投資方針に忠実に退屈な投資で資産形成


【決算精査】 9466_アイドマMC(19年3月期_2Q決算)

■銘柄分析シート(表紙)
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■銘柄分析シート(詳細)
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1.サマリ
総合評価:「2」 (☆☆☆★★)
※総合評価は5がポジティブ、3がニュートラル(想定通り)、1がネガティブの5段階レーティング


2社のMAを経て連結決算に移行するため、
これらの寄与を含めた新たなガイダンスが提示されています。
実質的には利益面では10%弱の下方修正ということで、
足元も減収減益決算でオワコン決算といったところでしょうか。

株価は既にだいぶ下落しておりますが、
既に織り込まれているのか、
更なる失望を買うのか市場の反応は読めませんね。
私の印象ではこの程度の下押しで済んだんだという感覚もありますけどね。
一応、わずかではありますが増益なんですよね。

中身については、「一部クライアントの販促調整」に
引き続き注視が要されるものの、そこまで悲壮感が漂っている気はしません。
もちろん、減益だけでなく、減収となっているので、
通常で考えれば安定成長という視点では投資対象外とすべきところと思いますが、
私は本決算での来期ガイダンスまでは少なくても見ようと思っています。
もちろんその際にはバローHDの販促予算を横目に見てということになります。

小売における販促はある程度投下時期にもばらつきがあって、
ちょうど前期の3Qは集中投下があったタイミングです。
ちょっとわかりにくいのですが、
前3Qでは売上、営業利益共に20%の伸長を見せています。
当然の事ながら今期3Qにはそこまでの集中投下はなく、
今3Qは10%の減収8%営業減益となっていますが、
前々期から今期に均すと5%弱にはなりますが、
増収増益基調は崩れていません。

今回の注視を要する販促調整という成長鈍化ともとれる状況が、
本当に成長鈍化なのか、あるいはタイミングや新たな手法のための
一時的なものなのか見極めるにはもう少し時間が必要という判断です。
このような判断をしないとならない時点で安定的というには
やや無理があるかもしれません。
このあたりの折り合いをみながら今後のスタンスを決めていくことになります。

実質的な下方修正に至り、それが一過性か本格的な後退かの
判断が求められる中で、足元の状況は引き続き、
ややネガティブにみておくべきでしょう。
総合評価は「2」(ややネガティブ)となります。



2.定量数値の確認


(1)売上・利益の状況


■売上-粗利推移
9466_アイドマMC(19年3月期_3Q単計)売上-粗利推移


このグラフを見てもらうとわかる通り、
前3Qは販促のプロモーションに集中投下がみられたこともあり、
強い増収となっていました。
これが減収率を拡大させた要因です。

一方で粗利率はそこまで悪化していなくて2Qで多少落ち込んだものの、
そこから反発してきています。
このあたりは期毎のプロモーションの内容や顧客によっても変わってくるのでしょうが、
レンジの中で推移しているので、値下げ圧力等があり、
あるいは新たな人材投資を進めている中でうまくマネジメントされている印象です。
本来はもう少しトップラインが欲しかったところだと思いますが、
このあたりは前述の通り販促最適の調整の影響によるもので、
ここには留意といったところです。

ちなみに粗利率を考える時には原価要素を考慮しておく必要がありますが、
事業モデルにも記載した通り、原価の約8割は外注費です。
印刷業者などがそれにあたりますが、
その制作の効率化や印刷を要する紙のチラシの総量が減って、
デジタル化の効果もあるのかもしれません。
(まだトレンドがみえないのでわかりませんが)



■販管費推移
9466_アイドマMC(19年3月期_3Q単計)販管費推移


販管費率ですが、ここは利益確保に向けて苦労した後が垣間見れます。
ただ違和感もあるのですが、人件費や役員報酬などが主たる構造のはずですが、
むしろ新たな人材投資も進めている認識でもありコントロールがよい方向で
コントロールされているといいなと思います。

前3Qで売上が強めに出ていた時の売上高販管費率は10.7%と過去最低水準でした。
しかし今3Qはそれと同水準の10.8%となっています。



■営業利益推移
9466_アイドマMC(19年3月期_3Q単計)営業利益推移

今3Qでの営業利益率は12.9%と過去最高となりました。
粗利率がうまく稼げた中で販管費率も抑制出来たということですね。
2Qでは8.9%まで落ち込んだのですがこのあたりからも、
ある程度案件の凹凸などでぶれやすい面があるのかもしれません。

累計での営業利益率も11.1%と事業モデルから考えると
やはり高い水準だなという印象です。



(2)今期予想の確認

修正されたガイダンスから逆算すると4Qもハードルが高いです。
ただ、MA2社が僅かとは寄与したりすることもあるので、
正直よくわかりません。

今4Q単予想
 売上 2,371百万円
 営業利益 229百万円(9.7%)

前4Qは販管費も大きく粗利率も下がっていたので、
単純比較では50%を超える増益となりますが、
そもそもこの比較が適切でないですね。
(IR照会でこれを元に質問をしてしまい、自分で自分が恥ずかしい・・・)

売上は今3Qより少し上、
営業利益は買収に伴うコスト計上などもあり3Q実績からは減益になりますが、
それでもハードルとしてはそんなに高くないでしょう。
この程度で着地出来るのであれば、まぁいいんじゃないでしょうかね。


3.定性情報の確認


事業モデルを図解化しています。
特に前回から変更していません。
9466_アイドマMC(19年3月期_2Q)事業モデル



4.その他情報の確認

特にありません。


(1)株価推移の状況

9466_アイドマMC(19年3月期_3Q)株価推移


株価はだいぶ下がっています。
今留意を要する販促最適の調整とやらが成長鈍化と捉えられるとすると
PER水準が切り下がるわけですから、
PER18倍を中心としたレンジというわけにはいかないでしょう。

現状のPERは10倍から11倍程度となりますから、
無成長企業とみるならば妥当といえるのかもしれません。

一方で買収会社の強みも活かして、
本当に次世代の販促ツールを展開できる強みが発揮でき、
時期的な調整による凹凸を繰り返しながらも緩やかに成長をしてくれるなら、
割安と見ることが出来ると思います。


(2)IR照会の状況

IR照会をしています。
私の基本的な理解が足りないために、
恥ずかしい質問をしています(笑)。
なお、あくまで私が主観的に捉えた感想として記載しており、
事実と異なる可能性を含んでいますのでご留意ください。


Q
デューデリや仲介手数料などの買収コストは、
3Qに計上済か4Qに計上予定か。

A
4Qに計上予定。販促費として計上を予定している。


Q
新株予約権は行使条件を割り込むことになるが、
そもそも時価が下回っているので、実質行使されないものとなってしまった、
そのような理解でよいか。
(従業員の方へ報いる意味でも残念な結果ですね。
できれば従業員の方に有利な条件の中で行使をしてもらいたかった・・・)

A
その通りである。


Q
販促最適の一過性については、一過性のことなのか、今後も続くものなのか、
心配をしているのだが、どのような状況で、今後をどうみているか。

A
(いろいろやり取りをしましたがここでは割愛します。)
各クライアント様の戦略や予算投下のタイミングなどについては、
アイドマ側が憶測で述べるのは誤解を与えてもよくないのでという配慮が前提にありました。
このあたりはしっかりしています。
あくまで仕事を縮小していく話だったり傾向があるわけでも伝えられているわけでもなく、
ある程度プロモーションの投下時期はクライアント側のご都合によって
タイミング等も図られるものと考えているようです。
それで私の印象なのですが、バローなどへの照会も踏まえて、
確かに予算は適材適所で投下していくものと思いますが、
アイドマの領域の仕事がなくなっていくということはなく、
大きく飛躍することはなくても、戦略を支えるプロモーションは
今後も継続されていくものと思います。
とはいえ、減収になっている懸念もお伝えし、
予算作成のフェーズでどの程度のトーンで出てくるのかで、
会社側のトップラインへの見通しもまた見えてくるものがあると思うので、
本決算まで様子を見る事にします。
ここは保有比率がトップとはいえ、10%未満ということもあり
許容できるということですね。
もし10%を超えて大きく保有していたら、
やはり減収は痛いということで調整する必要があったかなと思います。
その点から考えると、現状うまく比率をコントロール出来ていると思います。

Q
4Qでのハードルが前4Qと比較すると高いのだが新たなガイダンスに無理はないか。
(利益が落ち込んだ前4Qと比較しての質問が恥ずかしい・・・)

A
絶対にできるとは断言できるものではないものの、目標感としてしっかりもって頑張る所存。
(詳細は割愛しますが、無理をしている感じもしませんでしたし、
過度にコンサバということでもなさそうです。まなニュートラルに行ける線という印象です)



(3)目標株価について

目標株価の算出基準は22.3期EPS予想65に対して、
評価PER20倍として1300円程度を見込んでいましたが、
今回の下方修正も踏まえて、EPS伸長がやや遅れるだろうということを考慮し、
EPS60として目標株価を1200円としています。

なお、悲観シナリオの目標株価は元々EPSは60としており、
評価PERを15倍としていましたが、こちらは変えていません。

本決算を迎えて、成長鈍化の確度があがれば評価PERを12倍程度まで下げ、
EPSも50程度で横ばいとみると600円程度まで下げないとならないかもしれません。
それにしても現状の時価を考えると減益が来る程度の評価だとは思います。
配当利回り面からも一定の下値はみえていると認識しているところです。



5.さいごに

株主総会の時に感じたことなのですが、
社長は創業期から大変苦労をされています。
経営が苦しい時にキャッシュも潤沢でない中で、
不安との戦いだったという趣旨の話を見聞きしたことが印象に残っています。

ここはバイアスがかかっているかもしれませんが、
もしこの販促最適の調整が一過性ではなく、
構造的にアイドマの仕事が減っていく兆候を会社が認識していたとしたら、
こんなに積極的に新規領域へ人材等の投資を推し進めるかなと思います。

経営としては苦労の過去から堅実な経営という印象です。
逆風下での攻めの経営ということで、
新規開拓という点で投資するのはもちろん王道なのですが、
同社が現状新たな領域へ攻めるというのも、
ある程度堅実な目線での自信があってのことだと受け止めています。

もちろんそれが経営の読み違えとか、
顧客側の構造変化といった不確実性があるのは事実ですから、
来期のガイダンスをよく見て、
経営者がどうみているかを推察して、構造をきちんと理解したいところです。
それは単に数値上の凹凸だけに目を奪われずにですね。



【決算精査】 9466_アイドマMC(19年3月期_2Q決算)

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1.サマリ
総合評価:「2」 (☆☆☆★★)
※総合評価は5がポジティブ、3がニュートラル(想定通り)、1がネガティブの5段階レーティング


既存サービスは堅調に推移したものの、
一部のクライアントで販促最適の調整があって想定より弱かったようです。
また、新規サービスの開発や営業のために人材投資を施したそうです。

論点はこの一部クライントで発生した「販促最適の調整」なるものの
要因と今後の見通しとなります。

これが夏の猛暑や災害の影響などによる調整であれば、
これはやむ得ないとなりますが、費用対効果でうまく効果が出ておらず、
同社の販促サービス全般の優位性が毀損してのことであれば根が深いとなります。
この辺りは、IRにも当然お電話もしたのですが、
即座に判断は出来ないという解釈となりました。
なお、ここでは諸々の状況を踏まえてやり取りの記載は見合わせます。

一方で新規サービスの開発や営業というところでの投資は、
当然その内容や今後の寄与がどうなってくるのかわからないので、
現時点では評価が難しいですね。
この辺りは楽しみに知らせを待つしかないわけです。

なお、資本業務提携も発表しています。
ニューフォリア社との提携ですが、デジタルサイネージを始めとして、
新たなWeb技術などに特化している会社ですね。
というかこのニューフォリア社ってなんかいろいろ面白いことやっていますね。
官公庁プロジェクトや大手企業と上流工程で実績を作っているようで、
少数精鋭で即戦力としてプロダクトアウトに活かせそうな会社だと感じました。
NTT出身のベンチャーのようですね。
アイドマMCにとって、既存の枠に捉われないサイネージを含めた新技術に
活路を見出していますからね。楽しみです。

が、決算としての評価はやはり販促最適の調整の見通しが未だはっきりと
一過性で問題ないね、と合理的に判断できないこともあり、
総合評価は「2」(ややネガティブ)となります。



2.定量数値の確認


(1)売上・利益の状況


■売上-粗利推移
9466_アイドマMC(19年3月期_2Q単計)売上-粗利推移


売上が足りず、一方で固定費も一定程度要することもあり、
粗利率も若干落ちていますが、まぁこれは前述の調整の影響かと思うので、
この辺りは一過性なのかどうかで今後も変わってくると思います。


■販管費推移
9466_アイドマMC(19年3月期_2Q単計)販管費推移


トップラインに弱さがあるため、どうしても販管費率も微増となっています。



■営業利益推移
9466_アイドマMC(19年3月期_2Q単計)営業利益推移


粗利率も落ちて販管費率も微増となっており、営業利益は不足感があります。



(2)今期予想の確認

この調整が一過性かどうかで大きく景色が変わります。
ここでの皮算用は意味をなさないのでやめます。
判断が大きく分かれそうですよね。


3.定性情報の確認


事業モデルを図解化しています。
9466_アイドマMC(19年3月期_2Q)事業モデル




4.その他情報の確認

特にありません。


(1)株価推移の状況

9466_アイドマMC(19年3月期_2Q)株価推移


株価はこの停滞感を織り込んでいるのかどうか知りませんが、
大きく下落トレンドになっています。
本当によく、自分はこれに付き合っているなと思います(笑)。



(2)IR照会の状況

ここでの記載は前述の通り、記載を取りやめます。
なお、見聞きした内容から何か合理的と思える判断は下せませんでした。


5.さいごに

今期の経常利益目標が10億円ですが、
この10億円がストックオプションの50%行使の前提条件となっています。
更に12億円超過で100%の行使が可能となります。
このため10億は結構頑張ってくると思うのですが、さてどうでしょうかね。
それでもそれを守るために投資を抑制するなんてこともせず、
積極的に新規分野にもチャレンジしていくんでしょうかね。

株価はトップラインも足りず、減益ですので、悲壮感が漂うものと思います。

こういう時に私は自分の保有比率を思い浮かべます。

現時点での保有比率は8%ですから、
仮に20%株価が下落するとPF全体影響は1.6%、
更に株価が半分になったとして4%の影響。
これ位の皮算用は防衛本能からかすぐに算出していますけどね(笑)。



【決算精査】 9466_アイドマMC(19年3月期_1Q決算)

■銘柄分析シート(表紙)
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■銘柄分析シート(詳細)
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1.サマリ
総合評価:「3」 (☆☆★★★)
※総合評価は5がポジティブ、3がニュートラル(想定通り)、1がネガティブの5段階レーティング


なんというかあっさりとした短信記載ですが、
そんなに大きく構造が変わるようなビジネス環境でもないので、
まぁ順調なんでしょうという印象です。
定量面も増収増益で、とはいえ伸長率もそんなに大きくなく、
平凡な決算だと思います。

色々なことを短い短信や過去の開示資料、
そして 株主総会の記事 を自ら読み返したりして、
思考を巡らせていたのですが、特になにもないです(笑)。

IRの方も仰っていましたが、
便りのないことが順調なことという事とと受けとめて、
見守ればいいかなと思います。

決算を受けて株価はだいぶ軟調なようですが、
何に失望したのか、そもそも何に期待したのか、
全く解せませんが、株式市場はそういうところなのでしょうね。

総合評価は「3」(想定通り)となります。



2.定量数値の確認


(1)売上・利益の状況


■売上-粗利推移
9466_アイドマMC(19年3月期_1Q単計)売上-粗利推移

7%の増収で粗利率が前1Qと比較すると1.5%の減少です。
折れ線グラフを見てもわかる通り、粗利率は概ね24-25%で安定していたので、
見ようによってはやや利益率を落としたかなという感じもします。
もちろん気にし過ぎなのですが、これを口実にIRへ電話します(笑)。



■販管費推移
9466_アイドマMC(19年3月期_1Q単計)販管費推移

販管費率も安定して推移しており、今1Qでも特段の変化は見られません。
この辺りに変化(増額)が見られてくると、新たな施策へ本格的にコスト投下始めたかな、
なんてことにもなるのですが、まぁそんな変化はありませんね。


■純利益-EPS推移
9466_アイドマMC(19年3月期_1Q単計)純利益-EPS推移

こちらも特段の変化はないです。
税金の兼ね合いで経常利益より増益率が若干よくなっています。



(2)今期予想の確認

通期予想だけの開示ですので、一応進捗率を見ます。

売上で22.9%、営業利益で23.5%となります。

過去2期では売上は前期24.6%→前々期25.4%、
営業利益は前期25.5%→前々期26.5%ですから、
率だけでみると若干の遅れがあるようにもみえます。

ただ、前期でもそうであったように、3Qに顧客の販促キャンペーンなどもあり、
その実施タイミング次第で多少凹凸することとなるため、
あまり進捗率をみても仕方ない一面もあります。

とはいえ、過去と比較して若干遅れもあるのは事実なので、
こちらもIR電話の口実に引き合いに出します(笑)。



3.定性情報の確認

特段、定性的な活動に変化を認めるネタはありませんね。


4.その他情報の確認

特にありません。


(1)株価推移の状況

9466_アイドマMC(19年3月期_1Q単計)株価推移


株価は一時1000円を超過して盛り上がりましたが、
当然ながらすぐにそのお祭りも終了したようで、
決算後に更に株価は下落しています。
株価水準は概ねPER16倍位ですから、
まぁこれ位が足元では妥当な水準ですかね。
妥当で割安でないなら売れば、とも言われてしまいそうなんですけどね。




(2)IR照会の状況


あまりにも淡白な受け止めしか出来ないこともあり、
前述の通り、いくつか口実を作り、IRへお電話です。
特段心配していることはないのですが。

なお、メモはあくまで私の主観に基づくものであり、
個人的見解に基づくものですので、誤りも含まれる可能性があります。



粗利率が前1Qや過去のトレンドからみると若干減少しているようにみえるが、
何か構造に変化はあるのか。例えば、価格交渉により利益を削っているとか、
人件費コストが計画と比して負荷となっているなどはないか。


特に構造の変化はない。価格交渉の激化や人件費コストも含めて
特筆すべき事象もなく順調に推移している。
利益率については、各顧客からの出校依頼やその内容、
例えば色刷りかモノクロかとか、
その構成など様々な要素で構成に係る原価も変わることもあり、
たまたまお仕事の構成からこのような原価率になった。
そしてそれは会社の見通しの通り推移しており、
特段この利益率の状況について懸念もない。



他社競業やアライアンスという取り組みに注力という文言があるが、
開示されていない内容なので答えにくいと思うが、
どのような方針取り組んでいるか。


現時点で開示が出来るような内容はないが、
他社競業やアライアンスの可能性は常に模索していて、
現状のビジネスにシナジーを発揮できるように頑張りたい。



進捗率に過去2期と比べると遅れがあるようにもみえるが、
前下期のように販促キャンペンなどの偏重などを考慮したものなのか。
それとも足元の進捗が遅れているという側面があるものなのか。


顧客の受注状況や寄り添って見聞きしている情報によると、
やはり下期に色々な検討をされているようである。
いずれにせよ、進捗も会社の中でも順調に推移している認識でおり、
計画から遅れているというようなこともない。



この他フリートークで少しお話をしましたが、
どの問答も極めて丁寧に対応して頂けました。
落ち着いた応対とあまり身構えた感じはなく、
自然体で状況をお話されているようでした。
故に、そんなに驚くような夢もありませんが、
相変わらず地に足のついた印象を強く受けました。

総会でご挨拶もさせて頂きましたが、
改めてお話をすることができてよかったです。

感じたことはやはり顧客にきちんと寄り添って、
顧客の状況をきちんと鑑みて事業をされているなという印象を
改めて持つ事が出来ました。
これから、顧客のマーケットは益々厳しさを増していき、
販促の機会も凹凸があったりあると思います。
その際には時に業績が止まることもあるかもしれませんが、
そういうものを見誤って誤った投資判断とならぬように、
気長にお付き合いをしていきたいと思いました。

以上、特段何か新鮮なトピックスはありませんでしたが、
満足できるIR照会となりました。


5.さいごに

決算短信もあっさりで特段トピックスもないのですが、
まぁ順調という事だと思います。

何かサプライズを期待している方にとっては失望になっているようです。
ずっと想像を重ねていたのですが、
いったい、アイドマに何のサプライズを期待していたんでしょうか。
私にはそれが想像もできないので、やはりイベント投資とか、
ビックチェンジをとらまえるとかはセンスの問題?で無理だなと実感しました(笑)。

仮に新規の顧客獲得とかを期待していたとしても、
そもそも常駐型で少しずつ顧客に寄り添いながらということもあり、
業績急拡大なんてないですからね(笑)。

いずれにせよ、私はもう少し腰を据えて、
時間効率が悪いとかわかりつつのんびりいきたいと思います。


アイドママーケティングコミュニケーションの株主総会に行きました。
聞き間違いや、私の主観によるメモとなりますが、
記事にUPしておきます。

※あくまで個人的な見解も含んでおりますので、
ご参考程度としてお読み下さいませ。

※当記事が会社からの指摘も含めて何かしらの不都合が示された場合は、
即座に公開を取りやめます。



20180627_soukai_1.jpg 20180627_soukai_2.jpg



■過去の株主総会
今回が初参加です。
従って、過去の総会のレポート記事はございません。

■当日の流れ
10:00 社長挨拶で開会
10:01 議決権数確認
10:02 監査報告
10:05 報告事項・対処すべき課題(動画ナレーション)
10:14 議案上程
10:18 決議
10:35 議案決議
10:39 取締役の紹介
10:40 閉会

■議決権行使の状況
 株主数    : 927人/2759人(33.6%)
 議決権個数 : 117,070個/135,190個(86.6%)
 ※数値の聞き取り苦手でメモ間違ってるかも。


■前置き
同社は富山地盤の会社ということで、
株主総会も富山開催です。
これまでも足を運びたいと思っていたのですが、
ようやく実現しました。
私は株式投資をするにあたっては、
やはり会社の姿を身近に感じていたいですし、
経営者や社員の方の雰囲気なども知りたかったわけです。
こうやって足を運ぶことそのものが
必ずしも株式投資の『結果』に活かされるものではないですし、
会社へ陶酔してしまうことによる副作用のようなこともありうるわけですが、
自分が楽しむという観点だったり、私が大事にしている
納得感を深めるという意味で、貴重な機会になった
と思います。

それで、道中の旅要素はここに書くのはちょっと遠慮して、
別の記事にAppendixとして上げたいと思います。
(いや、ニーズはないとわかっているんですけどね(笑))。


■全体通しての所感

よく言えば、律儀で真面目な会社。
悪く言えば、やや機械的で型通り
まぁ従来の印象とそんなに大差ない感覚でした。
特に社員さんの対応などをみて、そのように感じました。
特に何があったわけでもなく感覚的なものです。
社長はやはり業界に関する自信のようなものがあるように思いましたが、
それは内に秘めたる熱い想いといった印象を受けました。
他の役員の方は発言の機会がなく、
表情や所作を見ても特徴が薄く、あまり所感がありません。
これが逆に少し残念な気もするんですよね。
ごく限られた時間での相対でしたので仕方ない部分もあるのですけどね。

ビジネス上は顧客に寄り添う既存対応の中での深掘りと、
新たな顧客開拓、同一顧客内でのエリア展開など順調に成長をしています。
小売業、とりわけスーパーはドラックストアやコンビニといった業態との
競争環境の激化がありますから、
より高度な販促が求められるわけです。
これはスーパーに限らず業態が被ってきているドラックストアにもいえることです。
日常のルーチンとしてのニーズは豊富にありますが、
データ活用を含めた高度化への対応はより今後も求められていくと思います。
というわけで、ビジネス環境は良好なのかなと改めて感じました。

また社長自身が述べられていましたが、
業績面で急伸するようなものではなく、着実にというような発言もありました。
成長意欲に貪欲さが乏しいのではないかと
受けとめる方もおられるかもしれませんが、
ここでも堅実さが滲んでおり私は好感も持ちました。

いつもお世話になっておりIR担当の方とも閉会後、ご挨拶出来ました。
こちらも規律正しい対応を頂けて、しっかりしている感が伝わってきました。
ノリでいうと、がちがちの金融関係のような真面目さが全面に出てました。
今後はもう少しフランクにというと語弊がありますが、
肩の力をもう少し抜いてより信頼関係を深めていけるといいなと思いました。



■総会の流れ

会場にはいつも通り9時過ぎに着き、
そこそこ早い到着だと思ってましたが、
既に到着されている方もそれなりにおりました。

受付でお土産を頂けたのですが、
総会会場とは別に株主控室なるものがあり、
そこで会場のホテルの方が飲み物をサーブしてくれます。

受付周辺には相当の数の社員さんが案内に立たれており、
私がトイレに行こうとおもむろに席を立つと、
直ぐに察してご案内にきてくれます。
夢の国のディズニーのホスピタリティーも驚きですが、
逆に恐縮してしまいますね。

シャンデリアが美しい総会会場に移り、
今日の質問事項など頭の整理をしていると
会場の100席余りのうちの半数超位の席が埋まってきました。

役員の方も入場され席に着席されます。
全員男性ですね。少しばかり威圧感もあります。
まぁ女性がいればいいってもんでもないんですけどね。

社長が議長席で開会宣言をして、
監査報告、ナレーター付き動画と粛々と進んでいきます。
動画もそんなに長くなくて、コンパクトに纏まっています。

そして早々に質疑の時間です。
これは事前に準備をしておかないと、「えっ!?もう」となりますね。

質問も少なくて、それなりに参加者がおられる中で、
やや寂しい印象も持ちました。
それから背広族の方々もそれなりにいらっしゃいました。
こちらは仕事で足を運ばざる得なくて来ているといった感じでしょうかね。


■株主からの質問

【Q】
新たなテクノロジーの意欲として、定款にも事業投資も追加されており、
SBIファンドを通してチャレンジングなことに取り組もうとされている。
これは社長が構想されている新たな仕組みを実現する
何か夢のようなものがあってのことと期待している所だが、
どのベンチャー投資へのチャレンジの中で
今後どのように取り組まれていきたいか教えて欲しい。

【A】
当社の扱う販促活動においては、テクノロジーの進化が益々早くなっている。
マーケティングでAIを駆使して、顧客の企画段階で、
その施策がどの程度の効果が期待できるかをシミュレーションする仕組みを
更に深化させようと、現在、システム作りの途中という段階にある。
こういったより高度なニーズを満たそうとしたときに、
当社の内部シーズだけでは対応できない部分が出てくると課題に捉えている。
そういう中で、今後MAを含めた外部シーズをスピード感を持って買収するという
選択肢も当然ながら有効であると考えている。
とりわけ、アプリの開発においてはまた特別なスキルが必要な側面もある。
このスキルというのは現状の当社制作スタッフの範疇では対応が難しいのが
現状である。当然自社のスキルとして死に物狂いで学ぶ必要もあるわけだが、
近い将来に有望な技術を買うというMAも検討して参りたい。


【Q】
成長基軸を保ち顧客の深掘り、あるいは新規の開拓といった際には
それを牽引する人材が必要である。人材の採用や育成について、
タイトな環境で採用をどう取り組むのか、
またその後の育成においてどのように工夫されていくのか教えて欲しい。

【A】
優秀な人材はまだまだ必要な状況であると認識している。
専属の採用部門を設け、新卒・中途を問わずに対応している。
今後、更なる優秀な人材を獲得できるように頑張っていく。
人材育成については、仲間意識を大切にし、
友情あるいは厳しい愛情も含めて醸成していっているところ。
社内の勉強会を開催したりと実務的に対処を取っており、
育成にも注力をしているつもりである。


【Q】
(要望事項)
IR活動全般において、は東証1部に昇格もし、より首都圏を含めた
株主も増えていることと思う。今後より当社価値の向上のためにも、
首都圏などで個人投資家向けのIR活動をより積極的に行って頂くよう、
検討をしてもらいたい。

【A】
機関投資家を回ったり、決算説明会などへの対応はしているものの
指摘の通り、東京ではまだ個人投資家向けのIRは出来ていない。
今後そういったことへも対処を検討していきたい。
東京だけでなく主要顧客のバローの地盤ひとつでもある名古屋なども
検討していきたい。


【Q】
BSをみると現預金がだいぶ積み上がっている。
財務状況がよいともいえるが、当社事業においてここまでの
現預金が必要かという思いもある。
現状を踏まえて現預金をどう扱っていくのかの考えについて教えて欲しい。

【A】
当社は創業39期ということで、今でこそ、東証1部企業となった。
毎年利益を積み上げて現預金を積み上げている途中であるわけだが、
そこに至るまでの創業期を思い返すと、大変苦労もしてきた。
若い頃の悲惨な頃も思い返されると、
どうしても手元の資金を幾分保守的に、慎重さをもっているのは確かである。
とは言いながらも、前の回答でも申し上げた通り、
変化に富んだ現状において、MAを含めた新たな投資を行っていく必要もあり、
ご理解を頂きたい。
なお、本業に関わらないような投資については、より慎重さをもっていきたい。


【Q】
当社100%子会社の大連の会社は連結に含まれていない。
なぜ連結していないのか、
また当該会社はどのような事業を行っている会社なのか教えて欲しい。

【A】
大連の子会社は当社の制作業務の下請け業務を担ってもらっている。
現地では中国の方に働いてもらっており、
専用回線を結び、広告の写真などの加工修正などの
ルーチンワークを中心とした業務を任せている。
日本語が堪能ではないスタッフでもデータを送り、
すぐに加工編集をすぐに対応してもらえるので助かっている。
連結にしていない理由は、当社決算においても軽微な影響であり、
監査法人にも見解を頂き非連結としている。


【Q】
株価について足元で高値更新している。
株価について、社長はどの位が妥当だと捉えられているか。
あるいは株価上昇への対策があれば教えて欲しい。

【A】
株価については、私も毎日気になってはいて、
株価が騰がれば嬉しい。
ただ、当社の受注産業ベースの事業では、
ITの最先端を駆使するような倍々になっていくような性質ではない。
このような観点から見れば、マーケットからきちんと評価をして頂いていると
認識をしているところ。
ただ、我々も単なる受注産業のみでやっていこうとは考えておらず、
メーカーさんを巻き込んだマーケティング等のサービスに渡る部分へも
進出をしてより多様な収益モデルを模索する中で、
今の株価に満足することなく、より価値のある会社を創っていきたいと思っている。


【Q】
CASHBACKアプリについては、メーカー側を巻き込んだアプローチは興味深い一方で、
商材が少なかったり、手続きが煩雑であったり課題も抱えている様に感じる。
会社として現状をどのように捉えて、今後どうしていくつもりか教えて欲しい。

【A】
キャッシュバックのような仕組みは現状3社実施しているが、
どの会社も苦戦をしている。
メーカーのニーズをそもそも読み違えているという面があるのではないかと、
日々の営業報告などから課題を認識しているところである。
このため、B2Cを基軸に一般消費へ広く間口を広げて作り込んできたものの、
もう少し、メーカーサイドの立場に立ったアプリに改造を図っている最中である。
いずれにせよ、今のままであれば大きな成長は望めないというのが、
我々経営陣の統一見解である。
メーカーさんの本当にニーズがあるところを目指して研究開発を進めて、
バージョンアップを図っていきたい。


【Q】
バローHDの月次で開示されているスーパーは、
厳しい競争下で苦戦をしているようにもみえる。
こういう環境にあるからこそ、
当社の販促が求められるという面もあろうかと思いますが、
一方で現状の販促のやり方や効果について、
顧客と課題と認識されていることもあるのではないかと思います。
販促活動の効果をどのように発揮していくのか。

【A】
バローグループはスーパーだけでなく、ドラックストアやホームセンターなど
多角化展開をされている中で、スーパーは確かに苦戦しているが、
一方で食品を含めて扱うドラックストアが成長ドライバになっている。
よく見ると、そもそもグループ内でスーパーの顧客をドラックストアが取るという、
自社競合の様相にもなっている。
スーパー単体では悪戦苦闘というのが実情であるものの、
ドラックストアを含めた新たな収益モデルの対応をバローグループとして
進められており、大事なことは当社はそれを下支えすることに専念することである。
如何に消費者へわかりやすく訴求するかが問われるし、
単にセールでチラシをばら撒くだけではなダメで、
どの商品がどの位の価格で指示されるのかをデータ分析して提供し、
それを元に新たなプロモーションへ活かすという裏方のお手伝いは今後も続く。
加えて、SNSなどデジタル販促も注目されつつあり、
当社としてそのような新たな手法にも徐々にチャレンジを進めているところである。


■最後に

社長は小売における販促という領域、
あるいはその先にあるメーカーを巻き込んだ
マーケティングといったところには並々ならぬ熱い想いがあるように感じます。
ただ、答弁の時の様子などから、雰囲気としてだけでしか伺えず、
本音を言えばお話としてもっとアウトプットして頂きたかったのです。
これが内なる熱い想いという表現になりました。
社長さんのキャラクターとして恥ずかしがり屋なのか、
あるいは口下手なのか、あるいはドライな方なのか、
まだよくわかりませんけどね・・・。

それから、全ての答弁を社長自身がなされていましたが、
他の取締役の方のお話もぜひ聞いてみたかったです。

今回は少し正面突破の真面目な質問をしたのですが、
もう少しアイスブレークとかしてみたらよかったかもしれません。
なんか少し柔らかい雰囲気になってから、
本音とか実情をもっと感情的な中で聞いてみたいなと思いました。


実はこの後、アイドマ本社に遊びに行くのですが、
そこで某役員の方と出くわし言葉を交わすのですが、
その辺の事後談も含めて、
またAppendixの旅行編ででも触れたいと思います。


【決算精査】 9466_アイドマMC(18年3月期_4Q決算)

■銘柄分析シート(表紙)
PDFファイルリンク

■銘柄分析シート(詳細)
PDFファイルリンク



1.サマリ
総合評価:「3」 (☆☆★★★)
※総合評価は5がポジティブ、3がニュートラル(想定通り)、1がネガティブの5段階レーティング

3Q時点で進捗率こそよかったものの、
前回の決算精査、IR照会を踏まえて上振れ着地は想定していませんでした。
ただ、結果的に売上、利益共に計画比で上振れ着地しています。
またその上振れ着地を起点として今期予想は順調な増収増益見込みということで、
私の想定として比べると、定量面では良い決算だと感じます。

前期配当を増配すると共に、そこから今期も1円ではありますが増配です。
同社は配当性向35%前後と比較的高いですが、DOEも7%程度と高配当でもあります。

デジタル販促としての統合型販促支援パッケージの機能改善と、
その販促チャネルを広げるという基本に沿った成長を志向しており、
この点もよい傾向かなと思います。

バローHDとライフが同社の主要顧客ですが、
いずれの顧客向けも前期比で大きく伸長していますから、
まだまだやれることはあるのだなと思います。

全般として順調決算で、特にコメントはありません。
株価が決算前でやや軟調でしたので、何か悪材料でもあるのかなと思っていましたが、
別に何もなかったですね。
総合評価は「3」(想定通り)となります。



2.定量数値の確認


(1)売上・利益の状況


9466_アイドマMC(18年3月期_4Q)売上-売上総利益推移


前回のIR照会で把握していましたが、
3Qでは顧客側で大きな販促キャンペーンを行ったとのことで、
そこからの反動もあり、3Q比でみると減収ですが、4Qは小売りにとっては閑散期ということもあり、
やや季節的要因もみられるようですので、
2Qとほぼ同額ということはそれなりに頑張ったと思います。
実際、3Q決算精査でも4Q単でも15-18憶程度とみていましたから、
20億をこえてきたのは少し驚きました。


9466_アイドマMC(18年3月期_4Q)販管費推移

季節的要因で4Qは販管費も高めに出ます。
小売業を顧客としている特有の傾向なのかもしれません。
売上も落ちていますから販管費率も上昇していますが、
特段騒ぐものではないとの認識です。
特に機能拡充を謳っているので、
今後も少し販促費も投下していくかもしれませんね。


9466_アイドマMC(18年3月期_3Q)当期純利益-EPS推移

利益も4Qで落ちていますが、
季節的要因もあるでしょう。特に前述の見立ての通りです。



(2)今期予想の確認

7%の増収、9%の営業増益です。
前期に上振れしていることもあり、発射台が上がっている中で順調な内容と思います。
まぁだいたい10%程度のCAGRでしょうか。
私の見立ては12%程度なので、やや下振れしているような感じもしますが、
例えば将来的に自己株買い等もあると仮定するとEPSベースではまぁまぁ近いかなと思います。

ちなみに四季報予想よりはやや強かったようですね。


3.定性情報の確認

経営企画室長が執行役員に昇格ですか。
こういうポジションの人が会社の中で全面に出てくるというのは、
色々期待をしたいところです。
同社へは株主総会も含めてまだ接触がないので、ぜひ一度富山に足を運びたいのですが。

SBIファンドを通したベンチャーへの知見を広げている施策は、
まだ何もリリースは出て来ませんが、
今後、様々なコンタクトリストから、何か面白い事業でも出てくるといいですね。

それからキャッシュバックアプリはもう少し様子見ですかね。
減損リスクがつきまといますが、
そもそもどういった展開計画なのかが気になりますね。
実は販売見込み収益は超堅く作っているのかもしれませんね。
まぁいずれにしても私は同アプリはメインシナリオでは捉えていないため、
行く末を遠くから見守る感じです。
1ユーザーとして活用していきたいと思います。


4.その他情報の確認


(1)株価推移の状況

9466_アイドマMC(18年3月期_4Q)株価推移


株価は鳴かず飛ばずですね。
完全に市場から見放されてしまっています。
でも私は今の状況が続くようであれば、
ひっそりと応援していきたいと思います。



(2)IR照会の状況

(2018/5/1追記)

Q
主要顧客であるバローとライフの売上が開示されているが、
それぞれ前期比+19%、+13%程度の増収となっている。
両社共に、店舗数が急拡大しているわけではないと認識しており、
既存店における販促活動のボリュームや質が変わった点があったと
考えているのだが、どのような背景でこれだけの増収効果が得られたのか。

A
指摘の通り、両社共に店舗の拡大による押上げではなく、
既存店における販促活動のボリュームが増え、
更にその質が好転していることによるものと考えている。

Q
既存店における競争が激化していることから、
販促活動の機会や質の向上のニーズが強いということか。

A
そのよう認識している。
顧客側からは競争激化により、チラシの効果的な投下から、
様々な販促活動への引き合いが強く、
またその効果が認められることでのプラスαの要素もある。
(へぇ、ということは一部インセンティブのようなものがあるのかな)

Q
ということは、その競争環境は今後も変わらないし、
今後も効果的な販促活動が期待されるということになるのか。

A
はい、そのように認識してもらってよい。
今後もそのような引き合いに応えるべく頑張る。

Q
今期予想で+7%増収というガイドラインになっている。
前期に押上げ効果があった所からみると、
増収幅はマイルドになっているのだが、
競争環境から考えると、今後も引き合いは強く推移し、
またその効果によって期待感も高いと感じているのだが、
前期より抑制される点をどう解釈したらよいのか。
具体的には、前期に押し上げた分、そろそろ伸長余地が限定され
この程度になるという見立てなのか、
前期にあったような追加発注のような活動を見込まずベース部分の
コンサバで策定されているということなのか。

A
今期のガイドラインの策定には、前期にあったような追加発注のようなものは
織り込まず、現状の見立てでベース部分でみた時を想定している。
従って今後の強い需要に支えられることで、
前期同様追加発注などが見込まれる可能性もある。
(そういう意味ではコンサバということなのね・・・)

Q
経常利益が10億となっているが、
これはちょうどストックオプションの行使条件と一致している。
利益率からみると特段偏重はないものの、
ストックオプションの条件も意識して策定をしたのか。

A
先ほどの売上の積み上げと同様に利益面でもまずは積み上げて、
概ねその近傍ということでたまたま一致していると思ってもらっていい(笑)。
(ということは、追加発注などは考慮せずにおるわけですね・・・)



以上、IR電話でのメモです。


印象としては、前記と同様に顧客側の引き合いの強さが継続し、
今後も追加発注を含めた販促戦略が好調に推移するとなると、
同社の計画よりは上振れる可能性も感じました。
一方で、アイドマの販促だけが顧客にとって打ち手ではないはずで、
様々な選択肢の一つでしかないという現実もありますから、
当然、その上振れ可能性を今から考慮することは出来ません。
期待感は頭の念頭に置いておきつつも、会社見通しに沿った前提で、
私も同社の評価を続けていきたいと思います。

本当はSBIベンチャーのことなども聞きたかったのですが、
ここまでのやり取りでそれなりに時間を拘束してしまったので、
またの機会としました。



5.さいごに

前期の増配を出したのは少し意外でした。
案外、還元についても意識はされているのだなと思います。
とにかく東京での個人投資家向けの説明会を実施して欲しいです。

株主総会に行きたいのですが、予定が合わないだろうな、と。

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