Author:まるのん |
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1.パフォーマンス ※ ( )内は月間パフォーマンス
年初来パフォーマンス (月間パフォーマンス)
まるのんPF : +9.7% (+4.5%)
TOPIX : +18.9% (+5.7%)
日経平均 : +17.8% (+6.0%)
東証2部 : +11.6% (+2.5%)
JASDAQ : +12.7% (+5.0%)
マザーズ : + 5.6% (+5.4%)
2.全体所感
セルインメイはどこへやらという1ヶ月でした。
セルインメイなど根拠が曖昧なアノマリーなど、
結局は後付けで語られる口実なのでしょうね。
下がれば、セルインメイ信者がそれみたことかと、
下落するという予想が的中したとまくし立てたりしますが、
結果このように調整らしい調整もなかったとなれば、
セルインメイなどすっかり聞かなくなくなるわけです。
そんなものなのだな、と改めて実感したわけです。
さて、指数は前述の通り、東証2部指数を除き、
軒並み月間で5%以上の上昇と目覚ましい続伸となりました。
一方、私のPFはそれになんとかついていったものの、
やはり今月もアンダパフォームすることとなりました。
だいぶ低下していますが、一定の現金比率を確保していますし、
今の無理をしていない&流行に乗っていないPF構成からすれば、
上出来な結果なのかもしれません。
指数との比較はともかく、自分の年利目標に対しては、
着実な進捗となったと評価すべきなのかもしれません。
3.銘柄に対する所感
銘柄毎に月間のボラティリティが大きかったのは以下の通りです。
(上下に月間で5%以上動いた銘柄を抽出)
◆上昇率上位
9090 丸和運輸機関 +25.9%
3179 シュッピン +14.6%
9467 アルファポリス +11.0%
2764 ひらまつ + 9.6%
2384 SBSHD + 7.2%
9787 イオンディライト + 7.1%
2686 ジーフット + 6.5%
3844 コムチュア + 5.6%
◆下落率上位
5%以上下落銘柄なし
他の銘柄も含めた月間パフォーマンスは以下の表の通りです。

今週は先月のなんとなくマイナスが多いなという印象から一転して、
全般が上昇してくれています。
前述の通り、それでも指数と比べると全体としてはイマイチなのですが、
このようにあ全体が底上げしてくれる展開が一番助かります。
あず、丸和運輸機関について上昇が際立っています。
やはり増配効果が大きかったということだと思います。
しかしそれを加味してもさすがに高騰の印象が拭えず、
長期視点なので私はHOLDしていますが一旦ポジション調整の売りが
来週以降出てくるのではないかと考えています。
シュッピンは中計への評価がじわじわと効いてきれているのでしょうか。
いや、たまたまな気もします。
アルファポリスはゲームなどのIRが積極的に開示され、
買われたのでしょうか。こちらは楽しみな展開になってきましたね。
このほか上昇で目立つのは、イオンディライトでしょうか。
もともと当社はあまり高騰することはありませんが、
当社は唯一、指数の上昇の流れに多少乗れたのかもしれません
4.運用来パフォーマンスについて

先月に30%を超過したわけですが、
今週も続伸して運用来(2014年1月)で+36.7%という結果となりました。
また、ベンチマークにしているTOPIXとの差は益々縮まりました。
◆月初のポートフォリオ

◆月末のポートフォリオ

今月はサンセイランディックの買い増しで比率が高まった一方で、
現金比率を確保するために一部売却したSBSHDの比率が下がっています。
その他株価の動きによる順位が入れ替わっています。
現時点の感覚としては、
アルファポリスとコムチュアの比率をもう少し高めたいと思っています。
が、現金比率のことと両社とも事業の予測が難しいことも事実で、
要するに私にとってはやや難しい銘柄であることも事実です。
詳細のPFの順位は以下の通りです。
********************
1位 2686 ジーフット(1) →
2位 9090 丸和運輸機関(3) ↑
3位 4245 ダイキアクシス(2) ↓
4位 3276 日本管理センター(4) →
5位 9787 イオンディライト(5) →
6位 3179 シュッピン(7) ↑
7位 3277 サンセイランディック(9) ↑
8位 2352 エイジア(6) ↓
9位 9467 アルファポリス(11) ↑
10位 3079 DVx(10) →
11位 9414 日本BS放送(12) ↑
12位 2384 SBSHD(8) ↓
13位 1413 コムチュア(13) →
14位 1413 桧家HD(14) →
15位 2139 中広(15) →
16位 2764 ひらまつ(16) →
1.パフォーマンス ※ ( )内は週間パフォーマンス
年初来パフォーマンス (週間パフォーマンス)
まるのんPF : +9.7% (+0.7%)
TOPIX : +18.9% (+1.8%)
日経平均 : +17.8% (+1.7%)
東証2部 : +11.6% (+0.3%)
JASDAQ : +12.7% (+1.9%)
マザーズ : +5.4% (+0.3%)
2.全体所感
ここ最近、毎週のように同じ展開なので、
所感も毎々同じようなことを書いているような気がしています。
日経平均やTOPIXなど指数が圧倒的に強く、
私のPFが相変わらずその後塵を拝すという展開です。
今週も例外なくまた同じような展開です。
指数がここまで強く続伸している中で、
自分の銘柄がついていけないのはなぜなのか、
少し考えてもみますが、はっきりいって偶然としか思えません。
決して私のPFは全体としては割高水準でもないと思っていますし、
全体としても成長性を見極めて選別している自負があります。
しかし、株価は気まぐれですし、
こういう相場だからこそ、皆がその流れに乗っていた方が楽ということで、
資金がどうしても主力株に偏在してしまうのでしょう。
私は、先日の記事の通り、
淡々と我慢し続ける日々を送るしかありませんので、
今後もそれを貫こうと思います。
きっと少なくても短期的には、
それはパフォーマンスで勝てる判断ではないかもしれませんが、
長期的に見て自分の投資家としての素質を備えられる、
そして結果もついてくるという意味で、
トータルで勝てたと思えるようになりたいものです。
3.ポートフォリオ
※クリックすると画像が大きくなります。


PF中位で株価の上下で若干順番が変わっていますか、
大きな構成は変更ありません。
こういう特定銘柄だけに依存した上昇でなく、
ある程度万遍なく上昇しているのは一番うれしいですね。
(上昇幅が控え目な傾向なのが玉に瑕ですが・・・)
先週の金曜のPTSで買い増しをしたサンセイランディックは、
結果的に現時点ではよい判断でした。
そして、決算での暴落前の水準までほぼ戻す結果となり、
やはり相場はそこまで見捨てたものではないなと思いました。
アルファポリスの上昇は直接的に業績に直結するような 材料 ではないものの、
投資家への認知度向上の効果が大きいかもしれません。
決算説明会動画 も視聴しましたが、大きなサプライズはないものの、
淡々とした中に夢があるなと感じます。
しかしそんな中でもイケイケドンドンの夢物語ではなく、
業績見通しは比較的保守的に策定している印象でIR姿勢にも安心感があります。
念のため、ポートフォリオの構成をテキストでも残しておきます。
2686 ジーフット
9090 丸和運輸機関
4245 ダイキアクシス
3276 日本管理センター
9787 イオンディライト
3179 シュッピン
3277 サンセイランディック
2352 エイジア
9467 アルファポリス
3079 DVx
9414 日本BS放送
2384 SBSHD
3844 コムチュア
1413 桧家HD
2139 中広
2764 ひらまつ
※評価額順に記載しています
4.資産状況
※クリックすると画像が大きくなります。


今週は月末日でもあり、出来れば10%は超えておきたかったのですが、
そこに届かないのもご愛嬌です。
益々指数との差も広がり、置いてけぼりを喰らっていますが、
ここまで引き離されるとだいぶ割り切りもできてきました。
マイペースに目標年利の15%を目指して欲しいです。
相場の流れというものがあるとして、
それに素直に流されて見た方がいいかもしれない。
指数や相場のマインドなどとは出来るだけ、
無縁であろうと思っていても、時にそのように思うこともあります。
最近の日々の株価の動向を見ていると、
前日にNYダウが急落したりギリシャがやばいとか、
ネガティブな中で相場が始まっていても下値は限定的のようです。
午前中にちょっと日経平均もマイナスであっても、
大きな下落にまでは発展せず、前場が終わります。
そして、だいたいこういう日には後場で日銀の買い付けが入るのか、
後場になると日経平均がプラス転換してきたります。
むしろ前場で下げ渋るのも後場でのこういう展開が待っていることを、
皆がなんとなくわかっていて、
だから大きく売られない(売れない)のだと思います。
こういう大きな流れの中で、
今は外部環境こそ様々なリスクがあるものの、
日銀の動きを含めた各種政策によって、
どこかに安心感があるのではと思います。
ですので、多くの市場参加者が大きな船に乗った気分で、
比較的のんびりしている印象があります。
当面、日銀だって買いに入るでしょうし、
いきなり株高政策が転換するとも考えられません。
ですから、ETFでも仕込んで流れに任せておけばいいのかもしれません。
そして実際にそれで相応の利益が確保される今の相場が、
その緩い雰囲気に拍車をかけているようにも思います。
もちろん流れに身を任すことだって、楽な面ばかりではなく、
それはそれで大変な苦労もあるのだとは思いますが。
さて、私はそんな流れに身を任すというやり方ではなく、
敢えて、日々我慢、日々悩む、日々悔しがるような
イバラの道を歩み続けています。
それはなぜかということですが、
一言でいえば、長期投資家であり今は修行中の身だからということになります。
長期ということは数年後に渡り、
今の日銀の政策が続いているかどうかはわかりません。
むしろ、さすがに数年というスパンでは、
金融緩和政策全体も出口戦略が議論されているでしょう。
また株高政策だってずっとは続かないはずです。
すると今のように大きな船もなくなり、自分で作った小さな船で、
安全第一の航海を自分が船頭となり切り拓いていかねばなりません。
航海は長い年月を経て続くものですから、安定的な成果を得るためには、
今のような甘えられる環境があったとしても甘えてばかりいられないのです。
そして私はまだ投資初心者の修行中の身です。
修行中の立場で安易に自分の思考以外を拠り所としてしまうと、
それが癖になってしまいます。
失敗すると周囲のせいだと責任を転嫁してぼやいてみたり、
手法が投機的になって泥沼化してしまうことだってありえます。
しっかり自分で考える、自分の思考を拠り所とするということを
大切にしてきて、それが長期の航海には欠かせないはずと信じているわけなので、
流れに身を任すというようなことはせず、
やはりいばらの道でも歩み続けていくしかないのだと考えています。
長期的にたとえ政策が変わろうとも、
日銀が買いに来なくても安定したパフォーマンスを出せる投資家になりたいです。
そしてそのために必要なトレーニングは修行中の身に相応しい姿勢で、
今後も謙虚に向き合っていきたいと思います。
前回の記事では築地での食材の仕入れは、
投資の判断を下すことと共通的なことが多いと感じたことを
ご紹介しました。
築地といえば、やはりおいしいものが頂ける食事でしょうか。
そして多くの人が思い浮かべるのは寿司でしょうか。
確かに築地市場には多くの寿司屋があります。
築地市場には、場内市場と場外市場とがあって、
場内市場は元々はプロの仲卸しや仲買人が取引をする場所です。
そんな場内の食堂街も元々は彼らの
食事や休憩のために営業されていたのです。
ですから、寿司はもちろん喫茶店やラーメン、カレー屋、
吉野屋牛丼など、多種多様なお店が連なっています。
今では観光客も多く、一部の店はとても人気があるのです
場外市場は観光客などを主にターゲットとしたお店が多く、
そのため、落ち着いて食事が出来るお店や
商品バリエーションに富んだ店など、
こちらはこちらで魅力です。
チェーン店なども多く、認知度も高く大変な行列の店もあります。
築地で行列といえば、まず海鮮丼です。
そして寿司屋ですね。
確かに場内の寿司屋といえば、寿司大、鮨文、大和寿司などが有名です。
いつ行っても大行列ですね。
海鮮丼の大江戸や仲家などもいつも大行列です。
私も一通り頂いたこともあるのですが、
確かにどの店もとてもおいしいと思います。
ただ2時間、3時間並べないときもあり、
もっと他にもおいしいお店が沢山あるのです。
だいたいこういうお店はメディアにもたくさん露出していて、
海外からの観光客のガイドブックにも
掲載されているので殺到しているわけです。
しかしそんな軒を連ねているお店の中には、
行列がないお店もあります。
寿司といっても例えば岩佐寿司などは特に貝好きにはたまらないお店です。
また寿司ではありませんが、魚料理が頂ける高はしなどはほぼ行列はありません。
ここのあんこうや穴子もまた絶品です。
また揚げ物の八千代は最近はチャーシューエッグという限定メニューが特集され混んでしまったのが残念ですが、
一昔前は行列とは無縁でした。
ここのレアに揚げられたホタテ貝柱のフライは絶品ですし、
身がふっくらしっとりのアジフライも常識が覆ります。
寿司だけではない築地の食の奥深さを実感できます。
そしてこの店が行列なので、同じように揚げ物メインの小田保に最近デビューしました。
待ち時間0分ですよ。
そしてここのカニコロッケは、
当然本物のズワイガニの身が沢山入っていて、
感動しました。
いや寿司もいいですが、このカニコロッケを
みんな食べないでいいのか!?と本気で思うわけです。
この小田保はたまたま最近メディアに露出していないのか、
それとも他のお店の露出が支配的で光が当たらないのかわかりませんが、
こういうお店を発掘するのがまた楽しいなと思うのです。
(もっとも、小田保だって有名店なのでそもそも発掘という程レアなお店ではないですが)
ちょっと強引かもしれませんが、
こういう光景も投資に見られることに通ずると思うわけです。
メディアに多く露出しているお店は、
確かにそれなりの高い質があって満足度もあります。
しかし、費用対効果という点では決して値段も安くはなく、
かつ相当時間を並ばないとなりません。
寿司や海鮮丼というイメージ先行もあり、
それを食べないと始まらないと思いがちです。
投資銘柄の選定でも雑誌やラジオなどで
アナリストレポートなどで露出している銘柄は、
確かにある面では質も高く、
一定のリターンももたらしてくれる可能性もあるのだと思います。
しかし、そういった思惑で株価も大きく動くこともあり、
バリエーション的に納得して買える水準であることは少なく、
少しジャンピングキャッチしないといけないかもしれません。
イメージ先行でセクターや規模も気が付けば
主力大型銘柄に偏り、それらを買わないと始まらないと思いがちです。
築地に行くとついつい、メディア露出の店や寿司か海鮮丼かという
思考に陥りがちですが、(それはそれでとてもいいのですが)
それだけではなく、和食でも揚げ物でも「おいしいもの」は沢山あるのです。
行列が出来ているとかイメージだけでお店を決めてはもったいないかもしれません。
ちなみにもうひとつのお気に入りは築地のおにぎりです。
豊丸という場外のお店です。
最近、少しテレビに出てしまい(?)混雑しているのが残念ですが、
具材がとてもバリエーション豊かで、築地らしいものも多いです。
穴子はとろけるようにおいしいですし、
ツナもきちんと良質なマグロを処理しています。
エビ天もプリッと新鮮なエビの揚げたてです。
本質的においしいものはなにか、
そのためにどれだけお金を支払うか、
そのバランスで満足感、納得感が高いお店は、
決して人気投票だけでは決まりません。
行列がないお店でも、とてもよいお店はあるのです。
そういうお店を探して小さな感動を得ることは、
中長期銘柄を自分で見つけて感動する感覚と近しいなと思いました。
私はなかなかのドケチ生活を送っています。
日常のスーパーで買い物をする場合、
我が家では原則として半額の割引品しか購入しません。
今日の夕飯にお肉を食べよう!と肉を買いに行ったはずが、
半額の割引又はそれに準ずるグラム単価でなければ、
お肉は購入出来ません。
気が付くと半額に値引きされた切り身の魚を買って帰って、
その日の食卓は焼肉のはずが魚のムニエルになっているなんてことも、
日常茶飯事です(笑)
各スーパーごとに値引きの時間帯は異なりますが、
概ね傾向がありますので、だいたいスーパーに行けばだいたい
何かは予算内で購入することが出来ます。
万が一、お目当てのものがなければ、
何も購入せず帰宅することもあります。
その場合は、多少は買い溜めて冷凍してある食材を使います。
これを家族で楽しくやっています。
ゲーム感覚ですね。
月の食費の封筒からちびちび使っては、
いかに効率的な買い物が出来たかを競っています。
私も仕事からの帰りにパトロールと称して、
帰路のスーパーを巡回しています。
このように楽しく出来ているから長く続いているのです。
投資でも節約でもダイエットでもなんでもそうですが、
楽しく出来ないと長くは続きませんからね。
しかし、なんでもかんでも節約すればいいとも思いません。
例えば料理をきちんとする時に大事なのは、出汁(だし)です。
ご馳走を頂くためにはこの出汁をひくことが肝ですが、
こういう本当に大事な基礎にはきちんと投資すべきだと思っています。
ですので、出汁のために必要な鰹節や煮干しには拘ります。
はっきりいって出汁さえきちんとひいていれば、
どんな食材でもたいていはおいしくいただけますからね。
そして拘った鰹節や煮干しをゲットするために、
私は築地市場まで出掛けます。
質と価格の両面で納得性があるものを買いたいからです。
ただ、築地市場は良くも悪くも様々な思惑が入り混じった、
思惑の街でもあります。
観光客向けに価格を高めに設定(それでも一般的にはちょっとお得ですが)している店もあれば、
魚の鮮度や質も感心出来ないものもあります。
質は極上ではあるものの、価格も極上のものもあります。
ですので、ここでもゲーム感覚ですが
質の高い納得できるものを、
それなりの納得価格で購入するのを楽しんでやることになります。
私は場内市場(プロが売買する仲卸し)で小売り対応してくれる店も多いので、
そういうところで話を聞きながら自分なりの尺度で吟味していきます。
質と価格のバランスを熟考して、購入判断をしていきます。
ちなみに場内市場では値切りはご法度とも言います。
私も地元のスーパーでは半額値引きを好むように、
とにかく値引き大好きではありますが、築地に行った時には、
プロが適正価格をつけているので、それを疎かにはしません。
ただ、納得しなければ買いません。
鰹節ではあれば、質の高いものであれば1Kg3000円台後半位が相場です。
これより安ければなぜか考えます。お店の人と話すとだいたいは理由があります。
理由とその価格GAPに納得できれば買いますし、
理由がよくわからないけど何故か安いというものは怖いので見合わせます。
この自分の相場観を頼りにあとは個々に判断をしていきます。
煮干しでも同じです。
煮干しの場合は瀬戸内の内海のものか外海のものかでまず値段が変わります。
内海のものはよりすっきりとした出汁がひけますし、
外海のものはしっかりした出汁がひけます。
そんな産地や特徴なども念頭に置きながら購入判断をしていきます。
こういうただの買物なのですが、
投資にも通ずるところがあるな、と思うのです。
銘柄でも鰹節でも煮干しでもいいのですが、
まずは自分の投資スタンス又は食材使途に応じて、
何を重視するのか、どんな質に拘るのか、
その時の価格はどの程度が適正なのか、
市場からも仲卸からも値引きは要請出来ない、
それは市場又は仲卸がきちんと値付けをしているという前提があるからです。
そしてそれが自分にとって購入に値する価格かを、
自分の尺度で判断していくわけです。
その時には相場も気にします。
株価でいえばPERかもしれませんしROEかもしれませんし、
配当利回りかもしれません。
食材でいえば、それぞれの食材に存在している相場です。
天候がよくなれば相場も下がりますし、天候不順が続くと一時的に相場が急騰します。
市場でも市場参加者の心理が好転すれば買われますから相場もあがり、
ハリケーン級のショックが来ると一気に相場は冷え込みます。
日常の消費の現場においても、
投資で株式を売買する場合でも通ずるものがあるなと思いました。
なお、築地市場に行けばお楽しみは食事です。
買い物が終われば空腹を満たすためにお店に入ります。
いつも行く店はばらばらですが、築地にはおいしいお店が沢山あって、
いつも悩みます。
そしてそんな時にまた投資に通ずることを思うことがあるのです。
長くなったのでまた次回の記事にします。
新高値更新と聞くと売りたくなりますか、
それとも買いたくなりますか。
私はかつては高値更新となるとそろそろ売り時だなと、
短絡的に考えていました。
だから利益が小さく、たまに大きく損を出し、
結果的にパフォーマンスが奮わないという、
よく初心者が陥りやすい失敗を重ねていました。
そして値動きを見て取引をしないという感覚が、
徐々に身についてきた今となっては、
だいぶ当たり前のことになりましたが、
高値更新だろうが安値更新だろうが、
そんなことは関係ないと思えるくらい、
その時々のバリエーションに注目すべきだと考えています。
そのため、少なくても現時点では、大きく膨らんだ含み益を、
じっくり育てることが出来ていますし、
一時的に大きく含み損を抱えた銘柄も、
その後含み益にまで転換してくれているものもあります。
含み益をきちんと利益確定をさせる出口戦略や、
含み損をしっかり損切りするリスクコントロールは
それぞれ必須のこととも思えて、対処の是非の判断は難しいわけですが・・・。
安値更新銘柄であっても明らかに自分の見込みの成長性を評価した際の
その会社の企業価値と、時価総額のGAPが大きいと判断すれば、
HOLDしたりリスクコントロールの範疇で買い増しも行うでしょう。
これは高値更新銘柄であっても、
その上ブレ余地のGAPが一定程度見込める場合は、
全体のバランスを鑑みた上で買い増しをするでしょう。
こういったテクニカルのような要素は、
今の自分の投資手法では、出来るだけ無視したい、
そう考えています。
しかし、一方で高値更新銘柄に積極的に買いを入れる、
順張りが今の相場状況においても成功しているようです。
新高値銘柄というのは、
これまで私は全く無視を決め込んでいましたが、
実際に自分のPFを眺めても、やはり新高値銘柄を更新している銘柄は、
強いファンダメンタルズがあり、
かつ自分の見込み上昇期待もそれなりに残されていて、
確かに今から買いに回っても十分魅力的なのかもしれないなと感じます。
新高値の更新そのものはどうでもいいことですが、
その更新するに至ったエネルギーというか、
市場からの人気投票でそれなりの投票がなされているとみなされ、
つまり、それだけ期待に足るなにかがあると思われるわけです。
もちろん、短期筋の仕手化というものもあるかもしれませんが、
もしファンダメンタルズなど私の投資手法の本質が満たされる銘柄があるのであれば、
そういう銘柄に着目してくるのも合理的なのかもしれないと考えるようになりました。
ちなみに本日PF内で年初来高値更新したのは、
9787イオンディライトと9090丸和運輸機関です。
どちらも安定性や成長性を私は評価しており、
優良銘柄だと勝手に評価しています。
こういう銘柄に対して、
まだまだ高値を更新しそうだし我慢して持っておこうとか、
そろそろ潮時かもなというような短期的目線での投機視点にならず、
投資視点に立って冷静に判断をしていけるようになりたいものですね。
この考え方が正しいかどうかはわかりません。
ただ、今の私の手法はそのようなものだということです。
1.パフォーマンス ※ ( )内は週間パフォーマンス
年初来パフォーマンス (週間パフォーマンス)
まるのんPF : +9.0% (+1.5%)
TOPIX : +17.1% (+2.9%)
日経平均 : +16.1% (+3.0%)
東証2部 : +11.3% (+1.4%)
JASDAQ : +10.7% (+2.1%)
マザーズ : +5.1% (+4.4%)
2.全体所感
今週は日経平均も高値更新、時価総額でもバブル期を超えたなどと
報道もされてイケイケどんどん状況が続いています。
一方、私のPFは相変わらず・・・な状況なわけです。
ただ、後ほどお示しする通り、やはり決算が良かった銘柄は、
じわじわ買われているようにも思いますし、
感覚的に我慢の時と思う銘柄は、
やはり停滞した動きになっているように思います。
しかし、こういう停滞時もあることは想定していますし、
そういう中でうまく仕込み、いつか変化が顕在化した時に、
大きな果実となってくれればいいと思っています。
そういう意味では、現金比率も一定程度確保して、
我慢の銘柄も組入れて、
一直線に伸びていく指数を横目によく耐えて頑張っていると、
時には自分を認めてあげたいな、
そのように捉えた一週間でした。
3.ポートフォリオ
※クリックすると画像が大きくなります。


前述の通り、今週はいくつか取引を行いました。
正確には先週の金曜PTSでの取引も含みますが。
買 3277 サンセイランディック 765円
売 2384 SBSHD 1000円
サンセイランディックの件は、週初の記事 にてUPした通りです。
またSBSHDは現金比率を確保するために、
消去法でやむなく当銘柄を一部利益確定しています。
ちょうど+97%程度で利益確定でしょうか。
既に半分を+100%以上で利益確定済で、
残分は目標株価を更新して気長に保有する予定だったのですが、
やはり現金比率確保のために泣く泣くの売却です。
個別の取引の話はこれ位にして、
PF全体を俯瞰してみると、やはり決算がよかったなという印象のものは、
なんだかんだいって堅調な市場評価になっているように思います。
もちろん今週の騰落率だけを見ても偶然、たまたまということなのでしょうが、
それでも色々考察をしたくなるものですからね。
丸和運輸機関は業績もさることながら、
増配による配当利回りの指標で買われている印象です。
正直、ここまで配当利回りが株価に影響するとは思ってもみませんでしたが、
こういう傾向があることは今後のために念頭に置いておこうと思います。
ダイキアクシスは、私は元々1Qはこんなものだと思っていました。
これまでの経緯や会社の上期予想などを見てみても、
想定通りだと思うのです。
ただ昨日の記事ではありませんが、まだ「変化」が見られないので、
それが顕在化するまでは今のような展開が続くのかもしれません。
現在中計について策定中(開示時期の明言回答はもらえなかった)とのことで、
まずはそこでどのような会社見込みが出てくるか、楽しみにしたいと思います。
それまではこのような調整局面が続きそうですね。
日本管理センターは元々減益ではありますが、
従来通りの成長が続いている決算でしたし、
シュッピンは高いPERを跳ね返しています。
サンセイランディックは前々からの記事の通り、
私は我慢の時と認識しています。
もちろん見込みが外れるリスクは大きめだとは思いますが、
私は大いに期待しています。
が、市場はそんなリスクを取りたくないということでしょう。
長期で見届けたいという思いより、
短期で一旦外しておきたい、又はもっと他で儲けたいという思惑で
売られているとみています。
DVxは、4Q単計の数値が素晴らしいこともさることながら、
為替の現状を踏まえてもきちんと増収増益計画を出してくれたこと、
こちらも相場の期待よりはやや上にいっていたと思いますので、
それが素直に株価にも反映されたのでしょうか。
アルファポリスはゲームやコンテンツ系の思惑に晒されて、
単に短期筋が介入していて暴れているのだと思います。
決算説明資料などを見ても特に見通しに変更はなしです。
長期で応援したいと思いますが、一方で不確定要素が現時点では高く、
あまり主力級まではポジションを上げる勇気にまでは至りません。
(この辺がまだまだ未熟なのかもしれませんが)
コムチュア、桧家はやや市場評価に届かなかったという感じでしょうか。
ただ、この程度のブレは益々誤差の範囲だと思います。
全般的に週間の騰落率をこのように語っていても仕方ありませんが、
感覚的にもまぁそうなるよね、という印象の動きでした。
念のため、ポートフォリオの構成をテキストでも残しておきます。
2686 ジーフット
9090 丸和運輸機関
4245 ダイキアクシス
3276 日本管理センター
3179 シュッピン
9787 イオンディライト
3277 サンセイランディック
2352 エイジア
3079 DVx
9467 アルファポリス
9414 日本BS放送
2384 SBSHD
3844 コムチュア
1413 桧家HD
2139 中広
2764 ひらまつ
※評価額順に記載しています
4.資産状況
※クリックすると画像が大きくなります。


先週に引き続き、年初来高値を更新していますが、
日経平均などの高値更新のスケールをみると、
私のPFは随分控え目なものです。
一方で、年利回り15%という目標については、
着々と進捗しているようにもみえ、
どこで満足するのかということはありますが、
相対評価ではなく、自分の目標に対して絶対評価でよいと思います。
相対評価はもう少しスキルがあがってから、
よくよく評価出来るようにしたいと思います。
久々に投資本を手に取っています。
隙間時間を見つけて読み進めていますが、
あとでまとまった時間を取ってじっくり読み返したいなと思いつつ、
まずは全体を斜め読みしています。
個人投資家として有名になった片山 晃氏(五月氏)と、
機関投資家の小松原 周氏の共著です。
勝つ投資 負けない投資
※上記リンクはAmazonアフィリエイトのリンクとさせて頂いています。
まだ途中までしか読めていないわけですが、
こういう本を読むと多かれ少なかれ感化されたり、
モチベーションがあがるものですが、
それを考慮しても読んでいてとてもモチベーションが上がる本だと感じます。
片山氏は元々ひきこもりのゲーマーだったわけですが、
バイトで貯めた65万円から大きく資産を構築し、
億り人になられました。
そのような実績があるからというバイアスがかかってしまうのは仕方ありませんが、
その真摯な姿勢には色々勉強になるものがあります。
その一例として本書の中で、適時開示情報には、
全て目を通しているということがあげられています。
この全てというところがポイントでして、
私などは凡人ですから、ついつい自分が過去に目をつけていた銘柄とか、
過去に売った銘柄を女々しくトレースしていたりと、
結局自分の都合で勝手に取捨選択しているわけです。
しかし、片山氏は、「変化」に着目していて、
その「変化」を伺い知るために全ての情報に目を通すそうです。
言葉でいうのは簡単ですし、
そのように泥臭くやることが大事だということは、
理屈ではわかっていてもなかなか出来るものではありません。
私もどこか自分にストイックさが足りず、
結局自分の見たことがある、投資したことがある、投資しようと思っている、
投資しているといった何かしらの自分が認識している銘柄だけを追いかけていますが、
アンテナを広くしておく姿勢は基本中に基本ですがとても大事だと再認識しました。
「変化していること」をとても大事にされるのですね。
私は変化は大事であるものの、
周りの変化にも動じない岩盤な収益性を持つことをまず重視するところから、
銘柄選定に当たることが多かったのですが、
もう少し変化に動くことにも着目してみてもよいのかなと感じました。
「こうした各自の様々な思惑がぶつかり合って、株価は形成されていきます。
そのため変化のある企業の株価は動くし、何も変化が起きていない企業の株価は
ずっと割安のまま放置されてしまうのです。」
よく万年割安株といわれますが、
私は投資をした当初はとにかくPERが低ければ割安と信じて、
万年割安と言われても、いつか見直されるタイミングが来るはずだ、
そんなことで長く持てばいい思いができると考えていました。
こういう考え方は変化がなければ、
ただただ資金を眠らせてしまうだけとなり、
それこそが投資機会の損失にもなってしまいます。
いつ来るかわからない水準訂正を待つのであれば、
それもやはり資金管理を行うと共に、
本当にその「変化」は来るのかよく見極めた上で、信じるしかありませんね。
「投資とは、現在と未来の価値の間にあるギャップを埋める行為です。
それは、変化に気付く力であり、それがもたらす未来を考え抜く
発想力や想像力でもあります。
この投資力の源泉となるのが、「疑問を持つ」ことです。」
変化が大事というのは大いに賛同していますが、
ではその変化を感じるためのアンテナをどう感度高くしていけるか、
そこが大きな課題ですね。
疑問を持つためには、その対象をよく観察し、自分なりの仮説が大事です。
仮設を立ててそれが実体と違うことがなぜなのか、これを1件ずつ精査するのが大事なのですね。
他にもいくつもご紹介したい文面がありますが、
それはまた後ほどとしたいと思います。
アルファポリスの決算説明会の動画がアップされています。
こちらです
※自動で再生されるようなので、音に留意ください
実は昨日アップされていたので、
深夜に一生懸命聞いていたのですが、
途中までおもしろく視聴していたのですが、
体が疲れていたのか、
そのまま自分の書斎の席にうっつぶして眠っていました。
やはり疲れが溜まっているのでしょうかね。
というわけで、先ほど帰宅して続きを視聴しました。
ぐだぐだ書くのはやめて、一番印象に残ったのは、
最後の、当中期計画の定量目標について、
チャレンジングでありながら決して実現不可能なものではない、
塩梅のいい水準だという趣旨の説明がありました。
それをサッカーの日本代表がWカップ1次リーグを突破するくらいと
例えられていました。
面白い例えをするなと思いました。
私はサッカーには疎いですが、
確かに日本代表がWカップ本予選の1次リーグ突破は、
チャレンジングでありつつ、なかなかチャレンジングだとも思います。
いやーそもそもアジアの予選を突破できるのか?という問題もありますが、
それでもアルファポリスの業績はきっと
順調に推移してくれると信じています。
決算説明会動画に沿って話を聞いていると、
概ね違和感なく推移していることを確認出来ました。
前期の着地については、やや下振れを想定していましたが、
刊行数も大きく伸び、結果的に予想比上ブレでの着地となっています。
漫画事業が目覚ましい成長を続けています。
こちらは当社の目論見通りに推移しており、
一時は疑われたものもきちんと結果で示してくれた点はよかったです。
またライトノベルで新シリーズが5作品ということで、
これが今期に次作の発刊による収益の継続性を生むという点で、
期待が持てます。
また説明の中で、2巻、3巻と進むにつれて、
徐々に発刊数は収束してくるというわけで、
やはりどんどん新作を出し続けていることが、
成長には欠かせないものだと改めて実感しました。
ですから、その新作が出続けられるかが
当社の現事業における成長の肝になります。
そのことは、当然会社も認識しているわけで、
だから投稿コンテンツのボリュームを殖やす、
そのために、ユニークユーザ数や投稿インセンティブなど、
仕組みを入れてそれを定量化してコンテンツ確保に努めているのだと思いました。
また今期に更にコンテンツ増に結びつく
スマホアプリの新サービスを計画しているようで、
今後の開示が楽しみです。
投稿インセンティブ制度は、
その仕組みが他社に比べても使いやすいようで、
実際この仕組みの導入後の投稿コンテンツ数の動向を見れば明らかです。
もちろん今後の動向にも留意が必要ですが、
このプラットフォームが早々にデファクト化されることにより、
ボリュームと質を確保したコンテンツが確保できると思います。
また、随所の説明に精緻さと野心が伺えます。
これは社長のWILLでもあるのかもしれませんが、
例えば今期の出版事業の各セグメントの売上高のポートフォリオは、
精緻に積み上げていることが伺いしれます。
漫画事業は前期9.5%が今期18%となっており、ほぼ倍増ですが、
既にこれはもう見えているという発言がありました。
もちろんその利益がどういう水準になるのかとか、
そもそも当てが外れるというリスクだってよく見ていかないとなりません。
しかし、中期目標でもリスクバッファを見込んでいたり、
説明の中で、今回の開示資料上の数値より社内目標は
更に上に置いていると明言されており、
なかなか投資家への期待も持たせてくれるなと感じています。
月次のIRニュースのメーリングリストを開始というのも、
それだけ自信の表れなのかもしれません。
私はIRに積極的であることはとても重要視していますので、
大歓迎です。
中計についてはまずゲーム事業のことをどう捉えるか、
まず基本的なことですが、スマホゲームなど既にレッドオーシャンで、
かつ当てれば大きいものの失敗リスクが高いということを十分認識されているようです。
この点は当たり前の分析と感じますが、そのような前提で検討されていることは安心です。
イケイケドンドンのゲーム新興系の中には、
ヒットできることを前提に事業計画を策定しているのでは、
と感じることもありますので、そうでないだけ、まともだと感じます。
そして正直、現時点で当社が成功するのか失敗するのか、
まだ見極めは難しいです。
ただ、会社説明にもありましたが、既存事業である漫画やライトノベルの愛好家と、
ゲームの愛好家とは親和性が高い点、
また既にヒットしている漫画やライトノベルからゲーム化することで
より利用者にリーチがしやすいという点で、
参画リスクはだいぶ低減は出来ると考えます。
ここはもう少し時間をかけてモニタリングしたいと思います。
少なくても、ゲーム事業開始で株価は上昇しましたが、
あまりに稚拙な動きだと思いました。
インターネットのメディアパワー強化について、注目は海外展開でしょうか。
FY2016までは国内成長が原則のようですが、
FY2017は海外配信開始とあり、ここでも急激な上昇を見込んでいます。
確かに日本の漫画は海外ではとても人気があると聞きますからね。
現時点では期待できるとしか言えませんが、
今後の海外展開動向にも気を配っておきたいと思います。
またFY2017はTVCMを打つということで、
認知度向上施策もより加速することになりそうです。
定量目標はリスクバッファを考慮して売上100億、経常利益25億です。
FY2014実績では売上26.6億、経常利益7.7億です。
単純計算では利益水準は3.2倍です。
期間3年で3倍超ということですから、意欲的な計画です。
ただ特にゲーム事業の失敗などリスクが大きいことも事実で、
リスクバッファだけで吸収できず未達となる可能性だってあります。
ですから話半分で見ないといけないかもしれませんが、
社長の説明を聞いていると、個々に要観察と判断するものもありますが、
直ちに否定しなければならないような説明もなかったように思います。
私は現時点ではCAGRは15%、18.3期EPSは172、
評価PER22.5倍とした目標株価3,870円は変更しません。
今後のゲーム事業の動向など、最終的に中計の信憑性が高まり、
そして四半期決算で実績も確認しながら
目標株価も精査していきたいと思います。
なお、現時点で完全に中計を信じた場合のEPS想定は3年後に約340となります。
PERを同水準の22.5倍とした場合7,650円となります。
この場合、現時点から3.4倍の上昇余地となります。
これは完全に現時点では水ものですが、皮算用しているとワクワクしてきます。
当社は認知度向上による成長とプラットフォーム型を活かした成長に加えて、
海外を視野にしたエリア拡大戦略、
そしてゲーム事業に代表される新商品・サービスによる成長と、
様々なファクターが存在しており期待が持てます。
もちろん各内容を見ていくと、小売業などのようにわかりやすさとはかけ離れており、
不確定要素によるリスクも高いですが、うまくそれと付き合っていけるようになりたいものです。
平常心は私のような投資初心者にとって、
とても大事な素養だと理解しています。
マクロ経済の動向を捉えたり、
相場全体の波を見極めて、
きめ細かく対応できる玄人であれば、
リスクへの備えとして的確な判断と、
迅速な決断の下で対応していけると思います。
しかし、私にはマクロ経済の動向も相場全体の波も
捉えるスキルなどもちろん持ち合わせていません。
ですから、迅速かつ的確な対応をしようにも、
その術はありません。
しかし、中途半端に経済ニュースなどに目を通すことも多く、
それを自分なりに咀嚼してみるのですが、
所詮は、感情に任せたおままごとのようなものなのです。
例えば、最近ギリシャの債務危機問題が取り上げられて
協議の期限まであと何日程度などと不安を煽る報道を目にすれば、
リスク回避のため売りたくなるわけです。
個々の株価の動向に対しても一喜一憂しないようにと心掛けていても、
その値動きが気になるわけですが、
その値動きに平常心を失ってしまっては、
もはや投資ではなく投機になってしまうわけです。
いつも同じようなことを記事に書いているわけですが、
それはそれだけ大事だと思っているからでもあり、
それだけ、言い聞かせないと、
自分が振り回されてしまうという危機感の表れでもあります。
投資とは我慢の連続だと言われますが、
その我慢をするにも大事なのは、平常心です。
銘柄にどっぷり魅せられて惚れてしまうことだってあります。
自分の想定と異なり大幅下落に見舞われて不安になることもあります。
経済ニュースを見て不安になることだってあります。
大事なのはそんないいこと、悪いことに対して、
常に平常心でいられることがとても重要だと思います。
投資家の中では当たり前のこのようなことも、
私はまだまだ初心者ですから、
よく自分に言い聞かせておかないと、
すぐに流されてしまいそうになります。
言霊のように、自分に言い聞かせることで自分をよい意味で洗脳出来るわけです。
ネガティブなことばかりを自分に投げかけていると、
本当にネガティブスインキングになりがちです。
でも自分は出来るとかとにかくポジティブなことを投げかけ続ければ、
案外楽観的になれるものであり、それによって力を出せることもあります。
投資において根拠のない精神論など不要だと言われる方もいますが、
私は精神論はとても大事だと思っています。
どうせ自分は失敗するとか、
こうやってもどうせだめだろうなと思いながら事に当たっていては、
仮にそこに一定の分析や合理性があったとしても、
長く続かず、結局、長期投資家としては生き残れません。
一定の分析や合理性についてきちんと努力をすることが前提ではありますが、
そこに自分の精神が折れずにいられることで、
その努力の結果を出せるチャンスも高くなると思います。
さて、今日は取引を実施しています。
先週の金曜日のPTSで3277サンセイランディックを買い増ししたわけですが、
これによって現金が減っていますので、その分を補てんしようと検討しました。
しかしかなり悩ましい検討でして、正直、そのまま放置しようか、
つまり現金比率が低下するのはやむなしと判断しようとも思いました。
しかし、今の相場感や自分のPFの状況を総合的に判断すると、
やはり出来ることなら現金比率は維持しておきたいと思いました。
というわけで、現在NISA外でありかつ一定の成果のあった、
2384SBSHD又は2352エイジアをドナドナしようと決めました。
きっと模範解答は足元業績が奮わない2352エイジアの売却だと思います。
しかし、結果として2384SBSHDを選びました。
ちょうど1000円での売却で約95%上昇での利益確定です。
一部はもう少し上の値段で利益確定済で、
ただ株かしたので放置でよいと判断していましたが、
初回算出の目標株価にも接近していますし、
上記の悩みに悩んだ結果でした。
そしてこれだけ悩むということは、
2352エイジアも更にポジションを落としてもよいのかもしれません。
このあたりは他の銘柄との兼ね合いも含めて平常心で今後もあたりたいと思います。