十分な教育資金と老後資金のために

Author:まるのん
30代イクメンサラリーマンです。
将来の教育資金と老後資金を形成するため、中長期視点で現物日本株へ投資しています。投資初心者の日々の状況を公表していきますので、叱咤激励のコメントを頂ければ幸いです。
年初来:+4.4%(2017/2/24時点)


【決算精査】 2152_幼児活動研究会(16年3月期_4Q決算)

銘柄分析シート


1.サマリ
総合評価:「3」 (☆☆★★★)
※総合評価は5がポジティブ、3がニュートラル(想定通り)、1がネガティブの5段階レーティング


ごく簡単にサマリします。
というか、会社から開示されている 決算説明資料(PDF) にうまく纏められています。


定量面で見れば、前期実績については純利益がやや私の予想より足りませんでしたが、
経常利益までは利益率などを見れば特に変調もなく、
大した問題ではないと思います。
今期予想については、子会社吸収による個別業績となっていますが、
営業利益ベースで15%増益、純利益については、
一過性の子会社吸収に関連して評価益計上のためとあるので、
39.5%の増益は表面的な数値と見ればよいと思います。
いずれにせよ、私の予想はやや保守的と認識してはいますが5%成長ですから、
今期予想は個人的にはややポジティブに映りました。

昨今、保育士の給与水準を上げるということも報道されていますが、
元々同社は前にIR照会した際にも、
従業員の賃上げはこれまでも取り組んでいることを把握していたので、
大きな変調はないようで、その点は安心しました。
人件費の大幅増で減益~とか言われたらどうしようとちょっと思っていました(笑)。

事業内容を見ると、やはりコンサル部分の落ち込みが大きいわけですが、
幼児体育指導関連部分の主業は堅調に推移しています。
コンサル部分も赤字というわけではないので、
今後をどうするつもりなのかは気になりますが、
幼児体育指導関連の主業で、
今の時代トレンドを踏まえてゆっくり確実に事業を成長させてくれれば十分です。

増配の発表もありますが、配当性向15%を目標と始めて還元姿勢に
一定の目標を開示した点は一歩前進したのですが、
肝心の目標のレベルが低すぎですね。
しかも実際の配当性向は実績、予想共にその目標を満たしておらず、
う~んという感じです。

これで何かM&Aとか内部留保を成長のために投資するとか、
そういう姿勢でも出してくれればそれはそれで評価したいなと思うのですが、
まぁなかなか思うようにいきませんし、
M&Aを急ぎで失敗して某社のように捨て金にする方がもったいないので(笑)、
慎重にやればいいと思います。
そもそも高い成長を期待していないので、それはそれでいいでしょう。

定量面では今期予想が個人的にはややポジティブではあるものの、
これといって外部環境、内部環境に新たなポジティブ材料が見られたわけでもなく、
かつ還元指標も目標が出たのは本当に小さな一歩ですが、
内容もしょぼいですので、あまり前向きな評価には値しません。
以上から、従来通りの評価という理解ですので、
総合判断はニュートラル(想定通り)の「3」を付与します。


さて、もうあまり書くことはないのですが、
続きは、「続きを読む」へどうぞ。

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【決算精査】2152_幼児活動研究会(16年3月期_3Q決算)

銘柄分析シート


1.サマリ
総合評価:「3」 (☆☆★★★)
※総合評価は5がポジティブ、3がニュートラル(想定通り)、1がネガティブの5段階レーティング

主力の幼児体育指導事業では会員数が順調に伸長おり、
結果的に安定的な増収が続いています。
また利益面では増収率に勝る2桁伸長となっていますので、
元々低成長を想定しているので、良い結果だと判断しています。
一方、コンサル事業は以前にIRに照会した通り、
料金体系を変えており収支構造の変革中とのことで、
数値面だけ見ると前期比では軟調が続いています。
こちらはその変革がどう中長期的にみえてくるのか、
会社としては拡大を予想しているらしいのでよく観察したいと思います。

利益率は前期の3Q単計と比べるとやや低下していますが、
それでも営業利益率は16.5%と高い水準を維持していますから、
構造的な変化がないかだけは見据えつつも心配するような水準ではありません。
私の予想する営業利益までには4Qで少し例年よりは底上げが期待されるところですが、
大きく事業トレンドは崩れていないでしょう。

成長率も低く見ていますから、想定通りの範疇の決算内容でした。
従って、総合評価は「3」としました。



2.定量数値の確認

売上が堅調に推移しているのに対して、
営業利益、経常利益はやや力不足にも感じますが、
十分な推移ですし、自分の見込みよりはそれでも高い水準だと理解しています。

2152_決算短信表紙(16年3月期_3Q)



(1)売上の推移

※推移表のキャプチャは冒頭の銘柄分析シート内にございます。


(2)営業利益の推移

※推移表のキャプチャは冒頭の銘柄分析シート内にございます。



(3)純利益の推移

※推移表のキャプチャは冒頭の銘柄分析シート内にございます。


(3)利益の状況と今後の見通し

通期会社予想から、4Qでの単計の予想は以下の通りとなります。

 売上高  :1,564百万円
 営業利益 : 37百万円 (2.4%)
 当期純利益 : 3百万円 (0.2%)

前期の4Q単計の実績は以下の通りです。

 売上高  :1,585百万円
 営業利益 : 202百万円 (12.7%)
 当期純利益 : 98百万円 (6.2%)

 4Qでは何をするんでしょうか(笑)。
 元々ストック性の高いビジネス構造で、
 前期も今期も継続的に2桁営業利益を叩き出しているのに、
 なぜ今期予想は2.4%になってしまうのでしょうか。

 以前のIR照会結果より、大きな費用計上を4Qに計上する見込みはなさそうなのです、
 これはすぐに修正すると思われます。


(4)その他
特記事項なし


3.定性確認の確認
特に特記するような定性情報の変化は認められません。


4.目標株価の確認
従来の目標株価1,500円を変える理由がないので、
当然STAYさせます。


5.さいごに
すみません、PF中下位ということと、
あまり突っ込みどころがない決算だったので、
極めて簡易的に見ました。
銘柄分析シートを新たに作ったのですが、
それで疲れてしまいました。。。
まぁスルーしてよさそうな内容だったので、
楽をしてしまいました。

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2152 幼児活動研究会 JASDAQ 【サービス】

前々から監視銘柄としていましたが、
この度記事にすることにしました。
なお、時間の都合もあり、ごくごくあっさりといきます。

現時点で、従来の銘柄分析シートはまだ作成できていませんので、
簡易的な数表のみで進めます。

(なお、当たり前ですが、
当銘柄も含めて特定銘柄の売買を奨めるものではありません。
ですから、買い煽りでも売り煽りでもありません。
念のため、補記しておきます)

1.事業内容
幼児向けの体育指導を通した教育指導を行っています。
概要は同社から提供されている
ビジネスレポートあたりがわかりやすいです。

2152_事業概要

主力は幼児体育指導関連指導ということで、
幼稚園・保育園における体育指導のために派遣していることに加え、
課外指導にも誘導させており、
更に体育指導で培ったノウハウを元にYY塾の運営を通して、
教育全般にまで応用させた事業ということになります。


またこれに付随し、幼稚園・保育園の運営等のコンサル事業も行っていますが、
近年こちらは芳しくありません。
コンサルティングサポートは一般的に利益率が高いので、
ここが伸びてくれればいいなと思いますが、
現時点ではニーズがないのか、提案力がないのか、
よくわかりませんが、
現時点で期待は出来ないですね。

ということで、主力の事業の環境を中心に見ていくことになりそうです。


2.成長性について
まず目を見張るのは43期連続増収である点です。
当社創業は1972年ですから、一度も減収がない点は驚きです。
私の過去保有銘柄で安定銘柄だったイオンディライトもびっくりです(笑)。

2152_(16年3月期3Q)単計

2152_(16年3月期3Q)累計

2152_(16年3月期3Q)数表



当社は決して高い成長性は誇っておらず、
サービスを提供する施設数も毎年5%程度の開拓ですし、
ユーザ数もこれに合わせて5%程度の増加です。
但しこれが極めて安定しています。
既存エリアの深堀というごく緩やかなエリア拡大ならぬ、
エリア深掘り型の成長シナリオです。

一方で幼稚園・保育園の数の推移としては実は概ね横ばいです。

保育園は 厚生労働省の統計データ(PDFファイル) の通り、
毎年増加をしています。
一方で幼稚園については 文部科学省の統計データ の通り減少傾向です。
全体で見れば概ね横ばいではないでしょうか。
以下のサイトが大変参考になります。
(わざわざ自分で手打ちせずに済んだ・・・)

http://www.garbagenews.net/archives/2092001.html

というわけで、施設数は全体としてほぼ横ばいでありながら、
施設数を着実に増やせたのはなぜなのか、
営業力がとても強い印象も失礼ながらないのですが、
ニッチであまり参入企業がないせいかもしれません。


また園児数については、
少子化のため、当然ながら減少しています。
ここでなんだ、今後ダメじゃ~んというのは、一次元的思考です。
園児の数そのものは減っているものの、
では教室に通わせる教育費の支出状況はむしろ全体として増えているという
統計データもありますから、一概に少子化だけを見て
逆風だと決めつけるのも違います。

事実、同社のサービスを受ける会員数も増えています。
(同社のレポートから抜粋)

2152_施設数と会員数の推移


この外部環境と実際の統計データとの差異に
大変興味を持っています。
しかも今年だけとか昨年だけということではなく、
少なくても5年はずっと同じ傾向です。
更に少子化はずっと前から言われていながら、
創業以来の増収は驚きですね。


さて、まずこのトップラインの安定感に惹かれつつ、
利益面を見ていくと、本業の営業利益ベースで
2012年に一度大きめの減益決算となっています。

当然、理由を確認しますが、
福祉法人設立の寄付金とあります。
寄付!?と思ったのですが、なるほど、
同社が直営で園運営をするために、
福祉法人を設立し、
そこへ寄付という形で資金を供給しているのですね。

私はこのあたりのことに疎かったので、
最初福祉法人に寄付って何?と思ったのですが、
直営で園運営を行うための投資と捉えました。
(違っていたら、ご指摘くださいませ(汗))

いずれにせよ、一過性の費用ですし、
当然その運営に失敗するというリスクこそありますが、
同社のこれまでのノウハウなどを考えて、
かつ、今の保育所不足の外部環境を考えると、
そのリスクも低いと思われます。

というわけで、利益面においても
一時的な特殊要因を除くと、
安定的に増益基調ですし、
その特殊要因も納得出来るものですから、
収益面での不安は小さいなという印象です。


成長性を考えてみると、
過去の実績から考えると5%程度と見るのがよいでしょう。

足元ではコスト面の合理化によって、
特に今期は四季報予想では10%程度ですが、
どこまでこのペースでいけるかは未知数です。
ただ、一旦合理化が図られると、
大きくコスト増に逆戻りにはなりにくいでしょうから、
安定的なんだろうなという気はします。

5%成長となると、
私の最近の高PER銘柄を眺めてみると、
投資対象とすることは疑問ではありますが、
元々はこういう企業をメインに投資対象にしていましたから、
実はあまり違和感はありません。

 
3.株価水準について
 現在の株価は896円です。

 時価総額:51億
 PER(15.3期実績):11.1倍
 PER(16.3期会社予想):11.1倍
 PER(16.3期四季報予想):9.5倍
 PBR:1.1倍
 ROE(15.3期実績):10.8%
 DOE:0.9%
 ※優待なし

成長率5%でPER10倍前後となると
PEGレシオは2倍となりますので、
指標面からは買う水準ではないかもしれません。
現金を散々持っている割にはDOEも低くやる気がありません(笑)。

私は前述の通り安定的であることや、
逆風の外部環境の中で堅実な経営をされている点を考えると、
今の水準はよい水準だと感じます。


4.リスク要因
リスク要因ですが、今後同社の提供するサービスの質が落ちて、
提携率が下がっていくことは考えておいた方がよさそうです。
一方で、大手参入も含めて既に参入されてきてもおかしくはなく、
実際、体操教室などではオアシス、セントラルスポーツ、コナミなど、
相次いでサービスは提供されている中で、
今の緩やかな拡大を続けられていますから、
そこまでリスクは高いものではないとは思います。
ただ、競争優位性についてはもう少し詳しく知りたく、
IRに照会質問をしています。

それから体育指導ということで、
事故が発生した場合の悪評はリスクだと感じます。
特にここに特化しているので、
もしことが起これば一気に業績悪化となります。
ですから、主力級にPF構成に入れるのは難しいでしょう。


5.目標株価について
目標株価ですが、5%成長として18.3期のEPSはざっくり100とみます。
但し福祉法人の新たな寄付などあれば全く変わりますが、
潜在的な力としてはこの程度かと思います。
やや保守的なのかもしれませんが。

評価PERですが、
成長性は変わらないところから、
PERは10倍前半ということだと思います。

但し、ご存じの通り、政策が後押しすることを考えると、
少し強気なPERで評価される可能性はあると考えています。
1億総括活躍とか女性進出による子育て支援に加えて、
オリンピックに向けた体育指導に脚光が・・・という妄想もしています(笑)。

それから本則へ行くことを検討してほしいのですが、
(こちらもIRに照会中)
優待新設も含めてもしその可能性があればとは思いますが、
ここは勘案しないことにします。

それから、同社のBSを見ると、
現金があり過ぎです。
ここまでだと、岩盤な財務とか言ってられず、
むしろこれだけ非効率な運営を咎められる水準です。

この現金をどう見るかですが、
M&A、新規投資など様々なことも考えられます。
ただ、これも未知数ですので、
織り込みません。

以上からPERは15倍と評価し、
目標株価は1500円とします。

但し、本則市場への変更可能性有無、
余り余った現金の使途の動向など、
様々な期待度も控えています。

今の低PERの状況では安心して持てるのではないかという判断です。


6.サマリ
同社の業績はストックに近いものだと思います。
園との提携はよほどの不満がなければ、
園の運営にとって付加価値要素であり、
なかなかやめられないでしょう。
だからといって大手がこのニッチに参入してくる気配は、
今のところありません。
ですから、過度な競争がないように見えていて、
それが高い営業利益率にも表れています。

地味なサービスでしかも外部環境は逆風と言われる中でも、
着実に緩やかに成長を続けていて、
私好みの銘柄です。

ここにもう少し尖ったビジネスモデルを適用していけるような、
リーダがいたりすると面白いのでしょうが、
欲張りすぎでしょう。

最後に過去のPLとBSを貼付しておきます。


2152_(16年3月期起点)PL

2152_(16年3月期起点)BS


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