Author:まるのん |
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9414 日本BS放送 東証2部 【情報・通信】
最近個人投資家の方にも注目されている、
日本BS放送について記事にしました。
元々、私が当社のことを知ったのは、
IPO銘柄のチェック時でした。
IPO銘柄は過去3年位の上場銘柄は、
定期的にモニタリングをしていますが、
監視銘柄に入れていましたが、
最近は相互リンクさせて頂いているゆうゆーさんも買われたようです。
というわけで、私も買えるかどうか、
改めてみてみたいと思っていました。
1.事業内容
BS放送の番組制作、配信を行っています。
特徴はいくつかあります・
(1)BS放送であること
地上波と比べて設備投資が極端に少なくて済みます。
衛星放送であることから、
専用線や複雑な地上系のネットワークは不要です。
その分、可用性はやや劣るのかもしれませんが、
地上波でもたまに障害発生などもありますから、
ここは大した差ではないと思います。
むしろ設備が小さくて済むという優位な点の方が際立つと思います。
(2)無料放送であること
視聴に当たって、視聴者は登録や課金されることなく、
気軽に視聴することが出来ます。
民放局と同様、CM収入で収益を支えているモデルになります。
(3)マニア・インテリ向けのニッチ戦略であること
番組提供にあたって、韓流ドラマ、一眼レフ、居酒屋巡り、ゴルフ、競馬など、
実にわかりやすいターゲティングがなされている点です。
徹底的なニッチ戦略で、特定の視聴者に対して付加価値を提供しています。
なお、年齢層も当社開示資料を見ると50歳代以上が全体の2/3を占めているようです。
このことは、広告主へ相対的に高額の商材を扱いやすいという
当社の収益性に大きくプラスの要素のひとつの要因になっていると考えます。
(4)規定枠に捉われていないこと
既存キー局は番組制作やCM枠もすべて既定の枠というのもがあります。
例えば30分番組とか60分番組とかの全体の中での枠切りがあることが、
番組制作において壁になっているという事情があるようです。
このため、一部をカットしたり、内容を割愛するなど、
どうしてもしわ寄せが品質に出てしまうわけです。
また、CM枠も基本は15秒ですよね。
30秒枠などもありますが、基本的には規定枠の中での対応となります。
これに対して当社のCM枠は秒売りですし、
広告主がいわゆる説明型CMとしてじっくりとやりたいことが出来る、
自由度の高さが魅力になっていると思われます。
(5)キー局でないこと
NHKや日テレ、テレ朝、フジ、TBS、テレ東とキー局とは異なり、
新しい会社であり、現時点ではほぼ認知度がないと思われます。
この認知度の低さが当社の成長性の何よりの魅力だと思います。
以上の特徴を簡単に整理しています。
当社はニッチな番組制作を通して、
比較的中高齢者がコア視聴者となっており、
誰でも無料で見られる気軽さがあるものの、
認知度が低くまだ多くの方に知られていない状況であります。
しかし、番組の内容からも嗜好性や属性が明確で、
広告主からすると、マス効果とは一線を画す効率的な広告が、
既定の枠に捉われずに展開できるところに当社優位性が多く存在しています。
単なる新興TV会社ではなく、
圧倒的なキー局という巨人がいながら、
ターゲティングや戦略をきちんと準備していることがわかり魅力的だと感じました。
2.成長性について
一言で、認知度向上による成長性が期待できるということでしょう。
ここで言っているのは視聴者側の認知度のことです。
認知度調査を見ても、キー局との差があまりに大きく、
そのGAPがそのまま当社の成長性余力の証拠になるわけですから、
その大きさは魅力です。
視聴者の認知度が増えれば、視聴者そのものが増えてきます。
そうすればそこに広告を出したいという企業も増えて、
当社の成長に寄与するというわけです。
これは誰にでも想像出来るものだと思います。
一方、私がもうひとつ注目しているのは、
広告主側の認知度向上の観点です。
正確にいうと、広告主の口コミのようなイメージですが、
要するに当社の番組制作はニッチであることから、
番組毎に視聴者の属性が偏っています。
これは前述の通り年齢層という意味でも該当しますし、
嗜好性という意味でも該当しています。
となると、より効果的な広告が展開できるということになります。
こういう効果が口コミで業界内で広がることで、
当社の扱うCM枠の付加価値が向上していく、
ひいては、単価を上げてでも広告が扱えるという、
認知度向上と値上げ型とのコラボ戦略のような成長性も期待できると思います。
既にバラボナアンテナやケーブルテレビなどのインフラ整備は進んでいますし、
完全地デジ移行やオリンピック等の効果もあり、
ほぼ全世帯で視聴が可能となるようになるでしょうから、
あとは、認知度さえ向上すれば、
番組の魅力という本主戦場でキー局とも戦えるのではないかと思います。
そういえば、キー局の多くの番組がマンネリ化しており、
テレビ離れが進んでおり、ネットも含めてより個人の嗜好性に合致したメディアへの
転換が起きているようです。
既にマスからニッチへ転換がが起きていて、
製作費を膨大にかければよい時代は終わったのでしょう。
その証拠に、テレ東の躍進だってひとつの示唆になっていると思います。
なお、定量的なデータとしては、BS市場の年率成長率は11%で推移しているとあります。
但し、これはざっくり当社の売上高ベースでの成長率に当たるわけですが、
損益分岐点を超えると一気に利益が大きくなるモデルになっていますので、
実際の利益成長率はこれよりは高いものになると考えます。
一方で高画素化などの設備投資なども今後対応していきそうであることから、
成長率は保守的に15%程度でみたいと思います。
3.株価水準について
現在の株価は1,024円です。(当記事を記載した2/25終値ベース)
時価総額:182億
PER(14.8期実績):13.2倍
PER(15.8期会社予想):16.6倍
PER(15.8期四季報予想):16.6倍
PBR:1.5倍
ROE(14.8期実績):11.4%
ROE(15.8期会社予想):9.0%
ROE(15.8期四季報予想):9.0%
配当利回り:1.3% (配当性向は早々に30%目標とのこと)
※優待あり
前期から今期にかけて税金支払の影響によって、
減益予想になっていますが、
本業の営業利益ベースでは順調な推移をしています。
上記は機会的に当期純利益ベースで評価しているので、
これだけを見ると、そこまで割安さに欠けるとミスリードしてしまいます。
4.リスク要因
私が当銘柄で一番気に入ったのは、このリスク要因が低いと感じていることです。
確かにこの業界では不況が来ると広告宣伝費も寒風が吹いて、
収入が落ちそうだなと思います。
この点はリスクといえばリスクなのですが、
キー局のように膨大な固定費を賄わなくてはならない場合、
致命的になりますが、とにかく固定費が少なくて済む、
また無用に製作費をかけていない身軽さもあって、
それなりに不況になっても対応していけるのではないでしょうか。
ここは色眼鏡ですが、
むしろ不況が来た時に、本当に必要な広告宣伝を
効果的にかつ低い予算でやりたいとなった時に、
むしろそのニーズにマッチ出来るBSが注目されるのではとさえ思っています。
全体として不況はマイナスではありますが、
チャンスでもあるかもしれないとさえ思っています。
それから、震災などの天変地異のリスクです。
こちらもキー局であればまず設備が被災し、
放送も出来ないなどの実害が出そうですが、
BSの場合、衛星放送ですから地上系設備は限られます。
災対さえ対応が取られていれば、
可用性も問題はないと思われます。
東日本大震災の時に、パラボナアンテナさえあればOKという環境で、
被災地でも重宝されたという社長のコメントもありました。
震災が起きれば当然収益は圧迫されてしまいますが、
BSの存在が改めて見つめなおされる機会にもなるかもしれません。
当社の財務面を見てみても豊富は現金に支えられ、
安定的な財務を誇っています。
今期配当をもう少し出してもよかったのだが、という社長の本音動画も、
実はそろそろ高画質化対応のための設備投資が控えており、
内部留保をさせておきたかった、ここでバラマキをやれば、
結果的に財務面の不安が顕在化して株主に迷惑をかけるという、
銀行出身ならではの社長のコメントもブレておらず私は好感を持ちました。
当社は前述の通りコアな視聴者を既に獲得しています。
そして高齢者になればなるほど、ルーチンになってきます。
毎週楽しみにこのテレビを待っているコアな視聴者です。
番組制作のコンセプトが変わらない限り、
これからもファンであり続けるでしょう。
そして、それは徐々に認知度の高めるで裾野が広がっていくわけです。
このスキームで物事を考えてみると、
今の低い認知度の中で、これ以上視聴者が減っていって、
当社の扱う広告枠の価値が下がっていくということは考えづらいです。
だって、コアな視聴者は既に囲い込まれていて、
早々簡単には浮気しなそうですよね。
そもそも高齢者は慣れ親しんだものが大好きですからね。
そのように考えると、ネガティブリスクは極端に小さいと考えてよいと思います。
5.目標株価について
今期予想EPSが61.8ですね。
単純に成長率15%をかけていくと18.8期でEPSは94となります。
一方で向う3年を見渡すと恐らく認知度はそれなりに向上していて、
利益率が更に向上するとともに8Kなどへの対応のための投資も区切りがついているでしょう。
オリンピックイヤーというメディア旋風、東証1部指定も実現しているでしょうから、
評価PERは20倍超が期待出来ると考えます。
恐らくこのころになると成長率は更に加速して20%に近いものになっていると推測します。
というわけで、目標株価ですが、2,000円とします。
評価PERは21.3倍となります。
当社のリスクの低さ、認知度向上による成長性への自信度が高いことを考慮し、
自信度はAとします。
概ね、現在から3年目途で2倍になることになります。
6.サマリ
同時期にIPOしていた9467アルファポリスを先に手を出してしまったとが悔やまれます。
私は両社ともに注目をしていましたが、
今このように冷静に考えてみると、当社の方が成長性について、具体的にイメージが出来ます。
かつリスクも低いということから考えると、
センスのない意思決定をしているなと自分が残念ですが、
済んだことは仕方ありません。
高い利益率を確保しており、
ここから下方側のリスクは極めて少ないと感じていることもあり、
大変魅力的な銘柄だなと感じます。
水準的に税金の特殊性があるとはいえ、
PER水準で10倍台前半で買えるといいのですが、
今のように好況状態だとどうしてもそこまでは落ちてきてくれないですよね。
最近個人投資家の方にも注目されている、
日本BS放送について記事にしました。
元々、私が当社のことを知ったのは、
IPO銘柄のチェック時でした。
IPO銘柄は過去3年位の上場銘柄は、
定期的にモニタリングをしていますが、
監視銘柄に入れていましたが、
最近は相互リンクさせて頂いているゆうゆーさんも買われたようです。
というわけで、私も買えるかどうか、
改めてみてみたいと思っていました。
1.事業内容
BS放送の番組制作、配信を行っています。
特徴はいくつかあります・
(1)BS放送であること
地上波と比べて設備投資が極端に少なくて済みます。
衛星放送であることから、
専用線や複雑な地上系のネットワークは不要です。
その分、可用性はやや劣るのかもしれませんが、
地上波でもたまに障害発生などもありますから、
ここは大した差ではないと思います。
むしろ設備が小さくて済むという優位な点の方が際立つと思います。
(2)無料放送であること
視聴に当たって、視聴者は登録や課金されることなく、
気軽に視聴することが出来ます。
民放局と同様、CM収入で収益を支えているモデルになります。
(3)マニア・インテリ向けのニッチ戦略であること
番組提供にあたって、韓流ドラマ、一眼レフ、居酒屋巡り、ゴルフ、競馬など、
実にわかりやすいターゲティングがなされている点です。
徹底的なニッチ戦略で、特定の視聴者に対して付加価値を提供しています。
なお、年齢層も当社開示資料を見ると50歳代以上が全体の2/3を占めているようです。
このことは、広告主へ相対的に高額の商材を扱いやすいという
当社の収益性に大きくプラスの要素のひとつの要因になっていると考えます。
(4)規定枠に捉われていないこと
既存キー局は番組制作やCM枠もすべて既定の枠というのもがあります。
例えば30分番組とか60分番組とかの全体の中での枠切りがあることが、
番組制作において壁になっているという事情があるようです。
このため、一部をカットしたり、内容を割愛するなど、
どうしてもしわ寄せが品質に出てしまうわけです。
また、CM枠も基本は15秒ですよね。
30秒枠などもありますが、基本的には規定枠の中での対応となります。
これに対して当社のCM枠は秒売りですし、
広告主がいわゆる説明型CMとしてじっくりとやりたいことが出来る、
自由度の高さが魅力になっていると思われます。
(5)キー局でないこと
NHKや日テレ、テレ朝、フジ、TBS、テレ東とキー局とは異なり、
新しい会社であり、現時点ではほぼ認知度がないと思われます。
この認知度の低さが当社の成長性の何よりの魅力だと思います。
以上の特徴を簡単に整理しています。
当社はニッチな番組制作を通して、
比較的中高齢者がコア視聴者となっており、
誰でも無料で見られる気軽さがあるものの、
認知度が低くまだ多くの方に知られていない状況であります。
しかし、番組の内容からも嗜好性や属性が明確で、
広告主からすると、マス効果とは一線を画す効率的な広告が、
既定の枠に捉われずに展開できるところに当社優位性が多く存在しています。
単なる新興TV会社ではなく、
圧倒的なキー局という巨人がいながら、
ターゲティングや戦略をきちんと準備していることがわかり魅力的だと感じました。
2.成長性について
一言で、認知度向上による成長性が期待できるということでしょう。
ここで言っているのは視聴者側の認知度のことです。
認知度調査を見ても、キー局との差があまりに大きく、
そのGAPがそのまま当社の成長性余力の証拠になるわけですから、
その大きさは魅力です。
視聴者の認知度が増えれば、視聴者そのものが増えてきます。
そうすればそこに広告を出したいという企業も増えて、
当社の成長に寄与するというわけです。
これは誰にでも想像出来るものだと思います。
一方、私がもうひとつ注目しているのは、
広告主側の認知度向上の観点です。
正確にいうと、広告主の口コミのようなイメージですが、
要するに当社の番組制作はニッチであることから、
番組毎に視聴者の属性が偏っています。
これは前述の通り年齢層という意味でも該当しますし、
嗜好性という意味でも該当しています。
となると、より効果的な広告が展開できるということになります。
こういう効果が口コミで業界内で広がることで、
当社の扱うCM枠の付加価値が向上していく、
ひいては、単価を上げてでも広告が扱えるという、
認知度向上と値上げ型とのコラボ戦略のような成長性も期待できると思います。
既にバラボナアンテナやケーブルテレビなどのインフラ整備は進んでいますし、
完全地デジ移行やオリンピック等の効果もあり、
ほぼ全世帯で視聴が可能となるようになるでしょうから、
あとは、認知度さえ向上すれば、
番組の魅力という本主戦場でキー局とも戦えるのではないかと思います。
そういえば、キー局の多くの番組がマンネリ化しており、
テレビ離れが進んでおり、ネットも含めてより個人の嗜好性に合致したメディアへの
転換が起きているようです。
既にマスからニッチへ転換がが起きていて、
製作費を膨大にかければよい時代は終わったのでしょう。
その証拠に、テレ東の躍進だってひとつの示唆になっていると思います。
なお、定量的なデータとしては、BS市場の年率成長率は11%で推移しているとあります。
但し、これはざっくり当社の売上高ベースでの成長率に当たるわけですが、
損益分岐点を超えると一気に利益が大きくなるモデルになっていますので、
実際の利益成長率はこれよりは高いものになると考えます。
一方で高画素化などの設備投資なども今後対応していきそうであることから、
成長率は保守的に15%程度でみたいと思います。
3.株価水準について
現在の株価は1,024円です。(当記事を記載した2/25終値ベース)
時価総額:182億
PER(14.8期実績):13.2倍
PER(15.8期会社予想):16.6倍
PER(15.8期四季報予想):16.6倍
PBR:1.5倍
ROE(14.8期実績):11.4%
ROE(15.8期会社予想):9.0%
ROE(15.8期四季報予想):9.0%
配当利回り:1.3% (配当性向は早々に30%目標とのこと)
※優待あり
前期から今期にかけて税金支払の影響によって、
減益予想になっていますが、
本業の営業利益ベースでは順調な推移をしています。
上記は機会的に当期純利益ベースで評価しているので、
これだけを見ると、そこまで割安さに欠けるとミスリードしてしまいます。
4.リスク要因
私が当銘柄で一番気に入ったのは、このリスク要因が低いと感じていることです。
確かにこの業界では不況が来ると広告宣伝費も寒風が吹いて、
収入が落ちそうだなと思います。
この点はリスクといえばリスクなのですが、
キー局のように膨大な固定費を賄わなくてはならない場合、
致命的になりますが、とにかく固定費が少なくて済む、
また無用に製作費をかけていない身軽さもあって、
それなりに不況になっても対応していけるのではないでしょうか。
ここは色眼鏡ですが、
むしろ不況が来た時に、本当に必要な広告宣伝を
効果的にかつ低い予算でやりたいとなった時に、
むしろそのニーズにマッチ出来るBSが注目されるのではとさえ思っています。
全体として不況はマイナスではありますが、
チャンスでもあるかもしれないとさえ思っています。
それから、震災などの天変地異のリスクです。
こちらもキー局であればまず設備が被災し、
放送も出来ないなどの実害が出そうですが、
BSの場合、衛星放送ですから地上系設備は限られます。
災対さえ対応が取られていれば、
可用性も問題はないと思われます。
東日本大震災の時に、パラボナアンテナさえあればOKという環境で、
被災地でも重宝されたという社長のコメントもありました。
震災が起きれば当然収益は圧迫されてしまいますが、
BSの存在が改めて見つめなおされる機会にもなるかもしれません。
当社の財務面を見てみても豊富は現金に支えられ、
安定的な財務を誇っています。
今期配当をもう少し出してもよかったのだが、という社長の本音動画も、
実はそろそろ高画質化対応のための設備投資が控えており、
内部留保をさせておきたかった、ここでバラマキをやれば、
結果的に財務面の不安が顕在化して株主に迷惑をかけるという、
銀行出身ならではの社長のコメントもブレておらず私は好感を持ちました。
当社は前述の通りコアな視聴者を既に獲得しています。
そして高齢者になればなるほど、ルーチンになってきます。
毎週楽しみにこのテレビを待っているコアな視聴者です。
番組制作のコンセプトが変わらない限り、
これからもファンであり続けるでしょう。
そして、それは徐々に認知度の高めるで裾野が広がっていくわけです。
このスキームで物事を考えてみると、
今の低い認知度の中で、これ以上視聴者が減っていって、
当社の扱う広告枠の価値が下がっていくということは考えづらいです。
だって、コアな視聴者は既に囲い込まれていて、
早々簡単には浮気しなそうですよね。
そもそも高齢者は慣れ親しんだものが大好きですからね。
そのように考えると、ネガティブリスクは極端に小さいと考えてよいと思います。
5.目標株価について
今期予想EPSが61.8ですね。
単純に成長率15%をかけていくと18.8期でEPSは94となります。
一方で向う3年を見渡すと恐らく認知度はそれなりに向上していて、
利益率が更に向上するとともに8Kなどへの対応のための投資も区切りがついているでしょう。
オリンピックイヤーというメディア旋風、東証1部指定も実現しているでしょうから、
評価PERは20倍超が期待出来ると考えます。
恐らくこのころになると成長率は更に加速して20%に近いものになっていると推測します。
というわけで、目標株価ですが、2,000円とします。
評価PERは21.3倍となります。
当社のリスクの低さ、認知度向上による成長性への自信度が高いことを考慮し、
自信度はAとします。
概ね、現在から3年目途で2倍になることになります。
6.サマリ
同時期にIPOしていた9467アルファポリスを先に手を出してしまったとが悔やまれます。
私は両社ともに注目をしていましたが、
今このように冷静に考えてみると、当社の方が成長性について、具体的にイメージが出来ます。
かつリスクも低いということから考えると、
センスのない意思決定をしているなと自分が残念ですが、
済んだことは仕方ありません。
高い利益率を確保しており、
ここから下方側のリスクは極めて少ないと感じていることもあり、
大変魅力的な銘柄だなと感じます。
水準的に税金の特殊性があるとはいえ、
PER水準で10倍台前半で買えるといいのですが、
今のように好況状態だとどうしてもそこまでは落ちてきてくれないですよね。
この記事へのコメント
銘柄診断していただいたラクーンが一時ストップ高しました。ところで日本BS 放送高値からの調整で今日参戦しました。
2015/02/26(木) 22:26 | URL | 銘柄診断希望 #-[ 編集]
>銘柄診断希望さん
ラクーンは決算もさることながら、
自己株買いが評価されたのでしょうかね。
S高までいくとは思いませんでしたが、
堅調な推移となりよかったですね。
日本BS放送は私も今日買付を行いました。
といっても100株しか買えませんでしたが・・・。
いつも銘柄診断希望さんが参戦すると好調なようですから、
目先とりあえず評価されることを期待しておきたいと思います。
ラクーンは決算もさることながら、
自己株買いが評価されたのでしょうかね。
S高までいくとは思いませんでしたが、
堅調な推移となりよかったですね。
日本BS放送は私も今日買付を行いました。
といっても100株しか買えませんでしたが・・・。
いつも銘柄診断希望さんが参戦すると好調なようですから、
目先とりあえず評価されることを期待しておきたいと思います。
2015/02/26(木) 22:54 | URL | まるのん #-[ 編集]
ラクーンはストップ高剥がれたので一旦手放しましたよ。バイアンドホールドだけじゃ儲かりませんから。いろいろな銘柄挙げましたが分析ありがとうございました。しかし一度も買っては頂けませんでした(笑)
2015/02/27(金) 00:05 | URL | 銘柄診断希望 #-[ 編集]
>銘柄診断希望さん
こんばんは、銘柄診断希望さん。
ラクーンはよいタイミングで利益確定されたようですね。
こういう短期での売買は私には全くセンスがないので、
素直に羨ましいです。
資金効率も高まりますし、リスクを長期で取らなくて済みますから、
このような手法に自信が持てれば私もチャレンジしてみたい衝動に駆られます。
ただ、やはり今は苦境だからこそ、
敢えてブレない姿勢を大事にしたいとも思っています。
ご紹介頂いた銘柄は私も一応推移はモニタリングしている銘柄もあります。
今後もまたよい銘柄がありましたら、教えて頂ければと思います。
こんばんは、銘柄診断希望さん。
ラクーンはよいタイミングで利益確定されたようですね。
こういう短期での売買は私には全くセンスがないので、
素直に羨ましいです。
資金効率も高まりますし、リスクを長期で取らなくて済みますから、
このような手法に自信が持てれば私もチャレンジしてみたい衝動に駆られます。
ただ、やはり今は苦境だからこそ、
敢えてブレない姿勢を大事にしたいとも思っています。
ご紹介頂いた銘柄は私も一応推移はモニタリングしている銘柄もあります。
今後もまたよい銘柄がありましたら、教えて頂ければと思います。
2015/02/28(土) 02:09 | URL | まるのん #-[ 編集]
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