投資方針に忠実に退屈な投資で資産形成


【決算精査】 9466_アイドマMC(18年3月期_4Q決算)

■銘柄分析シート(表紙)
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■銘柄分析シート(詳細)
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1.サマリ
総合評価:「3」 (☆☆★★★)
※総合評価は5がポジティブ、3がニュートラル(想定通り)、1がネガティブの5段階レーティング

3Q時点で進捗率こそよかったものの、
前回の決算精査、IR照会を踏まえて上振れ着地は想定していませんでした。
ただ、結果的に売上、利益共に計画比で上振れ着地しています。
またその上振れ着地を起点として今期予想は順調な増収増益見込みということで、
私の想定として比べると、定量面では良い決算だと感じます。

前期配当を増配すると共に、そこから今期も1円ではありますが増配です。
同社は配当性向35%前後と比較的高いですが、DOEも7%程度と高配当でもあります。

デジタル販促としての統合型販促支援パッケージの機能改善と、
その販促チャネルを広げるという基本に沿った成長を志向しており、
この点もよい傾向かなと思います。

バローHDとライフが同社の主要顧客ですが、
いずれの顧客向けも前期比で大きく伸長していますから、
まだまだやれることはあるのだなと思います。

全般として順調決算で、特にコメントはありません。
株価が決算前でやや軟調でしたので、何か悪材料でもあるのかなと思っていましたが、
別に何もなかったですね。
総合評価は「3」(想定通り)となります。



2.定量数値の確認


(1)売上・利益の状況


9466_アイドマMC(18年3月期_4Q)売上-売上総利益推移


前回のIR照会で把握していましたが、
3Qでは顧客側で大きな販促キャンペーンを行ったとのことで、
そこからの反動もあり、3Q比でみると減収ですが、4Qは小売りにとっては閑散期ということもあり、
やや季節的要因もみられるようですので、
2Qとほぼ同額ということはそれなりに頑張ったと思います。
実際、3Q決算精査でも4Q単でも15-18憶程度とみていましたから、
20億をこえてきたのは少し驚きました。


9466_アイドマMC(18年3月期_4Q)販管費推移

季節的要因で4Qは販管費も高めに出ます。
小売業を顧客としている特有の傾向なのかもしれません。
売上も落ちていますから販管費率も上昇していますが、
特段騒ぐものではないとの認識です。
特に機能拡充を謳っているので、
今後も少し販促費も投下していくかもしれませんね。


9466_アイドマMC(18年3月期_3Q)当期純利益-EPS推移

利益も4Qで落ちていますが、
季節的要因もあるでしょう。特に前述の見立ての通りです。



(2)今期予想の確認

7%の増収、9%の営業増益です。
前期に上振れしていることもあり、発射台が上がっている中で順調な内容と思います。
まぁだいたい10%程度のCAGRでしょうか。
私の見立ては12%程度なので、やや下振れしているような感じもしますが、
例えば将来的に自己株買い等もあると仮定するとEPSベースではまぁまぁ近いかなと思います。

ちなみに四季報予想よりはやや強かったようですね。


3.定性情報の確認

経営企画室長が執行役員に昇格ですか。
こういうポジションの人が会社の中で全面に出てくるというのは、
色々期待をしたいところです。
同社へは株主総会も含めてまだ接触がないので、ぜひ一度富山に足を運びたいのですが。

SBIファンドを通したベンチャーへの知見を広げている施策は、
まだ何もリリースは出て来ませんが、
今後、様々なコンタクトリストから、何か面白い事業でも出てくるといいですね。

それからキャッシュバックアプリはもう少し様子見ですかね。
減損リスクがつきまといますが、
そもそもどういった展開計画なのかが気になりますね。
実は販売見込み収益は超堅く作っているのかもしれませんね。
まぁいずれにしても私は同アプリはメインシナリオでは捉えていないため、
行く末を遠くから見守る感じです。
1ユーザーとして活用していきたいと思います。


4.その他情報の確認


(1)株価推移の状況

9466_アイドマMC(18年3月期_4Q)株価推移


株価は鳴かず飛ばずですね。
完全に市場から見放されてしまっています。
でも私は今の状況が続くようであれば、
ひっそりと応援していきたいと思います。



(2)IR照会の状況

(2018/5/1追記)

Q
主要顧客であるバローとライフの売上が開示されているが、
それぞれ前期比+19%、+13%程度の増収となっている。
両社共に、店舗数が急拡大しているわけではないと認識しており、
既存店における販促活動のボリュームや質が変わった点があったと
考えているのだが、どのような背景でこれだけの増収効果が得られたのか。

A
指摘の通り、両社共に店舗の拡大による押上げではなく、
既存店における販促活動のボリュームが増え、
更にその質が好転していることによるものと考えている。

Q
既存店における競争が激化していることから、
販促活動の機会や質の向上のニーズが強いということか。

A
そのよう認識している。
顧客側からは競争激化により、チラシの効果的な投下から、
様々な販促活動への引き合いが強く、
またその効果が認められることでのプラスαの要素もある。
(へぇ、ということは一部インセンティブのようなものがあるのかな)

Q
ということは、その競争環境は今後も変わらないし、
今後も効果的な販促活動が期待されるということになるのか。

A
はい、そのように認識してもらってよい。
今後もそのような引き合いに応えるべく頑張る。

Q
今期予想で+7%増収というガイドラインになっている。
前期に押上げ効果があった所からみると、
増収幅はマイルドになっているのだが、
競争環境から考えると、今後も引き合いは強く推移し、
またその効果によって期待感も高いと感じているのだが、
前期より抑制される点をどう解釈したらよいのか。
具体的には、前期に押し上げた分、そろそろ伸長余地が限定され
この程度になるという見立てなのか、
前期にあったような追加発注のような活動を見込まずベース部分の
コンサバで策定されているということなのか。

A
今期のガイドラインの策定には、前期にあったような追加発注のようなものは
織り込まず、現状の見立てでベース部分でみた時を想定している。
従って今後の強い需要に支えられることで、
前期同様追加発注などが見込まれる可能性もある。
(そういう意味ではコンサバということなのね・・・)

Q
経常利益が10億となっているが、
これはちょうどストックオプションの行使条件と一致している。
利益率からみると特段偏重はないものの、
ストックオプションの条件も意識して策定をしたのか。

A
先ほどの売上の積み上げと同様に利益面でもまずは積み上げて、
概ねその近傍ということでたまたま一致していると思ってもらっていい(笑)。
(ということは、追加発注などは考慮せずにおるわけですね・・・)



以上、IR電話でのメモです。


印象としては、前記と同様に顧客側の引き合いの強さが継続し、
今後も追加発注を含めた販促戦略が好調に推移するとなると、
同社の計画よりは上振れる可能性も感じました。
一方で、アイドマの販促だけが顧客にとって打ち手ではないはずで、
様々な選択肢の一つでしかないという現実もありますから、
当然、その上振れ可能性を今から考慮することは出来ません。
期待感は頭の念頭に置いておきつつも、会社見通しに沿った前提で、
私も同社の評価を続けていきたいと思います。

本当はSBIベンチャーのことなども聞きたかったのですが、
ここまでのやり取りでそれなりに時間を拘束してしまったので、
またの機会としました。



5.さいごに

前期の増配を出したのは少し意外でした。
案外、還元についても意識はされているのだなと思います。
とにかく東京での個人投資家向けの説明会を実施して欲しいです。

株主総会に行きたいのですが、予定が合わないだろうな、と。


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【決算精査】 9466_アイドマMC(18年3月期_3Q決算)

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■銘柄分析シート(詳細)
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1.サマリ
総合評価:「3」 (☆☆★★★)
※総合評価は5がポジティブ、3がニュートラル(想定通り)、1がネガティブの5段階レーティング


3Q期間で売上伸長がみられ、つれて利益の積み上げも大きくなりました。
なんでこのようになったのか、あまりに手抜きシンプルに書かれた短信からは読み取れません。
当然IRに電話照会することになります(笑)。

結論としては、これまでの活動が継続して着実に遂行されている印象であり、
特にポジティブでもネガティブでもありません。
また、SBIファンドを通して、AIやブロックチェーン技術の動向について、
情報収集にあたるという姿勢が鮮明になったことは好感
が持てます。
社長が技術軸にも関心があるのか、
アメリカにご自身が視察に行かれるなど、
以前から野心的に活動している状況と認識していたので、
今後、有望なベンチャーとの直接提携などにも繋がるといいなと思います。
また執行役員形態への移行も同時にリリースされています。
内部組織も着々と変化の兆しがみえており、
漠然とはしていますが、同社はいきなり躍進なんてことはありませんから、
少しずつ歩んでいくことを期待したいと思います。



2.定量数値の確認


(1)売上・利益の状況


9466_アイドマMC(18年3月期_3Q)売上-売上総利益推移


3Q単で大きく増収となっています。
3Q単で見ると前期比20%の増収です。
3Q累でも11%程度の増収となっています。
この理由は全く想像出来ませんでしたので、
即座にIRへの電話照会決定です。


9466_アイドマMC(18年3月期_3Q)販管費推移


増収となっているのに対して、
販管費は特に大きな変化が見られません。
従って、販管費率が抑制されています。



9466_アイドマMC(18年3月期_3Q)当期純利益-EPS推移


従って、当期純利益-EPSについても伸長しています。




(2)進捗状況の確認


通期業績予想は据え置きですので、
差額から、4Q単を予想してみます。

会社予想通りであれば、以下の通りとなります。

売上:1,451百万円
営業利益:109百万円(利益率7.5%)


4Q単の前期実績は以下です。

売上:1,718百万円
営業利益:118百万円(利益率6.9%)


単純に4Q期間で比較すると、
16%減収、8%営業減益ということになります。

1Qから2Qにおいて、5%~10%程度の増収を継続していましたから、
急に2桁減収となるというのはどんなもんかなーと。


後述するIR照会の結果も踏まえると、
3Qに3億位が前倒し投下されたのではないかと思います。
売上ベースで3Q単実績が約25億ですが、
このうち3億位が集中投下された販促費ではないかと思います。
となると、この3億分が4Qの減収要素になると思います。
4Q単では通常通り5%増収とすると18億となりますが、
ここから3億程度が引かれ、4Q単では15億程度になるのではないでしょうか。
となると上記の会社予想の1,451百万円というのはまぁまぁな水準かなと思います。
利益率についても4Qは低くなる傾向がありますので、
概ね計画通りの着地になるのではないでしょうか。

間違っても3Qが好調だったから、
4Qもウェイウェイなって上方修正、なんてことはないと思います。

株価のその後の動きを見ると、
そういう変な期待を持った動きもなかったようで、
安心しましたが・・・。



3.定性情報の確認

SBIファンドの出資については、
後述する通り、情報チャネルを増やし、
今後の技術やベンチャーとの提携や出資という事に繋がる面で、
ポジティブだと思いました。

執行役員制度についてはよりスピード感をもって、
対処していくための変化であると受け止めています。


4.その他情報の確認


(1)株価推移の状況

9466_アイドマMC(18年3月期_3Q)株価推移


株価は東証1部昇格後はヨコヨコで推移していますね。
最近はやりのモメンタムを意識している方からすると、
よく付き合うね~効率落ちるよと言われそうです。
そうですね、効率が悪いなと私も思っています(笑)。
それでも買い増しの機会を伺っているわけですから、
自分でも懲りないな、と思います。



(2)IR照会の状況

確認の焦点はなぜ、3Qに急伸したか。
それが継続性のあるものか否かです。

それなりに時間を割いて頂きやり取りさせて頂きました。
(ご対応頂いたIR担当の)
詳細なやり取りは様々な事業から割愛しますが、要点は以下です。
(あくまで私が受け止めた主観的な判断ですのでご留意ください)

3Qの伸長は、主要顧客(恐らくバロー)が戦略的に
販促予算を集中投下したもの。
顧客である小売業では競争の激化やより消費者にリーチする販促が
必須の状態の中で、顧客の意向でプロモーションを集中的に実施したもの。
従って、顧客の販促予算はある程度年間で決まっているものでもあり、
今後も継続して予算投下して販促を継続するということは、
通常の予実管理という面から考えるとないと思う。
顧客の販促会議に出ている中で、少しずつではあるが、
効果の発現についても確認を共有することが出来ている。

つまり、4Qも継続して販促費を投下して
3Qの水準で伸長するというのは既存の予算枠の中では
考えられないということでしょう。
従って、前述の通り、一種の期ズレのようなイメージで
過度な上振れ期待はできないと判断しました。
一応、4Qで下振れリスクについて何か懸念はあるかという趣旨でも
質問をしたのですが、特段懸念はない模様でした。


SBIのファンド出資については、
やはりAIやブロックチェーンといった最新技術が、
小売業の販促活動にどのように組み入れられる余地があるかについて、
情報収集が主目的のようです。
どうしても地方の会社で独自に技術動向やそういった企業を探すというのには、
限度があるため、SBI側でファンド組成する関係で、
フィルタリングがかかった状態での会社情報のインプットや、
技術動向をキャッチしやすいということで、
個社への出資はハードルが高くても、ファンドという形からであれば、
ちょうどバランスがよいという判断のようです。
いずれマッチングが取れて個社への提携や出資と行った事にも意欲がありましたから、
ダイナミックに変わる技術動向のキャッチアップや個社へのアプローチの
意欲があるということが分かっただけで私はポジティブと受け止めました。


なお、興味本位で聞いてみたのですが、
バローHDとココカラFの業務提携についても、
顧客の販促会議の中では特段アイドマの販促機会としては、
変化の兆しはまだ想定していないようです。
そりゃそうか。


最後に、東京での個人投資家に向けても
IR活動頑張ってほしい旨、リクエストを出しておきました。
どう受け止めてもられるかわかりませんがね。



5.さいごに

地味なのですが、同社は技術面でも意欲がありますし、
派手に業容を拡大するというより、
ひとつひとつの顧客や拠点に、自社の先端担当を置いて、
きめ細かい人手をかけた対応を行っています。

労働集約型から脱しられないという批判もあろうかと思いますが、
私はこういう地味でありながら堅実な活動をする会社は好きなんですよね。

それより今はクラウドとかビックデータを前面に打ち出している会社の方が、
ウケはいいんですけどね。
(別に同社もビックデータやAIをやってないわけではないんですがね)

草食系ということでしょうか。




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【決算精査】 9466_アイドマMC(18年3月期_2Q決算)

銘柄分析シート


1.サマリ
総合評価:「3」 (☆☆★★★)
※総合評価は5がポジティブ、3がニュートラル(想定通り)、1がネガティブの5段階レーティング

1Q同様に四半期決算で特に特筆すべきこともない平凡な決算です。


増収増益決算ではありますが、
利益面はほぼ横ばいということになります。

同社は半期決算の見通しを開示していませんので、
結果をどう受け止めればよいかと悩ましい気もしますが、
そもそも足元の業績の可否へ投資しているわけでもなく、
可もなく不可もなくという感じでしょうか。
一応四季報の予想数値から見るとやや強い印象もありますが、
誤差の範囲でしょうか。

短信の記載もやる気が感じられる淡々としていますので、
論点があまりないのです(汗)。

キャッシュバックアプリの展開についても、
今後メーカー向けに頑張ります的なコメントです。
一応IRにも照会した所、ゆっくりと展開が進んでいる点、
それが計画通りである点を確認しているので、
まぁとりあえず足元の減損リスクもなさそうということで、
今後のメーカーへの展開動向は一応横目でみておくということでしょうか。

盛岡支局の開設もこの1Qで始動していますが、
こちらも目新しい動きはありません。
まぁ薬王堂も引き続き好調ですから、
ドラック分野ということで利益率は押し下げ要因かと思いますが、
トップラインの拡大には貢献するでしょうかね。


全般想定通りの内容で、想定通り「3」の評価となります。


2.定量数値の確認


(1)売上の推移

■2Q累計
9466_アイドマMC(18年3月期_2Q累計)売上推移

2Q累計では、+6.8%の増収ですが、
2Q単計では、+8.4%の増収ということで、
まぁトップラインは順調ではないでしょうか。

収益モデルからみて、いきなり極端な販売施策を打つということもないでしょうし、
そもそも同社リソースで対応出来ることも限られるため、
こんなもんでしょう。



(2)利益の推移

■2Q累計(営業利益)
9466_アイドマMC(18年3月期_2Q累計)営業利益推移

利益率が2Qでやや下がっていますね。
内訳をみると粗利率が2%弱悪化しているのに対して、
販管費率でカバーしていて、
営業利益率はほぼ横ばいです。

まぁ敢えていえば、粗利率の微減トレンドが続いているため、
この辺りをもう少し注視してどこかでIR照会してもよいかなとは思います。
直ちに必要という感じでもないと思います。



■2Q累計(純利益)
9466_アイドマMC(18年3月期_1Q累計)純利益推移


1Qに続いて、特に営業利益と異なるトレンドは見当たりません。
1Qの時に、BSに有価証券が計上され、
それによるものと思われる受取配当金による営業外利益が計上されています。
純利益の増益幅はやや強めに出ているのはこれに税金効果などもあるようですね。



(3)下期予想について

会社予想から逆算すると、
下期の売上は3,946百万円、営業利益は421百万円となります。

これは前期比でみると、+4.4%増収、+11.1%の営業増益ということになります。
この時の営業利益率は10.7%となります。

印象としては、売上は余裕があるものの、利益は足りませんね。

下期で6-8%程度の増収、つまり7%程度と皮算用すると、
売上は4,045百万円位までいくでしょうか。
その際の営業利益率を10%とみると、営業利益は405百万円です。
この場合の通期着地は売上8,100百万円、営業利益は864百万円となります。
通期の営業利益達成のためには営業利益率が10.4%あればいいことになります。

つまり、売上が今のペースにならって増収トレンドが継続出来れば、
営業利益面でも概ね計画通りの着地ということになりそうかな、
そんな印象の決算です。

サプライズはないでしょう(笑)。
そういう銘柄です。


(4)セグメントの状況

同社は単一セグメントであるため、
特に記載することはありません。


3.IR照会

決算開示直前にIR照会しました。
前々から気になっていたのですが、
IRページのカレンダーがずっと前期の予定記載のままだったり、
IR開示姿勢がだいぶおとなしいので、
苦言を呈する意味と、ちょっと会社の雰囲気を改めて認識したく、
電話しました。

対応は丁寧ですが、
びびっと感がなくてどうも時間の流れがゆっくりな印象を受けました。
最近では、IR姿勢も大きく改善している会社も多く、
私はその尖ったよきものを期待したいという気持ちも強く、
少し物足りなく感じました。

この辺りの感覚というのはどうしても結果的に不安を増長させることに繋がります。
ストックオプションの設定など野心的なものも垣間見れるのですが、
足元の活動の状況や、決算も平凡になる事も想定でき、
少し比率調整をしたいと考えていたのを
まさかの開示直前に対処するということになりました。

今の水準は、自分の目標株価の設定上や指標面からも売るところではなく、
黙って放置しておくところなので、
この取引は後で後悔しないためとはいえ、反省が残る内容でした。

やはりIRの姿勢は特に重視する性格であるということを
改めて自認したため、今後の投資行動を取る上で、
より大事にしていきたいと思いました。



4.株価推移

株価の動向ですが、想定PERを元に仮想株価を引いた表は以下の通りです。
(10/31終値ベース)

9466_アイドマMC(18年3月期_2Q)株価推移


チャートも1部昇格後はヨコヨコですので、
イマイチピリッとしませんね。
やはり決算前の売りの水準は下手くそすぎますね。



~なお、当記事は私の主観に基づき記載されていますので、
投資判断をされる際にはご自身の尺度で十分検討を行って頂くようお願いします。~



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【決算精査】 9466_アイドマMC(18年3月期_1Q決算)

銘柄分析シート


1.サマリ
総合評価:「3」 (☆☆★★★)
※総合評価は5がポジティブ、3がニュートラル(想定通り)、1がネガティブの5段階レーティング

四半期決算で特に特筆すべきこともない平凡な決算です。
(この後の記載も特に目新しいことはありません)

増収増益決算ではありますが、
売上伸長もそこまで大きくないですし、
当然サプライズもないため、
株価は一時的には売られる展開ということで、
想像通りの反応となっています。

前期には薬王堂の仕事を手掛けることになったなど、
一部で盛り上がりもありましたが、
そんなに定量面で急拡大するわけもなく、
よからぬ期待(?)をされた方にとっては、
失望感に強い内容だったでしょうか。

私は会社業績予想を支持していますし、
そのトレンドに沿った推移と認識しており、
特に可もなく不可もなくで想定通りの推移と判断しています。

個別には、CASHBACKアプリの全国展開のリリースという
内容もありますが、既に発表されていたのと、
そもそもまだこの事業に疑心暗鬼で期待をしていない状況なので、
特に何か判断を変えるようなものではありません。

以上のことから、本決算については想定通り「3」の評価となります。


2.定量数値の確認


(1)売上の推移

◆1Q累計
9466_アイドマMC(18年3月期_1Q累計)売上推移


5%程度の増収です。
成長期待銘柄としては力弱いものではありますが、
一方で同社の営業や事業拡大の進め方からすると、
この程度という事になろうと思います。
顧客との量を爆発的に伸長させることに重きを置いているというより、
個別の顧客からの信任を得るために、
質を向上させ、段階的に強化をしていくような印象ですので、
強い基盤を構築しながら伸ばせるならこれでいいかなと思っています。


(2)利益の推移

◆1Q累計(営業利益)
9466_アイドマMC(18年3月期_1Q累計)営業利益推移

利益率からしても特に変調はありません。
販管費率がピタリと同じになっていますので、
それなりにマネジメントされているのかなとは思います。
特に論点はありません。



◆1Q累計(純利益)
9466_アイドマMC(18年3月期_1Q累計)純利益推移


特に営業利益と異なるトレンドは見当たりません。
敢えて言えば、少額とはいえ、BSに有価証券が計上され、
それによるものと思われる受取配当金による営業外利益が計上されています。
全体からすれば無視出来るものですが・・・。



(3)上期予想について


同社は上期着地を開示していないため、
皮算用も割愛します。



(4)セグメントの状況

同社は単一セグメントであるため、
特に記載することはありません。


3.IR照会

特に必要性を感じなかったため、
照会は実施していません。


4.株価推移

株価の動向ですが、想定PERを元に仮想株価を引いた表は以下の通りです。

9466_アイドマMC(18年3月期_1Q)株価推移


少し上で買っていますが、現状から600円台前半くらいであれば、
買付単価を上げてもいいかなと考えています。
少し買い増しを行った後での買付単価で622円ですから、
もう少しゆとりがあると考えています。

20.3期基点での目標株価で1200円としていますので
そこから21.3期基点に見直すタイミングで1300円台半ば程度の水準に
なるものと思っていて、2倍水準を意識した時に600円後半となりますので、
買付単価としては600円台前半であれば十分と捉えています。

同社の場合、時価発行新株予約権の仕組み導入も開示しており、
それも念頭に置きつつ、私も比率を調整していきたいと思っています。


~なお、当記事は私の主観に基づき記載されていますので、
投資判断をされる際にはご自身の尺度で十分検討を行って頂くようお願いします。~



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【決算精査】 9466_アイドマMC(17年3月期_4Q決算)

銘柄分析シート


1.サマリ
総合評価:「3」 (☆☆★★★)
※総合評価は5がポジティブ、3がニュートラル(想定通り)、1がネガティブの5段階レーティング


3Qまでの進捗で先行投資がない皮算用で
売上77億、営業利益9.5億水準で計画より若干の上振れを想定していました。
一方で先行投資なども考慮すると、結局計画線での着地となるシナリオでしたが、
全体感を見るとその通りの印象の着地となりました。
一応会社予想や四季報予想などから見てもやや上振れということで、
サプライズもないですが悪い印象も与えない
(上方修正を期待している立場では失望でしょうが・・・)想定通りの内容となりました。

中身の取り組みも、九州地方や東北地方でそれぞれ地場ドラッグストアとの
取引開始などの成果もあり、バロー一辺倒から徐々にでも幅出しを見る内容として、
総じて評価出来るものと感じています。
但し、ドラッグストアとの取引においては、
従来のスーパーとは販促手法が異なることもあり、
マーケティング力の付加価値創造型の高利益率なビジネススタイルというより、
即時性や省力性によるコスト優位性のための低利益率なスタイルの要素もあり、
収益貢献が線型的に見えてくるわけではない点には留意が必要です。

実際、新規顧客の立ち上げがありながらも、
今期予想が増収増益でありながら、
2桁成長ではないあたりからも納得出来る見通しと感じます。

還元面でも配当は記念配当がなくなるものの、
総額の配当は維持する計画である点と、
短信内でも、当該配当を基本として、
実際の業績に応じて調整される旨の記載があり、
色眼鏡で見ると、やや保守的な計画で、
更なる増配余地があるようにも読めます(笑)。
ただ、この表記の方法だと、単純に利益が下振れした際には、
配当も減額される可能性があるとも読めるため、
結局あまり考察すべきではないでしょう。
そもそも配当目当てではありませんからね。


事業環境においては、スーパーやドラッグストアでの広告を使った販促活動は、
今後も継続されると考えています。
その上で、昨今の働き方改革の時流もあり、
効率化への要請も強いため、
同社の広告作成の効率性向上や、
折込自動化取組など一応はマッチしていることになると思います。

スーパーでは、バローが圧倒的規模であり、ライフも徐々にという感じですが、
同社の独自のマーケティング活動のサポートという付加価値を付する活動では、
相応の手間をかける必要もありその稼働面から見て、
急拡大はないと思いますが、
事業基盤として安定的かつ徐々に右肩上がりに推移することが期待出来ます。
ドラッグストアでは、九州や東北(コスモス薬局や薬王堂)における開拓が、
徐々に進むと思われますのでまずはこれらを順調に立ち上げ、
拡大に向けた礎を作る活動になると思いますし、
同様のニーズは業界全体に見られるため、
同社のサービスがデファクトのようになっていってくれると嬉しいですね。

全般、事業環境やその成果として見える数値の状況、
更に還元姿勢や今後の活動の方向性など網羅してみると、
どれも驚きもない平凡な活動の連続ではあるものの、
想定通りのシナリオだと感じます。

以上のことから、本決済については想定通り「3」の評価となります。


2.定量数値の確認

既にあまり論点がないことが見通せたのですが、
一応本決算ですので、
前期実績について確認しておきます。


(1)売上の推移

◆4Q累計
9466_アイドマMC(17年3月期_4Q累計)売上推移


◆4Q単計
9466_アイドマMC(17年3月期_4Q単計)売上推移


比較が前々期との2期なのであまり参考になりませんね。
4Qはやや他の四半期と比べると控え目の売上ですが、
そもそも前々期からみれば増収となっているので
この程度なのかもしれません。
小売りにとっては2月は消費が落ち込む時期と言われますが、
その時期、つまり同社でいう4Q期間は
販促費は抑えるのか、敢えて消費が落ち込むから販促費を投入するのか、
そこはよくわかりませんが、
恐らく全社なのかなと数値面ではみえます。



(2)利益の推移

◆4Q累計(営業利益)
9466_アイドマMC(17年3月期_4Q累計)営業利益推移




◆4Q単計(営業利益)
9466_アイドマMC(17年3月期_4Q単計)営業利益推移


4Qは前述の通り、売上が減少する傾向のようで、
営業利益率も四半期単位で見ればその通りです。
累計としては前述の通り計画超過となり特に違和感があるものではありません。
新規開拓やO2O投資などもある中で、
前々期から見ても営業利益率0.8%向上しており、
徐々に売上規模が拡大する上で効率化が上がってきているのかなと思います。



◆4Q累計(純利益)
9466_アイドマMC(17年3月期_4Q累計)純利益推移



◆4Q単計(純利益)
9466_アイドマMC(17年3月期_4Q単計)純利益推移


特に営業利益と異なるトレンドは見当たりません。


なお、償却費を定額法へ変更していることで、
若干ですが利益の押上げ要素となっており、
たまたまですが、この効果を除くと、
ほぼ当初の業績予想通りであったことがわかります。



(3)今期予想について

元々、同社への投資を検討する中で、
IR照会した際に、CAGR10%は保守的なラインであり、
また既存ビジネスの延長上で実現できるものである
という見解でした。
今回の増益予想は純利益ベースで概ね10%であり、
この点からもやや保守的なのかなと根拠のない想定をしています。





(4)セグメントの状況

同社は単一セグメントであるため、
特に記載することはありません。

今後、スーパー事業やドラッグストアという業態別や、
東日本、西日本などの地域別など、
複数の軸で数値が出てくると嬉しいですが、
まだバロー一色で実態は見えてこないかもしれませんね。



3.IR照会

今回は本決算ではありますが、
特に違和感がある内容でもないので、IR照会は不要と考えました。
本当は細かな事で聞きたいことは沢山あるのですが、
(例えば、投資有価証券の取得のこととか、キャッシュバックアプリの状況とか・・・)
お忙しいIR担当の方も考慮すると、
優先度として低いと思いますので、遠慮することにしました。


4.株価推移

株価の動向ですが、想定PERを元に仮想株価を引いた表は以下の通りです。

9466_アイドマMC(17年3月期_4Q)株価推移

赤色が買い、青色が売りですが、
やはり予想PERで15倍位は買いたいなと感じているのは、今も同じです。
一方でPERが20倍を超えてくると、
今の状況だと売りたくなるという典型的なチキンで
腰の座っていない感じであります(苦笑)。

今の市場の雰囲気からすると
同社の成長率を鑑みれば、
別にPER20倍超なんて全然割高にはみえないのですが、
冷静に考えてみると、
PER20倍超というのは、相応の利益成長がないと
私は正当化されるものではないと考えています。
(元々PER10倍以下が投資対象と認識してた位です…(これの是非は脇に置いておいて))
現状の予想PER20倍水準は株価にして835円くらい、
つまり直近で株価がスピード違反と感じて売っている青色がPTSで840円ですから、
まぁやはり妥当な判断だなと今振り返っても感じているところです。

但し、3年後業績目安を元に独自に算出している目標株価は1200円に修正しており、
その事も視野に今の保有比率とも相談しながら対応を検討していくことになります。

なお、目標株価の算出は以下の概算で算出しています。
(すみません、いつもながらかなりザックリいい加減ですね)

・想定EPS(20.3期)
45.86×1.14×1.14≒60
・評価PER
20倍
・目標株価(20.3期想定)
60×20=1200円 →時価総額想定 約160億(現状98億)



5.中計について

同社は中計の開示はされていません。
今後、策定及び開示に期待したいところです。



~なお、当記事は私の主観に基づき記載されていますので、
投資判断をされる際にはご自身の尺度で十分検討を行って頂くようお願いします。~



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