投資方針に忠実に退屈な投資で資産形成
 私は日本株以外の資産を投資信託を用いた運用を行っています。

 投資信託なんて邪道だと思われる方もおられるでしょうし、
 様々な資産に分散することを是としない方もおられると思います。

 もちろん、私は日本個別株を自ら物色し保有することをメインにしています。
 しかし、先進国、新興国のそれぞれの株式や債券を保有することで、
 日本の国内情勢のみの動きに束縛されるポートフォリオからの分散という観点と、
 世界の経済全体の動きのトレンドも取り入れておきたいとの思いから、
 投資信託という手段で対応をしています。

 先進国の中でも欧州は未だ苦戦している一方で、米国は回復基調が鮮明です。
 新興国も中国の相変わらずの怪しさはあるものの、
 ASEAN地域を中心にボラティリティは大きいものの、
 成長トレンドは継続していると認識しています。

 先進国も新興国もそれぞれに一長一短があるわけですが、
 それぞれの資産を多少なりとも持っておくことで、
 世界の経済についてもそれなりに興味を持つようになりました。

 米国株で個別にツイッターがいいとかグーグルがいいとか、
 本当であれば個別銘柄を調べていき、
 魅力的な銘柄を自分の目で見つけて投資出来ればよいのですが、
 残念ながら、そこまでの時間とスキルがありません。
 ですから、ここは割り切って投資信託で運用をしています。
 自分で発掘して見届けていくという投資の醍醐味を捨ててしまっていますが、
 毎月少額の資金を定額で積み立てていくドルコスト平均法に則って対応しています。

 また投資信託の運用において、
 私は信託報酬がぼったくりのようなアクティブファンドには手を出しません。
 アクティブファンドはその多くが、
 インデックスファンドに長期で負けているという実情もあり、
 インデックスファンドで十分と割り切っています。

 そんな中、選んだ投資信託はSBI証券のEXE-iシリーズです。
 数あるインデックスファンドの中でも比較的主流と思われるものを、
 掛け合わせており、より平均的なパフォーマンスを目指したものです。
 信託報酬は0.3%~0.5%と割安です。
 インデックスファンドでも海外資産となると、1%台のものも多いので、
 気軽に保有を継続出来ると考えています。
 為替の影響も受けますが、今の所、円が一番弱いために、
 結果的に評価益も大きくなっています。
 
 私が、この投資信託の運用で一番実感しているのが、
 ドルコスト平均の底力です。


 私は約1年半弱の期間、当商品の新規募集時から、
 定額で毎月定額で積み立てを行っています。
 当然、期間中に若干積立額の変更を行っておりますが、
 積み立てを中断したこともないですし、NYのダウが高騰しても、
 欧州の指数が下落していても、淡々と積み立てを行ってきました。

 自分が値動きを追いかけていては当然買えなかった月もありました。
 しかし、定額積み立ては淡々と定額で買える枚数を買っていきます。

 現在のように相場全体が堅調に推移している時には、
 高い時にも買っていくのでパフォーマンスは思ったより上がりませんが、
 下落相場のサイクルも1サイクル回ってくると、
 よりこのドルコスト平均法の力がわかるのかなと思います。

 なお、現在の結果は1年半弱で10%を超えるようなパフォーマンスになっています。
 ってたった10%???と思われるかもしれませんが、
 割り切って考えることを放棄したおまけのポートフォリオ部分での結果です。
 そもそもおまけのような構成を持つこと自体の是非はさておき、
 私はこの結果に満足しています。
 一方これはあくまでも実力でもなんでもなく、
 単に全体の経済状況としてこのような状況なのだと認識もしています。

 ポートフォリオ全てが自分の発掘したもので埋め尽くされ、
 その銘柄たちのファンダメンタルズの成長によって評価が決まる
 というのも面白いですが、
 私は今の所、マクロの経済状況をダイレクトに反映する部分を、
 少額でもこの積み立てで継続保有していこうと考えています。

 ちなみに現在は現金も含めた全運用資金の約10%程度となっています。
 これくらいなら、丸投げ投資もいい経験、
 また自分のアンテナを高く持つモチベーションとしても、
 私はよいのかなと考えています。

 私は安定的な成長性の評価に重きを置いて投資判断しています。

 安定的な成長余地によって評価を行い、
 株価水準がその成長余力に対して魅力的かどうかで
 投資の意思決定を下そうと考えています。

 ですから成長性の評価にはとても神経を使うべきですが、
 その神経の使い所(勘所)がわからずに苦労をしています。
 必要性を認識しつつも、自分の評価スキルがついてきていないことに、
 とても不満も持っていますし、なんとかスキルアップしたいと願っても、
 一朝一夕にどうにかなるものでもありません。

 評価スキルにおいて、マニュアル化されたストラテジーのようなものがあり、
 机上で勉強すれば身に付くものではないと考えられるため、
 このような願望と現実のGAPに悩まされるのです。

 仮に1ヶ月間、机上での勉強で分厚いセオリー本でも読破することで、
 明確にスキルアップが図れるのであれば、
 その期間はスキル向上期間として投資をお休みしてでも、
 徹底的に勉強してもよいとさえ思います。
 しかし、何かを読んだり、誰かの話を聞いて身に付くスキルではないです。
 巷に出回っている投資ノウハウ本を読んでも、
 結局の所、自分自身の血となり肉となるようなスキルは身に付きません。
 せいぜい、小手先のテクニックが身に付く位なものでしょうか。
 事実、人の話を聞く、本を読むで成功できるなら、
 もっと多くの投資家が花開いていて、みんなウハウハになっているのではないでしょうか。
 現実問題として、成功されている方は市場参加者のほんの一握りでしょうから、
 やはり成功するための参入障壁が高く、
 本や人からの見聞きだけでどうにかある世界の話ではないと思うのです。

 となると、このようなスキルは相場におけるOJTで身につけるしかなくなります。
 しかし難しいのは、いくら真摯に向き合っていたとしても、
 その成果が実感されるのは「年」のスパンであり、
 自分の手法の良い所、悪い所をサマリするにも、
 相応の期間が必要となるため、実際に一気通貫でPDCAを回して
 自分のスキルへ昇華させていくとしても、なかなか気の長い話になります。

 しかし、この気の長い話にずっと身を置いて鍛練するからこそ、
 人にはなかなか持てないスキルを身につけることが出来るのかもしれません。

 現在著名な投資家の方々もきっと私と同じように、
 投資を初めた数年は様々なことに悩み、試行錯誤の連続の中で、
 自分のスキルを身につけられ、ようやく花が開いている方も多いでしょう。
 (投機が当たって・・・という方は除きますが)

 それを私のような新参者が、この方々の今の結果だけを見て、
 羨ましいなとか自分にはなぜ出来ないのだろうという思考に陥っても、
 考えてみればそれは愚問のようにも思えてきます。
 そもそも結果が出るのも「年」スパンで考える必要があるため、
 現時点で自分が出来ていないという思考になること自体、
 長期投資前提のスタンスそのものを否定しかねないものです。

 やはり自分の置かれている状況を冷静に見極めて、
 自分に出来ることを淡々とやっていくことしか道はないのでしょう。

 私は自分の投資銘柄に対してこれからも成長性の評価をとにかく算出してみる、
 どんなにそれが浅はかだと思っても、
 敢えてそれをブログを通して公開し、辱めを受けることで、
 もっとまともな分析を出来るようになりたいというモチベーションに変え、
 自己成長していけるスパイラルに乗るしかないと思うわけです。
 
 最近公開したひらまつの分析記事もまさにこのことに該当しています。
 成長シナリオの評価が、当記事ではあまりにずさんです(苦笑)。
 しかし、今の私にはこの程度のざっくり感でしか、
 分析が出来ないのも事実です。
 こんな記事をUPして、読者の方には呆れられてしまうかもしれません。
 しかし、それでもこういった危機感を持ち、
 読者の皆様から叱咤激励を頂きながら前に進むしかないので、
 これからもきっと浅はかな分析記事にも、
 今後もお付き合い頂くことになると思います。

 また、最近、コメント欄を通して銘柄のご紹介を頂くことも増えてきて、
 私にとっては非常に貴重な練習の機会にもなります。
 もちろん私のようなスキルがない人間が分析していることですので、
 多くの誤った情報で評価をしてしまうかもしれません。
 しかし、それは私自身の現状のスキルの限界ですし、
 そういったことも含めて、読者の方も捉えて頂ければ、
 少なくてもどなたにも迷惑はかけないとも思います。

 ですから、時間の許す限り、
 これからも紹介頂いた銘柄に対しても取り組んでいきたいと思います。

 そのことによって、長い視点で見た時に、
 今より分析スキルが向上したな、
 とふと実感できる日が来てくれるといいなと思います。


 思い返してみると投資を初めて1年半位ですが、
 少なくてもこの1年半で多くのブロガーの方や自分のブログで
 様々な思いを吐露し続けることで、
 当時にはなかった視点も養われ、
 これでも少しは成長しているのかもしれません。
 そうと信じて、より成長するために自分も頑張ろうと思います。

 この1週間の相場は、為替が大きく動いており、
 輸出関連銘柄等の大型主力銘柄を中心に大きく上昇しています。

 日経平均の上昇率が相対的に大きく動いていることから、
 内需系中心の中小型株から資金がシフトしているとみられます。

 当然のことながら、私のPFも中小型内需関連株ばかりですので、
 この流れを受けた印象です。
 逆にそれでも週間プラスで終われただけでも、
 よかったと思った方がよさそうです。
 (円安デメリット銘柄もそれなりに保有しているので)

 ただ、これまでも為替相場は動きを読むのが難しいため、
 この動きに一喜一憂しても仕方ないと認識していますので、
 ここから焦って輸出関連銘柄ありきで、
 手を出すようなことはしないようにしたいです。

 ちょうど最近、コメントを通して円安メリット銘柄をご紹介頂きました。
 1年程度の短期(中期?)での割り切りであれば恩恵を得られそうですが、
 自分の考えの及ばない所で大きく業績が左右されるため、
 納得感を損なうことにもなりかねません。
 為替の影響は上下双方のリスクとしてきちんと認識した上で、
 本業部分のファンダメンタルズをコアに分析するという、
 自分のスタンスを貫きたいと思います。
 そんな中で、為替メリットありきでの評価ではない、
 本質のファンダメンタルズの部分で、
 輸出関連株でも有望だと思える銘柄が見つけられれば、
 それは積極的に狙っていきたいと思います。
 
 恐らくはこれから米国の利上げによって、
 ドル円は当面強く推移するでしょう。
 110円台も近いと思いますし、利上げが始まれば益々拍車がかかるとも思います。
 ですからこれからも輸出関連株を中心に相場を牽引してくれそうです。

 が、本当にそうなるかわかりません。

 私は、日経平均が年初来高値更新という雰囲気もありますが、
 だいぶ慎重になる必要があると認識しています。

 確かに試算ではドル円が1円動けば、日経平均で300円位の寄与度になると聞きますが、
 この位の水準になってくると円安の弊害も言われ始めていますね。

 弊害が最初に顕著化するのは主に中小企業など、
 原材料の為替影響分を価格転嫁しにくいところから影響を受けるのでしょうが、
 そもそも大手でも工場を海外に移転させていたりと、
 実はそこまでメリットがないのではとも思えます。

 確かに為替と株価は相関しているようですが、
 どこかでその依存関係が薄まることだって十分考えられます。
 だって、必ずしも円安が経済全般にプラスの効果だけでないというのは、
 間違いないだろうと思うからです。

 ちなみに私の話になにも得るものがないと思う方は、
 専門家の書いた文章が有効かもしれません。
 ってこれではブログの価値そのものの否定になってしまいます(汗)。

 仮にこのまま為替が円安に振れていったとしても、
 株価もそれに追随して上昇していくと単純に考えない方がよいですね。
 (当たり前のことですが)

 円安だぁ~株高だぁ~という雰囲気がより支配的になってくれば、
 自分のPFも期待値の低いものをポジションを調整しておくことも念頭に置きたいと思います。

 そのためにもきちんと期待値も含めて、
 いつでも意思決定を出来るように客観的にPFを俯瞰しておく必要があるので、
 この記事を書いたら、とっとと整理に着手しようと思います。
 
 まるのんPFは、年初来で+12.2%、週間で+1.0%となりました。
 TOPIXは、年初来で+2.3%、週間で+1.4%となりました。
 
 今週は、先にTOPIX以外の相場の状況の確認のため、各指数も振り返っておきます。

  日経平均・・・+0.2%(+2.3%)
  JASDAQ・・・+14.1%(+1.4%)
  東証2部・・・+16.9%(+0.9%)
  マザーズ・・・+0.4%(+1.1%)
  ※()内は先週末比

 今週、遂に全指数が年初来プラス転換しました。

 日経平均が最後までプラス転換が遅れていましたが、
 今週末時点でなんとか年初水準を上回ってきたことになります。
 そしてこれは年初来高値を更新したことを意味します。

 ということは、これから強気になれるということでしょうか。
 まぁ相場の動きなどわかりませんね。
 ちなみに私は相応に危機感を持っています。
 (という予想は当たらないので、当面強気かもしれませんね(笑))
 

◆ポートフォリオの状況
 ポートフォリオの中身は以下のとおりです。
20140919_PF内訳

20140919_PF業種別内訳


 今週は久々に買いました。(しかも2銘柄いきました)

 1銘柄目は2764ひらまつです。
 先日の分析記事の内容で本当に大丈夫か?という声も聞こえてきそうですね。
 権利確定前ということで、権利落ちでパフォーマンスも悪く見えるかもしれませんが、
 それも覚悟の上で購入しました。
 決して株主優待フェアに行きたくて買ったわけではありません(笑)。
 ただ、足元の四半期決算で利益率が悪化しているのですが、
 これが増税反動減や天候という一過性の影響によるものであるか、
 この見通しによっては短期で撤退ということもありえそうです。
 (そんな状態なら買うなよ、という突っ込みもあるでしょうが)
 
 2銘柄目は3277サンセイランディックです。
 こちらはずっと監視銘柄に入れており、
 今回の四季報チェックでも記事にした通り、気になっていました。
 躊躇の要因はあまりウェイトを高めたくない不動産セクターということでした。
 ただ、それでも全体の20%前後ですからよしとしました。
 このセクターでは3276日本管理センターが主力であることは変わりませんが、
 現状の目標株価に対するGAPがだいぶ狭まってきているので、
 ずっと主力と固執していられないとの気持ちもありました。
 いずれにせよ、ビジネスも付加価値をつけていくというわかりやすいモデルですし、
 少なくても当面は需要も旺盛な状況が続くと考えています。

 両銘柄とも、保有をすることで、より銘柄を見る目も真剣になり、
 よい効果もあると思います。
 まだ保有数も最小単元ですが、
 せっかくリスクを取っているのですから、
 きちんと見極めて今後のポジションの取り方を考えていきたいと思います。


◆資産推移状況
20140919_全資産(資産推移)
20140919_全資産(パフォーマンス)

※クリックすると画像が大きくなります。

 私のPFは2週連続で年初来高値を更新しています。
 もう少し派手に上放れていって欲しいのですが、
 週によって好調な銘柄と不調な銘柄が入れ替わり、
 上昇幅は抑制されています。
 上昇相場だからこそフラストレーションが溜まりますが、
 分散投資の効果が出ているのでしょうね。
 分散投資はこのような好調な時には、あまりプラスにならない気がします。

 ただ、長い目でトータルで見た時、
 是が非でもある銘柄に自信があるという状況でもない限り、
 少なくても当面はセクターもある程度分散するし、
 セクター内でも1銘柄に特化しないようにしようと思います。 

◆保有銘柄の状況
20140919_個別銘柄の状況

 新規購入の2銘柄を追加しています。
 こちらについてもまずは四季報の予想値をあてがいました。
 ここからオリジナリティある分析結果によって、
 自分予想PERにしたいと思っているのですが、
 気持ちばかりでなかなか対応できていません。

 なにせ、限られた情報で成長率の%を予想して、
 掛け算してオリジナルPERを出すのと、
 記事を書くために企業へ訪問して算出されている信頼性のどちらが高いかということです。

 残念ながら現時点では、いい加減ともいわれる四季報予想の方が、
 まだ私が鉛筆なめるより信頼性は高いかもしれません。

 これは由々しき問題なので、自分予想をきちんと算出するようにしたいと思います。



【参考】
・マネックス証券(日本個別銘柄のみのメイン口座)
20140919_マネックス株式


・SBI証券(インデックス投信(海外を組み入れ)とNISA口座)
20140919_SBI株式_1
20140919_SBI株式_2

 この記事は、連絡用記事です。

 年初来パフォーマンスは12.2%となりました。

 別途、従来通りの詳細記事をアップします。
「考えること」と「行動すること」はどちらが優先されるべきでしょうか。


 今の私は株式投資においては、意図的に「考えること」を優先しています。
 頭で考えても未来の業績は予測出来ないし、
 投資行動を起こさないことには何も始まらないではないかという声もありますが、
 大事な資金を振り向けるわけですから、どこかに妥協があっては
 後々後悔するネタになってしまうと考えています。
 ですから「考えること」に妥協がないように心掛けています。


 投資家の方々は個々に「考えること」と「行動すること」のバランスは
 自分にとっていい塩梅というものがあると思うのですが、
 私はまだこの部分に迷いがあります。

 そして迷いがある時には、結局保守的と考えている立場が優位となり、
 結果、様子を見るということで行動を伴わない結果となることが今は多いです。


 そもそも、行動しないことが保守的なのかという気もしています。
 行動しないことで機会損失もあるでしょうし、
売り時の判断が遅れれば損失を拡大してしまうことにも繋がります。
ですから考えを深めるということも当然必要なのでしょうが、
一方でどこかで折り合いをつけて決断するというスキルも必要なのだと思うのです。

 今の私はとにかく「考えること」を優先しているわけですが、
 そこにスピード感や決断をするということに対する意識が欠けているとも思います。

 考えることは制限時間はなく、
1週間でも1ヶ月でも半年でも考え続けるのは自由です。
 しかし、一方でどこかで考えたことに対する結論を出して決断をする、
それも自信が一定ラインを超えないから様子を見るという暫定対処ではなく、
その事象に対してどうアクションを取るかの本格対処を決定していく必要があります。
私は個人投資家ですので、
ファンドのように一定期間でのパフォーマンスを
常に上げ続けなければならない環境にはありません。

ですからある程度考える時間を長くとってもよい自由な裁量があるわけですが、
一方で考えてばかりでなかなか行動が伴わないと、
結局何をやっているのかわからなくなってしまいます。

休むも相場とも言われますし、
実際足元の株価水準を見るとなんとなく上昇基調で、
周囲の雰囲気もどこか楽観的な雰囲気があります。

こういった時に、新たな買う材料を見つけてきて、
ちょっと妥協をして買うと痛い目に遭うのだと思います。

 行動を伴わないとダメだという今回の思考も、
 どこかで自分のポートフォリオをいじりたくなっていたり、
 遅れているパフォーマンスを挽回したいとか、
 そういう雑音の中から生まれてきているとしたら、
大いに注意する必要があるわけですが、
それにしても、「考えること」ばかりに重きを置いていても、
パフォーマンスは得られないので、
うまく深い思考を行った後できちんと意思決定が出来るように、
自分自身を律していけるようにしたいものです。


なお、株式投資以外の場面、例えばサラリーマンとしての日常などでは、
どんどん意思決定をしています。
ビジネスの現場で考えるよりやってみる
というのが尊重される雰囲気もあると思います。

実際にそこで失敗しても、
試行錯誤の中で全体感の中でよい方向へいければ会社としてもよいわけで、
そういったことを許容してくれる雰囲気もあります。

もちろん失敗するにも、きちんと考え、チームで議論した上で、
意思決定を下していることが前提ですが、
いつまでも問題を先延ばしにして結論を出さないことは、
サラリーマンとしてはNGなわけです。

サラリーマンとしては、考えた上でどこかで結論を出せる、
しかし株式投資では考えた上でなかなか結論を出せない、
それぞれスタンスが変わってしまうのは、
やはり自己資金がもろに影響を受けるか否か
というところで決まるのかもしれません。


いずれにせよ、私も株式投資と対峙する中で、
自分の「考えること」と「行動すること」の
いい塩梅を見出していきたいものです。
2764 ひらまつ 東証1部 【小売業】

 前々から監視銘柄に入っていたひらまつを簡易分析しました。
 きっかけは優待の権利取り日が間近であるためです(笑)。
 権利取りに向けて9月以降上昇してくると思いきや、
 あまり騰がっていないようですから、
 買えるかどうか見ていきたいと思います。

1.事業内容
 一言で言えば高級レストラン事業です。
 イタリアン、フレンチの高級レストランを運営しており、
 飲食はもちろん、婚札関連は私の周囲でも大変人気が高いです。
 余談ですが、私も結婚式の披露宴の候補として、
 当社運営のレストランを検討しておりました。
 ちょっとグルメな人であれば、ひらまつグループといえば、
 それなりの格式とおいしい料理が頂けるところという
 コンセンサスが存在しています。

 最近では新たにホテル事業への進出を計画しており、
 10年間で段階的に拡充させていく構想を発表しています。
 まずは郊外型のリゾートホテルから着手し、
 ブランディングをしていき、
 最終的には都市型のホテルへ裾野を広げていく計画です。
 こちらは星のやグループとまさにバッティングしそうですね。
 ちなみに、更に余談ですが、
 私は、星のやグループで挙式をしました(笑)。

 当社のビジネスは、
 高級志向のレストランを主軸に全国展開をしており、
 更にホテル事業へ進出ということでよいかと思います。


2.成長性について
 成長性については大変難しい評価となります。
 大きく既存事業のレストランと、新規事業のホテル事業に分けて考えます。

 まず、レストラン事業です。

 レストラン事業において成長性を評価する観点は3つありそうです。

 エリア拡大、集客数の増加による既存エリアの拡大、利益率の向上の3つです。

 (1)エリア拡大について
 当社は日本の各エリアに旗艦店を配し、
 その旗艦店を核としていくつかの店舗を周囲に展開することで、
 商圏を広げていく戦略のようです。

 そして新たな旗艦店構想として、広島と仙台地域が挙げられています。
 広島は中国地域、仙台は東北地域の旗艦店となります。
 これらの地域はまだ未開拓地域ですので、まだまだ成長余地は残されていそうです。

エリア図
※当社、決算発表資料より抜粋


 一方で判断が難しいのは、
 これら2つの地域にそもそもどれだけのマーケットが存在しているかです。
 既に大きな商圏と思われる東京、大阪、福岡、札幌の地域へは進出済であり、
 特に東京、大阪が大きなマーケットであることに揺るぎはなく、
 ここに仙台と広島が加わることで、
 どこまで現状からのストレッチが出来るのかという点が不透明です。
 ちなみに会社発表ですと2エリアで25億円の売上規模を見込んでいます。
 変則決算前の通期実績である2013年度の売上が115億ですから、
 ざっくり20%の増収効果といったところでしょうか。

 あとは既存地域での出店攻勢ですが、明らかに大阪が手薄に感じます。
 既に新店計画はあるようですが、
 今後まだまだ余地はあるのではないでしょうか。
 一方、創業以来の歴史のある福岡はそれなりに手厚い印象です。


 (2)集客数の増加による既存エリアの拡大について
 この商圏拡大に伴う売上増の要素として10%前後といったところでしょうか。
 あくまで感覚論なのですが、
 旗艦店が2店増える際は一時的には20%程度の成長性もありうるとは思いますが、
 周辺店の取り込みというところも考慮していくと、
 継続的な成長という面ではこの程度の評価にしかならないと思われます。

 一方エリア拡大以外の成長余地についてですが、
 前々から言われているように交際費の課税スキームの見直しということで、
 つまり、接待費として支出すると、税務会計上、
 費用化して税金控除が大きくなるものですが、
 こういった消費拡大に向けた政府の取組みもあって、
 特に現状の景気拡大局面では当社にとって集客材料となるはずです。

 また可処分所得が増えている(と言われている)ため、
 当社のような高級路線は中流層の新たな顧客を取り込むことにも繋がりそうです。
 当社はブランド力は抜群ですし、口コミも大変よいようですから、
 こういった新たな層の集客は、リピート客にも繋がると考えられ、
 もう少し成長余力はあるのかなと感じます。

 また外国人旅行者の急増が与える影響は大変難しいですね。
 旅行者は多くがてんぷらやすしといった和食の王道へ集約が集中しているようで、
 わざわざ日本にまで来てイタリアンやフレンチを食べるのかなとも思います。
 ただ、日本のイタリアンやフレンチは本国にも負けず劣らずの力があるとも言われており、
 滞在中、1食くらいは食べてくれるのかなとも思います。
 なにせ、ミシュランの星付きも多いですからね。

 (3)利益率の向上について
 当社の利益率推移を辿っていくと、目覚ましい発展を遂げています。
 リーマンショックの頃は一桁%だった経常利益率は、
 現在20%を超えてきています。
 さすがに上昇は一服感もありますが、概ね30%位を目指すのではなと思います。
 実際に最新の資料などを通読していても、利益重視の姿勢が鮮明です。
 要するにお客様の要望には最大限お答えします、満足度もプレミアムですが、
 料金も適正に頂きますということでしょう。
 この姿勢を貫くと、高採算体質になりますね。
 するとあと5%程度の利益率向上が見込まれるとも思えます。
 売上規模で120億として5%というと6億です。
 今期予想の経常利益が32.5億ですから18%程度のストレッチ効果があることになります。
 数年かけて30%を目指すでしょうから、
 年率の成長率に置き換えればわずかなものかもしれませんが、
 この観点でももう少し成長余地はありそうな気がします。


 以上のことから、何かしらレストラン事業における成長予測を立てる必要がありますが、
 やはり難しいですね。
 レストラン単体での成長率は10%~15%程度かなという印象です。
 (すみません、肝心なところの根拠が甘くて・・・)


 さて、次にホテル事業についてですが、
 こちらはまだ構想自体がはっきり発表されていません。
 ただ、借入金を25億したということはわかっています。
 それから日経の記事で山梨、北海道、静岡などの地域が候補、
 1泊6万程度ということですから、
 まさに星のやグループとガチンコとなるイメージです。

 現状のレストラン事業とのシナジーも出るでしょうし、
 レストランで築いたブランディングも活きるでしょう。
 ただ、レストランとホテル業ではどちらもホスピタリティの精神は同様ですが、
 具体的なオペレーションには差異があり、
 ホテル業ならではのおもてなしスキルは、
 どこまで星のやに対峙出来るのかなとも思います。

 社員の徹底教育やブランディングによる波及効果だけで、
 なんとかなってしまうものなのか、
 では星のやの社長が学んだコーネル大学ホテル経営専攻という、
 ホテル業に特化した専攻が世界的に有名になるのはなぜなのか、
 (つまりホテル業ならではのオペレーションスキルが存在するのでしょう)
 結局、ひらまつがホテル業で真の成功を遂げられるのか、
 そこはよくわかりません。

 ただ、実際会社※としてはレストラン事業も含めた
 成長シナリオとして売上規模で、
 現状の120億から400億~500億の規模を想定しているようです。

 ※最新の決算説明資料を主に見ています。


 つまり売上ベースで4倍位にはなると言っているわけですね。
 ちなみにこれがいつかは明示されていません。

 ちなみに、時価総額3000億超という言葉も踊っています。
 つまり目標株価を掲げているわけで、
 現状300億の時価総額を10倍にするといっているわけですね。
 テンバガー達成を高らかに宣言しているわけです(笑)。

 なぜ売上が4倍で株価が10倍になるのか、
 それはわかりません。IRに今度聞いてみようと思います。
 
 単純に株価が10倍になる=利益が10倍になると考えると以下のようになります。
 (数値は比率算出のための参考値で意味はありません)

 現状:売上100 経常利益25 (利益率25%)
 将来:売上400 経常利益250 (利益率63%)

 いやー、利益率60%などあり得ないでしょうから、
 実際にはPERなど評価がもう少しあがるだろうということも考慮されているのでしょうね。


 というわけでホテル事業単体の成長性という意味でいうと結論として、
 よくわからないということになりました(笑)

 ただ、ざっくりレストラン+ホテルで500億を目指すとして、
 経常利益率は30%と維持できるモデルで算出する、経常利益は15,000百万円です。
 今期予想が3,250百万円ですから4.6倍ですね。
 この場合の時価総額は1,400億円となります。

 ホテル事業が軌道に乗るだろう10年後にざっくり5倍程度になるというのが、
 長期で見た超概算の成長性評価の結論としたいと思います。
 

 ちなみに10年で5倍というと、
 年率平均にすると17%ですから、私の目標とする、年率15%をクリアしていますから、
 この超概算の成長シナリオ(単なる皮算用!?)を納得出来れば、
 投資に値するともいえますね。



3.業績の実績確認
 過去の推移をみると、特筆すべき点が2点あると思います。

過去業績
※2014年は6か月の変則決算となっています。


 1点目は有事の際の耐性についてです。
 これは理由がよくわからないのですが、
 実績として過去の有事をなんなく乗り越えています。
 リーマンショック、東日本大震災、欧州危機などなどです。
 こういう高級路線のレストランのように贅沢なものは、
 まっさきに消費抑制が起こり、
 固定費依存が高い当社のようなビジネスモデルでは、
 集客が見込まれないと真っ先に赤字になってもおかしくないはずです。
 しかし、実際には成長スピードこそ止まっていますが、
 きちんとそれなりの実績を確保しています。
 この点は大きなポジティブ材料だと思います。

 私は高額品になればなるほど、利益率も利益額も大きく期待できる一方で、
 不況耐性に弱く落ち込むリスクも大きいと認識していますので、
 実際にこのような実績を残していて、
 耐性があると確認できることは評価したいです。


 2点目はきれいに右肩上がりである点です。
 以前の記事で過去の実績を重視する旨を記事にしましたが、
 当社のように出店をして成長してきたことを実績の数値がきちんと証明しています。
 普通は出店費用がかさんだとかで一過性の費用という言い訳つきで減益を計上して、
 毎期に渡って出店加速するものだから、なかなか利益が追い付いてこないという
 よくない姿を見ることもありますが、
 当社の場合はそのあたりのケアもしっかりなされているように思います。
 きれいに右肩上がりで成長を遂げている点も、評価したいと思います。


4.株価水準について
 現在の株価は632円です。

 時価総額:307億
 PER(14.3期実績):27.1倍 (6か月の変則決算)
 PER(15.3期会社予想):12.2倍
 PER(15.3期四季報予想):11.9倍
 PBR:4.4倍
 ROE(14.3期実績):16.2%
 ROE(15.3期会社予想):36.0%
 ROE(15.3期四季報予想):37.0%
 配当利回り:2.5%

 ※優待あり(割引券+株主フェア)

 市場からはPER水準から10%前半の成長性という評価なのでしょうか。
 高ROEや株主還元などを考慮すると、若干ですが割安なのかなという印象です。
 あくまで現時点の評価としてという意味です。

チャート

 アベノミクスが指導した13年1月に一気に2倍近く上昇していますが、
 業績好調や公募増資など好材料、悪材料に一喜一憂しながら、
 その後は横ばいが続いています。

5.リスク要因について
 高級路線の店舗展開ですので、
 真っ先に浮かぶのは不況耐性ですが、
 前述の通り実績としてきちんと過去の有事を乗り越えてきています。

 あとはどの企業でも景況感が向上する中で抱える人件費、材料費などの
 費用増なども挙げられますが、これは値上げで対応すると明記もされていますし、
 実際当社のような高級路線では価格転嫁はしやすいでしょう。

 模倣店などによる競争激化も考えましたが、
 そもそもひらまつのような高級ブランディングは一朝一夕でなせるものではありません。
 個々の店舗でメディア露出などで脚光は浴びることはあるでしょうが、
 多店舗展開していて、かつ上場しているとなるとなかなか競合が見当たりません。
 外食というと参入障壁は低いわけですが、
 当社の置かれているポジションにおいては、参入は難しいかもしれません。

 但し、ウェディング関連は新たな企業の進出、
 婚札に関わるニーズの多様化、少子化などのリスクはありますが、
 元々当社の施設は多くが1年前に予約しないと披露宴も挙げられない位、
 知名度、ブランドも確立されていることから、少なくても現時点では脅威ではないと思います。

 と、あまり明確なリスクが検知されないのは、大変危険なサインなので、
 今後も常に疑ってかかっていきたいと思います。


6.目標株価
 レストラン事業だけで評価した場合の向う3年後の成長率は10%+α。
 ホテル事業までを織り込んだ際の平均年率成長率は17%。

 成長率に加えて私が評価したいのは、前述の過去実績の安定的な業績です。
 また株主還元策として配当もそこそこ、優待も充実と来ています。
 この点も評価できると思います。
 (投資家によっては投資期にあまり配当しなくても・・・はあると思いますが)

 一方リスクはやはりホテル事業の失敗でしょうか。
 借入金の水準もそれなりに大きいですから、
 よくいえば、レバレッジを聞かせて効率いいね、になりますし、
 悪く言えば、財務体質が相対的に弱いねになります。

 ちなみに銀行の貸出利率は長期で1%割れですから、
 今の所、銀行は安全と判断しているようですね。

 総合的に考えると成長性に対して少しだけポジティブに捉えられるかなと思います。

 3年後の成長性の+αをどう見るかです。

 またざっくりな話になってしまいますが、
 以下のように考えました。(この詰めの甘さをなんとかならないのでしょうかね・・・)
 3年後を見据えた現時点の適正PERは14倍~16倍くらい(中央値15倍)
 ホテル事業を見据えた長期でPER16倍~PER18倍(中央値17倍)

 約3年後の18.3期の想定EPSを年率15%成長として80。
 10年後の想定EPSを年率17%成長として250

 目標株価は以下のようになりました。

 3年後 : 80 ×15=1,200円(現在比90%)
 10年後: 250×17=4,250円(現在比572%) 
 


 さて、企業価値面からも評価してみます。

 <財産価値>
  現金:53.2億
  受取手形:3.7億
  建物・土地:38.2億
  有価証券等投資:17.0億
  借入金等負債:▲72.8億
 財産価値:39.3億

 <事業価値>
  営業利益32.6億 × 0.6(法人税控除) ÷ 10%(割引率を10%)
    =事業価値:195.6億

 <株主価値>
 財産価値39.3億+事業価値195.6億 = 株主価値234.9億

 理論株価:483円
  ※現在の株価は24%程度割高という結果になります。

 やはり現状の理論株価で評価すると若干割高という結果になりました。
 しかしこの算出モデル自体が目安となるもので、
 しかも事業価値はある断面での資産価値について算出していますので、
 あくまで参考程度です。

7.その他メモ
 ・最低配当を設定し、業績上乗せ分を配当性向30%で還元という安心感
 ・当社はROA(総資産経常利益率)を重視。20%から30%へ
  (ROICを評価して出店検討を実施していると明文化)
 ・高ROAだが借金依存度はそこまで高くはない。(銀行利息は安心水準)
 ・足元の1Q決算は売上は計画未達、利益は計画上ブレ(利益率は低下)
 ・1Qの売上未達は増税反動減と天候という一過性要因あり
 ・IRでかつて実施していた月次発表は中止となっている
 ・投資資金を多額必要となるため、今後も公募売り出しの可能性あると想定

8.結論
 成長余力や実際の成長幅という面でレストラン事業単体で見ると、
 成長性が高いとは評価しにくいですが、不況耐性や高いブランド力を持っており、
 価格コントロールが効きやすいという面もあり安定的に緩やかな成長が望めそうです。
 一方ホテル事業についてはまだ不透明な感じがしており、
 この部分をリスクも含めて許容できるかどうかがカギになりそうです。
 少なくても会社はテンバガーになる意気込みらしいので、
 あとはここをどこまで自分の中で評価出来るかかと思いました。
 皮算用とはいえ、自分の投資対象として目標パフォーマンスは合致していることから、
 引き続き前向きに監視銘柄として見ていきたいと思います。
 やはりまずは優待取りのために打診買いでもするかもしれません。
 (優待に踊らされる様ではそもそもスタンスがブレまくっているわけですが(笑))

 むずむず感が増しています。

 年末に向けてあと3ヶ月、
 四季報も発売になり、相場も堅調となると、
 どうしても自分のPFの見劣りを受けて、
 新たな銘柄を手掛けたくなるのです。

 しかし、手当たり次第手を出したり、
 ちょっと何かに妥協をして買い向かうと、
 大抵はうまくいかないこともこの1年余りの経験で、
 よく勉強をさせて頂いたわけです(笑)。

 たとえその時の運でたまたま利益を出せたとしても、
 それは私の投資スタンスには反しており、
 継続的に叩き出せない以上、一喜一憂出来るものではありません。

 私は株式投資について、
 この一瞬で利益を出すことを目的にしているわけではなく、
 子供の教育資金や老後生活を視野に入れた
 資産運用が目的です。
 ですから、短期的な投機を積み重ねていくことでは、
 長く投資を続けられる心理(モチベーション)を維持出来ないですし、
 パフォーマンスもガタツキが大きくなり、
 どこかで相場とお別れしないとならなくなるかもしれません。

 こういったことを検討した結果、
 今では一番自分にとって合理的と思う投資スタンスを探っています。

 ですから、投資スタンスに反するような取引は絶対に避けたいですし、
 むずむずした感じに引きずられることのないようにしないとなりません。

 確かに足元で業績好調と思って、
 今期の上方修正を狙って売買してみようとか、
 四季報をめくって表面的にとても良い会社と思っても、
 すぐに飛びつかずに自分の指標に照らす、
 そして例え機会損失になったとしても、
 少し時間を置くことでその精度を高めることにも繋がると思います。

 四季報が発売になり、9月の権利確定や上期決算がこれから出てくる前に、
 よい銘柄を仕込んで、パフォーマンスを挽回したいという気持ちが、
 変な形で前のめりになり、
 気が付いたら自分の土俵からはみ出ていたということのないように、
 慎重さを損なわずに今後も対応していきたいと思います。

 中には慎重すぎるとか、石橋を叩き割るの?というご意見もあろうかと思います。
 実際、そんな慎重さを期すばかりに、
 買う機会を逸したというよくある話も経験することになりますが、
 それでも今は投資初心者として、
 基本に忠実にする姿勢を醸成していきたいと思います。



 日本管理センターが東証1部上場に関して、
 記念配当の発表を行いました。

 記念配当は規定路線でしたので、サプライズにもならないでしょう。
 記念配当込みで今期配当は1株当たり40円です。

 会社予想の今期EPSは84.67ですから、配当性向は47.2%となります。
 一方、四季報予想の今期EPSは89.4で、配当性向は44.7%です。

 当社は配当性向40%以上を掲げていますので、
 この水準は記念配当込みと考えれば十分想定内の範囲と認識しています。

 皮算用になりますが、仮に配当性向40%ぴったりとした場合、
 想定EPSは100となります。
 配当性向40%以上を掲げているということは、
 現時点で少なくてもEPS100水準以上は、
 考えていないということになるかと思います。
 (あとで更なる増配はあるかもしれませんが・・・)

 いくらTOPIX買いがあるとか、安定的成長が望めるなどあっても、
 せいぜいPER20倍水準くらいがいいところだと思うので、
 今期EPSをMAX100と考えると、2,000円位の株価が、
 今期の目先の目標になるのかもしれませんね。

 私は現時点で2~3年後の目標株価を2,500円をターゲットに置いているので、
 少なくても現時点での推移は出来過ぎなくらいと考えています。
 同じような投資家心理から、
 今の好調なうちに一度利益確定が出て調整の可能性もありますが、
 買い増しのタイミングを慎重に判断して長期で保有継続したいと思います。


 さて、増配の発表と共に、月次管理戸数の発表がありました。
 結論から言うと好調なのですが、
 四季報にも記載のある期末5.6万戸に向けての状況も確認しておきたいと思い、
 簡単にグラフにしました。

 3276_月次(201408)

 さて、これを見て、目標の目安となる5.6万戸はどうでしょうか。
 私は十分射程と捉えています。

 このデータを見ると、当社は上期より下期に若干偏重して伸びていることがわかります。
 以前に社長のプレゼンを拝聴した際にもこのことに触れられていました。
 確かに今期も3月から5月くらいまで伸びが鈍化していますね。
 しかし、それが6月以降着実に積み上げがなされてきているように感じます。
 前期の8月ー12月の伸長率を今期の8月に当てこむと55,972戸となり、
 まぁ56,000戸はほぼ想定線と見ています。

 ですから、今回の月次の内容も安心して捉えることが出来ました。

 増配は規定路線、月次も織り込み済でしょうから、
 株価には特にインパクトはないかもしれませんが、
 少なくても継続保有するのに十分安心感を与えてくれる材料となりました。
 
 四季報が発売されています。

 私も自分の監視銘柄を中心に斜め読みをした雑感等をメモしておきます。

 なお、その2はないかもしれません(笑)。

 本当は本当に有望と思う銘柄を見つければ、
 個別銘柄の分析記事をあげたいのですが、
 なかなか見つからないものですね。。。


7438 コンドーテック 東証1部 【卸売業】
 ◆株価水準
  現在株価:727円
  目標株価:2,190円(5年後)
 ◆四季報・日経会社情報の印象
  四季報:前号から横ばい
  日経会社情報:前号から横ばい
 ◆一言コメント
  円安がネガティブに働くことから、動向に注視が必要。
  4750ダイサンを保有していることから、様子見。
 ◆分析記事
  http://tryinvesting.blog.fc2.com/blog-entry-258.html
 ◆サマリ
  為替影響がどの程度出るかの見極めと、
  ポートフォリオ内の類似セクション銘柄のポジション状況を鑑みつつ、
  引き続き、監視銘柄としてモニタリング継続。
 
4658 日本空調サービス 東証1部 【サービス業】
 ◆株価水準
  現在株価:788円
  目標株価:975円(3年後) ※分析未実施のため超概算
 ◆四季報・日経会社情報の印象
  四季報:前号から横ばい
  日経会社情報:前号から横ばい
 ◆一言コメント
  更改工事関連はおまけ事業と捉えられているが、
  この部分の積み増し状況で大きく変化。
  中計が前倒しで達成も、反動減が出ており、
  現状でこれ以上の評価が難しい。
  中継のローリング結果を見て、改めて評価替えが必要。
 ◆分析記事
  なし
 ◆サマリ
  中計の状況では向こう3年に大きな成長が望めず、安定性評価のみ。
  中計がローリングされ新たな成長性が評価可能となった時点で、再算定。
  ビジネスモデルとして、堅実な印象があり、新業態などで、
  成長余地は十分あると思われる。
  引き続き監視銘柄としてモニタリング継続。

3277 サンセイランディック 東証2部 【不動産】
 ◆株価水準
  現在株価:881円
  目標株価:1,750円(3年後) ※分析未実施のため超概算
 ◆四季報・日経会社情報の印象
  四季報:前号から横ばい
  日経会社情報:前号から横ばい
 ◆一言コメント
  相続税の課税対象の増加により、外部要因は好転中。
  底地の仕入れも順調とのこと。
  権利関係の複雑な不動産は、ニッチであり手間もかかるため、
  参入障壁は以外と高いのではないかと思慮。
  ただ、借地権という特殊な法令下で適用可能なビジネスであることと、
  不動産市況に大きく影響を受ける点で、
  不動産セクターへPFが集中する点で躊躇している。
 ◆分析記事
  なし
 ◆サマリ
  今後2~3年にかけてビジネスは堅調に推移するように感じ、
  1部昇格というカタリストも存在している。
  不動産市況が当面安定的に成長していくという見立ての前提で、
  中期的な投資と捉えれて組入れられないか監視銘柄に入れてモニタリング継続。

3277 エンカレッジテクノロジ 東証マザーズ 【情報通信】
 ◆株価水準
  現在株価:2,960円
  目標株価:3,500円(3年後) ※分析済
 ◆四季報・日経会社情報の印象
  四季報:前号から横ばい
  日経会社情報:前号から横ばい
 ◆一言コメント
  引き続き、システム監視ニーズが高まりを見せており、
  特に前回分析時点から見立てに変更はなし。
  前回2,000円水準で買えずに高騰してしまった悔しさあり。
 ◆分析記事
  http://tryinvesting.blog.fc2.com/blog-entry-181.html
 ◆サマリ
  前回の買い目標は1.750円水準ということで、
  ここまで下がればもちろん買うものの、たぶん落ちてこないだろう。
  念のためその価格水準まで落ちてくる可能性も見越して監視銘柄には残す。

6165 パンチ工業 東証1部 【輸送用機器】
 ◆株価水準
  現在株価:1,313円
  目標株価:2,000円(3年後) ※未分析のため超概算
 ◆四季報・日経会社情報の印象
  四季報:前号から増額
  日経会社情報:前号から増額
 ◆一言コメント
  足元のビジネス状況は絶好調といえる。
  今期四季報予想では20%超のEPS成長率を見込んでいるが、
  予想PERは10倍台と成長率と評価のGAPが見られ、
  足元で株価は修正に入っていると思われ連騰している。
  ただ、製造業全般の先行きがこのまま景気拡大でイケイケなのか、
  よくわからず、「安定的」な成長には疑問符もつく。
  16.3期までの四季報予想を見ても強気で、
  少なくてもPER15倍くらいまではあるのではないかと思う。
  但し、以前に社長と会話をした時に、成長率が10%未満とも取れる、
  保守的な発言もあり、そのGAPにも悩まされ、
  ストレートに足元の成長率予想を評価出来ない。
  その上、社長からも資金調達の件で、公募増資を考える株価水準の話も伺い、
  2,000円まではそれなりに時間を要すると判断する。
 ◆分析記事
  なし
 ◆サマリ
  今後増資などで大きく調整をすることがあれば、検討余地にはなるものの、
  これからも右肩上がりで株価は堅調に推移しそうである半面で、
  私の目標株価とのGAPもそこまで大きくないため、買い場はなさそう。
  監視銘柄からは落として、準監視銘柄として、横目に指を咥えている銘柄になりそう。

2445 SRGタカミヤ 東証1部 【サービス】
 ◆株価水準
  現在株価:1,450円
  目標株価:2,380円(3年後) ※未分析のため超概算
 ◆四季報・日経会社情報の印象
  四季報:前号から横ばい
  日経会社情報:前号から横ばい
 ◆一言コメント
  足元で、増税後の反動減を吸収している進捗状況であることから、
  それだけ高い競争力を持った事業をしていることが伺える。
  インフラ構築の本格化はオリンピックなどテーマ性にも富み、
  今後ますます需要は高まると考えられる。
  一方で会社の成長性に関する評価は保守的との印象。
  成長率を年率18%で見て3年後のEPSは132。
  PERは18倍評価と考えて目標株価の超概算を算出。
  4750ダイサンとの兼ね合いが悩ましい。
  明らかに割安だけど成長性に劣るダイサンと
  割安性には少々かけるものの、ダイサンに比べると成長性がある。
  どちらに重きを置くか悩み中。
 ◆分析記事
  なし
 ◆サマリ
  4750ダイサンのポジションをどうするかとセットで考える銘柄のため、
  今後も継続監視銘柄としてモニタリングを継続予定。
◆最近のお気に入り