Author:まるのん |
---|
今週末に東証IRフェスタ2015が開催されます。
ろくに決算も読まず、
直感でいくつか回ってみたい銘柄をピックアップしました。
(あくまで私が直感で興味を持ったというだけです)
まずはセミナーに申し込んでみました。
何か収穫があるといいなと思っています。
◆6354 北越工業
土木建設需要でコンプレッサ機器の需要増による、
ビジネス拡大を続けています。
営業利益率も喫緊で10%を超えてきています。
一方景気敏感な部分があり2010年には
損益分岐ぎりぎりまで落ち込んでいます。
ただオリンピックなどのテーマ性もあり、当面は需要は続くものと見られます。
足元で停滞している東南アジアの動向、
販管費増の背景などを中心に話を聞いてみたいと思います。
決算説明資料では、向こう3年で利益が70%弱の成長を見込んでいます。
PERは足元で上昇していますが、それでも13倍程度です。
◆3844 コムチュア
中計で年成長率20%程度を公約しており、
実際過去業績でも順調に拡大をしているクラウドビジネスを展開している。
営業利益率もクラウド主体ビジネスとしてみるとやや見劣りするものの、
10%を超えていることから、良好なモデルがあるのかなと推測できます。
財務面でも着実に現金が増えており、
CFもよりよい形になってきています。
当社の強みや中計の信憑性がどこまであるのか、
直接お話を聞いて勉強してみたいと思います。
◆3277 サンセイランディック
ここは保有株なので、日々の気になることを
直接会話できる機会なので楽しみです。
◆6294 オカダアイヨン
業種的には実需としては好調に推移しているようです。
今後も建設需要の好調さなどから事業そのものは好調さが伺えます。
一方、財務面では現金の少なさなどやや気になる点もあります。
営業利益率も8%台ということで、こちらも見劣りをするものです。
しかし、機器販売のような形態もありますから、
それを込みで考えれば、まぁこんなものかなとは思います。
指標としてはPERは低めで今後1部昇格などもありえるでしょうから、
全体のビジネスモデルや今後の成長性を講演の中で見出したいと思います。
◆9787 イオンディライト
こちらも保有株なのでチェックです。
昨年は社長のお話がやや冗長でしたが、
ブースでお話したIR実務責任者相当と思われる方との話は有益でした。
組織改編にみられる、病院・介護事業の今後の展望などを中心にチェックしたいと思います。
また親会社の不調との関係性についてもリスクがどの程度あるのか、
この点も会社見解を確認しておきたいと思います。
◆8940 インテリックス
こちらは以前に損切りをした銘柄です。
自分の反省と今後の可能性について事後トレースの意味合いで参加したいと思います。
新規営業所開設の状況なども収益化が近いのか、
まだまだ停滞しそうなのか、エリア拡大がどこまで収益性を牽引してくれそうか、
そのあたりを気にしております。
◆7743 シード
こちらも増税反動減の長期化が続いて、
2度目の下方修正後に利益確定で一旦手放しました。
このあたりの最新の状況や意欲的な中計をどのように捉えているか、
自分の見立てとの乖離がどこにあるのか、反省と今後のために拝聴したいと思います。
◆4658 日本空調サービス
ストック型のビジネスモデルに、技術力が伴っており、
昨年の当フェアで出会ったした銘柄です。
結局この1年モニタリングはしていますし、
基本的には良い銘柄と思っていますので、
今年も拝聴して投資機会がありそうか、見極めたいと思います。
ちなみに結果論ですが、1年前に拝聴時に有望と思っていたのですが、
この時に買っていれば50%弱の含み益でしたね。
全て結果論ですが・・・(笑)。
このほかにも最近話題(?)の共立メンテナンスなど、
昨年も興味を持ったもののそのまま放置した銘柄で大きく値上がりしている銘柄もあるので、
そういう機会損失にならないようにアンテナを広くそして手間を惜しまずにいきたいと思います。
読者の方の中にも当フェアに行かれる方はいらっしゃるかもしれませんが、
もし感想などあれば、またコメント欄などで共有頂けると嬉しいです。
私も感想を後ほど、記事にしたいと思っています。(約束はできませんが)
四季報が発売されています。
私も自分の監視銘柄を中心に斜め読みをした雑感等をメモしておきます。
なお、その2はないかもしれません(笑)。
本当は本当に有望と思う銘柄を見つければ、
個別銘柄の分析記事をあげたいのですが、
なかなか見つからないものですね。。。
7438 コンドーテック 東証1部 【卸売業】
◆株価水準
現在株価:727円
目標株価:2,190円(5年後)
◆四季報・日経会社情報の印象
四季報:前号から横ばい
日経会社情報:前号から横ばい
◆一言コメント
円安がネガティブに働くことから、動向に注視が必要。
4750ダイサンを保有していることから、様子見。
◆分析記事
http://tryinvesting.blog.fc2.com/blog-entry-258.html
◆サマリ
為替影響がどの程度出るかの見極めと、
ポートフォリオ内の類似セクション銘柄のポジション状況を鑑みつつ、
引き続き、監視銘柄としてモニタリング継続。
4658 日本空調サービス 東証1部 【サービス業】
◆株価水準
現在株価:788円
目標株価:975円(3年後) ※分析未実施のため超概算
◆四季報・日経会社情報の印象
四季報:前号から横ばい
日経会社情報:前号から横ばい
◆一言コメント
更改工事関連はおまけ事業と捉えられているが、
この部分の積み増し状況で大きく変化。
中計が前倒しで達成も、反動減が出ており、
現状でこれ以上の評価が難しい。
中継のローリング結果を見て、改めて評価替えが必要。
◆分析記事
なし
◆サマリ
中計の状況では向こう3年に大きな成長が望めず、安定性評価のみ。
中計がローリングされ新たな成長性が評価可能となった時点で、再算定。
ビジネスモデルとして、堅実な印象があり、新業態などで、
成長余地は十分あると思われる。
引き続き監視銘柄としてモニタリング継続。
3277 サンセイランディック 東証2部 【不動産】
◆株価水準
現在株価:881円
目標株価:1,750円(3年後) ※分析未実施のため超概算
◆四季報・日経会社情報の印象
四季報:前号から横ばい
日経会社情報:前号から横ばい
◆一言コメント
相続税の課税対象の増加により、外部要因は好転中。
底地の仕入れも順調とのこと。
権利関係の複雑な不動産は、ニッチであり手間もかかるため、
参入障壁は以外と高いのではないかと思慮。
ただ、借地権という特殊な法令下で適用可能なビジネスであることと、
不動産市況に大きく影響を受ける点で、
不動産セクターへPFが集中する点で躊躇している。
◆分析記事
なし
◆サマリ
今後2~3年にかけてビジネスは堅調に推移するように感じ、
1部昇格というカタリストも存在している。
不動産市況が当面安定的に成長していくという見立ての前提で、
中期的な投資と捉えれて組入れられないか監視銘柄に入れてモニタリング継続。
3277 エンカレッジテクノロジ 東証マザーズ 【情報通信】
◆株価水準
現在株価:2,960円
目標株価:3,500円(3年後) ※分析済
◆四季報・日経会社情報の印象
四季報:前号から横ばい
日経会社情報:前号から横ばい
◆一言コメント
引き続き、システム監視ニーズが高まりを見せており、
特に前回分析時点から見立てに変更はなし。
前回2,000円水準で買えずに高騰してしまった悔しさあり。
◆分析記事
http://tryinvesting.blog.fc2.com/blog-entry-181.html
◆サマリ
前回の買い目標は1.750円水準ということで、
ここまで下がればもちろん買うものの、たぶん落ちてこないだろう。
念のためその価格水準まで落ちてくる可能性も見越して監視銘柄には残す。
6165 パンチ工業 東証1部 【輸送用機器】
◆株価水準
現在株価:1,313円
目標株価:2,000円(3年後) ※未分析のため超概算
◆四季報・日経会社情報の印象
四季報:前号から増額
日経会社情報:前号から増額
◆一言コメント
足元のビジネス状況は絶好調といえる。
今期四季報予想では20%超のEPS成長率を見込んでいるが、
予想PERは10倍台と成長率と評価のGAPが見られ、
足元で株価は修正に入っていると思われ連騰している。
ただ、製造業全般の先行きがこのまま景気拡大でイケイケなのか、
よくわからず、「安定的」な成長には疑問符もつく。
16.3期までの四季報予想を見ても強気で、
少なくてもPER15倍くらいまではあるのではないかと思う。
但し、以前に社長と会話をした時に、成長率が10%未満とも取れる、
保守的な発言もあり、そのGAPにも悩まされ、
ストレートに足元の成長率予想を評価出来ない。
その上、社長からも資金調達の件で、公募増資を考える株価水準の話も伺い、
2,000円まではそれなりに時間を要すると判断する。
◆分析記事
なし
◆サマリ
今後増資などで大きく調整をすることがあれば、検討余地にはなるものの、
これからも右肩上がりで株価は堅調に推移しそうである半面で、
私の目標株価とのGAPもそこまで大きくないため、買い場はなさそう。
監視銘柄からは落として、準監視銘柄として、横目に指を咥えている銘柄になりそう。
2445 SRGタカミヤ 東証1部 【サービス】
◆株価水準
現在株価:1,450円
目標株価:2,380円(3年後) ※未分析のため超概算
◆四季報・日経会社情報の印象
四季報:前号から横ばい
日経会社情報:前号から横ばい
◆一言コメント
足元で、増税後の反動減を吸収している進捗状況であることから、
それだけ高い競争力を持った事業をしていることが伺える。
インフラ構築の本格化はオリンピックなどテーマ性にも富み、
今後ますます需要は高まると考えられる。
一方で会社の成長性に関する評価は保守的との印象。
成長率を年率18%で見て3年後のEPSは132。
PERは18倍評価と考えて目標株価の超概算を算出。
4750ダイサンとの兼ね合いが悩ましい。
明らかに割安だけど成長性に劣るダイサンと
割安性には少々かけるものの、ダイサンに比べると成長性がある。
どちらに重きを置くか悩み中。
◆分析記事
なし
◆サマリ
4750ダイサンのポジションをどうするかとセットで考える銘柄のため、
今後も継続監視銘柄としてモニタリングを継続予定。
私も自分の監視銘柄を中心に斜め読みをした雑感等をメモしておきます。
なお、その2はないかもしれません(笑)。
本当は本当に有望と思う銘柄を見つければ、
個別銘柄の分析記事をあげたいのですが、
なかなか見つからないものですね。。。
7438 コンドーテック 東証1部 【卸売業】
◆株価水準
現在株価:727円
目標株価:2,190円(5年後)
◆四季報・日経会社情報の印象
四季報:前号から横ばい
日経会社情報:前号から横ばい
◆一言コメント
円安がネガティブに働くことから、動向に注視が必要。
4750ダイサンを保有していることから、様子見。
◆分析記事
http://tryinvesting.blog.fc2.com/blog-entry-258.html
◆サマリ
為替影響がどの程度出るかの見極めと、
ポートフォリオ内の類似セクション銘柄のポジション状況を鑑みつつ、
引き続き、監視銘柄としてモニタリング継続。
4658 日本空調サービス 東証1部 【サービス業】
◆株価水準
現在株価:788円
目標株価:975円(3年後) ※分析未実施のため超概算
◆四季報・日経会社情報の印象
四季報:前号から横ばい
日経会社情報:前号から横ばい
◆一言コメント
更改工事関連はおまけ事業と捉えられているが、
この部分の積み増し状況で大きく変化。
中計が前倒しで達成も、反動減が出ており、
現状でこれ以上の評価が難しい。
中継のローリング結果を見て、改めて評価替えが必要。
◆分析記事
なし
◆サマリ
中計の状況では向こう3年に大きな成長が望めず、安定性評価のみ。
中計がローリングされ新たな成長性が評価可能となった時点で、再算定。
ビジネスモデルとして、堅実な印象があり、新業態などで、
成長余地は十分あると思われる。
引き続き監視銘柄としてモニタリング継続。
3277 サンセイランディック 東証2部 【不動産】
◆株価水準
現在株価:881円
目標株価:1,750円(3年後) ※分析未実施のため超概算
◆四季報・日経会社情報の印象
四季報:前号から横ばい
日経会社情報:前号から横ばい
◆一言コメント
相続税の課税対象の増加により、外部要因は好転中。
底地の仕入れも順調とのこと。
権利関係の複雑な不動産は、ニッチであり手間もかかるため、
参入障壁は以外と高いのではないかと思慮。
ただ、借地権という特殊な法令下で適用可能なビジネスであることと、
不動産市況に大きく影響を受ける点で、
不動産セクターへPFが集中する点で躊躇している。
◆分析記事
なし
◆サマリ
今後2~3年にかけてビジネスは堅調に推移するように感じ、
1部昇格というカタリストも存在している。
不動産市況が当面安定的に成長していくという見立ての前提で、
中期的な投資と捉えれて組入れられないか監視銘柄に入れてモニタリング継続。
3277 エンカレッジテクノロジ 東証マザーズ 【情報通信】
◆株価水準
現在株価:2,960円
目標株価:3,500円(3年後) ※分析済
◆四季報・日経会社情報の印象
四季報:前号から横ばい
日経会社情報:前号から横ばい
◆一言コメント
引き続き、システム監視ニーズが高まりを見せており、
特に前回分析時点から見立てに変更はなし。
前回2,000円水準で買えずに高騰してしまった悔しさあり。
◆分析記事
http://tryinvesting.blog.fc2.com/blog-entry-181.html
◆サマリ
前回の買い目標は1.750円水準ということで、
ここまで下がればもちろん買うものの、たぶん落ちてこないだろう。
念のためその価格水準まで落ちてくる可能性も見越して監視銘柄には残す。
6165 パンチ工業 東証1部 【輸送用機器】
◆株価水準
現在株価:1,313円
目標株価:2,000円(3年後) ※未分析のため超概算
◆四季報・日経会社情報の印象
四季報:前号から増額
日経会社情報:前号から増額
◆一言コメント
足元のビジネス状況は絶好調といえる。
今期四季報予想では20%超のEPS成長率を見込んでいるが、
予想PERは10倍台と成長率と評価のGAPが見られ、
足元で株価は修正に入っていると思われ連騰している。
ただ、製造業全般の先行きがこのまま景気拡大でイケイケなのか、
よくわからず、「安定的」な成長には疑問符もつく。
16.3期までの四季報予想を見ても強気で、
少なくてもPER15倍くらいまではあるのではないかと思う。
但し、以前に社長と会話をした時に、成長率が10%未満とも取れる、
保守的な発言もあり、そのGAPにも悩まされ、
ストレートに足元の成長率予想を評価出来ない。
その上、社長からも資金調達の件で、公募増資を考える株価水準の話も伺い、
2,000円まではそれなりに時間を要すると判断する。
◆分析記事
なし
◆サマリ
今後増資などで大きく調整をすることがあれば、検討余地にはなるものの、
これからも右肩上がりで株価は堅調に推移しそうである半面で、
私の目標株価とのGAPもそこまで大きくないため、買い場はなさそう。
監視銘柄からは落として、準監視銘柄として、横目に指を咥えている銘柄になりそう。
2445 SRGタカミヤ 東証1部 【サービス】
◆株価水準
現在株価:1,450円
目標株価:2,380円(3年後) ※未分析のため超概算
◆四季報・日経会社情報の印象
四季報:前号から横ばい
日経会社情報:前号から横ばい
◆一言コメント
足元で、増税後の反動減を吸収している進捗状況であることから、
それだけ高い競争力を持った事業をしていることが伺える。
インフラ構築の本格化はオリンピックなどテーマ性にも富み、
今後ますます需要は高まると考えられる。
一方で会社の成長性に関する評価は保守的との印象。
成長率を年率18%で見て3年後のEPSは132。
PERは18倍評価と考えて目標株価の超概算を算出。
4750ダイサンとの兼ね合いが悩ましい。
明らかに割安だけど成長性に劣るダイサンと
割安性には少々かけるものの、ダイサンに比べると成長性がある。
どちらに重きを置くか悩み中。
◆分析記事
なし
◆サマリ
4750ダイサンのポジションをどうするかとセットで考える銘柄のため、
今後も継続監視銘柄としてモニタリングを継続予定。
さて、昨日に引き続き監視銘柄の一部を記します。
今日はIPOというわけではなく、
最近気になった銘柄を列挙しています。
昨日の銘柄群もそうなのですが、
まだ詳細の分析は実施しておらず、
単に気になっている程度です。
◆2378 ルネサンス
スポーツジムの運営を主業ですが、
私が注目しているのは、
高齢化におけるリハビリ分野の成長性についてです。
介護や保険制度にも左右されることもあり、
まだ不安定要素が大きいのですが、
方向性としては必要な事業のようにも思います。
◆3826 システムインテグレーター
社長がユニークですね。
前にも取り上げたことがあるかもしれませんが、
ECサイト構築ソフトをはじめ、
独創性と先見性のあるソフトを提供していると思います。
最近O2Oの商品も発売しましたし、
コンセプトも直感的には面白そうです。
株価を2倍にするというのを目標として公言しています。
◆7839 SHOEI
ヘルメットで頑張っている会社。
利益水準も好調です。
過去に一度保有していることがありましたが、
売却をしています。
ですが、この時の売却の根拠が曖昧で、
今でも監視しています。
基本的にファンダメンタルは崩れていないと思っていますので、
また全体のバランスを見つつ、購入するかもしれません。
防衛省向けは端境期で大きく落ち込みますが、
東南アジアや欧米でのニーズは堅調です。
特に当社は安全性も高い、
高付加価値のヘルメットを世界に提供しています。
日本発のグローバル企業なわけですね。
欧州では景気回復が鮮明になればまだまだ成長余地もありそうです。
東南アジアは2輪需要が大きく成長中で、いわずもがな。
◆2173 博展
こちらも過去に保有していたが、
一旦は失望して売ったものの、
回復シナリオはありえないかという観点で
監視継続中です。
四季報の予想を見ると、それなりに回復はしそうですね。
◆2294 柿安本店
当初アベノミクスの時流に乗って、
松坂牛を食べる人も増えるかと思って、
昨年からずっと監視していますが、
どうもイマイチ伸びないです。
その代り、和菓子など新たなセグメントが成長しており、
今期は東北進出など、まだエリア拡大余地があるため、
全体として利益拡大が望めるのであれば、
購入もありかなと漠然と思っています。
決して優待欲しさではありません(笑)。
◆2918 わらべや日洋
セブンイレブンの弁当や総菜、おにぎり、サンドイッチなどを
一手に引き受けています。
セブンミールも本格寄与してこないかなとか思っていますが、
成長性はどちらかというと緩やかに推移すると考えています。
当銘柄はどちらかというと安定性も重視した銘柄として、
NISAあたりにとも思いますが、もう少し配当が欲しいですね。
さて、昨日と今日で監視銘柄の一部を書きましたが、
いずれも分析とまではいえない位のレベルで申し訳ありません。
今日はIPOというわけではなく、
最近気になった銘柄を列挙しています。
昨日の銘柄群もそうなのですが、
まだ詳細の分析は実施しておらず、
単に気になっている程度です。
◆2378 ルネサンス
スポーツジムの運営を主業ですが、
私が注目しているのは、
高齢化におけるリハビリ分野の成長性についてです。
介護や保険制度にも左右されることもあり、
まだ不安定要素が大きいのですが、
方向性としては必要な事業のようにも思います。
◆3826 システムインテグレーター
社長がユニークですね。
前にも取り上げたことがあるかもしれませんが、
ECサイト構築ソフトをはじめ、
独創性と先見性のあるソフトを提供していると思います。
最近O2Oの商品も発売しましたし、
コンセプトも直感的には面白そうです。
株価を2倍にするというのを目標として公言しています。
◆7839 SHOEI
ヘルメットで頑張っている会社。
利益水準も好調です。
過去に一度保有していることがありましたが、
売却をしています。
ですが、この時の売却の根拠が曖昧で、
今でも監視しています。
基本的にファンダメンタルは崩れていないと思っていますので、
また全体のバランスを見つつ、購入するかもしれません。
防衛省向けは端境期で大きく落ち込みますが、
東南アジアや欧米でのニーズは堅調です。
特に当社は安全性も高い、
高付加価値のヘルメットを世界に提供しています。
日本発のグローバル企業なわけですね。
欧州では景気回復が鮮明になればまだまだ成長余地もありそうです。
東南アジアは2輪需要が大きく成長中で、いわずもがな。
◆2173 博展
こちらも過去に保有していたが、
一旦は失望して売ったものの、
回復シナリオはありえないかという観点で
監視継続中です。
四季報の予想を見ると、それなりに回復はしそうですね。
◆2294 柿安本店
当初アベノミクスの時流に乗って、
松坂牛を食べる人も増えるかと思って、
昨年からずっと監視していますが、
どうもイマイチ伸びないです。
その代り、和菓子など新たなセグメントが成長しており、
今期は東北進出など、まだエリア拡大余地があるため、
全体として利益拡大が望めるのであれば、
購入もありかなと漠然と思っています。
決して優待欲しさではありません(笑)。
◆2918 わらべや日洋
セブンイレブンの弁当や総菜、おにぎり、サンドイッチなどを
一手に引き受けています。
セブンミールも本格寄与してこないかなとか思っていますが、
成長性はどちらかというと緩やかに推移すると考えています。
当銘柄はどちらかというと安定性も重視した銘柄として、
NISAあたりにとも思いますが、もう少し配当が欲しいですね。
さて、昨日と今日で監視銘柄の一部を書きましたが、
いずれも分析とまではいえない位のレベルで申し訳ありません。
今日と明日の記事で、
監視銘柄の一部をここに記載しておきたいと思います。
今日は主に、ここ最近IPOした銘柄群です。
3179シュッピン、9090丸和運輸機関、3276日本管理センターなどは、
既に購入していますので、それ以外です。
◆6086 シンプロメンテ
外食チェーン向けの店舗メンテ事業。
特にスシローとかココイチとかモンテローザ系など、
大手のチェーン店を手掛けているようです。
ストック型モデルで、収益も安定的に成長中。
今後も当面は成長性がありそうです。
株価はPER20倍なので、ここでは買えませんが、
もう少し安ければ・・・ということで監視中。
◆6085 アーキテクツ・スタジオ・ジャパン
事業内容が少々わかりにくいです。
この時点で通常は私は除外するのですが、
会社予想の中計の強気なことに対し、
新規上場後、だいぶ株価も調整しています。
今期は先行投資で減益ながら、
営業利益ベースで翌期に2倍、翌々期で3倍。
株価は公開価格を大きく下回り、下落トレンド中。
会社の描く成長が本物か、
脅かされるリスクは何か、
きちんと確認出来れば、買いたいと思っています。
今期先行投資で減益ということで、
株価も軟調に推移しているので、
仕込み場なのかもしれませんが、わかりません(笑)
◆6078 バリューHR
健保の導入支援などの事業ですが、
これはニッチでもあり面白そうです。
足元の業績の動向が気になっており買えていませんが、
四季報の予想も翌期はそれなりに成長もしそうです。
あとは自分の成長性の指標に照らした際に、
今の水準が納得できるかだと思います。
◆3192 白鳩
下着や美容関連を中心とした、Eコマース事業が主。
楽天とかアマゾンとか色々なチャネルで販売好調とのこと。
業績推移も順調で綺麗な右肩上がりです。
現在、ちょうど上場時の公開価格付近です。
ということで、セカンダリーとしてそろそろよい頃かと思っています。
一方、当社の競争優位性がどこにあるのか、
その点に確信が持てずにまだ取引に至っていません。
ワコールをはじめとしたメーカーからの仕入れ、
それをECサイトで販売となると、参入障壁も低そうです。
これを解明しようといろいろ調査していますが、
下着はバーコード管理でない商品も多いなど、
独特の商慣習があるようで、
そのような中、商品数が圧倒的多い、
かつ当日発送へも対応しています。
現在のECコマースにおいては当たり前のことなのですが、
案外この分野で他に実現出来ている企業がないのかもしれません。
とすると、認知度向上で着実に今の成長が続くことも考えられます。
素人感覚から、
楽天やAmazonにお店を持っている多くの事業者の中で、
そもそも当社が上場ができて、かつここまでの成長を続けられているのか、
それがはっきりとこれだと思えるものがない点が買えない理由です。
難しいことを考えず、裏付けが甘くとも、
数値をみて買い向かってもよいのですが。。。
監視銘柄の一部をここに記載しておきたいと思います。
今日は主に、ここ最近IPOした銘柄群です。
3179シュッピン、9090丸和運輸機関、3276日本管理センターなどは、
既に購入していますので、それ以外です。
◆6086 シンプロメンテ
外食チェーン向けの店舗メンテ事業。
特にスシローとかココイチとかモンテローザ系など、
大手のチェーン店を手掛けているようです。
ストック型モデルで、収益も安定的に成長中。
今後も当面は成長性がありそうです。
株価はPER20倍なので、ここでは買えませんが、
もう少し安ければ・・・ということで監視中。
◆6085 アーキテクツ・スタジオ・ジャパン
事業内容が少々わかりにくいです。
この時点で通常は私は除外するのですが、
会社予想の中計の強気なことに対し、
新規上場後、だいぶ株価も調整しています。
今期は先行投資で減益ながら、
営業利益ベースで翌期に2倍、翌々期で3倍。
株価は公開価格を大きく下回り、下落トレンド中。
会社の描く成長が本物か、
脅かされるリスクは何か、
きちんと確認出来れば、買いたいと思っています。
今期先行投資で減益ということで、
株価も軟調に推移しているので、
仕込み場なのかもしれませんが、わかりません(笑)
◆6078 バリューHR
健保の導入支援などの事業ですが、
これはニッチでもあり面白そうです。
足元の業績の動向が気になっており買えていませんが、
四季報の予想も翌期はそれなりに成長もしそうです。
あとは自分の成長性の指標に照らした際に、
今の水準が納得できるかだと思います。
◆3192 白鳩
下着や美容関連を中心とした、Eコマース事業が主。
楽天とかアマゾンとか色々なチャネルで販売好調とのこと。
業績推移も順調で綺麗な右肩上がりです。
現在、ちょうど上場時の公開価格付近です。
ということで、セカンダリーとしてそろそろよい頃かと思っています。
一方、当社の競争優位性がどこにあるのか、
その点に確信が持てずにまだ取引に至っていません。
ワコールをはじめとしたメーカーからの仕入れ、
それをECサイトで販売となると、参入障壁も低そうです。
これを解明しようといろいろ調査していますが、
下着はバーコード管理でない商品も多いなど、
独特の商慣習があるようで、
そのような中、商品数が圧倒的多い、
かつ当日発送へも対応しています。
現在のECコマースにおいては当たり前のことなのですが、
案外この分野で他に実現出来ている企業がないのかもしれません。
とすると、認知度向上で着実に今の成長が続くことも考えられます。
素人感覚から、
楽天やAmazonにお店を持っている多くの事業者の中で、
そもそも当社が上場ができて、かつここまでの成長を続けられているのか、
それがはっきりとこれだと思えるものがない点が買えない理由です。
難しいことを考えず、裏付けが甘くとも、
数値をみて買い向かってもよいのですが。。。
決算の内容のチェック
◆2445 SRGタカミヤ
保有をずっと検討していますが、
既に4750ダイサンを保有しており、
なかなかきっかけがありません。
両社は株式の保ち合いをしています。
建設現場の仮設足場部材の販売、レンタルが主業です。
その他太陽光発電のパネル架台などを扱います。
4750ダイサンは主に戸建住宅の足場が中心ですが、
当社は中高層の足場などにも活用され、
橋梁などの大型構造物のメンテナンスにも採用されています。
このため、インフラの再開発や
復興、防災、オリンピックとイベント性も高く、
事業環境は良好に推移しています。
決算ですが、前期比2倍で着地しています。
更に次期見通しは30%程度の成長持続見通しです。
4750ダイサンは戸建住宅が中心ですが、
当社は扱える対象も広くテーマ性もよいですので、
やはり予想通り好決算となりました。
利益率の推移だけを列挙すると、以下のようになります。
なお、この期間中も10%~20%程度コンスタントに増収です。
・営業利益率
11.3期 4.1%
12.3期 4.5%
13.3期 5.7%
14.3期 9.4%
15.3期予 10.7%
・純利益率
11.3期 1.7%
12.3期 3.2%
13.3期 2.9%
14.3期 5.4%
15.3期予 6.2%
決算書にも記載がありますが、
利益体質への転換を推進しているとありますが、
まさにここ何年かはそれが実現してきていると思います。
戸建住宅向けの足場については、
駆け込み需要の反動減から、
一時的な停滞感はあるものの、
制震に関するニーズは底堅く、
落ち込みは限定的と見ているようです。
戸建住宅以外では、
国策でもあるインフラ構築の拡充、
復興・防災の各種工事、
高層マンションなどの移動昇降式足場の好調と、
引く手あまたといった雰囲気です。
次期では独自のiq足場なるのを新規に拡販し、
業界のデファクトスタンダードを取りに行くとあります。
更に復興や国策に絡むとなると、
人材不足とコスト増の懸念はあるものの、
価格転嫁も進めやすいと考えます。
なぜかというと、仮設足場やその周辺設備について、
それがないと構築物を作ることはできません。
その上、建設現場での事故を避けるというニーズは、
案外大きいもののようで、
安全性や利便性が徹底されている商品が伸びやすいのです。
どこにでもある鉄パイプを適当なジョイントでくっつければ
仮設だしいいんだよ、という話ではないわけです。
職人さんの背の高さや足場の幅、手摺の構造、
上下への動きの邪魔にならない構造などなど、
付加価値に差が出やすいように思います。
当社はこのようなよい新商品の認知度が上がり、
かつそれが各現場で必須のものとなり、
扱う工事も国策であったり大きなプロジェクトだったりすると、
価格転嫁も進みやすく、
高付加価値の商品を高く提供出来る構造がみえやすい気がします。
このあたりが今の順風の事業環境と相まって、
これだけの成長を見せてくれています。
というわけで事業環境の面では大変好印象です。
次に指標の確認です。
EPSが、14.3実績で77.61、15.3期予想で99.82です。
PERは、14.3実績で19.6、15.3期予想で15.3です。
BPSは、426.5ですから、PBRは3.6。
時価総額が340億、現金が40億、借金が170億。
ちなみに短期借入で1.97%、長期借入で1.34%です。
自己資本比率が低い(というか借金が多い)こともあって、
財務的なリスクは低いとはいえません。
逆に高いとも思えず、
だから銀行の融資金利もそのような感じです。
当社への不満は、中計がないこと。
経営戦略も、まずは今期の予想計画を達成することを
目標にするという点です。
今期目標を頑張るというのは、当たり前のことで、
経営サイドとしては、3年先とかにどのような成長を遂げるか、
それをきちんと投資家に提示するべきだと思います。
もちろん定性的なものではなく、定量的なものでです。
この点がはっきりすればすぐにでも投資したいです。
というのも、復興需要もいよいよ本格化するでしょうし、
景気回復局面に入ってきて設備投資も進んでいきます。
インフラ構築だってオリンピックに向けて進んでいきます。
そしてその動きは既に各所で見られているわけです。
と考えてみると既に15.3期予想辺りには、
相応にその効果が見込まれていると考えることもできます。
要するに、実は15.3期より先に、
更に成長していく像に確証が持てないのです。
確かに新商品が浸透すること、
そしてそれが適正な価格で提供されることで、
ある程度ストレッチはされるでしょうが、
その要素が相応に15.3期に盛り込まれているとすると、
株価が高騰してそれが明らかになった今が、
実は天井圏になるのではないかという懸念も出てきます。
PERを見ても、東証2部が長い当社で、
業種も地味とあってPERが実績で20倍となると、
決して割安ではありません。
もちろんここから利益が倍になって、
PERが10倍程度まで落ちてくることもあるかもしれませんが、
今の域から利益が倍になるほど、建設工事が行われ、
かつ当社がそれを扱うようになるのでしょうか。
そこまでは正直苦しいのではないかと思うわけです。
そういった懸念を払しょくするためにも、
当社の経営者がきちんと長期を見越して成長するという
意思表示を示してもらいたいのです。
今期をとにかく頑張りますでは、ちょっと残念です。
あと当社は支店が5、営業所が8と小粒ですが、
各地に地元密着の小さな会社を子会社化して、
実際には全国各地で事業をしているように思います。
エリア別の収支などがみられれば、
成長余地などを考慮する際に参考になると思うのですが、
その観点での評価は難しそうです。
M&Aが好きなようで、その点は四季報にもコメントがあります。
4750ダイサンも保ち合いで、2位の株主です。
そして平成19年に業務提携の検討のIRが出ています。
この時に保ち合いをしているわけですが、
その後、やはり業務提携までは突っ込んでいないのです。
既にこれだけ時が経っているので、
もはや新たな動きはないかもしれませんが、
4750ダイサンの株主としては期待をしています。
最後に当社はあの有名なひふみ投信も買い付けており、
PFの中でも主軸を成しています。
しかも5/9のレポートを見ると買い増しているようです。
4750ダイサンよりは成長性などに惹かれる部分が多いのですが、
前述の通り、そこそこ評価されてしまっているのと、
成長性がどこまでかが不透明ということで、
今の水準では結局買付は出来ないと思います。
4750ダイサンも成長性の不透明さは同じなのですが、
なにせ、株価水準が割安と言えるレベルで停滞しているので、
保有していてもそこまで不安はありません。
前回の記事で1951協和エクシオも
設備投資関連で、同じような銘柄が続いてしまいましたが、
やはりテーマ性のある銘柄にどうしても注目をしてしまうようです。
◆2175 SMS
介護、医療分野に特化した人材派遣、求人などの情報を
ネットを通じて提供しています。
最近では、介護や医療施設の人材部分だけではなく、
労務管理や施設管理などの基幹ビジネスも含めた業務を
ITを使ってサポートするという形で業態の拡大を進めています。
更に、施設を運営する側だけでなく、
施設を利用したり、利用するまでもないアクティブシニア向けの
交流サイトなどの運営にも着手しています。
高齢者社会に適合し、
ITを使って様々なチャレンジをしようという会社です。
当社は常に新たな領域への幅出しや深堀に積極的で
変わらないことをリスクと捉えているように感じます。
非常によい印象で、私もずっと欲しい銘柄です。
ただ、先に結論を書いてしまいますが、
やはり今の水準は私の指標に照らすとやはり高い買い物です。
その上、若干ですが、これまでの成長性に
停滞感も見られます。
・営業利益率
12.3期 17.5%
13.3期 15.4%
14.3期 14.4%
15.3期予 12.2%
・純利益率
12.3期 11.6%
13.3期 12.0%
14.3期 11.5%
15.3期予 10.2%
PERは14.3期実績で31.7、15.3期予想で27.5。
今後10%程度の利益成長が続いたとしても、
ある程度その成長を織り込んだ指標となっています。
むしろ、現在少し成長性が鈍化したようにも思える状況が、
顕著になってくると、この水準では相応に下げると思います。
ただ、私は介護分野は国内では、
確実に成長産業になると思いますので、
当社のような事業はこれからもずっと必要になります。
特定の施設運営会社に投資をするより、
ある意味業界全体のニーズに適応した成長が望める点で、
リスクは低いのかもしれません。
ということで、もう少し様子見が続きそうです。
高い確率で2桁成長を続け、
ずっと株価も高い評価を受け続けながら上昇していくのを
指を咥えてみている自分の姿が想像できます(笑)。
◆2445 SRGタカミヤ
保有をずっと検討していますが、
既に4750ダイサンを保有しており、
なかなかきっかけがありません。
両社は株式の保ち合いをしています。
建設現場の仮設足場部材の販売、レンタルが主業です。
その他太陽光発電のパネル架台などを扱います。
4750ダイサンは主に戸建住宅の足場が中心ですが、
当社は中高層の足場などにも活用され、
橋梁などの大型構造物のメンテナンスにも採用されています。
このため、インフラの再開発や
復興、防災、オリンピックとイベント性も高く、
事業環境は良好に推移しています。
決算ですが、前期比2倍で着地しています。
更に次期見通しは30%程度の成長持続見通しです。
4750ダイサンは戸建住宅が中心ですが、
当社は扱える対象も広くテーマ性もよいですので、
やはり予想通り好決算となりました。
利益率の推移だけを列挙すると、以下のようになります。
なお、この期間中も10%~20%程度コンスタントに増収です。
・営業利益率
11.3期 4.1%
12.3期 4.5%
13.3期 5.7%
14.3期 9.4%
15.3期予 10.7%
・純利益率
11.3期 1.7%
12.3期 3.2%
13.3期 2.9%
14.3期 5.4%
15.3期予 6.2%
決算書にも記載がありますが、
利益体質への転換を推進しているとありますが、
まさにここ何年かはそれが実現してきていると思います。
戸建住宅向けの足場については、
駆け込み需要の反動減から、
一時的な停滞感はあるものの、
制震に関するニーズは底堅く、
落ち込みは限定的と見ているようです。
戸建住宅以外では、
国策でもあるインフラ構築の拡充、
復興・防災の各種工事、
高層マンションなどの移動昇降式足場の好調と、
引く手あまたといった雰囲気です。
次期では独自のiq足場なるのを新規に拡販し、
業界のデファクトスタンダードを取りに行くとあります。
更に復興や国策に絡むとなると、
人材不足とコスト増の懸念はあるものの、
価格転嫁も進めやすいと考えます。
なぜかというと、仮設足場やその周辺設備について、
それがないと構築物を作ることはできません。
その上、建設現場での事故を避けるというニーズは、
案外大きいもののようで、
安全性や利便性が徹底されている商品が伸びやすいのです。
どこにでもある鉄パイプを適当なジョイントでくっつければ
仮設だしいいんだよ、という話ではないわけです。
職人さんの背の高さや足場の幅、手摺の構造、
上下への動きの邪魔にならない構造などなど、
付加価値に差が出やすいように思います。
当社はこのようなよい新商品の認知度が上がり、
かつそれが各現場で必須のものとなり、
扱う工事も国策であったり大きなプロジェクトだったりすると、
価格転嫁も進みやすく、
高付加価値の商品を高く提供出来る構造がみえやすい気がします。
このあたりが今の順風の事業環境と相まって、
これだけの成長を見せてくれています。
というわけで事業環境の面では大変好印象です。
次に指標の確認です。
EPSが、14.3実績で77.61、15.3期予想で99.82です。
PERは、14.3実績で19.6、15.3期予想で15.3です。
BPSは、426.5ですから、PBRは3.6。
時価総額が340億、現金が40億、借金が170億。
ちなみに短期借入で1.97%、長期借入で1.34%です。
自己資本比率が低い(というか借金が多い)こともあって、
財務的なリスクは低いとはいえません。
逆に高いとも思えず、
だから銀行の融資金利もそのような感じです。
当社への不満は、中計がないこと。
経営戦略も、まずは今期の予想計画を達成することを
目標にするという点です。
今期目標を頑張るというのは、当たり前のことで、
経営サイドとしては、3年先とかにどのような成長を遂げるか、
それをきちんと投資家に提示するべきだと思います。
もちろん定性的なものではなく、定量的なものでです。
この点がはっきりすればすぐにでも投資したいです。
というのも、復興需要もいよいよ本格化するでしょうし、
景気回復局面に入ってきて設備投資も進んでいきます。
インフラ構築だってオリンピックに向けて進んでいきます。
そしてその動きは既に各所で見られているわけです。
と考えてみると既に15.3期予想辺りには、
相応にその効果が見込まれていると考えることもできます。
要するに、実は15.3期より先に、
更に成長していく像に確証が持てないのです。
確かに新商品が浸透すること、
そしてそれが適正な価格で提供されることで、
ある程度ストレッチはされるでしょうが、
その要素が相応に15.3期に盛り込まれているとすると、
株価が高騰してそれが明らかになった今が、
実は天井圏になるのではないかという懸念も出てきます。
PERを見ても、東証2部が長い当社で、
業種も地味とあってPERが実績で20倍となると、
決して割安ではありません。
もちろんここから利益が倍になって、
PERが10倍程度まで落ちてくることもあるかもしれませんが、
今の域から利益が倍になるほど、建設工事が行われ、
かつ当社がそれを扱うようになるのでしょうか。
そこまでは正直苦しいのではないかと思うわけです。
そういった懸念を払しょくするためにも、
当社の経営者がきちんと長期を見越して成長するという
意思表示を示してもらいたいのです。
今期をとにかく頑張りますでは、ちょっと残念です。
あと当社は支店が5、営業所が8と小粒ですが、
各地に地元密着の小さな会社を子会社化して、
実際には全国各地で事業をしているように思います。
エリア別の収支などがみられれば、
成長余地などを考慮する際に参考になると思うのですが、
その観点での評価は難しそうです。
M&Aが好きなようで、その点は四季報にもコメントがあります。
4750ダイサンも保ち合いで、2位の株主です。
そして平成19年に業務提携の検討のIRが出ています。
この時に保ち合いをしているわけですが、
その後、やはり業務提携までは突っ込んでいないのです。
既にこれだけ時が経っているので、
もはや新たな動きはないかもしれませんが、
4750ダイサンの株主としては期待をしています。
最後に当社はあの有名なひふみ投信も買い付けており、
PFの中でも主軸を成しています。
しかも5/9のレポートを見ると買い増しているようです。
4750ダイサンよりは成長性などに惹かれる部分が多いのですが、
前述の通り、そこそこ評価されてしまっているのと、
成長性がどこまでかが不透明ということで、
今の水準では結局買付は出来ないと思います。
4750ダイサンも成長性の不透明さは同じなのですが、
なにせ、株価水準が割安と言えるレベルで停滞しているので、
保有していてもそこまで不安はありません。
前回の記事で1951協和エクシオも
設備投資関連で、同じような銘柄が続いてしまいましたが、
やはりテーマ性のある銘柄にどうしても注目をしてしまうようです。
◆2175 SMS
介護、医療分野に特化した人材派遣、求人などの情報を
ネットを通じて提供しています。
最近では、介護や医療施設の人材部分だけではなく、
労務管理や施設管理などの基幹ビジネスも含めた業務を
ITを使ってサポートするという形で業態の拡大を進めています。
更に、施設を運営する側だけでなく、
施設を利用したり、利用するまでもないアクティブシニア向けの
交流サイトなどの運営にも着手しています。
高齢者社会に適合し、
ITを使って様々なチャレンジをしようという会社です。
当社は常に新たな領域への幅出しや深堀に積極的で
変わらないことをリスクと捉えているように感じます。
非常によい印象で、私もずっと欲しい銘柄です。
ただ、先に結論を書いてしまいますが、
やはり今の水準は私の指標に照らすとやはり高い買い物です。
その上、若干ですが、これまでの成長性に
停滞感も見られます。
・営業利益率
12.3期 17.5%
13.3期 15.4%
14.3期 14.4%
15.3期予 12.2%
・純利益率
12.3期 11.6%
13.3期 12.0%
14.3期 11.5%
15.3期予 10.2%
PERは14.3期実績で31.7、15.3期予想で27.5。
今後10%程度の利益成長が続いたとしても、
ある程度その成長を織り込んだ指標となっています。
むしろ、現在少し成長性が鈍化したようにも思える状況が、
顕著になってくると、この水準では相応に下げると思います。
ただ、私は介護分野は国内では、
確実に成長産業になると思いますので、
当社のような事業はこれからもずっと必要になります。
特定の施設運営会社に投資をするより、
ある意味業界全体のニーズに適応した成長が望める点で、
リスクは低いのかもしれません。
ということで、もう少し様子見が続きそうです。
高い確率で2桁成長を続け、
ずっと株価も高い評価を受け続けながら上昇していくのを
指を咥えてみている自分の姿が想像できます(笑)。