十分な教育資金と老後資金のために

混沌としている指令室から、
耳を疑う言葉が聞こえてきます。

「上り線からの救済プランを凍結し、今から復旧プランへ切り替える」

「復旧には1時間程度を要し、1時間後を目途に下り線の運転再開を目指す」


えぇっ?ですよね。

京都の宿、取っちゃったよぉ~
てか、ホントに一時間で終わるの?
復旧には「相当な時間」を要するって言ってたし。
相当な時間というのはこういったケースでは
もう終日諦めてね、に等しい惨状であると言ってるようなものなので、
にわかには信じられませんね。

信じるか信じないかはあなた次第、
って都市伝説をやってる場合ではないので、
とりあえず東横イングループに電話です。

すみませんが、JRのプランが変わり、
京都には行かれなくなりましたと。
その時は必死だったので気が付かなかったのですが、
当事者ではないフロントの方からすると、
状況は話してたとはいえ、
訳がわからなかったろうなと思います。
もちろん、キャンセル料は不要です、
気を付けてご旅行下さいと言われ嬉しかったですね。
(どう気を付ければいいのかとか、私はもはやどこに旅行してるのかって
ひねくれた思いなんて微塵も頭を過りませんでした(笑))
周りの方もそれぞれ電話をかけて謝罪しています。
この日は京都の宿も大変だったと思います。
というかたまたま梅雨時の平日閑散期で良かったですよね。
当日予約がまだ残ってましたからね。


そしてこのプラン発動により今度は新大阪で
運転打ち切りが濃厚とのことで、
大阪の宿を取る必要があります。
新大阪近辺は既に満室なので少し離れたどこでもいいやと
ネットで取ってた上で電話します。
同じように仮に来れなくてもキャンセル料は不要ですと案内を受けます。
やはり親切です。嬉しいですね。
ちなみにこちらはアパホテルグループです。
そういえば代官山でランチしてた時に、
あのアパのおばちゃん御一行が隣のテーブルにきて、
メニューにないサンマ定食をごり押しで注文し、
モリモリ食べてて驚いたな~なんて思いながら、
そのような弾力的な対応に感謝ですね。


指令からの通達で運転再開目途は0:50と案内がありました。
一連のやり取りをずっと聞いていて、
始めて、「運転再開」というポジティブな言葉を聞くことが出来ました。

しかし、復旧作業の状況次第ではさらに運転再開が遅れる場合もあります、
と絶望感満載の指令からの通達とセットです。

本当に0:50に運転再開できるの?と。

一本先ののぞみ49号と私の乗るのぞみ51号のみ
今後の運転計画が示されません。

「53A(のぞみ53号で私の一本後発)以降は京都駅で運転打ち切り」

と指令室。


車掌さんと共に51Aは(私の乗るのぞみ51号のことです)どうなっちゃうんすかね、
と盛り上がります。


車掌さんが指令に何度も51A運転計画は?新大阪打ち切りでいいですか?と聞いても、
明確な回答がありません。

え?もしかして、博多までいくの?
というか現時点で運休決定はしていないとのことです。
既に新大阪手前で0時を過ぎています。
博多まで運転ってもう朝ですよね。


復旧作業中定期的に復旧現場から無線が入ります。

「0:10現在、なお復旧作業中です。運転再開は0時50分、
状況次第で遅れることもあります」

「0:20現在、なお、(以下同文)」

「0:30現在、なお、(以下同文)」

無線が入る音が鳴るたびに、
おっ、復旧したか!? → 残念~という繰り返しで、
なんか絶望の中でもちょっと楽しめます。

0:40が近づくと、
そろそろ「最終的な安全確認を行っています」が欲しいですよねと
車掌さんやその場に居合わせた乗客同士で盛り上がります。
たいしたことではないんですが、盛り上がります。

リンリンリン(無線着電)の音がちょっと大きな音だった気がして、
期待感が高まります。

「0:40現在、なお、(以下同文)」

げぇぇぇ~まだやってるの!?

そして

「0:50現在、なお復旧作業中で、、、」

まじか。。。


もう絶望ですよ、車掌室(笑)。


パーサーの女性の表情にもぐったり感が見えています。
いよいよ非常用の飲料水が残り2本になったと報告があがり、
それを指令に報告しています。

というか、そんな報告を待ってないで、
指令なり本社なりから、
車ででも救援物資を我々に早々に届ければいいのにと
苛立ちも覚えます。


「0時54分、復旧が終了し、順次運転再開」

ようやくです、ようやくこの時が来ました。

車内に電気が戻り、こんなにも嬉しい気持ちになるものかと思います。

そして同時に51Aは博多まで運転が決定します。

つまり私も姫路に行けることになります。

大阪のアパホテルに電話です(笑)。
既に1時を過ぎてます。非常識ですが仕方ありません。
あのおばちゃんの顔を頭に思い浮かべて、
心の中で謝罪をしながら、
フロントの元気のいい女性フロント係には
丁重に謝罪を申し入れ事なきを得ます。

と同時にJTBにも連絡をして、
姫路のホテルのキャンセルを復帰してもらうことになりました。

席へ戻ったのは新大阪着線と同時位でした。
その時には既にあの美女はデッキからホームに出ていかれたようでした。
お別れの挨拶も出来ずに美女とはここでお別れです。
というか別に挨拶なんて気持ち悪いし、
交わしたとしても、お疲れ様でした~位なので、
何もここからは生まれませんし、
生もうとも思ってません(ホントですよ~)。
これでよかったのです(なにが(笑)?)
楽しいひとときをありがとうございました。

思えば、東京で電車に乗る前に美女に心を時めかせて
浮かれていたのがずっと前のようです。
そんな浮かれた気持ちは一連の停電というあまりに大きな災いに、
冷や水を浴びることになったわけですが、
それくらいの方がちょうど良いのです。


新大阪を出発してからは快走です。
周囲の乗客もまばらになったため、
ここでいよいよ焼肉弁当オープンです(笑)。
何もためらうことはありません。
そうとなれば空腹に支配された私は
行儀よく弁当の袋なんて扱えません。
ビリビリ包装紙を破り、
いよいよ黒毛和牛様とご対面です。

自然と一口が大きくなり、
途中で胸につかえます(笑)
お茶を流し込んでもなかなか解消されずに焦ります。
しかもそんなことをしてる間に、
新神戸に着きます。
姫路は次ですからね。
今度は弁当をかっこまなきゃいけない事態になり、
結局あまりに味わうことも出来ずに満腹を目的に
消化していきます。
しかし、さすがは黒毛和牛。
なんだかとてもおいしいです。

新神戸を発車すると、
当該列車はのぞみ号ですが、西明石にも臨時停車する旨、
案内が入ります。
その後も相生など通過予定駅すべてに停車するようです。
博多着は4時を過ぎるようですね。


新大阪から西はJR西日本管内ですからスタッフも変わります。
私はグリーン車に乗っていますので、
JR西日本のおしぼりがもらえるのですが、
こんな時間から乗務開始する女性スタッフの方、
本当にお疲れ様ですよ、ですよね。
そういえば、JR西日本の女性の制服はなんだか素敵になりましたね。

男性スタッフも電車遅延のお詫びを重ねていますが、
いやーあなたも完全に巻き込まれていますし気の毒です。

しかもワゴン販売は岡山から再開しますってアナウンスです。
いやーなんだかすごい事態ですね。


DSC_0036.jpg



姫路に到着したのは2時です。
実に6時間以上の遅延をもって到着です。
もちろん姫路城のライトアップ(24時まで)も終了しています。
静まり返った駅に下車客が失笑と共に降り立ちます。
私も改めて東京駅から乗車してからの各シーンが走馬灯のように思い出されます。

あのJR東海の車掌さんは良い人でした。
指令が右往左往して決められず現場を混乱させる中で、
的確に乗客の対応や指令への状況報告を訴えかけ続けていました。
現場だからこそわかる現場の緊迫ぶりを指令に伝えて支援を要請しているわけですが、
なかなか思うように支援を受けられない。
そんな状況に今後のJR東海の対応をよりよくするための変革に
意欲を示していました。若い方でしたが、頑張って欲しいですね。

間違ってもこんな人に、罵声を浴びせる側にはなりたくないものです。


姫路駅について、切符に遅延証明をもらい、
ようやく外に出ます。もうクタクタですが、結果オーライでしょうか。
穴子と姫路城にありつけなかったのは残念ですが、
タクシーを捕まえてホテルへ向かいます。

タクシーの運転手に苦労話を話し、
ホテルのフロントでも同じように大変でしたよ~と
急に人に話したくなるんですよね。

ホテルに着いて、ベッドに横たわったのは3:30です。
株主総会に出るために来たのと、
朝食付きプランだったので、起床は7時です。
なのですぐに寝なければなりませんが、
これが不思議と眠りにつけないんですよね。
体は疲れているはずなのに、気持ちが高揚しているせいか、
すっと眠れません。


しかし、朝の目覚めはとても良かったです。
この歳になっても、一晩位、睡眠が少なくても
なんとかなるもんですね。
朝のニュースで昨日の騒ぎがニュースになっています。

おおっ、この空撮映像は、私が乗っていた新幹線でしょうか。

DSC_0038.jpg DSC_0037.jpg



朝食会場では姫路のご当地グルメのアーモンドバターを塗ったパンを焼き、
姫路おでんで生醤油をかけて食します。
平和な朝食を食べていると昨日の出来事が嘘のようです。
穴子は食べられなかったけど、
アーモンドトーストが食べられてよかったです。

もちろん帰りにお土産としてアーモンドバターを購入して帰りました。



■今回の教訓(電車のこと)

・架線断線による停電は過酷
 (時間的に空調やトイレ使用不可によるストレスなど)

・飲み物や食べ物は少し余裕を持って乗車する
 (気分が悪い人に優先して飲料水が配布され、一般人には配布なし)

・トイレは小まめにいっておく
 (急に停電になるとトイレ使用不可になる)

・満線状態の解消は回復が遅い

・車内販売は速攻売り切れる
 (本当に必要なら、早めに行動しないと何も買えない)

・ずっと座ったままでいない
 (時間が長く感じるし、エコノミー症候群のようになりがち、
 実際体にしびれを訴えるような人が続出した)

・今回の架線断線の根本原因は不明
 (ということはまた断線することもある?対策は?と不安。)


■今回の教訓(心の持ちよう)

・絶望感を感じたら誰かと話す。
 同じ境遇の人と、参りましたね~と話すだけで心強くなれる

・状況に腹を立てても、人に腹を立てない
 (停電という状況に腹を立てたとしても、その怒りを駅員など
 人に向けてはならない。向けても何も得られない・変わらない)

・リクエストは的を絞る
 (状況打開にあれもこれもとリクエストをしても伝わらない。
 緊急時ほど、本当に大事なことにフォーカスしてリクエストを出す)

・性善説に立った対応を取る
 (緊急時に誰しもがストレスを溜めている時だからこそ、
 性善説になって、建設的な立場で行動するようにすることが大事)

・大きな組織の意思決定は曖昧
 (組織が大きい場合の意思決定は往々にして儚く移ろいやすいもの
 その認識に立って、必要なリスクヘッジは自ら対処する)


■参考
 JR東海 リリース → PDFファイル

ながらく、お付き合い下さりありがとうございます。
完全なる自己満足のために読み返さず
書き殴ったので、読みにくい点はお許しください。

終わり。


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前記事の続編です。
なお、株式投資には全く関係ありませんので、ご了承下さいませ。

京都駅を出たのぞみ51号は一気に最高速度で快走します。
新大阪駅満線も解消したのかな、よかったよかった。
ここで、隣の美女が荷物の整理を始めたので、
どうやら目的地は新大阪のようだと悟りました。
いよいよお別れか~と。
同時に焼肉弁当まもなくオープン決定です。
(オープンなんて出来ない状況にまもなく陥ります(笑))

新大阪が近づいて快走してましたが、
やはり満線が影響してるのか徐々に速度が落ちてきます。

大丈夫、まぁ一時間くらいの遅延は想定済みだし、
ゆっくりとでも進んでくれればいいのだよ、
とまだ精神的にも余裕です。


高槻付近でいよいよ新幹線は止まってしまいました。

新大阪駅のホーム空き待ちですとアナウンスです。
現在、京都-新大阪間に10本が在線しているとのことです。
よくわかりませんが、感覚的に完全に詰まり過ぎだなと。

10分が過ぎても動きません。
そして20分が過ぎた頃でしょうか。
とうとうというかいよいよというか、
車内の電気が一斉に消えてしまいました。
(これが悪夢の始まりですね)
非常灯があるので、真っ暗にはなりませんが、
空調も止まり一気に不安な空気となります。

車内アナウンスも、現在新神戸-京都間で停電が発生していますの
一転張りのアナウンスです。
原因調査中ですのまま時間が過ぎていきます。
結局10分が超えて20時を過ぎた頃、送電が復旧しました。

電気が付くと、おぉぉ~と車内から拍手こそ起きないものの、
安堵の声が聞かれます。
さぁ新大阪に向けて発車してもらおうではありませんか。
もう大雨の天候不安に加えて、
停電発生は災難だな~と思いつつ、
もうこれで悲劇は終わったものと、
大いなる勘違いをしてしまいます(笑)。


そう、再び前向きになった気持ちを再び踏みつぶすように、
また電気が落ちてしまうのです。
再び停電となっています、とアナウンスがあり、
空調や注水が止まるため、喫煙所とトイレは使用不可と
何度もアナウンスが流れます。

今度は長い停電です。
記憶が定かでありませんが、
相当時間停電し、
またその中で、架線断線の見込みとの一報があり、
「復旧には相当時間を要する」と案内が入ります。

既に想定してた一時間遅延の域に達していたため、
ここから先は完全に想定外です。

ツイッターやネットニュースを見ると、
この頃には、世間の騒ぎが大きくなっていることがわかります。
外にはヘリコプターが舞い、
今頃NHKニュースとかで中継されているいるのかな、
そんな当事者にまさか自分がなるとはと不思議な感覚です。

とりあえず、椅子に座っていても退屈ですし、
8号車の車掌室へ行ってみることにします。

すると途中で車内販売クルーご一行に群がる
乗客達が食べ物を求める光景に出くわしました。

既に弁当は売り切れでツマミしかないとの事で、
みんながバタピーやさきいかを欲しています。
私には焼肉弁当があるので、
とりあえず飲み物を追加で確保します。
この様相から、既に皆さん相当の覚悟ができているようでした。
群衆心理というのを目の当たりにして、
人は変わるものなのだな~と妙に冷静にその場をやり過ごし、
車掌室に向かいます。

車掌室が近づくと、けたたましく激怒している客がいます。
「こんなことなら京都で降りておけばよかったよぉ!
新快速ならもうとっくに大阪に着いている。
どうしてくれるんだ。
なぜ電車が詰まっていることがわかっていたのに、
京都で在来線へ案内しなかったのか、怠慢だあぁ!!!」と。

だいたい50歳から60歳位のおじさんが一番タチ悪いんですよね。
そこでそれをシャウトしてどうする?
延々と同じループの主張を繰り返しても
何も状況は変わりません。
しかもそもそも電車が詰まっていたことと、
停電には因果関係はなかろうに。
京都で停電になるかもしれないことがわかっていたら、
そりゃさすがに案内したろうし、
そもそも京都で運転打ち切りでしょう。

指令から様々な情報がやり取りされている中での情報整理から
車内の具合の悪い方の対応など様々な対応に追われている中ですから、
このようなクレーマー対応は煩わしいかと思います。

そんな罵声の横で指令のやり取りを聞いていると、
これがなかなか興味深いんですね。
様々な可能性についての検討状況がやり取りされています。

そもそもどれ位の損傷が起こっているのかとか、
それが復旧するのはどの程度を要するのか、
ではそれを踏まえてどう救済するのかとか様々な情報は
聞いているだけで臨場感に溢れています。
少なくても先行きが全く分からない状況で、
自席で悶々としているのは精神的にも辛いですし、
何も手につかないですよね。
そもそも暗い時に四季報なんて読めないし、
さすがに銘柄発掘どころではありません(笑)。

現場も指令もかなり混乱しています。
私個人としては、とりあえず一番有力そうな
上り線を使って京都まで戻してもらう案を早く意思決定して欲しいな、
と思っていました。
早く京都に戻れれば、まだ在来線でリベンジ出来るかもしれません。
思えばすでに時間も22時に近くなってきて、
在来線リベンジによる姫路到着も
危ぶまれる状況となっています。


仮に運転再開しても新大阪打ち止めでしょうし、
現在準備を進めている京都へ戻す作業も先行列車から準備対応しているようで、
1編成の客を全て上り線につけた車両に移すのも容易ではありません。
車いすが必要な方の対処や体調を崩されている方のサポートなど、
とても時間を要することは容易に想像できますからね。

実際、車掌さんとも話をしていたのですが、
この京都救済案も相応の時間を要するし、
負担も大きいので悩ましいですね~なんて話をしていました。

この頃になると何人か車掌室近辺で様子をみている
野次馬客が私を含めて3、4人で談笑していました。
不思議と一体感のようなものが生まれるんですよね。
その中で、京都から乗って、新大阪で下車予定という
1区間の方もおられました。これは本当にお気の毒ですよね。
身の上話で盛り上がり、親近感が醸成されるものです。


停電を繰り返す車内で自席でストレスを溜めるより、
人と話していると落ち着くし安心するんですよね。
遭難した時に励まし合いが大事というのはよくわかります。
多くの乗客は目を閉じ寝るわけでもない状態で、
じっとしているのはつらいことだと思います。


途中で一度飲み物を取りにいこうと、自席に戻ります。
車内には情報がほとんど流れていないためか、
この後どうなってしまうのかというわからない恐怖のような
微妙な空気になっています。
ほとんどの人が疲労困憊で暑く空気のよどんだ中でぐったりしています。
しかし暴れたりする人もおらず、冷静に皆さん過ごされています。
日本人は本当に規律正しいんだなぁと思います。
自席に戻ると、そういえば美女がいたんだったと思いだし、
一旦席に座り飲み物を喉に通します。

焼肉弁当がフックにかかったままです。
そういえばお腹がすきました。
先程の車内販売は全て群がる客により、ちくわ一本ありません。
すべて売り切れのアナウンスもそういえばかなり前に流れてました。
そんな状況なので、ここでおもむろに焼肉弁当を空けて食べるのは、
美女の視線云々ではない別の次元の躊躇いを感じ、
結局ここで食べるのを諦めました。
焼肉のにおいをプンプンさせながら、
この状況で自分だけ焼肉弁当を
食べているわけにもいかないですからね(笑)。

連れの女性と2人で今後どうなってしまうんだろうなどと、
会話をしていたので、
「どうやら今、京都に戻す作業中らしいですよ~」
なんて、こちらから会話を持ちかけてみました。
私としてかなり勇気を絞ったつもりです(笑)。
四季報を読んでいたらどう思われるだろうとか、
弁当を出すタイミングを図っていた臆病さからみれば、
人が変わったようですよね。

新大阪から救済用の上り線が準備中だったので、
まだ当面時間を要しそうですよ~なんて会話をしたら、
情報提供に感謝をしてもらえて、
なんかちょっといい事をした気分になって、
よかったです(本質的に何も状況は変えられてないのですが)。

ここまでに何度か状況を報告するため、
JTBに電話を入れていましたが、
京都への救済が進んでいる中で、
姫路の宿泊キャンセルや、
京都の宿泊施設の自己手配などを進めます。
京都の宿泊施設には一応電話を入れて、
そもそもその先がどうなるかわからない旨も伝えると、
もし来られないというケースになってもキャンセル料は要りませんので、
気を付けていらしてください~なんて言われて、
やさしさに嬉しくなりましたよ。
東横イングループです(笑)。

車掌室で救済用の上り線の電車番号が決まりました。
あとはその電車が新大阪を出発してくれれば、
いよいよ救済に向けて一歩前進です。
この時点で23時位だったと記憶しています。
今か今かと車掌室の運行状況を示す画面を皆で見つめて、
なかなか動き出さない上り救済列車のマークを見て、
焦らされタイムです。
暫くの時間が経ったとき、
ようやく救済電車が出発したのを車掌室の画面上で確認した時は、
車掌さんや居合わせた野次馬客皆でガッツポーズです。
刻々と変わるその救済列車の位置情報から
徐々に自分の車両に近づいてくるのがわかるわけです。
車内アナウンスで、荷物を纏めることと、
お手伝いをしてくれる方への協力者要請が流れます。
と同時に乗客の体力も限界で、体調を崩されている方へ
非常用の水が配布されたりしています。
また、トイレも長時間使えないことから、
非常用のトイレが11号車の多目的室で運用開始されました。
とはいえ、救済用電車がこちらに向かい、いよいよ解放されると
期待感も大きくなっています。

いよいよ救済用電車が間近に迫ったその時です。
指令から耳を疑う言葉が聞こえてきます。


続く。

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