投資方針に忠実に退屈な投資で資産形成


パーソナルな対応に秀でた活動には好感が持てます。
株式投資においてあまり意識していなかったのですが、
振り返ってみると銘柄を見つめる時に、
観点として無意識ではありますが考慮している気がします。
(もちろん、全てがパーソナル特化というわけではないのですが)


週末に株の勉強会に行かず(笑)、お花畑で写真撮影へ出掛けていたのですが、
そこでお写真撮りますよというサービスをやっていたのです。
少し興味があってその様子を眺めていました。

観光地でよくあるやつですが、
ベストポジションであなたのカメラでシャッター切りますという呼び込みです。
じつはその後に、プロのカメラでも撮影をして、
気の利いたフレームに収まったプライスレスな写真が
リアルタイムでディスプレイに映し出されるわけです。
そして巧みな営業トークで写真購入を促すというやつです。
1枚1000円程度の写真は原価を考えると明らかにボッ〇くりなわけですが、
驚くことに7割強位の方が購入されていくのです。
こういう類のサービスは、自分のカメラで撮ってもらったし、
普通は買われないのが常だと思っていましたから、
その高い購入率に驚いたのと、なぜだろうと益々過ぎ行く人間観察を続けていきました。

一人で三脚担いでいるおじさんは奇異ですが、その光景を冷静にみていたこともあり、
よく買うなーと最初は思っていたのですが、
そこで満足して幸せそうに写真を大事に鞄に入れて過ぎ去っていく方々をみていて、
変に納得感を得てしまいました。

まずカメラマンの方が優秀で、初々しいカップルにはそのお花の中でベストと思える
ポージングを指南し、インバウンドのハイテンションのご一向には派手なポージングを促して、
熟練夫婦には控え目でありながら立ち位置や手のさりげない配置まで、
気の利いた指示を出しているのです。
写真スタジオほどではありませんが、そこに出くわす個々の状況に、
適正に気を利かせて撮影をしているのです。

ですから、スマホやコンデジで撮ってもらった写真とはまるで異なる「作品」が
そのディスプレイには映し出されていて、
私も傍らから観察していましたが、その写真の出来は上出来でした。
それぞれの関係性を踏まえた完成度の高い作品なのです。
(美人さんの写真は私が購入したい位でした(変態ですね、すみません))

つまり当たり前のことなのですが、
パーソナルな部分への対処が的確なのです。

お花にはこの時しかない特別感があります。
そして、そこに訪れた記憶はデジタルデータという形で眠ったままではもったいない、
ひとつのカタチとして実在するもの、わたし(たち)だけのために用意してもらえたことは、
消費者にとって最高の産物なのかなと思います。
営業トークもその部分を巧みに掘って、気持ちよく思い出をカタチにして
持ち帰ってもらっているのです。


この光景をみて、このように感じながら
様々な会社の取り組みが頭に浮かんできました。

今更ではありますが、いきなりステーキがオーダーカットを取り入れ、
あなたのために切り、あなたのために焼きます、というサービスも
パーソナルな部分へ切り込んだサービスだと思います。
多くの外食がその手間を省き、きっちり定量でマニュアルに沿った対応をして、
画一的なサービスこそが安心感という常識があったわけです。
しかしその逆をいき、敢えて手間をかけて特別感を演出したわけです。

最近カンブリア宮殿で紹介されていて、
投資家界隈でも人気化しているビジョナリーもその道を行っている気がします。
眼に関する根源的な課題や対策を踏まえて本質的な眼鏡の役割について、
正しくパーソナルな状況にフィットさせて対応しているようです。
JINSのように大量生産、大量販売で敢えてパーソナルな部分に目を瞑り、
商品や販促に注力をしているわけですが、その戦略とは逆を行っています。

他にもこういったパーソナルな部分への対応力で勝負をしている会社は、
やはり見どころがあるなーと感じます。


そもそも日本企業の得意技といえば合理化ですね。
トヨタのカイゼン活動に代表されるように、
品質やコストを徹底的に磨き、無駄を省き、
それを大量生産で規模メリットを活かして展開します。
そしてそのスキルを標準化して横展開を計ることで、
更なる製品開発を進めていくわけです。
このようにして日本の製造業は世界でも競争力を備えてきたという理解です。

このプロセスではもちろん個のニーズの把握や
それを集積してマーケット分析をしていくことにも努力はしているはずですが、
日系企業はそれがどちらかというと苦手なのではないかと考えています。
(ですから、それに対応できるソリューション企業に光があたっていますね)


現在は世界的にもAIとか傾向分析をして機械的に先手をうつ、
CRMの先をいくような技術進歩が激しいわけですが、
そういった先駆的な技術ドリブンで遂行していくことはもちろん不可欠でしょうが、
それだけではなく人間が敢えて介在することで
パーソナルな領域で満足度を高められる活動を応援したいなと思うのです。


ただ、この考えは株式投資という側面でみると、
必ずしも利益が極大化するわけではありません。
技術ドリブンで先を行く方が革新性が高く、
変化もより顕著で早期化される要素が強いこともあり、
いわゆるビックチェンジが起こりがちだと思います。
ですから、敢えて手間をかけて場合によってはコストも我慢しながら投下していく場合、
緩慢になる可能性も高いわけですから、
長期投資として、また自分の応援したいという色がより強く
のんびりやっていくスタンスでは許されるでしょうが、
そうではない場合、敢えて見るべき観点ではないのかもしれません。


保有株に翻ってみますと、
サンセイランディックや日本管理センターもオーナーや地権者など、
個々への対処に重きを置いていますが、もう少しパーソナルなものがあるといいです。

ルネサンスは個々にカルテをもとにトレーナーがついてやっていますが、
これには相当の手間がかかります。
パーソナルな対応に意気込みはありますが、
実際、現場では理想とかけ離れた未熟な運用も散見されるようですから、
この辺りをむしろ徹底して、あの写真屋のように振る舞って欲しいなと思うのです。
もちろん、それにより減益とか受け入れる覚悟もないといけないわけですが、
長い事業に投資するというのはそういうことなのかなと思うのです。
来期に大化けをするような銘柄探しが、
いち早く資産を築き、周りから崇められることにもなるかもしれませんし、
結果が全ての投資の中では言い訳のように聞こえるかもしれませんが、
しかしそういう事なのかなと改めて思ったのです。

ステップも集団指導を志向していますが、
教師のきめ細かさやチューターの立ち振る舞いなど、
個人の能力などに配慮をしていますし、
なにより塾の都合で志望を歪めるようなことを絶対しないという姿勢など、
やはり個に寄り添っているなと感じています。

もちろん、東鉄工業や丸和運輸機関のように、
B2Cビジネスの場合にはなかなかこれを実感する機会が少ないですが、
例えば従業員への対応や意識などからも垣間見ることが出来るかもしれません。



相変わらず、儲かりそうにない話ばかり連ねていますが、
こんなことを考えながら、あぁいい会社だなと思う会社に寄り添いながら、
マイペースにやっていきたいと思います。


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1.パフォーマンス
まるのんPFは年初来で +1.1% となりました。
前週比は ▲0.6% で推移しました。

20180420_パフォーマンス推移表


年初来0%近傍をずっと地に張っています。
ですが、大きく年初来マイナスに突入するわけでもなく、
なんだか不思議な感じですね。
自分が相場に向き合う姿勢を試されているような気がしてなりません(笑)。



2.全体所感

主体別投資動向を見ると、
海外勢の大きな売りから少し買い戻しが入っているようですね。
日経平均など大型株が底堅く、
一方で中小型銘柄が弱いという展開が続いています。
マザーズは特にチャート面からもよろしくないという声も聞こえてきます。
(私にはチャートはよくわからないのですが・・・)
いずれにせよ、全体として弱気に傾きつつある中で、
こういう時だからこそリスク取るんだよと意気揚々としている方もおられるでしょう。
そもそもストレージ銘柄など材料やテーマがある銘柄の一角がとても強いわけで、
引き続き、そういう個別を持っているか否かで
足元の明暗が分かれている展開かと思います。
もちろん、私は「暗」の方にカテゴライズされているわけですがね(笑)。

それから、政局が相変わらずへどが出るような体たらくです。
外交面では日米はなんとか無難に乗り切った印象ですが、
今後、輸出企業への影響は特に注意が必要かなと思います。
実際のところの落としどころもわかりませんし、
少なくても、選挙までまだ波乱含みなのかなと思います。

朝鮮半島を巡る動向は今後大きく動いてきそうですが、
どうなるか全くわかりません。
株式相場にどう影響をするかなんてそれこそわかりません。

ただ、内政でやれ辞めろだとか、外遊にいくのは許さん、
審議拒否だとか、本当にゲンナリするわけです。
これは株式相場への影響云々以前に、今後の国益を考えた時に、
本当にこんなことでよいのか、根本的な懸念を抱いてしまいます。


3.ポートフォリオ

本日時点のポートフォリオ内訳は以下の通りです。

20180420_ポートフォリオ内訳

今週はトーカイの買い増しが約定しました。
それに加えて細かな値動きによって、
トーカイと東鉄工業が保有比率5%をぎりぎり超えてきました。
別に5%に何か意味があるわけではないのですが、
やはり一定の区切りとしては意識します。

実は、両社共にまた私の中ではイレギュラーな選択で、
恐らく違和感を抱かれている読者の方も多いと思います。
(全ての銘柄に違和感があるかもしれませんが(笑))
しかもまだ銘柄分析記事をUPしていません。
もちろん手元では作っていますが、
いずれも目先大きな変化がありそうですので、
それを踏まえてより誤解のない形にして記事をUPしたいと思っています。

とはいえ、準主力の比率まできているため簡単に触れておきます。
まずトーカイについては、
東証IRで最終的な感触を得て購入を決めました。 →こちらの記事の中段参照。
本来は報酬改定のネガティブ影響を受ける来期予想をみてから、
とも思っていたわけですが、あまりタイミングをみるのもイマイチというのと、
ちょうど権利確定があったこともあり、
機会があれば株主総会に出たいと思ったことも買付をした動機です。
いずれにせよ、来期にどれだけの減益になるのか、
そこで改めて今後を見通してみて対処を決めていきたいと思います。

東鉄工業は今後のJRの投資環境を踏まえて長期的に見て有望と思いました。
かつ、保守作業も多く、インフラを支えている意味である程度の安定性もあります。
IR照会で細かな点もフォローしていますが、
残念ながら建設業界は原材料や人件費の高騰、
更に同社は新たなセグメントの工事受注も進めており、
足元で下方修正リスクもあります。そういった面を承知で買っています。
実際、チラホラ同業界で下方修正が目に留まります。
というわけでタイミングとしてもあまりよくない気もしますが、まぁいいです。



保有銘柄の週間騰落は以下の通りです。
20180420_保有銘柄一覧(週間騰落)


ソーシャルワイヤーは相変わらず騰落が大きいですね。
これ、うまくやれば相当儲かるのではとか思ってしまいますけど、
結局のところ、うまくやれないんですよね。




保有銘柄の各指標は以下の通りです。

20180420_保有銘柄一覧(指標)


特に変わり映えしないですね。
決算通過してどうなるかなという感じですかね。



4.個別銘柄トピックス

保有銘柄の中で、
個別にトピックスがある銘柄について、
コメントを残しています。


■日本管理センター
取締役4人に対して自己株処分のリリースが出ていますね。
元々株主総会を経て決議されたものですから、
それが実行されたということで、別に新しい話ではありません。
粛々と事業を進めている事と思いますので、
頑張って経営してもらって会社をよりよく導いてもらえればいいですね。

■東鉄工業
線路海外事業部長へ新任の人事が出ています。昇格ですかね。
そういえば、海外の線路のメンテナンスってどうなっているのかなと
考えるきっかけになりました。
日本の鉄道インフラの輸出における競争優位性のひとつに、
事故率の低い高い安全性を備えたオペレーションが挙げられます。
ITインフラも含んでのことですが、そもそも安全性の根源は
やはり線路のメンテナンスですからね。
どれ位のマーケットがあるのかもよくわかりませんし、
事業機会と見ることが出来るものなのかもそもそもまだ理解が浅いですが、
今後IR照会などで勉強していきたいと思います。

■丸和運輸期間
生協の物流を手掛ける事業を子会社を新設し、事業を独立させるようです。
経営判断のスピードなどの理由が挙げられていますが、
要するにそれなりの規模になって、会社として独立させて、
スピーディーさを備えた方が良いという判断でしょう。
つまりそれだけ規模感も出てきたという面では良い傾向だと思います。
早くアマゾンの件、ゲロってくれないかなと(笑)。

■シュッピン
日本カメラという雑誌がありますが、
その誌面でマップカメラアプリが紹介されるようです。
というか、最近メディア露出が増えてきたように思います。
同社側から働きかけているのか、認知度が上がってきた中で、
先方から声がかかっているのかわかりませんが、
こういう機会が増えてくると、益々認知度が上がり、
良いスパイラルに入ってくるといいなと思います。
特にカメラ界隈って雑誌もいくつかメジャーなものがありますが、
そんなに多くはないですし、メディア戦略は案外やりやすいかもしれません。


5.資産状況

資産の状況は以下の通りです。
20180420_資産残高推移表


しがない資産推移ですが、我慢ですね。



6.雑記

株価というのは、その時その時で合理的ではない動きします。
しかし、それが合理的でないからと傍観しているだけでは、
なかなか儲けの波には乗れませんね。
だからそんな非合理的な動きもそれはそういうものと認識して、
自分のポリシーも柔軟に変化させて対応することが、
とても大事なことだと多くの人が思っていて、
実際敏腕さんはそういう変化を楽しみながら、
資産を形成されているようにみえてます。
(実際のところはよくわからないのですがね)

今週はパルマというストレージを扱う銘柄が、
日本郵政との提携のような形となることで、
資本も入るということで連続ストップ高となってお祭りになっています。

私はパルマが上場した時に、親会社であるディアライフとの関係性が、
そもそもなぜパルマとして上場したのかとか、
根本的なことが理解出来ず、その他にも色々検討こそしたものの、
買い付けには至りませんでした。

そういう判断を下すプロセスを経ているので、
べつに取れなかった~反省して次は取る、なんて意味のない振り返りはしませんが、
株価がその後どういう形で推移するのは非常に興味を持っています。

冷静になって同社のEPSが急伸するとも思えませんし、
いくら郵政Gとのシナジーがあったとしても、
実際には業界内の競争もありますし、
そもそもの実需という面から考えても、
過度な禁物も出来ないと考えています。

しかし、連続ストップ高を演出して、
少なくても業績面からのバリュエーションからみると、
なかなか説明しにくい領域になってきています。

もちろん、前述の通り、そういう説明がつかない中でも、
モメンタムなんていって勢いでいくところまでいくんですよね。
そして握力強くそれを握っていると、爆益が待っているというわけですよね。

私のような堅物が、馬鹿らしいと眉をひそめても、
実際にそれで儲ける人はいるわけです。
(短期はゼロサムなので、結局その裏には損する人もいるわけですがね)

そんな時、私は私のやり方でマイペースにやるからいいんだと、
真に思えるかどうかが試されているような気がしています。

誤解のないように言っておきますが、
こんな堅物になるより、フレキシブルに対応していけるなら、
その方が良いようにも思っています。
私は自分の性格やそもそもの投資スタイルやバックグランドなどから、
敢えて堅物の道を進むつもりなだけです。
まぁそういう道しかいけない未熟者ということでもありますがね(笑)。


私の周りには活躍されている投資家さんが多いので、
余計に色々試行錯誤したりチャレンジされたりして刺激にもなりますが、
とはいえ、自分の身丈に合った形でマイペースにやっていきたいなと思っています。



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