十分な教育資金と老後資金のために

Author:まるのん
30代イクメンサラリーマンです。
将来の教育資金と老後資金を形成するため、中長期視点で現物日本株へ投資しています。投資初心者の日々の状況を公表していきますので、叱咤激励のコメントを頂ければ幸いです。
年初来:+12.0%(2017/5/26時点)



新規銘柄にエントリするまでにどのような判断プロセスを経るか。

私は基本的に以下のようなプロセスを経るようにしていますが、
買い付けの箇所に課題があるように感じています。

結論として、買い付けのルールをそもそも定めていないことが問題であり、
その場における感覚的な判断に依るのではなく、
最低限保有したい枚数までは一気に買い、
残りの+α分を段階的に様子を見ながら買う
ということがよいのでしょう。
(書けば当たり前ですが、そう行動するのが実際出来ないのですよ・・・)


(1)銘柄に出会う

四季報精読、スクリーニング、他投資家パクり、生活の中で認知、テーマ性抽出など
きっかけは様々ですが、
まずは銘柄に出会うことから始まります。
直近の購入銘柄のうち、Hameeやエムケイシステムは、
直近数年で新規上場した銘柄チェックを定点観測しており、
そのチェックを経て出会いました。
また、WDBはスクリーニングから出会いました。
まずは大枠で自分の基準に適合しそうな銘柄を、
とにかくたくさん発掘することが大事と認識しています。
(入口の間口を大きくするイメージ)



(2)ホームページから初期判断

自分が理解出来る事業かを確認します。
この他、社長メッセージ、経営理念、投資家向け情報、採用情報辺りを重点チェックします。
WDBはこの辺りにかなり強いシンパシーを感じました。
(でないとさすがにこんなに地味な銘柄は通過しません)



(3)投資基準判定

まず、銘柄分析シートに定量情報を整理します。
ここである程度判断が出来るわけですが、
投資方針 に掲げた
基準にマッチするか定性的な情報も補完していきます。
これを書いてみて、よしいけると思った銘柄についてブログ記事をUPしています。



(4)買い付け

初心者投資家らしく逆張りタイミングを測ります。
少しでも安く仕込みたいというスケベ心が出て、
成行で注文することはまずありません。
まあ、期間的なリスクも回避するために、
一度に買付をすることはせず、ゆっくり買っていくようにしています。
これも短期的なエントリタイミングの判断誤りの影響を
軽減させるためです。






Hameeにしてもエムケイシステムにしても、
買い付けを始めて満足いくまでポジションを作る前に、
高騰してしまい機会損失となっています。
(エムケイシステムはまだまだ戻ってきてくれると信じていますが)

基本的に、新規の買い付けの段階で、
上値余地は数十%はあると判断していることもあり、
買値など誤差の範囲であると判断し、
成行で必要な枚数を一気に買えばいいのでしょうが、
そういう勇気を持ち合わせていないのも事実です。

この買い付けにおける具体的な指針を曖昧にしていることが問題であり、
今回悔しい思いを単に悔しい思いにするのではなく、
きちんと反省しておこうと思いました。
つまり買い付けの指針をある程度示しておこうと思いました。

買い付け方法にはざっと以下のようになります。
(ベース比率と理想比率を予め決めておく)


【買い付け方法1】
一気に理想比率まで買う

【買い付け方法2】
ベース比率と理想比率の2段階で買う

【買い付け方法3】
まずは1単元を買い、
残りを値動きベースでタイミングを見て断続的に理想比率まで買う

【買い付け方法4】
まずは1単元を買い、
残りを期間タイミング(定間隔でドルコスト法のイメージ)を見て理想比率まで買う



自信度が極大化している場合は、1でもいいかもしれませんが、
どんなに自信があっても自分の判断が至らない点は必ずあるので、
1は避けるべきと思っています。(今の私の実力を鑑みても)

一方で最近主流になっている3や4のやり方は、
一見リスクを最小限にしている気がしていますが、
「買えないリスク」も内包してしまっています。
そもそもここまでのプロセスで目標株価までの上値余地も
ある程度自分の中で合理的に計算されている中で、
それを信じずに誤差の範囲の部分で調整していくことこそ、
合理的な行動と思えません。

目標株価に対して自信があるのであれば、
1単元だけ買って様子見をするという3、4のやり方は
あまりいいやり方でないのかもしれません。
今回のHameeやエムケイシステムのように
ルールがない中で一番ヘッジ側に寄せたのは、
決まっていないのなら一番保守的な方法でという点では正しい判断だったと思います。
反省すべきは、その時に目安となる拠り所がなかったことです。

というわけですが、まずはやっつけですが、
以下の図の左の側になるようになると思いました。

◆買い場が上昇トレンドの場合
上昇トレンドの買い方

◆買い場が下降トレンドの場合
下降トレンドの買い方


とりあえず適当に図の右側に1単元ずつやってみた場合もシミュレーションしてみましたが、
(あくまで概念です)
集められる枚数が少なくその分、利益額が小さくなってしまいます。



というわけで、以下を買い付けルールに追加してみたいと思います。



(4)買い付け

買い付け前に同銘柄のベース株数(最低目標率)を定める。
その上で、理想的な枚数を理想株数をセットで定める。
(上記画像例はベース株数500枚、理想枚数1200株のイメージです)

ベース比率までは一気にお買い上げをした上で、
一定期間までに理想株数まで引き上げられるように努力する。

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前回の記事で、
2016年の年初からの暴落局面において、
2つの気づきについて記事にしました。


1) 暴落局面でパニックにならないために必要なこと

2) 暴落局面では一息ついてみることも大事


いずれも精神的なものですが、
この感情を抑えるためのメンタルをいかに保つかということは、
株式相場と対峙する上では欠かせないテーマであると考えています。

私のような初心者はちょっとした工夫や、
一見するとくだらないと思えることでも、
その落ち着きを維持するためには有益なことも多々あると考えます。

このブログを運営することもそのひとつです。
自分で決めたルールに大きく逸脱することになった時、
私は成功も失敗も全てをあからさまにしていますから、
皆さんに情報を開示するということが、
自分を抑制する事にも寄与するわけです。
またコメント欄やツイッターでの交流によって、
自分だけが苦労をしているわけではないということをより強く認識出来て、
それがまた前を向いていこうと思えるきっかけにもなっています。


さて、話は変わりまして、
先週金曜を底に週明けから反発を試す市況となっていますが、
この記事では、定量的なデータを基に、
この暴落から感じていること
を確認してみたいと思います。

たった1ヶ月半の騰落を見ても、
実はあまり意味のないことなのかもしれませんし、
私のPFの中のごく限られた銘柄を元にして評価・議論しても、
真実とは異なるのかもしれませんが、
日々やられた~という負の感覚の積み重ねを
よりリアルに体感して正しく認識するためには、
定量的に可視化して自分自身がそこに向き合うことが大事でしょう。

12日時点の全体の資産騰落については、
週間パフォーマンス記事の通りですし、
週間の銘柄毎のパフォーマンスはその記事内にも触れています。

ここでは、年初から2月12日までの騰落について、
個々に見ていきたいと思います。

まず全体として、TOPIXの▲22.7%に対して
まるのんPFは▲12.2%と約10%アウトパフォームしています。

暴落暴落暴落・・・と辛い目に遭ってはいるけれども、
PFの状況は市場全体から見ればまだマシであり、
自分の銘柄選定眼も含めて少しはまともな運用が出来ているな、
という所感を抱いて表面的な評価をしてしまいそうですが、
当然、そんなはずはありません。
初心者の私がそんな本質的な強みを持っているとは思えませんし、
それを客観的に、「もうぬぼれだ」と認めるために、
個々の銘柄の騰落を確認してみます。
(本当はこんな負の真実と目の当りにするのは怖いし嫌なものですがね…)

全ての銘柄が年初から2月12日までマイナスですが、
騰落率上位(つまり下落率が小さかった順)に並べてみます。
()内の倍率は私の算出していた年初時点の今期予想PERです。





1位 日本管理センター   ▲ 8.6%(27.5倍)
2位 日本BS放送      ▲10.8%(14.1倍)
3位 ホクリヨウ        ▲11.7%( 8.7倍)
4位 スターマイカ      ▲15.9%(13.2倍)
5位 ひらまつ         ▲18.3%(13.3倍)
6位 ジーフット        ▲20.9%(13.8倍)
7位 丸和運輸機関     ▲22.0%(16.2倍)
8位 中広           ▲22.4%(15.5倍)


------ TOPIX ------  ▲22.7%

9位 サンセイランディック ▲23.2%( 9.4倍)
10位 コムチュア      ▲23.4%(14.2倍)
11位 ダイキアクシス   ▲26.0%( 9.8倍)
12位 全国保証      ▲27.1%(16.2倍)
13位 幼児活動研究会  ▲27.9%(11.0倍)
14位 シュッピン      ▲28.8%(22.3倍)
15位 アルファポリス   ▲32.5%(27.4倍)
16位 SBSHD       ▲32.6%( 8.6倍)
17位 JPHD        ▲32.9%(22.7倍)






この定量化したデータを基に、
この暴落を通して感じたことを残しておきたいと思います。

ここでは、以下のことに触れたいと思います。


1)自分の銘柄は強かったは幻想である

2)銘柄の値もちの良し悪しなど関係なく暴落局面では不条理に連れ安する

3)PERと騰落に強い相関はない




まず、パフォーマンスが市場をアウトパフォームしていたのは、
自分の銘柄が相対的に強かったからだということは、
この順位だけ見ても、幻想であるということがよくわかります。
もちろん資金比率などの兼ね合いもあり、
やや幸運に恵まれたということはあったと思いますが、
自分の銘柄が強いなどということはなく、
市場並みにありがたく暴落の裁きにあっている
ということがわかります。

私が全体のパフォーマンスでTOPIXをアウトパフォーム出来ていたのは、
その半分以上の効果がベアETFのヘッジが効いただけのことです。
ヘッジ目的の保有がたまたま奏功しただけで、
銘柄選定がよかったわけではありません
手元で計算するとざっくり6%程度の効果です。
残りの4%は完全にまぐれでしょう。

私は私なりに銘柄選定に力を注いできたわけで、
自分を正当化させたいのが人情ですので、それを否定することは困難なわけですが、
定量的に可視化してみると、別に私の保有銘柄が強かったということはないことがわかります。
まずはそういううぬぼれの感情は排除せねばなりません


次に、自分の中でファンダメンタルズに優れたと評価して
たとえ暴落局面が訪れても値もちがいい銘柄を選んだつもりというのも、
今回のような暴落の前にはなす術もなく暴落の波にされされます

ファンダメンタルズがよいとか、ストック性が高いビジネスモデルを有しているとか、
不況耐性に強いとか、様々な観点で銘柄選定を行う上で加味しているわけですが、
(これでも結構色々気を配っているつもりなのです)
結局のところ、今回のようなパニック的な暴落の前には、
合理的な判断抜きに全部が売られるのだということです。

よく自分の銘柄はこんな暴落局面でも強くて、
やはり値もちがいい銘柄は違うな~などとニヤニヤしながら
陶酔してしまいがちなのですが(陰湿ながらそんなこともありますよね)、
値もちの良し悪しなどショック安の暴落局面においては全く無視されていると感じます。

これは逆を言えば、仮にショック安で暴落しているからといえ、
その銘柄のファンダメンタルズが損なわれたとか、
ストック性の高い安定的なビジネスモデルへの信頼が薄まったとか、
不況耐性に揺らぎが生じたというような
見当違いな評価をして感情的な取引をせず、
じっと放っておける勇気が必要だともいえるのだと思います。

ショック安の時というのは、
猫も杓子も売りだぁ~とまさにショック状態で売り込まれている状況なので、
そこにファンダメンタルズだとかストック性だとか不況耐性だとか、
そんな合理的な判断が出来ない状態で株価形成されているわけで、
不条理に連れ安することは受け入れねばならないということです。

もちろん、中長期的に見ればこういった合理的な判断が市場でなされていくことで、
期待する株価形成に繋がり、ひいては期待するリターンが得られるということなのでしょう。
ですから、ショック安の時に、過信はいけませんが、
過度に不安になったり、まして感傷的になって取引をしてしまうことは、
厳に慎まなくてはならない
と改めて今回の暴落を通して自覚いたしました。



最後に、PERと騰落との相関についてです。

まず前提として私はPER水準については、
従前からずっと以下のような認識でおりました。

高PER銘柄はそれだけ高い成長を期待してより長い期間の利益成長分までを加味して、
株価が形成されている。
これは期待値が大きいことの表れであり、
市況や景況感など同社のファンダメンタルズにさほど影響しない外部環境の変化であっても、
大きく株価形成に影響を与えて、大きく値下がりするリスクを内包している。
低PER銘柄はより目先の利益分しか考慮されておらず、
低い成長、場合によってはマイナス成長までもが想定されており
期待値が小さいことの表れである。
このため仮に市況や景況感などに変調があっても、
また同社の成長が目減りしたとしても、
元々の期待値が低い分値下りリスクは限定されている。



つまり、高PERは期待値が大きい分下がる時は大きく下がり
低PERは期待値が小さい分下値も限定されるという認識です。


このような認識が強く脳裏に焼き付けられているため、
典型的なのかもしれませんが、
私が株式投資を始めた当初はより下値が堅いと考える、
低PERの割安だと思う銘柄でPFを構成していました。


しかし、最近ずっと考えていたことがあり、
このPER水準と騰落に関する相関は真実かということです。

専門的な統計データやもっと体系的に整理・考察されている方は、
いくらでもおられるでしょうし、その証跡データもあると思います。
真実により迫りたいということでしたら、
こんな稚拙なブログではなく、
もっと専門的な有識者の方を訪れてもらった方が得策かと思いますが、
ここではやはり自分のPFの中でそれを実感しないと
なかなか自分の理解として認識出来ないので、
今回PER水準と騰落を並べてみたわけです。

相関ということで、散布図を描き近似線を描写してみたり、
偏差を計算してみたりしましたが、
まぁデータ量も少ないですし、強い相関は確認出来ませんでした。

つまり、PERが高くても下値が堅い銘柄もあれば、
PERが低くても余裕で下値を突っ込む銘柄もあればという状況です。

PERが低ければ下値は堅いというのも、
PERが高ければ下落が大きいものになるというのも、
全て根拠のないものなのではないかと改めて示唆される実績です。

もちろん冒頭でも記載の通り、
これだけのサンプル数で議論しても意味のないことかもしれませんが、
事実として私のPFで起こったことです。
高PERは危険だからそこそこにしておこうとか、
こういう不安な局面だからより低PERの銘柄にシフトしておこうとか、
全て曖昧な根拠の中での判断だなと思うわけです。


高PERであってもその成長への期待が揺るぎなく継続する場合には、
その高い利益成長分の比較的高い成長分をリターンとして享受できます。
一方、低PERは構造的にその業界に対する評価が低く、
一時的な利益成長を果たしてもそれを十分に評価してもらえずに
思ったようなリターンに繋がらないということもありえるわけです。

今回改めて実感したところでは、
あまり高PERがハイリスク、低PERがローリスクという
思い込みをせずに、各銘柄の成長性や
その業種や会社としての姿勢といった市場評価というものを加味して、
単に絶対値の大小だけで評価しないようにしよう
ということです。


暴落を通して色々自分への気づきが得られて、
良い機会だなと思います。

相変わらず足元のパフォーマンスは大きく凹んだ状態ではありますが、
中長期的にこの局面で色々なことを学び、
今後に生かしていきたいなと思います。


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週明けの今日、日本株式市場は大きく反発しています。
今回の一連の暴落について振り返るのは時期早尚ですし、
そもそもこの後もまだだらだらと下げ続けたって何ら不思議ではありません。
(というか、早速今日の引け後では先物が下がっていますね)

ですが、この暴落の中で色々感じていることを、
記憶が鮮明のうちに書き留めておきたいと思っています。

大きくこの記事では以下2点のことに言及してみます。


1) 暴落局面でパニックにならないために必要なこと

2) 暴落局面では一息ついてみることも大事




まず今回の暴落を前にパニックにならなかったこと、
これには大きな手応えを感じています。
(ツイッターではだいぶ取り乱しましたが…)

日経平均が20%以上も年初から急落して、
しかもそれが1ヶ月半という短期の間に形成した調整局面ですが、
これはアベノミクス後から本格的に投資を始めた私にとっては、
間違いなく異次元の状況です。
私のPFも指数ほどはマイナスでなかったわけですが、
それでも10%以上の目減りを受けて、
パニックにならなかったというのは、
玄人でこれまで幾度となくショック安を潜り抜けて来た方からすると、
当たり前の所作かもしれませんが、
私のような初心者にとってはこの当たり前の所作さえも
大変な試練であるわけです。


これにはいくつか要因があるように思います。

まずひとつは、私が拠り所としているのは、
各企業の業績や成長性を加味したファンダメンタルズであったということです。
そしてそれに大きな変調見通しを認識する必要がなかったことです。
つまり、ファンダメンタルズは不変であるということを信じ切れているということです。
不況耐性なども考慮してファンダメンタルズを予め評価出来ていたことで、
その信じる心をなんとか失わずに済んでいます。
チャートや需給といったテクニカル指標などを使っていると、
いくつものありえない転換シグナルとかが出現して、
不安に不安が増長されていくことになると想像しますが、
そういう追って迫りくる恐怖感と無縁でいられたというのは大きいです。

この暴落の中、主力の日本管理センターは好業績を継続して、
株価は逆行高を演出してくれました。
これがPFを下支えしてくれていたわけですが、
これは単にPFのパフォーマンスを下支えしてくれたという事実以上に、
私のメンタルを、つまりファンダメンタルズさえよければ大丈夫、ということを、
強く印象付けてくれるメンタルの拠り所として機能してくれました。
そもそも日本管理センターのPF寄与など、主力であっても、
この暴落局面では焼け石に水状態だったわけで、
PFのパフォーマンスの貢献以上に、メンタル面での貢献に感謝している次第です。

ファンダメンタルズさえよければ大丈夫、これを強く信じられたことが、
第一のパニックにならなかった要因
だと捉えています。


それから第二の要因として、
投資スタンスの中に今年から現金及びヘッジ目的のベアETFの比率に対して、
理想的な目安を客観的なPER指標を基に設けていた
ことです。
私にとってはこれは試行的にやってみたところが強かったわけです。
きっかけは、相互リンク先のゆうゆーさんから学ばせて頂いている中で、
ゆうゆーさんは各銘柄の割安度を算出して保有比率をリバランスしたり、
現金比率を調整されたりしているのを拝見したことです。
私もこれまで感覚に頼っていたところを、
少なくても拠り所となる目安という位置づけで、
まずは完全なる感覚ではなく一歩踏み込んでモデル化してみようと思ったのです。

今年に入っていきなり実践でここまで使うことになるとは思っておらず、
この目安が妥当であるのか大きな不安がある中で、
運用を余儀なくされたことはもっと早く試行しておけばよかったと後悔しましたが、
それでも感覚で調整していた昨年に比べれば冷静に対処が出来る拠り所となったことは、
この運用を試行段階とはいえ対応しておいてよかったと思いました。


私は相場の上下やPF全体の割安さをモニタリングすることはこれまで対応しておらず、
各銘柄の目標株価までのGAPという形で個別最適で可視化していましたが、
全銘柄が軒並み暴落する局面ではフリーズしてしまうこと必至だったわけです。
しかし、指数が暴落したというけれど、明日騰がる下がるではなく、
指数全体のPERを眺めてどのくらいのバリュエ―ションにあるのかを客観的に眺めて、
ベアETFの比率を主にチューニングし、
PF全体の割安さをPERで測定して、それを基に現金比率をチューニングし、
更に全体を眺めてこの現金とベアETFのバランスを見て
えいやーで作った目安はその妥当性はさておき、
相応に自分の冷静は判断の助けになったと改めて実感しています。

課題はもう少しこのモデルを精緻化するというか、
経験や実績に基づいて理想的な比率やモデリング方法を独自に改良していき、
より拠り所として目安としての機能性を高めることだと思いますが、
それはこういう相場の波を何度も乗り切ることで対応出来ていくものだと思いますので、
今の市況にはメンタルの維持と自分自身のリスク度合いに見合ったモデル構築という面で、
好機と捉えていきたいと思います。


未完成であるし試行段階だったとはいえ、
相場全体のバリュエ―ションを基に目安となる比率を拠り所にして
日々対応出来たことが第二のパニックにならなかった要因
だと捉えています。



パニックにならなかったという当たり前の所作ですが、
他にも細かな要因はいくつかあるのでしょうが、
2つの要因を挙げてみました。
そしてこの2つの要因がうまく融合出来たことが大きかったと考えています。

つまり資金を投じているそのポートフォリオは、
各企業に投資をしているというミクロな見方と、
総資金の何%を株式として保有していてリスクを負っているというマクロな見方と、
両面の問題が混在しています。

不安は保有している個別の株価が下がったらどうしようというミクロの焦りと、
こんなに株式に資金を投じていて毎日毀損していく資産を見て全体が減っていくというマクロな焦りと、
両面があるのだと思います。

個別の値下りに対する焦りは、
個別のファンダメンタルズがしっかりしているのだから落ち着けと自分を制止させ、
全体の資産毀損に対する焦りは、
現金やベアETFでのヘッジや保護の目安を割安性を基に決めているのだから、
どこまでも減り続けることは可能性として高くないだろうという呼びかけとが
うまく全体の不安を抑制してこられた点にあるのだと思います。

今後まだ相場全体が軟調に推移していく可能性は私も相応に可能性として高いと感じていますが、
相場の動向云々は予想できないので
どういう相場の動きになったとしてもパニックを起こさずに生き残り続けることが大事だと思いますので、
この2つの要因をよく心に留めて対応していきたいと考えています。






次にこの暴落の中で気が付いたことですが、
下落局面ですぐに買いを入れなかったことです。

昨年までのエボラショックだとかチャイナショックだとか言われた時というのは、
暴落するとすぐに手を出していました。

その時の自分を弁明するようですが、
確かにその時々でも目標株価は定めていて、
それが合理的にGAPが大きくなり上値余地が広がったと判断してのアクションなので、
決して今でも誤りだったとは思いませんが、
少し前のめりの拙速感があったことは否めません。

これは結果論ですし、そう期待通り動かず機会損失になるケースもありそうですが、
暴落局面の時こそ、一歩踏みとどまってから買いを入れるというのが、
タイミングとしてよいという感触があり、
そのこれまでの学びを少しだけ活かせたような気がしています。

確かに今回の暴落局面で、買いを入れていますが、
全部が底値で買えるなどというイリュージョンなどありえません。
あったとしてもそれはまぐれでしょう。
底値で買えたかどうかより、
相場のボラティリティが大きい時には、
普段は無視をしている需給など複合的な要因で、
オーバシュートしやすい環境があることも事実なので、
我を通し過ぎてそんなことお構いなし、
すぐにでも買いを入れていくというやり方だけに固執しないで、
一歩待つということもよいのではないか
と改めて実感しました。


よく落ちるナイフには手を出してはいけない、
などと言われます。
コツンと音が聞こえてから買うとも言われます。
私は金曜日にコツンの音は聞こえませんでしたが(笑)、
一歩待って買うの「一歩待った上での指値買い」は今日だけの結果を見れば奏功しています。
ただこれも明日以降どうなるかわかりません。
コツンの音とかナイフの話はどうでもよく、
やはり自分が安い、買えると思えば個別を買えばいいのですが、
それをあまり拙速に前のめりにならず、
少し肩の力を抜いてやるということも大事なのだろうなということです。
暴落が続くとついつい頭がかーっとなってしまうのですが、
今後もこういう展開があるでしょうから、
そういう時こそ、一度深呼吸をして一息置くというのが大事だと思います。


長くなったので、また別の機会に、
何かメモを残しておこうと思うものがあればこの暴落の局面で感じたこと、
勉強になったことを書き留めておきたいと思います。

【追記】
その2をアップしました。 こちら

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シュッピンの暴落について反省すべきことは、
企業分析が甘かったとか、
業績の変調を読む洞察力が不足していたとか
分析そのもののスキルのことが主体ではないと考えています。
標題の通り、「自分の想定内と世の中の想定外」を
うまく理解して対処が取れていない点に改善の余地があるように思います。


分析スキルという点で、
私自身に絶対的な分析力が不足していることは、
誰よりも自分が一番よく認識しているつもりですが、
今回のシュッピンの下方修正を受けた暴落の波に飲まれたことを、
自分の散漫な分析力のせいだと片づけてしまうのは、
次へ繋がらない反省だと考えています。

これまでシュッピンについては、
各決算を自分なりにベストを尽くして精査し、
必要なことはIRにも確認を取りながら自分なりのシナリオを立て、
きちんと向き合って投資をしてきたと自負しています。
(そのセンスのなさや質の低さへの指摘は甘んじて受け入れますが・・・)
シュッピンとの付き合いといえば、
一旦は利益確定をして2倍以上の利益をもたらしてくれたものの、
その後、今の下方修正を先取りするかのように下落を続けてきており、
自分の中では成長シナリオは変わっていないと判断したことと、
今期の下方修正を想定したとしても、
買いたいと思える水準まで来たので、
買い戻しを進めてきたわけです。
そして、その想定していた(その下限域まで凹むことになりましたが)下方修正が現実となり、
今日、株価は暴落で反応しています。

私はこれまでそのセンスや質の良し悪しは別にして、
出来るだけロジカルに自分の想定している通りに取引をしてきています。
今回の下方修正もある程度は想定していたので(といっても下限なのでかなり弱気ですが)、
実際に下方修正が出てもようやく吐き出してくれたかという気持ちで、
新たな不安の台頭はありませんでした。

私の中では想定内の動きですし、
ある程度は市場もそのように判断していると解釈をしていました。

しかし、実際に株価は暴落し、SNSなどを見ていると総悲観です。
シュッピンを擁護する声など一切ありません。
それはそれはおぞましい意見ばかりです。
この株安でもうカメラも時計も高額品なんて終わりだ、
そもそもただのEC店運営の平凡なビジネスだよね、
散々個人投資家にももてはやされただけの未達やらかしの小型株、
などなど。
みんなが業績未達をある程度は想定していると解釈していた私の予想とは違い、
業績予想の修正のタイトルを見て、
本気で上方修正を期待した人もいたくらい、
自分の解釈と市場の解釈は異なるのだなと実感したところです。

今回の反省はこの解釈の違いの可能性を考慮していなかったこと、
このことをもう少し省みたいと考えています。

自分は当然ある程度みんなが未達懸念を抱いているはずだ、
だから株価は停滞しているはずだ、
今期の未達はそうなったとしても要因は明確で中長期的トレンドは変わらないはずで、
それを市場も理解しているから一時的には少し下がっても、
中長期的にはきちんと評価されるはずだ、
そんな自分の中で思い描くシュッピンの足元の状況を想像した時に、
その自分自身の想定は、当然私のような初心者が思い至ることなので、
市場参加者の多くが同じ想定をしているはずだと、思っていたわけです。

しかし現実には違ったのです。
同社の株式を保有する個人は、多くは未達懸念など抱いてなかったのか、
その発表に驚き、悲観し、PTSで投げ、今日もS安付近まで売り叩き、
それをただ目をまん丸にして私は見ているしかできなかったわけです。
(いや、その静観は正しい判断だと自分では今は思っています)

確かに3Q単計で見て新たな懸念が生まれたともみられる内容なので、
それで売っているのなら理解しますが、
20%も下げて投げるようなものではないと思いますし、
結局みんなにとっては想定外のことだったに尽きるのだと思います。


自分の中の想定内、しかし世の中では想定外ということが、
あるということです。
私はこの平凡な自分が思い至るようなことは、
少なくても今期の未達かどうかという足元の状況については、
当然世の中の人はみんな想定していると勝手に解釈をしていました。
むしろ短期的なことは皆が共有している中で、
中長期の見立てとしてまだ時間をかけて織り込むべきことが織り込まれていない点に、
投資妙味があると考えて、長く持ってゆっくりと利益を確保していくスタイルを取ろうとしています。

しかし、足元のことも自分の想定内が世の中の想定と乖離していることを目の当たりにして、
自分が理解していること、認識していることが、
当たり前のように世の中に共有されているとは考えない方がよいということがよくわかりました。


今回の件も、私は下方修正を想定していました。
と同時に市場も下方修正をある程度は想定していると解釈しました。
しかし、ここでその解釈を疑っていればどうなったのか。

私は下方修正を織り込んでいる。そしてその上で、目標株価まであと70%の上昇余地があると考えています。
当然、市場もそのくらいの潜在力は見ているはずだ(例えば下方修正があったとしても)、ではなく、
いやいや市場は下方修正など想定しておらず20%程度までは未達がありえて、
それを想定していないと20%程度の下落はあるかもしれない。
もちろん未達でなければそんな嵐には巻き込まれずに済むが・・・。

この時、未達/達成でどういう動きになるかです。
もちろん、完全に0、1の話に単純化出来るわけではありませんが、
想定の有無で分けて考えてみます。

<市場は未達を想定していない場合>
・未達(20%) 今日のように株価は20%近く暴落する
・達成(0%) 想定通りと無反応(ニュートラル)

<市場も未達を想定している場合>
・未達(20%) ちょっとは下げるかもしれないが、暴落はなく次期を見極める動きになる
・達成(0%) 上方向を目指して緩やかに評価されていく(それも次期による)


私は何の疑いもなく、未達を想定していると思っていたので、下段側を想定していました。
しかし、発表直後のSNSの反応を見てむしろ拍子抜けしました。
みんなが想定していなかったわけですからね。


上段を意識していれば、違った対処もあったかもしれません。
具体的には、上段を意識して少しポジションを軽くしておくといった対処を取ることで、
結果的に下段の達成時のように上方向を目指す局面になったとしても、
それを確認してから買い戻しても、
70%の上昇余地が少しロスするだけで大きな痛手にはならなかったわけです。

しかし、上段を全く意識せずにそのままトップギアでぶっこむと、
いざことが起こった時に今日のようにまともに20%の下落を頂くことになります。


何も疑わないで突っ込むことがこういうリスクがあることなんだということを、
正しく理解して突っ込んでいない、
自分のシナリオが崩れていないのだから何がいけないのか、
いやむしろそんな市場の評価の大小で自分のポジションを変えるなど、
投資方針に反するなんて頑固になってみたところで、
それは独りよがりなのかもしれません。

相互リンク先のろうすけさんがちょうどこんな私に示唆を与える記事をUPして下さっています。
一貫性の罠


自分を客観的に見るということと、
自分の考えが世の中のコンセンサスとどう差異があるのか(あるかもしれないのか)を
考えることは本質的には同じことだと思います。
そして、そこで様々な可能性の中で自分がリスクとして許容すべきことというのを
その時のベストを尽くして判断することは、
首尾一貫の投資方針を堅持することと同様に大事なことなのかもしれません。
ルールで縛るというやり方を一生懸命に自分に課していますが、
一方で外に目を向けて見て、自分の世界観だけで判断し、
あとはルールだといって頑固に守ることだけが全てではないように感じました。


今回勉強になったことは、
シュッピンの足元の業績を見誤って損をしたので、
次はもっと慎重に見極められるようにしようという精神論でもなく、
未達懸念が台頭した時点で売却しようという、
テクニック的なことではありません。

「自分の想定」と「世の中の想定」というものを常に客観視してみて、
その時のリスク許容度によっては臨機応変に対処するという
ルールの隙間というか遊びを持つことの重要性が大事ということです。

このルールの隙間を持つことは、
特に私のような初心者投資家には危険です。
なんてもかんでも隙間とみて投機的になりがちですからね。
しかし投機はだめということを意識した上で、
そろそろそういう隙間をうまく機能させられるようにならないといけないと思います。

今回改めてこういうことに気がつけたことは、
今日のシュッピンの損失以上に価値のある機会だったと、
一生懸命自分を慰めることにいたします(笑)。


そういえば、またこんなことを書くと荒れてしまいそうですが、
2チャンネルのとあるスレで私のことが触れられていました。
前に(今も?)ゆうゆーさんがだいぶやり玉に挙げられていて、
やはり人気者は色々な意味で大変だなと思いつつ、
参考になることもあり、たまに覗かせてもらっているのですが、
シュッピンが逝ったことで、
まるのんが・・・というコメントを頂いていて、
密かに光栄に思いました(笑)。

私はM気質でもないので、
別にもっといじって欲しいとかそういうことではないのですが(笑)、
私のような実績もスキルもない弱小個人投資家が、
このような場で銘柄と紐付けて語られるというのは、
不思議とどこか励みになるわけです。

それが例えネガティブな意見だったとしてもですね。
いや、単に死ねとか消えろとかはあまりに短絡的なので好まないですが、
私の初心者ぶりのどこかダメだとかをご指摘頂けることは、
勉強中の身である私にとってはそれはそれで、
よい機会だと前向きにいつも拝見しています。

もちろん、最低限のコミュニケーションルールが前提ですが。
(そういう意味でも死ねとか消えろ系は出来ればやめてください。)

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