十分な教育資金と老後資金のために

Author:まるのん
30代イクメンサラリーマンです。
将来の教育資金と老後資金を形成するため、中長期視点で現物日本株へ投資しています。投資初心者の日々の状況を公表していきますので、叱咤激励のコメントを頂ければ幸いです。
年初来:+4.4%(2017/2/24時点)



【決算精査】 3844_コムチュア(17年3月期_2Q決算)

銘柄分析シート


1.サマリ
総合評価:「3」 (☆☆★★★)
※総合評価は5がポジティブ、3がニュートラル(想定通り)、1がネガティブの5段階レーティング


決算短信表紙上、営業利益及び経常利益ベースで、
前期比増益率が2桁成長から1桁成長となり、
減速感が鮮明になってきたか!?と一瞬頭をよぎりますが、
実際はIR担当の方にも確認をしましたが、
私の想定通りの理由でしたので、計画通り順調という結論です。

同社が注力しているAI分野では目まぐるしい変化が続いており、
中にはビックサプライズの材料も散見されます。
しかし、私はそのような期待は元々持ち合わせていませんし、
同社への今の市場からの評価(PER10倍台)をみても、
それは同じように感じています。
しかし、不思議と株価は決算通過後、下落するのはご愛嬌です(笑)。

ただ、今回は増配とセットですね。
こういう還元策は投資家の皆さんは大好きなのだと思いますから、
株価は案外下支えしてくれるかもしれません。
私は直感では増配をこの時点で開示するほど、
着地が堅いわけでもないと考えているので、
その点もどういう受け止めをしたらよいか確認してみました。

なお、様々な方が当ブログをご覧頂いているかと思いますが、
ここでは忌憚なき意見を好き勝手書かせて頂きます(笑)。
例によってネガティブな情報も含めての記載となりますので、
特に保有されている方などで不快に思われる方がいれば申し訳ありません。
あくまで素人投資家の個人的見解ということでご容赦下さいませ。


MAによる売上積上げにより、計画値は超過すると思われます。
一方で、営業利益/経常利益面は未達となり、
ただ純利益でなんとか帳尻合わせまでもってこられるかという印象です。
利益率も下落していますので、4Qのハードルが上がっていますが、
その要因はのれんや買収先の収益性にひっぱられているためであり、
本業の事業価値の本質が変調しているわけではありません。
もちろん、MAは一般的には失敗の方が圧倒的に多いこともあり、
安易にのれんを超える収益性をリターン出来ると
決めつけられるものではないので、今後も注視は必要です。
ただ、足元で改善の兆しもあるということですから、
今はそれを楽しみに信じて待つのみですね。

また、補足説明資料(PDF)によると、
前回まで受注面の伸長にやや力不足感があるかなと
ここでも書きましたが、
この3Qでだいぶ積み上げがなされており、
受注残高ベースでも前年同期比で30%を超える伸長となっています。
来期以降の収益の源泉でもありますし、
特にネットワークサービス事業の伸長が大きいです。
これはMAでコメット社などの寄与も大きいと思いますが、
いずれにせよ受注が積み上がるのはよいことです。

全般的に今期の数値達成可否に着目されがちですし、
来期予想がどんなもんかなというのにも興味がシフトしてきますが、
考えてみると株価2000円前後で停滞していた頃からみると、
業績が大きく伸長しており、それに従い株価も配当も向上しています。
大きなトレンドでみていくのが肝要だと感じています。


MAの影響を受けて定量面では皮算用が続きますが、
定性面ではAIの機運は特にSI業界では流行りものですし、
クラウド化の機運は未だ衰えていないと認識しています。

ビックデータをDWHとして蓄積することは、
さすがに実現してきた企業も増えてきていますが、
今後はサイエンティストの分析という非ITの要素を加味した
提案力などが本当にその先のAIを事業化出来るか否かの
明暗を分けると感じています。

その点では、同社はサイエンティスト等の人材開発も進めており、
目先の数値という以上の楽しみがありますね。
全体を見て、事業は順調に期待通りの進捗だと判断します。
以上から、総合評価は「3」(想定通り)です。


2.定量数値の確認



(1)売上の推移


◆3Q累計(売上高)
3844_コムチュア(17年3月期_3Q累計)売上推移



◆3Q単計(売上高)
3844_コムチュア(17年3月期_3Q単計)売上推移



単計で見るとよりわかりやすいですが、
この期間での増収率が大きいです。(前期比+36%)
コメット社が連結対象になっておりネットワーク事業が主業ですから、
セグメント別でもネットワークサービス事業の単計の伸長は+48%程度です。
ですが、これだけが要因ではなく、ソリューションサービス事業も+30%と好調です。
まぁ順調ですね。。。



(2)利益の推移

◆3Q累計(営業利益)
3844_コムチュア(17年3月期_3Q累計)営業利益推移



◆3Q単計(営業利益)
3844_コムチュア(17年3月期_3Q単計)営業利益推移




2Q決算の際にも言及しましたが、
今期からはコメット社も連結開始となり、
よりのれん償却が重くのしかかります。
同社の規模からすると2Qの時ののれんですらすでに全体への影響は
無視出来なかったわけですから、
今回はよりそれが鮮明だと思われます。
確かに今回は四半期単計で減益となっていますが、
直ちに変調を認識するものではないでしょう。
但し、過度な思い込みとならぬよう、
念のためIR担当の方へ照会を行いました。
結論は前述の通り、なんら現時点で疑義はありません。



◆3Q累計(純利益)
3844_コムチュア(17年3月期_3Q累計)純利益推移



◆3Q単計(純利益)
3844_コムチュア(17年3月期_3Q単計)純利益推移



純利益もほぼ同様のトレンドですが、
業績予想比で見ると、まだ射程圏内という印象です。
単計ベースで2Qで減益から回復していますが、
利益率は伸び悩んでいます。
ただ、純利益ベースなので、
様々な要素があり、最後で計画に向けて帳尻を合わせるでしょうかね。
まぁ未達なら未達で私は構いません。



(3)利益の状況と今後の見通し

通期業績予想と今回の3Q実績を踏まえて4Q予想の皮算用です。
実はこれまで書いた通り、
今期の業績予想達成可否など、
あまりどちらでもいい局所的な話かもしれませんが、
それで終わるとネタがなくなりますので(笑)。


◆通期予想(会社予想)
 売上高  : 13,000百万円
 営業利益 :  1,500百万円 (11.5%)

◆今期3Q実績
 売上高  : 9,902百万円
 営業利益 :   915百万円 ( 9.2%)

◆今期4Q予想(上記の差分)
 売上高  : 3,098百万円
 営業利益 :   585百万円 (14.6%)

◆前期4Q実績
 売上高  : 3,092百万円
 営業利益 :   433百万円 (14.0%)


前期比で見ると、4Q単で0.2%増収、35.1%の増益ということになります。

自然体でも増収基調であることは変わりなく、
そこにMAによる積み上がりの状況も踏まえると
売上がほぼ横ばいということはありえないと考えています。
従って、売上は3Q単と同程度の伸長率が見られるものと考えると、
売上は42億まで向上する見込みとなります。
この場合の営業利益率は13.9%となりほぼ前期の水準となり
現実的になります。

多少保守的に見たとしても売上は40億位はいくのではないでしょうか。
累計の着地では139億程度でしょうかね。
利益率は10%程度とみると14億程度ですから、
やはり予想の15億から見るとやはり5%程度の未達は覚悟しないとなりません。
(私は2Q決算記事でその事に言及しています。)


(4)IR照会

今回は久々に電話をさせて頂きました。
といっても念のための確認程度です。
(私の解釈で記載しているので、その旨ご了承下さい)

Q
利益率が低下しているけど、
MAの影響と認識してよいか。
本業部分で何か問題は生じていないか。

A
MA先ののれん償却や元々の収益性がコムチュアに比べると悪く引っ張られている、
但し、買収会社の収益性は改善に向けて伸長がみられる。
特にネットワークソリューション事業では収益性を更に重視した
取り組みが出来ており改善の方向となっている。


Q
業績予想対比でみると4Qは売上はハードルが低い一方で、
営業利益ベースではハードルが高い印象があるが、
会社としてはどのように捉えているか。
(私は本業での収益状況の把握として営業利益を重視しています)

A
(ここでは詳細は割愛しますが、、、)
会社としては計画ラインでの進捗と認識している。


Q
少なくても利益面で大きく計画を超過する状況でないことは、
改めて確認出来たわけだが、
ではそのような状況の中で、
このタイミングでの増配はどのように受け止めたらよいか。
通常であれば、利益が想定超になった際に増配で還元というのが、
一般的だと思うが今回はそういう印象ではない。

A
指摘の通り、超過(想定)利益の還元というより、
従来の配当性向40%弱の水準で積極的な還元を検討した結果である。
(同社は配当性向35%としているが、実際はそれを超える40%弱が続いている)
今回も従来の予想で35%近傍だったものを従来のレベルまで向上させることで、
株主へ報いるという姿勢の一環である。

Q
繰り返しになるが、足元の利益率低下や業績予想比進捗がやや懸念がある点など、
不安な要素もあるのだが、それはMAによるのれんや一時的な対象会社の
収益性改善の影響によるものであり、
同社の本業部分で何か変化が生じているということはないという理解でよいか。

A
それでよい。



(5)株価推移


3844_コムチュア(17年3月期_3Q)株価推移


現状の目標株価は4240円ということで、
一時はかなり肉薄していたわけですが、
その後の決算通過などを経て、
そこからやや軟調な動きが続いています。
今回の決算期待や相場全体の堅調さに助けられて
株価もやや戻してきていますが、
今回の足元微妙&増配という内容にどう反応するでしょうかね。

PERは16倍から20倍のレンジで動いているようにみえますが、
この範疇で動いている限りは放置ですかね。
私の目標株価までのGAPを見ると上値余地は20%程度と
やや縮小していることには変わりありませんので、
対処には悩ましいですね。

ただ、冒頭にも記載した通り、
大きなトレンドで見た時に、業績面でも還元面でも
継続して右肩上がりですので、
放置していてもいいなと思うわけですがね。

市場からの一段の評価のために、
今の積極的なIR姿勢の中で、
更に質を向上させていけるといいなと感じています。


同社は創業者の向会長がIRイベントだけでなく、
機関投資家への対応やWeb配信によるプレゼンの開示など、
積極姿勢は鮮明です。
IRデータもIR担当者の質の向上で、
精緻なデータが出てくるようになっています。
四半期毎の受注などの捕捉データなど、
定量面での開示は十分だと感じています。
(捕捉説明もせっかくなのでグラフ等で可視化されるとよりよいですが)
※私はエクセルに手転記しています・・・

私が質を向上させた方がよいと感じているのは、
定性的な活動として例えばAIに注力するとして、
どのような技術取り組みや提携などの進捗を、
適時開示でなくてもニュースリリースがあるといいと思います。

資格取得者も施策推進で大きく増加させていますが、
そういったメンバーがどういった技術や商品化を目指して活動しているのか、
または提携を進めているのか、
AIという漠然としたキーワードから更に一歩深掘りさせた方向性などが
示されると嬉しいなと思います。

そのことで、市場からももっと注目されると思います。
もちろん、それが単なる投機家を呼び株価の安定性を損なう、
弊害はあるかもしれませんが。。。


(6)さいごに

同社の得意領域である金融業界のIT化はより進んでいます。

メガバンク3行はAI活用には特に注力する方向ですし、
その差別化が今後の収益性に直結する状況です。

メガバンクの中計などを見てみても、
市場リスク分野でのリスク測定や銀証連携により、
バイサイドにおけるミドルバック領域では
規制対応に留まらないAI活用といったテーマがどんどん出てきています。

ちょっと前までは先駆的取り組みでしたが、
むしろ今後はそれをやれないと取り残されるという状況です。

この流れはメガだけでなく、系統金融や地銀上位行などへも
どんどん展開が進んできます。

同社はNRIが得意先となっており、
NRIは元々金融分野に強みのあるSierですので、
金融分野全般のAI活用の風潮にどんどん刺さっていって欲しいですね。

それに加えて金融分野だけでなく、最近ではリテール等にも進出しているように、
全ての業種にAI活用が必要となるわけですから、
積極的に幅を広げて1000億企業を目指して欲しいですね。

いつも丁寧なIR担当をありがたく感謝して、
引き続き、同社を応援していきたいと思います。


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2017年投資方針に従い、
改めて銘柄の定点観測を実施。


◆3844 コムチュア

【中堅から脱皮】
グループウェア(IBM NOTES)を活用したソリューション特化から、
時代のITトレンドに適切に乗っかり成長を続けている。
直近でも適切なデューデリを徹底してMA案件も駆使して
中堅からの脱皮を続ける。

【NEXTクラウド化】
クラウド化というコストダウンスキームの浸透から、
AIを含めた情報活用への進化へと次世代のトレンドへ着手。
金融分野から法人分野等多角化も視野に、
総合SIerとしての真価がこれから試される。


【総合評価】 ・・・「A」
成長性はここ数年はやや控え目になるとみるも、
引き続き15%弱の年率成長を見込む。
その根拠も多角的に持ち合わせており、
当業界の中では比較的不況耐性にも優れ一定の安定性も評価出来る。
割安性は薄らいでいるが還元志向も高く全体としてAと評価。


 【成長性】 ・・・「B」
  <成長シナリオ根拠> ・・・14pt/20pt
   ・新サービス(AI活用/データサイエンティスト)の拡充
   ・M&Aによる事業拡大(顧客軸/技術軸)
   ・エリア拡大(今期名古屋進出など、但し今後の寄与度は限定的か)
   ・新業態への展開(金融から法人など)
  <想定CAGR> ・・・12pt/20pt
   ・CAGR14%
   ・過去実績も順調に推移
   ・今後数年は従来の20%近い水準から踊り場か
  <テーマ性> ・・・ 6pt/10pt
   ・AI活用
   ・ビックデータ構築から活用へ
   ・IT業界人材不足
   ・自動化ニーズ(労働人口減少)

 【安定性】 ・・・「A」
  <スイッチングコスト> ・・・12pt/15pt
   ・グループウェアでトップシェア
   ・企業基幹システムに当たり変更はそれなりの影響あり
   ・但し、他ベンダでリプレイスしようと思えば出来る
   ・AI、データ活用で優位性築ければ障壁となる
   ・しかし、技術競争は一層激化か
  <不況耐性> ・・・4pt/10pt
   ・企業のIT投資意欲に影響は受ける
   ・ストックが収支の半分程度を確保
   ・IT構築から新規分野投資意欲減衰は不況時も一時的か
  <ストック性> ・・・7pt/10pt
   ・現在半分程度のストック収支
   ・ストック性による安定性追求には経営層も意欲あり
  <過去業績実績> ・・・8pt/10pt
   ・安定の成長基軸を継続
   ・成長への種まきを平行
   ・リーマン時の業績低迷もみられるが影響は限定的
  <顧客層> ・・・3pt/5pt
   ・特定顧客には依存せず
   ・大手企業が多い(選別受注)
   ・金融分野から法人など他領域へも進出

 【割安性】 ・・・「B」
  <PEGレシオ> ・・・13pt/20pt
   ・PEGレシオ1.2
   ・株価は上昇もまだそこまで過熱感なし
  <目標株価GAP> ・・・7pt/20pt
   ・上昇余地30%前後で一定の評価済
   ・長期目線では社長のコミットメント実現を加味すればまだまだ
   ・どこまでこれを考慮するか・・・

 【安全性】 ・・・「A」
  <営業CF推移> ・・・11pt/15pt
   ・営業CF+で安定的
   ・但し安定推移はここ数年でそれ以前は企業規模も小さくやや不安定
  <自己資本比率> ・・・11pt/15pt
   ・50%前後で優秀
   ・但し有利子負債は小さく現金も十分蓄積済

 【還元性】 ・・・「S」
  <DOE> ・・・14pt/15pt
   ・DOE10%前後 十分な配当
   ・今後も増配意欲あり、配当性向でコミットメント
  <資本政策> ・・・4pt/5pt
   ・ROE30%弱で優秀
   ・自己株買いは普通レベル
   ・・・4pt/5pt
   ・IR資料は開示姿勢も含めて積極的
   ・IRイベントから動画配信などに切り替え
   ・電話対応もGODD
   ・社長の強い思い全面に出ている
  <株主優待> ・・・5pt/5pt
   ・直近で実施を発表。配当含めると十分な還元。


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【決算精査】 3844_コムチュア(17年3月期_2Q決算)

銘柄分析シート


1.サマリ
総合評価:「3」 (☆☆★★★)
※総合評価は5がポジティブ、3がニュートラル(想定通り)、1がネガティブの5段階レーティング


2桁の増収増益決算となりましたが、
会社予想と比べて売上で1.5%、営業利益で2.4%、純利益で1.0%の未達となり、
ただでさえ期待の大きい当社業績に対して、
各費目で未達という結果で、ネガティブ視されているようです。

まず、私はこの未達はもはや誤差の範囲であり、
計画通りに進捗しているものと認識しました。

元々、上期の営業利益の増益率予想は14.4%でしたから、
それが未達となると、私の同社への期待成長の14%から下振れしており、
その増益率にもやや力不足を感じないわけでもありません。
ただ、その一因として今期はのれん償却が重くのしかかっている背景もあります。
のれん償却前営業利益では増益率は前期比+18.3%となっています。
のれん費を安易に除外して評価するのは必ずしも正しくないと考えていますが、
直ちに成長性に疑義をかけるようなものではないでしょう。

というか、こんな程度でいちいち疑義をかけていたら、
この先の長期投資は持ちません。

捕捉資料(PDF)でも開示されていますが、受注の状況もまぁ許容範囲でしょう。
前期の受注残高伸長率は21%で今期の伸長率は13%と落ちてはいますが、
今の業績予想を見れば、こんなもんでしょう。

各指標、決算説明の動画などを見ていっても、
過度な計画超過など期待は出来ませんが、
計画通りに進捗しているように思います。

以上から、総合評価は「3」(想定通り)です。


2.定量数値の確認



(1)売上の推移


◆2Q累計(売上高)
3844_コムチュア(17年3月期_2Q累計)売上推移


◆2Q単計(売上高)
3844_コムチュア(17年3月期_2Q単計)売上推移


全体の売上高の伸長としては順調だと思います。
セグメントで見ると、ネットワークサービス事業が減収となっています。
1Qから大型案件の完了に伴う影響がみられており、
それが継続しているという恰好です。

一方で主力のソリューションサービス事業は20%以上の増収となっており、
これが全社の成長を牽引していることがわかります。

金融分野のIT投資は先日の下方修正にもあった通り、
セキュリティ分野などでも手控えムードがある一方で、
世の中的にブームとなっているAIを含めたフィンテックによる、
攻めのIT投資は活況ですから、
この辺りの深堀りが順調に推移していることと思います。



(2)利益の推移

◆2Q累計(営業利益)
3844_コムチュア(17年3月期_2Q累計)営業利益推移


◆2Q単計(営業利益)
3844_コムチュア(17年3月期_2Q単計)営業利益推移


2Q累計での営業利益の増益率は11.6%、
のれん償却前ベースで見ると18.3%となります。
営業利益率は9.9%となり、のれん償却が重くなった割には、
前期と横ばい水準を維持しています。
粗利率が1.1%改善する代わりに、販管費率が1.1%増加して、
結果、営業利益率が横ばいです。
ここには特にコメントはありません。

一方、2Q単計で見ると、7%程度の減益となっています。
粗利率が0.9%の低下、販管費率が1.4%の増加となっています。
のれん償却の計上も影響しているでしょうが、
元々計画線で推移するとなると、この期は減益になっているはずでした。
計画未達の上、営業減益ということで、
むしろ計画超過で営業増益継続を期待していた方からすると、
肩すかしといった内容だったのでしょう。

私はのれん償却の事細かな影響精査まで想定はしていませんでしたが、
概ね会社計画線と認識していたので、
未達とはいえ、その計画通りのトレンドと認識したのでそれで十分です。


それにしてものれん償却が86百万円ですが、
営業利益が605百万円ですから、14%程度の比率ですから、
さすがに無視はできませんね。
この辺りは、決算説明動画では解説がありますが、
決算短信上、PLとCFから判読は出来ますが、
本文中でもう少し捕捉があるといいなと思います。



◆2Q累計(純利益)
3844_コムチュア(17年3月期_2Q累計)純利益推移


◆2Q単計(純利益)
3844_コムチュア(17年3月期_2Q単計)純利益推移


純利益については、前期では営業外収益が大きかったですが、
今期は少なかったり、
特別損失(固定資産除去)が逆に今期が大きかったりしましたが、
概ね、営業利益のトレンドと同じでしょう。



(3)利益の状況と今後の見通し

通期業績予想と今回の上期実績を踏まえて皮算用です。

◆通期予想(会社予想)
 売上高  : 13,000百万円
 営業利益 :  1,500百万円 (11.5%)

◆今期2Q実績
 売上高  : 6,104百万円
 営業利益 :   605百万円 ( 9.9%)

◆今期下期予想(上記の差分)
 売上高  : 6,896百万円
 営業利益 :   895百万円 (13.0%)

◆前期下期実績
 売上高  : 5,886百万円
 営業利益 :   751百万円 (12.8%)


前期比で見ると、17.2%増収、19.2%の増益ということになります。

MAによる効果や受注の状況などを踏まえても、
売上高のベースはそこまで問題はないものの、
決して楽な水準ではない印象を持ちます。
そもそもMAした会社の潜在力をあまり把握しておらず、
その寄与度を図れないわけですが、
なんとか達成可能かなとは思います。

一方、利益については、元々会社予想より若干のビハインドではありながらも、
元々の計画線なわけですが、
20%近い増益率を見ると少しハードルが高い気もします。
営業利益率面は労務費を毎期向上させているので、
付加価値向上施策がきちんと結実していければよいですが、
どうでしょうかね。
私の見立ての今期予想は少し保守的に会社予想EPS204を5%弱の未達として、
EPS195としてみることにします。
ただ、この微修正が同社の長期的な潜在力を変えるものではありませんから、
冒頭の総合評価を変えるなどの対処は取っていません。


(4)IR照会
今回は不要と判断して、特に照会の対応は取っていません。


(5)株価推移


3844_コムチュア(17年3月期_2Q累計)株価推移


現状の目標株価は4240円ということで、
直近でそこに接近していたこともあり、
かなり悩ましい状況でした。
その根拠は19.3想定EPSを265、評価PER16倍を元に算出していました。
ですから、今期予想PERで20倍を超えている状況や、
目標株価までの接近を踏まえると、
かなり高騰していたという印象は拭えませんでした。

そのような中、ある意味。今回のような普通の決算が出ると、
同社の特徴でもある決算後暴落という恒例行事になるわけですね。

直近高値からすでに20%以上の下落をしていますから、
私も含めて株主にとってはいつものことかと思いながらも、
心穏やかではないですよね(笑)。

このグラフでちょうどPER16倍を元にした
近似曲線近傍が今の株価となっており、
私の感覚からすると期待が過度に先行していたものが、
適正な所に戻ってきたところという感覚です。

ですから今後のCAGR14%想定といった所を考えると、
その利回りで満足できるなら、買い増しを考えてもよいですが、
決して割安になったというところでもないので、
ここから更に株価が投げ売りされてくれば、
期待度の低下の分のGAPも生まれるので妙味が出てくるかなという感覚があります。



(6)さいごに

決算説明動画を即座にUPしてくれるようになったわけですが、
その対応にはとても感謝しています。
向会長自身がやや棒読みのような印象があり、
かつてのIRセミナーのようにもう少し迫力があってもよいように思いますが、
公式に配信するものとしてはこのように型にはまったものになるのは、
致し方ないかなとも思います。
それからいつも同社のプレゼンの最後には、
お客様には「感動」、社員には「夢」をという決まり文句があるのですが、
株主には?と思っていました。
決算後の恒例の暴落から株主は「失笑」やら「失望」やら「絶望」やらと
揶揄される声も聞こえていますが、
今回は株主には「感動」と「夢」を共にもたらしてくれると
明記されました。今回も株価の暴落を前に、感動も夢もあったもんじゃない、
なんて言われそうですが、
私は、同社への期待は継続して抱いています。


同社は新たな技術や領域への進出を進めており、
直近でもコメット社の買収で基盤系にも進出するようですが、
その動向やどうシナジーを出せていけるか、
リリースをみていきたいなと思っています。

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【決算精査】 3844_コムチュア(17年3月期_1Q決算)

銘柄分析シート


1.サマリ
総合評価:「3」 (☆☆★★★)
※総合評価は5がポジティブ、3がニュートラル(想定通り)、1がネガティブの5段階レーティング

ソリューションビジネス分野において、
引き続き金融分野を中心としたクラウド、ビックデータが繁忙のようで、
1Qにしては好調をキープしています。
一方で、プロダクト販売やネットワークサービスにおいては、
前期比で減益となっていますが、現時点であまり気になるようなものではないと考えます。
このふたつのセグメントではネットワークサービスの方が大きいわけですが、
大型案件の完了時期などで多少は偏重しますし、
1Qはやや軽めになりますから、これからが本番でしょう。

現時点で良くも悪くもまだ評価しても仕方ありませんが、
表面上の数値から見れば、従来の好調さをキープしており、
特に感想はありません。
引き続き、頑張ってもらえればと思います。

総合評価は、想定通りの「3」となります。

なお、株価は既に先立って上昇してきていることもありますが、
コムチュアといえば、決算後下落するのが常ですから、
まぁ株価はネガティブに動くのでしょう。

今回も日経の飛ばし記事通りの内容ですし、
ここで出尽くし~とかいって売られるのが、今から目に浮かびます(笑)。


2.定量数値の確認



(1)売上の推移


3844_売上高推移(17年3月期_1Q)

順調に伸長しています。
細かく見ると、前期の伸長率に比べてやや伸長率が鈍ったか?
ともみえなくもないですが、
現時点で偏重と見るのは尚早です。
引き続き、2桁成長を続けているとみればよいと思います。



(2)利益の推移


今回の増益は、ソリューションビジネス分野で生み出されたものですが、
この分野はクラウド型の提供スキームが主体となっていることで、
利益率の改善も進み、増収効果も相まって大幅増益となっています。

今期の営業利益では前期比50%の増益となっていますが、
これは前期の慎重が緩やかだったことも踏まえて、
3期でならしてみればCAGR20%ちょいということで、
そこまで驚くようなものではありません。
(私の見込みからみれば十分過ぎる結果ではありますが)

一方でこの3ヶ月でいきなり構造的に変化をもたらすような上振れが
発生していたとは考えにくく、
ある程度この動きは業績予想には織り込まれていると思います。

3ヶ月で棚ぼたのような収支計上出来るような案件が
そう多くはないと思います。

確かにクラウドサービスは利用表明をしてから
比較的短期で導入が出来るので、そこで計画外の収支計上は可能ですが、
そもそも稼働をさせるためにはいくらクラウド型とはいえ
プロジェクト体制も必要となり、同社のリソースの問題もあるため、
3ヶ月という短期間で織り込まれていない案件が
バシバシ入ったとも思えないのです。

という妄想も踏まえると、やや好調でありながらも、
会社予想ラインではないかと思います。


◆営業利益推移
3844_営業利益推移(17年3月期_1Q)



◆純利益推移
3844_純利益推移(17年3月期_1Q)



◆セグメント情報(売上/セグメント利益)
3844_セグメント推移(17年3月期_1Q)



(3)利益の状況と今後の見通し

上期業績予想に向けて、今回の1Qの結果を踏まえて皮算用します。

◆上期予想(会社予想)
 売上高  : 6,200百万円
 営業利益 :  620百万円 (10.0%)

◆今期2Q単予想
 売上高  : 3,213百万円
 営業利益 :   351百万円 (10.9%)

◆前期2Q単実績
 売上高  : 2,760百万円
 営業利益 :   362百万円 (13.1%)

前期比で見ると、16.4%増収、3.0%の減益ということになります。

売上はややハードルが高い印象があるものの、
MAした会社寄与なども考えると無理ではないのかなという印象です。
利益率はやや保守的になるので、
もしかすると上期はやや上振れするかもしれませんが、
トレンドとしては現時点では会社予想通りという判断です。



(4)ポイント

・ソリューションビジネスでクラウドの拡充の推移
・パッケージ商品の販売動向の推移(景気動向やクラウド移行の影響とどう折り合うか)
・MAや新技術の収益化の動向(IoT、ビックデータ)
・新たな投資フィールド(ブロックチェーンを始めとした更なる技術分野のベクトル)
・株主還元方針の拡充
・株価動向(そろそろスピード違反の領域に突入する?)


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【決算精査】3844_コムチュア(16年3月期_4Q決算)

銘柄分析シート


1.サマリ
総合評価:「4」 (☆★★★★)
※総合評価は5がポジティブ、3がニュートラル(想定通り)、1がネガティブの5段階レーティング

前期実績、今期予想共に順調な決算と感じます。
トップラインが伸び、必要な投資はきちんと継続しながらも、
期待する利益成長の継続が確認出来ました。

配当についても配当性向基準通りの増配となり、
こちらもOKですね。
ちなみに四季報の予想よりも上となっています。

中計のローリングも行われており、
CAGRの下方修正ということですが、
自分の見立てでみると想定通りです。
むしろ前期実績、今期予想が想定よりやや強く、
発射台が高くなったことで、その後の成長性をやや保守的に見たとしても、
十分魅力度が高まったとみてよいと判断します。

以上から、足元及び中長期的な見通しとして、
想定よりポジティブに推移していると認識しました。
このため、総合評価は「4」(ややポジティブ)とします。


※長文となる事を踏まえて続きを読むに別掲していましたが、
管理が大変なので、従来の通り、この領域にそのまま書き連ねることにします。
ご容赦くださいませ。



2.定量数値の確認(実績)

3844_決算短信表紙(16年3月期_4Q)


表紙を見てみると、前期実績、今期予想共に安心感のある結果となりました。
決算を通過させるということはそれなりに合理性を見て自信を持っているわけですが、
それでも私のような初心者小心者投資家はドキドキハラハラするわけです(笑)。
そしてまたひとつ無難に想定通りの数値が並んで胸をなで下ろすという事の連続です。


(1)売上の推移

3844_売上推移(16年3月期_4Q)

売上については、120億円の予想に対して、114億と計画未達という結果でした。
5%程度のショートですから気になる方もおられるでしょうが、
私はここは誤差と認識します。
何より後述の通り、利益はついてきていますから、特に目くじらを立てるつもりはありません。

決算説明の動画内の解説によると、
特に同社の主力であるクラウド事業では、
前期比30%増収と堅調な推移となっていることに加え、
金融分野では新たなネット証券会社とのビジネス拡大によって、
+60%増収効果が顕著だったようです。

ビッグデータやマイナンバーなどの効果はキーワードこそ挙げられていますが、
やはりクラウドと金融分野にある程度の強みがあった前期ということになろうかと思います。

クラウド事業は安定的な業績に寄与しているわけですし、
その安定さが四半期配当への布石にもなったようですから、
それだけ安定業績に自信がついてきたというわけです。

金融分野は現在IT投資が旺盛です。
従来の銀行は殿様商売だったように感じますが、
最近ではより魅力的な商品構成や、それをマーケティングして
リテールにも進出しようという銀行間の戦略の違いも垣間見えていますし、
何より法人融資の現場においても
より積極的な融資を行うためのリスク管理に関わるシステムや、
単に規制や当局対応のためのリスク管理だけでなく、
営業支援を行うための前向きなシステム投資も見られるようになっています。

メガバンク3行は更に先行していて、
最近ではビックデータ分析なんてもう当たり前ですし、
フィンテックといっても具体的にブロックチェーンを活用して
基幹系サービスを構築する実証実験にまで手を出しています。

各地銀やネット銀行、証券などは銀証連携も視野に
当面は差別化のためにもIT投資は欠かせないはずですし、
何より銀行も内部留保ばかりしていられない情勢でもありますから、
コムチュアの金融分野への進出についても当面期待が持てるのではないかと考えています。
金融分野においては、受注も堅調ということで、
今期に計上する売上の素となる種まきも順調のようですからね。



(2)営業利益の推移

3844_営業利益推移(16年3月期_4Q)


利益は計画に対して1%程度の上振れと、
ほぼ計画通りに着地させています。
素晴らしい精度だと感じます。

特に4Q単での営業利益率は14.0%となっており、
前々期からの四半期では最高の水準となっています。
粗利率が23.8%と高い状況ですから、
同社がある程度選別受注している、高付加価値を意識している取り組みの結果と捉えています。

同社の増益の構造は今回の決算説明動画でも解説されている通り、
明快なのが好印象です。

つまり、増収による高付加価値化と事業拡大によるプラス要素だけでなく、
きちんとそれを従業員の賃金へ反映させる、もしくは先行投資のために使う
マイナス要素も挙げて解説をしてくれます。

特に人財への投資は会長の思い入れも強いものがあるといつも実感しており、
単なるはったり屋ではないと感じています(笑)。

なお、累計で過去5期で営業利益率を見てみると、
10%以上を安定的に出せるようになってきており、
これが今の好況期に支えられた特需効果もなくはないだろうとは思いますが、
SI業界でこの利益率は素晴らしい経営だなと感じます。

強力なパッケージ商品などを専門的に扱う、
もしくはプラットフォーム事業のみに絞っている企業はもっと利益率も高いわけですが、
コムチュアはある程度汎用的なSI事業を営んでいるわけなので、
この利益率は立派だと認識しています。

銘柄分析シート上には一応販管費率なども算出していますが、
こちらもある程度コントロールしているのでしょうか、
安定的でありながら、徐々に期を追うごとに低下していっており、
収益性を高めていることに貢献しています。



(3)純利益の推移

3844_純利益推移(16年3月期_4Q)


営業利益と大きく傾向は変わりません。
純利益ベースでも利益率で7.3%を出していますね。
なお、PLを見ると、特別損失にゴルフ会員権評価損を計上しています。
1千万円の評価損で、そんなにするものなんですね。。。





3.定量数値の確認(業績予想)


(1)今期予想について

今期も基本的に前期と同じような取り組みの継続によって、
15%増収、16%増益の予想となっています。
純利益とEPSは20%増となっているので、
PER指標で見た時にはややポジティブに感じられるものになっています。

私の期待している成長率はCAGRで17%としています。
ですから、今期の予想だけを見ればやや強い感じではありますが、
後述する中計では16%に下方修正しているので、
まぁ、ようやく想定通りに近づいたという感覚があります。

新分野の取り組みなども布石は打たれているので、
あとはそれが計画通りいけば特に問題はないと感じています。

新設しているデータサイエンスの事業はモデリングやマイニングに苦労すると思いますので、
収益化が難しいものと理解していますので、
こういう所でややリスクはあるかなと思います。

あとはなんといっても一番怖いのは、システム構築においてありがちな、
不採算案件の発生です。
これさえなければ、ストック収益も半分程度ありますから、
そこまで過度な不安はありません。
とにかく不採算案件だけは勘弁してもらいたいです。



(2)中期経営計画について

◆前回開示中計
3844_中計(2016-2018)

◆今回開示中計
3844_中計(2017-2019)


コムチュアの中計は、毎年ローリング形式で開示されるので毎回UPDATEされます。
今回は前回開示と今回開示を並べてみました。

売上、利益共に20%超えの成長を見込んでいたものが、
今回の開示では15%~16%程度と下方修正されています。
これを受けて2018年3月期に元々見込んでいた定量数値は
ざっくりいえば1期遅れる形になるのかなという感じです。

さて、これをどう捉えるかですね。
前回開示の中計をそのまま信じていた立場に立てば裏切られた~という感触でしょうが、
しかし、少なくても前期実績を見ればこの計画は超過しています。
こんないい加減な中計を開示するなんてケシカラン。
これはごもっともな立場であるので、
これで見切るということもありだとは思います。

一方私は同社の成長見通しは会社ガイダンスより控えめにCAGR17%程度とみていて、
18年3月期のEPSを220円で予想していました。
この立場に立てば、今回のCAGRの16%は想定通りの結果といえますし、
EPS予想の感覚からいうと、前期実績、今期予想共に想定より強く、
これを信じるとすると、18年3月期にはEPSは220円はクリアすると思います。
このように考えると、まぁ順調で良いのではないのという立場になります。
私はこちらの立場です。

ただ、中計におけるCAGRを下方修正しているのは、
単に前期や今期の伸長率が比較的大きいことによる反動で、
均したところこの程度になるということなのか、
何か他に下押しリスクがあるのかは今度会長にお会いした時に、伺いたいところです。


4.目標株価の確認

前述の通り18年3月期EPSを220円、評価PER16倍で3,520円が従来の目標株価でした。

今回は期が進みますので、19年3月期のEPSを皮算用します。

まず17年3月期EPSは会社予想通り204円を起点とします。
今回開示の中計によると、2017年3月期から2019年3月期の2期で、
営業利益ベースで34.7%の増益となります。
これをそのままEPSに当てはめてみると275円となります。
この期間のCAGRは16%ですから今の私の見立てと同じですので、
このEPSを採用してもよいですが、今回の下方修正のこともありますし、
少し保守的に見ておきたいかなと思います。

17年3月期-19年3月期の期間のCAGRを14%程度とみて、
この期で30%増とみます。
つまり19年3月期EPSを265とします。
評価PERは16倍のままで維持をして、目標株価は4,240円となります。

配当性向は35%と宣言していますので、
19年3月期配当は92.75円でこれに優待分を20円加算すると、
優待込みの配当は112.75円で目標株価で利回りを算出すると、
配当利回りは2,7%となります。

目標株価は3,520円から4,240円に約20%上方修正します。



5.その他

同社は配当政策が素晴らしいです。
配当利回りとか配当性向は確かに魅力的水準ですが、
そうはいってもそこまで秀でているわけではありません。

私が素晴らしいと思えるのは、DOEで9.8%です。
逆数を取ると10年ということですからね。
この点、日本管理センターは13.8%で更に魅力的なわけですが、
この2つの銘柄群を抜いているなと感じています。


それから、今回初めてではないかと思うのですが、
決算説明動画が開示されています。
向会長がいつものIRフェアで話すトーンとはちょっと違い、
真面目に話されています(笑)。


IR姿勢にも相変わらず積極的ですし、
事業環境、数値面も良好ですので、
引き続きホールドして見守りたいと思います。


あとは気になった点ですが、キャッシュフローで売上債権が大きく増加しています。
3億円の売上債権はちょっと気になります。








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