投資方針に忠実に退屈な投資で資産形成


1.パフォーマンス
まるのんPFは年初来で +0.4% となりました。
前週比は ▲0.8% で推移しました。

20180817_パフォーマンス推移表


2.全体所感

株価の値動きなんて気にせず、
長期的な企業の価値向上を期待して、
ゆっくりとでもその恩恵に授かりたい、
そんなことを考えて、日々の騰落へ意識を奪われないよう努めています。

こういう時だからこそ変化に対応する機敏さが必要なんだとか、
ずっと先の将来への期待なんて儚いものだよとか、
やはり株価はその時々の人気投票なんだからモメンタムを意識しないととか、
様々な違う価値観からありがたいご指摘の声もあろうかと認識しています。
これはとてもありがたいことで色々な異論をぜひお寄せ頂きたいのですが、
それをありがたく拝聴しつつ、自分のスタンスを曲げずにやることが、
投資家としての自分らしさであるとも考えています。

といいながらも、資産が日々減っていく中でそろそろ反発して欲しいなと思ったり、
あるいは、せっかく下落するなら、自分が設定した指値まで下がってきてくれたらいいなと
都合のよいことを考えたりと、その狭間で煩悩に支配されるわけです(笑)。

まだまだ株価の日々の動きに対して敏感である辺りが、
以前に比べればだいぶ鈍感力は身についたとはいえ、
「覚悟」が足りないなと思い知った、今日この頃です。


私の自己完結の話はさておき、すぽさんの記事でこういった相場変動への受け止め方として、
「娘と老婆」のトリックアートを引用し、
自分にとって合理性の下で前向きに受け止めることへの提言がなされています。





まさにこのトリックアートのようにひとつの状況(作品)も、
自分のメンタルを含めた先入観によって、
どう行動する(見える)のかが変わってくるものだな、と改めて実感した所です。
状況に対して2面性を下に、自分が取るべき言動へ示唆を与えて下さる内容で、
自分も自分にとってどう行動すべきかをよく考えて、
合理的に対応していきたいものだなと思いました。


全体相場といいながら、それを受けた自分自身の受け止め方の話になってしまいましたが、
相場のことは相変わらずよくわかりません(笑)。
トルコが云々とか、それを背景に欧州への飛び火がどうとか、
一方で米中の問題など相変わらず不安を煽るばかりの状況です。

相場をみていると、まずマザーズがだいぶ落ちてきていることに目が留まります。
今年の高値から数ヶ月で3割目減りしています。
たいしたことはないと評する玄人もおられそうですが、
素人の私からすると3割目減りすることへのボラティリティの大きさに驚きます。

それから相対的に日経平均はだいぶ強い気がしています。
この理由(採用銘柄の中で牽引役でもいるんですかね)は調べてないですし、
調べるモチベーションもないのですが、
対TOPIXでみても日経平均が強いようです。
偶然なのかもしれませんが、相対的に外部環境の変化に対応しきれない
中小型の会社から影響が出始めていて(織り込みが始まり)、
大型の会社はまだその織り込みまではきていないということなのでしょうか。
こういったトレンドフォローは全くわからないし、
もっともらしいアナリストの解説も聞き流してしまうので意識していないのですが、
週次で数値を眺めていてふと気がついたものですから。



3.ポートフォリオ

本日時点のポートフォリオ内訳は以下の通りです。

20180817_ポートフォリオ内訳


全体がよく下がっているので、あまり変化がないですね。
ステップを買い増ししているため、PF順位が2位に上がっています。
ステップのような守りの会社が2位まであがってくるというのも複雑な心境です。


保有銘柄の週間騰落は以下の通りです。
20180817_保有銘柄一覧(週間騰落)


アイドマMCはどこまで下がるんですかね(笑)。
先週の買い増しとか本当に下手くそですね。
特にPF下位が下落がきつめですかね。



保有銘柄の各指標は以下の通りです。

20180817_保有銘柄一覧(指標)

ポートフォリオPER14.2倍まで下がってきています。
冷静に考えると私の目標利回りからすれば、
そんなに割安な状況でもないですが、現金比率目安は31%となりますので、
やや現金が厚い状況です。



4.個別銘柄トピックス

保有銘柄の中で、
個別にトピックスがある銘柄について、コメントを残しています。

さすがにお盆週なので、リリースも少ないですね。


■エイジア
自己株買い、消却、そしてEC事業のMAを発表しています。
自己買いと消却はまぁ利益還元の一種と捉えておきますが、
この株価水準は会社としては安いと思っているということですかね。
私の指値を嘲笑うように今日は上昇してしまいました(たられば)。
MAについては、IRお電話していますが、
タイミングが合わず来週に持ち越しになってしまいました。
在庫管理のプラットフォームの事業(FULLKAITEN)ではなく、
EC事業そのものを買うということで、
領域も子供服ということで財務諸表(といっても概算)をみても
特徴もありません。
なんでこういう買収になったのか関心があります。
日経新聞の記事だと、EC事業のノウハウ獲得のためとありますが、
今更感もありますし、なんでいきなりMAするのかということもあります。
FULLKAITENは広く小売EC事業に活用ができそうで、
こちらの買収であればわかるのですけどね。
こちらの事業は最近もユナイテッドやVCなどから資金調達をしており、
育成中であることが伺えます。であればここへの出資や提携でもよかったと思うのですが、
色々大人の事情があるのかもしれません。
IRへお電話しても真意はわからないと思いますが、
これまでの提携とか商品バージョンアップなどのリリースとは毛色が違いますからね。

■Hamee
商品レコメンドAIのβ版がリリースされ、トライアル企業の募集も同時にされました。
場中のリリースでしたが、株価は動きませんでしたね。
前日比マイナスですか・・・。
これはAI活用が一歩前に進んだ大きな一歩だと思います。
しかもα版で自社サイトで一定の効果が発現しているというのもいいですね。
もちろん、それが費用対効果でペイできる水準なのかが大切なわけですけどね。
しかし、自社でEC事業を運営している強みが生かされ、
ユーザー目線での開発がなされているであろうことは、とても期待が持てます。
一方で自社の色が強すぎて、自社特化の運用に沿ったUI設計とかですと、
必ずしも万人受けするわけではなく、逆にクセが多いことにもなりやすいので、
その意味もあってトライアルを募り、本格リリースに向けてフェージングしているのは、
いい進め方だと思います。
思い返せば2016年2月、ネクストエンジンAIラボが設立され、
そこから2年半で開発、自社実証実験を経て、
このような形でひとつの歩みをみられたのは嬉しいことです。
特にこのリリースで今後の見通しが変わるものではなく、
規定路線かと思いますが、見守っていきたいと思います。



5.資産状況

資産の状況は以下の通りです。

20180817_資産残高推移表


特にコメントはありません。


6.雑記

今週は久々に夏の夜空に舞う花火の写真を
サブブログの方へUPしたので、
そのご紹介でもしようと思っていました。 → こちら

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ですが、個人的に心を動かされたのは
ボランティアの尾畠さんの件で、これは書かずにはいられません。
山口で行方がわからなくなった2歳児を孤軍奮闘で捜索し発見したニュースです。
当然、この美談に感動したという賛辞の気持ちは私も人並みに感じて、
子を持つ親として、本当によかったと涙が出る気持ちで見守りました。


それで、この尾畠さんが如何にすばらしい功績を残された方かだとか、
今回の活躍を賞賛してもよいのですが(もちろんそういう気持ちでいっぱいですが)、
私が一番関心を持ったのは、
尾畠さんがどうしてここまで強い信念を抱けるのかという事です。

ボランティアの精神で食事や風呂の提供も一切受けないという美談も紹介されてますが、
ここにも自分の強い信念があります。
そもそも様々な被災地や捜索地に赴き孤軍奮闘で役に立ちたい、喜ばれたいという
モチベーションがどこからきているのか、
心が荒んでいる私にはとても学ぶべき所があるなと思ったのです。

私は投資家として自らの信念を築き、それを頑なに貫こうと日々やっていますが、
冒頭にも書いたとおり、様々な煩悩に苛まれています。
父としてもサラリーマンとしても平凡で拘りはあっても信念とまでいえる
一貫したものもありません。

尾畠さんのことは報道を通してしか見聞きしていないので、
どこまでが真実で、ご自身のお考えなのかわかりません。
ただ私が感じた異様なまでの使命感と信念の深さはどう育まれて、
どう日々の中で行動を起こさせているのか、とても興味を持ちました。

自分がなすべきことを65歳になった後にもまた見出し、
そこに強い信念を抱き行動できる、その姿を見て、
人並みではありますが、私もそんな風な人になりたいなと思いました。

「自己完結するのが真のボランティア」
「学歴も何もない自分がここまでやってこられた。社会に恩返ししたい」
「かけた情けは水に流せ、受けた恩は石に刻め。人の命は地球より重い」

こんな自分なりの信念はどこで抱き、どう自分の中に真に刻み、
そして行動できるのか、学びを得たいなと思いました。

きっとそれはとにかくやってみること、
モチベーションがあり行動すれば変わるということなのかもしれません。
ただ、そう容易いことではないと思うのです。

よく投資家として、お金をどう使うかも大切な素養と伺うことがあります。
稼いだお金を、自分のため、社会のためにどう還元するのかという大切さは
まだまだ資産は少ないですが私も感じているところです。
ただ、お金だけではなくもっと根底の信念や使命感といったところに、
アイデンティティを求めていくべきなんだろうと思いました。

投資家として相場が軟調で資産が減ったと嘆いて、
そこからなんとか経験を積み投資家として頑張るんだというのは当然、
日常の営みとしては大切ですし、その積み重ねを否定するものではありません。
しかし自分のアイデンティティを改めて見つめ、
自分の広義的な使命や信念について改めて考えてみたいなと思いました。

それにしても、本当に助かってよかったです。


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【決算精査】 2475_WDBホールディングス(19年3月期_4Q決算)

■銘柄分析シート(表紙)
PDFファイルリンク

■銘柄分析シート(詳細)
PDFファイルリンク


1.サマリ
総合評価:「3」 (☆☆★★★)
※総合評価は5がポジティブ、3がニュートラル(想定通り)、1がネガティブの5段階レーティング

2桁の増収増益の決算で非常に好調です。
純利益で前期に計上した固定資産売却益による特別利益が剥落しており、
減益となっていますが、これも業績予想にはもちろん織り込み済みですし、
特段問題があるものではありません。
純利益が落ちると、EPSが落ちるので指標面での見た目も
あまりよろしくありませんが、
経常利益までが順調に伸長しており、中身も順調のため問題ないと認識しています。

決算短信の記載もミニマム記載であまり論点がありませんが、
MAをしたCRO事業のメドファイルズ社も順調のようで、
かつ先日の事業説明会で見聞きした情報でも、
適度な距離感で管理と委譲のバランスを取っており、
きめ細かく経営をされている印象を受けています。

決算の内容は、数値を見ると利益項目がやや上振れしている印象もありますが、
全体としては既定路線の範囲内だと思います。
総合評価は「3」(想定通り)です。



2.定量数値の確認


(1)売上・利益の状況

■売上-粗利率
2475_WDBHD(19年3月期_1Q単計)売上-粗利推移

売上の伸びも順調ですが、粗利率も過去最高を更新し、25.8%となっています。
前4Qの粗利率の落ち込みは特別賞与のためですから特異的なものになっています。
順調の一言です。


■販管費
2475_WDBHD(19年3月期_1Q単計)販管費推移

販管費の動向も適正な範囲で推移しており、売上の伸長に伴い、
過去最低水準となっています。(前期3Qが最低でした)
こちらも研修体制などを整えている中で、
相応の販管費支出をしているものと思いますが、
うまく売上全体の増加に沿ってコントロールされている印象です。


■純利益-EPS
2475_WDBHD(19年3月期_1Q単計)純利益-EPS推移

前期に特別利益の計上がありました。
この特殊要因を除くと、税引き前純利益は1,017百万円となります。
今期が1,274百万円ですから伸長率は25.3%となっておりやはり問題ありません。



(2)今期予想について

上期計画から逆算して2Q単のハードルを確認しておきます。

売上    : 10,331百万円
営業利益 : 1,001百万円(利益率:9.7%)

前期の2Q単の実績は以下の通りです。

売上    : 9,428百万円
営業利益 : 1,085百万円(利益率:11.5%)

というわけで9.6%の増収、7.7%の減益ということになります。


売上の1Qの伸長の背景にはMAの寄与もあり、
また同社の売上構造の多くが安定的な要素でもあるので、
1Q→2Qで伸長率が大きく変わるようなこともないと思います。

となると、1Q程ではないにしても10%超程度の増収は可能かなという感覚で、
売上は10,500百万円で利益率も12%程度とみると1,260百万円位かなと思います。
すると、上期着地としては、
売上20,800百万円、営業利益2,520百万円くらいではないでしょうか。
期を追うごとに少しずつ積み上がっていくことは未考慮ですので、
やや保守的なものかもしれません。

計画に対しては、売上はほぼ計画通り、営業利益で12%程度の上振れで、
修正基準にはいかないため、修正はもちろんなしです。
(基準内であれば修正はしない会社の印象です、というか会社方針ですね(笑))

ただ、当然スポット案件の影響や施策的な要素もあるので、
この皮算用は所詮は皮算用ですけどね。


3.定性情報の確認

直近の事も含めて、事業説明会の記事で色々書いたので、
ここでは割愛します。







4.その他情報の確認


(1)株価推移の状況

2475_WDBHD(19年3月期_1Q単)株価推移


株価は高いですね。
気持ち的にはもっともっと買いたいのですけど、
さすがに、ですね(笑)。


(2)IR照会の状況

今回は照会をしていません。
特段懸念点も確認点もありませんでした。



5.さいごに

とりあえず、週末のうちにUPしようと書いたのですが、
あまり論点のない決算で、退屈な記事になりました。(いつもですね。)
まぁこういう決算の方がいいんですけどね。

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