投資方針に忠実に退屈な投資で資産形成

1.パフォーマンス   ※ ( )内は月間パフォーマンス

            年初来パフォーマンス  (月間パフォーマンス)
 まるのんPF  : +5.2%          (+1.6%)
 TOPIX     : +13.2%          (+3.5%)
 日経平均    : +11.9%          (+1.8%)
 東証2部    : +9.1%          (+2.3%)
 JASDAQ   : +7.7%          (+3.7%)
 マザーズ    : ±0.0%          (+3.3%)


2.全体所感

 今週はまるで図ったかのように月末日の今日、
 大きく相場は調整しました。
 これにより心理的には随分下がったのかなと思いきや、
 各指数も月次で見れば引き続き年初から堅調に推移しています。
 そして、私のPFはそんな指数に今月も置いていかれ、
 残念な1ヶ月になりました。
 ただ、これまでずっと愚痴ってきたお蔭で、
 実はそこまでメンタルは落ち込んでいません。
 さすがに毎日のように我慢の日々が続くと、
 耐性も出てくるというものです。

 4月は総じて見れば、追加緩和に期待して継続的に指数が買われ、
 そしてそれは失望に変わったということで、
 なんとなく自分の想定通りの動きになりました。

 日経平均が2万円に乗せた頃、
 同僚の投資仲間(?)とランチをしていた時に、
 まさに追加緩和期待で勝手に期待して、
 勝手に失望するのが目に浮かぶようだという話をしていましたが、
 本当にそんな感じになりました。

 この時、私は一時的にポジションを外しておくということも検討しました。
 ただ、私の投資スタンス(ルール)からいえば、
 売る時は、個々の銘柄のファンダメンタルズに変調がみられるか、
 目標株価水準に達した時だけが原則です。
 ですので、こういう予測には動かされないということで、
 甘んじて勝手に失望の煽りも受けて立つしかないと考えていました。

 もちろん、私のPFは勝手に失望の前の勝手に期待の恩恵も受けておらず、
 だからこそ、勝手に失望の影響は程々にして欲しいというのが本音ですが、
 まぁそう都合よくはいきませんからね。

 4月を一言でいえば(総括する必要なんてないのですが)、
 「勝手に期待して、勝手に失望した」そんな1ヶ月だったと思います。

 今後ゴールデンウィーク中に為替も円高に振れるのでは?とか、
 更なる下落が来るのではとか、sell in mayはこれからだと、
 急に弱気な意見も出てきていますが、
 もうそんなものは全部無視したいと思います(笑)。

 きっと5月は再び試練の月になるかもしれませんが、
 スタンス(ルール)に従い淡々と粛々といきたいと思います。

 その際によく検討を重ねた上で、
 PFのリバランスに伴う取引は例外的に許容したいと思います。
 本当は例外などない方がいいのですが、
 どうしてもPFの数や配分に違和感を感じることがあれば、
 そこは意地を張らず、その時の最善を尽くすように対応したいと思います。
 この時に大事なことは、感情に支配されないようにすることなのだと思います。


3.銘柄に対する所感

 銘柄毎に月間のボラティリティが大きかったのは以下の通りです。
 (上下に月間で5%以上動いた銘柄を抽出)

 ◆上昇率上位
  2686 ジーフット      +21.1%
  2384 SBSHD      +14.3%
  9787 イオンディライト  +10.5%
  9467 アルファポリス   +9.7%

 ◆下落率上位
  9414 日本BS放送    ▲15.7%
  3179 シュッピン      ▲7.3%
  9090 丸和運輸機関   ▲7.2%


 他の銘柄も含めた月間パフォーマンスは以下の表の通りです。

 20150430_保有銘柄一覧


 
 PF1位の主力銘柄のひとつの2686ジーフットが今月は上昇率TOPとなりました。
 先月も10%以上の上昇でしたので、私のPFの中では好調さが際立っています。
 こんなに地味な銘柄ですが、決算がストレートに好感されて、
 このような評価を得られたことはひとまずよかったと考えています。
 但し、出来高も少ないですし、短期的にはどうなるかわかりませんので、
 きちんと数年で目標株価に向けて徐々に上昇してくれるだろうということで、
 ゆったりを見ていきたいと思います。

 決算が評価されたという意味では、
 今月の上昇率3位となったイオンディライトも同様です。

 2月期決算の2銘柄が好調な決算を出して、
 株価もとりあえずこのような評価を受けて、
 短期的には単に運がよかっただけとは思いますが、
 こういう結果はうまくポジティブに捉えて自分の自信へとしていきたいと思います。

 上昇率2位のSBSHDは元々ここ数ヶ月で調整していましたから、
 その反動の範囲内と捉えています。
 当社は12月期決算ですが、まずは1Qで前期で利益圧迫要因となった、
 メディア等の物流事業がどの程度回復しているか、
 その辺を注視する必要がありますので、
 対応を慎重にとっていきたいと思います。

 アルファポリスは4月はスマホ対応などいくつか材料が出ましたが、
 これはまだ本当に業績にどこまで効いてくるか、
 短期的にはあまり自信がありませんが、  
 長期的には良い効果が出てくると思います。
 ただ、当社への投資はやや私の中では高リスクの部類なので、
 その点はよく認識しておきたいと思います。

 下落側はダントツの下落率1位の日本BS放送は全く理由がわかりません。
 こういう時は自分のファンダメンタルズの見通しだけが頼りですが、
 なんの変調もないことから特に心配していません。
 まぁ3桁に落ち込むとか、テクニカルが・・・とか色々掲示板などでは
 盛り上がっているようですが、そのうち戻ってくるでしょう。
 更なる買い増すをどこで入れるか、その時の現金をどうするか、
 この辺が課題です。


 その他全体的に見ると、下落が多いですね。 
 こういうものを見ると、自分のPFはイマイチなんだなと
 卑屈になりそうになりますが、
 この1ヶ月又は数ヶ月の表だけを見て悲観する必要もありませんので、
 自分くらいはこのPFを認めてあげようと思います。


4.運用来パフォーマンスについて

20150430_運用来推移


 運用来で30%は確保しましたが、
 今月もTOPIXとの差は縮まりました。
 やきもきもしますが、これが現実ですから仕方ありませんね。

 仕方ないと書くととてつもなくネガティブな感じになりますが、
 まぁ1年4ヶ月で31%というのは、私には上出来と考えた方がいいのでしょう。



◆月初のポートフォリオ
20150331_PF内訳

◆月末のポートフォリオ
20150430_PF内訳



 今月も新規組入れや除外銘柄はなしです。
 エイジアを1単位売却、日本BS放送を1単位買い増しをしています。
 が、日本BS放送はその分時価が下がっているので、
 ウエイトは結果的に変わっていません。

 詳細のPFの順位は以下の通りです。

********************

 1位 2686 ジーフット(1) →
 2位 4245 ダイキアクシス(2) →
 3位 9090 丸和運輸機関(3) →
 4位 3276 日本管理センター(4) →
 5位 9787 イオンディライト(7) ↑
 6位 2352 エイジア(5) ↓
 7位 3179 シュッピン(6) ↓
 8位 2384 SBSHD(8) →
 9位 3277 サンセイランディック(9) →
10位 3079 DVx(10) →
11位 9467 アルファポリス(11) →
12位 9414 日本BS放送(13) ↑
13位 1413 コムチュア(新) -
14位 1413 桧家HD(12) ↓
15位 2139 中広(14) ↓
16位 2764 ひらまつ(15) ↓



 なお、最後に今回は週末と月末が異なりますので、
 資産残高推移表も併せて開示しておきます。

20150430_資産残高推移表

 先週までずっと総運用資産で800万を維持していましたが、
 ついに今日の大幅調整で再び700万台に逆戻りです。
 別に何が変わるわけではないのですが。


 敏感であることと、鈍感であることはどちらが大事なのでしょうか。

 私は常に世の中の流れや流行り廃りに敏感であることで、
 今後伸びそうな商品やサービスを想像して、
 投資判断の材料にしています。

 このため、敏感であることは何より重要な要素だと考えています。
 それがどこまで効果的であるかはわかりませんし、
 否定される方もおられるでしょうが、
 例えば、業界紙などにも注目をしながら、
 その業界でどんなことが起こっているのか、
 それを常に追い求める姿勢を持つように心掛けています。

 介護関連銘柄に投資していた時には、
 図書館に通い、高齢者住宅新聞など業界紙に目を通していました。
 敏感であるためには、行動も伴わないとなりませんし、
 そういう行動を通して、
 その業界への理解を少しでも深めようと努めていました。

 一方で、いくら敏感になって情報を追い求め、
 業界知識を得られたとしても、
 パフォーマンスに直結するわけでもありません。
 もし業界知識に明るく、最先端の時流を捉えている者が強いのであれば、
 自分の業界の銘柄に投資をして多くの人が稼げているはずです。
 しかし、実際には業界知識などに敏感になり、
 それを追い求めることなく、
 ビジネスモデルのポイントを捉えた分析を行うことで、
 敏感さなどなくても十分にパフォーマンスを挙げらたりもします。


 いや、むしろ日々の動向も株価に対しても、
 鈍感であることが強みにすらなっているのではと思わされる方もおります。

 一度は真剣に分析をする。
 そこには常に時流を捉えた敏感力など必要なく、
 ビジネスモデルに立ち返った洞察力で徹底的な分析を行い、
 その結果が投資適格と判断されれば、あとは徹底的に鈍感を貫く。
 本来、中長期投資家であればこういった姿が理想なのかもしれません。

 一生懸命に次にヒットする商品やサービスは何か、
 色々なものに敏感にばかりなろうと、
 そしてそのような言動を目指しているのですが、
 少しギアを入れ替えてもいいのかなと最近思い始めています。

 思い返してみると、私は鈍感とはかけ離れています。
 同業他社までを見渡してIRが出れば、
 それが自社に対してどんな影響があるか想像したり、
 需給など気にしないといいつつも読めないチャートに向き合ってみたり、
 大量保有報告書が出ている銘柄を探ってみたり、
 権利落ちなどのイベントを過度に意識してみたり、
 どうも自分で敏感であることが美徳だという認識が
 定着してしまっていて、
 本当にそれが今の自分によいことなのかもろくに考えず、
 とにかく走り続けることがよいことという固定観念に囚われていないか、
 今一度自分を問い正してみてもよいように思っています。
 今日のように下落局面でも、株価の値動きに対してもとても敏感です(涙)。


 ろくファンダメンタルズの状況もチェックせず、
 根拠のない放置を決め込むのは言語道断ですが、
 ファンダメンタルズに直結しない短期的なイベントなどにまで、
 過度に敏感になり、全てを追い求めようとしようとすると、
 それはそれで自分の判断がブレてしまうきっかけにもなります。

 根拠のない放置による鈍感さはいけませんが、
 要所を捉えた上での放置による鈍感さは適度に持ち合わせていた方がいいのでしょう。


 ですから、鈍感であるというとネガティブな印象があり、
 敏感であるというとポジティブな印象が私にはあるのですが、
 それ自体が少し偏った価値観なのかもしれません。

 投資においても、敏感であることばかりを重視せず、
時に鈍感力も身につけてうまく投資の世界を渡世していきたいと思います。

 監視銘柄のひとつの2751テンポスバスターですが、
 子会社でステーキレストランを展開するあさくまの
 食事券がもらえる優待の権利落ち日でした。

 結局私は手を出さず傍観していましたが、
 結果的に権利落ちなどなんのこと?といわんばかりに
 前日比プラス引けとなりました。
 しかも3%に迫る強い動きとなりました。

 権利落ちといえば、配当や優待分を超えるマイナスとなることも、
 往々にしてあって、私はそんな洗礼を受けるのが常なのですが、
 このような動きになることもあるのだなと改めて思いました。

 一方7605フジコーポ―レーションのように
 権利落ちがストレートに影響して(?)、
 5%を超えるマイナスとなる銘柄もあります。

 結局権利落ち後にどのような動きになるのか、
 これは予想出来ないですし、
 そこに一喜一憂しても仕方ありません。

 ファンダメンタルズが強ければ、
 権利落ち日の1日や2日は短期的に値下がりすることがあるのでしょうが、
 それも長期になればもう揺らぎレベルの誤差になるのでしょう。

 そういう意味では、私はテンポスバスターについて、
 優待権利を取るかどうか悩んでいましたし、
 その悩みが短期的な権利落ちを恐れて
 値動きを皮算用している自分はどうも自分のスタンスに非合理的だなと感じます。


 原点に立ち返ってその会社が長期で投資するに値するか
 否かのみで判断すべきなのでしょう。
 優待などは本当のおまけなわけですから、
 そこに踊らされずにいることが大事だと思いました。

 結局権利落ちにどう動くかなどわかりませんから、
 そこでなんとか損を出さずに優待だけ取るようにと知恵を絞るのも、
 時間がもったいないですから、ステーキに浮気せずにいきたいと思います。

 
 

1.パフォーマンス   ※ ( )内は週間パフォーマンス

            年初来パフォーマンス  (週間パフォーマンス)
 まるのんPF  : +6.7%          (+0.2%)
 TOPIX     : +15.0%          (+2.1%)
 日経平均    : +14.7%          (+2.1%)
 東証2部    : +10.1%          (+1.1%)
 JASDAQ   : +8.7%          (+1.1%)
 マザーズ    : +1.9%          (+0.2%)


2.全体所感

 今週は日経平均が2万台を明確に回復し、
 各指数も順調に伸長しました。
 しかし、私のPFは表記の通り、横ばいという結果でした。

 どんどん置いて行かれている感が強まっていますが、
 こういう時にスタンスを変えて大型株に手を出すのではなく、
 ただただ我慢し続けるのがよいのだと思っています。

 気の遠くなる話ですが、
 私は自らのスタンスでそれを選んだわけなので、
 素直にそれに従っていきたいと思います。


3.ポートフォリオ

※クリックすると画像が大きくなります。
20150424_PF内訳


※クリックすると画像が大きくなります。
20150424_保有銘柄一覧



 今週もPFの構成や順位を見てもあまり変化はありませんが、
 今週は久々に取引を実施しました。

 【買】
 9414 日本BS放送

 【売】
 2352 エイジア

 元々、日本BS放送は買い集めた直後に1部指定替えがあり、
 最低単元しか保有出来ておりませんでした。
 自信度もB(強気)をつけていましたから、
 買い増しを検討していました。
 一方で現金比率も低い状態が続いていましたから、
 ずっと我慢していたのですが、
 今週に調整が入りまして、いい頃合いとして買い増しを行いました。
 といっても現金比率のことが気になり100株だけですが・・・

 一方で、現金比率をこれ以上下げたくなかったので、
 もう強引にどこかから現金化しようと検討した時に、
 泣く泣くエイジアを100株だけ売ることにしました。

 当社は前期に苦戦して今期は良い状態に戻るとは思っていますが、
 その自信は相対的にやや不安が大きいこともあり、
 ウエイトも考慮しての判断でした。


 念のため、ポートフォリオの構成をテキストでも残しておきます。

 2686 ジーフット
 4245 ダイキアクシス
 3276 日本管理センター
 9090 丸和運輸機関
 9787 イオンディライト
 2352 エイジア
 3179 シュッピン
 2384 SBSHD
 3277 サンセイランディック
 9467 アルファポリス
 9414 日本BS放送
 3079 DVx
 3844 コムチュア
 1413 桧家HD
 2139 中広
 2764 ひらまつ

 ※評価額順に記載しています


4.資産状況

※クリックすると画像が大きくなります。
20150424_パフォーマンス推移表


20150424_資産残高推移表


 いよいよ3月期決算の発表が始まっています。

 ひとつひとつをフォローしているわけではありませんが、
 業績修正もそれなりに出てきていて、
 概ね良好な結果になっているように思います。

 ただ、決算も含めて好材料が出ていても、
 株価にはある程度織り込まれているようで、
 むしろ出尽くしとなる銘柄も多いように感じます。

 しかし、小型株においては、数を数えたわけではないのですが、
 それなりにストレートに評価されている銘柄も多く、
 あまり注目されていない中小型株で、
 堅調な業績を示してくれれば、まだまだ余地はあると思います。


 また指数全体の件ですが、
 金融や不動産などの上昇が牽引しており、
 にわかに噂されている通り追加緩和を期待しての動きと思われます。

 4月末の決定会合でその勝手に噂になっている追加緩和がないと、
 逃げ足の早い資金が一気に引いてしまうという
 想定もしておくべきかもしれません。

 私の場合は結局そんな緩和期待の買いも入っていないですし、
 具体的な対処のしようがありませんが、
 連れ安することはお約束になりそうなので、
 そんな理不尽なことが起こるだろうことを
 覚悟するという準備はしておきたいと思います。

 今は緩和をある程度織り込みに行っている節もあり、
 実際に追加緩和といってもどこまで更なる上昇があるかわかりません。
 かつてのバズーカのようにはいかない可能性も十分考えられます。
 そういう意味では上値も限定的かもしれません。

 一方で前述の通り、追加緩和がなかった時には、
 一気に失望ということもありえますし、
 主体別動向をみて海外だけが買っているという今の状況で、
 海外が手を引いてきたら、
 見るも無残なことになるかもしれません。
 3週連続で売り越している個人が出動しても、
 焼け石に水かもしれません。

 私のPFはそんな緩和期待のお金が流入していないわけで、
 本来はそうなっても逆に下がることのないようにお願いしたいものですが、
 実際にはそうもいかないのでしょう。


 こうなると、上昇余地は小さそう、
 緩和がないと大きく下落するかもしれない、
 そんな感じに今は感じていますが、
 それであるならば、現物は離したくない私にとっては、
 一時的なリスクヘッジのためのインバースはやはり魅力的に感じます。

 ただ、やはり自分のスタンスではないところに資金を投じるのはどうなのか悩みます。

 明確に割り切ってヘッジのためと目的がはっきりしている、
 かつ期間も明確に短くきって活用するというのならありな気がするのですが・・・。
 

 というわけで、来週のパフォーマンス報告の際には、
 はっきりしているでしょうから、楽しみに(戦々恐々と)待ちたいと思います。



 今の私は負のスパイラルに陥っています。

 といつものネガティブな愚痴ではなく、
 少し前向きに考えねばならないと思っています。


 負のスパイラルとは冴えない足元のパフォーマンスのことではなく、
 銘柄発掘の取り組みにおいて、
 よくない循環が起こっているように感じています。


 (1) 現保有銘柄が売却基準に引っかからない

  これはよい意味でも悪い意味でもかもしれません。
  つまり、想定した成長シナリオが崩れたと判断されるような
  決定的な材料が出ない一方で、
  成長性が顕在化するまでに時間を要すとともに、
  それが市場の評価を受けることもなかなかなく、
  結局、目標株価に近づくような値上がりも演じてくれないわけです。
  となると、結果的に売ることが出来ないことになります。

  長期投資を心掛ける者としては、
  これは基本的には歓迎すべきものなのですが・・・。


 (2) 現金比率が逼迫して機動性に欠く

  現金比率はその時々に許容できるリスクへの対処という観点で、
  敏感になっておくべきです。
  ですから、決して現金比率を無視して、
  買いたい時に安易に買い進むというのは、
  結果がうまくいけばいいですが、そうならなかった時に
  目を当てられなくなります。

  その時々の自分のパフォーマンス、
  市場の状況などを総合的に判断して、
  上下双方向のリスクに対して、
  現金比率が適切かよく考える必要があります。

  そして、一定の基準でPFを構築し、
  あとはその構築作業がある程度落ち着いてしまうと、
  やることはなくなります。ファンダメンタルズは常に念頭に置きつつ、
  放置を決め込むことになります。
  そんな中、(1)のように売却するものがないと、
  現金比率も一定の基準で低い状態が維持されることになります。

  まして多少なりとも値上がりしていくと益々その影響は顕著になります。
  すると益々現金比率が下がり、結局新たな銘柄を買い増すなんて
  なかなか難しいものになります。


 (3) 新規銘柄の発掘モチベーションが低下する

  本来は、既存のPFの各銘柄よりも更に有望な銘柄を探し続けること、
  広くアンテナを張り、どん欲によりよい銘柄を探すことは、
  自然になされるべきです。
  しかし、ある程度PFが落ち着いており、
  現金比率も低下している中で、
  ちょっと有望な銘柄を探したところで、
  どうせすぐには買えないし・・・という残念な発想になってしまうのです。



  私の場合はこれに加えてPFの銘柄数が肥大化しており、
  ただでさえもう少し絞らないといけない状況である中で、
  なかなか的を絞れないという固有の問題も抱えています。

 

 思い返すと、投資を始めた頃、
 手探りで四季報を買い、
 PERって何?とかそんなところから独学で勉強しました。

 何を買っていいのかわからず、
 トヨタ自動車とかよく知っている銘柄の記事をチェックしていました。

 そして徐々に割安性を重視して見るようになり、
 将来の業績が安定していそうでありながら、
 割安な銘柄を探すようになります。

 全く何を買っていいかわからないわけですから、
 とにかく貪欲なわけです。
 当時の四季報は今でも私の本棚に眠っていますが、
 もう辞書のように真っ黒になっていて、
 当時の必死さがよくわかります。

 そんな中良い銘柄にも出会いつつ、
 そして適度に銘柄を入れ替えつつ、
 今ではだいぶ肥大化こそしていますが、
 それなりに安定したPFになってきたと自負しています。

 そうなると、皮肉なもので四季報を開く機会も減り、
 どん欲さがなくなっているように思います。
 実際に四季報が真っ黒になることも最近はありません。

 あまり本質的なことではないかもしれませんが、
 (四季報を読み込めばパフォーマンスが上がるわけではない)
 しかし、自分が上記のような負のスパイラルに陥っていて、
 どこかにどん欲さがなくなっているようにも思うわけです。


 これは大きな危機感にもなっていて、
 自分を奮い立たせるために、
 敢えて四季報夏号はCD-ROMを買おうと思っています。
 7000円という超高額(私にとって)ですが、
 そういう投資をしてそれを活用しようという
 方向にもっていきたいと思っています。

 四季報CD-ROMは非常に凝ったスクリーニングなども可能ですが、
 それを使いこなすにも事前に十分勉強しておく必要があります。

 ちょうど1年前に初めてCD-ROMを買いましたが、
 その時は使いこなせませんでした。
 ですからリベンジです。

 夏号は3月期決算が反映されますから、
 年に1回買うにはよいタイミングです。

 ちょうどこういう停滞期(?)にあるからこそ、
 どん欲に勉強していきたいと思います。

 ただ、今のPFを軽視するとか、
 流行りものを探すとかそういうことではなく、
 今まで以上に厳格に精査して本当に意味のある入れ替えとなるか、
 そんなことを考えながら進めていきたいと思っています。

 最近、様々な指標を評価するための様式作成を進めていますが、
 これもこういう銘柄チェック機能をより自分の中で定型化したいためです。


 このような取り組みはその努力もほとんどが形にはならず、
 結果として実になる確率はとても低いですが、
 結果だけでなくこういうプロセスも大事にして、
 長期的な自分のスキルへと昇華させていきたいと思います。


 最近、相場全体が好調に推移する中、
 大きめの調整が来るのではないかと、
 心理的な不安が大きくなっています。


 一部の投資家の方も警戒されて、
 ポジションを落としているという方も出てきており、
 アノマリー的にも5月相場に突入するために、
 どうしても大きな調整が怖くなることは否めません。


 一方で、私はそんな心理面でポジションを落とすとか、
 アノマリーを恐れて必要性を感じていない取引はしないことにしています。


 とはいえ、やはり全体相場の調整が怖くないといえば嘘になります。
 ですので、少しでも自分を落ち着かせるために、
 過去の調整時の比較チャートでも眺めてみようと思いました。

 過去にはリーマンショックや東日本大震災など、
 いわゆるショック安などを経験してきた、
 保有銘柄の比較チャートをキャプチャーしてみました。

◆9787 イオンディライト
10年チャート_9787

◆3079 DVx
10年チャート_3079

◆2764 ひらまつ
10年チャート_2764

◆2686 ジーフット
10年チャート_2686

◆2352 エイジア
10年チャート_2352

◆1413 桧家HD
10年チャート_1413


 
 まず、リーマンショック時(2008年8月)では明確に暴落したのは、
 9787イオンディライトだけです。
 ただ、イオンディライトもその直近で大幅高を演出しており、
 それを打ち消す程度であり、その後に企業成長に従い足元では奪還しています。
 その他の銘柄ではひらまつなど一部に連れ安した銘柄ももちろんありますが、
 あれだけのショックでありながら、
 例えばジーフットやエイジアはなんら影響を受けていないことがわかります。


 また東日本大震災時のショックについては、
 リーマンショックに比べて影響は小さかったわけですが、
 ひらまつがやや影響を受けたかのようにみえますが、
 これだけの期間で見てみると、もう無視出来るようなレベルです。


 更に2013年5月の大きな調整時もこのチャートで見ると
 もうなんら影響は受けていないように見えています。
 確かに期間を短くチャートを描くと、
 週足ベースでは一時的に下落して連れ安している銘柄もありますが、
 結局月足ベースのチャート見れば、そんな調整などどこ吹く風という感じです。

 過去がこうだったというだけで、
 今後訪れるだろう調整で同じように影響は極めて軽微だと、
 高を括ることはリスキーでありますが、
 一方でそれを支持して無用な不安を台頭させる必要性もないのかもしれません。

 ただ、そういう大きな調整が不意に起こった時に、
 機動的に対応出来るようにするためにも、
 本来はもう少し現金を多く持っておくべきなのかもしれません。

 上昇相場である今の足元で、
 更にパフォーマンスを低下させることにもなりますが、
 下落リスクに備える意味では重要な考えだと思います。

 日経平均は大幅高。
 日経先物は現時点で2万円奪取。
 経済ニュースなどをみていても好調そのものです。

 おとなしくレバレッジETFでも持っておけば・・・
 とついつい邪念が頭をよぎり、
 会社などでこのようなETFで小金稼ぎしたぜ~とか聞くと、
 どことなくソワソワした気持ちになるわけです。

 今日のように日経平均が大幅高となる中で、
 自分のPFがそこについていけてないことに、
 失望するわけです。

 しかし、冷静に見てみると、
 新興市場のJASDAQは前日比+0.3%とわずかな上昇ですし、
 マザーズ市場に至っては▲0.1%と下落しています。

 JASDAQも値上がり数356銘柄に対して値下がり334銘柄と
 ほぼ拮抗している状況です。
 マザーズについては、値上がり95銘柄、値下がり104銘柄となっています。

 このように全体が騰がっているのにと自分を悲観してしまいますが、
 実際には必ずしも全体が騰がっているわけではなく、
 日経平均の200円台後半の値上がりというインパクトが、
 心理的に自分の不安を助長させる事になっている要素もあると思います。


 今の上昇トレンドは、海外勢が買い、新たな個人投資家も参画し、
 国内機関も買いというこで、イケイケドンドン状態の中で、
 形成されていると認識しています。

 そして海外でも国内機関などの主役が、
 では私の投資対象となっている時価総額200億規模以下以内の銘柄だったり、
 名証銘柄は買いません。
 そんなことを承知の上で投資判断をしているわけです。

 そんな言い訳のようなことを言うのであれば、
 おとなしく波に乗れる銘柄にシフトすればいいのでは、とも思いました。
 自分のスタンスに拘りを持ち続けることなく、
 臨機応変に・・・というわけですね。

 大きな主力株やテーマ性や波に乗った銘柄に飛びつくというのは、
 ある意味では今の相場環境においては、
 短期的には良い効果が出るようにも思います。

 しかし、自分のスタンスに初心者であるからこそ、
 こだわりを持ちたいと思うのです。

 初心者が臨機応変を実践すると、
 それは極めて投機的なものとなり、
 「投資家」としての自らを否定することになります。

 そういうことのないよう、全体相場や外部状況に振り回されることなく、
 自らのスタンスを信じて対峙していかなければならないと思います。


 週末はほぼ家族と楽しい時間を過ごしており、
 サラリーマンとしての仕事や、
 株式投資と距離を置いた生活となります。

 しかし、家族との生活をもっと長く、
 充実させたいと思うと共に、
 株式投資のことを検討する時間も
 もっと欲しいと思っています。

 よく忙しいとか、時間がないとか
 言い訳のように又は忙しい自分を演じているように、
 多忙をアピールする人がいますが、
 (特に会社では必ずこういう人がいます。。。)
 私は忙しいことや時間がないことは、
 自らのタイムマネジメントや生産性の悪さだと、
 むしろ恥じるような感覚があります。

 というわけで、あまり忙しいことを、
 今出来ない理由にはしたくないものだな、と
 いつも自分に言い聞かせています。


 そして最近考えるべきだと感じていることのひとつに、
 もう少し体系的に分析できるスキームや指標を
 如何に整理するかということです。
 
 日頃気になることは、
 相場の先行きや明日の個々の銘柄の値動きだったりしますが、
 これは完全に忘れることは人間なので出来ませんが、
 出来るだけそういうところから意識をずらしていきたいものです。


 体系的に分析できるスキームの中でも、
 まずは基礎から整理する必要があります。

 どうも最近、打算的に、EPSを割り出して、
 そこに市場評価であるPERをかけて、
 将来の株価の皮算用をして・・・
 という単純なパターンのみに終始している気もしています。

 これはこれでシンプルなことが一番ということで、
 いい面もありますが、それは多角的な検討を通した上での、
 シンプルであればいいのですが、
 その多角的な視点が曖昧になっていると
 または雑になっていると足元を救われかねません。

 ということから、各企業の分析に着手する際の、
 定型化を検討する必要性を感じるようになっています。
 四季報でいいじゃんとも思わなくもないのですが、
 自分流にカスタマイズしたり、
 自分自身の手で作るからこそ、頭に入る、
 もしくはそこから何かに気が付くことも多いようにも思います。


 というわけで、以下は自分向けの備忘録です。
 (今後これを整理して、標準シートを作成したいと考えています)

◆ 1.基礎情報
  株式コード
  会社名
  本社所在地
  上場市場
  業種名
  上場年月
  決算月
  浮動株比率
  経営者大株主該当有無
  従業員数
  従業員平均年収 ※
  従業員平均年齢 ※
  株主優待有無 
  事業名(セグメント)


◆ 2.収益性指標
  売上高 ※
  売上総利益(粗利系) ・ 率 ※
  販管費 ・率 ※
  営業利益 ・ 率 ※
  経常利益 ・ 率 ※
  当期純利益 ・ 率 ※
  EPS
  BPS
  CAGR(年平均成長率) ※


◆ 3.安全性指標
  流動比率 ※
  固定比率 ※
  自己資本比率 ※
  負債比率 ※
  デットエクイティレシオ ※
  インスタントガバレッジレシオ ※
  営業CF
  投資CF
  財務CF
  現金及び同等物
  EBITDA


◆ 4.株価情報
  時価総額 ※
  株価
  PER(実績・予想・3期平均など) ※
  PBR(実績・予想・3期平均など) ※
  PSR(実績・予想・3期平均など) ※
  ROE(実績・予想・3期平均など) ※
  ROA(実績・予想・3期平均など) ※
  配当性向 ※
  配当利回り ※
  DOE(実績・予想・3期平均など) ※
  ヒストリカルボラティリティ(中期・長期) ※


  ※29業種平均(金融等を除く)平均との比較
  ※当該企業の所属業種平均との比較


 とりあえずざーっと思い浮かぶ指標などを列挙してみました。
 この中で本当に自分が重視するものと、
 参考値扱いのものとで重み付けすると共に、
 単に指標の列挙で満足することのないように
 留意が必要だと思っています。


 皆さんは分析する時にどんな指標やロジックで分析されますか。

 私は元々はこれらの指標の中で、
 PERやPBRなどを見て低PER低PBRが
 良い銘柄という固定観念に基づき分析の手掛かりとしていました。

 最近では単に指標が低いというだけでなく、
 そのCAGRのような成長性を重視していますし、
 その成長性を裏付けるために利益率の変遷なども見るようにしています。

 こういったプロセスをなんとなくやるのではなく、
 まずは自分の中の定石を構築していきたいものです。


***** とここまでは日曜夜に書き留めた内容 *****


 本日(20日)、久々の取引を行いました。

 9414 日本BS放送を1,129円で買付、
 2352 エイジアを997円で売却です。

 それぞれ100株ずつで、
 トータルで13,200円(総資産に対する▲0.17%)の現金減となります。

 本当は2352エイジアは売却したくなかったのですが、
 今の危なっかしい相場環境の中でこれ以上現金比率を下げたくなく、
 泣く泣くドナドナしました・・・。

 おかげで、ほぼ現金比率は下げずに済んでいます。
 とはいえ、まだまだ現金比率が小さいことに変わりはなく、
 こういう相場の状況で割安度が変わり、
 自信度も変わる中で機動的に対応出来ないのが
 辛いところです。

 それにしても日本BS放送はなぜこんなにボラティリティが大きいのでしょうか。
 そんなに不安定に動くような銘柄ではないような気もするのですが、
 これも先入観なのかもしれません。

1.パフォーマンス   ※ ( )内は週間パフォーマンス

            年初来パフォーマンス  (週間パフォーマンス)
 まるのんPF  : +6.5%          (▲1.0%)
 TOPIX     : +12.9%          (▲0.1%)
 日経平均    : +12.6%          (▲1.5%)
 東証2部    : +9.1%          (▲0.4%)
 JASDAQ   : +7.6%          (+0.6%)
 マザーズ    : +1.7%          (+2.4%)


2.全体所感

 先週に日経平均が2万円にタッチしたわけですが、
 さすがに今週は日経平均は調整しました。

 それに引き換え、他の指数は堅調です。
 JASDAQやマザーズについては週間プラスです。

 私も含めて周りの個人投資家の方々を見ていると、
 この指数以上に苦戦しているので、
 どうも今週のこの指数の動きはしっくりきません。

 とはいえ、毎週木曜に発表される投資主体別動向をみると、
 個人は3週連続で売り越しています。
 またGPIFが主体の投資信託もこれまで一貫して買い越しだったのですが、
 4月に入って売りに転じています。

 私はこのような動きも一過性であり、
 一時的な需給など考えても仕方がないと思いますので、
 まぁ全体相場としてはそんな風に不安定な思惑の中で、
 動いているのだろうなと達観するようにしています。

 全体相場としては、まだまだ高値圏にあることには変わりなく、
 これから売りが出やすい5月に突入していきます。
 Sell in Mayになるのかどうか、よくわかりませんが、
 それを恐れて見通しを変えていない銘柄を安易に取引しないように、
 よく留意したいと思います。

 結局警戒は必要な気もしますが、
 しかし手だてがない(値動きに対する憶測で取引はすべきではない)ので、
 結局指を咥えてみているしかありません。

 こういう時にはどうしても指数連動のETFの中で、
 インバース型などでリスクヘッジもいつも頭をよぎりますが、
 投機的な手法は取りたくないので、今の所手を染めていません。

 ただ、一部の資金を割り切ってリスクヘッジのために回すというのは、
 それはそれで合理的なのかもしれません。
 ゆっくりよく考えたいと思います。


3.ポートフォリオ

※クリックすると画像が大きくなります。
20150417_PF内訳


※クリックすると画像が大きくなります。
20150417_保有銘柄一覧


 今週は3179シュッピンが大幅安となり、この時価総額の変化で、
 中堅の銘柄達の順番に変化がありました。

 また東証1部指定替えのあった9090丸和運輸機関も大幅安となっています。
 増資、指定替えと慌ただしく需給も動きましたし、
 短期の3ヶ月スパンで見てみても17%程度の上昇をしていますから、
 十分だと思わなくてはなりません。
 こういう時チャートを見られる方だと、
 ちょうど25日移動平均線を明確に割れてきたので、
 より警戒が必要だとか、
 13週移動平均線にタッチしたので、踏ん張りどころかと色々いえるのでしょうが、
 全部無視したいと思います(笑)。

 結局EPSが伸びてくれれば、
 評価は遅かれ早かれついてくると信じるしかありませんから、
 今日の下落にゲンナリはしますが、気分を入れ替えたいと思います。


 念のため、ポートフォリオの構成をテキストでも残しておきます。

 2686 ジーフット
 4245 ダイキアクシス
 3276 日本管理センター
 9090 丸和運輸機関
 2352 エイジア
 9787 イオンディライト
 3179 シュッピン
 2384 SBSHD
 3277 サンセイランディック
 9467 アルファポリス
 3079 DVx
 3844 コムチュア
 1413 桧家HD
 9414 日本BS放送
 2139 中広
 2764 ひらまつ

 ※評価額順に記載しています


4.資産状況

※クリックすると画像が大きくなります。
20150417_パフォーマンス推移表



20150417_資産残高推移表


 先週運用資産が800万を超過したということで、
 ぬか喜びと知りつつもそれに浸っていましたが、
 今週はなんとかこの大台を死守しました。

 そしてそれは気分的な問題であり、
 なんら意味はありません。

 今週は引き続き思うように伸びてくれませんが、
 まぁこういう思うようにいかないことが当たり前なのでしょうし、
 そういう時にも投資スタンスと同様に、
 長い目線でのんびり構えていられるメンタルが必要なのでしょう。

 信用でレバレッジをかけるとか、
 勢いのある特定銘柄で勝負に出るとか、
 まぁ色々やりようはあるのでしょうが、
 自分の身の丈にあったスタンスを堅持していきたいと思います。


 12月決算の株主総会が最近実施されていますが、
 これから3月決算の株主総会のシーズンに突入します。

 昨年から出来るだけ私も株主総会に出席するようにしています。
 サラリーマンとしての仕事はうまく業務調整図り、
 裁量労働制を最大限活かして対応しています。
 昨年も当時、主力銘柄であった、
 2352エイジアや3179シュッピンの総会出席記事も書いています。

 ◆エイジアの14.3期株主総会
 http://tryinvesting.blog.fc2.com/blog-entry-171.html

 ◆シュッピンの14.3期株主総会
 http://tryinvesting.blog.fc2.com/blog-entry-169.html

 

 なかには、総会に出てどうするの?議決権行使といっても
 まぁもうできレースでしょというわけで、
 実際に確かに自分が行使しようがしまいがなんら何ら変わりませんが、
 魅力なのは会社経営者や役員方々の人となりに触れることが出来ること、
 また、会社によっては、総会後に説明会を開催してくれる会社もあることです。
 ちなみにお土産はあくまでおまけだと認識しています。
 中にはお土産のお菓子がないと文句を言う人もいたり、
 お菓子ではなく違うものがいいなどと、
 仰天の質問(クレーマー?)をされる方もおりますが、
 こういう輩にはなりたくないものだなと思っていつも閉口しています。


 私は恥を承知で、そしてお忙しい経営者の方々に恐縮と感謝の気持ちを示した上で、
 出来るだけ総会や終了後の時間を使って、質問をするようにしています。
 直接経営者の方々に質問して考えを知れるというのは、
 自分のシナリオを棚卸する意味でも大変貴重な機会であります。
 こういう機会をみすみす逃すわけにはいきませんからね。

 そしてこういう局面で質問することが浮かばないようであれば、
 それはそろそろ売却のタイミングかもしれないと思っています。
 一種のその銘柄に対する自分の思い入れのバロメーターにもなるのです。
 保有継続かどうかのチェックポイントというか
 ここでその会社に対して何も聞きたいことが浮かばないのは、
 私にとっては由々しき問題なのです。

 そろそろ通期決算も出てきますので、
 その結果も踏まえて、銘柄毎に疑問に思ったこと、聞いてみたいことを整理して、
 総会シーズンを迎える準備をしたいと思います。

 またどうしても足を運べない場合には、
 メールや電話で照会をするようにしたいと思います。

 ジーフットなど地方への遠征も今年はやってみたいのですが、
 まぁさすがにそこまではしないかなとも思っています。

 また株主総会などに参加した場合には、
 このブログでも取り上げさせて頂くかもしれません。
 というわけで、そろそろ株主総会を意識して、
 各銘柄の質問事項の棚卸にも着手しないといけません。
◆最近のお気に入り