日経平均は約600円安ですが、
そもそも、なんで下がったんでしたっけ?
もちろんそれを誰も知る由もないわけですが、
一番は心理面の悪化なのだと思います。
売りに売りが重なり、
後付けで中国がぁ~とか言うわけです。
ここは冷静に冷静にいきたいものです。
3.ポートフォリオ
※クリックすると画像が大きくなります。


これだけ相場が下落した中で、
上昇が2銘柄とダブルインバースです。
9090丸和運輸機関も3277サンセイランディックが上昇ですが、
丸和運輸機関は分割による流動性向上期待といったところでしょうか。
サンセイランディックは急にツイッターなどでも目にするようになりましたが、
もっと静かに穏やかに上昇していって欲しいのですが、
また変な期待がアドオンされないように祈るばかりです。
ダブルインバースはリスクへの備えのために、
保険の意味合いで入れていましたが、
この程度のポジションではあまり効果がありませんね。
焼け石に水状態です。
一方これら上昇の銘柄と低いとはいえ現金を確保していたので、
週間パフォーマンスはまだ指数に比べるとよかったですが、
個別銘柄を見ると大きく調整しています。
特に10%以上の下落はアルファポリスと日本管理センターです。
どちらも私のPFの中では高PER銘柄です。
こういう局面ではまず高PER銘柄はやりこめられるようですね。
それにしても期待先行の両銘柄は、
決算後散々たる有様です。
期待感が強まることは、中長期ホルダーにとってはありがたいことですが、
一方で、変に期待が強すぎてボラティリティが高まることは、
私のように精神状態が不安定な者にとっては、逆に困惑ものです。
だからといって、期待感が随分先行しているようだし、
一旦決算前に売っておくか、というのも、
一見効率性を考えた良策だとも思うのですが、
その思考プロセス自体が投機的だし、
株価の値動きに動かされた手法であるなと思います。
これをうまく出来る人は効率性の観点からそれを駆使すればよいのでしょうが、
私にはその術はないし、そういうことは割り切っている手法なので、
やはり試練と思って受け入れざるえないのでしょうね。
今回学んだことは、
やはり期待感先行するとこういった程度の暴落は
十分想定しておかないといけないということですね。
当たり前のことなのですが、こういう試練を身を持って
経験して耐えるOJTを積んでおかないと、
なかなか実感としてわからないのですよね。
念のため、ポートフォリオの構成をテキストでも残しておきます。
9090 丸和運輸機関
2686 ジーフット
9467 アルファポリス
3277 サンセイランディック
4245 ダイキアクシス
1357 日経ダブルインバースETF
3276 日本管理センター
3844 コムチュア
9414 日本BS放送
2384 SBSHD
3179 シュッピン
2139 中広
2352 エイジア
2764 ひらまつ
※評価額順に記載しています
4.資産状況
※クリックすると画像が大きくなります。


資産状況をこのように可視化すると、
なんとか、自分のPFだけでもせめて横ばいで切り抜けられればな、
なんて邪念が湧いてくるわけですが、
今週の結果に固執して、残念、ラッキーなどというのは、
やはり無意味なのだと思います。
現時点でちょうど1ヶ月前に年初来で、
ようやく20%台に乗せた時の水準に戻ってきた。
この1ヶ月で行って来いだな、というようにみれば、
まぁこんなものだろうとも思うわけです。
アルファポリスの買い増しなどでPF全体の割安性は薄まったな、
と思っていますが、
一方でPF全体の株価が下がり、
ファンダメンタルズは不変(と思っている)ので、
相対的に割安性は増しているともいえます。
現時点の現金比率は20%をやや下回る水準となっていて、
やはりやや低いなという印象です。
一方インバースも入っていますので、
こちらを抜くと25%程度になると思いますので、
今すぐ是正が必要なレベルでもないと思います。
来週以降もまだまだ下落するのかもしれませんし、
反発するかもしれません。
値動きに惑わされず、客観的に割安か、本当に欲しい銘柄か、
慎重に判断しながら丁寧に判断をしていきたいと思います。