十分な教育資金と老後資金のために

Author:まるのん
30代イクメンサラリーマンです。
将来の教育資金と老後資金を形成するため、中長期視点で現物日本株へ投資しています。投資初心者の日々の状況を公表していきますので、叱咤激励のコメントを頂ければ幸いです。
年初来:+21.2%(2017/8/18時点)


【決算精査】 3929_ソーシャルワイヤー(18年3月期_1Q決算)

銘柄分析シート


1.サマリ
総合評価:「3」 (☆☆★★★)
※総合評価は5がポジティブ、3がニュートラル(想定通り)、1がネガティブの5段階レーティング

決算説明資料が充実しているので、
特に追記すべきことがないのですが、
まぁ順調ですね、、、


ストックビジネスの追求という、
私に大好物な表記が説明資料P1に大々的に踊っています(笑)。

インキュベーション事業はもちろんですが、
プレスリリース事業においても定着がより強くみられることから、
このような表記になっているものと思います。

またAI活用による生産性向上は、
社長コメントにもある通り、プチサプライズだったようですね。
こういうツールというのはだいたいすぐに形骸化して使われなかったり、
特に立ち上げ期は逆にマイナスになることもあるのですが、
現場主義が浸透している効果なのか、
よくこんなに早く顕在化させることが出来ましたね、という印象です。
社長のトップマネジメントというより、
執行役員以下の管理職相当が自発的にやれる雰囲気があるんでしょうね。
大企業のようにやらされ感ではないので、モチベーションも高く
浸透も早いのかもしれませんね。いずれにせよ良いニュースだと思います。


アットプレスの先行指標が前期比+30%超と絶好調ですが、
リリース配信など発信側も2桁成長を続けており、
ここにAIの業務改善が効果発現しているため、一気に利益化できたということですね。
また大企業にも引き合いがあるというクリッピングも2桁成長に乗せてきているので、
全体としても好調さが際立っています。


AIの効率化を単なるコスト削減施策として位置付けておらず、
そのリソースを新規開拓にきちんと配置し、
量も増やしていこうという姿勢はよいですね。
SBグループとの提携などもこの一環なのですね。
ずっとどういう趣旨なのかわからずにIR照会もして、
決算説明を待てと言われて待っていましたが、
ようやく理解できました。

SBグループの将来性というかシナジー効果がどの程度あるかは、
まだ未知数ですし、
実際に優待価格適用でどの程度使ってもらえるかわかりませんが、
効率化施策も発現する中で、量を増やしに行くと、
ディスカウントしたとしても更にストレッチが期待できますね。


インキュベーションも席数を大幅に増やし、
その初期コストも吸収していますし、
稼働率なども高水準で推移しています。
特にシンガポール新設の根拠にもなっている通り、
海外が好調です。


進捗率が表記されていますが、売上で25.4%はよいでしょう。
同社の場合、徐々に利用者が増えていっている構造のため、
下期に向けて緩やかに収支が立ちやすいという構造を持っていますから、
1Qで25%の水準を超えているのは好調サインと思います。

また利益については、これはAIの効率化の発現が
早かったなどの効果かと思いますが、
前期の下方で計画をコンサバで見ているという事もあろうかと思います。


短信表紙では営業利益がほぼ倍額などとなっていますが、
前期は人材先行投資(これが前期の下方修正の引き金になる)があって、
落ち込んでいたことと、そもそも母数が小さいので、比率でみるとこうなるということで、
そこまで驚くようなものではないと思います。


全般浮足立った感じですが、
新規開拓に舵を切った時に、
調子乗ってできない量や質の仕事を取らないようにするなど、
経営側で十分な配慮をもっていき急ぎ過ぎにやって欲しいと期待したいと思います。


最後にクラウド翻訳の事業で黒転しているのは朗報です。
ずっと水面下にあり手当をしてきたものが、とりあえず効果が出て嬉しいですね。
まだ収益貢献とまではいかないですが、一歩一歩ですね。


全体の評価としてはポジティブな要素が多いものの、
一方で同社の株価水準や私の見立て上、
それを大きく超えるポジティブさがあるわけでもないため、
総合評価は「3」の想定通りとします。


2.定量数値の確認


(1)売上の推移

3929_ソーシャルワイヤー(18年3月期_1Q累計)売上推移

20%弱の増収です。
しかもストックの積み上げが定量的にも確認出来る内容です。


(2)利益の推移

3929_ソーシャルワイヤー(18年3月期_1Q累計)営業利益推移

利益率で見ると営業利益利で12.9%となり、
上場後の最高となりました。
前期では人材の先行投資の影響もあり、10%割れが続いており、
ようやくその水準を脱却し、
上場直後の10%超水準に戻してきました。

今後、新規先で提携などによるディスカウントなどもあり、
多少粗利率を落とすかもしれませんが、
一方でAIの生産性向上も寄与してくると思うので、
どちらが支配的になっていくかというのと、
販管費とのバランス(特に新規先獲得に向けて)でどうなるかですかね。


3.IR照会

決算説明資料に社長コメントにKPIと充実しており
今回は特に疑問も解消されたので、改めてのIR照会は不要と判断しました。



4.株価推移

株価の動向ですが、想定PERを元に仮想株価を引いた表は以下の通りです。

3929_ソーシャルワイヤー(18年3月期_1Q)株価推移

今日の買いはツイッターでも反省の弁を述べましたが、
割安性を犠牲にした買いだと認識しています。
元々比率を下げていたのは下方修正でその後の回復がきちんとみえるまで、
無用なリスクを回避するために保有比率を落としていたのですが、
今1Qで回復確認が出来ると見込めていたのと、
決算前に投機的に株価が動いていたので、
拾っておきたいという気持ちとの交錯で対処しました。

現状の目標株価は20.3期EPSを元に算出しており、2000円としています。
しかし、他の銘柄同様に21.3期断面まで伸ばすと、
現状の延長だとしても、2300円~2400円程度まで伸長する皮算用です。
すると今日の買値からでも50%程度の上値余地があることになり、
一定の合理性はあるかなと考えてはいます。

ただ、やや買うための後付け理由のようにもなっているので、
戒めのためにも慎重を期した対処をしていきたいと思っています。



~なお、当記事は私の主観に基づき記載されていますので、
投資判断をされる際にはご自身の尺度で十分検討を行って頂くようお願いします。~



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ソーシャルワイヤーの株主総会に参加しました。

私の率直な印象について、独断と偏見に基づく解釈により、
レポートとして残しておきたいと思います。
(個人的な解釈ですので、ご自身で投資判断等はご判断下さい)


当日は雨が降りしきる中、
会場の最寄り駅である外苑前に向けて地下鉄に乗車します。

外苑前といえば、伊藤忠商事の本社があり、
そういえば早朝出社が奨励されていて、
朝食が提供されるんだったな~なんて思いながら下車します。

明らかに商社マンかなという印象の
ちょっとお洒落で出来そうなお兄さんやお姉さんを横目に、
私は会社を休み、株主総会ということで
どちらがいいものかと思いながら風雨に傘を奪われながら
会場に到着します。


会場は、ホテルや綺麗なオフィスとはいえない、
まぁ雑居ビルのような入口です。
ですが、その会場ビルはソーシャルワイヤーのインキュベーション事業の
拠点のひとつである青山オフィスが入居しています。
その共通会議室である大会議室が会場となっています。

大会議室といっても私が知る「大」会議室ではなく、
椅子の数が30席程度の容量の広さです。
というか、この程度しか用意されていないとすると、
これはエイジアと同等レベルだなとちょっと心配になりました。


開始時間が10時でしたが、
私はだいたい1時間前には到着している通り、
今回も9時過ぎに到着をしました。
ですが、受付は9時30分からですと案内されます。
待合室もなく、狭い廊下だけのため、
一度1階に降りてカフェで準備をすることにします。
改めて決算説明資料などに目を通して復習をします。

私のように早めに到着する人は奇特なのだと自認していますが、
受付開始が9時30分からと決まっているのであれば、
招集通知に明記して頂けるといいですね。
まして自社の拠点で運営しているので、
ある程度運営にも自由度があると思うのですがね。
これまで10時開始の総会で、
9時過ぎに到着してお断りされたことはなかったので、
少し意外に感じました。

開会の20分前で会場にいたのは、私ともう一人の個人株主だけです。
その過疎ぶりに少しドキドキしてきました。
会社側の席は監査役も含めれば10人を余裕で超えますので、
不均衡感が強くてなんか緊張してしまうんですよね。。。

開会10分前になって、
ようやく背広族の方が数名いらっしゃいました。
機関投資家なのでしょうか、会社側もより丁寧に対応されていました。

結局なんとか会社側の人数と同等くらいの人数が集まり
開会となります。

社長を議長とする旨、宣言され監査役からの監査報告など定型通り進みます。
議決権行使の状況ですが(聞き間違いがあるかもしれません)
403人/1744人 20850個/27320個で

事業報告及び対処すべき課題までを社長がプレゼンしますが、
招集通知はほとんど使わずに、
決算説明資料などを引用したパワーポイント資料を活用した
プレゼン形式で進んでいきました。

内容そのものは再三復習もしていたので、
ん?と思うようなことは一切なく、
新しいインプットは特にありませんでした。

先行指標となるKPI情報や人材投資が
成果に繋がるまでに課題があった点や、
一方でそれは克服できている点、
それが業績結果にも出ている説明があります。

説明を通して受けた印象ですが、
やはり成長のためにトップラインを上げることが
まずは至上命題でありそれは順調なものの、
会社規模がまだ小さく、
社内の様々な課題や試行錯誤の段階で
どうしても利益がまだ凸凹してしまう構造に対して、
冷静に受け止めていました。

とにかく利益倍増計画だ~と熱を帯びるわけでもなく、
今後は売上同様のトレンドで利益も安定的成長軌道に
まずは乗せられるような段階へシフトチェンジをしていきたい、
そのようなマネジメントへの冷静な決意があるように感じました。

それからインキュベーション事業のうち、
とりわけ国内が好調であるという認識はまだ変わっていないようです。
また仙台などで森ビルブランドの扱いが出来たことなどを取り上げ、
上場による信用力向上が寄与しているという認識を強調されていました。
これが事実だとすると、やはり本則市場への昇格も視野にしていると
思います。まだ形式要件が満たせていないため、
少し先になるでしょうが、ゆっくりでいいので目指して欲しいなと思います。

ただ、インキュベーション事業の堅調さは、
今のオフィス需要の高止まりなどが背景にある事も事実であり、
外部環境の変化によっては大きく収益構造が崩れるリスクもあると考えており、
この辺りは前のIRセミナーでも質問しましたが、
引き続きチェックしていきたいと思っています。

社長が誠実にプレゼンをされたのち、
配当金剰余の件、取締役選任の件、ストックオプション付与の件と
上程されたのちに、質問タイムです。
もちろん、私も挙手しますが、
元気よく「はい」の掛け声と共に挙手したご老人が1人目です。

元気よい発声と共に何を質問するんだろうと、
他の方の質問にも興味があったのですが。


株主
当社には外国籍の従業員はいるか。
何人いるか。

社長
いる。
本体で3人ですが、海外子会社含めて現地のインキュベーション事業の
オペレーションは全て現地採用しており、
その方たちを入れると多数である。

株主
東芝やシャープのように日本人の経営だけでは
様々な不安がある。
A社は・・・でB社は・・・で(と世間話に脱線していく・・・)

社長
すみません、質問等はコンパクトにお願いします・・・

株主
要するに海外の方のセンスも入れた経営をしてもらいたい。
(ということが言いたかったと私は解釈しましたが)

社長
幹部級でも1人は外国籍の方がおり、
営業進捗等をトップマネジメントしている幹部会議にも
出席しており様々な議論に参画してもらっている。
なお、当社としては特に国内籍、外国籍を意識することなく、
採用から人事まで境なく対応していきているしそのようにするつもりである。
日本人だから、外国人だからというような枠組みは意識していない。


というわけで、まぁ仰りたいことはわかりますが、
東芝やシャープが抱えているような
コンプライアンスの諸問題は別に外国籍の人のどうこうではなく、
社長を始めとした経営のスタンスというか文化の問題であり、
当社に当てはめて考えると社長の影響力がより大きいため、
社長のコンプライアンス意識を正すのが先かなと思いました。


さて私の番ですね。



ニュースワイヤー事業の今後の見通しについて、
収益は単価と数量で決まるわけだが、
単価は様々なオプション機能を拡充し、
ディスカウント圧力を交わして横ばいで維持する一方で、
配信数を増やしていくことが戦略と認識している。
数量を増やしていく上で、既存先の深堀と新規先の拡充と
2つのやり方があると思うが、現状と今後の対応方針はどう考えているか。

社長
当事業の構造として既存先9に対して新規先1ということで、
圧倒的に既存先に偏在しているのが実情である。
このためまずは既存先でのリピート回数を増やすということを
第一に取り組んでいるところである。
一方で新規先はインターネット広告チャネルからの流入ということで、
例えば販管費で人のローラ作戦のような営業をかけてということは、
考えていないしやっていない。
また当事業では現在は人の手を介して対応している箇所のうち、
何らかの工夫によって対応工数を半分、1/3と削減させることが出来れば、
そこで浮いた稼働について要員の適正化や新規事業へのリソース配分などを通して、
収益構造を改善させることが出来るのではないかと考えている。


インキュベーション事業について現状では国内と海外でそれぞれ独立した
顧客層が入居しており、旺盛な需要にうまく対応して
徐々に増床して拡大しているものと認識している。
今後もこの好調なオフィス需要が続く限り、丁寧に付加価値をつけて、
増床を段階的に進めることで、レンタルオフィスとしての収益は少しずつでも
成長していくものと考えているものの、
もう少し長く野心的な展望として当事業としてどのような姿にしていきたいと考えているか。

社長
そもそも当事業をレンタルオフィス事業と銘打っていない。
レンタルオフィス業界の雄になるためにそこでスペシャルになろうとは考えていない。
あくまでレンタルオフィスというハードなファシリティを提供することは、
その後の新規ビジネスを育成する事業拠点としたいという意向があり、
ソフトのサービスの提供や更なる開発のために展開しているという面がある。
当事業のハードな部分の提供で一定の収益基盤を確保しつつ、
ソフトな部分で更なる付加価値創造を提供していけるようにしていきたいと考えている。


対処すべき課題にも記されている中でに人材育成について質問させて欲しい。
人材育成では当社では特に全く新しいイノベーションを創造するための人材育成の軸と、
既存の事業を如何に生産性高く運用するかオペレーションにおける人材育成の軸とが
考えられると認識しているが、
育成に当たってどのような軸を大事にしていきたいと考えているか。

社長
指摘のように双方が大事と考えている。
組織力管理という面でのマネジメント力の強化がまず大事と捉えている。
これは今後当社事業がスケールアウトしていく上で前提となるものと理解している。
また、商品力・企画力を追求するための新規性を見出す活動を養いたいとも思っている。


全般的にはもっと深堀して聞きたかったのですが、
個人投資家向け説明会も予定されていますので、
まずはさわりだけ質問という感じになりました。


次の株主の方の質問です。

株主
全社費の定義は?

社長
いずれのセグメントにも属さない共通費的なもので。。。
例えば私のお給料とか。。。
(まぁそりゃ、答えに窮するよね、本社経費とかありがちなものですからね)



質問は以上!
なんだか寂しいですね。
もう少しアグレッシブな質問が出てもいいのにな~とちょっと残念でした。


例えば前期で下方修正をしており、
予算策定方法に課題があると会社側も認識していたはずなのですが、
そのあたりでもっと問題を呈するなどあってもよいのにな、と。
まぁ説明の中でもコスト投下に課題と反省がある旨は述べられていましたし、
私はIR担当役員の藤原さんと散々電話でやり取りさせてもらった手前、
そのことを改めて蒸し返して言及するまでの度胸はありませんでした(笑)。



お土産はマグカップ(会社名、11回株主総会の刻印入り)と卓上カレンダーでした。
卓上カレンダーは期中で開始のものでしたが、
期中だと既にカレンダー沢山なので、どうしようかなと思案中です。
マグカップは嫁さんが気に入ってくれてよいお土産になりました。
(写真も撮らず、サボってすみません。)

帰りに他のフロアにある貸会議室の内覧に参加しました。
内覧といっても少し受付や共通会議室を覗く程度ですがね。
2組会議をされていて実際にお客様が利用されていました。
このあたりはふ~んという感じで特別な印象は受けませんでした。

スタジオとして撮影などにも使われるとのことだったのですが、
そこまで突出してハイセンスという印象はなかったのですがね。。。



さて、全般を通した印象です。
株主総会の会場を自社(相当)の会議室を使っているあたりは
コスト意識や合理性をある程度重んじているかなと思いました。
社長は自らの会社の現状や将来像をきちんと見定められている印象ですが、
一方で他の役員の方は一切発言されなかったので
その素性は理解できませんでしたが、
例えば質問に対して、自分の所掌の箇所ではもう少し発言を促すなど
多様性を持ってもよいのかなと感じました。

社長が優秀で誠実であることはこれまでも知っていましたし、
IR担当役員も優秀で的確な対応をして下さるのも知っていますが、
他の方からの説明も聞いてみたかったです。
どうしても社長のワンマンで社長力だけでもっている会社となると、
どんなに優秀でもどこかで限界が来てしまうものですからね。
その点、日本管理センターの武藤社長は、
圧倒的なカリスマがありながらも、
権限委譲を進めて人が育っている印象なのでいいですね。

アジアBPOというメッセージが大きなビジョンとされている一方で、
まだアジア地域BPOの総合対応力という面では
網羅性も認知度もすべてに課題があるのだが、
GET50億の達成論拠をもっと市場へメッセージを送り、
コンセンサスを得ながら経営に邁進してもらいたいなと思いました。

このGET50を前提に考えれば株価は安いですが、
どうしても足元の指標をみてしまうと、
大きく買い戻すにも躊躇をしてしまうのですが、
いくらなんでも単元保有まで比率を落としているのは、
ちょっと臆病すぎるかなとも思っています(笑)。




さて、今後、個人投資家との少人数ミーティングも予定されているようですので、
そこでもう少し聞いてみたいことを現時点で箇条書きでメモしておきたいと思います。


・小さな会社なので、良くも悪くも社長が社内の文化を作っていると考えているが、
 コンプライアンス意識や社内の生産性などどのような考えを浸透させようとして
 行動しているか。またその成果や現状の課題をどのように認識しているか。

・ニュースワイヤー事業で既存先のリピートを深堀していく戦略において、
 成長限界の壁に当たることはないのか。
 企業側がPRリリースしたい案件の総数そのものはそもそも当サービスの有無で
 そんなに大きく変わるものではないと考えており、
 現状でやりたいことはある程度網羅されているのではないか。

・ニュースワイヤー事業で新規先の開拓による展開余地はどの程度あるのか。
 既存先の深堀りにリソースが精一杯ということなのか、
 余地がそこまで高いと認識していないのか。

・株主総会でニュースワイヤー事業で大幅な工数低減が果たせれば
人材リソースの適正化も含めて検討出来るという説明があったが、
これはリストラをするということか。
そうだとすると生産性を劇的に向上させようというモチベーションが損なわれるとも思うが、
どう認識しているか。

・インキュベーション事業ではハードの提供にあらゆるソフト機能をアドオンする可能性も見出し、
新規事業拠点とする姿を創造しようとしているとのことですが、
この部分の戦略の理解を深めたいため、詳しく狙いを教えて欲しい。


・人材育成でマネジメント力育成と新規性追求のそれぞれについて、
どのようににトレーニングしているか。
社長直轄でポストを与えてビシバシやるでポストが人を育てるというのは、
理解はできるが、場合によっては失敗リスクや丸投げ体質にもなりかねず、
効率性とのバランスも必要と感じている。
人材育成の課題と対策について詳しく教えて欲しい。


・前期に下方修正をしており、会社側もコスト投下のタイミングや配分、また
その予算策定の精度に課題があると認識されていました。
今期予想の策定や今の事業運営上でこの反省をどのように活かされているのでしょうか。
例えば人件費投下のタイミングへの配慮や、
業績予想の策定方法などにおいて。

・株主総会の会場で、トイレの洗面台の石鹸が切れていたり、
会場内の時計が5分程進んでズレていたり小さな綻び(?)を感じたのだが、
普段はお客様が使われる共通スペースなので、
このような細かな所への運用はきちんとした方がよいのではないだろうか。
また内覧会の時に受付に立ち寄った際も、
受付の方は座ったままの対応で、お客様にとっての大事なお客様をお招き入れるには、
もう少し配慮があってもよいかなと感じた。
この辺りのオペレーションの教育も含めてサービスの拡充だけでなく、
基本動作の質向上にも目を向けた方がよいと感じる。

・社長の圧倒的なリーダシップが光るわけだが、
他の役職員の方がどう経営ビジョンを受け止め行動しているかが
まだ伝わってこないので、場合によっては社長力で持っている会社とも受け止められかねない。
管理職ポストを与えて育成しているということであるが、
役職員にどのように経営ビジョンを共有し同じベクトルを持って臨めるような工夫をされているか。
また今後のスケールアウトの局面ではよりこのマネジメントが難しくなると思うが、
同じ情熱をもち続けていくために必要なことはどのようなことだと考えているか。



初めて社長とも直接お会いできました。
またIR担当の藤原さんにはお電話対応の御礼まではお伝え出来ませんでしたが、
勝手にお会い出来たことを嬉しく感じています。

あまり個人投資家にもフォローされず、
PRTIMESが人気なので、私はひっそりと当社をフォローしていこうと思っています(笑)。


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【決算精査】 3929_ソーシャルワイヤー(17年3月期_4Q決算)

銘柄分析シート


1.サマリ
総合評価:「3」 (☆☆★★★)
※総合評価は5がポジティブ、3がニュートラル(想定通り)、1がネガティブの5段階レーティング

3Q決算時に前期業績を下方修正をしましたが、
その見通しに対しては売上はややショートしていますが、
利益はそこから上回る結果となりました。
4Qにだいぶ頑張った印象を受けました。
ただ、売上はほぼ計画線ということで、
どちらかというと経費の効率化が主体の印象です。

前期の下方修正並びに成長が横ばいとなった要因については、
3Qの時に十分精査をしていますし、
IRにも照会をして判断しています。
結論として、事業構造に何らか毀損しているとは判断しておらず、
まぁちょっとやらかした(経費コントロールの部分で)という程度の認識ですから、
特にこれ以上言及するつもりはありません。

今期の予想については、2桁の増収増益基調へ戻るものとなっており、
概ね想定通りの数値内容です。
しかも前期の下方修正の反省からボトムアップで数値を作り、
保守性を考慮したもので策定したいということをIRから聞いているので、
実際にどこまで真摯に作成されたものかは興味があります。
(だからといって、正面切ってIRに確認すうような野暮なことはしませんでした)

また数値の前提となる指標ですが、
ニュースワイヤー事業における未使用チケットの残高の伸長や、
インキュベーション事業の国内稼働席の増加(増床効果)をみると、
増収トレンドはこれでもやや保守的ではないかとさえ思います。
いずれにせよ、主要2事業の状況は色々な課題(価格設定等)があるにせよ、
状況はとてもよい状況にあると感じられます。
あとは景況感が高止まりになっていたり、
オフィス空室率が低くタイトな状況にあることなど外部環境も
追い風になっている状況なので、
これが反転する可能性は常に念頭に置いた上で、
今後の成長継続がみられるかをモニタリングしていくことになると思います。

18年3月期の数値面の見通しは概ね四季報ラインでもあり、
概ね想定通りのガイダンスにみえます。
定性的な情報としては、ニュースワイヤー事業で大企業の獲得とあり、
これは何か見込みがあってのことかと気になっています。
そもそも大企業でこういったアウトソースのニーズがあるのか否か、
まだよくわからないでいますが、事業の安定性という点では期待されます。

この他、運営効率の向上やビックデータ分析といった
キーワードは具体的にどのようなものか興味があります。

前期の下方修正は残念ではありましたが、
概ね自分の想定通りの状況のように読めますし、
今後が期待される内容に感じました。
指標面で高PER状態となっているため、
この程度では目先の株価は失望ということになるかもしれませんが、
私の評価としては想定通り「3」の評価となります。



2.定量数値の確認

既にあまり論点がないことが見通せたのですが、
一応本決算ですので、
前期実績について確認しておきます。


(1)売上の推移

◆4Q累計
3929_ソーシャルワイヤー(17年3月期_4Q累計)売上推移



◆4Q単計
3929_ソーシャルワイヤー(17年3月期_4Q単計)売上推移


売上だけを見ていると増収基調が明確であり、
かつ後述のセグメント情報で見ても、
主要2授業が共に順調に推移しており、
安心出来る内容と感じます。



(2)利益の推移

◆4Q累計(営業利益)
3929_ソーシャルワイヤー(17年3月期_4Q累計)営業利益推移




◆4Q単計(営業利益)
3929_ソーシャルワイヤー(17年3月期_4Q単計)営業利益推移


前期の1Qと3Qの落ち込みにやはり目がいきますが、
1Qは人材投資の先行部分が顕著に出たもので、
ここは会社の当初計画通りだったと思います。
やはり想定外だったのは3Qで2Qで先行投資の効果が見え始めて、
それが最大化すると思いきや、そうならなかったことに加えて、
販促費を積み増したり、一過性費用の計上などの影響が重なったことで、
このように見えています。
4Qではとりあえず回復しているので一安心ですが、
その効果のひとつとして販管費の抑制が奏功しているため、
それが継続的なものか、一種の緊縮財政によって一時的に利益化出来ただけなのか、
成長投資と緊縮による抑え込みの効果との狭間で、
まだ楽観はできないとも思います。




◆4Q累計(純利益)
3929_ソーシャルワイヤー(17年3月期_4Q累計)純利益推移



◆4Q単計(純利益)
3929_ソーシャルワイヤー(17年3月期_4Q単計)純利益推移


貸倒引当金の計上がある分、
更に純利益ベースでは減益傾向が強まっていますが、
このこと自体は別にふ~んという感じです。
下方修正時点で認識していますので、今更騒ぐものではないと思います。


(3)今期予想について

前にIR照会した際に、
反省の弁として計画精度の向上、特にボトムアップで積み上げ、
保守性にも考慮して・・・とのことだったのですが、
それが今回の開示にどの程度反映されているかは気になります。

その上で、先行指標であるチケット残高の状況などを見ると、
増収率としてはもう少し上があるのではないかと感じます。
この辺りにも保守性を重んじられているのではないかなと
根拠なく漠然と感じます。

今期予想の前期比だけみると、
営業利益ベースで見ても22%増益で、おっ!となるのですが、
前々期からの伸長でならしてみると10%程度となるので
やはり短期的にみれば少なくても今の高PERを許容出来ないかな、
そんな風に感じているのが、私が今の比率に落としている所以です。
長期の期待感は依然高いので、
本当はもう少し比率を上げたいのですが、
やはり今の方針等に照らすとなかなか思い切れません。


定性的な情報としては、決算説明資料P22に注目しています。

ニュースワイヤー事業の大企業顧客の獲得ですが、
大企業は大企業というだけで発信力があることが多いため、
そもそもこのサービスにニーズがあるのかどうか。
大企業の発信力に勝るなにかが同社のサービスに潜在力があるということか、
単に大企業取れればいいなのノリの延長で書いているのか、
この辺りは気になるところです。

また前期で価格設定や前売り構造など色々運営に変化を与え、
試行錯誤したわけですが、その効率性を向上させることを掲げています。
まだまだ効率性を向上させる余地はあるということでしょうし、
そのためにビックデータをAIで処理することにあよる可能性もあるということでしょうか。
具体的な施策のリリースが待たれます。

インキュベーションは良と質の両面での付加価値向上が謳われています。
増床効果を狙うということは、それだけ引き合いがあるということなのでしょうが、
同社は既存の稼働率が70%程度を維持出来る事を増床判断の目途にしていると記憶しており、
増床させるということは、開設済の稼働率を向上させる必要があります。
そのためには差別化要素を明確にして選ばれるものにする必要があります。
翻訳サービスを足掛かりに様々なオプションを今後付加して、
不況耐性にも立ち向かえる構造構築に期待したいです。


また短信を読むと、インキュベーション事業で、
国内で契約見込みの確度が高い案件も含めた算定の結果、
大幅増を見込んでいるようです(海外は微増)。
単価は同水準ということで、では大幅増となるはずなのですが、どうなるでしょうか。


中期で見ていくと、まずは今期予想がどう進捗するかなのですが、
いずれにせよ、今の高い株価水準を考慮すると、
なかなか評価が難しいと感じます。
一方長期でアジアBPOプラットフォーム企業としての成功を視野に入れると、
今の取り組みはまだまだスタートラインに立っているにすぎません。
この辺りをどこまで織り込むかですが、今後の行く末を見守りたいと思います。



(4)セグメントの状況

セグメントの情報は決算説明資料にわかりやすく
記載があります。

◆ニュースワイヤー事業
3929_ソーシャルワイヤー(17年3月期_4Q)ニュースワイヤー事業

ニュースワイヤー事業の推移を見ると右肩上がりのトレンドを継続していますし、
未使用チケット残高も急伸しています。
セグメント利益も回復傾向にありますから、
今後の推移が楽しみです。



◆インキュベーション事業
3929_ソーシャルワイヤー(17年3月期_4Q)インキュベーションー事業


インキュベーション事業では新設によるコスト増で一時的な落ち込みがあります。
今後も同様のことが断続的に起こりえると思います。
また国内稼働率が下がっているのも、増床の影響によるものなので、
今後はこれが再び向上していけるかをみていくことになります。
そうなればまた増床余地が出てきてよいスパイラルになります。
但し、類似サービスもありますし、オフィス空室率など低位に推移しているものの、
今後はどうなるかわからないということも念頭に置いておく必要もあります。



3.IR照会

現時点ではIR照会は実施していませんが、
今後IR説明会も行われるようですので、
その参加も含めて検討したいと思います。



4.株価推移

株価の動向ですが、想定PERを元に仮想株価を引いた表は以下の通りです。

3929_ソーシャルワイヤー(17年3月期_4Q)株価推移


私の保有銘柄で同チャートをプロットすると、
ほぼ予想PERを元にした仮想株価のトレンドは右肩上がりになりますが、
残念ながら今期は減益になったこともあり、やや右肩下がりのトレンドとなっています。

やはりPER20倍は割れないとなかなか買いにくい一方でPERが30倍を超えてくると、
売りたくなるといったまた守備範囲の狭い感じになっています(苦笑)。


ちなみに、3年後業績目安を元に独自に算出している目標株価は2000円に修正しています。
なお、目標株価の算出は以下の概算で算出しています。

・想定EPS(20.3期)
60.71×1.15×1.15≒80
・評価PER
25倍
・目標株価(20.3期想定)
80×25=2000円 →時価総額想定 約55億(現状43億)


評価PER25倍は私の中では控えめに見ています。
というのも、やはり下方修正後からの立ち上がり期であり、
もう少し様子見期間が必要かなというのと、
アジアBPOプラットフォームという位置と
今の取り組みにまだまだ乖離があるようにも思い、
この辺りがもう少し具現化してくると期待感を反映して
PER30倍位までは許容してもよいかなと感じています。
ただそれは今のタイミングではないかなと感じています。



5.中計について

中期成長戦略としてGET50は従前から変わっていません。
売上50億、営業利益5-10億ですから
今期予想の売上26.5億、営業利益2.7億からみるとまだまだ
何個も壁を超えないと達成できませんね。
一応FY20に達成するような記載ぶりなのですがね。
この辺りも真意を聞いてみたいところです。


~なお、当記事は私の主観に基づき記載されていますので、
投資判断をされる際にはご自身の尺度で十分検討を行って頂くようお願いします。~



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【決算精査】 3929_ソーシャルワイヤー(17年3月期_3Q決算)

銘柄分析シート


1.サマリ
総合評価:「2」 (☆☆☆★★)
※総合評価は5がポジティブ、3がニュートラル(想定通り)、1がネガティブの5段階レーティング

1Qでの人材への先行投資の結果、
2Qで成果が表れ始めていましたが、
3Qでそれがより顕著になるという計画が下振れ乖離したことに加えて、
他にも子会社の貸倒引当金と為替差損の影響を織り込み、
下方修正となりました。

2Qで改善傾向が顕著でしたし、
実際計画ラインまで回復していたので、
想定外の下方修正でした。

事業の成長性に疑義が生じたかが論点ですが、
結論として特に現時点で事業性が毀損しているとは判断しません。
但し、今回の下方修正により少なくても指標面ではかなり割高感が出ており、
想定外の下方修正ということもあり、総合評価は「2」(ややネガティブ)です。
「1」でないのは、事業性に毀損を認識しないためです。


2.定量数値の確認


(1)売上の推移

◆3Q累計
3929_ソーシャルワイヤー(17年3月期_3Q累計)売上推移



◆3Q単計
3929_ソーシャルワイヤー(17年3月期_3Q単計)売上推移


売上は23%の増収とこれが救いですね(笑)。
ただもちろん人材投資の結果でもあるので、
自然体ではここまでの伸長はなかったと思いますので、
過大な評価はできません。
とはいえ、掘ればこれだけ売上を計上出来る環境があるというのは
事実なのだと認識しています。

今回の下方修正の原因元であるニュースワイヤー事業でも、
14%のセグメント増収です。



(2)利益の推移

◆3Q累計(営業利益)
3929_ソーシャルワイヤー(17年3月期_3Q累計)営業利益推移




◆3Q単計(営業利益)
3929_ソーシャルワイヤー(17年3月期_3Q単計)営業利益推移



営業利益は12%の減益です。
ニュースワイヤー事業でセグメント減益となっており、
これが主因であることがわかります。
ちなみに堅調だと評価されているインキュベーション事業は、
13%程度のセグメント増益です。

この他償却費なども嵩んでおり、更に営業利益ベースで
減益基調が大きくなっています。
EBITDAベースでは前期比横ばいですね。


なお、純利益ベースでは更に引当金を計上しており、
経常利益の10%弱の規模ですから純利益に相応に効いてきます。


◆3Q累計(純利益)
3929_ソーシャルワイヤー(17年3月期_3Q累計)純利益推移




◆3Q単計(純利益)
3929_ソーシャルワイヤー(17年3月期_3Q単計)純利益推移




(3)利益の状況と今後の見通し


2Q決算時になんとか計画射程では、と考察していましたが、
見事に裏切られてしまいましたね。
ということで、気を取り直して、残り2ケ月で修正後の予想への評価を
皮算用しておきます。


<今期の通期会社予想>
売上 2,406百万円
営業利益 210百万円(10.6%)
純利益 120百万円(5.1%)

<今期の3Q累実績>
売上 1,773百万円
営業利益 156百万円(8.8%)
純利益 85百万円(4.8%)

<今期の4Q単予想> ※上記差分
売上 633百万円
営業利益 54百万円(8.5%)
純利益 35百万円(5.5%)

<前期の4Q単実績>
売上 517百万円
営業利益 48百万円(9.3%)
純利益 32百万円(6.2%)

<今期の3Q単実績>
売上 608百万円
営業利益 50百万円(8.2%)
純利益 33百万円(5.5%)


前年同期比で22%増収、13%営業増益、10%純利益増益です。
ただ、同社の場合連続性のある事業でもあるので、
直近四半期の3Q単とも比較すると、
4%の増収、8%営業増益、6%純利益増益です。

後述しますが、IR担当者によると、
1月中旬程度まで見極めてある程度堅い数値で
修正しているとのことで、
皮算用からもまぁ修正後はさすがに着地させるかなと感じます。



(4)セグメントの状況

決算説明資料にあるのでここでは割愛しますが、
増収基調はともに変わりませんが、
利益面ではニュースワイヤー事業は想定より冴えず、
インキュベーション事業もたまたま販促期と重なって、
見た目が悪い状況となっています。


3.IR照会

まぁ想定外の下方修正でしたので、
当然電話します。
もちろん、紳士的に対応(したつもり)に努めました。
なお、記載内容は、あくまで私の理解を元に記載しているので、
正確でない可能性が高いですので、
参考程度にお読み下さいませ。


まるのん
1Qで投資したものが2Qで回復基調に乗せ、
計画線で推移していたのに、なぜ急に3Qで減速し、
下方修正に至ることになったのか、経緯を教えてほしい。

IR
ニュースワイヤー事業の想定が下振れした点と、
引当金や為替差損の影響によるものである。
なお引当金及び為替差損の影響がなければ、
下方修正基準には抵触しないものだった。

まるのん
それは記載があるので把握している。
引当金や為替差損の件は、問題視していないが、
ニュースワイヤー事業の想定下振れについては懸念を持っている。
その詳細を教えてほしい。

IR
人材投資を踏まえて2Qで回復するところまでは想定通りであったが、
3Qで効果が最大化すると計画していたものの、
実際にはそのようにならなかった。
問題の所在はいくつかあるが、
まず根本的に計画策定が強き過ぎたという点は率直に反省している。
その他、10月に単価を値上げしたが、
その価格設定も強気過ぎたものになっており、
顧客にとって手控えの原因にもなりより人材投資の効果が抑制される結果となった。
価格設定はマーケットの状況などを踏まえて慎重に検討しているものの、
今回は業績予想も価格設定も双方で過度に強気になったのがよくなかった点と捉えている。


まるのん
価格設定が誤っていたとのことだが、
そもそも同サービスの優位性が低下して、
顧客にとって魅力が低下し、顧客が離反しているということはないのか。

IR
そのようなことはなく、直ちに12月に価格を再改定したことで、
再び顧客にとって納得して使ってもらえるように戻っている。
(詳細はKPIで確認して欲しい→実際に前売りチケットは本日開示のKPIで戻りを確認)
従ってサービスの質的な瑕疵が生じて構造的な問題が発生している状況ではない。
なお、12月の価格改定(値下げ)は10月の値上げ幅よりは小さく、
10月以前よりは高い水準は維持させている。
またオプションサービスも含めて付加価値をつけることで、
単価の訴求力を追求しており、今後もきめ細かく対応していきたい。

まるのん
今回のニュースワイヤー事業は、
元々の計画精度が甘く、
人材投資に対して楽観的な数値目標になっていたところに、
更に足元の2Qで計画通りに進捗が見られたことで、
価格改定のシーンでも楽観的になったことが重なったものであり、
事業の構造的問題というより、
数値精度の甘さと価格設定の安直さが招いた事故のようなものと理解した。
次に当件反省を踏まえてどのような点に活かしていきたいと考えているか。

IR
予算策定は従来大枠の中で作成することが多く、
精度が甘かった点は真摯に反省している。
もう少し保守性も踏まえてボトムアップできちんと数値を作る体制を、
経営陣含めて検討をしていきたい。
また経費投下タイミングも今回は1Qに一括投下を行ってきた。
スピード感を踏まえたこともあるが、
やはり効果なども見ながら段階的に慎重に対応していく必要性を再認識した。
実は今回のような一括投下の経験は当社にはなく、
元々通年中途採用で徐々に補完してきていたので、
新たなチャレンジでもあったわけだが、
今後はその在り方を慎重に検討することとしたい。

まるのん
計画の保守性という話が出たが、
修正後の計画は必達と認識してよいか。
未だチャレンジングな部分を残しているものか、
策定の状況を教えて欲しい。

IR
1月半ばまでの最新の状況を踏まえて策定している。
そのため現時点で堅い数値と認識してもらってよい。


まるのん
今後のことを教えてもらいたいが、
人件費先行でそれなりの減益を強いられているが、
現状と今後をどのように捉えているか。(ニュースワイヤー事業)

IR
まず、前提としてニュースワイヤー事業も成長していないわけではない。
あくまで人材投資の規模及び強気過ぎた計画に対する未達という状況である。
先行チケットの状況も価格設定がFITせず一時的に手控えが見られたが、
即座に価格設定を見直し、再び戻りが出ている。
単価そのものも以前よりは向上しているものの、
今後も付加価値をつけていく必要があると考えている。
特に粗利率を重視しているので、その点に拘って当社サービスの
価値を認めてもらえるように努めていきたい。


まるのん
定量的な面も可能な限りで教えてもらいたいが、
今後も長期目線で応援していきたいのだが、
保守的計画ということで従来の成長想定シナリオも崩れないのか。

IR
(色々なお話を頂き)・・・
売上ベースでは20%程度の増収基調、
15%前後の増益基調を一つの目安として取り組んでいきたい。



4.株価推移

株価の動向ですが、想定PERを元に仮想株価を引いた表は以下の通りです。
なお、下方修正後の2/1の株価は反映していないのは、
恣意的ではありません、あくまで作成タイミングの問題です。

3929_ソーシャルワイヤー(17年3月期_3Q)株価推移





5.さいごに

事業性に疑義を認識しなかった点から、
全株ホールドでもよかったのですが、色々なことを考えました。

・PER指標面で割高感が台頭(PER30倍近傍)
・3年後目標株価の修正(起点が下がった事で、元の目標株価までは1年延長)
・ポートフォリオPERや日経PERは割安性が薄まり、現金需要も。


ということで、結局半分を利益確定させることにしました。
決まったとなれば、S安も覚悟した中で、
想定より高い値段でPTSで取引出来たので、
躊躇なく処理しました。
もちろん、今日のザラ場の方が高い値段で推移していたのはお約束ですね。
というか、よくこんな程度の下落で許してもらえましたね。。。

確かにPER30倍近傍といっても、
一過性の引当金計上や為替差損の影響もあるのですが、
それにしても、失望感は高いものだったと思います。

より長期目線の方が多いということなのか、
よくわかりませんが、とりあえず、PF準主力へ格下げして当面様子見をします。


かつてエイジアを保有していた時に、
人材採用で勝負に出て、
消費増税で小売業が冷え込み業績悪化(あの時も下方修正しましたね)した時に、
株価もだいぶ売り込まれ、利益を縮小させて残分を処分したことがありました。
しかし、そこから更に大きく株価は躍進し、
皮肉にも今日は材料テンコ盛りで高騰していますね。
結局減益や下方修正といった局面で、
安易に楽観するのはいけませんが、
本当に自分が見つめるべきものを見誤らないようにしないとなりません。
こればかりは何度も場数を踏んで試行錯誤しないと身に付かないのでしょうね。


最後に今回の下方修正は、
私にとっても会社にとってもよい機会だったかもしれません。
(怪しい根拠ないポジティブシンキングではありません(笑))
確かに同社の見立てをする上で先行投資に対する楽観計画に対する警戒は
薄れていたということは、自分自身も同社に対して楽観視していたという点を、
改めて気を引き締めて見つめ直すきっかけになったという点もあります。
また会社にとってもよい戒めになったと思うのです。
業績予想の保守性の重要性をきちんと認識し、
投資の在り方を社内で十分議論するきっかけにもなったと思います。

企業の規模がまだ小さいこともあり、
ひとつひとつ試練を踏んでいくことも必要です。
上場ゴールのようないわゆる悪質な下方修正ではなく、
至らない点は多々あり猛省ものではありますが、
それを会社側が何より認識していることは、
IR担当者との会話や社長の月次メッセージでも垣間見れます。
まして某社のように社長が急に逃げるということもありません(笑)。


比率は下げましたが、
引き続き、応援していきたい企業に変わりはありません。


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2017年投資方針に従い、
改めて銘柄の定点観測を実施します。


◆3929 ソーシャルワイヤー

【カバレッジ拡大】
アジアBPOカバレッジ拡大にはまだまだ道半ば。
MAも活用して事業立ち上げから黒字化へ育てる活動定着。
プレスリリースのコアビジネスから翻訳やBPOオフィス展開に取り組み、
今後は更なるカバレッジ拡大への期待大・リスクも大。

【IR活動】
社長の投資家向けの丁寧な姿勢、IR実務責任者にも浸透しており、
IR活動は地道でありながら最大限の配慮ある姿勢を好感。
成長のための内部留保を大事にしつつ、配当還元にも最大限の配慮。


【総合評価】 ・・・「A」
成長への意欲も高く着実にそれを具現化し、
更に投資家向けへの開示姿勢へ積極化しており、
安定的な成長銘柄として期待。
上場間もないこともあり未知の部分や割安性、安全性で並評価もあり、
総合評価としては最高評価からひとつ控え目としている。


 【成長性】 ・・・「A」
  <成長シナリオ根拠> ・・・18pt/20pt
   ・認知度向上によるリリース、レンタルオフィスを含めた余地あり
   ・国内/アジアともにエリア拡大余地も旺盛
   ・MAによる関連事業のシナジー創発を意図
   ・新商品・オプション機能拡充による単価寄与
  <想定CAGR> ・・・16pt/20pt
   ・CAGR20-15%
   ・過去実績は申し分なし
   ・上場間もないこともあり過去実績からの想定信憑性判断は緩いか
  <テーマ性> ・・・ 7pt/10pt
   ・アジア地域の経済発展期待/新興国リスクの双方へ配慮要
   ・ボーダレス化/グローバリゼーション
   ・リソースの集中投下(本業以外のアウトソース化)のトレンド
   ・広報活動の変化(手法の多様化)にみる費用対効果重視

 【安定性】 ・・・「A」
  <スイッチングコスト> ・・・9pt/15pt
   ・リリース発信までのコストは一定の習熟がみられ既に低位
   ・コスト面では既に優位性ありと判断
   ・レンタルオフィスはコスト面では大きな優位性は認められない
   ・定性的な使いやすさなどが差別化要素
   ・将来のメニュー拡充による網羅性確保が囲い込効果となるか(?)
   ・しかしそれには一定の時間は有するだろう。
  <不況耐性> ・・・5pt/10pt
   ・リリースは影響受けるも、販管費からの効果重視トレンドもみられるか
   ・その他BPO事業は全般影響あり、新興国は特に
   ・但しそれを打ち消す規模拡大の過渡期でもある
  <ストック性> ・・・8pt/10pt
   ・ストックビジネスへ拘り リリースもレンタルオフィスもその効果あり
   ・今後の拡充もストックを想定したモデル構築
  <過去業績実績> ・・・8pt/10pt
   ・安定の成長基軸を継続
   ・但し上場後期間が短くストレートな評価はしないのが無難
  <顧客層> ・・・3pt/5pt
   ・特定顧客依存なし
   ・中小ベンチャーが中心で、業態も多様化しておりリスク軽減
   ・B2Bビジネス主体、ベンチャーを中心とした起業家に優位

 【割安性】 ・・・「B」
  <PEGレシオ> ・・・17pt/20pt
   ・PEGレシオ1.0
   ・過去実績も安定成長を前提としたPEGレシオ
  <目標株価GAP> ・・・17pt/20pt
   ・上昇余地2倍弱

 【安全性】 ・・・「B」
  <営業CF推移> ・・・10pt/15pt
   ・営業CF+で安定的
   ・但し経過年数がまだ短い
   ・投資期でありフリーCFはマイナス、但し年々改善。
  <自己資本比率> ・・・8pt/15pt
   ・30%台 レバレッジとの兼ね合いで効率面考慮で妥当水準

 【還元性】 ・・・「A」
  <DOE> ・・・13pt/15pt
   ・DOE6%台 新興企業としては超優秀
  <資本政策> ・・・4pt/5pt
   ・自己株買いあり(軽微)
   ・ROE25%程度で優秀
  <IR活動> ・・・4pt/5pt
   ・月次開示あり
   ・常にどう開示姿勢を問いただして改善意欲旺盛
   ・社長の月次コメント、今後の対面IR検討も積極的
  <株主優待> ・・・3pt/5pt
   ・株主優待は検討中との表記あり


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