投資方針に忠実に退屈な投資で資産形成

いい加減四季報を真面目に読みたいと思うので、
ここからは諸々割愛して整理していきます。

なお、あくまで私個人の所感によるものですし、
会社見解と異なる可能性もありますので、その点はご留意ください。


■アニコムホールディングス
予防型の保険を作りたいという小森社長の熱い想いは健在です。
企業の沿革という点から、どういうモチベーションで創業したか、
そしてそのベースがあるから今後目指すべき事業も
自ずと明確になります。

同社は保険事業に留まらず、
予防型を見据えたフードや医療など多面的になっている点も
アピールされており、投資妙味としての奥深さを評価してもらいたいと
述べられておりました。

主軸の保険事業で儲けるためには、
端的にいえば、支払い保険料を低位に推移させることであり、
それは儲けというだけでなく、ペットオーナーさんの幸せにもなるため、
だからあらゆる予防に繋がる活動に邁進するということでした。
合理的な説明だと感じました。

今期から方針転換というか新たなチャレンジとして、
一般チャネルの加入にも取り組んでいます。
NBチャネルは比較的リスクが統計的にも見極められていたので、
やはり一般チャネルは難しい面があると率直に仰っておられました。
なので、当然、その分のリスクは保険料として加味しているようですね。

DNA検査も病院で採決をして、、というのは負担が大きく、
手軽にそのリスクを可視化するために、
郵送で気軽に申し込める仕組みを拡充していきたいということでした。

そのようなデータの蓄積がまたその後のデータ活用にも活きてくるわけで、
その後の展望にも繋がりよいやり方だと思います。

そして、中計のことについて質問もしました。
利益を出そうと思えば出せる。
だけど、予防分野も含めて投資をどこまで傾けるかのさじ加減に悩んでいると。
どうやって市場に問いかけるかの悩みを公にされているのも、
実直で好感が持てます。

毎回、小森社長は経営に悩まれていて、
今期は減益を出して市場にむしろ評価されている状況ですが、
となると、もう少し来期は野心的なローリングをかけてくるかもな、と思いました。

今後も定点観測を続け、私が買ってもよいなと思える株価は
もうある程度決めているので、ひたすら待つだけです。
(恐らく買えないのですが・・・)


■トーカイ
2日目に今度はIR担当者のブース説明会を聴きます。
1日目の説明会会場における経営企画室長の説明会ではビーフカレーですが、
ブース説明会はチキンカレーでした(どうでもいいですね)。

説明内容は簡易的でうまくコンパクトに纏めて頂いています。
IR担当のTさんの説明もわかりやすかったですね。

早速、その後1時間弱、お時間を頂いてみっちりお話を伺いました。


・ホテルリネンや一部病院リネンは不況時に一定の価格低減要請はある。
 総じてみれば不況耐性には強い部類と認識。

・病院リネンや院内清掃など特殊な技術が求められ、障壁は高い。
 イオンディライトなども事例として競合環境も聞きました。
 ただ、イオンディライトがというわけではないが、
 一部の顧客においてはサービス品質の問題で再度顧客が戻ることもあるようです。
 トーカイは病院との距離も近く、品質レベルも高いようで
 どちらかというと優位な立場にあるようです。

・シルバー事業は専業と比べても十分戦っていける。
 例えばフランスベッドが自社でレンタルも含めて本格展開を始めた場合の、
 トーカイの優位性が気になったのですが、
 確かにユーザーからみた価格だけでみると負けるようです。
 ただ、ケアマネージャーとの間での密な関係や、
 そもそもユーザーにとって何が一番優位な機器かは、
 様々なメーカーや機器から選択するのがあるべき姿であり、
 ケアマネージャーは中立的な立場で様々なものを勧めることが大事で、
 実際、介護報酬の面からも複数機器から選択をしてもらうということが、
 評価される仕組みになっているようです。
 つまり、トーカイのようにいわゆるマルチベンダーのような立ち位置で、
 ケアマネージャーの方と連携する仕組みがあれば、
 単なる安かろうだけではない世界で戦っていけるという感触でした。
 もちろん価格という面は強烈な競争要素ではあるため、
 楽観視はできないわけですが、本質的なサービスという面では、
 評価できるモデルだなと感じました。

・シルバー事業では関東圏も含めてエリア拡大余地は十分。
 もちろん、競合環境は決して楽観的ではありません。
 ただ、いわゆるレンタルという単純スキームではなく、
 その裏では前述の通りケアマネージャーとの関係性を含めた
 顧客チャネルの構築という点で緻密な対応が求められます。
 そのため、多くの機器メーカーに対応している
 自社のメンテナンスセンターも備えているわけですね。

・訪問調剤でかかりつけは大病院一等地門前では無理があるのでは。
 指摘の通り、無理があるところはある。
 郊外の大病院一等地では、開き直ってやることも大事と認識。
 新薬や技術料も高く、処方箋の枚数の極大化をしていくことを目指す。
 たんぽぽ薬局は幸運にして各病院門前の中でも
 一等地に立地できている(病院の関係性がいいのでしょうかね)ので、
 結果的にそこで残りやすいという面もあるようです。
 また中には周辺に住宅地があるような門前もあるので、
 そういう場所ではイベントの開催等も含めて
 認知度を上げ集中率を下げる取り組みもすることで、
 かかりつけ指定の向上も目指していく。
 結局、立地に応じてメリハリをつけた戦略でやっていくつもり。

・リースキン事業でトイレ周りに注力。ここは差別化要素になりやすい。
 いわゆるマットは差別化要素になりにくく、単純価格競争になりやすい。
 一方で、トイレ周りの美化は施設にとっても案外コスト競争になりにくい。
 綺麗なトイレは飲食だけでなく、施設運用者においては、
 とても気を配っている箇所。 だから付加価値が高めやすい。


・働き方改革で残業20%減は頓挫。まずは人材拡充を優先。
 働き方改革で経営は残業の2割抑制を掲げたが、
 現場からのオーバーワークによる反発が強く、
 経営層も方針展開して、人材確保を優先する方針に展開。
 人財開発部を組成し、まずは十分な人を手当して、
 その先に残業時間を抑制するという姿勢に。
 ポイントとして、単なるスローガンでなく労使で建設的な議論によって、
 会社全体が良い方向に向かっているという点と、
 経営がきちんと現場の声を聞いて変われる会社なんだなと感じました。
 人財投資が数値面には今期も押し下げ要素となっていますが、
 長期的に見て良い方向にいくことを期待したいと思います。

・ウェアラブルいいな
 社員の方もウェアラブル機器を装着しておりましたので、
 羨ましいという雑談をしました。自分のバイタルデータが連携されていることに
 気持ち悪さを感じる人もいるかもしれませんが、
 未然に甚大なリスクを低下できるのであればいいなーと思いました。
 ただ、あくまで医師がモニタリングする必要性もあるので、
 医師も必要性を鑑みて配布するし、
 家族の意向があっても医師の同意や協力がないとまわらないということですね。

・今道さんってだいぶアグレッシブで出来る人ってイメージだけど、どんな印象?
 社員の方からみてどういうようにみえているのかなと。
 元々、バリバリの営業マンでとても優秀な方のようですね。
 そして、これから会社として新たなチャレンジをしていく中で、
 こういった尖った人が経営企画としてリーダーを発揮することが、
 会社全体として大事ということでの人事のようですね。
 なるほど、営業畑で活躍された方だから、プレゼンもうまいし、
 数値や外部環境の事も定量データも含めてきっちり話が出来るのか、
 と凄く納得しました。

・小野木社長はどんな人?社員さんと接する機会ってありますか。
 一言でいって、「堅実」な方のようですね。
 そして、逆に堅実過ぎて、現場の方からするともう少しチャレンジしてもと
 思う事もあるようですね。
 経営者はとても慎重で、経営企画の長が野心的で、
 現場の意識としてももう少しチャレンジしたいという構図だとすると、
 なかなかバランスがいいかもしれないなと感じました。
 社長と社員の触れ合い機会は、さすがに支店メンバーは少ないようです。
 ただ、本社社員はよく話をするようです。
 食堂などで普通に社長が社員の輪に乱入?してくるようです。
 少し緊張しますが、距離が近いというのもいいかもしれませんね。
 社長が堅実ということを聞いて、
 懸念していたMA姿勢も安心感がもてました。
 どうしても今後益々MAの機会が増えていくと思いますが、
 MAは非常にリスクが高いやり方ですから、
 甘い資産査定などで危うくなりますからね。


■アバント
 個人投資家から熱視線を浴びていますね。
 連結会計パッケージを武器として、
 CFO向けのソリューション提供をしています。
 当然、一度導入するとストックで積み上がり、
 典型的な成長企業の要素を備えています。
 基本的に有望な会社だと以前から思っていますし、
 今もそのようには思っていますが、
 今回の説明会を通しては敢えてネガティブな面を取り上げます。


・収益モデルについて
 ライセンスとコンサルのイニシャル部分と、
 保守サポートのランニング部分の2階建ての構造です。
 資料や説明によると、イニシャルが立つと、
 あとはランニングさえ払えば、
 顧客はずっと最新版を使えるということです。
 ただ、その後、質問をした時には、
 実は最新版にするためにはカスタマイズを要し、
 コンサル費が発生するとのことで、
 あくまでライセンス費用が不要という意味でした。
 考えてみれば当たり前なのですが、
 資料や説明がやや分かりにくいと感じました。
 また、そもそも企業側は変化への対応の手間もあり、
 むしろマイナーバージョンアップを都度取り込むニーズはないようです。
 規制対応などやむ得ない場合への対処として
 仕方なくやるというケースが多いようです。
 要するに戦略的にバージョンアップをするニーズというより、
 規制対応などにおける止む無き対応のための対応のようです。
 この場合、企業側はコスト低減要素が高まるのではないかと思いました。
 保守サービスは、いわゆるQA対応がメインのようで、
 ストックなので、安定的にかつ低コストで運用できるのがいいですね。
 ただ、ストック性は高いものの、
 比率はそこまで高くなく、
 むしろ不況耐性という面でみると、ライセンスは明らかに目減りするし、
 コンサルについても抑制効果が出てくると認めてらっしゃいました。
 ということは、ストック性があるとはいえ、そこまで不況耐性が高いと
 直結させるわけにもいかず、
 上記の通り、戦略的IT投資というより、連結決算のためのコストと考えると、
 どうなんだろうな、と思いました。

・BI事業の展望
 BIツールはオラクルやマイクロソフトなど、
 大手のツールが各種展開されています。
 アバントはこれらのツールに全て対応出来るサービス提供を志向しています。
 確かに顧客企業は個々に様々なツールを使っており、
 これらに対応していくためには、各ツールに対応していく
 投資も必要となります。
 かつ、DWHからDMを作成していくプロセスは
 ETLツールも含めて考えると既にツールで完成されている領域でもあり、
 構築において差別化するというより、自動化も含めて効率化をする領域と理解しています。
 その時に、アバントだけが優位になれるというロジックがどうにも理解出来ませんでした。
 もちろん、市場全体が高揚していくので、そのメリットを享受できるとは思います。
 ただ、その中での優位性の特徴があまりイメージが出来ませんでした。

・中計について
利益のCAGR18%の根拠は東証のTOP10に入る水準だからということでした。
かつストックの利益率がそこまで変わらないとみると、
実質的にはそれ以外の部分での伸長が必要になりますが、
全般的に会社見解のように大風呂敷のようなイメージしか持てませんでした。
もちろん、このようなホラのようなトーンは嫌いではありませんがね。
MAも活用するということで、具体的な方向性も聞いてみましたが、
データ連携の分野が有望ということでした。
データ連携の分野は確かに成長性が高いものと考えていますが、
既に大手も含めて競争も激化していることもあり、
また資産や事業査定が極めて困難なMAとなるため、リスクも高いと感じます。

・不採算案件について
同社がプライムで案件をやることになったものの、
PM(プロジェクトマネジメント)力がある人材がおらず、
不採算となったようです。
自社のパッケージソフトをカスタマイズしながら、拡販していく上では、
ベンダープライム配下でおいしいところをもっていけますが、
今後成長を志向する上で、案件管理を含めたPM力がないと、
特にデータ連携など手広くやろうとしているのであれば、
求められる事になります。
しかし、PM力を含めた人材投資への言及がないんです。
不採算案件の再発防止も、上流の見積誤りを防ぐために、
確認を徹底するという抽象的な内容に終始しており、
まぁ確かに上流で未然に防ぐというのは王道なのですが、
もう一歩踏み込んでもらいたいと思いました。
しかし、中長期計画についての箇所で、
収益向上、製品力向上、ソリューション拡大、グローバル展開、MA
という項目で人材リソースの観点での記載がないのは、
個人的には相応違和感があります。


・ライセンスビジネスの売り切りからクラウド化は?
現状でもクラウド化の流れは検討しているものの、
具体的なものはないという回答でした。
グローバルな環境に対峙していく時に、
会計パッケージのクラウド化も進むのではないかと思っているのですが、
(すみません、あまり調べていません)
その対応の志向はないようですね。


シェア率も高く、優良顧客の囲い込みも進み、
ストックもありながら、デファクト化していくこと、
そしてIR姿勢の変化による変化もあり、
全般的に株価向上という面では期待値が高い銘柄だなと改めて思いました。

ただ、上記敢えてネガティブ目線で見えた部分もあり、
後味が悪い感じになりました。

なお、最初に応対してくれた方は
こちらの質問の意図をあまり汲んでくれず、
曖昧に答えようとされていてあまりいい印象を持ちませんでした。
その後、バトンタッチでリーダーらしきN氏と話をさせて頂きました。
こちらの方はよく理解はされておりました。


■ダイフク
世界トップシェアのマテハン会社。
Eコマースも含めてもう完全に追い風です。
成長も目覚ましくて株価もそれを反映した高値です。
説明しているIR担当のお姉さんも優秀ですね。
半導体関連の設備投資や為替影響も(1円で1億程度と聞いたような)あり、
特に不況や外部環境リスクはありますが、
一方でEコマースの大きな流れもあり自動倉庫など大きな需要に支えられ、
今後の不況や外部環境変化にどこまで対応していけるのかなと思いました。
とても良い会社ですが、規模も大きく、株価も高いので、
私の投資対象にはなりませんが、良い会社だと思いました。


■サンセイランディック
底地ビジネスのわかりにくさを動画やカップトソーサーで説明する
いつものやつです。
特に目新しい内容はありませんが、
新中計のアピールをもう少ししてもよいかなと思いました。
まぁこういう場では既存事業の理解を広く普及する事と、
底地くんの認知度を上げることで精いっぱいといったところでしょうか。

名古屋で有名な敏腕投資家であるアイルさんを社長が紹介して下さり、
関東でも会合を企画してよ、とありがたい提案を頂きました。
ただ、私はアイルさんと違い、弱小非敏腕投資家でもあり、
そもそも集客力もありませんので・・・
いつかそんな機会もあればいいなと思いました。

中計の中で達成に向けたボトルネックはどこにあるかという点を
社長に問いかけましたが、「わからない」と言われました(笑)。
いや、全然嫌みのあるものではなく、本当にわからないのだと思いました。
様々な不確実性がある中で、
何がボトルネックかというのはなかなか一意に決められないということでしょう。
変に取り繕って表面的な回答をして頂くより、潔くて逆に好感を持ちましたよ。

それで、私は当然人材面が大切と思っているわけで、
その辺の必要性や施策については十分検討されているし、
今後もそのようにしていく所存を聞けたので満足です。

仕入も順調ですしチャネルの増強もあって
今後は支店の新設も含めて対処していく上で、
人の確保と育成は大事ですからね。

その点、業務マニュアルが整備されて立ち上がりが短縮できている点は、
結構、今後効いてくるのではないかと思います。

今期の業績予想でも利益が抑えめになっているのは、
人材投資という面もあります。むしろ利益が上振れしないくらいに、
きちんと効果的な投資をしていって欲しいと思います。


■ケアサービス
説明会がないので、担当者の方と軽く会話をしました。

都内に事業所展開を特化しているドミナントの戦略は、
働き手であるヘルパーさんやケアマネージャーの方の立場から
良い面があるようですね。

ただ、この分野は競争環境が激しいため、
同社ならではという強みがイマイチ限られた時間ではわかりませんでした。

また成長エンジンとして市場から期待されているのは、
中国への進出のようです。
こちらは順調のようで、市場からも評価されているようですね。

それからエンゼルケアは地方にも拠点があって、
葬儀社から声がかかり各地でほぼ専業でやられているようです。
つまり業界特有なのかもしれませんが、
囲い込みがいきなりできてしまうという点があるようです。
事業展開が比較的リスク低くやりやすいかもしれません。
ただ、大きな成長という感じでもないですね。




横浜には結局一泊しました。
当日プランでルームチャージで激安でした。
ランドマークタワーからの眺めが最高で、
しかも空室があったせいかアップグレードしてくれて、
66階の部屋にして頂いたので、家族にも大変好評でした。
家族サービスも兼ねることが出来た点がこのIRフェスタ遠征で、
一番の収穫だったかもしれません(笑)。

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トーカイの説明会会場には開始15分前に到着です。
あまり人気がないのか、私以外の待ち人はおりません(笑)。
まぁ調剤薬局はお先真っ暗だし、
介護レンタル機器という事業も地味だし、
そりゃ、人気もないよね、なんて変に納得できます。
最近も調査をしている中で、
個人投資家などの動向も調べてみましたが、
たまにカレーもらって嬉しいという声がある位で、
同社へのファンダメンタルズの期待を述べている声は皆無でしたし。


入室時間となって、係りの方から資料をもらい最前列に陣取ります。
始まるまでの間に、資料を流し読みしておきます。
苦瓜さんの影響もあって、沿革もきちんとチェックします。
へぇ、貸し布団屋さんからスタートした会社なのかと。


余談ですが、今まであまり意識してなかったのですが、
このような説明会の場で、
沿革をきちんと語る会社と、そうでない会社がありますね。
トーカイは説明の中で貸し布団屋から病院のベッド、リネン、
そして清掃、更には薬局、そして介護、医療への沿革の繋がりが
きちんと説明されていました。

一方で後述しますが、アバントなんかは露骨に省略していました。
時間の制約がある中で、アピールしたい箇所に時間を割くわけですから、
取捨選択の中で企業が重視している姿勢が垣間見れる気がします。
別にどちらが良い悪いという話ではないのですが、
私は投資判断の際に、物語のようなものを求めがちなので
(これは良くない面もありそうですがね・・・)
沿革を語る会社というものにもう少し注目してみようと思いました。


スピーカーは執行役員で経営企画室長の今道さんです。
導入からなかなかエネルギッシュな方で、話の展開が速いです。
いわゆる頭のよい人なんだろうとすぐに悟ります。


高度経済成長期の頃、半住み込みで働く工事従事者の方へ、
布団を貸す事業が発端だったようです。
布団を貸せばリネンを洗うわけで、リネンを洗う業務に長けた同社は、
大量のリネンが出る病院のベッドなどの事業に進出し、
そこでの信頼から、院内の特殊清掃や医療服の洗濯など幅を広げていきます。
東海地域では医薬分業がまだ6割程度と関東圏などの8割弱と比べても低く、
顧客である病院からも調剤薬局もやってよと声がかかるわけです。
実際、そのような経緯だったとプレゼンの中でも言及がありました。
だから同社がいわゆる門前一等地で強いという経緯のようです。

そして昨今では医療機関に長く滞在することへのプレッシャーもあります。
つまり在宅志向が高まる中で、医療とケアマネージャーとの連携が
より求められるようになっている中で、
同社は介護機器のレンタル事業を始めるわけです。
そして、在宅医療の進出を睨みTDKとの提携による
リストバンド型のデバイスや、
シンガポールへの出資などのチャレンジをしています。

このような沿革から変化に対応してきた姿が想像できるプレゼンで、
聞いていて吸い込まれるような内容と感じました。

プレゼン終了後、慌しく出て行かれる今道さんと
ほんの少し話をさせてもらいました。
忙しい中、限られた時間とはいえ、
きちんと対応して頂けて感謝です。
そのやり取りも含めて、箇条書きでメモしておくと以下のような内容です。

■トーカイ
・病院関連事業はシェア2位(1位は非上場のワタキューセイモア)。
・同事業はシェア食いはほぼ終わっていてベース収益基盤。
・健康生活の入院セットはCAGR20%程度。手術用リネンCAGR10%。
・薬価報酬減は影響は受ける。新薬での単価上昇や処方箋枚数で稼ぐのが基本。
・シルバー事業は敢えてマスCMをせず、ケアマネージャーとの信頼関係を優先。
・既存の信頼関係からの拡大に加えて東北も視野にエリア拡大志向あり。
・東海は医薬分業60%(関東は80%弱)でまだ余地あり。出展候補既に確保。
・病院清掃は海外での引き合いが強まっている。
・人材投資で今期減益見込み(9億程度)だが、足元の利益はだいぶ上振れ。
・高齢者人口のマクロから病院はこれ以上増やせない。地域包括・在宅に商機。
・遠隔の投薬処方はまだまだ環境整備中。
・遠隔診療は2020年目途で報酬制度枠組みが整理見込める。
・投薬の集中率を下げていく方針に対処していく。
・遠隔をテーマに、ウェアラブル端末を開発・展開。今月医療承認が下りる見込み。
・健康アプリではなくあくまでバイタルチェックの医療機器として展開。
・みらい投資会議の武藤先生とのアライアンスでシンガポールの在宅医療事業へ出資。
・バイタルチェックで就寝中のデータが予兆データで活用できそう
・医療データはスタンフォード400億投資(フェースブック個人出資)
・薬価報酬制度は門前に厳しい改定。利益率で2%程度の影響。
 (同社は7%→5%程度のイメージ。まだやっていける。他が淘汰、結果残存享受)

※整理されていないので、改めて銘柄分析シートで纏めるつもりです。
(気が向いたらUPします。)

質問も終わり、トーカイ特性のレトルトビーフカレーを頂き撤収です。
この続きでブースでより詳細な話をと思いましたが、
少し頭を整理してから、明日出直すことにしました。

実はこのブースでのやり取りも非常に有益でした。
時系列で書いていくのでまたあとで言及します。


さて、とりあえず疲れたので、目の前のロート製薬のブースに着席します。
ロート製薬って大きな会社だけど、そういえば初見だねと。

目薬とクイズダービーの鳩のイメージしかないのだけど、
業績も安定しているしせっかくなので、説明会を聴く事にしました。
こちらの企業もやはり沿革からきちんと語られています。

そして安定的な目薬やスキンケアの製品の競争力は素晴らしいですが、
そのキャッシュをうまく再生美容のような新たな取り組みにチャレンジしており、
なかなか野心に富んだ会社だなと感じました。

私が中長期メインの投資家でなければ、
こういった銘柄を放置しておいても悪くないかなと思います。


ところで、今日は横浜に宿泊をするか、
一度自宅に帰るか決めていませんでした。

当日宿泊プランの条件次第でと思っていましたし、
数日前から調べていた通り、ルームチャージになることもわかっていたので、
どうせ宿泊するなら家族も呼んでしまおうと考えていました。
刻一刻と変わる当日プランの条件を横目で見ながらブースを流すことにしました。

その3に続く。(いつになるかわかりません

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東証IRフェスタ2018に行ってきました。

たいした会社が来ていないとか、
行っても意味ないでしょとか、
横浜遠いとかまぁ色々ネガティブな意見もあります。

しかし、私は年に何回かあるこのような機会に、
経営者や社員の生の声を聴けますし、
その会社の事だけでなく、様々な事に妄想を広げるインプットとして
面白い機会にもなると考えているので、いつも楽しみにしています。

今回は、横浜ということで、出展を見合わす会社もあったようで、
かつ大きな会社の出展も多かったこともあり、
調査対象の会社を予め絞って、じっくりお話を伺いました。

・サンセイランディック
・アニコムホールディングス
・トーカイ
・アバント
・ファーマライズホールディングス

この他、ブースを回る中で気まぐれで話を伺ったのは以下です。

・ロート製薬
・ケアサービス
・ダイフク

この他セミナーは、竹中平蔵氏のセミナーは真面目に拝聴しました。


以下、徒然なるままに所感を書いていきます。


16日、朝。
今日は会社を休み、一路横浜へ。

会社に向かうサラリーマンの中で、
何か特別な感覚でうきうきしながら通勤電車に揺られます。

会場内が熱気で暑くなることもあり薄着で出掛けましたが、
みなとみらい地区の朝の海風は想像以上に寒く足早に会場に向かいます。

9時の竹中平蔵氏の講演開始に少し遅刻してしまったのですが、
会場のパシフィコ横浜付近に来ても、
人はまばらで運営の方も全くおらず、
本気で日にちを間違えたのかと錯覚しました。
こんなに人が少ないんだーと思いながら
スマホで事前予約済の案内メールを見せて入場です。

開始して5分位経っていましたが、
入場受付には列が出来るところが誰ひとりおらず、
受付の人同士が談笑しているくらいでした。

うんざりする待ち行列にいつも少しげんなりしていたのですが、
今年はどうもいつもと違うなーという感じでした。

竹中平蔵氏の講演は、
森友問題の件と、第四次産業革命
私が認識した趣旨といては以下のようなことを感じました。


■竹中平蔵氏 講演

(森友)
・根源的な問題は法の支配が揺らいでいるということ。
・リーク節には諸説あるが、ワイドショー的なスキャンダルはどうでもいい。
・優秀な官僚がなぜ完全犯罪出来なっかったのか(しなかったのか)。
 (官僚の質的な問題なのか、もっと根深い問題があるのか)
・いずれにせよ早く国会で事実が明らかになり、国益に則した運営に回帰すべき。

(ダボス会議/第四次産業革命)
・今年のダボス会議はトランプも来たし、G7首脳が集結の機会。
・なのに、日本から閣僚は誰も参加できず。どれだけの国益を損なったか・・・。
 (国会の日程を少しずらすことも出来ない国内事情は重い事態)
・各国首脳は総じて今後の見通しに楽観的。逆に不安になるくらい。
・第四次産業革命の具現化で活発な議論。
 (日本、インド、スウェーデンに拠点センターが開設されることが発表される)
・IMFラガルド理事は「天気が良い時に屋根を直しておく」との冷静な発言も。
・世界全体が「大いなる安定」という認識で熱狂感への懸念の認識はない。
・日本でも総じて楽観的。潜在成長は1%弱だが日銀、政府は1.8%程度の成長視野。
・メルケル(独)は、ビックデーターの戦いへの意欲について言及。
・マクロン(仏)は、教育、職業訓練の重要性。GDP5%を予算化。法人税の大幅低減を説く。
・メイ(英)は、敢えて国内反発の強いウーバーを例に受け入れて戦うべきと言及。
・2012年のインダストリー4.0提唱がきっかけ。欧米のビックデータ研究元年。
・この時にディープラーニングという大きなブレークスルーが起こる。
・日本は震災影響もあったが2016年位からようやく後発着手。既に大きく出遅れ。
・しかし、産業機械との結びつけは得意芸でここに活路がある。
 (入国審査機器、自動運転等々。東大の松尾准教授がホット。)
・ビックデーター整備の司令塔組織を議員立法でようやく通した。
 (多くの議員が?でとりあえず。他のスキャンダルで遅れもあり)
・自動運転推進のため、道路情報の活用がまず課題。
 (国、県などの所管の問題もあってうまくいかない。国際競争力が・・・)
・レギュラトリーサンドボックス(砂場)のようになんでもやっていい領域が必要。
 (今国会提出予定。森友で揉めている場合ではない)
・早く通して、様々な改革の具現化に向けた取り組みを加速させる必要あり。
・日本でもリカレント(再教育)し、国負担でもそれによる生産性向上による税収増でPAY
・シンガポールなど特区先行で、現地でBTMUと日立がブロックチェーンで実証実験。
・兼業をどんどん推奨し、総活躍して生産性を上げる取り組みが必要。


最後は期待もある内容でしたが、
その前提で、今の政局が案じられる内容で、
大変重いものを改めて実感した次第です。

森友問題は、法の支配云々での責任や民主主義の根幹が揺らぐというのは、
その通りなのですが、野党の倒閣だけに燃える姿をみても、
げんなりするだけです。
竹中氏の指摘通り、早く事実を明確にした上で、
再発防止を固め、この問題から足を洗って、
国益にかなう運営をしてもらいたいなと思います。


よくありがたいな日本ヤバイよ的な不安を煽る
コメンテーターのようになってしまいますが、
やはり第四次産業革命のスピード感からみても、
本当に日本が縮退していく姿が案じられます。

日本は製造業で先進国の仲間入りをしました。
しかし、少なくてもビックデータというテーマでは、
その分析や人工知能そのものの研究では既に後発です。

せめて、産業用機器とを結びつける分野でなんとかリカバリして、
国益を保てるようになってもらいないなと思いました。



マクロな話はなんとなくたまに聞くと色々思考が巡ります。
大きな課題を改めて突きつけられた気がしました。


さて、10時を過ぎて個社のブースを回っていきます。

まずは一番近場にあったし、
頭の回転のためにファーマライズホールディングスから。


4月に薬価改定が控える調剤薬局分野。
最大手のアイン、2番手の日本調剤、そしてトーカイも含めて、
モニタリングしている中で、同社は更に規模も小さく、
どんな感触がちょっと興味がありました。

前回のイベントでブースで10分程度社員の方と話しましたが、
あまり印象が薄く、今回は話の分かりそうな人と激論を交わしてきました。
1時間半ほどぶっ通しで議論したのですが、
むしろ先方の社員の方の方が嬉しいと仰ってくれてよかったです。

残念ながら結論として投資見送りですが、
なかなか興味深い内容でした。


まず、その方は中途で5年位前に証券→銀行と転職して、
同社に入社したようで、経営企画で社長ともバチバチやっているようでした。
同社に転職したのは、伸びしろや改善余地が大きかったからということで、
確かに数年前となると色々諸問題も山積していたわけなので、
やりがいはあっただろうなと想像できます。


詳細のやり取りは割愛しますが、
以下の点がトピックスでした。


■ファーマライズホールディングス

・集中率低下が最も大事なKPI
・ターゲットを絞って新たな活路を見出す新中計策定中。初夏くらいかな。
 (介護や在宅というより、ファミリーとかをターゲットにするのかなと推測)
・報酬改定は結局事後対応になっているのが実情。
・創業者の思いとして地域貢献や利用者利便性へ傾倒し過ぎで課題。
・そのため、これまでも不採算をなかなか撤退できない漫然経営
・新中計以後でいかに生まれ変われるか(意思決定や選択と集中)が真価問われる。
・来期は改定のため、ボロボロ。
・新中計のためには退店や投資もあるとダブルパンチか。
・でもそこで株が暴落して、もしその後の生まれ変わりが吉と出れば大きく回復期待も。
・ひぐちの苦戦、新たなMAも不安(社内では投資基準をより厳しく明示化進める)


調剤薬局が抱える様々な問題、
また競合会社のバリューエションも含めて手持ち資料を持たれており、
各社の特徴なども議論し、同業者から見た視点も加えて、
自分の仮説もより自信を持つ事も出来ました。
よく競合分析もされており、私の話した担当者は優秀な方でした。
かなり会社の事もディスってしまったのですが、自然体で受けいれてくれて、
ありがたかったですね。


1時間30分程度の激論で疲れてた所に、
某、敏腕投資家の方から連絡が入り合流します。

コンビニで買った昼食をおにぎりを食べながら、
談笑して疲れも癒えます。
敏腕さんが敏腕さんを呼ぶ展開にもなり、
私も次のトーカイの予約時間も近くなり、その輪から離脱します。


その2に続く
(いつになるかわかりませんが・・・(笑)


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その4 の続きです。



次にアニコムホールディングスです。
小森社長は大手保険会社から独立して、
とても思いの強い方のようで、私は初めての生プレゼンです。
2年前に同社のことを知って以来、
ずっとファンであり監視銘柄なわけですが、
ようやく社長の話が聴けるということで、とても楽しみでした。

当然最前列を確保し、小森社長登場です。
第一印象は歯が白いですね~。きっとホワイトニングをやっているのでしょう。
(どうでもいい話ですね)

それでプレゼンの内容はというと、
事業内容や成長戦略とか数値面の目標とか、
主要トピックスの話など、あまり出て来ません。
(単純にファンダ投資家としてみるといいのか?と思うかもしれませんね)

ペット業界のこと、特に遺伝子リスクや健康寿命を考慮した
理想像の語りかけなどに吸い込まれていきます。

ブリーダーさんによっては大量生産のように供給して、
様々な問題が生じているということは素人ながらに感じていましたが、
そもそも保険以前にペットを健康に飼うことで、元気になれ、
人間もペットも幸せな構造を作るためにどうあるべきか
とても考えさせられる内容でした。

この会社にも哲学があり、
そして誠実さがあるな、と感じたのでした。

社長は自社のことをようやく幼虫から成虫として、
事業に向き合えると表現されていました。

また最近から宣言していた予防に関しては、
どうしても後手に回っていたという反省もされていました。
この点は、十分な統計データが集まり、
予防に活かせる優位性のあるデータが集められたということでしょう。

予防に関しては、遺伝子レベルの分析、
そして糞などのデータを集めてやることで、より確度が高まると。
かつ、ゲージなどに基礎データを自動でWiFiを介して収集することで、
その統計データを活用出来るモデルだって可能、
言い換えれば健康の自動運転だと。
どこまで実現できるか、そして実現するべきかは議論があれど、
そういう次元で物事を考えて次の種まきをしていくということです。

ゲノムコミュニケーションコンバインgecoが
今後の同社の目指すべきもののようです。

遺伝子レベルの分析
DMフリーのブリーダディング
ペットショップのプレミア
腸内細菌のサポート
フード販売
再生医療
これらのキーワードが保険事業シナジーに繋がるという
構想です。
(すみません、あまり理解出来ていません、キーワードだけ拾いました)

中計の2019年までの成長率はとても高いですが、
これは見直しを示唆していました。
ただ、後向きというより、
5年後、10年後を見た時に1桁変わるような成長を展望した時に、
直近数年を種まきの時と捉えて利益成長を諦め、
上記のようなテーマに取り組むことに集中したいと。
ただ、これは市場との対話も必要だろうから、
今でもまだ悩んでいると仰っていました。

よくある先行投資で後で華やかな世界が広がるという話は、
よく成長が踊り場になった会社から聞こえてくる言い訳の常套手段ですが、
さて、同社はどうなるでしょうかね。

いずれにしても相当異質な「IR」説明会となりました。
こちらも会場は満席、立ち見もありましたね。
ちなみにブースには、チワワがおりましたね。

同社はたまに山手線の車両ジャック広告を出していますが、
その時に一番大事にしていることは、
ペットと人間が他愛もない笑顔で心を通わせている写真を
掲載すること、それが伝えたいことの全てということで、
なるほどな~と深い話に引き込まれました。

動物とペットが共存する、
しかも真に恵まれた環境を作るために、
保険という枠組みに捉われない事業へと進化させようと
大きく期待が出来ます。

一方で、そういう思いだけが深化し、
事業会社として利益を成長させることが
なおざりになったり、正義が必ず事業上で勝つものでもないという
前提に立った時、投資家目線で見た時に、
どう評価するべきかという点は懸念事項でもあります。


DSC_0101.jpg



最後に、イオンディライトです。


IFMの考え方や狙いなどは前日の予習したことで、
理解も深まっていましたし、
過去に長く保有した銘柄ですので、
どちらかというと中山社長のプレゼンを聴く定点観測的な
位置付けでリラックスして拝聴しました。

衛生清掃モデルとしては
やはり製薬会社の事例を多く話されていました。
きっと今年のブームなのでしょうね。
俗な言い方をすれば、風が来ているというか。
まぁ毎年あまり新たなトピックスが出てくるような印象こそないものの、
よくもまぁ毎年なんだかんだと新しいネタがあるな、と思います。

そして何より、中山社長の剛腕なプレゼンは相変わらずです。
ロジカルでもなければ説明に洗練されたものも正直ありません(笑)。
人情満載とまでは言いませんが、
なんともいえない昭和の時代を感じます。

そういえば親会社の役員にも登用されるということで、
イオン系列でも同社のサービス部門はとても期待が大きく、
実際安定成長していることも期待されているのだと思います。
考えてみると、イオン系列でここまで安定して
毎期業績を伸ばしている会社もないですからね。

直近でも中国武漢で大学(100万人規模の学生)の
食堂を含めた施設管理会社を運営させるために訪中するとか、
上海に基幹の会社を作り、
更なる中国シフトを推進すると熱弁を振るわれていました。
なんでも中国には3万会社程の施設管理会社があるそうですが、
そのうちベスト30には既に入ることが出来ているそうで、
プレゼンス強化のために頑張りますということでした。

中山社長のエネルギッシュなプレゼンを聴き、
既に株主ではなくなったのですが、
とても勇気づけられました。
既に大きな体格の企業になりましたが、
魅力的な会社だなと改めて感じました。


ということで、ここで東証IRフェスタとお別れです。



というわけで、改めて振り返っておきます。


■サンセイランディック
・今期業績は今年上期の仕入次第
・足元の仕入状況は堅調に推移
・数値の自信の手応えは十分、だから増配実施
・次期中計種まきを今期に並行して実施
・ストックオプションの業績連動目標を全社で意識
・仕入平準化のため、多チャネル化を確保する取り組み中
・但し、既存取引先の信頼性確保のためリリースは慎重姿勢
・2020年前後に来るべき市場転換で生き残れる体力をつける
・名古屋/大阪は好調、福岡/札幌は不調
・不調の原因は居抜きの仕入~販売の期間に需給で地価変動の影響
・仕入の競合状況はそこまで酷くない(他社とガチンコではない)
・エリアリンクは良い会社。でも自分も底地には自信がある
・仕入に妥協はせず優良ストックを積み上げていることが他社との差にみえる
・妥協をすると、不良資産を持ってしまい、それは足元の利益率では評価できない
・建設子会社は正直社長が直視出来ておらず無駄な管理費があった
・役員を派遣すると共に、社長もきちんと管理費をみて今後の展望を考える


■アニコムホールディングス
・幼虫から成虫への脱皮段階に来た
・予防取り組みもまだ後手の対応に追われていた
・但し多くの治験データからそれを活かすフェーズに移行
・遺伝子リスクを考慮した真に必要なマッチングや手当が出来る事業へ
・それが心の発電所として人間とペットが共存するビジョンの確立に繋がる
・マーケットは未だ未加入頭数も多く拡大余地あり
・但し保険事業から見てリスクも高いため、アプローチを悩んでいた
・しかし、一定のビックデータも収集出来てコントロール出来るリスクへ
・となると、この層へアプローチする戦術も選択検討余地あり
・その場合、中計上、当面利益を横ばいとすることを市場とも相談する必要あり
・再生医療も含めた種まきを行い、その先の3年で収支を1桁変えるイノベーションを起こす
・ただ、その見直しを実行に移すかは市場との対話も含めて慎重に判断したい


■イオンディライト
・衛生清掃事業が特に堅調(製薬会社/研究所など)
・IFMで顧客の管理部門全体に幅を広げたアウトソーサー
・アウトソースは顧客のコストダウンと品質向上の2つが命題
・中国への進出余地は更に大きく、足元でも続々事業化進捗
・清掃ロボなど生産性向上により労働集約から少しでも脱却をしたい
・今後のグローバル競争の激化によりファブレス化による後押し効果あり
・中山社長は相変わらずアグレッシブで熱意に溢れる
・長期保有優待の検討(どうでもいいか)


■ニプロ
・医療機器は不況耐性は強い
・製品競争力も高くシェアも高い
・但しMAコストなど成長のためにはコストも要し利益が不安定
・中期/長期の売上目標の根拠が曖昧(自分には根拠が腹に落ちてこない)


■ファーマライズホールディングス
・投薬ロボや電子お薬手帳などIT化は取り組み中で期待もある
・実際他社へもIT製品として販売
・ただ模倣はしやすそうな印象で障壁は高くない
・物販事業をMAして小売ノウハウを吸収中
・薬価改定などの煽りを受けて収支が安定しない
・展開数が中途半端で規模メリットが生まれにくい
・大手が強く現状からのスケールアウトは一筋縄ではいかなそう


■三栄コーポレーション
・ブランド力強化は奏功している印象
・企業の姿勢としても老舗のアパレル卸として実力はありそう
・OEM提供で隠れた実力はありそう
・だけどやはり景況感に強く影響を受ける業態と認識

■シップヘルスケアホールディングス
・海外病院運営は儲かるものなのかな?よくわからない。
・病院設備のシェア率は高いようで不況耐性はありそう
・だけど、病院って案外ケチでなかなか投資抑制が続いたりする
 (電子カルテやAEDなどを見ていてもそう)

■メディカルネット
・インプラントや美容歯科など目的別のサイト運営
・歯科医院へのWeb構築、SEO対策など
・コンテンツサイトの優位性がどこにあるか曖昧
・Web構築やSEO対策の強みもよくわからない
・新規成長領域としている子育てや美容コンテンツサイトはレッドオーシャンで謎
・IR担当が自社のことをあまり理解出来ていない(と感じた)

■ブロンコビリー
・お肉がとてもおいしそう(笑)
・来訪者がブースに溢れて超人気

■アサンテ
・ブースで説明の機会が少ない(ように感じる)
・いつ通りかかってもひたすらアサンテ犬(マスコット)のグッズを配っている

■京浜急行電鉄
・子供用の制服撮影できるスポットあり
・マスコットの着ぐるみが度々会場で登場

■ソフトクリエイトホールディングス
・じゃがりこ配給
・IR担当者がじゃがりこを他ブースラウンドして配りまくる
・IR担当者が悪乗り(?)して人気取りなのかな
・自分のブースで投資家に向けてもっと説明頑張らないの?

■シード
・浦壁社長が自らブースでも説明
・目新しい材料はなかったかな

■投信販売会社各社
・お姉さんがとてもきれい
・グッズが豪華
・毎月分配型最高
・株高予測煽り

■証券会社各社
・口座開設をすると豪華製品もらえますコーナー
・ブースの場所が無駄だから中小型銘柄をもっと充実させて欲しい



というわけで、だいぶ分割して読みにくくてすみません。
これでおわりです。


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その3 の続きです。


サンセイランディックの社長プレゼンです。

底地くんのキャラクターは、
社員の方が考えたとかで、
そのモデルはあの強面の松崎社長だとかそうでないとか。。。


DSC_0104.jpg


同社の決算説明動画は既にUP(こちら(再生されます))されていますので、
あまり驚くようなものはありませんでしたが、
冒頭に底地ビジネスの超概要を纏めた3分動画を視聴しました。

私は本来社長が自ら説明すべきとい立場ですが、
同社の場合、その努力はカップ&ソーサなどを用いて、
きちんと説明する姿勢があり、今回もそれは同じでした。
その上で、より理解を促すために、
かつ3分という短い時間で導入するツールとしては、
とてもよいと感じました。

実は恥ずかしながら私はこの動画を初めて視聴したのですが、
公式サイトの事業説明の方にUPされていました。
投資家向け情報でなかったのと、
私が投資初期の頃に事業説明のページを見た時には
見覚えがなかったので、フォローが足りていませんでした。

特に目新しい材料はありませんでしたが、
話のトーンで色々感じたこともありました。

元々、同社のビジネスモデルはWin-Win-Winの関係を重視していますが、
その哲学がきちんとブレていないし、
それどころか実例としてそういった哲学を遂行している話も聞けて、
私はその誠実な事業を改めて評価する形となりました。
権利調整は複雑さを増していますからね。

で、現実的にはまずは数値を毎期トレースしていくことが必要です。
今期の下期偏重予想に対する自信度を話されていました。
あとでブースに戻ってから少しお時間を頂き
QAさせて頂いたのですが、
今の仕入の状況から見るに十分自信のあるものであるし、
その意思を少しでも表明するために、
増配額を少し頑張ったつもりということでした。
(配当性向は依然低いですが、確かに増配は少し多かった印象はありました)

仕入については、足元で大型案件も仕入が出来ているという話は、
以前から認識していたことなので、
まだ今期予定仕入は全部は出来ていないけど、
既に案件が見えているということでした。
まだ安心は禁物ですが、また半歩自信を持つことが出来ました。

印象的だったのは、今期の見通し達成のための仕入頑張るというより、
既に来期に向けた危機感を持っているところも感じられ、
次期中計策定に着手するにあたり、
100年企業を目指すという意味で、
どんどん先のことを施策を含めて検討してもらいたいと思います。

社長のプレゼンは相変わらず思いが溢れくる勢いで早口でしたが、
とても熱意のあるプレゼンでした。

席も満席でしたので、これで少しでも同社の理解が広まり、
少しでも認知度が上がってくれればうれしいですね。


次は監視銘柄のアニコムホールディングスです。


その5に続く。





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