投資方針に忠実に退屈な投資で資産形成

【決算精査】 3929_ソーシャルワイヤー(19年3月期_2Q決算)


■銘柄分析シート(表紙)
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■銘柄分析シート(詳細)
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■決算説明資料
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1.サマリ
総合評価:「3」 (☆☆★★★)
※総合評価は5がポジティブ、3がニュートラル(想定通り)、1がネガティブの5段階レーティング


前回の1Q決算ではややネガティブと評価しました。
その主因はやはり主業であるニュースワイヤー事業での配信数の伸び悩みが
財務データ上でも利益の抑制方向に滲んでいたことに加え、
インキュベーション事業の海外稼働席数の減少による踊り場シーンに、
やはり収支の影響を受けたように感じたことです。

決算に向けて日に日に株価は下がり、人々の期待どころか、
もはや失望が先に立つようでもある状況の中で、
今回の2Qでどうなるかと当然注意を払っていました。

社長の月次コメントでこれらの事業上の課題への対処についても、
とりわけニュースワイヤー事業の付加価値の再定義と称して言及があり、
一定の方向性が見出せたというコメントもあり、
底をついた事を確認出来るかと期待を寄せている部分もありました。

結論としては、やはり手放しで喜べる状況ではない印象ではあるものの、
定量的に利益率の向上傾向や今後の指針になる施策取り組みにも
足元できちんと取り組み始められたことが確認出来てよかったとは思います。
8月中旬位から手応えのある変化が事業運営の中で実感されているようですが、
リプロダクトしてそれが定着して巡行化するのはまだもう少し経過をみないと、
外部からみている感覚としては評価が出来ないというのが率直な所です。

ただ、社長以下、優秀な経営サイドが幹部合宿等の議論のプロセスを経て、
施策を展開していっていけることは、
その成果に過信は出来ませんが、課題感をより実感され手当てしていけていることに、
なんともいえない心強さを感じることは事実です。


色々な事を考えて、そしてまだ考えが収束しておらず、
発散している部分もあるわけですが、
決算としての進捗や状況についてみると想定通りです。
総合評価は「3」(想定通り)となります。


2.定量数値の確認


(1)売上・利益の状況


■売上-粗利推移
3929_ソーシャルワイヤー(19年3月期_2Q単)売上-粗利推移

累計期間では14.1%の増収、2Q単では14.4%増収です。
売上はほぼ14%程度の増収ということでしょう。
前期はもう少し伸長率が高かったことから、
伸長率だけみれば鈍化しているようにも思えます。
ただ、9月の社長コメントにもある通り、
付加価値再定義の議論により新サービスの展開も含めて、
一度立ち止まったということからもそういう面はあったのかと思います。
もちろん、これを言い訳にして鈍化もやむなしと思える方ばかりではないことは、
株価がそれを物語っているようにも思います。
私個人としては、足元の数値の追求より価値ある議論が出来たのであれば、
それは長期的にはよいことだと思っています。
もちろん、それを理由に数値がグダグダになっては論外なわけですが、
グダグダと一蹴するほど、酷くもないですからね。


3929_ソーシャルワイヤー(19年3月期_2Q)会社開示資料(売上高)
(会社開示資料より抜粋) ※無断転載ですので、不都合あれば即刻削除します。

改めて長期推移をみると直近ではニュースワイヤー事業でオリパラ時のPR抑制による
外部要因との説明もありましたが、
それを外部要因のせいとして受け流さず、自社製品の付加価値の再定義をしようという活動へ
昇華させたことはよいタイミングであり、よいきっかけだったのかもしれません。
確かに前述の通り、これらを電卓なりエクセル眺めると伸長率は緩やかにマイルドになっていますが、
それを上向きにあげるべく、経営として単価上昇と裾野を広げる活動の双方を見据えています。
経営の方向性としてはこれでいいと感じます。


粗利率はちょうど50%と1Q比でも横ばいです。
同社の原価は有報の原価明細表によると約50%が地代家賃です。
次いで15%弱が原価償却費です。
減価償却費はのれん償却と合算で118百万円増ですが、
のれん償却は販管費計上のため、
実際ここが粗利率にどこまで影響があるかはわかりません。
一方で地代家賃は拠点増床や本社移転などで
多少なりとも増加していると思いますが、売上もついてきていて、
結果的に粗利率はこの50%水準を維持出来ているという恰好かと思います。



■販管費推移
3929_ソーシャルワイヤー(19年3月期_2Q単)販管費推移


販管費率は2Q累計で38.2%となり、前年同期比で+1.2%となっています。
額面でいえば約1億円ほど増えている感じですね(508百万円→599百万円)。
販管費も有報によると、約3割強の4億弱が人件費です。
そして今期は前期比で+16人となっており、また給与も改善傾向にあるはずですが、
この程度の増加しかないのが少し不思議です。
(粗利率にも変化がなく原価化というわけでもなさそうですしね・・・)

固定資産が15%増ということから、
仮に減価償却費も+15%として減価償却費1.5億程度で前期比+0.2億程度とすると
乱暴に見積もると、のれん償却は1億くらいになり、前期で0.1億計上のため、
増加額がほぼ先ほどの販管費増額値と一致します。

つまり、前期でAI効果等で人件費を要さない(想定よりリソースの追加投入をせず済んだ)ことで、
販管費率を7-8%程度抑制出来たわけですが、
それが逆回転しているわけではないことを皮算用したわけです(笑)。

販管費は確かに微増しているわけですが、
これはのれん償却の増加ということで、
FindModel社などの償却寄与であり、直ちに収益性に下押し要素になっている、
という認識ではないと判断しました。


■営業利益推移
3929_ソーシャルワイヤー(19年3月期_2Q単)営業利益推移


上記の粗利と販管費の動向から、営業利益率も1%程度の悪化となっています。


3929_ソーシャルワイヤー(19年3月期_2Q)会社開示資料(営業利益)
(会社開示資料より抜粋) ※無断転載ですので、不都合あれば即刻削除します。


ニュースワイヤー事業のセグメント利益が129百万円に対して、
今期が119百万円ということで減益となっています。
短信文章上からはアットプレスは配信数は微増で単価横ばい、
クリッピングは案件横ばいで単価が上昇ということで、
あまり減益になるイメージがないのですが、私の理解度が低いのでしょうか。
のれん償却がこの部分に組み込まれているにしては額の規模感が合わないんですよね。

インキュベーション事業は増床などのタイミングで結構額も振れるのかもしれません。
一過性費用も地代家賃の増加という説明があります。
ニュースワイヤー事業の減益にも多少言及が欲しいですね、
私のような無知な者にもやさしく・・・(笑)。

全社費用は本社移転コストでしょうか。
それにしても会社の規模が大きくなってきているのか、
全社費用も大きくなってきていますね。

あとはその他に属している翻訳事業は売上は伸びていますが、
利益は減っています。損益分岐点を超えて、
安定的に増益になっていってくれるといいですが、
なかなか1桁百万円のまま低空飛行が続いていますね。
前期1Qに黒字化して以来、何かコスト構造を変えられない要因でもあるんでしょうか。
それとも、同サービス単品で儲けようとしているわけではなく、
付加サービスとしてバンドル化するツールとしての位置づけなんでしょうか。
でも専門翻訳や機械翻訳のツールが横展開されていくと、
あるいは実績を積んだ翻訳家が定着すると効率化も上がってくると思うのですけどね。。。



(2)今期予想について

3929_ソーシャルワイヤー(19年3月期_2Q)会社開示資料(進捗)
(会社開示資料より抜粋) ※無断転載ですので、不都合あれば即刻削除します。

下期で積み上げが必要なハードルは以下です。

売上    : 1,523百万円
営業利益 :   215百万円(利益率14.1%)


前期の下期実績は以下です。

売上    : 1,436百万円
営業利益 :   174百万円(利益率12.1%)

というわけで、6.1%の増収、23.6%の増益となります。

進捗率からみると売上の過去2期の進捗率はそれぞれ以下です。
前期48.8%、前々期48.6%となり、今期の50.7%は
数値上はまぁいい進捗ということになります。

営業利益も同様にみてみると、
前期50.7%、前々期48.4%となり、今期の46.2%は
数値上はややビハインドという印象です。

ただ、記載もある通り、上期は1Qの停滞や一過性コストが先行したのは事実であり、
そのコスト分が身軽になることで積み上げはしやすい環境ではあります。
ただ、1Qの停滞やや現在進めている付加価値再定義の活動が
一筋縄ではいかない可能性もありますから、
単純に進捗加速を過信する事も出来ません。

当初計画時にはこの再定義や立ち止まっての下りの話は想定していなかったと思うので、
それを前提にした計画ということで、やはり利益面ではやや足りない、
一方で売上はきちんと確保出来ているという感覚なのかなという印象です。

ただ利益についても売上はかなり余裕がありそうです。
前期は4Qに売上が落ちていますが、
今期はオリパラはありませんので(笑)、
その分進捗も積み上がるものと思います。


皮算用をしてみると、売上は14%程度の増収は維持し、
4Qの事を考慮するともう少し上にいってもいいかなと感じます。
なにせ単価も上がっている傾向があるとのことですので、
それも楽観視すると更に上にいくかなと感じます。

それを踏まえると下期で1,600百万円~1,700百万円位かなと思います。

これに利益率を13%程度とみてかけると、
営業利益のレンジは208百万円~221百万円となります。


上期実績を加算して通期数値にしてみると以下となります。

売上    : 3,170百万円~3,270百万円 (中央値3,220百万円)
営業利益 :   393百万円~406百万円(中央値400百万円)


本当にどうしょうもない皮算用ですが、
まぁ業績予想は保守性を重んじて策定されているので、
大丈夫じゃないでしょうかね(いい加減)。



3.定性情報の確認


まず、事業モデルを図式化しています。
といっても正直なところ、ちょっとやっつけで作りました(笑)。
今後ブラッシュアップしたいと思います。

3929_ソーシャルワイヤー(19年3月期_2Q)事業モデル


幹部合宿を経て、付加価値の再定義とリプロダクトも視野に
検討されていたものの一部が明らかになってきました。
単価を上げることと総量を増やすことの双方へ配慮をせねばなりませんが、
付加価値向上のために小粒のツールをバンドル化して商材を増やすだけでなく、
根本的に付加価値を見直して訴求することへの取り組みです。

拡散されることを突き詰めて、真のニーズを満たすためのメニューです。
当サービスをプレスリリースという枠組みから、
デジタルPR広告というものへ進化させるのですね。
一定のリリース機能を充足し、それを楽に出来ることをメインにしてきましたが、
今後はその成果をより出すための工夫に軸足を移すことで、
顧客の求めている真のニーズへ訴求するということです。
そして、現時点でこの高額プランへの急速なシフトが起こっているようですが、
大切なことはそれが本質的なバリューを提供出来ているかが大切です。
足元で受注単価も上がっているようで好調にみえますが、
持続させるためにはその満足度が高くないとすぐに頓挫してしまいます。
この辺りは単にある断面のユーザー構成が変わっていることや
単価が上がっているというだけでなく、
このプランを活用することで、具体的にどういう業態の顧客がどういう価値を
実感してもらう事に繋がったか、もう少し具体的にイメージできるといいかなと思います。

単価が高騰しているということは、それだけ期待感も大きくなっているので、
実は顧客の失望を買いやすいともいえます。導入期がいかに大切かは、
様々な業態でみられるわけですので、当サービスもそれを超えていけるよう、
応援したいところです。


次に順不同になりますが、海外インキュベーションについては課題を感じます。
海外も増床やタイにも新設をしてきているわけですが、
稼働席数が微減となっており、需要に変化が生じているのか、
同社サービスが競争環境あるいは品質面で劣るなどの事象がないのか、
少し気になっている所です。

タイへの進出などで稼働席数自体が増えているため、
稼働率が下がっているのはいいとして、それであれば稼働席数は徐々にでも
増加トレンドを示しているべきかと思いますが、
むしろ横ばいから減少に転じています。
海外では12月決算が多く、この時期に移転等の意思決定が重なることもあり、
実際に同社顧客にも離反が一部であって前4Qに一旦減ったという話も伺いました。
その後、回復傾向が緩慢かなと思います。
直近のKPIで10月月次でも鮮明な回復とはいえず、さてどうしようとしているのでしょうか。
国内は旺盛な需要に支えられ高需要であり、
また更なる高グレード化など方向性もはっきりしていてこちらは課題感は感じないのですけどね。



4.その他情報の確認


(1)株価推移の状況

3929_ソーシャルワイヤー(19年3月期_2Q)株価推移


株価は本当に下がりましたね。
元々投資家サイドの期待が大きかったところに
足元の業績にブレーキがかかっているようにみえているので、
水準訂正が継続している理解です。

私はPER20倍割れ位からの買い戻しを考えていたのですが、
奇しくも荒れた相場に乗じて一気に落ちてきてくれたので、
実際に買い戻しが実現しました。
なんだかんだで分売まで機会はないかなと思っていたのですが、
まさかその前に買い付けることになるとはといったところです。




(2)IR照会の状況

ちょっと現時点で質問事項がまだ整理出来ていないため、
改めて整理した上で必要に応じて照会したいと思います。

SBIのオンライン説明会や個別の対面説明会の機会がまたあるといいですね。
いずれにせよ、近く本日開催のアナリスト向け説明会の質疑の模様も
リリースが出ると思いますので、そちらも併せて確認していきたいと思います。


5.さいごに

業績は一時的に停滞したところに2Qで新たな方向性が出てきたものと思います。
それがまだどの程度次のエンジンとして起爆剤になるのか、
あるいはうまく機能するのにもう少し時間を要するのか、
このあたりはまだ確信めいた自信があるわけもなく、
ある程度経営者にお任せということになります。

社長は今年の冬には上場後、3年を経て、
中期計画の開示も検討しているようです。
(ぜひ、定量目標は努力目標でもいいのできちんとコミットしてもらいたいです)
まもなく本則市場への昇格も控えて、IR担当を始め皆さんお忙しくされていると思います。
しかし、次のステージに会社が大きくなるプロセスをまた応援したいと思っています。

頑張ってもらいたいですね。


(3)投資判断

決算自体は可もなく不可もなく、
強いて言えばとりあえず1Qを受けての懸念の最悪なシナリオは回避していて、
これからを見据えて不確実性は高いもののまた希望が持てる部分もあります。
一方で前に社長が仰っていたように、いわゆるニュースリリースだけではもう頭打ちであるのは、
危機感を持たれており実際それぞ示現しているわけなので、
代行者ではなくPR部門のコンサルティングのような付加価値の高い部分へシフトし、
より意義ある活動にしてもらいたいと思うわけです。
その点から株価を見てみると、PER20倍割れは決して安くありません。
特にCAGR15%程度であればもう少し待ってもいいのかもしれませんが、
私はこの水準で少し買付に動きました。
もちろんPF全体のバランスもみていかねばなりませんので、
多少の思い入れが介入したとしても、
決して根拠のない祈りやギャンブル気質で向き合わぬようにしながら、
楽しく応援をしていきたいと思います。


相変わらず精神論になりました。

【決算精査】 3929_ソーシャルワイヤー(19年3月期_1Q決算)


■銘柄分析シート(表紙)
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■銘柄分析シート(詳細)
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1.サマリ
総合評価:「2」 (☆☆☆★★)
※総合評価は5がポジティブ、3がニュートラル(想定通り)、1がネガティブの5段階レーティング

決算説明資料社長メッセージを見ても、
あるいはIRへ照会しても全く悲壮感がありませんが、
やはり成長を期待されている会社という意味からいうと、
一過性費用などがあったとしても、定量的には穏やかな内容です。

もちろん、一般論として開示資料や社長メッセージが悲壮感に満ちるわけもなく、
何事もポジティブに書かれるのが定説ですから、
余計に中身について冷静に受け止める必要があると思います。

まずニュースワイヤー事業は、売上では+16%となっていますが、
利益はセグメント減益です。
売上にはクリッピングやMAの効果も入ってのものなので、
主軸のプレスリリースがあまり伸びていないなという感覚です。
KPIの資料からもそれは読み取れており、
1Q末の状況を見ても件数が前4Qに続き抑制されたものとなっています。
プレスリリースはそもそもが総量として今期は落ち着く見通しと
以前に伺っていたこともあったのですが、
やはりこの程度の伸びですと、失望に繋がるのも仕方ないかと思います。

またインキュベーション事業においても、前1Qからの伸びは+20%程度の
売上伸長がみられますが、海外の解約等の影響もあり、
売上の伸びが止まりました。
増床を段階的に繰り返している中で、
海外は稼働率が下がっています。
国内が増床しながらなんとか稼働率を維持しており、
なんとか現状を維持出来ているような印象を受けます。
IRの照会の結果、今後の海外は緩やかながら稼働席数は回復するものの、
足元では為替の影響も受けているようです。

同社は株価水準などをみても、成長を期待されておりそれを考慮すると、
慎重な会社計画に何とか沿っている水準とはいえ、
やはり気掛かりな状況なのかなと感じる所です。
(まぁ勝手に期待色々な期待をするなや、という話なんでしょうけどね)

一方で、プレスリリースも先行指標は引き続き堅調ですし、
インキュベーションの海外稼働もいずれ回復する、
そしてMAや新たな取り組みも考慮し、
楽観的に見れば、まぁ大した問題ではないとも見えます。

特にプレスリリースにまつわる、配信数の鈍化と、
先行指標の積み上がりが意味する所はきちんと確認をしておきたい所です。

全般的にMAや本社移転など一過性費用も発生しており、
色々重なって余計に見た目が悪くなっていますが、
楽観的に大丈夫だよね、というにはやや無理があるかなとは思います。

結果的に諸課題は一過性のもので、
2Q以降に回復し、保守的予想を上回る堅調な結果を出してくれるかもしれませんが、
今回の決算に閉じてみれば、総合評価はややネガティブ「2」とします。


2.定量数値の確認


(1)売上・利益の状況

全体での売上・利益の状況を見ると、
利益がやや伸び悩んでいますが、そこまで悪さもないでしょうか。
セグメント毎に見ないとですね。。。


■売上-粗利推移
3929_ソーシャルワイヤー(19年3月期_1Q単計)売上-粗利推移


売上は前4Qにプレスリリース配信の落ち込みもあり
四半期単位で減収となりましたが、今1Qの売上は回復しています。
粗利率は50.1%となりほぼ前期と同様で、ここ最近のトレンドの通りとなっています。
全体で見ればまぁ普通でしょうかね。
もう少しトップラインの伸びが欲しいでしょうか。



■販管費推移
3929_ソーシャルワイヤー(19年3月期_1Q単計)販管費推移


販管費率は38.7%となり、こちらもほぼ過去のトレンドに沿ったものです。
特段変化は見られません。


■純利益-EPS推移
3929_ソーシャルワイヤー(19年3月期_1Q単計)純利益-EPS推移


営業外費用として一過性費用が計上されて経常利益以下が落ち込み、
更に税金の兼ね合いで純利益では2桁減益となっています。
従ってEPSの進捗としてみるとより厳しく見えてしまいます。



(2)今期予想について

通期予想の進捗率はいずれも遜色がないというところで、
会社側としては、業績予想に沿って順調という見立てです。

一方で多くの投資家が保守的予想を当然ながら超えてくると
期待はどうしても高くなります。
よく比較されるPRTIMES社のように足元絶好調みたいな会社も
ありますから余計にそのように見られてしまうかもしれません。
ただ、同社は元々利益でCAGR15%程度を標榜しているわけなので、
毎期毎期2割、3割と成長することを前提とするべきではないでしょう。
ビジネスモデル的にもそうですしね。

今期予想はまだ1Qということや
変化にも富んでいるということもあり、
現時点ではよくわかりませんが、まぁ会社計画には沿っているんでしょう。
あとは、勝手な期待分はご自由にという感じですかね。



3.定性情報の確認


アットプレスの配信数と先行指標の前売りチケットの動向が
どういう構造になっているのか考えています。
前売(先行)→消化(売上)→前売(先行)→消化(売上)の回転がぐるぐる回り、
それがスパイラルのように総量が増えて成長していく姿を想像しています。
しかし、ここ最近の期をみてみると、消化(売上)が鈍化しているようなのに、
前売が伸び続けているのです。

リピーター顧客が9割を占めるわけですから、
配信を控えると手元にはチケットがあまり、そんな中で前売は買わないとなるはずで、
通常であればここまで右肩に先行指標が伸びるとも思えないのです。
にもかかわらず、伸びているということは、新規顧客が買っているのかなと想像できます。
でも新規顧客がいきなり実績や手応えもないチケットをいきなり前売りで買うのか、
いや、買うに足るディスカウントをしているのか、なんて想像が膨らんでしまいます。

先行指標の前売りは必ずどこかで売上になるわけですが、
ぜひ能動的に顧客が使いたいと真に思うカタチで使われないと、
次に繋がらないので、使う働きかけだけでなく、
その顧客がリリースを出す必要があるような成長を遂げられるようなコンサルも
セットで対応していかないと満足度が下がり、
結果的にチケットが売れない、あるいは配信がされないという事になりかねません。

このあたりはビジネスモデルの根幹にかかわることであり、
当然様々な分析をされていると思いますが、
慎重に対応していかないと、今後スケール化が難しくなってくる可能性があるのかな
、と感じたところです。

ですからテストマーケティングの仕組みとしてアサガケとかをリリースしていて、
顧客が新たなマーケットや商材で勝負できるようなインフラを作っていると思われ、
それは間違った方向性ではないのですが、
まだまだ現状のやり方や規模感ではリリースネタを増やす営みとしては
地味なのでどう進化していくのか楽しみにしたいところです。
(私も色々考えているのですが、あまり具体的な戦略が浮かんでこない・・・)



4.その他情報の確認


(1)株価推移の状況

3929_ソーシャルワイヤー(19年3月期_1Q)株価推移


株価は元々高いと思います。
前述の通り、それだけ期待が大きいということですね。
こう見ると、まだまだ下値余地が大きい気がしますね。
(売り煽りではありませんよ。)


(2)IR照会の状況

IR担当の方がとても親切で、切れ者なのでもう箇条書きにしておきます。
(私の理解力が追い付かない(笑))

あくまで私の主観に基づくものであり、
必ずしも会社認識や事実と異なる可能性がありますので、
ご留意ください。

(プレスリリース配信について)

・足元で配信数に鈍化がみられる指摘はその通りで会社もそのように認識している。
但し、その『程度』や足元の状況などからそこまで課題があるとは考えていない。

・配信数の伸びが鈍化している要因は様々だが、例えば顧客側のリリースネタがあっての
配信であり、その動向によっても四半期単位でみると凹凸が出るのはやむ得ない。

・先行チケットの積み上がりはやはり新規獲得の寄与が大きい面がある。

・先行チケットの消化が今後集中したとすると対応するリソースが必要となるが、
それは自動化等の恩恵もあり、既存のリソース内で追加コストなく対応できると認識してる。

・先行チケットは単に配信だけでなく、マーケティング活動としてアサガケなどでの消化も促し、
顧客にとって多様的に活用出来るように働きかけもしていく。
(単に配信消化を促すだけの働きかけに終始せず)

・一日当たりの配信数を経営では重視しているが、
前4Qではオリンピック影響もあり落ち込んだが、
足元では一日当たり配信数も回復傾向にあり課題が潜在しているとは捉えていない。
(稼働日などにも影響を受けるという意味ですね)

・足元では7月のKPIも配信は順調である。

⇒鈍化が見られるという認識は会社側も持たれておりここは安心しました。
このデータで鈍化していません、と言い切られると辛いですからね。
ただ、その要因や見通しへの影響などあまり課題感は感じませんでした。
これを問題を軽視しているとも見る事もできますが、
私はそんな風には感じませんでした(保有バイアス)。
私は楽観もしていませんが、会社認識の通り毀損をしているとも思えません。
そもそもプレスリリースだけでそんなに高い成長を持続は無理、という前提に
立つべきなのでしょう。だから事業を多様化していて、
クリッピングやインフルエンサーの広告市場へ進出、あるいは
テストマーケティングの分野などに手を出しているのですしね。
それから7月KPIが出て滑り出しはとりあえず順調ですが、
溜まっている前売りチケットが消化されていくので、
少し先行指標が落ちてくるかなと思います。
そうするとまた投資家がざわざわするんではないですかね。



(インキュベーション事業)

・海外の稼働率の減はフィリピンにおける大型の解約があり、
一時的に稼働率が下がった影響が出ている。その後入居もあったものの、
海外は国内に比べて緩やかに稼働率・稼働席数が上がっていく見通しである。

・売上面などの定量面では一部為替の影響を受ける面もあるが、
全体として会社の見通し通りに順調に増床と稼働席数を増加させる営みが出来ている。

・国内の稼働は特に順調。増床などのコストを吸収し、
セグメント利益も順調に増加基調。



(クリッピングサービス事業)

・比較的大きな会社との新規取引が広がっている。

・そのような新規顧客がクリッピングをドアノックで
他の事業へのシナジーとして、インフルエンサーマーケティングにおける、
効果的な使途方法(運用)について、
同社のAI分析に基づくアドバイスをするなどのシーンで光がみえている。
引き合いや提案機会が増えている。



(翻訳事業)

・減益は子会社も移転費用などがコスト投下しているため。
(全社費用の中に入っていると思ってたが、確かに子会社なので別会計か、失態・・・)



5.さいごに

私は基本的に長期投資を志しており、
そもそもプレスリリースの配信数云々より、
本来はアジアBPO確立の実現とか大きな構想へ期待を寄せています。

とはいえ、やはりその足元の状況は気になるわけで、
細かな内容を照会しなければならないあたりに、
まだ覚悟が足りないなと思います。

そしてインフルエンサーマーケティングや新規顧客の獲得が
今後様々な事業にどう複合的にシナジーを発揮しながら展開していけるのか、
この辺りを期待しているところですが、
一方で、そういった広い視点で営業をかけられる人材がどの程度、
社内におるのかも未知数です。

社長やIR担当と私が接している方はとても優秀なのですが、
現場の方々が全て事業開拓に富んだ方ともいえないでしょうから、
スピード感をもって種まきを出来るか否かが実はとても大事なんではないかなと思います。

人材投資として社員の年収もだいぶあがったとはいえ、
まだまだ低水準である事に変わりありません。
この人材周りは引き続き気になっているところでもあります。


今回はIR照会もし、またこのブログを会社の方もご覧になっているかもしれないのですが、
忌憚なく、書きたい事を書かせて頂きました。


ソーシャルワイヤーの株主総会に行きました。
聞き間違いや、私の主観によるメモとなりますが、
記事にUPしておきます。

※あくまで個人的な見解も含んでおりますので、
ご参考程度としてお読み下さいませ。

※当記事が会社からの指摘も含めて何かしらの不都合が示された場合は、
即座に公開を取りやめます。



20180529_soukai2.jpg


■参考
昨年の株主総会レポート → リンク

■当日の流れ
10:00 事務局より事前案内
10:03 社長議長で開会
10:06 議決権数確認
10:08 監査報告
10:10 事業報告・計算書類・対処すべき課題説明(社長プレゼン)
10:41 議案上程
10:44 質疑応答
11:07 決議
11:10 閉会

■議決権行使の状況
 株主数    : 444人/1,915人(23.2%)
 議決権個数 : 42,406個/58,474個(72.5%)

 ※東証1部形式要件にはまだ足りないですから、
 分売おかわりやクオカードバラまくかですかね・・・(笑)。


■全体所感

冒頭でやや社長がお疲れなのかなという印象を持ちました。
始まる時の所作が少しぎこちなかったのですが、
プレゼンが始まってからはそんなことなく、
いつものように雄弁をふるっておられました。

全体の説明は特に既存のシナリオ通りの説明や応対でした。
驚いたのは、従業員への還元が想定超に進捗していたことです。
後述するようにきちんと従業員へ還元されているようで、
その点は安心しました。
以前に従業員への還元について質問したことがあり、
今後の意欲を示されていたので、
早速定量的に実績が出てきたのはよいな、と思いました。

新たな軸の模索はまだ暗中模索という状況と受けとめましたが、
大きな投資になると思いますし、
外部環境も常に変わっていくわけですから、
慎重さを重んじるようにも感じており、
ゆっくりやってもらえればいいかなと改めて感じました。

どうしてもマーケットが高い値付けをしているので、
常に高い成長率を期待してしまうところですが、
私は同社へは15%前後のCAGRを期待している所ですから、
コンサバだろうがなんだろうが、無理なくやっていってくれればいいかなと思います。

あとは、個人投資家の参加率が極端に低いですね。
事業の内容もわかりやすく、会社の姿勢なども魅力があると思うのですが、
まだまだ今後に期待といったところでしょうか。
同社は3月期決算でありますが、いち早く総会も実施したりと、
細部できめ細かく対応されているので、そういう活動をより多くの人に
知ってもらえればいいのですが。

あとは、質問が3人で打ち切りとなりましたが、
もう少し質問を受けてもいいかなと思いました。
(まぁ出席者が少ないのですが、私もあと数問は手持ち質問がありました(笑))

それから、閉会後のレンタルオフィス見学会は今年は
見送りになりましたね。
ここまで人数が少ないとなかなかやる意義もないという判断だったんでしょうかね。

逆にここまで少人数なのであれば、
株主総会はシャンシャンで終わってもらって、
その後に事業説明会兼対話の機会などあるといいなと
勝手ながら思いました。ここまで少ない人数であれば、
やれ食事がないとか言い出す輩も居ないと思いますしね。



なお、私が早めに会場に到着し、
まだ早いとIR担当の方にたしなめて頂き、
1Fのベローチェでコーヒーゼリーを食べるのも恒例になりました(笑)。






■議事の概要

既に開示済の決算説明資料をベースにした説明でした。

株主総会という趣旨から、
セグメント毎の説明の便宜のため、
若干順番の入れ替えなどありますが、新たな説明ネタはありません。
ちなみにQ4の落ち込みについても突っ込んだ説明もなく、
さらっと流されていました(笑)。
ただ、先行指標の見方や社内でのそのKPIの扱いなど、
細かく丁寧に説明されていて、きちんと聞けば理解は深まる内容だと思います。


会場には個人株主が10人ちょいで、
あと証券会社の方と思しき数名ということで、
まぁあまり突っ込んだ説明を求めるニーズもないかもしれませんね(笑)。
こんなことを言ってしまうと、そもそも説明なくていいんじゃんとかなってしまうのですが、
本来はより多くの個人株主も参加して理解を深めて、
会社への期待を共有できるような場になるといいのですが、
なかなか出席株主も増えないですね。


バランスシートの箇所で、供託金の流動化による流動資産増、
ひいては、キャッシュフローが好転する要素となっていたわけですが、
この部分は私は正しく認識していなくて、理解も曖昧だったのですが、
今回きちんと理解できました。
従来は前受金の扱いは一部を供託金として固定資産化する
オペレーションをしていたわけですが、
これを金融機関などが担保してくれることにより、
流動資産化することができたということのようです。
前受金についてより保全性を高めるために半分を供託金としていたものを、
担保してくれることにより流動化できたというわけですね。
今更理解したのか?と言われそうですけど、、、すみません。

アサガケのビジネスモデルから各付加事業について丁寧に説明されていました。
特にサンプル商材以外のインセンティブを与えることを禁じており、
純粋な口コミに特化している点を強調されていました。
ゼロを一つ増やすように規模や商材を拡大していく意欲が示されていました。


ネットスケットの買収によるサービスとしては、
これまでのリリース部分に終始していたものを、
リリースした後の集客を効果的にフォローするための施策です。
アットプレスの顧客に対して、その後の集客のフォローという補強をすることで、
付加価値向上を狙ったものだという説明です。
この辺りは、顧客への訴求力だけでなく、
単価の維持・向上といった観点からもこのように付加価値を高めることは
肝要であるという認識の下、戦略的に買収をしたものと思います。


インフルエンサ―マーケティングのFMの買収で、
大きな枠ではアサガケと同様であるが、
こちらはインフルエンサーに対してインセンティブを渡すという
根本的なやり方が違うという説明です。
一定の知名度があるような芸能人や影響力を持つような方で、
企業側が真に効果があると思われる方のみに限定することで、
効果的に情報発信が出来るという期待を寄せられる仕組みのようです。
個別に企業側の販促活動にフォーカスを当てた活動が可能になるものです。
その際の留意事項として、あくまでPR活動の一環だという事を明示し、
いわゆるステルスマーケティングにならなうような仕組みを徹底しているという事です。
この辺りは炎上すると影響も甚大になるため、大切な進め方だと思います。
足元でも引き合いが大きく、過去2期の伸びも大きく、
今後小さな芽がどこまで育つのか楽しみです。


この他、取引先チェックサービスの説明もありました。
特に規模の大きな企業程、ニーズも大きくなり、
UI改善などを図りならが拡大をしていっているようです。


インキュベーション事業では「1つの新設」と「4つの増床」の実績と説明があり、
新設は立ち上げコストとして人件費などある程度イニシャルコストをたてて、
戦略的に判断するものである一方で、
増床はそこまで費用が増えるわけではなく効果的に伸長できるものである
という説明がありました。
まぁこの辺りは当たり前のことですよね。
少しニュアンスは違うかもしれませんが、いわゆるドミナント出店と、
全くことなるエリアに出店するのとでは違うということにも近いかもしれません。
新設と増床をうまくバランスをみながら、今後も展開されていくものと思います。
この辺りは利益率のコントロールにも影響するマネジメントなので、
今後も需要も見極めつつやられていくのでしょう。


最後に、対処すべき課題の項目です。

マネジメント人材の育成については、
積極的な管理職登用を進めて、ポジションが人を育てるという
立場を相変わらず貫いています。
この辺りは、潔いというか厳しいというか、でも期待を寄せているというか、
まぁ厳しい実力主義なのだと思います。

内部管理体制の充実や商品開発力の強化、MA活用ついては、
招集通知記載の通りの説明でした。


全般的に、矢田社長の説明は従来通り、
粛々と説明されていました。
特に目新しい材料や夢とかそういうものもなく、
良くも悪くも、差しさわりのない説明だったと思います。
まぁ夢をぶち上げるような場ではないですし、
これでいいのではないでしょうかね。



■株主からの質問

【Q】
足元の事業運営における課題や今後の中期的展望に立って、
当社が成長を持続するために、ヒト、モノ、カネの観点で教えて欲しい。
ヒトについては、効率化による追加人材を要さなかったということもあって、
前期では従業員数は自然減となり減少している。今後中長期的に展望に立った時に、
人材確保は成長の要でもあると認識しているが、採用や育成を含めてどのように対処されるか。

【A】
効率化を図り、ベンチャー企業ということもあり、
結果的に期で締めると自然減で減少しているとみえている。
効率化して余剰となった稼働分は新たな領域へリソースシフトしたという説明をしている。
より厳密にみていくと、余剰となった分の人材コストは、
ひとつは会社の利益になっているが、それだけではない。
人をレイオフすることは今までなく、新たな領域へシフトしているわけで、
これをメインに説明している。ただ、もう一つの観点として、
従業員の給与として還元もした。
具体的には平均給与ベースで前年度比で+7.3%の平均給与が増加している。
(7.3%って凄いですよね・・・)
昇給評価は年に1度ではなく、半期に一度実施している。
下期から反映された分だけで、年度ベースで+7.3%増えている。

(考え方としては、従業員へ還元、更に新領域へのリソースシフト(新規投資)、
そして会社へ利益を残すという3階構造で効率化の効果を享受したという説明です。)

採用については、4月に新卒一括採用をしていたが、
通年採用をしており、状況を見ながら適宜補完をするという考え方で進めている。



【Q】
モノ、すなわち商材という点では、前期でも事業譲渡や自社開発による
商材のリリースの関して説明を頂いた。一方で、これらの商材は今後MAで
10億オーダーで積み上げていくとした場合には、小粒である印象も受ける。
当社はアジアBPOの構築という壮大な構想の中で隣接マーケットを
補完しているものと認識しているが、今後軸となる商材の開発も含めて、
どのように商材を開発、リリースして成長持続をさせていくのか。


【A】
隣接マーケットへの展開を意識して前期挑んできた。
特に広報のマーケットは規模が大きいために意欲的に取り組んでいるわけだが、
ここを無理なく進めていく体制をとっている。
現状では小粒であると評される向きもあるかもしれないが、
それを大きく育てるというのが必要。
当社の文化的にも、小さく買って大きく育てるという思想で
各事業を成長させていきたいと考えている。

ただ、一方でより大きな成長、すなわち新たな軸を増やすプロダクトは、
まだ作れていないという指摘はその通りでもある。
現状では、一部広告色が出てきているものもあり、
ニュースワイヤー事業というネーミングの是非はともかく、
現状ではあくまで既存事業の肉付けであるという認識である。

軸をもうひとつ増やす取り組むことで、
自社開発又はMAが必要であるという課題認識は持っている。
そしてそれは足元もしくは短期的に10億程度のトップラインを有する、
新たな軸を見出さねばならないと考えている。
現状では、まだ具体的に申し上げられることはないが今後鋭意取り組んでいく。



【Q】
カネの観点では、MAを含めてGET50でも10億程度の事業を積み上げ、
更に次のターゲットを見据えたものにせねばならないという中で、
前期キャッシュフローは改善はしているものの、
現金水準は未だ軸となるMAをするには心許ないとも考えている。
資金調達への考え方などカネの面でどのように対処をされていくのか。


【A】
調達に関する具体的な方法論については、差し控えるが、
銀行からの借入もあるが、これら金融機関とは良好な関係を築けている。
(まぁ当然、増資による調達も視野にはあるでしょうし、
それが上場会社としては当然ながらあるべき姿だと思います。
株価は短期的には希薄化云々で右往左往するかもしれませんが、
真に新たな軸を見出し、そのために増資ということになれば、
それは長期株主としては喜ぶべきことだと思います。
何も増資に関してなんらコメントがあったわけではなく、
あくまで私の勝手な妄想ですよ)


【Q】
GET50の中長期的な目標として既存事業で40-45憶としておられるが、
今期予想で30億水準のガイダンスとなっており、
ややスピード感に欠ける印象も抱いているのだが、
今のペースでこの水準感はターゲットとして変わらないものなのか。

【A】
GET50は2020年(上場後5年内で)にトップライン50億をひとつのターゲットとして
開示している。その内訳として、40-45憶をオーガニックで行けるというような話をし、
MAで積み上げ50億というイメージであった。

既存事業でのスピード感についての指摘であるが、
私(社長)としては、そのようには捉えていない。
現状の業績予想にはFMのMA分はまだ算入できていない(時期的に見通せなかった)のと、
36ヶ月ある中で40-45憶は十分達成可能と考えている。

誤解ないように補足すると、GET50はあくまで達成水準を示したものであり、
2020年度に50億を達成しゴールテープを切るようなイメージのものではない。
この断面で達成したとしてもその後の成長が息切れしては意味ないし、
その先を狙える(つまりピークアウトしない)事業体でなけれなならないと考えている。
50億いけばいいというようなものとしては捉えていない。

(確かに中期経営計画として定量的にコミットしているというより、
あくまでイメージとしてひとつの通過点をイメージするような開示方法ですし、
私もGET50いける?いけない?という視点がかなり強くなっているような気がして、
少し反省しました。将来の手掛かりがあまりない中で、ひとつのマイルストンとして、
どうしても50億というのを意識してしまっていますし、それはある意味では当たり前なのですが、
社長の仰るように、あくまで通過点、その先を見据えられなければ意味がない、
というのは当然ですからもう少し寛容な視点も必要かなと思いました。
特にMAは縁もありますし、無理して買ってもろくなことにならないので、
保守性を大事に運営してもらいたいとも思いますからね)


【Q】
前期までの実績は堅調で安心したわけだが、今期予想については、
伸長が慎重になっているようにも思えるのだが、
既存事業の伸長も鈍化するというのは何かリスクを感じられている要素があるのか。


【A】
業績予想は保守的に作っているのがひとつ(まぁそれは普通に見ればそうだよねー)。
それから、レンタルオフィス系の見通しについては、
特に規模が大きくなってくると、
開設タイミングなどが外部環境にも起因して前後したりすることもあり、
定量的な積み上げて予想を精査する時になかなか
織り込みずらくなってきているという要素もある。
過去のように小さな投資規模であれば、比較的織り込みやすかったが、
現状ではそれなりの規模感の投資をしようとしたときには、
タイミングの兼ね合いでどうしても織り込めない要素があるのも事実である。
ニュースワイヤー事業については、先行指標が爆発的に右肩上がりを持続していれば、
ストレッチした強気の予想も組みやすいが、
足元でもやや鈍化している傾向も散見されることもあり、
保守性の観点からコンサバティブにならざるえない。
プレスリリース配信は広報の専門部隊の専門業務であったが、
ネット社会でその手段が汎用化してきたと考えている。
その汎用化して流行るという環境下でやや実績は伸長率高く推移していたものの、
その流行りもひと段落し、マイルドになるのではないかという見立てをしている。
ニーズは当然まだまだあると認識しており、
持続的に利益額の成長は続くと考えているが、
成長率までがずっと高い状態で持続性を持つものとは考えていない。
これは競合他社もクローリングすればだいたいわかるので、
マーケット全体がそのような傾向であることがわかる。
単体だけでは率だけみると鈍化するのは間違いないため、
隣接マーケットへアプローチし、付加価値をあげていくことが大事であると考えている。



【Q】
企業価値を高めていく一環として、ソーシャルワイヤーの認知度を高めていくことも
大事であると認識している。
利益を上げる事に加えて、認知度向上の観点でどのような方策があるのか、
考えを聞かせて欲しい。


【A】
率直に言うと、ソーシャルワイヤーは認知度も低いし、
それを向上させることにはまだ時期尚早であると考えている。
現時点では、各サービスブランドの認知度を如何に向上させるかが、
注力ポイントだと考えている。

(この質問は恐らく、ストックマーケットにおける認知度向上の施策への
質問だったのではないかなと邪推していました(笑)。
1部昇格はもちろん、そのために優待新設とかそういうニュアンスのことを
聞きたかったのではないかなと思います。ただ、企業価値を高める一環としてという
枕詞だと、余計にサービスブランドの確立や浸透という趣旨の
真っ当な回答になるのだろうなと思います(笑)。)



■最後に

昨年と同様、マグカップがお土産でした。
これでペアマグカップになりました(笑)。

この形態の株主総会であれば、
敢えて会社を休んで(サボって)まで出席しなくてもいいかなと思いました。
安心出来るという意味でですよ。
情報発信もきめ細かく、適時適格になされていますので、
改めて質問時間も限られる中で総会に出ずとも、
理解は十分図られますからね。



【決算精査】 3929_ソーシャルワイヤー(18年3月期_4Q決算)

■銘柄分析シート(表紙)
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■銘柄分析シート(詳細)
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1.サマリ
総合評価:「3」 (☆☆★★★)
※総合評価は5がポジティブ、3がニュートラル(想定通り)、1がネガティブの5段階レーティング


前期実績は上方修正後の計画にほぼ沿った着地となりました。
KPIから特にニュースワイヤー事業に弱さが見られましたが、
きちんと着地は合わせてきています。
3Q精査時には売上で+2%程度(2840百万円)、営業利益で+12%弱(380百万円)で
皮算用の予想目安を抱いておりました。
結果は売上で2808百万円(計画比+1%)、営業利益は353M(前期比+0.8%)となり、
特に利益についてはそこまで伸びない結果となりました。
ただ、後述しますが、理由も明確ですし、もちろん過信はできないですが、
先行指標も堅調ですから、そこまで懸念が広がるものではないという理解です。
特に利益は、収支認識時期の変更や償却費の動向によって
適正な会計ルールの範囲内で、色々コントロールされるロジックに従って、
対応されたものなのかなーと思います。

今期予想については、+10.0%増収、+13.2%の営業増益を予想しています。
元々前期実績の伸長を踏まえての2桁増収増益はまず立派だと思います。
ただ後述もしますが、中身を見るとやや保守的なのかなという印象を受けました。
前々期に下方修正をして、前期には計画精度を意識して
保守的にきちんと精査をして、そこから上振れしていますが、
そこに調子に乗らずに現実線で引いたのかなという印象です。
(あくまで私の勝手な印象ですし、だからといって状況を楽観しているわけでもないです)

また、インフルエンサーマーケティングの領域を手掛ける、
Find Model社を子会社化するリリースが出ています。
細かな情報はここからは伺いしれませんが、
広報活動が企業からコンシューマーに向けたものという一般的な既存概念からの
変化への対応という面があるのかなと思います。
もちろん、既存の概念は従来通り注力しつつ、
そこにプラスアルファとして、インフルエンサーを介した
ポテンシャルに注目しているのだと思います。
実際、世の中に的にも「インフルエンサー」という言葉をよく聞くようになりましたしね。
企業のリリース作業をお手伝いするという中で、
従来では、文書校正はもちろんメディア選択などを高度化する付加価値を提供していますが、
ここにインフルエンサーの活用という選択肢が生まれること、
そして、そもそもインフルエンサーの先にいるフォロワーの存在を含めて考えると、
今後シナジーを生む活動が機能すると効果はより大きくなると思います。

この他、サマリは社長コメントをお読み頂いた方が正しい理解になると思います。
(ってそう書いてしまったら、この記事の意味は益々なくなりますね(笑))

前期実績はやや上振れ幅が想定よりは抑えめになりましたが、
これは理由も明確でかつ一定の適正範囲内でコントロールされたようにも思え、
特にマイナスなものではないと判断しています。
今期見通しも個別にみていくと少し保守的とも思えなくない内容ではありますが、
こちらも特に問題があるわけでもなく、総合評価としては「3」(想定通り)となります。




2.定量数値の確認


(1)売上・利益の状況

3929_ソーシャルワイヤー(18年3月期_4Q単計)売上-粗利推移

手元の計算による、16.3期3Q以降で初めての四半期毎で減収実績となりました。
セグメント別にみてみると、ニュースワイヤー事業が減収要素となっていますが、
売上計上時期の見合わせ影響等で40百万円のマイナス影響があったようで、
それを踏まえると増収傾向になります。
これに加えて、オリンピック期間中にリリース配信の実行件数が一時的に落ちたそうで、
それが売上を押し下げた要素も多少はあるかもしれませんね。
いずれにせよ、四半期単位で一喜一憂するようなものではないので、
全体として17%程度の慎重を見せていますし、特に懸念するものではないという解釈です。



3929_ソーシャルワイヤー(18年3月期_4Q単計)販管費推移

販管費率が数%向上し、営業利益以下の利益率低下を招いています。
今期には作業効率化により3Qまでは販管比率が低下する期待もあります。
ただこれもインキュベーション事業で広告費を戦略的に厚く投下したようで、
中長期で成果を出してくれるように戦略投下したのであれば、
まして、きちんと計画の範囲内で使途したのであれば、むしろ良い事だと思います。



3929_ソーシャルワイヤー(18年3月期_4Q単計)純利益-EPS推移


はい、純利益はやはり下がりますね。
ただ、これも様々な観点での整理や今後のための販促費の投下ですから、
特に問題ではないと思います。


(2)今期予想について


セグメント毎の予想前提については、短信内でも言及がありますが、
ニュースワイヤー事業の先行指標の伸長や前期4Qのオリンピック時期の
一時的な抑制の反動という面も少しは考慮すると(通期でみたら軽微と思いますが)、
もう少し伸長していてもよいかなとは思います。
先行指標だけみると前4Qと比べて+17%です。
もちろん、先行指標分がそのまま単純に押し上がるわけではなく、
従量、定額の区分などもありますからそんな単純ではないのかもしれません。
ただ、このような背景を踏まえて、セグメント増収が+8.4%はやや保守的かなとは思います。


インキュベーション事業については、稼働席数の増加規模やそれを踏まえた
売上伸長には概ねそんなもんかなーという印象です。

あとは、トランスマートの翻訳サービスはようやく黒字化定着へリニューアルも含め、
今後展開という内容だと思いますが、
これを踏まえて4.0%のセグメント売上伸長は立ち上げ期という事を考えると、
もう少し勢いが欲しいかなとは思います。


全体としては売上3090百万円、営業利益400百万円ですね。
営業利益率が12.9%ということで、前期実績よりも僅かですが、
0.3%程度改善ですね。


3.定性情報の確認


決算説明資料で投資活動状況についてスライドがあります。

アサガケはサービス開始されているわけですが、
コメントもその一言だけですね。
具体的に展開出来ているスピードとか大丈夫でしょうかね。
商材のバリエーションや商品数がまだ圧倒的に少なくて、
認知度も少ないので、今後どういう戦略を立てているのでしょうかね。

イベレボも買収が完了したということはわかりました。
サービス拡充、顧客対応の調整の体制を強化していくことは、
当然のこととして、それをどう具体的にやっていくかの方向性について、
もう1歩踏み込んでもらえるとより理解が出来る気がします。
どこかの国と国との取り決めのようにやや抽象的で、
とりくみの振り返りもより抽象化されてしまう気がします。


取引先リスクチェックは、当該商材単品での収益化はもう少し後かな思います。
それからインキュベーションの国内外の増床は様子を見ながら、
リスクを抑えつつ展開できる強みを生かしてはもらいたいですね。

あと、AI型の翻訳のダッシュボード機能はどうでしょうかね。
企業側へも拡張を進めていると聞きましたが、
翻訳サービスが他者でも沢山あったり、
より高付加価値のサービスにも脚光が当たっているようですね。


こうしてみてみると、様々な会社や事業への取り組みはより多岐に渡っています。
ただ人は急には増えないし、増やせないので限りある社員の中で、
これら多岐に渡るラインナップを整理が必要ですね。



4.その他情報の確認


(1)株価推移の状況

3929_ソーシャルワイヤー(18年3月期_4Q単計)株価推移


だいぶ変動が大きいですね。
そしてPER40倍超えってなかんなか私には手が出にくいです。
しかも利益成長は実はそこまで大きくありません。
じわじわ来るなら来るというモデルですからね。



(2)IR照会の状況

疑問に思うことが全て決算説明資料や社長コメントに言及されており、
先方も大変お忙しいこともあり、今回は今の所IR照会は不要と考えました。



5.さいごに


一連の作業をしてみて、経営は優秀、
やっている取り組みもとても筋が良いと思っています。
そんな中で企業も成長しているわけですが、そのスピード感としては、
秒妙な位置づけだとも感じました。
つまり今の成長性への見通しも踏まえて考えると、
私の目からみると株価水準はやはり高いということです。

もちろん、足元、又は数期先の定量的な予測だけをみて、
市場は評価するわけではないですから、
一概には言えないですが手が出しにくいですね。

来月下旬にはオンラインの決算説明があるので、
そこまでにもう少し整理・深掘りをしておきたいと思います。





【決算精査】 3929_ソーシャルワイヤー(18年3月期_3Q決算)

■銘柄分析シート(表紙)
PDFファイルリンク

■銘柄分析シート(詳細)
PDFファイルリンク

※銘柄分析シートの様式をバージョンUPしています。
※銘柄分析シートの作成断面は1/31終値となっています。
 (本日のS高は反映されていません。というかやり過ぎだと思います)


1.サマリ
総合評価:「4」 (☆★★★★)
※総合評価は5がポジティブ、3がニュートラル(想定通り)、1がネガティブの5段階レーティング


売上は順調に18%程度の増収を維持しており問題ありません。
また効率化に伴う販管費の抑制が本格的に寄与してきており、
営業利益以下で大幅に改善しています。
前期が人材投資などの影響で凹んでいたこともあり、
前期比で見ると増益率も見た目が大きくなっています。

販管費を抑制しながら利益率を高く維持し、
増収維持が出来ている点は目を見張るものがあります。

新規の投資活動も少しずつではありますが、
面で捉えるための取り組みがみられます。
なかなか面を実感することが出来ず、
今は点の連続の印象ではありますが、
想像(妄想)するとその点と点が徐々に繋がり、
面を形成する期待感を感じさせてくれます。

後述する通り、売上で2%程度、利益で13%程度の
上振れ着地が想定されます。(勝手な妄想です・・・)
増収は期待通りですが、利益率の伸長が期待を超えており、
総合評価はややポジティブ「4」です。



2.定量数値の確認


(1)売上・利益の状況


3929_ソーシャルワイヤー(18年3月期_3Q単計)売上-粗利推移


売上は事前の月次の情報通り、堅調に伸長しています。問題ありません。
粗利率がやや低下しているようにみえますが、
後述の販管費の低減も併せてみると、
営業利益率は大きく改善しており大きな懸念ではありません。



3929_ソーシャルワイヤー(18年3月期_3Q単計)販管費推移


販管費率は前期比累計で8%弱ほど低下しています。
これは利益面でも影響が大きいです。

営業利益はここにはキャプチャとっていませんが、
前期が8.8%に対して13.6%と大きく改善しており、
優位性のひとつの判断ともしている10%を超えてきています。
それだけ業務効率化が進行しているうえに、
トップラインがきちんと伸びているということでしょう。



3929_ソーシャルワイヤー(18年3月期_3Q単計)純利益-EPS推移


営業利益のトレンドと同様に、
純利益-EPSベースでも期が進むごとに伸長しています。




(2)進捗状況の確認

素直に業績予想との差額をとって、4Q単の計画を計算してみると、
売上684百万円、営業利益56百万円(利益率8.1%)となります。

まず売上ですが、この計画は前期比9.6%の増収となります。
しかし3Q累計でも直近3Qだけみても18%程度の増収ですから、
これが4Qにいきなり半減の伸長になるというのは考えられません。
というかプレスリリースの先行チケットや、
レンタルオフィスの入居者が集団退去でもしないと、
逆にここまで抑えられません。
ということで、前期比で18%程度の伸長は当然達成してくると思います。

となると4Q単では740百万円位が積み上げられ、
着地としては売上2,840百万円となります。
これは計画比2.2%の上振れということになり、
従って売上起因での再修正はないでしょう。


次に営業利益率ですが、前期の4Q単が10.3%ですが、
今期の予想達成をベースにしたものでは利益率は8.1%となります。
様々な効率化施策が奏功している中で、
利益率が前期より悪くなるなんてことは考えられません。
一応電話して確認しようかと思いましたが、
さすがに野暮な質問のため控えましたが、
前期から多少なりとも改善するのではないかと思っています。
そこで、想定利益率を13%程度とみる事にします。

先ほどの4Q単の売上から計算し、4Q単の営業利益は96百万円となります。
これが積み上げられると、着地としては営業利益は380百万円です。
これは、計画比で11.8%の上振れです。
ということで、東証基準の30%には満たないため、
通常で考えれば再修正はない
と思われます。



3.定性情報の確認

定性情報も含めて会社から丁寧なIR資料が出ています。 →こちら(PDF)
今更ですが、私の所感より、こちらを読んでもらった方が、
百倍有益です(笑)。

現預金の増加を図ったのは何か投資が控えているのかなー、なんて
変な妄想を働かせてしまいます。
純粋に流動比率が100%切ったし少し改善しようと、
単純なきっかけではない気がしています。
ネットスケット社の買収なども含めての対処かもしれませんが、
まぁ今後のリリースに期待しましょう。

チケットの先行指標の伸長などは相変わらずですが、
クリッピング案件が引き続き2桁伸長しています。
クリッピング案件は大手も含めてターゲットになっており、
この辺の新たな大口顧客層の獲得がどういう状況かも、
今後見守りたいところです。


ネットスケット社の譲渡の件は、
やはり既存顧客への付加価値向上のみが言及されています。
IRへ電話で質問した時には、ネットスケット側の顧客が、
同社サービスを使ってもらう余地にも一応言及がありましたが、
全体のボリュームとしては軽微なものということでしょう。
独立したサービスとせず、
既存のリリース機能とどうシームレスに機能統合させるかは、
少し悩ましいかもしれませんね。
出来ることなら既存のリリース発信時に、
シームレスにイベント告知やその後の管理の業務が、
連携されるとユーザー側は使い勝手が向上する気がします。


増床は着実なニーズを把握しながらの拡張なので、
リスクが少なくいいですね。

翻訳サービスは翻訳家の方が、
より効率的に対応出来るようになることで、
同社のサービスをお仕事として引き受けてくれる
可能性も広まりますし、より個性にあったAI搭載ということで、
効率化がさらに進む気がしますので、頑張って欲しいと思います。



4.その他情報の確認


(1)株価推移の状況

3929_ソーシャルワイヤー(18年3月期_3Q単計)株価推移

前期に下方修正した影響もあるのか、PERを元にした補助線の傾きが
イマイチ伸長していないこともあり、見た目が悪いですね。
株価は堅調に推移しており、割安性が損なわれており、
買い戻すにしてもタイミングが測れません。



(2)IR照会の状況

特に懸念点や確認すべきこともないため、照会していません。



5.さいごに

私の個人の投資判断の無能さからなのですが、
どうしても前期の下方修正が痛手です。
あの時は、人材投資のコスト増と値上げによる顧客離反が同時に起こり、
そこにちょっと強気の予想数値を出していたこともあり、
まさに社長も認められていた通り、「やらかした」わけです。

そのことはやむ得ないとして、当時の投資判断として、
私のリスク許容度から見ると、
当時ポートフォリオ1位だった比率は当然調整せねばなりませんでした。
それは当時のネガティブ要素が一過性なのか、
またそれをリカバリできるかについては、感覚的には問題なしと思っていても、
合理的に説明が出来ない範囲では保有比率を減らす判断しかありえませんでした。

特にあの時の対処を後悔をしているわけではなく、
当時として最善を尽くした対処だったと言い切れるのですが、
とはいえ、この堅調な業績や株価推移を存分に享受できなかったのは、
残念ではあります。

まぁこういう教訓をひとつずつ胸に刻みながら、
頑張っていきたいと思います。


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