Author:まるのん |
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<はじめに>
当記事は6086シンプロメンテについてややネガティブな私の所感について触れています
保有されている方について、不快な思いをされる方は当記事はスルーしてください。
なお、当記事はあくまで特定の観点から私の主観に従い記載しており、
当社の成長性や企業価値を否定しているものではありません。
6086シンプロメンテについて、
以前に購入してたった数日で売却するという失態を犯しました。
分析も実施して一定の自信度に達したため買付を開始したのですが、
一部IRに確認したい点もあって、
その点の不確定さがあったので、あくまで打診買いレベルでした。
そしてIRへ問い合わせた結果として
自信度がなくなったため、打診買いの部分を売却したのです。
この時2つの観点で私は投資継続が難しいと判断しました。
1点目が業績面の懸念です。
1Qの決算の悪さです。
ですが、この部分は夏場の需要拡大期を見据えた先行投資の要素や、
人件費の高騰などの理由とあります。
そしてこの部分には合理的な計画達成への見込みがあるとのことで、
それを具体的にIRへ確認したのです。
確認した結果ですが、確かに夏場に需要期が集中することは、
(実は飲食店の需要拡大期の年末もそれなりに需要があるらしい)
空調や冷蔵機器などのメンテナンスから理解はしました。
ですが、そうはいっても通期で当期純利益計画が124百万に対して、
1Q実績が6百万円ですからわずか5%の進捗率です。
この部分の信憑性に懸念を持たざる得ないと判断して、
買うとしても2Qの夏場の結果を踏まえてからと思いました。
この信憑性に疑いを持ったのは、人件費高騰への対策について、
より多くの会社へ発注を分散することで抑えていくという回答でした。
当社はメンテナンスの質や専門性に強みを持っていると認識しており、
このように高騰を理由に下請けをどんどん拡大させていくということが、
よい経営判断なのか、疑いを持ちました。
そもそも、特定の取引先とアライアンスを深めて、
ボリュームライセンスではないですが、規模のメリットで、
全体の単価も調整していくという選択だったあると思うわけです。
その点についてIRへ追求した際も、
あまり論理的な回答が得られず、とにかくコスト削減に努めているから、
問題ないです、というような回答でした。
確かにコストを最小限にしてくれるのは、
ある意味足元の業績面からみれば投資家としても歓迎なのですが、
それが中長期的な施策へ結びつかなくては意味がありません。
少なくても私の投資スタンスではそのように理解します。
このように、業績面で懸念が払しょくできなかったというのが、
数日で売却という失態の主要因です。
(いやーそもそも買う前に調査・認識しておくべきことでした)
2点目はおまけのようなことなのですが、
IRへ問い合わせをした際の電話対応です。
当たり前のことなのですが、IRへ照会した時にその会社の雰囲気を感じることが出来ます。
当たり前ですが、電話に出る時に、
「お電話ありがとうございます、○○株式会社でございます。」
くらいのファーストコンタクトは当たり前だと考えています。
その上で、真摯に対応して頂けることを当方は期待しています。
その際に、こちらが聞かなくても、こちらの真意を捉えて、
補足として付加情報を添えてくれる会社は、
IRに丁寧な会社だな、と大変好感を持ちます。
保有株では、3179シュッピンや2352エイジアなどでそのように強く感じます。
そして、シンプロメンテについては残念でした。
まず電話に出た時、ファーストコンタクトは、
「はい、もしもし。」(以上)
ですよ(笑)。
いやいや家の電話じゃないんだからという感じです。
そして当方が、
「投資に際して、IR担当様へ質問がございまして、こちらに電話をさせて頂きました」
と発言すると、
「はぁー、少しお待ちください」
となった後、保留音も鳴らさずに、後ろで
「投資でIRへ質問が来ているんですが~どうしますかぁ~?」と誰かに申し伝えています。
そして変わったIR担当者も失礼ながら、全く要領を得ずでした。。。
私に対応をしてくださった方がたまたまイマイチなだけかもしれません。
そしてIR姿勢に消極的でも成長していく企業はあるでしょう。
ですから2点目のことはあくまで参考情報です。
ただ、例えば当社の顧客からも電話がかかってきて、
「はい、もしもし」では信頼性を損ないます。
こういう基本動作で企業成長が損なわれることだってありえますから、
私は由々しき事態と見ました。
さて、2Qの決算が開示されています。
需要拡大期と言われた夏場を含めた期で当期純利益は42百万円です。
通期計画の進捗率は34%です。
内容も、需要拡大を見込んだ体制増もヒットせず費用先行となったとか、
人件費高騰が・・・など苦しい状況が見て取れます。
少なくても今期は下方修正ものだと私は認識していますが、
中長期ではまた回復もしてくるでしょう。
ただ、その自信が得られない今は私としては投資できないな、との結論です。
一度見切って2Q決算を見て仕切り直しと思っていましたが
この内容では苦しいと判断しました。
冒頭にも記載していますが、
当記事の内容はあくまで、
私の主観的かつ特にIR担当者とのコンタクトという、
限定的な側面で記載しています。
ですから、本論で改めて分析をしていけば、
活路はあるかもしれません。
実際個人投資家の方にも人気な銘柄ですので、
このようなネガティブな判断を示すことで、
気分を害される方もおられるかもしれませんが、
それも承知の上で、私の主観を展開しました。
決して、当社の成長性や企業価値に対して、
ネガティブな見解を前面に出したいわけではなく、
私が再投資するにあたっては、
現時点では魅力がその域に達していないという判断を示したものです。
当記事は6086シンプロメンテについてややネガティブな私の所感について触れています
保有されている方について、不快な思いをされる方は当記事はスルーしてください。
なお、当記事はあくまで特定の観点から私の主観に従い記載しており、
当社の成長性や企業価値を否定しているものではありません。
6086シンプロメンテについて、
以前に購入してたった数日で売却するという失態を犯しました。
分析も実施して一定の自信度に達したため買付を開始したのですが、
一部IRに確認したい点もあって、
その点の不確定さがあったので、あくまで打診買いレベルでした。
そしてIRへ問い合わせた結果として
自信度がなくなったため、打診買いの部分を売却したのです。
この時2つの観点で私は投資継続が難しいと判断しました。
1点目が業績面の懸念です。
1Qの決算の悪さです。
ですが、この部分は夏場の需要拡大期を見据えた先行投資の要素や、
人件費の高騰などの理由とあります。
そしてこの部分には合理的な計画達成への見込みがあるとのことで、
それを具体的にIRへ確認したのです。
確認した結果ですが、確かに夏場に需要期が集中することは、
(実は飲食店の需要拡大期の年末もそれなりに需要があるらしい)
空調や冷蔵機器などのメンテナンスから理解はしました。
ですが、そうはいっても通期で当期純利益計画が124百万に対して、
1Q実績が6百万円ですからわずか5%の進捗率です。
この部分の信憑性に懸念を持たざる得ないと判断して、
買うとしても2Qの夏場の結果を踏まえてからと思いました。
この信憑性に疑いを持ったのは、人件費高騰への対策について、
より多くの会社へ発注を分散することで抑えていくという回答でした。
当社はメンテナンスの質や専門性に強みを持っていると認識しており、
このように高騰を理由に下請けをどんどん拡大させていくということが、
よい経営判断なのか、疑いを持ちました。
そもそも、特定の取引先とアライアンスを深めて、
ボリュームライセンスではないですが、規模のメリットで、
全体の単価も調整していくという選択だったあると思うわけです。
その点についてIRへ追求した際も、
あまり論理的な回答が得られず、とにかくコスト削減に努めているから、
問題ないです、というような回答でした。
確かにコストを最小限にしてくれるのは、
ある意味足元の業績面からみれば投資家としても歓迎なのですが、
それが中長期的な施策へ結びつかなくては意味がありません。
少なくても私の投資スタンスではそのように理解します。
このように、業績面で懸念が払しょくできなかったというのが、
数日で売却という失態の主要因です。
(いやーそもそも買う前に調査・認識しておくべきことでした)
2点目はおまけのようなことなのですが、
IRへ問い合わせをした際の電話対応です。
当たり前のことなのですが、IRへ照会した時にその会社の雰囲気を感じることが出来ます。
当たり前ですが、電話に出る時に、
「お電話ありがとうございます、○○株式会社でございます。」
くらいのファーストコンタクトは当たり前だと考えています。
その上で、真摯に対応して頂けることを当方は期待しています。
その際に、こちらが聞かなくても、こちらの真意を捉えて、
補足として付加情報を添えてくれる会社は、
IRに丁寧な会社だな、と大変好感を持ちます。
保有株では、3179シュッピンや2352エイジアなどでそのように強く感じます。
そして、シンプロメンテについては残念でした。
まず電話に出た時、ファーストコンタクトは、
「はい、もしもし。」(以上)
ですよ(笑)。
いやいや家の電話じゃないんだからという感じです。
そして当方が、
「投資に際して、IR担当様へ質問がございまして、こちらに電話をさせて頂きました」
と発言すると、
「はぁー、少しお待ちください」
となった後、保留音も鳴らさずに、後ろで
「投資でIRへ質問が来ているんですが~どうしますかぁ~?」と誰かに申し伝えています。
そして変わったIR担当者も失礼ながら、全く要領を得ずでした。。。
私に対応をしてくださった方がたまたまイマイチなだけかもしれません。
そしてIR姿勢に消極的でも成長していく企業はあるでしょう。
ですから2点目のことはあくまで参考情報です。
ただ、例えば当社の顧客からも電話がかかってきて、
「はい、もしもし」では信頼性を損ないます。
こういう基本動作で企業成長が損なわれることだってありえますから、
私は由々しき事態と見ました。
さて、2Qの決算が開示されています。
需要拡大期と言われた夏場を含めた期で当期純利益は42百万円です。
通期計画の進捗率は34%です。
内容も、需要拡大を見込んだ体制増もヒットせず費用先行となったとか、
人件費高騰が・・・など苦しい状況が見て取れます。
少なくても今期は下方修正ものだと私は認識していますが、
中長期ではまた回復もしてくるでしょう。
ただ、その自信が得られない今は私としては投資できないな、との結論です。
一度見切って2Q決算を見て仕切り直しと思っていましたが
この内容では苦しいと判断しました。
冒頭にも記載していますが、
当記事の内容はあくまで、
私の主観的かつ特にIR担当者とのコンタクトという、
限定的な側面で記載しています。
ですから、本論で改めて分析をしていけば、
活路はあるかもしれません。
実際個人投資家の方にも人気な銘柄ですので、
このようなネガティブな判断を示すことで、
気分を害される方もおられるかもしれませんが、
それも承知の上で、私の主観を展開しました。
決して、当社の成長性や企業価値に対して、
ネガティブな見解を前面に出したいわけではなく、
私が再投資するにあたっては、
現時点では魅力がその域に達していないという判断を示したものです。
6086 シンプロメンテ 東証マザーズ 【サービス】
※当記事はすべて書いた後に理由はわかりませんが、
後半の文面が消去されてしまっています。
(ぺんぎんさん、ご指摘ありがとうございます。)
①事業内容
外食産業を中心とした店舗設備メンテナンス事業を展開しています。
スシローとかモンテローザ系が主要顧客のようです。
顧客からの設備管理に関して、当社はワンストップで対応しており、
日常的なメンテナンスと緊急メンテナンスの両面をカバーします。
実際に現場で対応を行うのは、
全国各地に点在するメンテナンス業者に委託しており、
これらの業者のネットワーク網を構築し、
メンテキーパーと銘打って全国どこでもサービスを提供出来るのです。

◆当社IRカンファレンス資料より抜粋
②事業環境
当社の顧客は店舗運営を行う企業全般ですが、
現状では外食産業が多いようです。
これらの顧客にとっては店舗内の様々な設備に対して、
定期的なメンテナンスを行って、長いことこれらの設備を使い続けていくオペレーションが必要ですし、
急に調子が悪くなったのだけど、営業は継続しなければならず、
緊急で対応して欲しいといったニーズが存在していることと思います。
一方でメンテナンスを要する設備と一言で言っても、
エアコンや水回りなどの住設設備類や冷蔵庫やフライヤーなど厨房設備類など
様々な種類の設備が存在しており、
個々に業者と調整するのは煩わしいという状況が考えられます。
更に主要顧客のように多くの外食産業を営む企業はチェーン展開していますので、
これらを店舗単位で行っていては効率性の面でも好ましくない状況となります。
また、外食産業の多くは自社の商品開発や原材料の調達に関する面で、
試行錯誤を行っており、設備管理は事業の基幹部分ではないわけです。
ですから、顧客の立場としては、
各地域に存在する全店舗の設備管理に関することは、
全てどこかにアウトソースしたいという思考になるのが一般的な姿です。
限りある経営資源を本業部分に集中させるという潮流の中でも、
そうだよな、ってなるわけです。
そんな時、そんな設備全般のことを一手に引き受けてくれる当社は、
大変魅力的な存在に映ると考えられます。
当社は各地域に存在する中小の事業者をネットワーク化し、
顧客からの依頼に対してその地域や作業輻輳状況等を調整し、
すぐに最適な業者を顧客の下へ送り込み対応を行っています。
全国に店舗を持っていても当社へ依頼すれば全てワンストップで対応してもらえます。
外食産業にとって、設備メンテナンスというのは、
基幹部分ではないものの、それがないと営業が継続出来ません。
ですからメンテナンス事業がなくなることもありませんので、
外食店舗があり続ける限り、仕事もあり続けることになります。
また更に現在は外食が主な顧客層ですが、
店舗を保有するあらゆる業種へも横展開が考えられます。
これは後ほど示す成長性の観点でも考えますが、
当社の仕事は店舗があれば必ずついて回る仕事というわけです。
いくらネット化が進んでいるとはいえ、
店舗運営が衰退していくことはないと思いますので、
全体のビジネスボリュームは大きく変わらないですし、
当社にとって業種が広がれば成長性へも寄与すると考えます。
③成長性
当社の成長性は2面が考えられます。
A)新業種の顧客取り込みによる成長
B)新顧客の需要取り込みによる成長
**** 記事を書いていたものが消去されてしまったようです・・・ ****
※当記事はすべて書いた後に理由はわかりませんが、
後半の文面が消去されてしまっています。
(ぺんぎんさん、ご指摘ありがとうございます。)
①事業内容
外食産業を中心とした店舗設備メンテナンス事業を展開しています。
スシローとかモンテローザ系が主要顧客のようです。
顧客からの設備管理に関して、当社はワンストップで対応しており、
日常的なメンテナンスと緊急メンテナンスの両面をカバーします。
実際に現場で対応を行うのは、
全国各地に点在するメンテナンス業者に委託しており、
これらの業者のネットワーク網を構築し、
メンテキーパーと銘打って全国どこでもサービスを提供出来るのです。

◆当社IRカンファレンス資料より抜粋
②事業環境
当社の顧客は店舗運営を行う企業全般ですが、
現状では外食産業が多いようです。
これらの顧客にとっては店舗内の様々な設備に対して、
定期的なメンテナンスを行って、長いことこれらの設備を使い続けていくオペレーションが必要ですし、
急に調子が悪くなったのだけど、営業は継続しなければならず、
緊急で対応して欲しいといったニーズが存在していることと思います。
一方でメンテナンスを要する設備と一言で言っても、
エアコンや水回りなどの住設設備類や冷蔵庫やフライヤーなど厨房設備類など
様々な種類の設備が存在しており、
個々に業者と調整するのは煩わしいという状況が考えられます。
更に主要顧客のように多くの外食産業を営む企業はチェーン展開していますので、
これらを店舗単位で行っていては効率性の面でも好ましくない状況となります。
また、外食産業の多くは自社の商品開発や原材料の調達に関する面で、
試行錯誤を行っており、設備管理は事業の基幹部分ではないわけです。
ですから、顧客の立場としては、
各地域に存在する全店舗の設備管理に関することは、
全てどこかにアウトソースしたいという思考になるのが一般的な姿です。
限りある経営資源を本業部分に集中させるという潮流の中でも、
そうだよな、ってなるわけです。
そんな時、そんな設備全般のことを一手に引き受けてくれる当社は、
大変魅力的な存在に映ると考えられます。
当社は各地域に存在する中小の事業者をネットワーク化し、
顧客からの依頼に対してその地域や作業輻輳状況等を調整し、
すぐに最適な業者を顧客の下へ送り込み対応を行っています。
全国に店舗を持っていても当社へ依頼すれば全てワンストップで対応してもらえます。
外食産業にとって、設備メンテナンスというのは、
基幹部分ではないものの、それがないと営業が継続出来ません。
ですからメンテナンス事業がなくなることもありませんので、
外食店舗があり続ける限り、仕事もあり続けることになります。
また更に現在は外食が主な顧客層ですが、
店舗を保有するあらゆる業種へも横展開が考えられます。
これは後ほど示す成長性の観点でも考えますが、
当社の仕事は店舗があれば必ずついて回る仕事というわけです。
いくらネット化が進んでいるとはいえ、
店舗運営が衰退していくことはないと思いますので、
全体のビジネスボリュームは大きく変わらないですし、
当社にとって業種が広がれば成長性へも寄与すると考えます。
③成長性
当社の成長性は2面が考えられます。
A)新業種の顧客取り込みによる成長
B)新顧客の需要取り込みによる成長
**** 記事を書いていたものが消去されてしまったようです・・・ ****