Author:まるのん |
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今週は月末と週末が一致しているため、
昨日開示している週末時点のパフォーマンスと、
月末のパフォーマンスが一致しています。
今年から、運用来パフォーマンスを月次で開示するようにします。
昨年は運用来パフォーマンスと年初来パフォーマンスが一致していたので、
特にこのような管理はしていませんでしたが、
年を跨りましたので、このような情報も月次では確認しておきたいと思ったためです。

今月は+1.3%というごく平凡なパフォーマンスに終わりました。
そして、PF1位の2352エイジアの決算によって週明けに下げるでしょうし、
目先高騰が続いている銘柄に頼っている結果ですので、
反動もそれなりに出ると思われ、
感覚的にはマイナス圏という危機感を抱いています。
というわけで、暗い週末を送っているわけですが、
そんなに悲観ばかりしていても仕方ありませんので、
前を向いていきたいと思います。
何も、嫌な部分は見ないふりをして・・・という意味ではなく、
大いに悪い部分にも目を当てつつも、
本当に悲観してリスクをヘッジしなければならない部分と、
実はそこまで悲観する必要がないものをきちんと自分が識別して
認識しておくことが大事だと思います。
掲示板などの周囲の声に惑わされないのは当然のことですし、
株価の目先の動向だけで自分の意思が変わるようであれば、
それは脆弱な投資と言わざる得ませんから、
そうではない姿を求めるのであれば、
少しでもそうならぬように、主体的な見解を持つようにしたいと思います。
さて、いつもながら、話が脱線しますが、
改めて運用来のパフォーマンスを見てみると
昨年の前半も思うようにパフォーマンスが出ていなかったのですね。
もちろんTOPIXが下落していますから、
その影響もあったはずではありますが、
昨年と同様のスタートを切ることになってしまいました。
そういえば、昨年はここまで焦りも不安も嘆きもなかったはずなのですが、
今年は焦りも不安も嘆きもそれなりにあるわけです。
昨年は運用当初ということもあり、フレッシュな感覚だったのだと思います。
しかし、現在は、中途半端に昨年1年を通して結果が出せたので、
逆にそのことが変なプライドになったり、
慢心になったりしているのかもしれません。
確かに今年1年で15%を目標の目安としており、
高い目標を掲げていますから、
前のめりにもなりがちなのですが、
自分は結果を出せるものだというポジティブシンキングは、
もちろん良い効果もありますが、
それがプレッシャーや慢心に繋がってはよくありません。
何より、こういう結果が付いてこない時には、
精神的にも辛くなりますから、
今月どうだったという近視眼的にならぬように、
謙虚にいかないといけないなと思います。
運用来パフォーマンスを見ながら、
自分への戒めをを実感したのでありました。
月間パフォーマンスの記事なのに、
精神論ばかりで申し訳ありません。
ポートフォリオの状況だけ振り返っておきます。
年を跨いでいるので、若干様式が異なっており、
見づらくて申し訳ありません。
◆月初のポートフォリオ

◆月末のポートフォリオ

新入りが2686ジーフットと9467アルファポリスです。
ジーフットは斜陽産業の中で明確なリーダー企業がある中で、
それなりにチャレンジャー企業としてやっていけそう、
そしてそれにしては水準が割安だと考えています。
但し、王道でいけばリーダー企業のABCマートを買う方が人気もありよいのでしょうね。
また足元で株価が高騰している反動なのか、
悪材料が待っているのかわかりませんが、
軟調に推移しています。
私には株価の目先の動きはわかりませんが、
敢えて一気に買わず徐々に集めようと500株までいきます。
優待分もありますからね。
どうせ長い付き合いになりそうですし・・・。
一方、アルファポリスはビジネスモデルに特徴があり、
アニメなどを主戦場にしていることもあり、
成長性が期待できます。
但し、そのモデルが本当に持続的成功に繋がるのかどうかは、
まだ評価に時間がかかると思います。
IPOから右下下がりで大きく下落を続けており、
成長性の評価次第ではそろそろ割安圏内と判断出来ると、
打診買いをしています。
ですが、比較的下落リスクも高いと認識しており、
とりあえずNISA外での買付をしています。
昨年のPFを牽引してくれた日本管理センターとシュッピンは、
今年に入っても牽引してくれていますが、
一部を利益確定していることから、
順位が下がっています。
これはつまり、新たな芽を育てる必要性を示唆しているもので、
こういうことも今の不安定な自分に影を落としているのかもしれません。
が、これは一朝一夕にはいきませんから、
辛抱したいと思います。
詳細のPFの順位は以下の通りです。
********************
1位 2352 エイジア(1) →
2位 4245 ダイキアクシス(3) ↑
3位 2686 ジーフット(新) ↑
4位 9090 丸和運輸機関(5) ↑
5位 3276 日本管理センター(2) ↓
6位 3179 シュッピン(4) ↓
7位 2384 SBSHD(6) ↓
8位 9787 イオンディライト(8) →
9位 3277 サンセイランディック(9) →
10位 3079 DVx(10) →
11位 9467 アルファポリス(新) ↑
12位 7743 シード(7) ↓
13位 1413 桧家HD(11) ↓
14位 2764 ひらまつ(12) ↓
15位 2139 中広(13) ↓
1.パフォーマンス ※ ( )内は週間パフォーマンス
年初来パフォーマンス (週間パフォーマンス)
まるのんPF : +1.3% (+1.0%)
TOPIX : +0.5% (+0.8%)
日経平均 : +1.3% (+1.0%)
東証2部 : +1.7% (+0.9%)
JASDAQ : ▲0.3% (+0.6%)
マザーズ : ▲2.7% (+1.4%)
2.全体所感
今週はほぼ指数並の結果でしたが、
心理面では厳しい1週間でした。
そしてその追い打ちをかけるように、
主力株の2352エイジアの決算が悪く、
この週末は悶々とすることになりそうです。
きっと来週はごくわずかな含み益も吹っ飛ぶことになるでしょう。
こういう時に投げ出したくなりますが、
それではいかんのですよね。
どこかに違和感というか不安が先行しているということは、
やはり現在のポートフォリオにどこかで満足しておらず、
変わることが求められているのかもしれません。
3.ポートフォリオ
※クリックすると画像が大きくなります。

今週は2386ジーフットが指値にかかり、
買い下がっています。
下がっている時に買う是非もあり、
どちらかというと、あまりよろしくないとされますが、
元々500株まで買い増したかったのですが、
分散して買っているだけなので、淡々と買っています。
一応、計算はしており、現在の買付単価は、
私の現時点の評価を鑑みれば十分と考えています。
というわけでPF8位からPF3位まで順位が上がっています。
大きな変化はこれ位でしょうか。
※クリックすると画像が大きくなります。

シュッピンの高騰は既に触れていますが、
本当にどこまでいってしまうのでしょうか。
こういう銘柄がなんとかPFを維持している今の構図が、
余計に不安を助長させているのだと思います。
結局こういう急騰している時には、
いつその反動が来るかわかりません。
そういうものに頼っている今の現状に大変なストレスがあることは事実です。
とはいえ、こればかりは思うように株価が動くわけでもないので、
仕方ありません。黙って辛抱して我慢するしかありません。
念のため、ポートフォリオの構成をテキストでも残しておきます。
2352 エイジア
4245 ダイキアクシス
2686 ジーフット
9090 丸和運輸機関
3276 日本管理センター
3179 シュッピン
2384 SBSHD
9787 イオンディライト
3277 サンセイランディック
3079 DVx
9467 アルファポリス
7743 シード
1413 桧家HD
2764 ひらまつ
2139 中広
4.資産状況
※クリックすると画像が大きくなります。


今週はなんとか各指数についていっていけた週ですが、
それが、ほぼ3179シュッピン頼みというのがなんとも情けないところです。
今期の主力株にしようとしている、
4245ダイキアクシス、2686ジーフットあたりは、
残念な動きです。特にダイキアクシスは悪材料でも出るのでしょうかね。
今日だけでも相当下げています・・・。
やはり利益率が低いという点で業績不安が顕在化するということなのでしょうか。
唯一明るいところといえば、
3079DVxが強くなってきたということくらいでしょうか。
7743シードは出来高も少なく値幅が出ることがこれまでもあったので、
これは完全に偶然だと思います。
さて、別途記事にするかもしれませんが、
2352エイジアについてですが、減益決算となりました。
当然すぐにIRに電話しました(笑)。
私の結論としては、ホールドです。
ただ、この決算は残念なものとなりました。
週明けには相当売られると思います。
夜間取引では意外にもまだ1,100円を維持しています。
一気に通期下方を覚悟せねばならない事態と認識しましたが、
当社の成長シナリオを毀損するものかどうか、
この減速が長期化するのかもう少しみていたいと思っています。
ちなみに会社側の認識としては、
多くが一過性とみているようです。
利益率が落ちていませんし、まずはこれを完全否定するまでの事態ではない、
とはいえ、推移は注視というのが今回の判断です。
恐らく下方修正が出ると、もう一段下落して、
また含み損20%も覚悟しなければならないかもしれませんが、
それでも自分の考えたことを踏まえて行動したいと思います。
年初来パフォーマンス (週間パフォーマンス)
まるのんPF : +1.3% (+1.0%)
TOPIX : +0.5% (+0.8%)
日経平均 : +1.3% (+1.0%)
東証2部 : +1.7% (+0.9%)
JASDAQ : ▲0.3% (+0.6%)
マザーズ : ▲2.7% (+1.4%)
2.全体所感
今週はほぼ指数並の結果でしたが、
心理面では厳しい1週間でした。
そしてその追い打ちをかけるように、
主力株の2352エイジアの決算が悪く、
この週末は悶々とすることになりそうです。
きっと来週はごくわずかな含み益も吹っ飛ぶことになるでしょう。
こういう時に投げ出したくなりますが、
それではいかんのですよね。
どこかに違和感というか不安が先行しているということは、
やはり現在のポートフォリオにどこかで満足しておらず、
変わることが求められているのかもしれません。
3.ポートフォリオ
※クリックすると画像が大きくなります。

今週は2386ジーフットが指値にかかり、
買い下がっています。
下がっている時に買う是非もあり、
どちらかというと、あまりよろしくないとされますが、
元々500株まで買い増したかったのですが、
分散して買っているだけなので、淡々と買っています。
一応、計算はしており、現在の買付単価は、
私の現時点の評価を鑑みれば十分と考えています。
というわけでPF8位からPF3位まで順位が上がっています。
大きな変化はこれ位でしょうか。
※クリックすると画像が大きくなります。

シュッピンの高騰は既に触れていますが、
本当にどこまでいってしまうのでしょうか。
こういう銘柄がなんとかPFを維持している今の構図が、
余計に不安を助長させているのだと思います。
結局こういう急騰している時には、
いつその反動が来るかわかりません。
そういうものに頼っている今の現状に大変なストレスがあることは事実です。
とはいえ、こればかりは思うように株価が動くわけでもないので、
仕方ありません。黙って辛抱して我慢するしかありません。
念のため、ポートフォリオの構成をテキストでも残しておきます。
2352 エイジア
4245 ダイキアクシス
2686 ジーフット
9090 丸和運輸機関
3276 日本管理センター
3179 シュッピン
2384 SBSHD
9787 イオンディライト
3277 サンセイランディック
3079 DVx
9467 アルファポリス
7743 シード
1413 桧家HD
2764 ひらまつ
2139 中広
4.資産状況
※クリックすると画像が大きくなります。


今週はなんとか各指数についていっていけた週ですが、
それが、ほぼ3179シュッピン頼みというのがなんとも情けないところです。
今期の主力株にしようとしている、
4245ダイキアクシス、2686ジーフットあたりは、
残念な動きです。特にダイキアクシスは悪材料でも出るのでしょうかね。
今日だけでも相当下げています・・・。
やはり利益率が低いという点で業績不安が顕在化するということなのでしょうか。
唯一明るいところといえば、
3079DVxが強くなってきたということくらいでしょうか。
7743シードは出来高も少なく値幅が出ることがこれまでもあったので、
これは完全に偶然だと思います。
さて、別途記事にするかもしれませんが、
2352エイジアについてですが、減益決算となりました。
当然すぐにIRに電話しました(笑)。
私の結論としては、ホールドです。
ただ、この決算は残念なものとなりました。
週明けには相当売られると思います。
夜間取引では意外にもまだ1,100円を維持しています。
一気に通期下方を覚悟せねばならない事態と認識しましたが、
当社の成長シナリオを毀損するものかどうか、
この減速が長期化するのかもう少しみていたいと思っています。
ちなみに会社側の認識としては、
多くが一過性とみているようです。
利益率が落ちていませんし、まずはこれを完全否定するまでの事態ではない、
とはいえ、推移は注視というのが今回の判断です。
恐らく下方修正が出ると、もう一段下落して、
また含み損20%も覚悟しなければならないかもしれませんが、
それでも自分の考えたことを踏まえて行動したいと思います。
スカイマークが民事再生申請という速報が出ました。
提携もなかなか進捗が悪かったですし、
もう時間の問題なのだろうなと思っていましたが、
とうとうこのような結果となったようですね。
まだ上場廃止が決まったわけではありませんし、
いずれにせよ、マネーゲームが繰り広げられるのでしょうか。
根拠のないV字回復を祈って投機的に買うということは、
やはりするべきではないなと思います。
もちろん、短絡的にV字回復を祈っているだけでなく、
考えて投資されていた方は、残念な結果になりました。
さて、あまり個別銘柄の個々の値動きを取り上げるのは
控えているつもりですが、たまにはいいかと思います。
単にネタがないだけです(笑)。
タイトルにもある通り、3179シュッピンです。
本日の終値が1,837円で前日比+12.4%です。
ここ何日か、ボラティリティが更に高まって
1日に5%以上動くような日が増えており、
投機的な雰囲気満載になってきました。
私の 今期の予想を記事 にしていますが、
EPSは45.2です。つまりPERで40.6倍となり、
明確に40倍を超えてきました。
結果として200株だけ残す判断をしているわけですが、
これは成長シナリオが崩れない限りは、
原則保有を継続するつもりでいます。
とはいえ、あまりに速度違反で上昇が続いていくと
やはりそれはそれで困るわけです。
都合よくいかないものですね。
私は当社の見立てとして、
17.3期EPSを毎期20%成長を前提として65と見ており、
その際の評価PERは29倍です。
つまり目標株価としては、1,900円としています。
これも最近更新したものです。
元々は18%成長でPERも25倍程度で見込んでいました。
これが通常時に評価しうる2年後を見据えた際の最大限の評価であり、
それ以上は投機的動きによるものだと考えています。
もしくは更に先までを見据えた評価が必要です。
では、この目標株価に万が一早々に達してしまった場合どうするか、
それはもう少し考えたいと思います。
そして、なぜこんなに騰がっているのかということです。
確かにインバウンド関連としてテーマ性を持っていることは認識していますし、
実際に業績寄与も大きいですが、
成長率という面でいくと、当社は店舗を拡大していくわけではありませんし、
お店もものすごく狭い店です。
殺到して捌ける総量も限られます。
また成長シナリオも外国人への認知度向上くらいです。
エリア拡大などのシナリオを存在しません。
あくまで、インバウンドという意味ですが。
来期以降当社のコアな部分であり、
今でも好調であるEC部分でどこまで成長していけるか、
ここに注目していますが、私は15%程度の成長が望めるうちは、
この高いPERが剥落してもじっと我慢、
長い目線で成長による果実を享受したいと思います。
既に半分以上を利益確定をしていますから、
気持ち的には楽なはずなのですが、
大事な資金が入っているという点では、結局ストレスは同じです。
保有を継続していたとしても、
全て利益確定をしていたとしても、
私のように玉虫色の対応をしていたとしても、
結局、それぞれの描いたシナリオに従って、
冷静に行動するようにしたいものです。
少なくても一時的な値動きで変なことをしないようにしたいと思います。
明日は反動で行って来いになるかもしれませんし、
倍返し!?でマイナス20%とかもあるかもしれません。
業績予想の修正などで中途半端な上方修正をきっかけに、
出尽くしだ~となってもおかしくないですからね。
しかし、その内容を自分の考えている指標に照らして、
シナリオが変わっていなければ、何もしない、それに徹したいと思います。
今日は2352エイジアのメモを残しておきます。
まず、本日当社から事例紹介の新着情報がリリースされています。
当社のメール配信システムは業種業態会社規模に関わらず、
広く利用されていることは認識はしていましたが、
今回紹介されたトヨタ自動車の事例には驚きました。
実は、リリースを読むと収支貢献はごくごく限定的だと思います。
現状ではたかだか3,000人程度が母数ですし、
当該リリース内容では、安価であることが採用の決め手となっているようで、
となると、当件の収支へのはごく限定的だと思います。
広告効果の方がよっぽど魅力的に感じます。
私のように頭の固い人間にとっては、
まさか自動車メーカーが自ら、
このようなマーケティングシステムを採用するのに少し驚きました。
ただよくよく考えてみると、どういう業種・業態に関わらず、
商品なりサービスを付加価値をつけて個人や法人に向けて提供している点では、
必ずマーケティング部門が求められます。
そしてマーケティングは専門性も求められるのですが、
実際に企業内で自律的に対応するにも限界があるとも思います。
だからコンサルと別途契約したり、
今回のようにツール化に頼れるものは頼って、
その結果を踏まえてよく頭を使う側で付加価値を出していくのが主流ではないでしょうか。
データマイニングやその結果を踏まえた効果的なプロモーションは、
専門の外部業者の方がメスを入れやすいと感じます。
これは私のサラリーマンとしての生活実感ともマッチしています。
トヨタとしても現在進行させており今回紹介のあったプロジェクトは、
まだ先駆的なものであり、
どうしても安さと手軽さで始められるサービスが受け入れらたようです。
最近の当社のことを考えると、
まず株価がだいぶ戻り基調が強まっています。
これは今週末の決算やそれを踏まえた翌期の業績を期待してのものと思います。
ですから、3Q決算が散々で期待を裏切ると、
また3桁株価もありうると思います。
しかし、最近の当社の状況ですが、
相次いで新商品をリリースしていること、
10月から大型案件の収支が入ってくること、
などどちらかというと明るい展望が多いようにも思います。
一方で2Qでライセンス販売が落ちている点が
どういう動向になるのか、この点は少々気掛かりであります。
ビジネス総量は順調に増えているものの、
ライセンス販売からクラウドにシフトしているのであれば、
心配不要ですし、むしろ利益率は更に上がるでしょうから歓迎します。
ライセンス販売は、一括収支計上ですが、
クライドサービスは利用料型の計上ですから、
当然ある断面で収支を見ると、
どうしても高さは低くなります。
その分時間軸の考え方が出てきて、
面積で見れば規模は変わらないということなのだと推測しています。
またこのほかの懸念点として、
大量採用によって前期比で大きく人件費が高くなっていますから、
トップラインがあがってこないと、原価増を吸収できない点です。
上記の通りクラウドサービスにより売上が平準化されてしまい、
一方で1年目採用を一気に増やしており育成費用も要するという中で、
どこまで今期の利益を期待するかという話だと思います。
今期は成長鈍化とみられることで、
今のような不甲斐ない株価の動きになっているのかもしれません。
(まぁ株価の動きなどそもそもよくわかりませんが・・・)
さて、以上のように当社については、
プラスの面とマイナスの両面で捉えていますが、
今週末に決算発表です。
ということで、完全にお遊びですが、
決算予想をしてみたいと思います。
なお1Qでも予想をしていますが、
大きく実績が下振れしておりますので、
今回は逆に上振れしてくれるといいなと祈っておきます(笑)
要するに予想してもこのように読みは外れますので、
あまり深く突っ込まないでください(笑)。
まず3Qの過去からの推移を棒グラフにしてみました。

前期はFUCAが連結になることで大きく底上げされていますが、
11年3月期から推移を見ても、ほぼ線型で伸びていることがわかります。
10月から大型案件の寄与などもありつつ、
クラウド化へのシフトによる影響はあるものの、
会社予想も踏まえると、やや伸長率が大きくなるように思います。
3Q単期で350百万円としておきます。
次に利益率です。
1Q,2Qそれぞれもグラフを書いていますが、
今期は明らかに利益率が下がっています。
しかしこれは新規大量採用の人件費によるものです。
この人材が来期以降に徐々に本格貢献してくると期待していますが、
こればかりはすぐにはわかりません。
株主総会で、この1年でどのような育成が図れたか、
ぜひ定性的な情報を質問したいなと思います。
当期純利益率ですが、前期の3Qでは12.6%です。
これは、FUCAが連結に初めて入っている実績値です。
ここからFUCAのシナジーによる付加価値が増えた効果と
人件費の問題での利益率悪化要因をどう見るかです。
人件費の問題では1Q、2Qとだいだい3%~6%程度悪化しています。
単純に考えれば12.6%から5%位悪化すると見るのがよいでしょうか。
すると7.6%となります。
上期実績が8.4%です。通期予想では13%前後です。
そして11.3期からの推移を見てみると、
実は4Qで大きく利益率が他の3期に比べて利益率が大きくなる傾向もないようです。
ということは、実際に通期の利益率を達成するためには、7.6%はあまりに悲観的です。
最後はえいやーの世界になりますが、
利益率は10%とみることにします。
以上から私の皮算用の予想は、以下のようにします。
3Q累積
売上高 837百万円
当期純利益 125百万円
さて、また1Qの時と同様に大きく外れるでしょうか。
きっと、株価の動きを見る限り、
あまり期待出来ないので、これよりは平凡な実績となりそうですが、
まぁこれだけ小さな銘柄で、かつ成長性著しい会社なので、
ブレ幅、つまりリスクが大きいことは仕方ありません。
そしてそんな銘柄をPF1位にしているのですから、
いくら自信度Aだと言っても、怖いものです。
相場の波に乗ると儲かる気がしてしまいます。
出来高が急増して高値を抜いてくるような、
いわゆる強い銘柄に順張りで乗るというのは、
多くの方が取られる手法だと思いますし、
実際にこういった銘柄は今の相場では、
更に高値を切り上げて勢いづくことも多く、
勝率も高いように感じます。
実際に年明けからこういった銘柄をスクリーニングして、
その後の短期の動きを見ていると、
勝率は高いですし、どれも驚異的なパフォーマンスを上げています。
自分の当該スクリーニングにより抽出したカテゴリの監視銘柄一覧は、
すこぶる順調です。(投資をしていないので、妄想100%の話です…)
こういう幻想が余計に相場の波も大事かもしれないと、
考えてしまうきっかけになっていることは否定できません。
しかし、いかんせん「相場の波に乗る」という発想そのものが、
自分の投資スタンスと異なるわけです。
慣れないことには手を出さないという原則を堅守する必要性と、
一方で新たな手法にもチャレンジして、
よりパフォーマンスを追求していく必要性も感じたりと、
様々な欲求が湧いて出てきます。
人間の欲求とは、現状の不満から生まれるもので、
不満だからこそ、行動しようとモチベーションが働きます。
現在のパフォーマンスや自分の投資手法にも様々な不満要素があるからこそ、
行動しようというモチベーションが高いわけですが、
だからといって安易に行動してしまうと、
株式投資の世界では足元をすくわれかねません。
会社が守ってくれる仕事であれば、
自分の裁量の範囲内であれば試行錯誤することも許容され、
結果失敗をしても会社という傘が守ってくれます。
(こういう発想はよくないかもしれませんが・・・)
株式投資では試行錯誤により結果として失敗することで
スキルを高められるという要素もあるでしょうが、
その損失は全て自分が被る必要があります。
ですから新たな手法にチャレンジするにも、
そういった授業料の支払いを覚悟し、
リスク管理もきちんとした上で、
その授業料を払うことになったとしても、
次につながる長期的な視点での試行錯誤をするべきです。
単に今儲けられそうかどうかという尺度で試行錯誤するのは、
授業料ももったいないですし、自分に何も残りません。
残るのは、賭けを外したという更なる不満だけでしょう。
では、一定のリスクがあることを承知の上で、
敢えて自分の手法と異なることをやってみるのはどうなのかと、
更に自分の欲求を満たすための妥協案が頭をよぎります。
まず冒頭で年初からのモニタリングの結果、
短期で驚異的なパフォーマンスをあげていることは、
きっと偶然でしょう。
結果論ですし、その上昇がいつ終わるか、
そしていつまた元に戻ってくるかわかりません。
結局私のスタンスでは短期の値動きなど読めないし、
読むべきものではないというものです。
ですから、確かにスクリーニングをした結果を踏まえて投資をしていれば、
この2週間はたまたま大きく勝てたということにすぎません。
にも関わらず、この新しい手法が、
自分のパフォーマンスにイノベーションを起こしてくれるなどと考えるのは、
甚だばからしい話なのです。
冷静に考えてみれば、このように思うわけですが、
今の芳しくないパフォーマンス、
そして他の方の波に乗って好調なパフォーマンスとを比較して、
不満が募ってくるとこういった「よからぬこと」を考えてしまうものです。
こういう時に慣れないことをして、
更にパフォーマンスを悪化させていくケースもよくみます。
ですから、リスクを認識した上で部分的にやるなどということも
出来れば避けて、自分のやり方を貫くべきだと思います。
そのことが長期的には必ず自分のためになると信じるしかありません。
相場の波乗りなどという新しい遊びに手を出さず、
自分の決めたスタンスをきちんと守って堅実にやっていこうと思います。
自分への戒めのような内容になり恐縮です。
ポートフォリオ全体のPERをどのように可視化するか。
ポートフォリオで分散を進めていくと、
個々の銘柄により注意を払わなくてはと危機感も強くなり、
個々の銘柄のPER水準などにはより関心が強くなっています。
一方で、資産運用はポートフォリオ全体で行われているものですから、
ポートフォリオ全体でのバリュエーションがどのような水準にあるか、
少しマクロな視点も大事だと感じています。
しかし、これまでは個々の銘柄の評価をボトムアップしていった結果として、
感覚に頼っていたのが実情です。
ポートフォリオリスク管理という意味でも、
様々な専門的な統計的手法や定量的な算出方法があり、
もはやエクセルで計算するレベルではなく、
シミュ―レーションソフトを用いたより実践的なやり方もあるでしょう。
しかし、もう少し、気楽に自分の感覚に少しスパイスを利かせてくれるような、
定量化が出来ないかと考えていました。
一番簡単にPERをどのように算出するか、素人ながら考えてみました。
一番簡単な手法は、全銘柄のEPSを足し算したものを分母に、
全銘柄の株価を足し算したものを分子にして、
割り算をすればよいわけです。
式で書くと以下のようになります。
※Σは対象銘柄を全て足し合わせるという意味です。
①単純平均計算(評価額考慮外)
Σ(株価) ÷ Σ(EPS)
=Σ(時価総額) ÷ Σ(当期純利益)
この式で算出されるPERは、
東証全体や業種別平均などの算出にも使われているようです。
この算出方法ですと、時価総額・利益水準の大きな銘柄の影響がより支配的となります。
これは経済全体への影響という意味で考えると、
きちんと重み付けがされているといえます。
時価総額26兆の7203トヨタと、
時価総額26億の私の保有銘柄のひとつである2352エイジア
では当然ながら利益水準だって全く異なります。
トヨタが2兆の純利益に対して、エイジアは1.5億です。
この2銘柄のみを保有しているポートフォリオだった場合、
上記式の通りに算出すると、ほぼトヨタで決まるわけです。
上記計算方法では、
よくも悪くも、
時価総額・利益水準の大小で影響度が左右してしまう点を意識せねばなりません。
そしてもうひとつ気になることは、
赤字の場合は利益(EPS)がマイナスとなります。
そういった銘柄を多数保有することはまずないので、
実態上はあまり影響はないと思いますが、
それでも算出する上ではあまり合理的ではないと感じます。
また何より気掛かりなのは、
自分の保有比率という観点が全く考慮されません。
保有数というパラメータがどこにも入っていませんから、
保有数を変えても算出結果は変わりません。
私の資産配分など関係なく、スタティックなPERとなります。
今の私のポートフォリオを例に考えると、
ポートフォリオの中で一番PERが高い3179シュッピンをいくら買い増しても、
算出結果のPERは高くなりませんし、
逆にPERが低い9090丸和運輸機関をいくら買い増しても、
算出結果のPERは低くなりません。
これはとても違和感があります。
シュッピンが資産の多数を占める場合には、
それだけ自分の投資資産のPERは高いことを認識せねばなりませんし、
逆に丸和運輸機関の資産が多数を占める場合には、
PERは低いことを認識せねばなりません。
PERが高ければそれだけ全体ポートフォリオとして
成長性に自信があるのか、よく観察する必要がありますし、
PERが低いようであれば、全体としてもう少し成長性に重きを置く先を
組入れるなどの判断もしていくのもよいかと思います。
こういった点で、自分が配分している個々の銘柄の保有数に応じて、
ダイナミックになPERが求められると考えます。
そこで色々ネットなどを調べてみましたが、
専門的なややこしい算出方法もいくつか目に留まったのですが、
そこまで大袈裟に管理する必要性も感じません。
ということで、保有数、つまり評価額をパラメータに加えることにしてみました。
②加重平均計算(評価額考慮)
(Σ(EPS×評価額)^2)^(1/2) ÷ (Σ(株価×評価額)^2)^(1/2)
完全に自己流で、これが適正な算出式なのかどうかわかりませんが、
自分で保有資産をいくつかシミュレーションして求められてくる結果が、
なんとなく単純平均の結果よりは感覚に合っています。
というわけで、しばらくこの式でポートフォリオを、
客観視のひとつの材料にしてみたいと思います。
なお、現状では以下の通りです。
ただ、これは推移を見ないとなんともいえませんので、
今後数値を取り続けてみたいと思います。
① 単純平均計算(評価額考慮外) : 13.6倍
② 加重平均計算(評価額考慮) : 12・6倍
③ 日経平均(予想ベース) : 16.0倍
なんとなく、自分の理想の形のようにも思います。
だいたい10倍台前半で成長性もそこそこで、
安定的業績の銘柄を保有し、
PERが10倍台後半へ評価がアップすると共に、
EPSが成長していくことで、それなりの利鞘を取ることを目指しています。
ですから、少なくてもポートフォリオ全体で感覚とマッチしていてよかったです。
全体としてこのような状況であれば、
仮にシュッピンを少量継続保有していてもそこまで怖くはありませんし、
適正にリスクコントロールが図られていると判断していいと思います。
この素人の算出方法やシミュレーション方法に、
失笑を買われる方も多いと思いますが、
もし有識者の方がおられましたら、ぜひご指南、アドバイスを頂けると嬉しいです。
1.パフォーマンス ※ ( )内は週間パフォーマンス
年初来パフォーマンス (週間パフォーマンス)
まるのんPF : +0.3% (+1.2%)
TOPIX : ▲0.3% (+2.8%)
日経平均 : +0.3% (+3.7%)
東証2部 : +0.8% (+0.5%)
JASDAQ : ▲0.9% (+0.1%)
マザーズ : ▲4.1% (▲0.6%)
2.全体所感
今週は、日経平均が大きく反発しました。
原油安をきっかけとした年初からの動きなど世界情勢の動きに振り回され、
ボラティリティの高い日々が続いています。
このような状況で、それなりのリスクを取った方々の中には、
良好なパフォーマンスを得られている方も多いと思われます。
私自身もプラス圏には浮上したものの、
ものの、日経平均はともかくTOPIXにも大きく劣後していますし、
その上昇も特定銘柄に偏っており、
全体では冴えない値動きの銘柄の方が多く、
気持ち的には残念な気持ちの方が台頭しています。
テロの問題やECBによる緩和施策の決定などで
世界情勢は引き続き大きく動いていますから、
相場全体は来週以降もボラティリティの高い状況が続くものと思います。
業績面において、このような外部要因に左右されない銘柄を、
多く保有しているつもりではありますが、
相場が騰がる時にはイマイチで相場が下がる時には指数以上に下がるのが、
私のポートフォリオの宿命のようですから、
覚悟はしておきたいと考えています。
全体の所感として、やはりJASDAQとマザーズの動きが気になります。
個人投資家が多く参戦している新興市場において、
このようなパフォーマンスであるということで、
負の連鎖により停滞することも考えられます。
1月初旬は外国人の売りが膨大となったことが主因で日経平均が下げましたが、
今は個人も含めて資金が新興市場から大型主力銘柄に移っているのでしょうか。
もしこのような一過性のことであれば、
きちんと循環して新興も盛り上がると思いますが、
やはり相場全体を見渡すと色々怖さがあるのは事実です。
とはいえ、このような心理面にあまり左右されることなく、
銘柄毎のファンダメンタルズをきちんと見て、
冷静に判断をしていきたいと考えています。
3.ポートフォリオ
※クリックすると画像が大きくなります。

ポートフォリオの構成に変化はありません。
現金比率が30%というのが今の心境からして妥当かどうかですが、
概ね妥当と考えています。
ただ、本音では、もう少し株式の割合を増やしたいです。
一方で相場全体も決して割安とはいえない状況の中、
前述のように不確定要素も一段と深まっており、
無用に買っていく気持ちを抑制しているといったのが実情です。
いつかまた買い場のチャンスが来ると思うのですが、
それを気長に待てば、益々パフォーマンスという結果において、
置いてきぼりをくらうわけですから焦ります。
しかし、焦ってはいけないのですよね。
よくわかっているのですが、せめて買っていくとしても、
きちんと考えた上で後悔のないようにしたいと思います。
※クリックすると画像が大きくなります。

この表では、銘柄毎にオレンジ又は青色の色をつけています。
3%未満、5%未満、10%未満、10%以上の値動きについて、
値上がり、値下がりで色の濃淡をつけています。
今週で言うと、PF1位の2352エイジアが7%という成果を出してくれました。
PF3位の9090丸和運輸機関も5%超ですから頑張ってくれました。
この2銘柄は業績面を期待しているものと思います。
PF2位のダイキアクシスも3%近い上昇ですから、
TOP3がそれなりに好調だったのに、
週間でたった1.2%という結果になっているのが、
残念だなと悶々としている理由かもしれません。
こういう時に、改めて集中投資しておくべきだったのではと頭をよぎります。
TOP3位に集中投資していれば、今週はそれなりのパフォーマンスを残せました。
しかし、これはあくまで結果論ですし、
そもそも騰がったからこのようなことがいえますが、
TOP3が下がった時には分散していてよかったと言うかもしれません。
実際今週の反動で来週あたりにそのようなことをここに書いているかもしれません。
現金を多く持ち、それなりの分散を行うことで、
確かに上昇相場ではパフォーマンス面で遅れてしまうことになるかもしれません。
しかし、相場が下がった時に特定銘柄に偏っていたり、
現金がない場合に狼狽するようになることだってあるわけです。
何事も程よくがよいのだと思います。
こういう考えでは何十パーセントという驚異のパフォーマンスには繋がらないでしょう。
しかし、ついついそういう何十パーセントというパフォーマンスに憧れて、
いつかは自分も、と思ってしまいますが、
そもそも、私の目標は年利15%です。
結果として20%、30%とパフォーマンスが向上することは素直に喜びたいと思いますが、
一方で私の身の丈にあったリスクの取り方をしているかも重要です。
こういった観点からもポートフォリオ全体のPERなど、
定量的に可視化しておくことも必要かもしれません。
ということで、週末によく考えたいと思います。
念のため、ポートフォリオの構成をテキストでも残しておきます。
2352 エイジア
4245 ダイキアクシス
9090 丸和運輸機関
3276 日本管理センター
3179 シュッピン
2384 SBSHD
9787 イオンディライト
2686 ジーフット
3277 サンセイランディック
3079 DVx
9467 アルファポリス
7743 シード
1413 桧家HD
2139 中広
2764 ひらまつ
4.資産状況
※クリックすると画像が大きくなります。


今週はとりあえず年初の資産に戻した点ではまずは一安心ですが、
まだはじまったばかりとはいえ、渋い結果ですね。
年初来パフォーマンス (週間パフォーマンス)
まるのんPF : +0.3% (+1.2%)
TOPIX : ▲0.3% (+2.8%)
日経平均 : +0.3% (+3.7%)
東証2部 : +0.8% (+0.5%)
JASDAQ : ▲0.9% (+0.1%)
マザーズ : ▲4.1% (▲0.6%)
2.全体所感
今週は、日経平均が大きく反発しました。
原油安をきっかけとした年初からの動きなど世界情勢の動きに振り回され、
ボラティリティの高い日々が続いています。
このような状況で、それなりのリスクを取った方々の中には、
良好なパフォーマンスを得られている方も多いと思われます。
私自身もプラス圏には浮上したものの、
ものの、日経平均はともかくTOPIXにも大きく劣後していますし、
その上昇も特定銘柄に偏っており、
全体では冴えない値動きの銘柄の方が多く、
気持ち的には残念な気持ちの方が台頭しています。
テロの問題やECBによる緩和施策の決定などで
世界情勢は引き続き大きく動いていますから、
相場全体は来週以降もボラティリティの高い状況が続くものと思います。
業績面において、このような外部要因に左右されない銘柄を、
多く保有しているつもりではありますが、
相場が騰がる時にはイマイチで相場が下がる時には指数以上に下がるのが、
私のポートフォリオの宿命のようですから、
覚悟はしておきたいと考えています。
全体の所感として、やはりJASDAQとマザーズの動きが気になります。
個人投資家が多く参戦している新興市場において、
このようなパフォーマンスであるということで、
負の連鎖により停滞することも考えられます。
1月初旬は外国人の売りが膨大となったことが主因で日経平均が下げましたが、
今は個人も含めて資金が新興市場から大型主力銘柄に移っているのでしょうか。
もしこのような一過性のことであれば、
きちんと循環して新興も盛り上がると思いますが、
やはり相場全体を見渡すと色々怖さがあるのは事実です。
とはいえ、このような心理面にあまり左右されることなく、
銘柄毎のファンダメンタルズをきちんと見て、
冷静に判断をしていきたいと考えています。
3.ポートフォリオ
※クリックすると画像が大きくなります。

ポートフォリオの構成に変化はありません。
現金比率が30%というのが今の心境からして妥当かどうかですが、
概ね妥当と考えています。
ただ、本音では、もう少し株式の割合を増やしたいです。
一方で相場全体も決して割安とはいえない状況の中、
前述のように不確定要素も一段と深まっており、
無用に買っていく気持ちを抑制しているといったのが実情です。
いつかまた買い場のチャンスが来ると思うのですが、
それを気長に待てば、益々パフォーマンスという結果において、
置いてきぼりをくらうわけですから焦ります。
しかし、焦ってはいけないのですよね。
よくわかっているのですが、せめて買っていくとしても、
きちんと考えた上で後悔のないようにしたいと思います。
※クリックすると画像が大きくなります。

この表では、銘柄毎にオレンジ又は青色の色をつけています。
3%未満、5%未満、10%未満、10%以上の値動きについて、
値上がり、値下がりで色の濃淡をつけています。
今週で言うと、PF1位の2352エイジアが7%という成果を出してくれました。
PF3位の9090丸和運輸機関も5%超ですから頑張ってくれました。
この2銘柄は業績面を期待しているものと思います。
PF2位のダイキアクシスも3%近い上昇ですから、
TOP3がそれなりに好調だったのに、
週間でたった1.2%という結果になっているのが、
残念だなと悶々としている理由かもしれません。
こういう時に、改めて集中投資しておくべきだったのではと頭をよぎります。
TOP3位に集中投資していれば、今週はそれなりのパフォーマンスを残せました。
しかし、これはあくまで結果論ですし、
そもそも騰がったからこのようなことがいえますが、
TOP3が下がった時には分散していてよかったと言うかもしれません。
実際今週の反動で来週あたりにそのようなことをここに書いているかもしれません。
現金を多く持ち、それなりの分散を行うことで、
確かに上昇相場ではパフォーマンス面で遅れてしまうことになるかもしれません。
しかし、相場が下がった時に特定銘柄に偏っていたり、
現金がない場合に狼狽するようになることだってあるわけです。
何事も程よくがよいのだと思います。
こういう考えでは何十パーセントという驚異のパフォーマンスには繋がらないでしょう。
しかし、ついついそういう何十パーセントというパフォーマンスに憧れて、
いつかは自分も、と思ってしまいますが、
そもそも、私の目標は年利15%です。
結果として20%、30%とパフォーマンスが向上することは素直に喜びたいと思いますが、
一方で私の身の丈にあったリスクの取り方をしているかも重要です。
こういった観点からもポートフォリオ全体のPERなど、
定量的に可視化しておくことも必要かもしれません。
ということで、週末によく考えたいと思います。
念のため、ポートフォリオの構成をテキストでも残しておきます。
2352 エイジア
4245 ダイキアクシス
9090 丸和運輸機関
3276 日本管理センター
3179 シュッピン
2384 SBSHD
9787 イオンディライト
2686 ジーフット
3277 サンセイランディック
3079 DVx
9467 アルファポリス
7743 シード
1413 桧家HD
2139 中広
2764 ひらまつ
4.資産状況
※クリックすると画像が大きくなります。


今週はとりあえず年初の資産に戻した点ではまずは一安心ですが、
まだはじまったばかりとはいえ、渋い結果ですね。
本編記事をアップしていますので、
今週のパフォーマンスについては
こちらの記事
をご参照ください。
****************
当記事は、連絡用記事です。
今週末のパフォーマンスは、
+0.3%
です。
プラス圏に浮上も、
残念な印象の週になりました。
従来通り、別途、詳細記事をアップします。
想像力は投資パフォーマンスを挙げる上で大事な要素です。
想像力は世の中の流れやあるニュースから
どのような市場変化が起こるのかを想像して、
投資判断をしていくわけです。
想像力による投資判断は、
多くが思惑の中での取引となりますから、
実際にその思惑が外れることもあり、慎重さも求められます。
そして相場参加者の多くはこの想像力を働かせており、
日々の相場はこの日々の思惑で形成されているといってもよいと思います。
あくまで「日々の相場は」ということですが。
私も中長期的視点に立った投資スタンスであり、
様々な世の中の長期的な時流などに想像力を働かせて、
日々銘柄発掘、考察をしています。
これは日々の思惑ではなく、
もっと本質的な変化を期待した想像の先にあるものです。
「想像」を辞書で引くと以下のようにあります。
「実際には経験していない事柄などを推し量ること。
また、現実には存在しない事柄を心の中に思い描くこと。」
未経験のこと、存在しないことが顕在化した時に、
そのことを株価が織り込むことで、
パフォーマンスが得られるわけです。
顕在化していないものが顕在化する確率は決して高くないわけで、
そこに不確実性がありそれがリスクです。
このリスクに対して投資するわけです。
誰も知りえないことを「想像」して
そのGAPを狙うことは確かに投資において重要です。
しかし、「想像」だけに頼った投資は本当に正しいのでしょうか。
私は、想像力を磨こうと日々アンテナを張ろうと努力していますが、
最近改めてそのこと自体を修正する必要性も感じています。
つまり、「想像」も大事だけど、「洞察」も大事だということです。
「洞察」を辞書で引くと以下のようにあります。
「物事を観察して、その本質や、奥底にあるものを見抜くこと。見通すこと。」
「想像」と違うのは、「物事を観察して」という前提が付いていることです。
もちろん「想像」でも観察した上でのことだと思いますが、
「洞察」はよりこの観察することが重視される印象です。
観察をして、そこから得られた情報を元に、
見抜く・見通すことが重要ではないかということです。
開示資料や決算説明資料など誰しもが目に出来るファクトの情報をきちんと観察し、
その情報を分析する視点がなおざりになったまま、
もっとマクロに広い視点で推し量り、思い描くといった
「想像」だけが先行してしまっているように思うのです。
もっと今ある情報をよく観察して、
その本質や奥底をきちんと洞察することこそ基本だと認識する必要があると思うのです。
もちろん、「ある新商品が絶好調で収支に貢献」などという文言があったとしても、
これはもう「洞察」する域ではありません。
しかし、「マーケットの状況認識を踏まえて研究開発を推進している」などという文言があれば、
それを基点に「洞察」していくことが出来ます。
全く状況認識すら示されてもいないのに、
自分が主観的にきっと今後こういったものが必要なはずだ、と想像することは、
確かに必要な視点ではありますが、コアにするには危険です。
もっと「想像」だけに頼るのではなく、
そこに事実から「洞察」することにも着目して基本動作を徹底したいと思いました。
せっかちな性格は投資にはネガティブに機能すると考えます。
そして私は根っからのせっかちな性格でして、
なにかをしようと思えば、一刻も早くそれが実現するよう、
前のめりになってしまいます。
つまり、このことだけで断言は出来ませんが、
少なくても性格的に不利な要素を、
私自身が兼ね備えていると認識する必要があると感じています。
例えば、美味しいものが食べたくて、
あるお店に矛先が向いたとします。
そうすると一刻も早くそのお店に行きたくなってしまい、
何かと理由をつけて出掛けようとしてしまいます。
最近では話題のパンケーキが食べたくて、
某有名ショップに家族を巻き込みんで足を運びました(笑)。
また、家族との団らんの中で、
そろそろ子供に自転車を買ってやろうかという話をしていました。
次の日が休日だったりしたので、ろくに調べもせず、
とにかく一度お店に行ってみようと家族をけしかけて、
出掛けたりします。
しかし、よくよく冷静になって考えてみると、
まずはインターネットなどでどのようなメーカーから、
どのような商品が出ていて、
それぞれのメリットデメリットなどを考察した上で、
目星をつけた上でお店に行った方が、
効率的ですし、そこまで考察が及んでいなければ、
結局お店に行ったとしてもまた来ます~となるのは自明です。
実際にそれで無駄足となることも我が家では日常茶飯事のことです。
自分のやりたいことをすぐに実践する姿勢という面では、
この性格は嫌いではありませんが、
そんな何かに追われたような状況に追い込まれ、
自分自身疲れることもあります。
当然、それに巻き込まれる家族はもっと迷惑していることでしょう。
何かをするという行動について、
一定のモチベーションが生まれると、
それを自分自身へのコミットメントして認識するわけですが、
このような行動が先に立つ点は、投資の世界は向いているのでしょうか。
私のようなリスクを取り過ぎないようにするスタンスの場合は、
ネガティブになると考えます。
現状認識として、今のポートフォリオに対して2つの面で捉えています。
一つ目の捉え方は、一定の満足です。
個々の銘柄にはそれなりに保有前提が存在しており、
投資判断も自分のシナリオの中において合理的です。
合理的なものの積み重ねで構築されているので、
当然のことながらそこには合理的な結論と感じられるわけです。
もう一方の面での捉え方は、一定の不満足です。
合理的な判断の単純和ではありますが、
そこには一定の歪が存在しており、
それが積み重ねにより増長されることで、
一定量の不満足、つまり改善余地として認識するようになります。
この両面での評価はパラドックスのようでもありますが、
人間ですから、この不満足の解消に何より目が行きがちになります。
すると、その時点でもっとこうありたいという欲求が支配的になってきます。
そこに行動したいというモチベーションが生まれるわけです。
せっかちな私は、すぐにその理想系を手にしたくなり、
安易に「行動」してしまいそうになるわけです。
ウエイトを高めたい銘柄を組み入れるために、
現状の値段で買うことを許容するロジックを創り上げ、
とにかく行動しようとするわけです。
確かにそのロジックが多少の精度の甘さがあったとしても、
それが自分にとって割安だという判断がついたのであれば、
実はそこまで誤った行動のようにも思えません。
しかし、往々にしてせっかちな私は、
前のめりになって、その精度の信頼性が大きく損なわれる恐れがあることは、
想像に難くありません。
そういうリスクを負って、行動が先に出てしまうことは、
結果として機会損失にならなかったという成功体験にもなりえますが、
今の私のリスク許容度からすると到底受け入れられないものです。
ですから、冒頭に書いたように
せっかちな行動を抑制するような働きかけを、
投資の世界にいる時には特に強く意識しておかないといけないと感じます。
部屋の模様替えというような類のものであれば、
掃除をして家具を再配置してみて、気に入らなかったらまた変えればよいのです。
犠牲になるのは、私の掃除の時間と手戻りになる精神的ショック位なものですから、
たかが知れています。
振り回された家族のフラストレーションもおまけについてくるかもしれませんが。
投資の中においてはポートフォリオ構成は部屋の模様替えとは異なります。
やり直しをすることになれば、
大きな経済的損失を被る可能性もあるわけです。
せっかちに物事に取り組むのは、
やはり慎重になるべきだと思います。
ただし、本当に実力がある(運もある?)場合には、
個々の判断が的確で精緻なものである可能性も高くなりますし、
自分の指標に照らして即座に意思決定して行動できることは、
何よりの強みになると思いますし、
それがより大きなパフォーマンスを上げる可能性を示唆するものなのかもしれません。
もちろんそれだけ不確定リスクを許容していることにもなるため、
自信がないとそのような行動はとれません。
間違っても私のような初心者が、
投機的に安易にポジションを変えてはならないと認識しています。
それでも日々刻々と変わる状況認識に応じて
ポートフォリオをいじりたくなってしまう感情と、
今後もうまく付き合っていかなくてはならなそうです。
いつもながら、支離滅裂な記事で申し訳ありません。